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優希「う~むむむ…」 久「難しい顔しちゃって、どうしたの?」 優希「うぅむ…昨日雀鬼借りて観てたら小手返しの練習したくなって、ちょっといじってるんだじぇ」 和「小手返しってあまりマナーがいいとは言えませんけどね」 まこ「まあ練習するだけなら自由じゃろ」 咲「それでうまくいってないんだね…」 優希「ぐむぅぅ~、私はこんなに不器用だったのか…」 京太郎「おっす、遅れましたー……優希どうした?」 咲「あ、京ちゃん、それがね…」 優希「小手返しがうまくいかないんだじぇ」 京太郎「小手返し?     …ああ、確かにちょっと難しいけど俺何とかできるぜ?」 久「えぇ?!」 まこ「初耳じゃの…」 和「筋読みの練習もしないでそんな事を…」 咲「あ~、京ちゃん器用だから…」 優希「わ、私が…京太郎に遅れを……?    ぐぬぬ!そ、それなら見せてもらおうじゃないか!今すぐにな!」 京太郎「ここでか? う~ん、ちょっとそれはな……」 ガラガラッ 内木「会長!僕にロリっ子を紹介するって話はどうなったんですかー!」 久「うげ、面倒なのがきたわ…」 まこ「お前さんもなんて約束しとるんじゃ…」 京太郎「…じゃあ、彼にやってみるか」 まこ「? なにをじゃ?」 内木「だましたなぁぁー!だましてくれたなぁぁーー!…ん?なんだね君は!」 京太郎「…よっ」 内木「ぐえっ!」 バターン! 女子一同「!!??」 久「ちょっ!な、なにをしてるの須賀くん!」 京太郎「?…小手返しですが」 優希「え?」 京太郎「優希、いいか?     小手返しは大雑把に分けると2種類ある     いま俺がやったのは手首をひねらずに折り曲げて肘を落として転がす投げ     そしてもう一つが……」 内木「うぐぐ…い、いきなりなんてことを……うおわっ!」 バッダーン! 女子一同「ファッ!?」 京太郎「こっちの手首を外側に返して飛ばす投げだ     これは崩しきれていないと失敗した四方投げのように中空極めで終わる場合がある     それはそれでもいいんだけど、投げるというならポイントがある」 内木「げほっ、ごほっ、げぇほっ…ぬおぉっ!」 バッダァーーン! 京太郎「小手返しという名前だけど、あくまで小手を返すというのはおまけに過ぎない         重要なのは相手を態勢の限界まで導いてやってから投げるということ     つまり、常に相手を重心が前側にかかっている状態にしなきゃ駄目だ     無理に手首を極めると痛いだけ、痛いから相手が飛んで受身をとるなんてのはただの力技     そんなのは合気道の技じゃない」 咲「ふぇ…?」 和「あい…き…どう?」 京太郎「…? 小手返しの話してたろ?     ……んで、前へ前へと導いて相手の重心が限界まできた頃に出てきた後ろ足にあわせて軽く手首を返して     肘を落とし、胸を落としてやる、と     そしてもう一つが呼吸投げのように相手の背中側に……」 内木「も、もう…や……」 まこ「京太郎、京太郎、小手返しってのはな麻雀の用語でな    手の中で隣り合った牌を入れ替えることじゃ」 京太郎「へ?」 バッダダァァ~~ン 後日、清澄高校の麻雀部は合気麻雀道部と名前を改めたらしい カンッ

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