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  「んっ…はぁ、はぁ。」 「…っ!ふぅ、……その、出ましょうか」 不肖、須賀京太郎は在籍する麻雀部の部長兼学生議会長である竹井 久さんと交際しています。 一年生の身でありながら全校生徒の注目の的である、高嶺の花とも言ってもいい女性が自分の彼女なんて正に、充実した学生生活を送らせて頂いてます。 周りから見たら才色兼備の言葉を絵に描いたような女性ですが、それでけではなく気の許した人にしか見せないお茶目で人を食った一面がとても魅力的です。 人によっては苦手とする部分かもしれませんが、そういう人間臭い所を含めて私、須賀京太郎は彼女の事を愛しております ……ですが、愛らしい彼女にも困りどころが一つだけあります 「愛してるわ―――京太郎」 「俺もです、久さん」 困りどころというのは…恥ずかしながら性事情に関してです。 初めて彼女と行為に及んだのは特殊な環境であったのが原因です。 その環境というのも掃除用具入れ…所謂、ロッカーです。 当時、彼女に片思いしていた私は些細なことからその…ロッカーに彼女と二人で入る状況――今考えると可笑しなことですが――に陥った際にあろうことか告白より先に強引に情事に踏み切ってしまったのです 「だ、駄目よ!須賀君!!私達、同じ部活の仲間なのよ!?」 「俺!部長の事がずっと好きだったんです!…好きだったんだよ!!」 彼女は情事を終えて…正気に返って愚直に謝り続ける私を哀れに思ったのか、以前から好意を抱いてくれていたのかはわかりませんが、彼女は事後の私の告白を受け入れてくださいました。 晴れて彼女との交際に至ったわけですが、問題はこの後です 交際が続いて彼女とも幾度か身体を交えました。親の目を盗んで私の家と彼女の家で行為に及んでいました。 何回目か数えられなくなった頃のことです。彼女に告白されました。 「ねぇ、あの時みたいにしてみない?」       その告白は意外でした。無理やり彼女の純潔を奪ったあの時の事は私の立場から考えてもとても良い状況とは言えませんでしたから。 しかし、彼女の言うままにロッカーで行為に及んだ時…彼女は酷く興奮を覚えているようでした。 いえ、はっきりと言ってしまえば彼女は私の所為で、ロッカーでしか興奮出来ない体質になってしまったのです、 それから私たちの情事は部室のロッカーでのみ行われるようになりました――― 彼女に強引に迫った私が言える立場ではありませんが、彼女はその……ロッカーでの行為が好きなようです。はじめは不安を覚えずにはいられませんでしたが、今では日常となりつつあります ロッカーを私の自室に設置するか検討しつつ、こうして今日も私は彼女に求められるがまま、彼女と思い出の場所―――ロッカーで行為に耽るのです。 カンっ!  

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