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初めは休みの日のネトマだった… ウチはまだまだ麻雀が弱いから練習せなあかんのや ・ ・ ・ toki:kyotaroって強いんやな、ウチはまだまだやな kyotaro:ありがとう、tokiもいい打ち方してたよ toki:お世辞はいいねん…ウチが弱いのはわかっとるから kyotaro:お世辞じゃないよ、本当だよ 最初はただのお世辞かと思っていた…でも言われて気恥ずかしさもあったから それから何度か一緒にネトマをすることになったんや… toki:そういえばkyotaroってウチと年齢一緒なんやね kyotaro:あぁそうだよ、今年高校受験だ toki:ふ~ん、どこに住んでんのや?ウチは大阪やけど kyotaro:おぉ偶然ってあるんだな俺も大阪だよ! 偶然ってあるもんなんやな、ネットで知り合った友達が以外に近かったなんて ウチは病弱やから、友達もあんまり出来へん…だからだろうか… toki:そうなんか!?びっくりや、試しに会ってみんか? 書いた後に後悔した…ネットだけの関係で行き成り会ってみようなんてマナー違反やろ… もしかしたら引かれるかもしれへん…そう思ってたら… kyotaro:う~ん…そうだな、別にいいぜ、tokiとは本物で麻雀やってみたかったし よかった…引かれていなかった、でも行き成り会うことに決まってしまった、どうしよう あっちは男の子って聞いたし…それにウチそんなおしゃれな服なんてないし… ―そして― 怜「(うぅ…ウチ変な格好じゃないやろか…一応竜華に見つくろってもらったやけど…)」 竜華「なに心配してんねん、大丈夫やって」 怜「でも~」 ウチ一人じゃ心配だからってことで竜華にもついてきてもらったんやけど…大丈夫やろか 一応あっちにも二人で待ってるって言っといたんやけど… ??「あの、もしかして怜さんですか?」 怜「ひゃい!?」 京太郎「えっと、kyotaroです、tokiさんであってますか?」 竜華「あんたがkyotaroか?えらい背高いんやな~」 京太郎「あ、どうも竜華さんですね、須賀京太郎です、よろしく」 竜華「清水谷竜華や、んでこっちで縮こまってるのが園城寺怜、よろしくな」 怜「よよよ、よろしくお願いします」手をだす 京太郎「あぁよろしく、今日は楽しもうな」手を握り 怜「う、うん!」 竜華「んじゃ、はよ雀荘に行こうか」 それから近くの雀荘で何度か麻雀を打った、須賀君はやっぱり本物でも強かった…なんて言うか 全部見透かされているような打ちかたをしてくる感じやった… 怜「うぅホンマ須賀君はつよいなぁ…なんでなん?」 京太郎「なんでって言われてもな…師匠が良かったってことで」 竜華「師匠?もしかしてプロとか?」 京太郎「あぁ名前は迷惑かけちゃうから言えないけど、親戚なんだ」 怜「ほえ~英才教育ってやつやんな」 京太郎「そんなものじゃないよ、何回も飛ばされ続けたからね」アハハ 竜華「はは、でもそのおかげでこんな守りが固いんやな」 京太郎「もう飛ばされるのは勘弁だからな」 怜「よし、もう一回や、次は負けへんで!」 この出会いからも何度か会うことになった…受験もあるけど、気分転換ということで 親も許してくれたし、それになんだか須賀君と会うことが楽しみになってきたんや 怜「なぁ京太郎って高校どこにするんや?」 京太郎「高校?あぁ千里山だよそこに前いった親戚が監督してるんだよ」 怜「千里山!?ウチの志望校と一緒やん!」 京太郎「まじかよ!?前もそうだけど運命ってやつかね」 怜「そやな~なんか偶然って続くもんなんやな」 京太郎「はは、つまり1年後は同級生ってことか、よろしくな、怜」 怜「まだ気が早いんよ、まぁそれでも楽しみやな」 京太郎「そうだな、俺も楽しみだよ」 なんでやろう、京太郎と同じ高校に行けると思うと胸がぽかぽかしてくる まずい顔がにやけてしまう、本当になんでなんや… まぁでも本当に…楽しみやな高校生活♪ カンッ

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