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京太郎「Kちゃんぬいぐるみ?」8」(2016/04/04 (月) 04:17:13) の最新版変更点

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8以降より対局が安価形式になったので、安価に関係する数値を省いてまとめました。 読みづらくなりますがご了承ください。 恒子「お待たせしました!それでは、インターハイ準決勝第1試合、先鋒戦開始です!!」 健夜「こーこちゃん、いきなり立つのはやめようよ……」 照(さて、まずは鏡で見ようかな) 照(2回戦でも見たけど、一応新道寺を)ゴゴゴッ 煌(おや?この感じ……2回戦でもありましたね) 照(やっぱり、この人は飛ばないな……また珍しい人がいるんだね) 照(でも、この人の強さはそこじゃない。捨て駒だと分かっていても、どんな状況でも、折れないことだ) 照(……油断はできない。でも、すばらって……今度言ってみようかな) 煌「すばらっ」 照(次は千里山)ゴゴゴッ 怜(……ん?なんやこれ?) 照(……素の実力はそこまでじゃないけど、1巡先が見えるっていうのは強いな) 照(2巡先……この人の体じゃ無理すぎる、やってたら持たない。その先なんて無理を通り越して危ない) 照(友達との約束か……それと膝枕……京ちゃんに頼んでみようかな) 照(でも、迷子って言ったのは許せない。最近は少ししか迷子にならないのに) 怜「……?」 照(最後に阿知賀)ゴゴゴッ 玄(え?何?何されてるの!?) 照(……ドラが集まって、ドラを切ったら来なくなるドラゴンロード) 照(点数上げるの大変だな……これ、支配しても無理か……ドラ支配の力の強さは凄い) 照(ドラを大事に……ドラは切らないって考えていこう) 照(……おもち?……胸?……京ちゃんもか!) 照「…………」ペタペタ 玄(宮永さん?そこには何も無いよ?) 照(……私4位だ……うん、菫には悪いけど、すばらさん以外は飛ばす気でいこう) 玄「…………」タン 照「ロン」 玄「は、はい!」 玄(な、なんか怖いよぉ~)涙目 照「…………」ギュルルルルル 観客席 京太郎「はぁ……立ち見か……ま、いいか」 恒子『またまたチャンピオンだぁー!これで5連続!!』 京太郎「ほんっとすごいな照さん……アレ?そういや咲も1回あんな感じに……」 恒子『ラス親はチャンピオン!一体いつまで続くのか!?』 京太郎「うわぁ……もうあんなに点差が……え?」 玄『…………』タン 京太郎「玄さんが、ドラを?……これって!?」 照『…………』タン 玄『ロン!!』 恒子『せ、先鋒戦終了!!最後にチャンピオン、2年ぶりとなる大きな失点です!!』 京太郎「すっごい試合だったな……」 怜『…………』ドサッ 京太郎「怜さん!?」 恒子『お、園城寺選手!?し、試合は一時中断です!!』 京太郎「……大丈夫かな……後で千里山の誰かに聞いとくか」 ざわざわ……ざわざわ 照「…………」 照(点は稼げた……でも、最後の振り込み、それに、園城寺さん……) マスコミ1「宮永選手!何か一言!」 マスコミ2「こっち目線お願いします!」パシャパシャ マスコミ3「最後の振り込みは、やはり油断ですか!?」 照(……いつになってもマスコミは空気読まないし、苦手だな……適当にやってお菓子買いに行こ) 照「……ここ、どこ?」 照「さっきと同じとこだし……どうしよう」 京太郎「え?照さん?」 照「京ちゃん!?良かった……」 京太郎「ああ……またですか」」 照「……違う、今日はまだ2回目」 京太郎「……で、控え室までですか?」 照「ううん、売店でお菓子買う」 京太郎「なるほど。俺も行きますよ」 照「うん」 京太郎「ところで照さん、財布持ってきてるんですか?」 照「…………」 白糸台、控え室 ガチャ 照「ただいま」 淡「あ、おかえりーテルー」 誠子「お疲れさまさまです」 京太郎「あ、どーも」 淡・尭深・誠子「!?」 照「売店でお菓子買ってきた」 誠子「いや、ちょっと待ってください」 淡「なんでKちゃんがいるの!?」 誠子「淡も待て!」 京太郎「ちょっとそこで会って、案内しました」 尭深「……迷子?」 照「…………尭深、お茶お願い」 誠子(迷ったんだ) 尭深(迷った……) 京太郎「それじゃ、俺はこれで」 淡「えー!?ここに居ていいじゃん!!」 誠子「おいおい……部外者で、決勝で当たるかもしれない学校だぞ?」 照「そうだね」 誠子「そうですよ。弘世先輩がなんて言うか…」 照「尭深、お茶は5つね」 誠子「宮永先輩!?」 尭深「えっと……いいんですか?」 照「構わない」 京太郎「あの……俺の意思は?」 淡「いいっていいって!私大星淡!よろしく!!」 京太郎「お、おう。須賀京太郎、清澄高校の1年で麻雀部だ」 淡「よろしくね、きょーたろー!」 京太郎「……いいのか?」 尭深「お茶、どうぞ」 京太郎「あ、どうも……うまい」 尭深「そう?ありがとう」 恒子『さあ、試合も再開です!』 誠子「はぁ……もういいや」 恒子『白糸台の部長、弘世菫選手ですが…』 京太郎「…………」じーっ 誠子(画面を食い入る様に見てる……やっぱり、うちの偵察も…) 京太郎「……おもち」 照「…………」 恒子『次は新道寺の…』 京太郎「…………」さっ 誠子(視線逸らした?) 恒子『阿知賀の…』 京太郎「…………」じーっ 照「……京ちゃん?」 京太郎「はい?」 照「尭深の胸、どう思う?」 尭深「!?」 淡「ゴホッ!」 誠子(まさか……) 京太郎「すばらしいと思います!……あ」 誠子(胸見てただけ!?) 恒子『また阿知賀が和了ったー!!』 照「……菫の癖、見つからないね」 淡「全くもって!」 誠子「え、えぇ……」 尭深「……間に合わない」 京太郎「あのー、これ取っていいですか?」目隠し状態 照「駄目」 京太郎「俺も探しますんでなんとか」 淡「とか言って胸見る気でしょー」 京太郎「以外と胸の揺れがカギだったり…」 照「…………」ギュルルルルル 京太郎「ごめんなさい」 照「……胸」さわさわ 照「……尭深、ちょっと」 尭深「いやです」 淡「ちょっとだけ!少し揉むだけだから!」 尭深「淡ちゃん、弘世先輩のはどう?」 淡「うーん……尭深先輩のが揉みやすそう!」 照「うんうん」 誠子「そもそもなんで揉む前提で話してるんですか?」 京太郎「くっ……目隠しさえ、目隠しさえ取れていれば!」 菫「……何をやっている?」 照「……暴力反対」正座 淡「……おー」正座 菫「やかましい。控え室に他校の生徒を連れ込むな」 京太郎「あー……俺、もう帰りますけど」 菫「……いや、今は時間がないが、次鋒戦が終わったら改めてお詫びがしたいから、残っててくれないか?」 京太郎「そういうことなら……」 誠子「うまく誤魔化した?」小声 尭深「多分、自分が一番話してないから」小声 菫「お前らも正座するか?」 照「げんこつは酷い」 淡「そうだそうだー」 京太郎「そこまで強くしてるようには見えませんでしたよ?」 照「こことかこぶが……」 京太郎「ここですか?」ナデナデ 照「……いや、もう少し右」 京太郎「こっち?」ナデナデ 照「…………」満足気 淡「……なんかずるーい」 京太郎「ん?淡もか?」ナデナデ 淡「……いきなり女の子の髪に触るのはどうかと思うなー」 京太郎「あ、悪い。つい」 淡「許さないから、もう少し撫でて。痛みが引くように」 京太郎「いいのか?……ここか?」ナデナデ 淡「ん……」満足気 菫「うちの魔物2人をあっさりと……」 誠子「すご……」 尭深「ただの胸好きじゃなかったんだ……」 恒子『次鋒戦終了!!』 京太郎「菫さんマイナスでしたね」 照「菫は悪い打ち方してない。相手がそれ以上だっただけ」 淡「でもー、眼鏡の人と厚着の人にやられてたじゃん」 誠子「新道寺は前と打ち方変えてましたね」 尭深「阿知賀もなかなか……そろそろ行ってきます」 淡「おー。たかみスロット貯めて…もが」 誠子「一応他校の前だからそういうこと言うなって」クッキー突っ込む 淡「むがもご……おいひいからもいっこ」 照「これは私の分」 淡「ちぇー」 京太郎「あ、俺トイレ行ってきます」 憧「次は江口セーラに渋谷尭深……それに江崎仁美も結構やるし……あー、あたしがなんとかできるのかなぁ」 京太郎「ん?さっき会った阿知賀の」 憧「あ、Kちゃん」 京太郎「Kちゃん呼びは勘弁してくれ」 憧「悪かったわよ」 京太郎「……どうかしたのか?」 憧「へ?」 京太郎「いや、なんか不安そうな顔してたから」 憧「……分かる?」 京太郎「なんとなくだけど」 憧「……今さらだけどさ、私達みたいなとこが全国でも有名なとことやれるのかなーって思うと、怖くなってね」 京太郎「有名校……」 憧「全国ランキング1位と2位、それに北部九州最強とか、こっちは10年前にベスト8だっての」 憧「ほんっと……どうしろっていうのよ……」うつむき 京太郎「…………」 ギュッ 憧「え?ちょ…」 京太郎「ここまで努力してきたんだろ。努力した自分を信じて自分を信じる仲間を信じろよ」 憧「仲間を……」 京太郎「団体戦なんだから、な?」 憧「……そうね。ありがとう、少し楽になったわ。でも」 京太郎「ん?」 憧「い、いつまで手、握ってるつもり?」顔赤らめ 京太郎「わ、悪い!なんというか、つい」 憧「もう、和が良い人って言ったのは本当っぽいけど、簡単に女の子の手握るのはやめなさいよね」 京太郎「悪い、新子」 憧「……憧でいいわよ、京太郎」 京太郎「お、おう。憧」 憧「あ、携帯ある?連絡先教えてくれない?」 京太郎「ああ、いいぜ……よし」 憧「うん。それじゃ、ちょっとやってくるわ」 京太郎「おう!頑張れよ!!」 憧「当然よ!決勝、行くんだから!!」 セーラ「よう、久しぶり」 憧「こないだはどーも」 セーラ「しかし……負けたわ」 憧「?」 セーラ「試合前に京太郎に会っておくとは……やるな」 憧「ちょ、見てたの!?」 セーラ「はっはっは。油断しすぎやで」 憧「こ、この……絶対勝つ!」 セーラ「それはこっちのセリフや!」 仁美(……何もかんも政治が悪い) 尭深(……京太郎くん、うちの控え室にいるってことは黙っておこう) 恒子『副将戦、開始!!』 京太郎「戻りました」 照「おかえり」 淡「おーそーいー。罰としてお菓子」 誠子「いや無理言うなって」 菫「……そもそも彼が他校の生徒だということを忘れるなよ?」 京太郎(なんか馴染みつつあるよな、俺) 照「いっそうちに転校する?」 淡「いいね!麻雀部のマネージャーとかどう!?」 菫「お前らな……」 誠子「そんなことしたら競争率上がりそうですよね」ボソッ 菫「すでに手遅れだろう」ボソッ 京太郎「?」 淡「そーいえばさー。菫先輩、お詫びがどうこう言ってたけどどーするの?」 誠子「ああ、次鋒戦の休憩で言ってたね」 照「じゃあお詫びに私が…」 菫「おまえは黙ってろ。そうだな……何か今渡せるものがある訳もないし、京太郎くんは欲しいものや、してほしいことはあるか?」 京太郎「俺がですか?そんなの別に…」 菫「迷惑かけたんだ。言ってみてくれ」 京太郎「……それじゃ、初心者の俺に麻雀の指導をしてくれませんか?」 菫「私がか?」 京太郎「はい」 菫「だが、私は……」 照「じゃあ私が」 淡「いや私が」 菫「お前ら個人戦あるだろ?……君の先輩や同級生には教わらないのか?」 京太郎「確かに教わりますけど、色々な人から教わることもいいですし、菫さんならしっかり教えてくれそうなんです」 京太郎(カンや東場速攻前提はな……) 菫「……すぐに、と約束はできないがいいか?」 京太郎「はい!」 淡「菫先輩いーなー。よし!私も!」 誠子「お前、初心者の子を泣かしてたろ」 照「もうちょっと上手くやらないと……でも+-0は駄目だけど」 京太郎「ああ……確か入部した時にやってましたよ」 照「やっぱり……」 菫・淡・誠子「?」
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