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京太郎「ティガダイナガイアならティガ」咲「ダイナ」和「ガイア」」(2014/03/28 (金) 14:58:17) の最新版変更点

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京太郎「ティガだろ」 咲「ダイナでしょ」 和「ガイアしかありえません」 京太郎「……」 咲「……」 和「……」 京太郎「待て、落ち着こうぜ?ティガカッコイイだろ?」 咲「まあ、確かに」 和「斬新でしたしね、赤青銀金のカラーリングが美しいウルトラマンは」 京太郎「少なくともOPだけはティガがナンバーワンのはずだ」 咲「悔しいけどOPだけはティガ一強なんだよね。EDなら『君だけを守りたい』とかあるんだけど」 和「ダイナもガイアも気分の高揚する良いOPですが、『Take me higher』と比べると流石に分が悪いです」 京太郎「あ、でも俺ガイアでウルトラマンが活躍してるときの女性が高い声でアーアーアーアーって言ってる感じの挿入歌好きだぜ?」 咲「あ、それは私も」 和「ありがとうございます」 京太郎「ティガはウルトラマンの新時代の先駆け。クウガと同じで色々新しい事に挑戦して大成功を納めた言わば一番槍」 咲「その後のウルトラマンにも影響大きいんだよね。特に『青のウルトラマン』」 和「青のウルトラマンと言えば、アグルですね」 京太郎「青の混ざったウルトラマンもそうだが、青を基調としたウルトラマンがメイン級で活躍してたのはワクワクしてたなぁ」 咲「アグルブレード、カッコイイよね!」 和「当時は『スターウォーズかよ!』などと言われたものですが」 和「後にネクサスやメビウスで主役ウルトラマンが愛用していた辺り人気は高かったようです」 京太郎「ビゾーム戦、最高だったよな!」 咲「人型怪獣とウルトラマンによる両者ビームブレードの迫力ある殺陣!」 和「怪獣の光線をブレードで防御!」 京太郎「ガイアのブレードはアグルにしろガイアV2にしろ、ロマンの塊だと思うんだよ」 京太郎「ティガを語る上で忘れちゃならないのが、キリエロイドだと思うんだよ」 咲「キリエル人の尖兵だね」 和「二度戦い、二度目の戦いではタイプチェンジを身に付けてティガを敗北させていますね」 京太郎「イーヴィルティガも忘れられないが、やっぱキリエロイドは別格だ」 咲「いわゆる悪トラマンじゃない人型の敵、グレゴール人やアパテーだね」 和「格闘戦が映えますからね。二度目の戦いでの逆転劇も素晴らしいです」 京太郎「今思えば最終回の伏線だらけだったな……人々が集めた光」 京太郎「物理的な光よりも折れない人々の心の光、現実に打ちのめされて闇に堕ちる大人」 京太郎「純粋にウルトラマンを信じるが故に諦めない子供……」 咲「パワータイプを超えるパワー形態、スカイタイプを超えるスピード形態」 和「純粋なスペックで劣っている相手に『光』で勝つ。劇場版のラストオデッセイもそうでしたね」 京太郎「『ここに眠っていたのは、闇だけじゃなかった……!!』」 京太郎「必殺技もいいな。ゼペリオン光線、デラシウム光流、ランバルト光弾」 咲「ソルジェント光線だって負けてないでしょ!」 和「フォトンエッジやフォトンストリーム、ガイアは挙げていけばキリがないですね」 京太郎「なんだよー、ゼペリオン光線のポーズは見てた奴なら一度は真似したことあるはずだろ?」 咲「うっ、それは……」 和「分かりやすく憶えやすく、かつ格好いいポージングが求められていましたからね」 京太郎「光のエフェクトも相まって非常に子供心をくすぐられたな」 咲「……どーせソルジェント光線にはポージングありませんよーだ」 和「さ、咲さん?」 京太郎「機嫌直せって。ラスト近くのソルジェント連発はロマンの塊だったし」 京太郎「『光の星の戦士達』『超時空の大決戦』で新しくポージング貰ってたろ? ソルジェント光線は十二分にカッコイイって」 咲「……そうかな?」 和「そうですとも。S字の蒼い光の奔流は他のウルトラマン達に引けを取りませんよ」 京太郎「おまけにダイナだけサーガに主役級で出てる優遇っぷり。これ以上求めるのは贅沢ってもんだぜ?」 咲「……うん、ありがと。やっぱりダイナが最高だよね!」 京太郎「いやティガだって」 和「ガイアです」 京太郎「ティガの売りに最終三部作のクオリティの高さがあると思うんだ。ゾイガー襲来→ルルイエ浮上→ティガ敗北→グリッター!」 咲「あの流れは凄いよね」 和「最終三部作はそれぞれのウルトラマンのテーマの集大成とも言えるため単純には比べられませんが」 和「完成度という意味ではティガとネクサスが頭一つ抜けていると思います」 京太郎「闇が空を覆い、人々の心も闇に呑まれる。大人達は膝をつき、諦めない仲間達も次々と希望を断たれていく」 咲「だけど純粋にティガを信じる子供達は、ティガの勝利を信じた」 和「その心の光、そして子供達という未来の光。更にダイゴの未来の光であるレナという光。皆が光となってティガと一つになる」 京太郎「流れる『take me higher』!復活し進化したグリッターティガ!ガタノゾーアを圧倒!」 「「「大勝利!」」」 京太郎「いや、良い物だった。後の映画で何故かウルトラ兄弟が皆グリッター化してたけど」 咲「贅沢を言うならグリッターはティガだけにして欲しかったなぁ」 和「スプリーム・バージョンと違ってグリッターはウルトラマンを象徴する在り方のようなものですからね」 和「使い易かったのではないでしょうか」 咲「次はダイナね!ダイナミックのダイナ!」 和「ダイナマイトのダイナですね」 京太郎「大好きのダイナだな」 咲「ダイナはティガと同じ世界、後の時代のお話なんだよね」 和「良い意味でも悪い意味でも、ティガ達の残した遺産が沢山ある世界ですね」 京太郎「旧レギュラーのその後を描いたり、魅力的な立ち位置を与えたり」 京太郎「どうしても旧レギュラーと比べられる新規レギュラーをキッチリ描ききったり……なんだかんだ凄い事やりきったんだよな」 咲「前番組のティガと比べられちゃったから評価はそんなに高くないけど、良いウルトラマンだよ」 和「タイプチェンジはティガと違い二回制限」 和「タイプチェンジ→フラッシュに戻るという事しか出来ない為にタイプチェンジのタイミングがシビアでしたね」 京太郎「その分各タイプがティガよりピーキーでチートだ」 京太郎「ストロングもミラクルもデスフェイサーが出てきたあの劇場版でしか押されてる印象無いし」 咲「全体的に少年漫画風味だよね。アスカ・シンの性格もあるんだろうけど」 和「シン・アスカ?」 京太郎「おいバカやめろ」 咲「色々あるけど、やっぱり印象に残ってるのは『金星の雪』かな」 和「金星のナノマシンがスフィアに操られて怪獣となって暴走したお話ですね」 京太郎「ミラクルタイプが珍しく押されてた話だな」 咲「ゴルザ再登場の『あしなが隊長』も素敵だけどね。ミラクルタイプは出来る事が多すぎるから……」 和「テレポート、サイコキネシス、バリア、クレヤボヤンス、ブラックホールの生成、分身、電撃、自然からのエネルギーの補給……」 京太郎「非物理のあらゆる攻撃をサイコキネシスでそのまま反射したり」 京太郎「力場で光のレンズもどき作って太陽光を収束・レーザーにして撃ち出したり、ブラックホールで押し潰したり」 咲「CG技術をこれでもかって程使ってたね」 和「ですがその分、活躍させるには費用がかかって仕方ないなかったとか。出番も比較的少ないですし」 京太郎「要するにガタキリバなんだよな、あれ」 咲「ダイナのタイプチェンジは大好きなんだけど……あのCGだけはどうにかならなかったのかな」 和「ああ、あの絶妙に『これじゃない』感じの……」 京太郎「ウェブダイバーってたな」 咲「CGウルトラマンが評価されるのはULTRAMANまで待たないと実現しなかったし、やっぱりちょっと早かったんだよね」 咲「スフィアはしつこかったね」 和「ガイアで言えば根源的破滅招来体のポジションですしね」 京太郎「何でも融合するし、何でもいじくるし、いくらでも沸いてくるし……」 京太郎「おまけにそんじょそこらの戦闘機じゃ倒せないっていう絶妙にメンドくさい敵だった」 咲「最初から最後まで敵が一貫してる感じだよね。カオスヘッダーみたいな」 和「目的は地球と人類の吸収・同化という、なんと言うべきか……ELSのような生命体でしたね」 京太郎「ELSはせっさんと00クアンタ呼んで来ないと……ってウルトラマンには∞や80は居ても00は居なかったな」 咲「相互理解ならコスモス呼んでくれば良いんじゃないかな」 咲「ヒビキ隊長もカッコ良かったよね。さっき言った『あしなが隊長』での足長おじさんのお話はジーンと来たよ」 和「ウルトラシリーズにおいて隊長は皆優秀ですから」 京太郎「イルマ隊長、ヒビキ隊長、コマンダー……皆有能かつ導き手として主人公達を導いて来たな」 京太郎「地球を守る事に関しては、ウルトラマンに匹敵するほど貢献してきたと思うぜ」 咲「人類側もウルトラマンに頼りきりにならず、ギリギリまで頑張って、怪獣達に人間だけで立ち向かう姿勢を保つ」 咲「これには有能なチームとリーダーは必須だもんね」 和「『ウルトラマンに頼りきりで何もせず、口だけの地球人』」 和「『例え絶望的であってもウルトラマンに頼りきりではなく、自分達の力で戦いウルトラマンと肩を並べる地球人』」 和「この辺りのテーマはメビウスが集大成として纏めてくれましたね」 京太郎「だがダイナはその思想の間違った一面を俺達に教えてくれたよな」 咲「テラノイド、そしてゼルガノイドだね」 咲「ダイナの最終三部作の始まりは、人間側がウルトラマンを捕まえて」 咲「材料にして人造ウルトラマンを製造するところから始まるんだよね」 和「そして案の定エネルギーがすぐに切れてスフィアに乗っ取られてしまうんですよね。因果応報と言うべきでしょうか」 京太郎「あれは上手かったと思う。ウルトラマンのエネルギーは心の光、作り物には宿らないってメッセージだろうし」 咲「ダイナ屈指の名戦闘、ゼロ距離ゴリ押し連射ソルジェントが披露されたのもこの回!」 和「人造ウルトラマンテラノイド、ゼルガノイドは一回でやられてしまうには惜しかったとの声もありますね」 京太郎「このテーマはネクサスのナイトレイダーの隊長が結論を出してくれたと思う」 『光を力に変えるのは……人の意思です』 『デュナミストが自らの意思で、己の命を懸けて戦おうとするからこそ、光は力となる』 『私はデュナミストが単なる光の器だとは思わない。光を、人類が手に入れるべき兵器だとも思わない!』 咲「デュナミスト=変身者って言い換えれば他の作品にも通じるね」 和「思い上がりは良くない、というのは鋼の錬金術師でも言ってましたね」 京太郎「『見たか!俺の超ファインプレー!』は一生に一度は言ってみたい台詞だぜ!」 咲「やめて!」 咲「そして苦いラスト。あの最後は誰も想像してなかったと思うんだ」 和「私、てっきり当時は死んでしまったのかと……」 京太郎「俺もインタビューで生きてるって明言されるまでそう思ってたな」 咲「私だってそうだよもう! アスカの『君だけを守りたい』って台詞はカッコ良かったなー」 和「あの告白は誰が見ても満点を付けるでしょうね。愛まで熱い人でした」 京太郎「しかし告白の後地球を守る為にダイナはその身を捧げ、地球に帰ってくるまで15年かかったという……」 咲「しかもその間も幾つもの宇宙を渡り歩いて虐げられる人々を助け続けてるってもうね、本当にヒーローだよ」 和「『超時空の大決戦』のダイナも本人なんでしたっけ」 京太郎「エイプリルフールだとお馬鹿だけどな」 咲「円谷ッターは関係ないでしょ!!」 和「最後はガイアですね。トリを飾りましょう」 京太郎「作戦名(ミッションネーム)は、地球(ガイア)!」 咲「平和よろしく!」 和「あ、えと、その」 京太郎「しまった、いきなりは無茶振りだったか」 咲「名言ラッシュって要するに言葉のドッチボールだもんね」 和「つ、次はちゃんと反応して見せます!」 京太郎「(かわいい)」 咲「(かわいい)」 和「ガイアを語るなら、まず外せないのはアグルの存在ですね」 京太郎「ガイアが赤・金に対してアグルが青・黒という対極のカラーリングなんだよな」 咲「在り方も対極だよね。人間に寄り過ぎなガイアと、それ以外に寄り過ぎなアグル」 和「だからか、ガイアとアグルの直接対決の回は『ウルトラマン同士の戦い』という」 和「叩かれそうな題材にも関わらずかなり好評だったらしいです」 京太郎「正直ガイアのデザインにはちょっと不満があったんだが、直接対決の後にV2になってからは素直にカッコいいと思ったな」 咲「赤金銀黒ってだけであそこまで変わるんだね、印象って」 和「印象と言うなら、外せないのはSV(スプリーム・ヴァージョン)でしょう」 京太郎「カラーリングが赤青金銀黒とこれでもか!と色を使ってんのにあそこまで纏まりがあるのは一種の芸術だよな」 咲「体格も良くなって『強くなった!』って感じがするよね」 和「純粋に自分の意志で行えるパワーアップ形態。投げの鬼とも呼ばれていますね」 京太郎「……でもなあ」 咲「投げすぎて怪獣の中のスーツアクターさん怪我させちゃうのはどうかと思うよ」 和「は、迫力のある絵が撮れたのでそれで良しとしませんか?」 和「ガイアといえば既存の枠に囚われない必殺技も売りですね」 京太郎「『頭から撃つ鞭状のビーム』でいきなり度肝を抜かれたな」 咲「リキデイターやアグルブレードも十分斬新だったよ」 和「ではその中で一つ選ぶとしたら?」 「「フォトンストリーム」」 和「あの大きく二つの弧を描くモーション、手をズラす動き、非常に素晴らしいと思います」 京太郎「同意する」 咲「うん」 和「最終回の必殺技ラッシュはガイアとアグルの持ち技の多さを象徴しているかのようですね」 京太郎「V2になった時に互いの技を共有してるからな」 咲「まさに地球そのもののウルトラマンだよね」 和「地球がウルトラマンを二体生み出したのは、つまりそういう事なのでしょう。素敵な事です」 和「ガイアの最終三部作は大人も子供も怪獣も、この地球の生命全てが力を合わせて打ち勝ちましたね」 京太郎「ティガの時に『俺は光になれないのか……』ってショボーンとしてた大きなお友達が居たらしいからな」 京太郎「今回は大人が輝いてるぜ」 咲「地球という星を守る為、普段は敵対していても力を合わせる」 咲「互いの領域を侵してしまったら戦うけど、それでも共存を目指す……コスモスとは違う共存の形だよね」 和「コスモスの共存は主人とペットに近い関係という側面がありますからね……それはともかく、ドビシは非常に厄介でした」 京太郎「体長60cmのイナゴ怪獣が『地球を完全に覆う』とかふざけたことやらかしてきたからな……何千億体居たんだアレ」 咲「戦争は数なんだって言うけど、限度があるよね。それでもガイアとアグルにあっという間に殲滅されてたけど」 和「そして、ラスボスのゾグ。最初の天使形態の戦いの強さ、最後の化物形態の戦いの大きさ」 和「『圧倒的』を形にしたようなラスボスでした」 京太郎「『さあ、回復してやろう!』をリアルにやって来るとはなー」 咲「わざわざガイアとアグルを全快させて、その上で圧倒して倒す。それを世界中に中継するってひどすぎだよ」 和「それでも折れなかった人達による『ミッションネーム・ガイア』。地球の勝利、そうお話は締め括られました」 京太郎「じゃ、一番はティガってことで」 咲「ダイナでしょ?」 和「ガイア以外ありえません」 京太郎「……」 咲「……」 和「……」 京太郎「……まあ、結論は出てるんだけどな。俺はティガが大好きで、ダイナとガイアが好きだ」 咲「私はダイナが大好きで、ティガとガイアが好き」 和「私はガイアが大好きで、ティガとダイナが好きです」 京太郎「ま、そういう事だわな。麻雀打つにはメンツ足りないし、三麻打つ気にもならんし」 京太郎「『ウルトラ8兄弟』でも見て誰か来るの待つか」 咲「三者揃い踏みなら私は『超時空の大決戦』を推すけど」 和「あ、お茶淹れてきますね」 京太郎「あ、雑用は俺がやるからいいよ。淹れとくから咲とどっち見るか決めといてくれ」 カン!

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