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3年の夏 咲「前はあんなに下手だった京ちゃんがインターハイに出場かー」 京太郎「昔はあんなに泣き虫だった咲がインハイチャンピオン3連覇の掛かった最強雀士ってことの方が驚きだよ」 咲「もー昔のことは言わないでよ!」 京太郎「先に言ってきたのは咲の方だろ?」 京太郎「泣き虫でいつも俺が庇ってやってた咲が、今や俺だけじゃなくて清澄や長野のみんなの思いを率いてここにいる」 京太郎「運命ってのは不思議だな」 咲「それは、でもそうかも」 京太郎「俺は麻雀の腕はたいしたことないけど、世渡りは上手いからな。逆に咲は少し考えが足りないと思うね」 咲「あ! またそうやってポンコツ扱いする!」 京太郎「前から疑問だったんだけどさ」 咲「なに?」 京太郎「咲はどうしていつも楽しそうに麻雀が打てるんだ?」 咲「どういうこと?」 京太郎「龍門渕の天江さんとか、照さんとか、絶望的な強さを前にしてなんでいつも果敢に、勇気を持って戦えるのかって」 咲「私だって、別にいつも麻雀が楽しめるわけじゃないし、勇気持てるわけじゃないよ」 咲「今でもあの頃の泣き虫で、臆病な私のままだよ」 咲「でも、みんなのためにって思ったら負けられないってがんばれた」 咲「それを続けてたらいつの間にかインターハイで優勝してた。それだけ」 京太郎「じゃあ……じゃあもし、咲が勇気と笑顔を失ったら、俺が咲の勇気と笑顔になるよ」 咲「京ちゃん……」 咲「うん。じゃあ、そのときはまた昔みたいに京ちゃんに庇ってもらおうかな」 京太郎「おう。任せとけよ、なんたってお前は……」 咲「京ちゃん?」 京太郎「いや、いい」 咲「ええー、言いかけたのにやめないでよ」 京太郎「ぜってー言わねぇ」 京太郎(お前が俺の勇気だからな) カン

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