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助っ人京ちゃん Season4
まこ「………」タァンッ
優希「………」タァンッ
和「………」タァンッ
咲「………」タァンッ
まこ「………」タァンッ
優希「………」タァンッ
和「………」タァンッ
咲「………」タァンッ
まこ「……18枚」
優希「……20枚」
和「……15枚」
咲「……25枚」
まこ「……ふぅ」
優希「……はぁ」
和「……んん」
咲「………」
久「…み、みなさん屋外で何をやっていらっしゃるんですか~?」
まこ「なんじゃお前さんクレー射撃も知らんのか、ここ長野じゃ結構普及しとるスポーツなんじゃがのう」
久「知ってます」
優希「麻雀部の者だ!って言ったら運動部の人間が快くグラウンド貸してくれたんだじぇ」
久「ああ、うん、須賀君のおかげね」
和「ええ、どこぞのなんたらヒッサさんが無償で須賀君を貸し出してくれたおかげですね」
久「少しチクリときたわ…で、このクレー皿なんだけど……」
まこ「おお、そのままじゃ味気ないからの、美術部の人間に絵を描かせたんじゃ」
久「それも須賀君繋がりのコネね…で、この絵って…」
優希「ただの模様だじぇ、人の顔に見えるけど」
久「そうかしら、どことなく私に似てない?…額のところに”久”ってキ○肉マンみたいに書いてるけど」
和「なかなか愉快ですよ、この模様の皿が砕け散る様は」
久「やめて、想像したくない」
まこ「しかし咲はさすがじゃのう、今1ラウンド終わったところじゃがパーフェクトじゃけぇ」
咲「………京ちゃん……もう三日目……子守の助っ人に行ったきり……学校内ですら見かけなくなった…」ブツブツ
優希「咲ちゃんかわいそうに……それもこれも妖怪おさげムーミンが
『ギャハハハハー!それマジ?チョーうけるー!
え?なぁに?あ、須賀君に子供の面倒みてほしいって?
オッケーオッケー!チョー余裕ー!うちの須賀は普段からガキンチョの子守してるようなもんだしぃ!
いやいや、最近の子供に比べたらあいつらのほうが手がかかるかー、なんつって!ギャハハー!』って
携帯でヘリウムより軽い態度で許可を出したせい…」
和「流石ゆーき、部長の真似が上手ですね、高遠原の『ものまねゆっき』はいまだ健在というところですか」
久「や、ヤスコが悪いのよ!
親戚の子供の面倒みてほしいけどこっちで世話してくれる人が見つからなかったって須賀君を指名してくるもんだから!
断れないじゃない!仮にも麻雀プロの人に頼まれたら!」
まこ「しかしもう三日も子供の相手しとったら流石のアイツもヘトヘトになるわ、いい加減連れ戻さんと」
久「で、でもヤスコに何て言えば…」
和「そこはどうにかしてください、得意でしょう?」
優希「お、ラウンド2が始まるじぇ」
咲「………」チャキッ
タァンタァンッ…
パラパラ…
まこ「おー見事な二連射じゃのう!人の顔に似た模様のクレー皿が跡形もなく消えたわ」
久「ひさ…ひさささ…!」カタカタカタカタ
…………
須賀家
京太郎「じゃあみんな手をつないでー!せーのっ
バラのはなわだ てをつなごうよ♪
はっくしょん!はっくしょん!みんなころべ~♪」ゴロン
子供A「キャッキャッ♪」コロン
子供B「キャッキャッ♪」コロン
子供C「キャッキャッ♪」コロン
??「さすが京太郎は子供のあやし方も上手だし!」
??「姉ちゃん…うちらがいるからってここに押しかけるのは少し無理があったし…」
??「姉ちゃんいるならうちらの世話の必要とかいらないし…てか部の人らで事足りたし…」
??「まあ京太郎兄ちゃんがイケメンだから別にいいけどだし…」
??「あ、あの~須賀さん……ここの問題なんですが…」
京太郎「あっ、ごめんね綾ちゃん…池田さん、代わりに子供達をお願いできますか?」
??「おっ、おう!この華奈ちゃんに任せろだし!」
子供ABC「え~!きょうにいちゃんのほうがいいー!」
??「皆、ここは姉ちゃんの顔を立てて欲しいんだし…」
京太郎「さて、どこがわからないのかな綾ちゃん…」
??「はぅっ…あ、あの……ここの数学の問題が……」
京太郎「あぁ、ここはね…トマトが一個でx円、キャベツが一個でy円として……」
??「あっ、じゃあここが……」
京太郎「そう、x=y+60で2x+5y=330で…」
??「トマトが90円でキャベツが30円!」
京太郎「正解!よくできました!」ナデナデ
??「えへへ~~~///」デレー
須賀家・庭
久「キィー!なによあいつー!どっから沸いて出てきたガキンチョよー!」
まこ「子供にまで嫉妬するとはみっともないのう……窓からコソコソ覗いているわしらが言えたものじゃないが」
和「あっ…綾…!どうして須賀君の家に!中学一年生なのに連立方程式まで教えてもらっているなんて…!」ギリギリギリ…
優希「それにあいつは風越の…京太郎の家に上がりこむとは…!ゆ、許さん!顔中にチリソース塗りたくってやるじぇ…!!」ギリギリ…
靖子「なにしてんだアンタ達…?」
久「ああっ、ヤスコ!須賀君を返してもらいにきたのよ!」
靖子「あーいいぞー?てか、今日までだったし、もうすぐ親御さん達が迎えにくるしな」
久「へ…あ、そうなの?ならいいんだけど」
和「ちょっと聞きたいんですが、どうして綾が須賀君に勉強を教えてもらっているんですか…めちゃんこうらやましいんですが」
靖子「どうしてって……そりゃあ、あの子の親が長野に来ていて、あの綾ちゃんの希望で須賀の家で預かることになったからだよ
ちょうど私が久を通して親戚の子供の世話を依頼してたころにな
ついでに勉強も見てもらってるんだな、この三日間で中一で習うことが全部終わっちゃってるらしいぞ?」
優希「…あまりに都合よすぎて絶句するほかないじぇ」
和「くぅぅっ…あんなに近くで勉強を見てもらえるなんて…!憎い!この教わる必要のない明晰な頭脳が憎いぃぃーー!」ガンガンッ
まこ「お、おいやめんか!」
久「…ところで、ここまでで咲が消えていることに誰も疑問を抱いていないんだけど」
優希「そういえば来る途中から姿が見えていなかったような気が…」
再び須賀家・内部
咲「京ちゃーん!みんなの分のオムライスできたよー!」
京太郎「おうっありがとうな咲!……って、あれ?アイツいつの間に俺の家にいたんだろ…ま、いっか」
??「ほう、オムライスとは洒落てるし!お前らーご飯だぞー!」
子供ABC「はーい!」
??「あの角の姉ちゃん、急に現れたけど…どこから入ってきたんだし…?」
京太郎「じゃあ、綾ちゃん勉強はこれでおしまいだな、皿とってくるわ」
??「あ、あの私もお手伝いを…!」
咲「お皿はこの長いのでよかったよね、あとスプーンも出しておいてあるから」
京太郎「おっ、さすが咲!よくわかってるじゃん」
咲「えっへん!」チラリ
??「!…ぐぬぬ…」ダシー
??「ぐぬぬ…」アヤー
…………
京太郎「いやー部長、子供って可愛いですね!貴重な体験をさせていただきました」
久「そ、そう?須賀君が楽しめたならそれが一番ね」
ま和優咲「…………」ジー
久「ひさささ…!」
京太郎「? はぁ、それにしてもああいう体験をするとなんていうか……」
俺もお父さんになってみたいなー、なんて………
清澄女子一同「!!!!!!!!」ガタガタガタガタガタッ
カンッ