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智美「……ふぅ
掃除はこれで今朝から三度目だから大丈夫だよな…リビングよし、廊下よし、玄関よし
…私の部屋にいたっては五回も掃除に整理整頓を重ねたしな、昨夜からカウントすると八回だけど
そして親は気をきかせてくれちゃって、7時までいない…と
で、今は4時でもうすぐ来る
……あー、緊張で泣きそうだぞー
今日はせっかくの誕生日だし、あの事をお願いしてみようかなー…なんつってワハハ」
ピンポーン…
智美「き、来たのかな!……ワハハーイ」
ガチャッ
京太郎「お誕生日おめでとうございまーす!!」
智美「あ、ああ、その…ほ、本日は!わざわざお越しいたただだっきましてあり、ありが、りがとーだぞー!//」カミカミ
京太郎「いえいえ、なんてことないっすよ」
智美「そ、そそそそそそれではこ、こちらへどうぞー…!//」
京太郎「お邪魔しまーす」
………
ワハハ台所
智美「よ、よし…ここまでは何の問題もないぞー、京太郎にも好印象のはず…!
あとはこの紅茶にサッー……じゃなくて!
普通に紅茶を持っていって、さりげなくあのお願いをしてみようかな…」コポコポ
………
ワハハリビング
智美「ど、どうぞ粗茶だぞですが…!」カチャ
京太郎「すみません、誕生日の方に淹れていただいて…」
智美「ワハハ、京太郎はせっかくのお客様だから紅茶ぐらいは当然だぞー!」
京太郎「そうですか
あ、これプレゼントです……
爆○伝のグリフォンメイル、タイガー、ファルコン、ペガサスの3体」
智美「うおおおーー!!やった!!ありがとうだぞー!!これで最初の爆外○は揃ったぞー!!」ピョンピョン
京太郎「あはは、喜んでいただけて何よりですよ
今日は誕生日ですし、俺にしてほしいことがあれば何でもしますよ」
ピタ…
智美「ん?いま何でもするっていったよなー?」
京太郎「ええ、余興ならマジックやら物まねやら何でも……」
智美「じゃ、じゃあさ!へ、部屋にきてくれないか!」
京太郎「え、はい、まずは紅茶を飲んでから……」
智美「今すぐだぞー!!」グイッ
京太郎「うぉわっ!?」
………
ワハハ部屋
智美「ふぅー、ふぅー…つ、ついにこのときが…!」ハァハァ…
京太郎「智美さーん?あのー…」
智美「きょっ、京太郎!」
京太郎「はい」
智美「わ、わたしを踏めっ!」
京太郎「はい?」
智美「踏んでください!お願いします!」ドゲザッ
京太郎「は…い……え?なに?なんて?」
智美「踏んでくださいっていったんだぞー!ああ、いまこうやって床につけてる頭とかさー!早く早く!!」
京太郎「えぇっ!?ちょっと!意味わかんないですって!顔あげてくださいよ!!」
智美「踏めっていう意味なんて分かるだろー!何でもするっていったくせにー!!
私は前からずっと君に頭とかを踏んでもらう妄想にふけっていたんだ!!
だから頼む!!お願いだから!!」
京太郎「わぁ…マジかよぉ…こんな蒲原智美なんて見とうなかった…」
智美「ああぁぁー!素晴らしい!!その哀れんでいる目!
そんな軽蔑の眼差しをしている京太郎に踏まれたら一番のプレゼントだぞー!!」
京太郎「ひぇぇ~~…!」
智美「さあさ!早く早く早く!!!」
京太郎「(このままずっと要求してきそうだし少しだけ)
うぅ……失礼します……」フミッ…
智美「あひっ」ビクンッ
京太郎に踏まれた事で興奮が頂点に達し、白目をむいて失神した智美をベッドに寝かせた京太郎は、
起きるまで待とうとしたが結局彼女の両親が帰ってくる時間になっても目が覚めなかったため、
「智美さんはいま遊び疲れて寝ています」とだけ告げて帰った
京太郎「ニヤニヤした目で見られた…そんなんじゃないのに……はぁ」
――Mって怖い…
智美「むにゃむにゃ…ワハハ……ああ、そんなところまで踏むなんて……ワハハハハ~…」
カンッ
…………
それから一ヵ月後…
ブルルルルル……
京太郎「はい、もしもし」
玄『京太郎くん!玄だよ!あのね、噂で聞いたんだけど京太郎くんってお願いしたら踏んでくれるって……』
ブツッ……
京太郎「……」
ブルルルルル……
京太郎「はい、もし…」
泉『あ、須賀君?泉ですー、ども……あ、あんな…その…須賀君が踏んでくれるサービスがあるって聞いたんやけど……』
ブツッ……
京太郎「……」
ブルルルルル……
京太郎「はい…」
一『あ、もしもしボクだけど、罵倒しながらの背中踏み踏みコース30分で、龍門渕までおねが……』
ブツッ……
京太郎「……なんでコースまで出来てるんだよ……」
ブルルルルル……
京太郎「は……」
ハオ『ニーハオ、京太郎、尻を蹴ってくれ』
ブツッ……
京太郎「別了…」
ブルルルルル……
京太郎「……」
華菜『ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…』
ブツッ……
京太郎「………Mって怖い」
もいっこカンッ