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京太郎「お疲れ様でーす。掃除で遅れました。」
智葉「お疲れ。」
ハオ「遅かったね?」
ネリー「遅いよ~。」
京太郎「何時もはどうでも良いような所が気になって気づいたらこんな時間。」
ダヴァン「アホですネ。」
京太郎「何を言うんですか。俺一人ならまだしも、今日の当番俺を含め8人こんなんでした。」
ハオ「あぁ、クラスがもう手遅れなんだね。」
京太郎「ヒデェ!!」
明華「……」ジーッ
京太郎「あの明華先輩?」
明華「……」ジーーーーッ
京太郎「俺何かしでかしましたか?」
明華「……」ジーーーーーーーーーーッ
ナニヤッタノ-? ナニモシテナイ
コレダカラキョウタロウクンハ ダカラナニモシテネェ
明華「ふむ。京太郎くん。」
京太郎「ふぁい!
何か変な声出た。」
コウイウトコロキョウタロウノカワイイサデ-ス ナニイッテルンダ、メグ
明華「お父さんと呼んでも良いですか?」
京太郎「……はい?」
明華「良いんですね!」
京太郎「了承のはいではないです。
え?どういうこと?Why?」
ネリー「明華どうしたの?お金欲しいの?」
明華「どうせなけなしですから、いらないです。」
京太郎「え?なにこれ、酷い。」
ハオ「ですが、いきなりどうしたんですか?」
明華「御存知の通り、母子家庭で育ったものですから。父親を知らないのですが、京太郎くんは、そこらの男子よりしっかりしていますし、安心感?と言うのでしょうか、そういう雰囲気がありますから。こういうのがお父さんなのかなぁと。」
ダヴァン「そうですネ~。この前もラーメンの食べ過ぎでお金が足りない時も助けてもらいましタ。」
智葉「ちょっと待て。メグ、お前は何をしてるんだ。」
ダヴァン「テヘ」コツン
ハオ「だから、お父さんと?」
明華「はい。」
エ?スルーデスカ?イイデスヨドウセワタシナンテ
明華「ダメですか、京太郎くん?」
京太郎「あぁ~。まぁ、そういう事なら良いですよ。」
明華「ありがとう、お父さん。」
京太郎「オゥフ。予想以上にきますね。明華先輩は大丈夫ですか?」
明華「……」プクーッ
京太郎「えぇ。何か怒ってるぅ。」
明華「どうして、先輩を付けるんですか!?娘に先輩なんて付けないでしょう!!」
京太郎「え、あの先輩?」
明華「……」プイッ
京太郎「え?ちょっ。……みょ、明華?」
明華「どうしたの?お父さん?」ニコ
京太郎「な、何でもない。」
明華「フフッ。変なお父さん。」
京太郎(可愛すぎです。コレ。俺どうしたらいいんですか先生。何か、幸せすぎて死にそう。)
ハオ「取り敢えず、座ったら。父さん。」
京太郎「」
智葉「オヤジは緑茶でいいか?」
京太郎「」
ネリー「キョータロー!」
京太郎「ハッ。ちょっと花畑居たわ。
で、どうした?ネリー。」
ネリー「金額しだいで私も呼ぶよ!」
京太郎「そういうの要らないんで。結構です。」
ネリー「嘘だよ~。冗談だよ~。パパ~。」
京太郎「結局か!ちょっと待って。俺のキャパ越えてるから。
チョッ!ダヴァン先輩ヘルプ!?」
ダヴァン「ソウデスヨネ、ケッキョクワタシハダメダメデスヨネ。」
京太郎「トリップしてないで助けて!」
ダヴァン「……どうかしましたか?ファザー?」
京太郎「あっれ~?」
ネリー「ネリー、パパの膝に座るのん。」
明華「なら左側は私が。」
京太郎「誰か助けてください!?」
今日も臨海麻雀部は平和である。
カンッ