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京「う・・・。」 ?「あ、目が覚めた?」 京「ここは・・・。」 ?「びっくりしたよー。道端で倒れてるんだもん。」 京「咲・・・?」 咲「なぁに?京ちゃん。」 京「お前・・・急に髪がのびたな?その縛り方は部長の真似か?」 咲「それ、前にも言ったでしょ。もう・・・。」 京(ん・・・なんだ、何か違和感が・・・。) 咲「あ、立っても大丈夫なの?」 京「ああ・・・って!!」 咲「ん?どうしたの?」 京「お前、背も伸びてるじゃないか!それに・・・」 京(胸でかっ!和並とはいかないが、Dはあると見たね!!) 咲「それに・・・何?」 京「い、いやなんでもない!!」 咲「京ちゃん、何か変だよ?・・・というか背、縮んだ?髪型もちょっと違うし・・・というより一年生の頃に戻ったというか・・・。」 京「・・・!!なるほど。」 咲「何?どうしたの?」 京「俺、タイムスリップした。」キリッ 咲「・・・・・・えぇ?」 ・ ・ ・ 咲「ちょっと信じられないけど・・・そう考えるしかないかな。君は確かに一年生の頃の京ちゃんみたいだし。」 京「咲に君呼ばわりされるとはな。どうせ今でもどんくさいんじゃないか?」 咲「むぅ、そんなことないよ。京ちゃんはいつも私に助けられてばかりなんだから。」 京「どうだか・・・さてこれからどうしよう。」 咲「とりあえずウチに来なよ。今日は誰もいないし、君が誰かに会っちゃうのはまずい気がするよ。」 京「おお・・・そうだな。」 京(なんという的確な判断・・・た、確かに少しは成長しているみたいだな。) 咲「それじゃ、行こう!」 ・ ・ ・ 京「おじゃましまーす。」 咲「はい、いらっしゃい。とりあえず晩ご飯にしよっか。ちょうど買い物に行ってきたところだったの。」 京「おー、じゃあ頼むよ。材料足りるのか?」 咲「ちょっと多めに持ってきたから大丈夫だよ。じゃあちょっと待っててね。」 京「おおー・・・。テレビ番組も少し変ってる・・・なんかショックだな。」 京「何、あれは終わってしまったのか!?好きだったのにー。」 咲「もう、京ちゃんったら。」 ・ ・ ・ 京「いただきまーす」 咲「どうぞー。」 京「う、うまい・・・上達したな。」 咲「そう?ふふ、ありがと。」 京「うん、これもいける。」 咲「京ちゃん、あーん。」 京「な、なんだよ?」 咲「食べさせてあげる♪」 京「いいって!なんか恥ずかしい・・・。」 咲「恥ずかしくなんかないよー。ほらほら。」 京「う・・・あーん!」 咲「ふふ、おいしい?」 京「ああ、うん。すごくおいしい・・・です////」 ・ ・ ・ 京「ごちそうさま!」 咲「はい、おそまつさまでした。」 京「うん、本当においしかったぞ。」 咲「ありがと。じゃあ洗い物してきちゃうね。」 京「おーう。」 咲「あ、じゃあお風呂入る?着替えはお父さんのを持ってくるよ。」 京「ああ、じゃあそうしようかな。」 京「そういえばここの風呂に入るのも久しぶりだなあ。昔は結構来たけどな。」ガラッ 京「ふう・・・極楽極楽。」 咲「着替えここに置いとくねー。」 京「おう、さんきゅ。」 咲「お湯加減どお?」 京「おー、ちょうどいい感じだ。」 咲「そう。よかったよー。」 咲(ふふ・・・。)ゴソゴソ 京「人ん家で入る風呂ってのもなかなかいいもんだな~。」 咲「きょーうちゃん♪」ガラッ 京「うぇあ!?な、何やってんだお前!!」 咲「へへー、一緒に入ろうと思って。」 京「いや、それはまずいと思うぞ色々と!」 咲「そんなことないよー。タオル巻いてるし、それに前にも一緒に入ったことあるんだから。」 京「えぇ!?そ、そうなのか・・・それならいい、のか?」 咲(じつは嘘なんだけど、ちょっとくらいいいかな?ふふ。) 咲「京ちゃん、背中流してあげる!」 京「う、ああ・・・・////」 咲「京ちゃん、顔真っ赤だよ?私の裸見ていやらしいこと考えてるのかなー。」 京「そ、そんなわけないだろ!咲のなんか見ても何も感じません。」 咲「ふーん?」ぎゅっ 京「お、おまえ・・・!!」 京(や、やばい・・・というか胸・・・!////) 咲「♪~」 ・ ・ ・ 咲「さて、そろそろ寝よっか。」 京「なんか疲れた・・・。で、俺はどこで寝ればいいんだ?」 咲「へ?ここで、だけど。」 京「布団はひとつしかないのだが・・・。」 咲「ふーん、京ちゃんは私と寝るの嫌なんだ?」 京「嫌ではないけど、その・・・」 咲「じゃあいいでしょ?」 京(くそぅ・・・咲に振り回されてばかりだな。こんな日が来るとは!) 咲「じゃあおやすみ!」 京「おやすみ・・・・。あんまりくっつくなよ!」 咲「イヤ。京ちゃんあったかくて気持ちいいんだもん。」 京「やめろってー。胸とかあたってるんだぞ!」 咲「んー。あててるんだもん。」 京「こ、この!////」 咲「ふふ、今は私のほうがお姉さんなんだからね。」ナデナデ 京「な、なでるなー!」 咲「あはは、京ちゃんが衣ちゃんみたい。」 ・ ・ ・ 咲「うーん・・・あれ?」 京「ぐー・・・。」 咲「ふぇ!?きょ、きょ、京ちゃん!!??」 京「む?朝か・・・おはよう咲。」 咲「な、なんで京ちゃんが私の布団の中に入ってるのー!」 京「へ?お前が一緒に寝るっていったんじゃないか・・・ふぁ。」 咲「わ、私そんなこと言ってないよ!ていうか京ちゃんいつの間に部屋に入ったの?」 京「んん?お前・・・胸しぼんだ?」 咲「っ!!京ちゃんのバカーーッ!!」バチーン 京「ぐふっ!」 京(ああ、俺戻ってきたのか・・・。けどもっと違う所に戻してほしかった・・・。) #comment

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