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~~日曜日・部室~~
咲「ふわぁぁぁ……」ウトウト
まこ「なんじゃ咲、随分眠そうじゃのう」
優希「寝不足か?」
咲「え、ええ、ちょっと」
久「土曜日だからって夜ふかしは乙女の肌の天敵よ?気を付なさい」
まこ「ベッドで少し寝るか?」
咲「じゃあお言葉に甘えて……」ヒョコヒョコ
優希「何か咲ちゃんの歩き方が変だじぇ」
久「そうねえ、何だか下腹部に違和感があるかのような……」
咲「な、何でもないです何でもないです」
まこ「そうか?無理はするんじゃないからな?」
和「あれ、そういえば今日は須賀君は休みなんですか?」
咲「」ビクッ
優希「そういえばまだ来てないじぇ」
まこ「それならわしに連絡が来てたぞ、何でも病院に行ってから来るとか」
久「病院?それはちょっと心配ね」
まこ「まあ来てから聞いてみればええじゃろ、来れなかったらまた連絡くるじゃろうし」
和「そうしたら皆でお見舞いにでも行きましょうか……咲さん?どうしたんですか?」
咲「えっ!?な、何が!?」キョドキョド
優希「明らかに挙動不審だじぇ」
久「何か知ってるの?」
咲「し、知りませんよ!?いや~京ちゃんが心配だな~」アセアセ
久ま和優(((怪しい……))))
京太郎「おはようございまーす」ガラッ
優希「おう、京太郎……って左腕が包帯でグルグルだじょ!?」
和「だ、大丈夫なんですか!?」
久「骨折でもしたの!?」
京太郎「ああ、大丈夫です大丈夫です」
京太郎「骨折ではありませんから」
まこ「そうなんか?」
京太郎「はい、なんでも橈骨神経麻痺ってのになっちゃったらしくて」
久和「」ピクッ
優希「とうこ……何じゃそりゃ?」
まこ「麻痺……ってそっちの方がマズくないか?」
京太郎「ちょっと長引くかもしれないですけど、ちゃんと治るそうなんで大丈夫ですよ」
まこ「ほうか……これからって時なのになぁ、無理はするじゃないぞ」
京太郎「はい、幸い利き腕ではないのでなんとか……久さん?和?どうしたんだ?」
久「橈骨神経麻痺……主に神経が圧迫されることで起こる症状……」
和「腕枕を一晩することで起こってしまうことがあり、新婚がなることも多々あるため通称が……」
久和「「ハネムーン症候群」」
京咲「「」」ビクッ
まこ優「「?」」
久「……ねえ、須賀君?『それ』になったのは何時?」
京太郎「け、今朝の話です!い、いや~腕枕で眠って目が覚めたらこんなんなっちゃいまして!」アセアセ
久「ふぅ~ん?須賀君って『枕が変わると眠れない質なんですよ~』って前に言ってなかった?」
京太郎「そ、それは……」
久「それに私、見ちゃったのよ」
久「須賀君が昨日『特殊な』自販機の前にいるところ」
京太郎「」
和「……ねえ咲さん?そういえばさっきは随分と眠そうでしたよね?」
咲「う、うん、もう(恐怖で)目が覚めちゃったけど」
和「それに歩き方がとっても変でしたよね?まるで何かが挟まってたかのような……」
咲「き、気のせい!気のせいだよ!」
和「そういえば私、今朝須賀君の家から出てくる咲さんを見たんですけど」
咲「うそ!?ちゃんと周りに気を付けて……はっ!」
和「やっぱりそうでしたか」ニッコリ
優希「え?え?それって……」
まこ「まさか……」
京太郎「に、逃げるぞ!咲っ!」ガシッ ダダダダダ
咲「ま、待って京ちゃん!私まだちょっと違和感が!」ダダダダダ
和「咲さん!抜け駆けは協定違反ですよ!」ダッ
優希「このバカ犬!躾け直してやるじぇ!」ダッ
久「一晩腕枕なんて羨ま……じゃなくて風紀違反だし、キッチリ話を聞かせてもらうわよ!」ダッ
まこ「ふむ、後輩の情事を聞くと言うのも少し面白そうじゃのう」ダッ
四人「「「「待てーーーっ!」」」」
京太郎「はあはあ……何とか逃げ切らないと……」
咲「はあはあ……京ちゃん……」
京太郎「ん?何だ?」
咲「腕のお世話とか、治るまで私がキチンと見てあげるから宜しくね!」
京太郎「ああ、でも治るまでじゃなくて末永く……な!」
咲「うん!」
カンッ
~~日曜日・部室~~
咲「ふわぁぁぁ……」ウトウト
まこ「なんじゃ咲、随分眠そうじゃのう」
優希「寝不足か?」
咲「え、ええ、ちょっと」
久「土曜日だからって夜ふかしは乙女の肌の天敵よ?気を付なさい」
まこ「ベッドで少し寝るか?」
咲「じゃあお言葉に甘えて……」ヒョコヒョコ
優希「何か咲ちゃんの歩き方が変だじぇ」
久「そうねえ、何だか下腹部に違和感があるかのような……」
咲「な、何でもないです何でもないです」
まこ「そうか?無理はするんじゃないからな?」
和「あれ、そういえば今日は須賀君は休みなんですか?」
咲「」ビクッ
優希「そういえばまだ来てないじぇ」
まこ「それならわしに連絡が来てたぞ、何でも病院に行ってから来るとか」
久「病院?それはちょっと心配ね」
まこ「まあ来てから聞いてみればええじゃろ、来れなかったらまた連絡くるじゃろうし」
和「そうしたら皆でお見舞いにでも行きましょうか……咲さん?どうしたんですか?」
咲「えっ!?な、何が!?」キョドキョド
優希「明らかに挙動不審だじぇ」
久「何か知ってるの?」
咲「し、知りませんよ!?いや~京ちゃんが心配だな~」アセアセ
久ま和優( ( (怪しい……) ) ) )
京太郎「おはようございまーす」ガラッ
優希「おう、京太郎……って左腕が包帯でグルグルだじょ!?」
和「だ、大丈夫なんですか!?」
久「骨折でもしたの!?」
京太郎「ああ、大丈夫です大丈夫です」
京太郎「骨折ではありませんから」
まこ「そうなんか?」
京太郎「はい、なんでも橈骨神経麻痺ってのになっちゃったらしくて」
久和「」ピクッ
優希「とうこ……何じゃそりゃ?」
まこ「麻痺……ってそっちの方がマズくないか?」
京太郎「ちょっと長引くかもしれないですけど、ちゃんと治るそうなんで大丈夫ですよ」
まこ「ほうか……これからって時なのになぁ、無理はするじゃないぞ」
京太郎「はい、幸い利き腕ではないのでなんとか……久さん?和?どうしたんだ?」
久「橈骨神経麻痺……主に神経が圧迫されることで起こる症状……」
和「腕枕を一晩することで起こってしまうことがあり、新婚がなることも多々あるため通称が……」
久和「「ハネムーン症候群」」
京咲「「」」ビクッ
まこ優「「?」」
久「……ねえ、須賀君?『それ』になったのは何時?」
京太郎「け、今朝の話です!い、いや~腕枕で眠って目が覚めたらこんなんなっちゃいまして!」アセアセ
久「ふぅ~ん?須賀君って『枕が変わると眠れない質なんですよ~』って前に言ってなかった?」
京太郎「そ、それは……」
久「それに私、見ちゃったのよ」
久「須賀君が昨日『特殊な』自販機の前にいるところ」
京太郎「」
和「……ねえ咲さん?そういえばさっきは随分と眠そうでしたよね?」
咲「う、うん、もう(恐怖で)目が覚めちゃったけど」
和「それに歩き方がとっても変でしたよね?まるで何かが挟まってたかのような……」
咲「き、気のせい!気のせいだよ!」
和「そういえば私、今朝須賀君の家から出てくる咲さんを見たんですけど」
咲「うそ!?ちゃんと周りに気を付けて……はっ!」
和「やっぱりそうでしたか」ニッコリ
優希「え?え?それって……」
まこ「まさか……」
京太郎「に、逃げるぞ!咲っ!」ガシッ ダダダダダ
咲「ま、待って京ちゃん!私まだちょっと違和感が!」ダダダダダ
和「咲さん!抜け駆けは協定違反ですよ!」ダッ
優希「このバカ犬!躾け直してやるじぇ!」ダッ
久「一晩腕枕なんて羨ま……じゃなくて風紀違反だし、キッチリ話を聞かせてもらうわよ!」ダッ
まこ「ふむ、後輩の情事を聞くと言うのも少し面白そうじゃのう」ダッ
四人「「「「待てーーーっ!」」」」
京太郎「はあはあ……何とか逃げ切らないと……」
咲「はあはあ……京ちゃん……」
京太郎「ん?何だ?」
咲「腕のお世話とか、治るまで私がキチンと見てあげるから宜しくね!」
京太郎「ああ、でも治るまでじゃなくて末永く……な!」
咲「うん!」
カンッ