「京太郎「ときめきとメモリアルに満ちた高校生活?」小ネタ4」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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~咲ちゃんの場合~
照「……いた、咲」
咲「あ、お姉ちゃん。やっと会えたよ……どこにいってたの?」
照「ん、知り合いに挨拶回りしてた」
咲「うちの学校の人も結構来てるもんね、今日のクリスマスパーティー。お疲れ様」
照「ありがとう。……そういえば、さっき京ちゃんに会った」
咲「お姉ちゃんも?私も少し前に京ちゃんにあったよ」
照「そっか、それじゃ咲ももらったんだ。クリスマスプレゼント」
咲「……えっ?」
照「プレゼント交換があるし、まさかもらえるとは思ってなかったけど……嬉しいものだよね」
咲「……」
照「咲?……咲。どうかした?」
咲「えっ?な、なんでもないよ?」
照「そういえば……咲はプレゼント持ってないみたいだけど、どうしたの?」
咲「あ、えっと、その……実は……」
照「……もしかして、咲」
咲「う、ううん!あのね、私はコートとか預かってくれたところにお願いしてきちゃったんだ」
咲「小さくても持ち歩くのは大変だし、もらった物を失くしちゃったりしたら悪いからさ」
照「……なるほど、それはいい考えだね。私も預けに行こうかな」
咲「うんうん、そうしたらいいと思うよ。私はここで待ってるから行っておいでよ、ね?」
照「わかった、そうする……じゃあ、ちゃんとここで待っててね」
咲「行ってらっしゃい、お姉ちゃん。また後でね」
咲(……。クリスマスプレゼント、か)
咲(京ちゃん、私には何も言ってくれなかったよね。お姉ちゃんだけに用意してきたから、なのかな)
咲(あーあ、せっかくのクリスマスパーティーなのに……なんか寂しいよ)
~のどっちの場合~
和「憧、玄さん。メリークリスマスです」
憧「ああ、和じゃない。メリークリスマス」
玄「メリークリスマスなのです、和ちゃん」
和「あら?その手に持っているの……2人でプレゼントの交換でもしていたんですか?」
憧「ううん、違うわよ。ちょうど今、その話題で盛り上がってたところなのよ」
玄「そうなんだ。なんと、同じ男の子からプレゼントをもらってたんだよ!」
和「そうなんですか?それはまた、随分とマメな男性なんですね」
憧「生徒会所属のヤツだから、和も知ってるんじゃない?須賀って言うんだけど」
和「……え?須賀君、ですか?」
玄「うん、そうだけど。和ちゃん、どうかした?」
和「あ、い、いいえ。なんでもないです。ところで、お2人は須賀君とはそれなりに仲良く……?」
憧「まあ、ね。同じクラスで一緒にクラス委員してるし」
玄「私は野球部の後輩さんだからね。でも、1年生の中じゃ一番お話することが多い子かも」
和「……そうですか。あの、では私、そろそろ行きますね。用事を思い出したので……」
憧「ああ、そうだった。あたしもシズを探しに行かないと」
玄「私も憧ちゃんと一緒に行こうかな?穏乃ちゃんに会いたいし。それじゃまたね、和ちゃん」
和「はい、また……」
和(須賀君、さっき会った時には何もありませんでしたよね)
和(憧も玄さんも須賀君とそれなりに仲良くしていて、彼からクリスマスプレゼントを貰っていた。……別にそんなのは自由ですし、私に何かを言う権利はありません)
和(でも、それなりに仲良くしてるって思ってたのは……仲がいいって思ってたのは私だけだったんでしょうか?)