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京太郎「俺がギャルゲー主人公……ないな」小ネタ62」(2014/04/27 (日) 23:38:59) の最新版変更点

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バレンタイン前日……清澄高校麻雀部部室 京太郎「今日一日分の感謝を込めて綺麗にしてやらないと……」(フキフキ 久「お邪魔ー……って、須賀君なにやってんの?」 京太郎「あ、元部長。なにって、卓の掃除と軽いメンテに決まってるじゃないですか」 久「いや、それは見ればわかるんだけど……。すごく恍惚とした顔で自動卓バラしてる人がいたら、誰だってなにしてるのか聞くでしょ?つか、自動卓バラして大丈夫なの!?」 京太郎「安心してください、俺の自動卓メンテテクはハギヨシさん仕込みです!」 久「龍門渕さんとこの執事さんってなんでもできるのねー……」 京太郎「羨ましい限りです」(カチャカチャ 久「いや、須賀君も十分ハイスペックだと思うけど」 京太郎「ハギヨシさんに比べたらまだまだ。俺には、配牌の時点で和了できるような仕込みはできないですし」 久「いや、すんな!っていうか、あの執事さん本気で何者なの!?」 京太郎「何者なんでしょーねー……よーし、おしまい」 久「お、お疲れー」 京太郎「そういえばなんか用事でもあったんですか、元部長。染谷先輩とか咲なら、もう帰っちゃってますけど」 久「ええ?あー、まあ、うん、知ってる知ってる。でも大丈夫、今日用事あるのは須賀君だから」 京太郎「へ?俺すか」 久「そそ。いちおー確認しとくけど、今日なんの日か知ってるよね?」 京太郎「……バレンタインですよね?」 久「即答されるとなんか反応に困るんだけど、正解ー」 京太郎「あ、よかった当たった。元部長のことだから、もっと別の答えを求められているのかと思いました」 久「アハハ、いくら私でもこーいう日にそんなボケは求めないわよ」 京太郎「なるほどー」 久「……と、とりあえず須賀君、手出して」 京太郎「こうすか?」 久「――――ん」(ポス 京太郎「なんすかコレ。やけにファンシーな包みですけど、中になに入ってるんですか?」 久「いや、チョコに決まってるじゃない。この流れで黒糖とか渡すよーなタイプに見える?」 京太郎「…………実は少し」 久「よーし、須賀君ちょっとそこのロッカーの中で頭冷やそうか!」(ガッ 京太郎「ワ、ワハハ、冗談ですってば、冗談……!」 久「まったく、傷つくわー。私にしては珍しく素直に、チョコをプレゼントしてあげたっていうのに」(ムスッ 京太郎「おー、それはレアですね」 久「オイ。他の感想はないの、他の感想は」(ジトー 京太郎「…………元部長的にどーいう言葉が聞けると満足ですか?」(ニコリ 久「ふぇっ!?ど、どーいうって……それは、ホラ、アレよ……普通に嬉しいですとか、えっと――――よ」(ゴニョゴニョ 京太郎「すみません、ちょっと聞こえないです」(ニコニコ 久「だ、だから――――っ、い、いいわ、そっちがその気ならハッキリ言ってあげるわよ!」 京太郎「お願いしまっす!」 久「いい、須賀君?私は――――――――!」 ロッカー『出番はまだか……』 久編……カンッ!

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