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ある日の鶴賀     京太郎「うーん」モミモミ   智美「ワハハ」   京太郎「これは…」モミモミ   智美「唸ってばかりだなー。やっぱりそんなに楽しいもんじゃないだろ?」   京太郎「いやいや、そんなことないですよ。すげー楽しいです」モミモミ   智美「そうは言ってもなー。京太郎が触りたいって言うから触らせたけど、やっぱり他の皆の方がよかったんじゃないか?」   京太郎「いやー、さすがに頼めませんよ。断られるでしょうし」モミモミ   智美「京太郎が頼めば触らせてくれると思うけどなー」   京太郎「それに部長のが一番触りたかったんです」モミモミ   智美「ワハハ、そ、そうかー」///   京太郎「はい」モミモミ   智美「…」   京太郎「…」モミモミ   智美「さっきからずいぶん熱心に揉んでるなー。そんなにいいのかー?」   京太郎「そりゃもう。すごい柔らかくてふわふわって感じで肌触りとかもすごくいいです。もうずっと触ってたいです」モミモミ   智美「ワハハ、今までそんなとこ褒められたことなんてなかったけど、なんか照れるなー」///   京太郎「そうでしょうね。あんまり人に触られたりしないでしょうし」モミモミ   智美「そうだなー…んっ!」   京太郎「あ!すみません痛かったですか?」ピタ   智美「いや、大丈夫だ。ちょっとびくっとしただけだから。敏感なところだからなー」   京太郎「そうですね。すみません気をつけます」モミモミ   智美「おー、そうしてくれ。大切なとこだからな」   京太郎「うす」モミモミ   智美「…」   京太郎「…」モミモミ   智美「もう京太郎は私の体の虜だなー」///   京太郎「そうですねー」モミモミ      ドア「バターン!!!!!」     ゆみ「なにをやってるんだ貴様らはぁぁ!!」   桃子「部室でそんなことフケツっす!!」   佳織「智美ちゃん!学校でそんなことしちゃ駄目だよ!!」   睦月「うむ!!」     智美「うわぁっ!?」///   京太郎「うおっ!?な、なんですかいきなり!?」モミモミ   ゆみ「なんだも何もあるか!神聖な学び舎の!!しかも部室で!!!お前たちはなにをやって…」   智美「」///   京太郎「」モミモミ   ゆみ「…」   智美「」//////   京太郎「」モミモミモミモミ   ゆみ「…なにをやっているんだ?」   京太郎「いや、みてのとおり…」         京太郎「もみあげを揉んでるんですけど…」モミモミ     ゆみ・桃子・佳織・睦月「…」   智美「ワハハ」/////////     しばらくあと     ゆみ「す、すまなかったな。その、早とちりしてしまって…」   京太郎「いや、いいですよ。誤解も解けましたし」   ゆみ「その、触るとか…揉むとか…敏感だとか…大切なところとか聞こえたから…つい、な?」   智美「ワハハ」   佳織「でも京太郎くんもあんまり女の子の髪を触ったりしちゃ駄目だよ?大切なものなんだからね?」   京太郎「すみません。部長がいいって言うから…つい…」   佳織「智美ちゃん?」   智美「ごめんなー」   桃子「さっきの先輩、顔まっ赤だったっすね」   智美「いろいろ変な事言ってたから、話を聞かれてたと思ったら恥ずかしくってなー」   睦月「…うむ」   京太郎「それにしても胸を揉んでたと思ったって…すごい勘違いですね…」   智美「冷静沈着なユミちんも普通の女子高生だったってことだなー」   ゆみ「も、もう言わないでくれ」///   智美「ワハハ」       智美「さすがに部室じゃしないのになー」   ゆみ・桃子・佳織・睦月「!!??」   京太郎「あ」   智美「…?」     「……」     「…あっ!」     ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ     ゆみ「『部室じゃ』…だと?」ゴゴゴ   桃子「…どういうことっすか?」ゴゴゴ   佳織「説明してもらいたいな?…京・太・郎・くん」ゴゴゴ   睦月「………うむ」ゴゴゴ   京太郎「」ダラダラ   智美「」コソコソ   ゆみ「…どこへ行く蒲原」ゴゴゴゴ   智美「ひゃ!?」ビクッ   ゆみ「お前の取り調べもまだ終わっていないぞ?」ゴゴゴゴゴ   智美「」ダラダラ       ゆみ・桃子・佳織・睦月「さあ、話してもらおうか?」   京太郎「あわわ」   智美「わ、わは…は…」     もっと前の鶴賀     京太郎「うーん」   智美「ん?どうしたんだ須賀くん」スタスタ   京太郎「あ、部長。この本でよくわからないとこがあって加治木先輩に聞こうと思ったんですけど忙しいらしくて…」   智美「ワハハ、ほとんどユミちんが部長みたいなものだからな。代わりに私が教えてやるぞー。どこだー?」   京太郎「すいません、ここなんですけど…」   智美「おー、これはなー…」     別の日     智美「お、京太郎くん。どこにいくんだ?」   京太郎「あ、部長おはようございます。ちょっと買出しを頼まれまして」   智美「そうかー、じゃあ私もついてってやろう」   京太郎「え、いやいいですよ。部長に買い出しの手伝いさせるなんて悪いですし、部長も自分の練習があるじゃないですか」   智美「まあまあ気にしない。それを言うなら京太郎くんにも自分の練習があるだろー」   京太郎「…すいません」   智美「ワハハ、そこはありがとうだろー」   また別の日     智美「残念だったな…京太郎」   京太郎「すいません。鶴賀の名に泥を塗ってしまって…」   智美「そんなの…今まで大会にすら出てなかったんだから気にするようなことじゃないさ」   京太郎「それだけじゃない…部長に申し訳なくて…」   智美「?」   京太郎「休みの日でも練習に付き合ってくれて、部長の練習の時間も減らしてしまったのに…俺…」グスッ   智美「それこそ京太郎が気にすることじゃないさ。先輩として指導するのは当たり前だし、なにより私が好きで教えてたんだから」   京太郎「でも、俺…部長の…みんなの邪魔して…」ポロポロ   智美「邪魔なんかじゃない!」   京太郎「!?」ビクッ   智美「京太郎はみんなのために率先して行動してくれてた!買出しも、掃除も、牌譜の整理だって」     「ユミちんもかおりんもむっきーもモモも、私だってすごく感謝してる!邪魔だと思ったことなんてない!」     「それに…私は強くなろうって努力する京太郎をきっと誰より近くで見てきた」     「くやしいって気持ちもわかる。だからこそ…京太郎にはそんなふうに自分を責めてほしくないんだ…」   京太郎「部長…」グスッ   智美「それでも気にするなら約束しよう。私たちは勝つ。勝って必ず全国に行く」     「そして京太郎は邪魔なんかじゃなかったって証明する」     「だから、もう泣くんじゃないぞ…」ギュッ   そのまた別の日     智美「ワハハ、負けちゃったなー」   京太郎「…部長」   智美「あんなにカッコよく決めたのに、これじゃカッコがつかないなー」   京太郎「部長」   智美「ま、決勝まで行けただけでも儲けものだったしなー」   京太郎「蒲原先輩!」   智美「!?」   京太郎「もういいですから…」   智美「な、なにがだー?」   京太郎「平気なふりなんてしなくていいんですよ」   智美「なんの、ことかな…?」   京太郎「ありがとうございます。俺に気を使わせないようにしてくれてるんですよね?」   智美「…」   京太郎「蒲原先輩のその心遣いはすごく嬉しいです。でも、泣きたいときは泣いてください」      「あの日、俺は蒲原先輩のおかげで救われました。…今度は俺がそれを返したいんです」      「だから、正直になってください」      「…俺が全部受け止めますから」ギュッ   智美「…」     「京…太郎…」グスッ     「うぅ、ごめん、ごめん…京太郎」ポロポロ     「私、勝つって…約束したのに…みんな頑張ったのに…私だけ…何も…何もできなくて」ポロポロ     「約束守れなくてごめん…っ…ごめんね…」ポロポロ     「うえええぇぇぇぇぇぇん」ポロポロ     …   京太郎「落ち着きましたか?」   智美「おー、泣きすぎて目がピリピリするけどな」   京太郎「大丈夫ですか?」   智美「あんまり見るなよなー。目とか腫れて酷い顔だろうからさー」   京太郎「そんなことないです。かわいいですよ」   智美「!?…傷心の女性を慰めるにはちょっと格好つけすぎじゃないかー?」   京太郎「そうですか…?」   智美「勘違いしちゃうぞー…なんて…」   京太郎「勘違いじゃないですよ」   智美「なっ!」   京太郎「好きです蒲原先輩。俺と付き合ってください」   智美「ふ、普通こんな時に告白なんてする?」   京太郎「ベストタイミングだと思いますけど」   智美「ほ、本気で?」   京太郎「あたりまえじゃないですか。本気ですよ。駄目ですか?」   智美「…」     「……ぞ」   京太郎「はい?」   智美「だから…いぞって」   京太郎「すみません、聞こえないんですけど」   智美「だから!いいぞっていったんだ!!」   京太郎「そのいいはNOのほうのいいですか?」         智美「YESの方だよ!!!!」       …   智美「うーん」   京太郎「どうかしましたか?部長」   智美「え!?…いや、その、えーと…そう!呼び方!」   京太郎「はい?」   智美「つ、付き合ってるのに部長はないんじゃないか―?さっきはもっと砕けてただろー」   京太郎「さっきのは、まあ、必死だったんで…つい。でも確かにそうですね。じゃあ、蒲原先輩?」   智美「先輩ー?巷で男は彼女を先輩って呼ぶのか―?」   京太郎「え、えと…じゃあ、蒲原さん?」   智美「私は名前で呼んでるのになー?」   京太郎「……………智美…さん」///   智美「…」///   京太郎「…」///   智美「嬉しいけど、結構恥ずかしいなー」///   京太郎「そうですね」///   智美「あ、でも学校とか部活では今まで通り部長って呼ぶんだぞ?」   京太郎「え?なんでですか?」   智美「なんでもだー。じゃあ帰るぞー」ギュ   京太郎「は、はーい」ギュ     智美(とっさに出た言葉だったけど呼び方一つで随分距離が縮んだ気がするなー)     (名前で呼ばれただけなのに心臓がドキドキしっぱなしだ。私本当に京太郎が好きなんだな)     (でも、こまったなー)     (これから京太郎がいない時にやるガールズトークにどんな顔して参加すればいいんだろう…)     (ユミちんも)     (かおりんも)     (むっきーも)     (モモも)     (みんな京太郎が好きだからなー…)     「こまったなー…」ボソ   京太郎「?」     カン

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