「京太郎「俺がギャルゲー主人公……ないな」小ネタ30」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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透華「長々と続いた戦いもこれで決着ですわ……!」
怜「ここまで来たからには負けへんよ……」
憩「番外編レギュラーとしてここは負けられないところやね」
恭子「なんとか生き残れたのはいいけど……大阪率高いね、ここ」
恒子「またまた始まりました、麻雀どうでしょう!これまでのあらすじ――なんやかんやして、一つの場所に少女達が集まって、やいのやいのと争いを始めた!」
健夜「だから私、テレビってきらい……」
京太郎「どうしてこうなった……?」
事の発端は、長野ローカル局内企画会議室にて会議中、突然立ち上がった恒子アナウンサーのこの一言――
恒子「そだ、今度の麻雀どうでしょうなんだけど、いつものまどでしょ(※麻雀どうでしょうの略)メンバーに新人さん一人プラスしてやろう!」
健夜「…………こーこちゃん?」
京太郎「…………コックリ……コックリ……うぁ?」
時刻は夜の二時。
既に彼女にまともな判断力が残っているはずもなかった!
健夜「いつものことだと思う……」
京太郎「俺も……そう思いま……グゥ……」
健夜「あ、えっと、眠いなら寝てていいよ?ここ朝まで借りられるみたいだし……寒くない?毛布持ってこようか?」
京太郎「すみません……」(ショボショボ
健夜「フフ……」(苦笑
恒子「さすがアラフォー、やることが汚い!年下の子に包容力でアピールとか、さすが汚い!」
健夜「だから、アラサーだよ!うぅ……人に優しくしても罵られるこんな世の中……」
京太郎「ぐぅ……すが、ぐぅ…………」
恒子「とりあえず師匠は寝ちゃってるし、いつも通り事後承諾でいいとして……」
健夜「そこはちゃんと意見を聞いてあげようよ……」
恒子「だが断る!!」
後に師匠こと京太郎に問い詰められた彼女は名言を生み出す……!
京太郎「なんでこんなことしたんすか?なんでこんなことしたんすか!?」
恒子「私は須賀君、良かれと思ってやってんのよ、少しでも盛り上がればと思って言ってんのよ」
京太郎「さ、最低だこの人!?」
事の発端はやはりというか、福与恒子。
京太郎「そんで……新しくロケやるのはいいとして……いや、全然よくないんですけど。正直、俺は抜きでやってほしいんですけど……」
学生の本分を見失いそうな京太郎、悲しく訴える……が、ダメ。
健夜「に、逃がさないから……」(震え声)
京太郎「こ、小鍛治プロ……まさかここで裏切るんですか……!?」(ざわ……
健夜「ゴメンね……一人よりも二人の方が、いざって時にこーこちゃんを抑えられるから……」
京太郎「そ、それを言われると辛い……」
恒子「なにやら不穏な密談が交わされてますけど……案ずるな高校生!あとついでにアラフォー」
健夜「だからアラサー……!」
京太郎「お、落ち着いて、小鍛治プロ、落ち着いて。そうやって過剰に反応するから、いつまでも同じネタを――」
恒子「それじゃー、今回のお題発表いってみよーかー」
恒子「今回は――――コレ、『美味しいイベントは麻雀の強さこそが物を言う?長野の自然満喫のキャンプ』だー!」
恒子「内容はまー、いつも通りあれやこれや決めるのは麻雀でどうでしょ、でー」(だるい……
京健(それでいいのか本職……)
――そうして再度、動き出した麻雀どうでしょう。
学校の試験期間ということで(運良く)不参加となった莉子ちゃんを除く、須賀師匠・すこやん・こーこちゃん一行加わったのは以下の四人。
透華(つ、ついに来ましたわ……!旅行、京太郎とテレビ番組というお題目掲げての旅行……!)(フルフル
怜「うーん、酔い止めの飴ちゃんにハンカチ、ティッシュ……あと枕」(ワクワク
憩「気分悪くなったらうちに言うてくださいねー♪」(ルンルン
恭子(まさか、監督が勝手に応募しとったなんて………………い、いや、別に嫌やあらへんけど)(テレッ……
恒子「人選はG.S(グレートスピリッツ)の導きのままに!」
京太郎「すげえ裏があるとしか思えないんですけど……」
恒子「ある程度、出番とイベント確約されてるキャラ限定だもん、そりゃーこうなりますよ」
健夜「が、がんばろう、諦めたらそこで企画は終了だよ……」
恒子「あ、ちなみに言い忘れてたけど、部屋割りからお風呂の組合せまでとことん麻雀で決めるから、そこんとこよろしく」
一同「え……?」
健夜「ちょちょちょっとこーこちゃん!?それって下手したら須賀君とこの子達で一緒の部屋とか、お、お風呂もあり得るってことじゃ……!?」
恒子「まーまー、大丈夫、大丈夫。例え須賀師匠が押し倒されても、編集すりゃどうでもなるもん!」(バッチコーイ!
京太郎「アレッ、俺が狩られる側!?」
透華「そ、そんなはしたない真似……オホホ」(真っ赤
怜「私、激しい運動はお医者さんに止められとるし……コホンコホンッ」(ポッ
憩「アハハ……さすかに、ねえ?」(テレッ
恭子「………………クスッ」(病み……病み……
透怜憩「!?」
恒子「――――そして少女達の修羅場が始まる!」
京太郎「ちょっと黙ってろ、あんた!!」
健夜「し、師匠、落ち着いてー!」
恒子「ハイハイ、ビデオの録画時間は有限だからサクサクいくよー」
恒子「今日の宿泊予定地はここの山頂にあるから、そこまで徒歩で移動します!」
――そして、途中ギブアップした怜を以前(現在の価値に換算して2スレ前である)と同じ様に須賀師匠がエスコートし、道中メンバーの空気を険悪なものにしながらも山頂に到達。
そこで一同を待っていたのは――――ただただだだっ広い広場。
京太郎「……小鍛治プロ、俺すごくいやな予感がします」
健夜「き、奇遇だね須賀師匠……私もだよ……」
恒子「それじゃ…………今日はここをキャンプ地とします!」
京太郎「聞いてねー……」
健夜「一度、腹を割って話し合おうよこーこちゃん……」
恒子「はーい、ここで登場、麻雀どうでしょう謹製どこでも雀卓ー!」(テケテテンッ!
京太郎「出たよ……」
健夜「出ちゃったね……」
透華「こ、これが噂の……」
怜「おおー、久しぶりに見たなー」
恭子「大阪食い倒れの旅で大活躍してたよね……」
憩「べ、別の意味で思い出したくないかなー……その、体重的な意味で」(ボソッ
怜恭「………………アァ」(遠い目
透華「…………どうせ私は一度もまどでしょに参加してませんわよ。のけ者ですわ……」(イジ……イジ……
京太郎「そ、そんなにいじけないでくださいよ……ほ、ほら、こうして今日は一緒にキャンプできるんですし!やったじゃないですか、俺は透華さんがいてくれて嬉しいですよ!?」
透華「……そ、そ…………そこまで言われたら仕方ありませんわね!京太郎、このキャンプ一生ものの思い出にしますわよ!」(龍門渕透華、歓喜っ……!
怜恭憩「………………」(モヤ……モヤ……
恒子「こうして不用意に火種を撒いた須賀師匠……。彼の身に不幸な事件が襲いかかること、この時はまだ、誰も知らなかったのだ……」
健夜「ナレーションしてないで、早くお題発表しようよ……」
恒子「じゃあ、勝負の目的は『京ちゃん割り』でー!」
京太郎「え」
健夜「え」
透華「京太郎……なんですの?」
恒子「だからー、京太郎割りだってば、京太郎割り」
京太郎「え、なにそれ怖いんですけど……」
怜「京ちゃん割りって何するんやろな?」
憩「うーん、こっちに聞かれても困るなあ……京太郎君バラバラにする――」
恭子「じゃ、じゃあ、私は胸――」
憩「なーんて意味じゃないやろし」
恭子「え?」
一同「――――えっ」
京太郎(す、末原さん……なんかウットリした顔で胸希望してた……?いやいや、そんなまさか……)
恭子「ち、違うよ?須賀君のどこにひっついてええかの割り当てすんやったら、私は胸がいいってことで……」(アタフタ
健夜「す、須賀師匠、な、何か一言……!」
京太郎「――――そっとしておこう!」
恒子「な、なんかさすがの私でも耳を疑っちゃう告白を聞いた気がするけど……須賀師匠を自由にできる時間割りを決定するための対局、スターット!!」
京太郎「あっ!?止める機会を見つけ損ねた……!」
健夜「もう諦めた方がよさそうだよ、師匠……」
透華「前から一度、教えて差し上げたかったのです……この中で私こそが本流だと!」(治水!
怜「せめて奥義で葬ったるよー……」(トリプル!
憩「全国個人戦二位……お相手しますー」(小宇宙!
恭子「凡人がどこまでやれるか……試させてもらうで」(えっと…………スパッツ?
恒子「そして時間は冒頭へ!」
京太郎「メタに走った……!」
健夜「決着つくのかなー、この子達の勝負……」
終わり