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白糸台は衰退しました 高校を卒業してプロになってから早くも十年近くたったある日、母校で教師をしている菫に頼まれたのがきっかけでわたしはまたここに来ることになりました 菫「助かったよ照、お前が部員の指導を引き受けてくれて」 照「別にいい、わたしも母校が県予選で敗退しているって聞いて少しモヤモヤしていたから」 菫「意外だな、お前がそういうのを気にするなんて」 この女、相変わらず失礼ですね 菫「そういえば後ろの彼はいつ紹介してくれるんだ?」 そう言ってわたし達の後ろを歩く彼に視線を投げる 照「彼はわたしの助手の須賀京太郎、2年ぐらい前から色々手伝って貰っている」 わたしの紹介に合わせて軽く頭を下げる京太郎、一応ここに来る前にわたしが言ったことを守っているようだ 菫「助手?いつの間にそんなものを、っていうか初耳なんだが...」 照「前に助手を雇うって話しをしたと思ったけど」 菫「それが男だなんて聞いていない、お前まさか一人だけリア充になるつもりか」 照「何のことかわからない、わたしは公私共にサポートしてくれる人を雇っただけ」 もちろん彼を選んだのは菫の言う通り未来の旦那様候補としてって意味もあります、アラフォールートはイヤなのです 菫「なぁ京太郎君今日の夜に」 照「ついた、ここが麻雀部の部室」 菫が京太郎に何かを言おうとしているのを遮り、部室到着を京太郎に教えてそのままわたしの身だしなみを整えてもらう、部室の中はいったいどんな感じなのか少し楽しみだ 打ち切りエンド

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