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和「須賀くん……お願いがあるんです」 京太郎「お?なんだ?なんでも言ってくれよ!(和に頼られるなんて……これは脈があるのか!?)」 和「単刀直入に言いますね……麻雀部を辞めてください」 京太郎「え……い、いま……なんて……?」 和「私は同じことを何度も繰り返したくはないんですが……仕方ないですね。もう一度だけ言います」 和「麻雀部から退部してください」 京太郎「な、なんで……」 和「正直言って足手まといなんですよ。初心者の癖にだらだら続けられて教えるこっちの身にもなってください」 和「そのくせに私のことをじろじろ見て……その視線ものすごく不快なんですよ」 和「ここまでで私たちがどれだけ須賀くんから被害を被っているか分かって貰えましたか?」 京太郎「……あぁ」 和「ならやめてくれますね?麻雀部」 京太郎「あぁ……分かったよ……」 和「あ、見え透いた謝罪とか要りませんからね?謝られても一層不快になるだけですし」 京太郎「……あぁ、今から……退部届……だしてくるよ…………」 和「分かりましたから早く行ってください 和「(はぁ……本当に須賀くんは可愛いですね!あんな絶望しきっている表情……物凄くそそられます……)」 和「はぁ……これだから須賀くんは……」 和「(最高なんです!あの絶望と悲愴が混ぜ合わさったなんともいえない死んだ眼!)」 和「(それでいて情けを求めてるのか時折仔犬のような潤んだ眼を向けられる……っ!最高ですっ!)」 和「ほら、退部届はここにありますから……」 和「(駄目です!襲いたい!驚きと苦悶の表情のなか嫌がっている須賀くんを無理矢理襲いたいですっ!)」 京太郎「…………正直謝って済むか分からないけど……謝らせてくれ……ごめん」 和「分かったから早く書いて出てってくださいね(じゃないと私の理性が持ちませんから!あぁあぁぁ、本当に可愛らしい!)」 京太郎「……今までありがとう……和」グスッ 和「はいはい……退部届は私が出しておきますからではさようなら!(ハァハァ……駄目っ!耐えられないっ!)」 ガチャッ……バタン……。 和「はぁ……はぁ……我ながらよく耐えられましたね、私……」 和「さてと、あとは追いかけて須賀くんをフォローすれば完璧ですね!待っていてください!須賀くん……いえ!京太郎くん!」 京太郎「はぁ……和……いや……皆にあんなに嫌われてるなんてな……」 京太郎「それにしても結構きたなぁ……心に。あんなにはっきり拒絶されれば心にきても当然か……」 京太郎「うっ……グスッ……もう少し……ヒック…みんなと居たかったかなぁ……グスッ」 和「須賀くん!」バッ! 京太郎「の、和!?な、なんで追いかけて……」ゴシゴシ!! 和「さっきはあんなに酷いことを言ってごめんなさい!私……いつも雑用をしている須賀くんが見るに耐えなくて……」グスッ 京太郎「……え?……ということはさっきのは……?」 和「全部嘘です!須賀くんは普通に退部を勧めても納得してもらえないと思ったので……あんな暴言を……」 京太郎「…………った……」 和「え?」 京太郎「みんなに……グスッ……嫌われてなくて……グスッ……良かったよぉ……」 和「須賀くん……(はぁぁぁぁん……っ!だ、駄目……今度は堪えきれる気がしないですっ!可愛いっ!!!)」 和「もう……須賀くんは麻雀部ではなくなりましたが……ずっと私のそばにいてくれますか?」ニコッ 京太郎「……あぁ!勿論だ……俺はずっと和の隣にいるよ……」 和「はい!嬉しいです!(ようやく……ようやく!京太郎くんを手にいれました……!)」 和「一生離しませんからね?京太郎くん」 カン!

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