「h42-44」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

h42-44」(2014/04/18 (金) 02:07:48) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

春「うぅ……だ、だれか」 京太郎「大丈夫か!?」 春「こ、黒糖……」 京太郎「黒糖か?ちょっと待ってろ」 春「は、早く……」 京太郎「ほら、これでいいか?」 春「あむ」 京太郎「ゆ、指ごと!?」 春「ん、おいひ……」 京太郎「あふんっ」 春「……ZZZ」 久「で、その子を連れてきたわけ?」 京太郎「はいそうです。なんか気絶しちゃって」 久「はぁ……須賀くん、いい?誘拐は立派な犯罪なのよ?」 和「そうです。ましてやインターハイの真っ最中にやらかすなんて……」 京太郎「違うって!」 優希「くっ、あんまりだじぇ。私が手綱を放したばっかりにこんな胸の大きい巫女さんを……!」 京太郎「だから違うって言ってんでしょーが!!」 咲「京ちゃん……それはさすがにそれはどうかと思うよ」 京太郎「お前までそれかっ!味方いねーじゃん!」 まこ「ワシはわかっとるよ」 京太郎「先輩……!」 まこ「もういい、ゆっくり休みんしゃい。雑用のしすぎじゃ」 京太郎「わかってもらえてねー!畜生っ、やってられっか!」 春「……」 ―――――― 咲「あー、京ちゃん行っちゃった」 久「やーねー。ほんの冗談なのに」 まこ「ちょっとやりすぎたかのぅ?」 優希「犬は根性が足りないんだじぇ!」 和「えっ、冗談だったんですか?」 咲「和ちゃん、それはちょっと」 優希「さすがの私もびっくりだじぇ」 和「えっ、え!?」 久「とりあえず探しにいかないとねぇ……あれ?あの子、どこいったのかしら?」 まこ「さっきまでソファーに寝てたんじゃが」 京太郎「うーむ、つい飛び出して来たけど、良く考えたらからかわれていただけのような……」 春「……ちょっといい?」 京太郎「ん?ああ……もう動いても大丈夫なのか?」 春「さっきは黒糖切れしてただけだから……」 京太郎「なにそのエネルギーが切れたみたいな言い方」 春「黒糖は森羅万象の源。これは不変の真理」 京太郎「なんかの新興宗教かよ」 春「はっ、それもいいかもしれない……盲点だった」 京太郎「いや、なに言ってんだよ。君、神社の人じゃないのか?」 春「大丈夫。この国の神様はいっぱいいるから、一つぐらい増えても平気。きっと許してくれる」 京太郎「うわー超アバウト」 ―――――― 京太郎「で、なんか用か?」 春「実は特に用事があるわけじゃない」 京太郎「ないのかよっ。じゃあなんだって声かけたんだよ……」 春「……元気、出た?」 京太郎「……そっか、聞いてたのか。まぁ、なんというか、ありがとな」 春「黒糖のお礼。気にしないで」 京太郎「にしても、どうしようか。飛び出した手前、ちょっと戻りにくいんだよな」 春「……それなら、うちに来る?」 京太郎「うちって、家が近いのか?」 春「家じゃなくて旅館。うちの高校もインターハイに出てるから」 京太郎「でも、いきなり行っても迷惑だろ」 春「大丈夫。あなたみたいな人だったら姫様も喜ぶ」 京太郎「……なら、ちょっとお邪魔してみようかな?」 春「そうするといい……私、滝見春。永水女子の一年」 京太郎「ああ、俺は須賀京太郎。清澄の同じく一年だ」 春「須賀……良い名前」 京太郎「そうか?ま、よろしくな」 春「こっちも、よろしく」ニコッ 翌日、巫女さんハーレムを築いた京太郎が発見され、吉村と村田、ついでに咲と優希は病院内で静かに息を引き取った。 カンッ

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: