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京太郎「師弟関係ってなんかあこがれるよなぁ」
京太郎「誰か、俺の師匠になってくれる人はいないかなー、なんて……」
健夜「……」
咏「……」
良子「……」
はやり「……」
理沙「……」
靖子「……」
……ゴクリッ
健夜「やっぱり、実力的には私が教えるべきだよね。一線から退いてるから時間はあるし」
咏「いやいや、アラフォーに教えられたら笑顔ばっかキツくなっちまうんじゃねー? 私がみっちり鍛えてやるよ」
良子「ノーウェイ。京太郎がロリコンになっちまいます。やはり、年齢的に一番親しみやすい私が」
はやり「よしこちゃんがやったら、きょうくんがルー大柴みたいになっちゃうよ! ここはやっぱりはやりがやります☆」
理沙「きつい! 私が!!」
靖子「腕が上がっても口下手になったらだめだな。ここは、私が」
健夜「そんなことしたら京太郎くんの食生活が偏っちゃうよ!!」
一同「………」
ワタシガ! イヤワタシダ! ハヤリガ! ノーウェイ! ワタシ!! カツドン!
健夜「……というわけで」
咏「決着が付かなかったので」
良子「私たち全員で京太郎のマスターになります」
はやり「がんばろうね☆」
理沙「よろしくっ!」
靖子「色々大変だと思うが……まぁ、これでも食べな」っカツ丼
京太郎「……は?」
京太郎「いや、まるで意味がわからないんですけど」
京太郎「というか、なんでみなさん手をワキワキさせて……?」
京太郎「え、いやちょ、そこは駄目そこは駄目、そこはだ、」
京太郎「あぁっ!?」
京太郎「う、うわああああああああああああああああああああああああっ!!?」
アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア……
アアアアアアアアアアアアアアアア……
アアアアアアアアアア……
アアアアア……
京太郎「わぁっ!?」 ガバッ
京太郎「ゆ、ゆめ……?」
京太郎「……」
京太郎「……こわかった!」
京太郎(クレイジーな夢だった。ブレックファストにカツサンドでも食べて落ち着こう)
京太郎(……ん?)
京太郎「なんかへん!」
京太郎(……背がミニマムに? それと、喋ろうとするとなんだかワードに詰まる感じが)
京太郎(頬の筋肉も引きつってるし……とりあえず、顔でも洗ってリフレッシュを……って)
寝ぼけ眼を擦りながら、朝の身支度のために向かった洗面台。
すると、そこには
京太郎「なっ」
京太郎「なんじゃこりゃあああああっ!?」
ファンシーなパジャマを着た、小学生くらいの男の子が引きつった笑みを浮かべていたとさ☆
カンッ