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  まこ(裁判長)「ただいまより須賀京太郎ハートハンティング裁判を始めるけぇ、         検事および陪審員の方々、入廷せいや」 久(検事)「……(悪を憎む顔)」 清澄一年娘達(陪審員)「……(悪を憎む顔)」 まこ「普通にしとったらいいじゃろうに…」 久「なんかお決まりのような気がしてね」 まこ「ほんじゃ、被告の京太郎、入廷せい」 京太郎「ちわーっす」 恒子(ナレ)「被告・須賀京太郎        清澄高校麻雀部の名物部員、        部を陰で支える縁の下の力持ちのような存在であるが、        そのイケメンルックスと温和な性格、とろけそうな甘い声で        数々の女性の心を奪ってきたとんでもない悪漢でもある        そこで彼のタラシぶりを裁判にかけ、その罪を問う          なお、証拠、証言は全て実話である」 京太郎「え!?いまのって福与アナの声っすよね!?     こんなみょうちきりんな内輪事にプロ呼んじゃったよ!」 久「『こんな』…?」 まこ「『みょうちきりん』…?」 清澄無貧巨娘「『内輪事』…?」 京太郎「あ、あれ…?トリプルで地雷踏んだ……?」 まこ「わしらものう、こんな裁判開きたくなかったんじゃがな…    最近のお前さんのジゴロぶりは災害レベルじゃけぇ、    全国規模で被害が出とるし、仕方なくじゃ」 京太郎「被害って、大げさですよ先輩…というかそもそもハートハンティング裁判ってなんですか?     俺がいつ何したっていうんすか…」 まこ「まあ、証拠も揃え取るし、証人もわしら以外によんどるけぇ、じっくり自分の行いを反省したったらええわ    検事、まずは証拠を見せたれ」 久「はい、それではこちらのVTRをごらんください」 ………… ~銀河鉄道の夜事件~ イラスト・匿名希望のRitz 『それは宮守高校が敗退した夜のこと…  塞「はぁ…負けちゃったか……」  他の部員が寝静まったころ、ひとりホテルを抜け出し散歩をする部長の臼沢塞  結果は仕方ないとはいえ、ため息はとまらない  塞「はぁ~………」  と、そこへ  京太郎「どうかされましたかお嬢さん?」(声:ハギヨシ)』 ………… 京太郎「はぁぁー!?なんでハギヨシさんが…ってか、お嬢さんって俺そんなこと言わないし!!」 まこ「黙って見れ」 久「そうよ、結構似てるじゃない」 京太郎「そういう問題!?」 咲「絵描いてる人上手だねー」 優希「まるで本職の漫画家のようだじぇ」 和「やけにローアングルで描いてるのが気になりますがね」 ………… 『塞「あの…どなたですか?」  京太郎「はは、失礼…美しい星に雲がかかっているのが見えましてね…      それを是非とも晴らしてさしあげたくて…」  塞「……? 今夜は星がよく見えてますけど…?」  京太郎「あれよりももっと美しい星があるじゃないですか…      私の目の前で二つも輝いている…」』 ………… 久「~~~~!!」バンッバンッ ←(声も出ないほど笑い潰れている) 京太郎「むぐー!んぐー!」←(口にテープ) 咲「京ちゃん…」 和「ああ、これは口説いてますね…間違いない」 優希「たまげたじぇ…」 ………… 『塞「ふぇ!?」  京太郎「ほら…やっぱり綺麗だ      私の好きな言葉にこういうのがあります…      『何が幸せかわからないです       本当にどんな辛いことでもそれが正しい道を進む中の出来事なら       峠の上りも下りもみんな本当の幸せに近づく一足ずつですから』」  塞「……」  京太郎「岩手の宮守高校の人でしょう?      悩みや辛いことがあれば話してください、少しはすっきりしますよ      この私でもあなたのお役に立てれば…それが私の幸せです」  塞「……うちの麻雀部は…」  少女はぽつりぽつりと話し始め、京太郎はそれを黙って聞いていた  一時間後、彼女は京太郎の肩に頭を乗せ、一緒に星空を見ていたという』 ………… まこ「ほれ申し開きしてみぃ」 優希「はがしてやるじぇ」ピーリピリノピッ 京太郎「ぶはっ、ちょっと待ってくださいよ!色々おかしいでしょこのVTR!     俺こんなキザったらしいこと言いませんって!!」 咲「でも京ちゃん、岩手県の人だって知ってて宮沢賢治の言葉を引用したんでしょ」 京太郎「いや、そりゃ…言ったかもしれないけどさぁ!     なに、このVTRの俺!一人称が私ってなんだよ!」 和「須賀君、たまに使っていますよ?特に初対面の美人と話すとき」 久「実は証人を呼んでいます、どうぞ入ってきてください」 胡桃「…どうも」 京太郎「あ……胡桃さん?」 久「えー、鹿倉胡桃さん   いまのVTRの内容は全て事実ですか?」 胡桃「塞本人からも聞きました、間違いありません」 京太郎「ちょっと!ちょっとちょっと!」 胡桃「あと京太郎にみんなから伝言があります」 清澄女子一同(『京太郎』…?)ピクッ 胡桃「えー、こほん    『あなたと一緒に見たあの星々が忘れられません、どうかまた私と一緒に夜を過ごしてください 臼沢塞』    『書くのダルい 会いたいからこっちに来て お願い 小瀬川白望』        『京太郎君へ また一緒に色んなお店回ろうね!もっと楽しいこといっぱいしようね! 姉帯豊音』    『I found you at last. You are the one of my dreams I have been searching for. Aislinn Wishart』」 清澄女子一同「……」←(般若顔) 京太郎「…あー、みんなお元気そうでなにより」 胡桃「それとこれは私から…        独り占めできなくてもいいから、私達と一緒にいてください…」 久「あー!あー!!はいはい!どうもありがとうございましたー!!証人の方はもう帰っていただいて大丈夫ですー!! 胡桃「じゃあ、待ってるからね」 久「お気をつけてー!………さあて須賀君、裁判を続けるわよ、みんなますますやる気になってきたところだし」 京太郎「アッ、ハイ」 ………… ~一家16000オール事件~ 絹恵「ホンマに偶然やったんですけど…あれにはビビっときましたね」 『それは京太郎が大阪にひとり旅行をしに行った時の事  京太郎「ここが道頓堀、なんて活気のある街並みだろう…人々は行き交い、車が回り、万物は流転している……      その全てに笑顔がある、とても素敵な街だ…きてよかったなぁ……」』 ………… 久「なにこの独り言…ヒクわぁ、この男…」 京太郎「うぐぐっ!うっぐー!!」 和「万物って…」 まこ「中の人もノリすぎじゃな…」 ………… 『京太郎が自分に酔っていたそのとき  絹恵「キャー!誰か助けてー!」  雅枝「男の人呼んでー!!」  洋榎「アイエェェェーー!!」  悪者A「オラオラ、さっさと金出しぃや!」  悪者B「おとなしくしてたら悪いようにはせぇへんでー」  悪者C「さあ早くせんかコラァ!」  京太郎「待ていっ!!」    悪者達「誰やっ!!」    京太郎「虎流砕っ!」  悪者A「ひでぶっ!」  京太郎「チェストー!チェストー!チェストー!!」  悪者B「あべしっ!」  京太郎「通天砕っ!」  悪者C「たわばっ!」  京太郎「ごぉっつい…タイガーバズーカじゃあっ!!」  悪者達「アダモステェェーー!!」    絹恵「…」(ポカーン)  雅枝「医者の人呼んでー!」  洋榎「アイエェェ…こんなのテストに出ないでぇ…」  京太郎「ふうっ、大丈夫ですか?お怪我は?」  絹恵「あ…えぇと、だ、大丈夫…です」  雅枝「ウチの心は歯抜けやないで」  洋榎「キンボシオオキかったで、兄ちゃん」      京太郎「それでは私はこれで…」  絹恵「あの!ま、待ってください!何かお礼を…」  そう少女に言われると京太郎は振り返り  京太郎「もう既に、美しい乙女を助けたという男の勲章を貰いました…これ以上望むものなんてありませんよ」  絹恵「…!!」(ドッギューン!)  雅枝「アンタは今日からウチの男や」  洋榎「ウチいま体温何度あるのかなァー!」』  絹恵「もう愛宕一家全員堕ちましたね…役満ツモ和了ですよ」  『その後、それでもと食い下がる愛宕家と一緒にくいだおれへ入っていく京太郎の姿があった』 ………… 優希「勲章ときたじぇ…」 和「喧嘩は褒められたものではありませんが、助けたのは立派だと思いました」(育ちのいいお嬢様並みの感想) 京太郎「ちょっとー!なんで俺、手から虎みたいなもの放ってるんですか!!       明らかに変ですって!!」  久「証言した人の話をもとに再現したんだから間違いないわよ」 京太郎「それって絹恵さんですか?」 絹恵「そう、ウチやで」 まこ「おっ、もう入ってきておったか」 京太郎「絹恵さん!これおかしいでしょう!なんで俺こんな化け物になってんですか!ここまで圧倒的じゃなかったでしょう!!」 咲「え…京ちゃん、殴り返されてたの…?   大丈夫…?痛くなかった…?」(フルフル・・・) 京太郎「いや、それは……大した事なかったし、怪我になるほどの怪我なんてしてないから安心しろよ…     …で、絹恵さん、あと雅枝さんと洋榎さんの台詞だっておかしいですよ、仲悪いんですか?」 絹恵「ん?オカンもお姉ちゃんも大好きやで」 京太郎「ああ、そうっすか…」 久「ザッツオール!!」 どんっ! 京太郎「うおっ…!」 絹恵「それじゃ須賀君、大阪寄ることあったら愛宕家に泊まりにきてな~♪」 清澄女子一同「あ…?」 京太郎「あはは……はぁ」   久「さあ、次いくわよ…」 …………… ~アラサーティーがアラトゥエンティになった事件~ 『それは健やかじゃないあるアラサ…アラフォ……………アラサー雀士が実家で惰眠をむさぼっていたときのこと  健夜「ぐー…が…ぎゅるるる…男が欲しい…ぐー…ぎゅるるる……もうイケメンなら誰でもいい……ぐー…」』 ………… 久「迫真の演技ね福与アナ、アドリブも多いし」 まこ「この二人仲ええんじゃなー」 ………… 『不健全極まりない寝言を呟いていたとき  アドレス帳に父親以外の男の名前がない持ち主のように古臭いデザインのガラパゴスケータイがなった…  健夜「ふぁい…どなたぁ……あっ、スレンダー美人の見本といっていい結婚したい女子アナ3年連続ナンバー1の福与恒子ちゃん?     どんな御用…?えっ、合コン!!」  それは小鍛治プロにとって生涯縁がないと思われていた合コンの誘いであった  この合コン自体に福与アナは出席しないが、  菩薩のように優しい福与アナは茨城に集合できそうな人達に声をかけてセッティングをし、小鍛治プロに電話をしたのだ  餓えまくったアラフォーは当然首を縦に振った  そして当日、花の子ルンルン(1979年放映)の主題歌を口ずさみながら会場に到着したアラフォーを待っていたのは  健夜「あ、あれ…?」  なんと、男側の都合で突如キャンセルになっていたのだ  しかもその連絡を幹事が小鍛治プロにしていなかったせいで、彼女は誰も待っていない居酒屋に来てしまった』 ………… 久「うわ、悲惨ねぇ…」 まこ「可哀想じゃのう…」 和「ここまで須賀君が出ていませんが、それも忘れてしまうぐらい哀れですね」 ………… 『事情を店員に聞いてドタキャンを知り涙を浮かべるアラフォー…と、そこへ  京太郎「どうされましたかお嬢さん?」』 ………… 久「出た!出たわよ!」 まこ「どこにでもおるのう、コイツ」 京太郎「むぐー!」 ………… 『顔を上げた小鍛治プロが見たのは、  サラサラの金髪に高身長、声優の福山潤のような声のイケメンがその居酒屋のエプロンをつけて立っている姿だった  実はこの居酒屋、京太郎の親戚が経営してるのだが今日に限って欠員が出てしまい、  仕方なく偶然茨城に遊びにきていた京太郎にヘルプをかけたのだ  京太郎も法律上、バイトではなくあくまで親戚として手伝いに来るという条件でやってきていた  京太郎『ほら、このハンカチーフをお使いなさい…』  おまけにこの気遣いである、アラフォーの心は四暗刻、大三元、字一色の人和直撃ものであった  それからアラフォーは哀しみなどすっかり忘れて京太郎のことについて根掘り葉掘り聞き出そうと必死だった  そして彼が長野の清澄高校の一年生であると知り、翌週には長野県に上陸、  なんとどこからか調達した清澄の制服を着て、学校に潜入し、彼の教室を探したという  更には備品庫から机と椅子を持ち出して、  京太郎の教室の一番後ろに自分の席を作り、彼の背中を見ながら授業を受けたこともあるという』 ………… 久「……」(絶句) まこ「うわ…」 咲「最後の怖かった…」 優希「ぞくっとしたじぇ…」 和「ストーカーからの電話が自宅の押入れからかかっていたという話に通じるものがありますね…」 京太郎「えぇ…マジか…俺の後ろに小鍛治プロがいたのかよ……          てか、普通に犯罪だよ!こっちの裁判するべきでしょ!!」 久「まあ、これの証人は今回ナレーションで協力してくれた福与アナがしてくれます…どうぞ」 恒子「はいはーいどうもー♪    いやー、この話は彼女が『王子様見つけた』って上機嫌でお酒奢ってくれたときに聞いたんだけどね    あの人も酔っていたからどこまで本当か分からないから、私も今日まで話すことを封印してたわけだし」 京太郎「それをこんなところでぶっちゃけちゃってよかったんですか!てか、何経由で今日の裁判知ったの!」 恒子「それはまあ、なんやかんやよ」 まこ「なんやかんやってやつじゃの」 久「と、いうわけで」 京太郎「強引に終わらせやがったこの人!」 まこ「すべての証拠が出たので有罪判決を言い渡すけぇ」 京太郎「有罪確定!?被告側に一切の権利なし!?」 まこ「被告・須賀京太郎はその天然を超えたタラシぶりで多くの女性を歯牙にかけてきた、    よって弁護の余地はまったくないものと見なし、判決は    『清澄メンバーの各家に一日ずつ泊まり、メンバーのお世話をする』の刑じゃ!」 京太郎「結局こき使いたいだけじゃないですかーやだー!!」 咲「えっ、京ちゃん泊まりにくるの!やった!」 優希「わーい!裁判っていいものだじぇー」 和「楽しみにしてますよ須賀君♪」 久「次の法廷はどんな罰がいいかしらね~♪」 京太郎「え…?次もあんの…?」 カンッ  

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