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「宮永さんってすごい麻雀上手かったんだねー」 咲「え、えっと……」 やめろ……咲が困ってんだろうが。 「いやー、まさかあんなにすごいとは思わなかった!」 「俺はただ者じゃないってわかってたぜ!」 「嘘つけよー!」 男子クラスメート……ちっ、名前忘れた。 まあいいか、あいつ後で×す。 俺が気付けなくて、てめえが気付けるわけねえだろ。 「もう俺咲ちゃんの麻雀に心奪われちゃった!なあなあ、今度デートしない?」 咲「あっ、その……」 おい、なに気安く咲に触ってんだ……? 汚い手で咲に触ってんじゃねえぞ……あいつも後で×す。 咲にも後でしっかり言っとかないとな……あいつ自身は心配ないとはいえ力ずくで来られたら最悪の結果すらある。 「なあなあ咲ちゃん、そいつより俺とデートしようぜ!」 咲「きゃっ……!」 肩に回した腕をどけろてめえ……! 咲が汚れたらどうすんだ、さりげなく見えても胸触ろうとしてんのバレてんだよ!! 京太郎「咲ー」 咲「あ、あっ、京ちゃん……」 京太郎「ほら、今日も部活で話し合いあるしそろそろ行こうぜ」 咲「う、うん!ごめんなさい、私部室行かなくちゃ……」 「それならしょうがないねー」 「咲ちゃーん、俺はいつでもデートOKだからー!」 ねえよ、もう黙ってろ。 咲「あ、あはは……きょ、京ちゃん行こう?」 京太郎「ああ、転ばないようにしろよー?」 咲「こ、転ばないよ!」 ――空き教室 咲「んうっ、ちゅっ、きょ、京ちゃん、ちょっと待っ……」 京太郎「やだね」 早く消毒してやらないと、お前に変な汚れがついたら大変だろ。 口には出さず俺は咲の唇を、舌を、口の中全てを消毒していく。 咲「あ、はぁ……きょ、京ひゃん、激しっ……」 京太郎「肩、いやあの野郎胸も触ろうとしてやがったな……」 咲「う、うん、さすがにあれは驚いちゃった……助けてくれてありがとう、京ちゃん」 京太郎「礼なんていいっての……しかたないな、ちょっと脱がすぞ」 咲「っ……!」 制服のリボンを外し、露わにした肩にキスをする。 咲を綺麗にするために少しずつ肩のラインに舌を這わしていく。 咲「ぁ、ふっ……!」 ああ全く、本当に胸触られてたら俺はあの場であいつの頭に椅子を叩きつけてたかもしれない。 そこまで咲に触れていいのは俺だけだ。 どんなに麻雀が強かろうが、咲はすぐ迷子になって運動も得意じゃない、本を読むのが好きな普通の女の子だ。 咲「京ちゃん、また痕つけるの……?」 京太郎「ああ、薄れてきたしな」 ちょっと麻雀で活躍したからって今まで相手にもしなかった咲に群がってきた連中……あんな奴らに宮永咲を語られてたまるか……! 京太郎「咲」 咲「んっ、ぁっ……!」 京太郎「お前はあんな奴らには、いいや、誰にも渡さねえからな……」 首元や太ももにマークを刻みながら、それを顔を赤くして必死に声を抑えながら、 それでも抵抗せず身体を小さく震わせて受け入れる咲を見て、俺は自分の中の歪んだ何かが満たされるのを確かに感じた。 カン!

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