「京太郎「ときめきとメモリアルに満ちた高校生活?」小ネタ1」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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咲「はふ、今日もようやく終わったよ。2週間じゃまだまだ慣れないなぁ……」
咲「クラスの人たちとも少しずつ話せるようにはなってきたけど、京ちゃんほど気楽にってわけにはいかないし」
咲「……京ちゃんと同じクラスだったらよかったのに」
京太郎「……」
咲「あれ、京ちゃんだ……って、わわ、こっちに来るよ」
咲(何で背を向けちゃうかな、私。話しかければいいのに)
咲(でも、何か他のクラスになってから急に話しかけづらくなっちゃったんだもん)
咲(ここにいたら気づいてくれるかな?一緒に帰ろうって、声かけてくれないかな……)
京太郎「……」
咲(あ……行っちゃった。やっぱり、声かけてみればよかったかも)
咲「でも、私に気がつかなかったはずないよね……」
咲「わかりやすいところにいたし、通り過ぎるまでちょっと時間あったもん」
咲「気がつかなかったふりして、帰られちゃったってことだよね」
咲(どうしてかな。高校に入ってから、ちょっとだけ距離ができちゃった気がする)
咲(最近は部活とか、クラス委員とかで忙しそうにしてるみたいだし……)
咲(前はもっと気軽に話しかけられたし、話しかけてくれてたのにな)
咲「声、掛けて欲しかったな。せめて、じゃあなって一言だけでも欲しかったよ」
咲(そりゃ、声掛けなかった私も悪いけど。声掛けてくるのは京ちゃんの自由だけど)
咲「幼馴染で、クラスだって隣で。そんなに距離があるわけじゃないはずなのに」
咲「……本当に京ちゃんがが遠くなっちゃった気がしちゃうよ」
咲「置いてかれちゃったみたいで、寂しいよ。京ちゃん……」ギュッ