「h35-45」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

h35-45」(2014/03/06 (木) 18:35:00) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

京太郎「……あれ、どこだここ?」 照「京ちゃん、全国大会出場おめでとう」 京太郎「ああ、照さん。ありがとうございます」 照「そんな京ちゃんにプレゼントを用意してきた」ガサゴソ 京太郎「ちょっと待ってください。ここ、何処だかわかりませんか?」 照「そんなことはどうでもいい」 京太郎「よくないですって! ……大会の開幕式は覚えてる。初戦東1で親満から始まって……」 照「思い出すより、これを引っ張って」 京太郎「追い上げようとして対面の5200に振って……ってなんですかこれ」 照「何って、クラッカー?」 京太郎「何で疑問系なんですか。あとおめでとうの相手に引っ張らせるのは違うと思います」 照「はやく」ワクワク 京太郎「……はいはい。引っ張ればいいんですね。よっと――」 クラッカーを引っ張ると、紐は伸びた。クラッカーから紐が延びる。 延びる。 伸びる。 唐突に紐が切れると(紐は未だ繋がっている)紐の先には紐が繋がっていた。それは紐ではなかった。だが、紐だった。 一次元的な紐だった。厚みも高さも時間もただの紐。衣類のような気もしたが、 種を蒔く時期には未だ早いので、穏やかな休憩所を兼ねたそれはきっと紐だった。 その紐が縮んで広がっていくと泡が溢れ出す。 泡泡泡泡シ包泡泡泡泡 泡泡泡シ泡泡 泡 泡 泡が出続けていると紐(紐のサキは繋がっている)は玉になった。 その箱の中には箱が折り畳まれ続けている。泡は止まっている淡は止まっている。 ぱたんぱたんぱたん ぎいぎいぎい 京太郎「引きますよ、照さん」 そして俺はクラッカーの紐を引いた。 東3局一本場 京太郎「……? あれ?」 A「どうした? 鳴きか?」 京太郎「あ、いえ……」 そうだ、大会は未だ途中。今は追い上げないといけない場面なのに―― 京太郎(夢?) まずは手配を見てツモって。 京太郎「は、ぃ?」 背筋が凍る。なんだこれは、なんだこれは。 京太郎「……ツモ、地和、国士」 どこかで紐を引く音がした。 カンッ!

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: