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京太郎「俺がギャルゲー主人公……ないな」小ネタ57」(2014/04/27 (日) 23:36:24) の最新版変更点

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十半荘目…… 和「ロン。2000」 京太郎「はい」 和「ツモ。2000オール」 京太郎「はい」 玄「は、はい」 宥「はい……」 和「ポン…………ツモ――――チー……ロン――――ロン――――ツモ!」 宥「の、和ちゃんの勢いが止まらないよぅ……」 玄「こ、この高速和了……憧ちゃんみたい……ううん、それ以上かも」 和(大きな打点での和了りを得意とする須賀君や玄さん、宥さんを同時に相手取って勝つには―――!) 京太郎「走ってるなー。でも、そんな風に細かく刻んだところで……役満一回和了られたらひっくり返るぜ?」 和「……この最後の対局、オーラスまで誰にも和了らせるつもりはありません」(ドン! 京太郎「フフ……それこそ、そんなオカルトあり得ません、だ」 和「…………いきますよ、須賀君」 京太郎「――――」(ざわ… 和(オーラス……ありえないことですが、須賀君はまた役満聴牌の気配。これで三度目……三度目の正直、ということですか) 京太郎「…………」 和(確かに役満が出れば私をまくれます。ですが、国士、大三元、緑一色、清老頭、そして九蓮に必要な牌は全て河に出ていて……) 玄「……カン!」 宥「わわ、ド、ドラ4がドラ8になっちゃった……」 玄「フフフ、王牌の声を聞いたからこそのカンだよっ!」 和(非常にオカルトなことを言っていますが、それはさておき、これで四槓子もなし。となると、残るは……四暗刻) 京太郎「リーチ」 打:北 和(ここで一枚切れの北……。恐らく単騎待ちを張り替えてのリーチ……!) 和「……!」 ツモ:7萬 和(これは……暗刻になっていた七萬の四枚目を引くなんて、偶然にしてはよく出来ていますね。とりあえず四巡、これで凌いで……) 打:7萬 京太郎「……うん、そいつだ」 和「――――え……?」 京太郎「ロン」 6666888萬222筒777索7萬 リーチ一発断ヤオ三暗刻…… 和「六萬をカンせずに七萬の穴待ち……!?で、でも、これでは満貫8000止まり……!役満でないと私をまくれないのに、どうして……」 京太郎「……まだ、まだわからないさ。この――――裏ドラを捲るまでは」 和「な……まさか裏を八枚乗せる気ですか!?そんなオカルトあり得ません……!」 京太郎「オカルトかどうかは……!」 玄「う、裏ドラ表示牌が五萬……裏ドラが4枚……!」 宥「く、玄ちゃんがいるのに……どうして」 京太郎「当然じゃないですか……裏ドラは、リーチをかけた人にしか微笑まないんだから……!」 和「も、もしもう一枚の裏ドラ表示牌が五萬だったら……!」 京太郎「文句なしの数え役満……トータルポイントで逆転だ……!」 和「…………!!」 穏乃「そ、それでそれで、結果はどーなったの!?」 玄「裏は乗るには乗ったけど、表示牌が六索で裏ドラ七枚止まりの三倍満。惜しくも和ちゃんのトータルポイントには届かずだったよー」 憧「まず裏ドラ七枚乗せてる時点で訳わっかんないんだけど……」 灼「もう二つ名は自重しない火力でいいんじゃ……」 穏乃「そっかー、惜しかったなー京太郎」 憧「んで?負けたら何でも言うこと聞くって話になったんでしょ。和、なにを命令したの?」 玄「うふふ、えっとねー」 和「そ、それじゃあ……い、いきますよ……!」 京太郎「おー……」 和「須賀く……じゃなかった、きょ、きょ……きょー…………くん」 京太郎「え、なに、聞こえないです原村さん」 和「ぅく……きょ、きょぅ…………くんっ」 京太郎「……なあ和ー、無理すんなって」 和「い、いいえ、イヤです。須賀か……きょ、きょ…………ぅくんもいいって言ったじゃないですか!」 京太郎「名前呼びにするだけでどーしてそんなに苦難するんだよ……」 和「わ、私にも心の準備というのが必要なんです。長野に帰って、みんなの前で名前を呼ぶための覚悟といいますか……」 京太郎「……ま、気長に待たせてもらうよ、和」 和「と、当然です。須が……きょ、京太郎、君……」 京太郎「ノンノン、もっと!愛を込めて!」(パピ★ヨン 和「ふぁっ!?」 穏乃「まだまだ当分、時間かかりそうだねー」 憧「京太郎の奴、何気にわかってて楽しんでるっぽいわね……。鬼畜なのは麻雀だけじゃなくなったのか、あのバカ」 灼「もっと力業でズドンしちゃえばいいのに……」 玄「灼ちゃん、それは和ちゃんであって和ちゃんじゃない人の特技だと思うよ……」

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