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和と勉強中 京太郎「えーっと、ここはどう解けばいいんだ?」 和「この問題はこの数値を代入 して、この公式に当てはめればいいんですよ」ムニュッ 京太郎「おー!なるほどなー、さすが和」 和「いえいえ、それほどでもないですよ」ポニョン 京太郎「ところで和?」 和「なんですか?須賀君」フニフニ 京太郎「さっきから胸が当たってるんだけど」 和「あら、そうですか」パフパフ 京太郎「そうですか、じゃないよ。和は可愛いんだからもっとガードを堅くしないと男子に勘違いされるぞ?俺だからいいものの」 和「…そうですね、気をつけます」グイグイ 咲「京ちゃーん!和ちゃんとなにしてるのー?」だきっ 京太郎「なっななななにしてんだよ咲!胸が当たってるぞ!?」 咲「当ててるんだよ、というか私当てられるようなおもちないし」 京太郎「大きさの問題じゃないっての!恥ずかしいから早く離れろよ!//」 咲「もー、京ちゃんはウブだなぁ」 和「…」タユンタユン 優希と宿題中 優希「あー、タコスパワーが足りないじぇー」 京太郎「さっき飯食ったばっかだろ…っと」ポロッ 須賀、消しゴム拾い中アンダーザテーブル 京太郎「ん?」チラッ 京太郎「よっと、おい優希」 優希「んー、なんだー?タコスくれるのかー?」 京太郎「ちげーよ、お前も一応女子なんだから足閉じて座れよ。後高校生になってプリントはどうかと思うぞ」 優希「なっ…!?きょ、京太郎の変態!エロ犬!駄犬!!」 京太郎「痛い痛い痛い!見られて嫌なら行儀良くしてろっての!第一前に自分からパンモロしてただろ!」 優希「うるさいうるさいうるさい!責任取れ責任!!」 咲「京ちゃん騒がしいけど宿題進んでるー?ケーキと紅茶持ってきたよー」 京太郎「おう、ありがt…おい咲!トレーでスカートがめくれてパパパンツが…!//」 咲「えっ?あ、ほんとだ。まぁ京ちゃんと優希ちゃんしかいないし大丈夫だよ。京ちゃん私のパンツ見慣れてるでしょ?」 京太郎「それは小学生の頃の話だろーが!いいから早くなおせ!」 咲「もう、京ちゃんは照れ屋さんだなぁ」 優希「…」 まこと練習中 まこ「ここで切るのはどれかわかるか?」 京太郎「んーと、これかな?」 まこ「おー、正解じゃ。京太郎もだいぶ理解してきたのぅ。」ワシワシ 京太郎「ちょ、染谷先輩」 まこ「おお、すまんすまん。ついうれしゅうなってな。嫌じゃったか?」 京太郎「いえ、ちょっと驚いただけですよ。むしろ先輩さえよければもっと撫でて貰いたいくらいです」 まこ「むっ、そうか…//じゃあ暫く撫でてやるわ」ワシワシ 京太郎「はぁ~癒されるぅ。染谷先輩って癒しのオーラがありますよね、なんというか、そう!母親並みの包容力オーラが!その年でそこまで極めてるとは流石先輩!」 まこ「…ほぉう、わりゃあワシをそうゆう風に思っとったんか…ババ臭うてわるかったのぉ!!」メキメキ 京太郎「え!?ちょ、先輩痛いです!ギブギブゥゥゥゥ!」 咲「こんにっちわー、あれ?京ちゃん、染谷先輩と何してるの?」 京太郎「いてて、おう咲。麻雀の勉強見てもらってたんだよ。んでよく出来たご褒美に撫でてもらってた」 咲「うそっ!?…明日は雪かな?」 京太郎「どういう意味だよ!」 咲「あはは、冗談だって。よし、じゃあ珍しく出来た京ちゃんに私もご褒美をあげるよ」ヨシヨシ 京太郎「ちょ、咲…やめろって、恥ずかしいだろ//染谷先輩もいるし//」 咲「染谷先輩にも撫でてもらったんでしょー?なら恥ずかしくなんてないよ」 京太郎「いや、でもさ…//」 咲「もう、京ちゃんは恥ずかしがり屋さんだなぁ。じゃあ代わりに私の頭撫でてよ」 京太郎「わ、わかった」ナデナデ 咲「んふふー♪」 まこ「…」 久と買い出し 久「こんな遠くまで付き合わせちゃってごめんね?」 京太郎「いえいえ、流石にこの量を部長一人に持たせられませんって」 久「ふふっ、流石男の子ね♪」 京太郎「それに俺が役に立てるのなんて力仕事くらいですしね」 久「もう、そんなこと言わないの。…ごめんなさいね、本当なら私が指導してあげるべきなんだけど」 京太郎「部長は忙しいんですし仕方ないですよ。それに時間がある時は指導してくれるじゃないですか。部長には感謝してますよ」 久「そう言ってもらえると嬉しいわ。それにしてもさっきは驚いたわね、まさか須賀君と夫婦に見られるなんて。まぁそのおかげで得しちゃったけど♪」 京太郎「ほんとですよね…俺たち制服なのに。俺と部長が夫婦なんてありえませんよねぇ。せいぜい姉と弟ってところですよ」 久「ふぅん…須賀君、私疲れたから荷物持ってもらえる?」 京太郎「え、いや俺も割と限界近いんですが…ちょ、無理やり持たせると落としちゃいますって!」 咲「おーい京ちゃーん、あんまり遅いから迎えに来たよ」 京太郎「おお!いいとこに来てくれたな咲!すまんが少し持ってくれないか」 咲「しょうがないなぁ、京ちゃん疲れてるみたいだしもってあげるよ」 京太郎「ありがとうな、ほんと助かったよ」 咲「えへへ、私京ちゃんの嫁さんだからね。これくらい当然だよ」 京太郎「そ、それは嫁田の冗談だろ//」 咲「でもこうしてると本当に夫婦みたいじゃない?ア・ナ・タ」 京太郎「なっ!?//」 咲「あー!京ちゃん顔真っ赤にしちゃってー。可愛いなぁもう♪」 久「…」 咲と読書中 咲「京ちゃんってさ結構モテるよね」 京太郎「…は?なんだよいきなり」 咲「だってそうじゃん。バレンタインはいっぱいチョコ貰ってるし、麻雀部の皆からも熱烈アピール受けてるし、今日だって隣のクラスの子に京ちゃんのこと聞かれたんだよ?」 京太郎「あれは全部義理チョコだし、アピールって単に仲良くしてもらってるだけじゃないか。後その女子の名前教えてくれ」 咲「あんなに手のこんだチョコを義理と呼べる京ちゃんに驚愕だよ…それにあれが仲がいい程度なら世の中の男女関係のほとんどは不仲扱いになるよ。後教えてあげない♪」 京太郎「ちくしょう…第一俺がモテるはずがないだろ」 咲「そんなことないよ。京ちゃん背高いしかっこいいし面倒見いいし力持ちだしタコス作れるくらいの料理の腕もあるし、男子高校生としてはかなりのハイスペックだもん」 京太郎「へ、へぇ、そこまで言ってくれるってことは咲も俺のこと…」 咲「え、私?いやぁ友達としては好きだけど恋人としてはちょっと…」 京太郎「」 咲「どうせ付き合うならハギヨシさんみたいな大人で包容感がある人がいいなぁ//」 京太郎「」 咲「あっ、もうこんな時間!帰って夕飯の支度しなくちゃ、京ちゃんまた明日ね!」 京太郎「」 かんっ! 夜・龍門渕家 prrrrr ハギヨシ「おや、須賀君からですね。こんな時間にどうしたんでしょう。もしもし?」 京太郎『ハギヨシざあああああああん!!』 ハギヨシ「ど、どうしたんですか!?」 京太郎『俺に…俺に、ハギヨシさんのことを教えてください!!』 ハギヨシ「はいぃ!?」 夜・宮永家 咲「ふぅ、なんとかここまで辿り着いたよ。でももう後は流れに任せるだけだよね。」 咲「私の好みがハギヨシさんと知った京ちゃんはハギヨシさんに教えを乞うはず。ハギヨシさんも京ちゃんの頼みを断るなんてこと絶対しないよね」 咲「何度も会っていくうちに京ちゃんは自分の本当の気持ちに気づくんだよ、そして二人は…きゅふふ♪」 咲「いやぁ、それにしても三年間どうやってもダメだったのに、まさか一ヶ月で成功するなんてね。さすがお姉ちゃんが考えたプランだなぁ。今度お菓子送ってあげよっと♪」 翌日昼・白糸台 照「ん、咲からメール…おぉ、あの作戦がついに成功したんだ」 照「『おめでとう、そしてお疲れ様』っと。さて、これでようやく本来の計画の最終段階に入れる」 照「今京ちゃんは失意のどん底にいる、そんなところに咲の完全上位互換である私が慰めに行けば私に惹かれるのは間違いない」 照「待っててね京ちゃん、今あなたの恋人が行くからね♪」 もいっこかんっ!

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