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京子誕生編
久「須賀くん、入部して暫くたつけど貴方の麻雀の腕全然上がらないわね」
京太郎「部長、俺だって精一杯やってるんですけどどうにも...」
久「須賀くん、強くなりたくない?」
京太郎「なれるなら、勿論強くなりたいですよ!そう美味い話も...」
久「なら、私の知り合いにいい人がいるから連絡しといてあげるわ」
京太郎「いいんですか!ありがとうございます部長!」
久「いいのよ、カワイイ後輩の為だもの。いざとなったら須賀くんに五人目として出場して貰わなきゃならないし」
京太郎「女装してってヤツですよね?やめてくださいよォ」
久「まぁいいわ、じゃあ行ってらっしゃい」
京太郎「って、言われてもどこに行ってどんな人に会うんですか?」
久「あぁ、ごめんなさい。須賀くんが行くのは大阪。会うのは赤坂さんって須賀くん好みの、笑顔の似合う優しそうなお姉さんよ」
京太郎「っ行ってきます!」
久「はい、行ってらっしゃい」ニヤリ
大阪
京太郎「遠かった...新幹線でも使えれば...」
郁乃「アナタ~もしかして、須賀さん?」
京太郎「はい?もしかして赤坂さんですか?」
郁乃「そうやで~、上埜ちゃんから話は聞いてるわ~今は武井ちゃんやったかしら~」
京太郎「はい、部長の言ってた通りですね。」
郁乃「武井ちゃんは何を言ってたん?」
京太郎「笑顔の似合う優しそうなお姉さんって...」
郁乃「そんな本当の事言われてもなんもでんよ~、じゃあ早速だけと着いてきて」
京太郎「はい、分かりました」
郁乃「こっちやで~」
郁乃「こっちこっち」
郁乃「迷子にならんようにな?」
郁乃「ここやで」
京太郎「結構、雰囲気のある所ですね」
郁乃「京太郎くんは怖いのダメなん?」
京太郎「そんなことないですよ、平気ですってハッハッハ」
郁乃「じゃあ、京太郎くんそこのベッドに横になって。あ、服も脱いでな」
京太郎「なんで服を脱がなきゃいけないんですか!」
郁乃「女に言わせるのは野暮やで」
京太郎「ハイっ!」バッ
京太郎(お父さん、お母さん俺大人になります。)
郁乃「じゃあ、このマスク付けてな」
京太郎「ハイっ!」
郁乃「大きく息をすってーはいてー、すってーはいてー、はい麻酔の完了や。さぁはじめるデ」
京太郎(なんだ、体が動かない)
郁乃「聞こえるか?京太郎くん?ウチなカワイイ女の子にしか興味無いねん」
京太郎(な、なんだってー)
郁乃「久ちゃんに男の子の面倒みて、言われた時は蕁麻疹出るかと思うたけど素材はええみたいやし、ウチが面倒見たるわイヒヒヒニ」
京太郎(口調がかわってますけどー)
郁乃「あ、ちゃんと能力も伸ばしたげるで」
京太郎(良かったー)
郁乃「まずは女の子になってもらうけどな~」
京太郎(ギャー)
京子「酷い...」
郁乃「あぁ~、京子ちゃん可愛いで~」
京子「久ちゃんにはいざとなったら試合に出すから好きにして~言ってたで」
京子「冗談じゃなかったのかよ」
郁乃「大丈夫!ちゃんと能力も付与しといたで安心してな」
京子「どんな能力なんですか?」
郁乃「トイツか集まりやすくなるで~」
京子「こんな姿にされたのに微妙な能力...」
郁乃「トイツを舐めなたらアカン」
京子「も~やだ~長野帰る~」
結局、咲さんが入部して下さったので須賀くん...京子さんの出番はありませんでした。
カン