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190 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/24(土) 21:14:56 ID:1QwrxUmH 京太郎「おつかれーっす・・・あれ。和、1人だけ?」 和「はい、優希は今日は居残りで補習させられてます。先輩方はまだ見えてないです」 京太郎「そっか。あ、咲は風邪で学校休みだ。みんなにヨロシクってメールもさっき来た」 和「・・・そうですか」 京太郎「(ん。咲が休みと聞いて明らかにガッカリしたなあ)・・・なあ、和・・・」    和って咲の事が・・・『女の子』が、好きなのか? 京太郎「(なーんて、聞けるわけねーよなあ)」 和「なんですか?」 京太郎「あ、いや・・・その本、プロの牌譜読んでるのか?」 和「はい。そうです」 京太郎「なにか手伝おうか?」 和「いえ、特にその必要はありません」 京太郎「そ、そっか・・・うん。それもそうだよな」 和「はい」 京太郎「・・・」    そして、俺の事は嫌い・・・なんだろうなやっぱり。いつもそっけないし・・・・・・あー、なんでだろ・・・ハァ 京太郎「(そういや、前に優希が言ってたな・・・)」 『あんまり咲ちゃんと仲良くしてたら、のどちゃんから嫌われちゃうじょ~?』 京太郎「(あの時は奴の変な冗談だと思ってたが・・・)」 『だから、咲ちゃんじゃなくて私とイチャイチャしようじぇ、ダ~リ~~ン! うっふーん』 京太郎「(・・・なんて台詞に繋がってたからな・・・・・・ううむ、だがしかし・・・もしかして和が俺を嫌ってる原因は、やはり・・・)」 和「・・・あの」 京太郎「ぇ!? は、はい!」 和「何か言いたいことがあるんですか? ・・・あまり、ジーっと見ないで欲しいです」 京太郎「え? あ、ああゴメン。別に何も・・・」    (言いたいこと、か・・・) 京太郎「あ、いや・・・一つ、言っていいかな?」 和「なんですか?」 京太郎「俺と咲はなんでもないから!」 和「・・・はい?」 京太郎「だから、俺と咲はただの仲良い友達なだけで、それ以上は何m」 和「当たり前です!!」 京太郎「あ、当たり前って・・・」 和「あ・・・い、いや、その、当たり前というか・・・べ、別に私は、宮永さんと須加君がそんな関係だとは思ってませんから!」 京太郎「あ、そ、そうなんだ」 和「はい、そうです!」 京太郎「なんか変な事言ってゴメン」 和「・・・・・・ううん・・・半分、嘘・・・かも、です。・・・ちょっとだけ・・・ちょっとだけ、二人の仲を疑ってました」 京太郎「・・・!(やっぱ、そうだったんだ)」 和「本当なんですよね? 二人が何も無いって、本当に信じてもいいんですよね?」 京太郎「ああ、俺は和に嘘はつかねーよ」 和「そうですか、よかった・・・・・・は! イヤ、私なんてこと聞いて・・・あの! 今の会話は忘れてください!!」 京太郎「ええ!? 忘れろって言われても・・・プッ。ハハハハハ」 和「な、なんで笑うんですか!」 京太郎「いや、和がそんなに慌ててるのが珍しくて・・・ククッ。大丈夫、俺も変な事言っちゃったし、今の会話は無かったってことで・・・ハハハ」 和「はい、そうしてください! ・・・クスッ。ふふふ」 京太郎「(結局、やっぱり和は咲のことが・・・? それとももしかして・・・いや、それはねーよな~・・・ただ、こうして和と笑いあうのって、初めてかも・・・)」 優希「ただいま参上だじぇーー!! あれ、先輩二人ドアの前で何してるんだじぇ!?」 部長「優希!? いや、これは別に何をしてるってわけじゃ」 まこ「おい、押すんじゃない! ちょ、うわっ!!」 バタン 和「─!! ぶ、部長と染谷先輩! き、聞いてたんですか?」 部長「いやー・・・え? 何を? 何も聞いてないわよ~」 優希「思いっきり聞き耳立ててたじょ?」 まこ「あーー! 今日もいい天気じゃのう! なあ、京太郎!!」 京太郎「は、はあ・・・(コイツラー!!)」 優希「ねえ、皆何やってたんだじぇ? ねえ? ねーーー!!?」 #comment
190 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/24(土) 21:14:56 ID:1QwrxUmH 京太郎「おつかれーっす・・・あれ。和、1人だけ?」 和「はい、優希は今日は居残りで補習させられてます。先輩方はまだ見えてないです」 京太郎「そっか。あ、咲は風邪で学校休みだ。みんなにヨロシクってメールもさっき来た」 和「・・・そうですか」 京太郎「(ん。咲が休みと聞いて明らかにガッカリしたなあ)・・・なあ、和・・・」    和って咲の事が・・・『女の子』が、好きなのか? 京太郎「(なーんて、聞けるわけねーよなあ)」 和「なんですか?」 京太郎「あ、いや・・・その本、プロの牌譜読んでるのか?」 和「はい。そうです」 京太郎「なにか手伝おうか?」 和「いえ、特にその必要はありません」 京太郎「そ、そっか・・・うん。それもそうだよな」 和「はい」 京太郎「・・・」    そして、俺の事は嫌い・・・なんだろうなやっぱり。いつもそっけないし・・・・・・あー、なんでだろ・・・ハァ 京太郎「(そういや、前に優希が言ってたな・・・)」 『あんまり咲ちゃんと仲良くしてたら、のどちゃんから嫌われちゃうじょ~?』 京太郎「(あの時は奴の変な冗談だと思ってたが・・・)」 『だから、咲ちゃんじゃなくて私とイチャイチャしようじぇ、ダ~リ~~ン! うっふーん』 京太郎「(・・・なんて台詞に繋がってたからな・・・・・・ううむ、だがしかし・・・もしかして和が俺を嫌ってる原因は、やはり・・・)」 和「・・・あの」 京太郎「ぇ!? は、はい!」 和「何か言いたいことがあるんですか? ・・・あまり、ジーっと見ないで欲しいです」 京太郎「え? あ、ああゴメン。別に何も・・・」    (言いたいこと、か・・・) 京太郎「あ、いや・・・一つ、言っていいかな?」 和「なんですか?」 京太郎「俺と咲はなんでもないから!」 和「・・・はい?」 京太郎「だから、俺と咲はただの仲良い友達なだけで、それ以上は何m」 和「当たり前です!!」 京太郎「あ、当たり前って・・・」 和「あ・・・い、いや、その、当たり前というか・・・べ、別に私は、宮永さんと須加君がそんな関係だとは思ってませんから!」 京太郎「あ、そ、そうなんだ」 和「はい、そうです!」 京太郎「なんか変な事言ってゴメン」 和「・・・・・・ううん・・・半分、嘘・・・かも、です。・・・ちょっとだけ・・・ちょっとだけ、二人の仲を疑ってました」 京太郎「・・・!(やっぱ、そうだったんだ)」 和「本当なんですよね? 二人が何も無いって、本当に信じてもいいんですよね?」 京太郎「ああ、俺は和に嘘はつかねーよ」 和「そうですか、よかった・・・・・・は! イヤ、私なんてこと聞いて・・・あの! 今の会話は忘れてください!!」 京太郎「ええ!? 忘れろって言われても・・・プッ。ハハハハハ」 和「な、なんで笑うんですか!」 京太郎「いや、和がそんなに慌ててるのが珍しくて・・・ククッ。大丈夫、俺も変な事言っちゃったし、今の会話は無かったってことで・・・ハハハ」 和「はい、そうしてください! ・・・クスッ。ふふふ」 京太郎「(結局、やっぱり和は咲のことが・・・? それとももしかして・・・いや、それはねーよな~・・・ただ、こうして和と笑いあうのって、初めてかも・・・)」 優希「ただいま参上だじぇーー!! あれ、先輩二人ドアの前で何してるんだじぇ!?」 部長「優希!? いや、これは別に何をしてるってわけじゃ」 まこ「おい、押すんじゃない! ちょ、うわっ!!」 バタン 和「─!! ぶ、部長と染谷先輩! き、聞いてたんですか?」 部長「いやー・・・え? 何を? 何も聞いてないわよ~」 優希「思いっきり聞き耳立ててたじょ?」 まこ「あーー! 今日もいい天気じゃのう! なあ、京太郎!!」 京太郎「は、はあ・・・(コイツラー!!)」 優希「ねえ、皆何やってたんだじぇ? ねえ? ねーーー!!?」 #comment

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