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京太郎(ぼーっ) 咲「あ、きょ、京ちゃん?」 京太郎「あ、咲か。わりぃ、ぼーっとしてた。」 優希「・・・京太郎、大丈夫か?」 京太郎「・・・おめーに心配されるなんてな。」 優希「ふん!この優しい優希様に感謝するんだじぇ!」 京太郎「あぁ・・・感謝してるよ・・・」 優希「え・・・あー・・・」 和「疲れているんでしたら、横になった方が良いんじゃないですか?」 京太郎「な、なーに言ってるんだよ!今東場始まったばっかりじゃないか!」 和「体調が悪い人を無理矢理打たせることなんてしませんよ。辛いんなら言って下さい。友達なんですから。」 咲「そ、そーだよ。京ちゃん朝からフラフラしてたんだから無理しちゃ駄目だって・・・」 京太郎「ははっ・・・ありがとうな。じゃっ、お言葉に甘えて少し横になるわ。」 優希「京太郎。起きたらタコスみんなで食いに行くじょ。」 京太郎「あぁ・・・わかっ・・・zzz」 和「・・・咲さん、優希。」 咲「うん。」 優希「分かってるじぇ。」 ガチャ 久「あら、須賀君はいないのかしら?」 和「部長。」 久「ん?」 咲「少し、話があります。」 優希「とりあえず、打ちながら話すじぇ。」 久「・・・えぇ、良いわよ。」 東一局 親は優希 京太郎「Zzzz・・・」 久「・・・」トンッ 咲「京ちゃん、よっぽど疲れてたんだね。」トンッ 和「毎日、頑張ってましたから・・・優希?」トンッ 優希「・・・このタコス、あたしの我が儘で作ってくれたタコスだじぇ・・・」タンッ 咲「・・・京ちゃん、頼まれたら断れないから・・・ポン。」 優希「全く、冷凍なり買い込んでくるなりすれば良いのに、あの犬は・・・」 和「優希・・・」タンッ 優希「あたしが、おいしいと言ったばっかりに。甘えて、何時も何時も作ってもらって・・・(ぽろぽろ)」 咲「優希ちゃん・・・」 久「須賀君は・・・」 優希「あいつは!京太郎は!笑って作ってくれた・・・疲れて、もっと麻雀したい筈なのに、あたしの我が儘のせいで・・・!」 久「・・・優希。」 優希「だから、部長に話すことは無いじぇ・・・あるとしたら・・・」 優希「あたしは、もうタコスに頼らない。」 優希「タコにも頼らないで強くなる!」タンッ! リーチ 優希「・・・それだけだじぇ。」 久「・・・立派ね、優希。ウチの先鋒なだけあるわ。」 久(この流れで一筒・・・捨て牌から匂う混一と生牌の東・・・オリかしら)タンッ 優希「・・・ツモ、リーチ一発ツモW東混一一通。12000オールだじぇ。」 和「・・・では私から一つお話が。」 東一局二本場 親、引き続き優希 和「さて・・・話す内容については今更ですね。」タンッ 久「えぇ、分かっているわ。」タンッ 咲「・・・」タンッ 和「・・・須賀君には夏の間、ずっと助けて頂きました。」タンッ 久「・・・そうね・・・」タンッ 和「最初は私のこともありました・・・故に仕方ないと言い聞かせていました。」タンッ 優希「和ちゃん・・・」タンッ 和「ですが・・・もう、夏は終わったんですよ?優勝もしました。なのに・・・」 和「なのに・・・なんで須賀君にまだ雑用ばかりさせるんですか!?」 和「彼は麻雀部の部員なんですよ・・・!こんなの・・・あんまりです・・・!」タンッ リーチ 久「・・・仰る通りね。」タンッ 咲「・・・和ちゃん・・・」タンッ 和「ツモ・・・リーチツモピンフ2600、1300です・・・」 和「説明を・・・納得できる理由を・・・要求します・・・(グスッ)」 久「・・・その前に、宮永さん。貴女から言うことがあるんじゃないの?」 咲「・・・そう、ですね。」 東二局 親は久 咲「・・・」タンッ 和「・・・」タンッ 優希「・・・」タンッ 久「・・・宮永さん。」タンッ 咲「あ・・・う・・・」タンッ 優希「咲ちゃん・・・あたしが言うことじゃないけど、今言わないと。」 和「・・・咲さん。」 久「大丈夫よ、諸悪の根源たる私が「ち、違うんです・・・」・・・え?」 咲「(スーハー)」 咲「・・・私は別にそこまで部長を責めるようなことを言いたいわけじゃないんです。」タンッ 久「へ・・・?」 咲「・・・最近、京ちゃんが打つ時。凄く辛そうに見えることがあるんです。」 咲「最初はたまに、ほんのちょっとだけそんな気がしただけだったんだけど・・・」タンッ 和「・・・まさか。」タンッ 咲「この前帰り際に、その日の麻雀の話をしたら。ふと見たら苦しそうな表情が一瞬見えたんです・・・」 久「ッ!」タンッ 優希「あいつ・・・!」タンッ 咲「だから・・・(ポロ)」 咲「京ちゃんを・・・助けてあげて下さい・・・(ポロポロ)」 咲「わたしは・・・私じゃ多分駄目だから・・・京ちゃんの気持ち、ちゃんと分かってあげられないから・・・」 和「・・・咲さん、これを。」 咲「あ・・・ありがと・・・(チーン)」 優希「・・・あたし達がやってたのはお節介だったじぇ・・・?」タンッ 和「・・・須賀君は初心者、本気じゃないと失礼だから、と言っても言い訳になりませんね・・・」タンッ 久「・・・ほんと、ままならないわね。」タンッ 咲「・・・カン、します・・・嶺上ツモ、役牌三色ドラ一・・・2000・4000・・・です。」 咲「私は・・・京ちゃんに麻雀を嫌いにならないで欲しいんです・・・(グスッ)」 ガラッ まこ「おぉ、ここにおったか。(・・・なんじゃ?この空気は・・・)久、教師と学生議会の連中が呼んでおったぞ。」 久「・・・そう、分かったわ。対局中だからまこが変わりにお願い。」 和「ぶ、先輩!まだ話は・・・!」 まこ「まぁ、待て待て・・・そん話聞かせとくれんか、ワシにも関係ありそうじゃからの。」 咲「え・・・?」 久「・・・じゃあ、失礼するわね。」 バタンッ 京太郎「・・・」

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