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101 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/07/23(金) 22:31:43 ID:g2uEmJoxO
京太郎「ふぅ……雨も降って来た事だし早く帰らねーとな!」
ニャー…… ニャー……
京太郎「ん?なんだ……あっちの方から鳴き声が聞こえるぞ」
タッタッタッ……
池田「ニャーニャー!誰か私を拾ってくださいだし!」
京太郎「な…!なんだこりゃあ!」
京太郎「ん?よく見ると段ボールに何か書いてある……【誰か捨て池田を拾ってくれる優しい人はいませんか?】……意味が分からん」
池田「あっ、そこのお前!この捨てられた哀れな華菜ちゃんを拾え!」
京太郎「うわっ、いきなり上から目線ですか」
池田「この大雨の中にいたら華菜ちゃんは風邪をひいちゃうし!早く拾えだし!」
京太郎「…………」タッタッタッ…
池田「ちょっ、ちょっと待てお前!どこに行くつもりだ!」
京太郎「見て分からないのか?家に帰るんだよ……馬鹿馬鹿しい話に付き合ってられません」
池田「お前はそれでも血の通った人間か!この雨に打たれて震えている可哀相な華菜ちゃんを見てなんとも思わないのか!」
京太郎「バリバリ元気じゃないか……」
池田「今は元気でもいずれ風邪をひいて力尽きてしまうかもしれないだろ?
だから拾ってほしいし!お願いしますだし!」
京太郎「いや、だから……」
池田「皆さーん!この男はひどいですよ~!捨てられて困っている美少女を見捨てるんですよ~!早く来てくださーい!」
京太郎「おい!ちょっと待て!……分かった、分かったよ!拾えばいいんでしょう!拾えば!」
-京太郎の家-
池田「おじゃましまーすだし!」
京太郎「やれやれ……なんでこんな事になっちまったんだろ……」
池田「以外と広い家だし!ここなら華菜ちゃんも快適に生活できそうでよかったよかった!」
京太郎「ちょっと待てお前。お前は何を言っているんだ?」
池田「何をって……お前が私を拾った以上、今日からここが華菜ちゃんの住む場所だし!改めてよろしくな!」キラッ
京太郎「ちょっと待てええええええええ!なんでそんな話になるんだよ!」
103 名前:101の続きみたいな[] 投稿日:2010/07/24(土) 22:22:51 ID:WxcYI83eO
池田「とりあえずご飯が食べたいし!早く食べさせてくれないと死んじゃうんだし!」
京太郎「勝手に人んちに居候を決めこんだあげく、食事まで要求するなんてとんだペットだな……」
池田「ニャー!はやくはやくー!」バタバタ
京太郎「あー、分かった分かった!分かったからそこで暴れるのはやめろ~!」
池田「さすがは私のご主人様!話が早くて助かるし!」
京太郎「ごしゅ……何?」
池田「ご主人様はご主人様だし!私の飼い主であるお前をこれからご主人様と呼ぶし!」
京太郎「言っている意味が分からないんだけどさ……?」
池田「とにかくご飯を食べさせて欲しいし!ご飯!ご飯!」
京太郎「………とんだ拾いものをしちまったぜ」
-夜-
池田「ふわぁ……お腹も一杯になったことだし今日はもうふかふかの布団でお休みするし」
京太郎「ちょっと待て、なんで俺の布団の中に潜り込もうとしているんだ!」
池田「そんな……ご主人様は華菜ちゃんと一緒に眠りたくないのか!?」
京太郎「だからご主人様じゃねーし!眠る所なんて他にもあるじゃねーかよ!」
池田「ううう……ご主人様は華菜ちゃんの事が嫌いなのか…?嫌いなら嫌いってはっきり言ってほしいんだし……」
京太郎「いや、別に嫌いって訳じゃ……」
池田「それじゃあ華菜ちゃんはご主人様の布団で眠る!おやすみ~!」
京太郎「おい、人の話は最後まで……」
池田「スヤスヤ……もう食べられないし……」
京太郎「………はあ、なんだかよく分からないけど凄く疲れた……俺も眠ろうっと……」
池田「むにゃむにゃご主人様……」
京太郎「……こうして静かにしていれば可愛いげがあるんだけどな……」
104 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/07/24(土) 22:24:27 ID:WxcYI83eO
-次の日-
京太郎「それじゃあ俺は学校があるから……ちゃんと大人しくしてるんだぞ?」
池田「大丈夫だし!華菜ちゃんは賢いからご主人様の言う事はちゃんときくし!」
京太郎「なんだか心配になってきた……まあいいや、行ってくる」
池田「行ってらっしゃいだし~!」パタパタ
京太郎「………はぁ」
-帰り道-
京太郎「やれやれ、今日も大雨か…早く帰らねーと華菜の奴が何か変な事しそうで怖いぜ……」
???「そこのあなた、待ってほしいですー」
京太郎「ん?」
初美「わふー、捨てられて困っているのですー。お願いだから拾ってほしいのですー」
京太郎「………巫女?」
初美「巫女じゃないです初美ですー。……くちゅん」
京太郎「だ、大丈夫か?そんな格好してるから…」
初美「この姿で捨てられたから仕方ないのです……どうか助けてほしいのです」
京太郎「うう……困ったなあ。家には華菜がいるし……」
初美「やっぱり……駄目なのですか?あなたも救いの手を差し延べてくれないのですか……?」グスン…
京太郎「そ、そんな悲しそうな顔をされたら…。……………………………………ええい、構わん!ここで見捨てるは男にあらず!お前も俺の家にこい!」
初美「ありがとうなのですー!あなたが優しい人でよかったです~!」ギュッ…
京太郎「………全く、華菜をどうやって説得するべきか考えないとな…」
142 名前:代行[sage] 投稿日:2010/08/21(土) 19:38:36 ID:CgdWDtt/O
~数日後~
京太郎「おーい、ご飯の時間だぞー!」
池田「はーい!今行くし~!おい、新入り!のほほんと昼寝なんかしていないで早く来い!」
初美「わふ~!よく寝たですー。…くんくん、この匂いは……ご飯の匂いですねー、今行くですー!」タッタッタッ…
京太郎「さてと…それじゃあ」
京太郎・池田・初美「いただきまーす!」
池田「むしゃむしゃ……やっぱり京太郎の作ってくれたご飯は美味しいし!」
初美「わふー、華菜ちゃんの言うとおりですねー♪」
池田「当たり前だし!京太郎は私達のために愛情をこめて作ってくれているし!
京太郎は最高のご主人様だし~!」パクパク
京太郎「ハハハ…なら何でいつの間にご主人様から京太郎と呼び方が変わっているんだい?」
池田「うっ……」ギクッ
初美「わふ~、ご主人様の言う通りだと初美は思うですよー?」
池田「ふみゅん……京太郎は私の事が嫌いだし?」ウルウル
京太郎「そんな悲しい声で鳴いてくれるなよ…別に俺は華菜の事を嫌いだなんて言ってないぞ?」
池田「私は京太郎の事が大大大大好きだし!ご主人様を思う気持ちは誰にも負けないんだ!」
初美「わふー!それは聞き捨てならないですよー華菜ちゃん!ご主人様を思う気持ちは私も負けていないですー!
私はご主人様の事が大大大大大好きなのですー!」エッヘン
143 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/08/21(土) 19:39:35 ID:CgdWDtt/O
池田「むむっ!初美の癖に生意気な事を言うし!なら華菜ちゃんは京太郎の事が大大大大大大好きだし!」
初美「なら初美はご主人様の事が大大大大大大大好きなのですー!」
池田「なら華菜ちゃんは京太郎の事を大大大大大大大大大大………」
初美「だいだいだいだいだいだいだい……」
京太郎(だいだい五月蝿いな……やれやれ)ムシャムシャ
京太郎(それにしても華菜と初美が仲良くやっているみたいで安心したぜ。ま、最初の頃は華菜がニャーニャーと初美に対して威嚇してたけど)
華菜「だいだいだ……ぎゃん!?」ガブッ
初美「だ…大丈夫ですかー!?」
池田「いはーい!しらをかんらっらひー!ほれもおれもへんうはうひのへいらしー!」
(訳:痛ーい!舌を噛んじゃったしー!それもこれも全部初美のせいだしー!)
初美「わうーん、何を言っているか全然分からないですー」
京太郎「全く……ご飯の最中に喧嘩なんかするからそんな事になるんだよ。ちゃんとご飯を食べなさい」
池田「ほ、ほへんなはいらひー!にゃうう……」グスン
初美「わふー、華菜ちゃん大丈夫ですかー?かなり痛そうで初美は心配ですー」
144 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/08/21(土) 19:40:25 ID:CgdWDtt/O
京太郎「ふう、食った食った」
池田「にゃーん、京太郎!ご飯も終わった事だから華菜ちゃんと遊ぼうだし!」
初美「わふー、駄目ですよ~!ご主人様は私と遊ぶですー!頭をいっぱいいっぱい撫でて欲しいです~♪」
池田「ダメだし!京太郎に撫でてもらうのは華菜ちゃんが先だし!初美は華菜が満足するまでそこで指をくわえて見ているがいいし!」
初美「わううー!そんなの嫌ですー!独り占めはずるいですよ~!ご主人様、初美の頭をナデナデしてくださいですー」ギュッ
池田「あーー!ずるいぞ初美ー!京太郎に抱いてもらうのは華菜ちゃんだけの特権だぞ~!」ギュッ
京太郎「お、おいお前ら……そんなにくっつくなよ」
池田「京太郎は初美よりも華菜ちゃんを可愛がってくれてるし!だから先に華菜ちゃんと遊んでくれるに違いないし!」ギュ~
初美「わふー!そんな事ないですよ~!ご主人様は優しいから初美と遊んでくれるですー」ギュ~
京太郎「ちょ、お前ら…そんなに引っ付くな…うおっと!」
ドスーン!
京太郎「いてて……大丈夫かお前ら?」
池田「ゴロゴロ……転んだの痛いけど…これで全身を使って抱き締める事ができるし」
初美「わうーん。ご主人様だーい好きです~」パタパタ
京太郎「……ふぅ」
ナデナデ
池田「にゃーん…やっぱり京太郎に頭を撫でてもらうのは気持ちよいし。
京太郎に頭を撫でてもらうとなんだかすっごく安心するんだ…」
初美「わふー、初美もご主人様に頭を撫でてもらうの大好きですよー♪ご主人様の匂いは落ち着くですー」
京太郎「……全く、華菜も初美も…まだまだ甘えん坊だな」
198 名前:143から[] 投稿日:2010/09/24(金) 08:00:16 ID:ioN1adaIO
部「じゃあ、今日はこれくらいでおひらきね」
タ「ふぅ~今日も疲れたじょーのどちゃんタコスを食べにいこうじぇ~」
和「はい、かまいません咲さんも一緒にどうです?」
咲「ごめん、この後京ちゃんに麻雀の特訓の手伝いを頼まれたんだ」
京「へ?俺頼んでねぇz」
咲「ね、京ちゃん?♪」クスッ
京「あ、ああそうだったな」ビクッ
タ「何ッ!?京ちゃんと二人っきりなのか!?」
咲「うん、そうだよ?部長部室の鍵渡してくれません?先生には私から伝えておきますので」
部「ん~わかったっあなたに鍵を預けるわあまり京ちゃんいじめちゃダメよ?」(ホントは二人きりにしたくないけど咲からじゃなくて京ちゃんからの頼みならまだ大丈夫ね)
和「二人とも頑張って下さいねそれでは失礼します」
タ「京ちゃん明日はタコスおごれよっ」(咲ちゃんと二人きりってやな予感がするじぇ)
ワ「京ちゃん男は気合いじゃけえの」
部「それじゃね閉めるわよ」ガラガラ
京「……で咲一体どうしたんだよ?なんかいつもの咲t」バチーン京「痛!…咲!?」ビクッ
咲「京ちゃんみんなどうしちゃったの?京ちゃん京ちゃんってさあ!!私の見てないところで何したの?吐いてよねえっ!!」
京「しっ知らねぇよ!!なんかいつの間にか…京ちゃんって…けどだからって悪いことじゃないだろ!…俺だってまあ気分悪くないしな」
咲「…そっか京ちゃんは親友の私じゃなくて他のこを庇うんだね?…わかった京ちゃんとの縁もこれまでだね?」
京「ちょっと待てよ言ってることがメチャクチャだぞ」
咲「…別にいいよ?京ちゃんがその気なら私にも考えがあるんだアハハハっ」
#comment
101 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/07/23(金) 22:31:43 ID:g2uEmJoxO
京太郎「ふぅ……雨も降って来た事だし早く帰らねーとな!」
ニャー…… ニャー……
京太郎「ん?なんだ……あっちの方から鳴き声が聞こえるぞ」
タッタッタッ……
池田「ニャーニャー!誰か私を拾ってくださいだし!」
京太郎「な…!なんだこりゃあ!」
京太郎「ん?よく見ると段ボールに何か書いてある……【誰か捨て池田を拾ってくれる優しい人はいませんか?】……意味が分からん」
池田「あっ、そこのお前!この捨てられた哀れな華菜ちゃんを拾え!」
京太郎「うわっ、いきなり上から目線ですか」
池田「この大雨の中にいたら華菜ちゃんは風邪をひいちゃうし!早く拾えだし!」
京太郎「…………」タッタッタッ…
池田「ちょっ、ちょっと待てお前!どこに行くつもりだ!」
京太郎「見て分からないのか?家に帰るんだよ……馬鹿馬鹿しい話に付き合ってられません」
池田「お前はそれでも血の通った人間か!この雨に打たれて震えている可哀相な華菜ちゃんを見てなんとも思わないのか!」
京太郎「バリバリ元気じゃないか……」
池田「今は元気でもいずれ風邪をひいて力尽きてしまうかもしれないだろ?
だから拾ってほしいし!お願いしますだし!」
京太郎「いや、だから……」
池田「皆さーん!この男はひどいですよ~!捨てられて困っている美少女を見捨てるんですよ~!早く来てくださーい!」
京太郎「おい!ちょっと待て!……分かった、分かったよ!拾えばいいんでしょう!拾えば!」
-京太郎の家-
池田「おじゃましまーすだし!」
京太郎「やれやれ……なんでこんな事になっちまったんだろ……」
池田「以外と広い家だし!ここなら華菜ちゃんも快適に生活できそうでよかったよかった!」
京太郎「ちょっと待てお前。お前は何を言っているんだ?」
池田「何をって……お前が私を拾った以上、今日からここが華菜ちゃんの住む場所だし!改めてよろしくな!」キラッ
京太郎「ちょっと待てええええええええ!なんでそんな話になるんだよ!」
103 名前:101の続きみたいな[] 投稿日:2010/07/24(土) 22:22:51 ID:WxcYI83eO
池田「とりあえずご飯が食べたいし!早く食べさせてくれないと死んじゃうんだし!」
京太郎「勝手に人んちに居候を決めこんだあげく、食事まで要求するなんてとんだペットだな……」
池田「ニャー!はやくはやくー!」バタバタ
京太郎「あー、分かった分かった!分かったからそこで暴れるのはやめろ~!」
池田「さすがは私のご主人様!話が早くて助かるし!」
京太郎「ごしゅ……何?」
池田「ご主人様はご主人様だし!私の飼い主であるお前をこれからご主人様と呼ぶし!」
京太郎「言っている意味が分からないんだけどさ……?」
池田「とにかくご飯を食べさせて欲しいし!ご飯!ご飯!」
京太郎「………とんだ拾いものをしちまったぜ」
-夜-
池田「ふわぁ……お腹も一杯になったことだし今日はもうふかふかの布団でお休みするし」
京太郎「ちょっと待て、なんで俺の布団の中に潜り込もうとしているんだ!」
池田「そんな……ご主人様は華菜ちゃんと一緒に眠りたくないのか!?」
京太郎「だからご主人様じゃねーし!眠る所なんて他にもあるじゃねーかよ!」
池田「ううう……ご主人様は華菜ちゃんの事が嫌いなのか…?嫌いなら嫌いってはっきり言ってほしいんだし……」
京太郎「いや、別に嫌いって訳じゃ……」
池田「それじゃあ華菜ちゃんはご主人様の布団で眠る!おやすみ~!」
京太郎「おい、人の話は最後まで……」
池田「スヤスヤ……もう食べられないし……」
京太郎「………はあ、なんだかよく分からないけど凄く疲れた……俺も眠ろうっと……」
池田「むにゃむにゃご主人様……」
京太郎「……こうして静かにしていれば可愛いげがあるんだけどな……」
104 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/07/24(土) 22:24:27 ID:WxcYI83eO
-次の日-
京太郎「それじゃあ俺は学校があるから……ちゃんと大人しくしてるんだぞ?」
池田「大丈夫だし!華菜ちゃんは賢いからご主人様の言う事はちゃんときくし!」
京太郎「なんだか心配になってきた……まあいいや、行ってくる」
池田「行ってらっしゃいだし~!」パタパタ
京太郎「………はぁ」
-帰り道-
京太郎「やれやれ、今日も大雨か…早く帰らねーと華菜の奴が何か変な事しそうで怖いぜ……」
???「そこのあなた、待ってほしいですー」
京太郎「ん?」
初美「わふー、捨てられて困っているのですー。お願いだから拾ってほしいのですー」
京太郎「………巫女?」
初美「巫女じゃないです初美ですー。……くちゅん」
京太郎「だ、大丈夫か?そんな格好してるから…」
初美「この姿で捨てられたから仕方ないのです……どうか助けてほしいのです」
京太郎「うう……困ったなあ。家には華菜がいるし……」
初美「やっぱり……駄目なのですか?あなたも救いの手を差し延べてくれないのですか……?」グスン…
京太郎「そ、そんな悲しそうな顔をされたら…。……………………………………ええい、構わん!ここで見捨てるは男にあらず!お前も俺の家にこい!」
初美「ありがとうなのですー!あなたが優しい人でよかったです~!」ギュッ…
京太郎「………全く、華菜をどうやって説得するべきか考えないとな…」
142 名前:代行[sage] 投稿日:2010/08/21(土) 19:38:36 ID:CgdWDtt/O
~数日後~
京太郎「おーい、ご飯の時間だぞー!」
池田「はーい!今行くし~!おい、新入り!のほほんと昼寝なんかしていないで早く来い!」
初美「わふ~!よく寝たですー。…くんくん、この匂いは……ご飯の匂いですねー、今行くですー!」タッタッタッ…
京太郎「さてと…それじゃあ」
京太郎・池田・初美「いただきまーす!」
池田「むしゃむしゃ……やっぱり京太郎の作ってくれたご飯は美味しいし!」
初美「わふー、華菜ちゃんの言うとおりですねー♪」
池田「当たり前だし!京太郎は私達のために愛情をこめて作ってくれているし!
京太郎は最高のご主人様だし~!」パクパク
京太郎「ハハハ…なら何でいつの間にご主人様から京太郎と呼び方が変わっているんだい?」
池田「うっ……」ギクッ
初美「わふ~、ご主人様の言う通りだと初美は思うですよー?」
池田「ふみゅん……京太郎は私の事が嫌いだし?」ウルウル
京太郎「そんな悲しい声で鳴いてくれるなよ…別に俺は華菜の事を嫌いだなんて言ってないぞ?」
池田「私は京太郎の事が大大大大好きだし!ご主人様を思う気持ちは誰にも負けないんだ!」
初美「わふー!それは聞き捨てならないですよー華菜ちゃん!ご主人様を思う気持ちは私も負けていないですー!
私はご主人様の事が大大大大大好きなのですー!」エッヘン
143 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/08/21(土) 19:39:35 ID:CgdWDtt/O
池田「むむっ!初美の癖に生意気な事を言うし!なら華菜ちゃんは京太郎の事が大大大大大大好きだし!」
初美「なら初美はご主人様の事が大大大大大大大好きなのですー!」
池田「なら華菜ちゃんは京太郎の事を大大大大大大大大大大………」
初美「だいだいだいだいだいだいだい……」
京太郎(だいだい五月蝿いな……やれやれ)ムシャムシャ
京太郎(それにしても華菜と初美が仲良くやっているみたいで安心したぜ。ま、最初の頃は華菜がニャーニャーと初美に対して威嚇してたけど)
華菜「だいだいだ……ぎゃん!?」ガブッ
初美「だ…大丈夫ですかー!?」
池田「いはーい!しらをかんらっらひー!ほれもおれもへんうはうひのへいらしー!」
(訳:痛ーい!舌を噛んじゃったしー!それもこれも全部初美のせいだしー!)
初美「わうーん、何を言っているか全然分からないですー」
京太郎「全く……ご飯の最中に喧嘩なんかするからそんな事になるんだよ。ちゃんとご飯を食べなさい」
池田「ほ、ほへんなはいらひー!にゃうう……」グスン
初美「わふー、華菜ちゃん大丈夫ですかー?かなり痛そうで初美は心配ですー」
144 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/08/21(土) 19:40:25 ID:CgdWDtt/O
京太郎「ふう、食った食った」
池田「にゃーん、京太郎!ご飯も終わった事だから華菜ちゃんと遊ぼうだし!」
初美「わふー、駄目ですよ~!ご主人様は私と遊ぶですー!頭をいっぱいいっぱい撫でて欲しいです~♪」
池田「ダメだし!京太郎に撫でてもらうのは華菜ちゃんが先だし!初美は華菜が満足するまでそこで指をくわえて見ているがいいし!」
初美「わううー!そんなの嫌ですー!独り占めはずるいですよ~!ご主人様、初美の頭をナデナデしてくださいですー」ギュッ
池田「あーー!ずるいぞ初美ー!京太郎に抱いてもらうのは華菜ちゃんだけの特権だぞ~!」ギュッ
京太郎「お、おいお前ら……そんなにくっつくなよ」
池田「京太郎は初美よりも華菜ちゃんを可愛がってくれてるし!だから先に華菜ちゃんと遊んでくれるに違いないし!」ギュ~
初美「わふー!そんな事ないですよ~!ご主人様は優しいから初美と遊んでくれるですー」ギュ~
京太郎「ちょ、お前ら…そんなに引っ付くな…うおっと!」
ドスーン!
京太郎「いてて……大丈夫かお前ら?」
池田「ゴロゴロ……転んだの痛いけど…これで全身を使って抱き締める事ができるし」
初美「わうーん。ご主人様だーい好きです~」パタパタ
京太郎「……ふぅ」
ナデナデ
池田「にゃーん…やっぱり京太郎に頭を撫でてもらうのは気持ちよいし。
京太郎に頭を撫でてもらうとなんだかすっごく安心するんだ…」
初美「わふー、初美もご主人様に頭を撫でてもらうの大好きですよー♪ご主人様の匂いは落ち着くですー」
京太郎「……全く、華菜も初美も…まだまだ甘えん坊だな」
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