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[[前話>おもち少女16-3]] [[次話>おもち少女16-5]] 漫「きょーぉくん…っ♥♥」 京太郎「うわっ!」 瞬間、後ろから襲いかかってきた衝撃に彼は驚きの声をあげる。 そのままぐっと足に力を入れて踏みとどまれば、胸の中に見慣れた漫の顔があった。 どうやら自分は我慢出来ずに漫に飛びかかられてしまったらしい。 そう判断しながら、京太郎はそっと彼女の背中に手を回し、その柔らかな肢体を抱きしめる。 漫「ふあ…あぁぁ…♥♥」 それだけで蕩けそうな声をあげてしまうくらいに、漫の身体は発情していた。 タガが外れた思考は能力の影響を本格的に受け始め、普段以上の敏感さで京太郎の事を感じている。 その素晴らしさについつい頬を緩ませてしまうものの、あまりそれに浸っていられないのは子宮が蠢いているからだ。 小蒔との激しくも甘いセックスを見て、嫉妬を覚えた漫の子宮はそれ以上の交わりを京太郎に対して求めているのである。 漫「ね…♪次は京君が横になって…♥♥うちが動いたげるから…♥♥」 京太郎「…良いのか?」 勿論、京太郎自身、騎乗位はかなり好きな方だ。 肉棒を銜え込みながらも嬉しそうに腰を振るう姿を見ると、それだけで支配欲が満たされるのだから。 しかし、それでもそう尋ねてしまうのは、それが決して長続きしないからだ。 能力と調教の影響もあって人並み以上に敏感になった彼女らはあっさりと腰砕けになり、それを持続させる事が出来ないのである。 漫「ダメやったら…京君がしたから突き上げて…うちの事壊して欲しいな…♪♪」 京太郎「ったく…この淫乱め」 漫「きゅぅん…♪♪」 とは言え、漫はそれもきちんと考えているらしい。 それを感じ取った京太郎は漫が言うままにそっと膝を折り曲げ、絨毯の上にそっと腰を下ろす。 そんな彼に抱かれながら同じように座る漫の口から甘い鳴き声が漏れだした。 何処か可愛らしいそれに京太郎がクスリと笑えば、漫は少しだけ頬を膨らませる。 漫「えへへ…♪これ…凄いドキドキするね…♥♥」 京太郎「今更、そんな殊勝な事言わなくても良いぞ」 しかし、それが長続きしないのは抱き合う身体が蕩けているからだ。 既に発情のスイッチが入っている彼女にとって、そうやって抱き合うのは物足りない。 とは言え、そこから感じる興奮やドキドキ感というものは決して和らいだりしないのだ。 結果、彼女は笑われた不機嫌ささえ維持する事が出来ず、そうやって嬉しそうな笑みを浮かべてしまうのだ。 漫「もう…っ♪うちがこういう純情な事言ったらあかんの…?」 京太郎「それ以上に発情してるのが目に見えてるし…な」 漫「ふぅ…うっ♪♪」 そんな漫をからかうように言いながら、京太郎の手はそっと彼女の臀部を撫でた。 むっちりとした安産型のそこは汗を浮かべ、微かに濡れている。 しかし、それだけではないのは、京太郎の指にニチャリとした感覚が絡みついてくるからだろう。 汗よりもずっと粘っこく、そしてドロドロのそれは間違いなく漫の愛液なのだ。 京太郎「ほら、漫が動いてくれるんだろ?」 漫「ん…ぅ…♪♪もう…本当に意地悪なんやから…ぁ♥♥」 それを既に全身を小蒔の体液で穢した京太郎が厭うはずがない。 寧ろ、指に絡むその感覚を楽しむようにして、谷間にぐっと指を突き入れる。 そのまま臀部を開いていくその指に、漫は拗ねるようにそう言った。 しかし、その身体は京太郎が言うように動き、彼の男根の根本をそっと摘む。 漫「ふふ…♪相変わらず大っきくて硬くて…そんで全然萎えへん子やね…♥♥」 それだけで抱き合った時以上に胸がドキドキしてしまうのは今までの漫が、その肉棒に責められ続けていたからだろう。 その逞しさから大きさまでを頭の中で思い描く事が出来る彼女にとって、それは興奮剤にも近いものだった。 触れただけで今までのセックスが脳裏に浮かび、今すぐ奥まで貫いて欲しいとばかりに粘膜がひくついてしまう。 そして理性などとうに投げ捨てた漫はそれに抗う気も起きない。 寧ろ、進んでその切っ先を補正した彼女は、穴の開いた下着に亀頭を通し、そして自分から美味しそうに飲み込んでいくのだ。 漫「んんっふぁああぁぁぁああぁっ♪♪♪」 ジュブリと言う独特の音と共に漫の中に入っていく肉棒。 その感覚は今まで彼女が知っていたものとは一線を画するものだった。 勿論、彼女自身、肉棒そのものが今までとはまったく変わっていない事は理解している。 その熱い滾りも、張り詰めた硬さも、そして容易く奥まで届きそうな大きさも、全て彼女が知る水準に収まっているのだ。 漫「(それなのに…これ…これ凄いぃぃぃぃっ♪♪♪)」 だが、それを受け止める彼女の身体は決していつも通りとは言えなかった。 普段よりも膣肉が敏感になっているだけではなく、その一つ一つまではっきりと意識出来るのだから。 膣肉に生える肉襞一つ一つがまるでクリトリスのように思えるその感覚は慣れていない者だと即失神してもおかしくはない。 能力によって人並み以上に快楽に耐性があるはずの漫でさえ、その背筋をそっと反らし、頭まで震えさせるのだから。 漫「(こんなん味わったら…そりゃ…おかしくなる…ぅぅ…♥♥」 まだ一突きも終わっていないのに脳天まで突き上げるような激しい絶頂。 それにもう息も絶え絶えになりながら、漫は胸中の中で小蒔に同情する。 こんなものを味わってしまったら、確かにあんな風に乱れてもおかしくはない。 気持ち良いのは確かではあるが、それ以上に正気を失いそうなくらいにその感覚は激しいのだから。 漫「(ダメ…これ…ちゃんと支えとかへんと本当におかしくなりそぉ…♪♪♪)」 勿論、それを望む気持ちは漫の中にもあった。 日常生活すら出来ないくらいのセックス狂いになって一生を彼と繋がりながら過ごすという退廃的な未来を内心、望んでいたのである。 しかし、漫はついさっき自分から動くと言って、京太郎の事を誘惑したのだ。 それなのにまだ挿入すら終わりきっていない状態でギブアップなどしたくはない。 流石にイかせるまでは無理でも、京太郎が次の射精の準備をし始めるまでは気持ち良くしてあげるべきだ。 意地混じりにそう思いながら漫はぐっと腰に力を入れて、少しずつ飲み込んでいく。 漫「くひゅぅぅっ♪♪♪」 だが、それだけそう思っても、漫の身体は快楽には抗えない。 まるでそんな意地など容易く打ち砕いてみせると言うように絶頂の奔流が漫の身体を駆け抜けるのだから。 今や膣肉全体ではなく、肉襞の一つ一つが独立した性感帯になった彼女にとって、それは決して抗えるものではない。 一つ一つだけでも決して小さい訳でもない絶頂がまるで怒涛のように押し寄せてくるのだから、身体を固めて耐えるのが精一杯なのだ。 漫「(足を立てて…しっかり踏ん張って…それで…それで…ぇぇ…♥♥)」 ともすれば、一種で脱力してしまいそうになる快楽の波。 しかし、騎乗位の形で挿入している今、それに押し流されてしまったら、完全に体重が腰へとかかってしまうのだ。 その瞬間、どうなってしまうのかなんて今の漫には想像も出来ない。 ただ、さっきの小蒔のように失神してもおかしくはないだろう。 そう思う彼女は必死に自分の足が崩れないように力を込めながら、少しずつ確かめるように挿入しようとし… ―― 漫「ひぐぅう゛うぅぅううぅう゛ぅぅううう♥♥♥」 瞬間、まるで粘液でぐしょぐしょになったウレタンを思いっきり突き刺したような音が漫には聞こえたような気がした。 けれど、その感覚は一瞬で悦楽へと上書きされ、漫の口から悲鳴のような喘ぎ声が漏れだす。 全身を痙攣させながらのその声は京太郎の手が一気に漫の腰を引きずりおろしたからだ。 掴んだ場所こそ違えども、さっきの小蒔のように一気に奥まで貫くその感覚に漫の意識は一瞬で真っ白に染まる。 京太郎「あぁ、悪い悪い。あんまりのんびりしてるから手伝ってやろうと思ったんだけど手が滑った」 何が起こったのかさえ理解出来ず、ただ、全身を強張らせるしかない漫の耳にそんな白白しい声が届いた。 しかし、意識はそれを認識する事はなく、子宮口を叩かれた快楽を処理するので精一杯になっている。 その上、今も尚、痙攣を続ける肉襞が奥まで埋め尽くした男根と触れ合い、絶頂を続けるのだから堪らない。 正直、漫からすれば失神しなかったのが奇跡のように思えるくらいに、その身体は善がっていた。 漫「はひぃ…♪♪はふぅ…ぅぅ…♥♥」 そんな漫が意識の混濁から復帰したのは数分ほど経ってからの事だった。 とは言え、未だ絶頂を続けている身体は昂ぶり、気を抜けばまた意識が真っ白になってしまいそうになる。 それでも何とか彼女が踏み留まれたのは回復に専念する漫に京太郎が手を出さなかったからだろう。 彼が何か漫に対して悪戯をしていれば、彼女の快楽は意識の許容量を超え、挿入だけで失神に追い込まれていたはずだ。 漫「きひくぅ…♪♪あきゅまぁぁ…♥♥ど…どえしゅぅぅ…♪♪♪」 京太郎「そんな嬉しそうな顔で言っても説得力なんかないって」 敏感になっているのが分かっているのにいきなり奥まで突っ込んだ京太郎。 そんな彼を罵るように言いながらも漫の顔はドロドロに蕩けていた。 目元からは涙を零し、半開きになった口から唾液を漏らすその顔の表情筋はまったく機能していない。 だらりとだらしなく垂れ下がり、紅潮した頬は先ほどの小蒔に負けず劣らず淫らで、そして京太郎にとって魅力的なものだった。 京太郎「それよりほら…このままじゃ射精なんか出来ないぞ」 漫「このままじゅっとうちの中で閉じ込めりゅって手も…ぉぉ…♪♪」 拗ねるように言う漫の心にあったのはほんのちょっとの復讐心だった。 あまりにも酷すぎるさっきの仕打ちに復讐したいという感情は少なからず漫の中にもあったのである。 しかし、それ以上に大きいのはそうやって自分の事を嗜虐的に責める恋人への愛しさだ。 他人と共有する事を認めながらも内心、独占したいと思い続けている彼を自分の中に閉じ込めたくもあったのである。 京太郎「魅力的ではあるけれど、んな事されたら流石に我慢出来ないからな」 漫「ひゃぅぅ…♪♪♪」 そんな漫の感情を勿論、京太郎も知っている。 しかし、それを受け入れてやる訳にはいかないのは既に小蒔や和を巻き込んでしまったからである。 彼女たちに自身の我儘を押し付けてしまった以上、もう後戻りする事は出来ない。 その代わり出来るだけ気持ち良くしてやろうと思った彼の手はゆっくりと漫の臀部を撫で、ジリジリとした快感を彼女に注ぎ込む。 漫「らったら…退治しゅる…ぅ♪♪うちのオマンコで…意地悪チンポお仕置き…しゅるの…っ♥♥」 そう言いながら漫の腰はゆっくりと動き出す。 瞬間、ニチャアと糸を引く音がするのは密着した二人の腰に愛液が溜まっていたからだろう。 突然の挿入で失神する事はなかったものの、感じすぎた漫の身体は壊れたように愛液を漏らしていたのだ。 限界一杯まで広げられる膣穴に収まりきらなかったそれは肉棒を伝って外へと漏れだし、二人の間に小さな池を作っていたのである。 漫「ふぅ…ぅぅぅんっ♥♥」 その音をBGMに動き出す漫の腰は決して早いものではなかった。 たった一突きでボロボロになってしまったそこは中々、意識の声に従ってくれない場所だったのである。 そのもどかしさに声をあげながらも漫はその動きを止める事はない。 勿論、それが京太郎にとって物足りないものだと理解していても、自分からギブアップなんてしたくなかったのだ。 漫「(あぁぁ…っ♪♪でも…すぐに腰が砕けそぉぉ…♥♥)」 その弱音は何とか口に出さずに済んだものの、決して軽視出来るものじゃなかった。 何せ、彼女の身体は一突きでどうにかなってしまいそうなくらいに昂っているのだから。 騎乗位という事もあって、ある程度、自分で快楽をコントロール出来るものの、そんなアドバンテージ程度ではどうにもならない。 こうして動いている間にも幾度となくイき続け、子宮が燃え上がっていくのだから。 漫「(こんな状態で突かれたら…うちもう一突きで負ける…ぅ♥♥意地悪チンポにアヘらされちゃう…ぅ♪♪♪)」 そんな彼女にとって、それは京太郎に対するお仕置きというよりも苦行であった。 被虐的な彼女の本性は京太郎に敗北する事を望み、今もこうして胸中に嬉しそうな言葉を浮かべるのだから。 魅力的なその未来をまだ漫は拒む余裕こそあったものの、それだって何時まで続くか分かったものではない。 実際、一往復毎にその動きは鈍くなっていき、少しずつ腰も引けたものになっていったのだから。 漫「(こんなんじゃうち…京君の事全然、気持ち良く出来てへん…っ♪♪♪)」 勿論、漫とて一生懸命に動いている。 快楽を堪えるようにぎゅっと歯を食いしばって腰を動かしているのだ。 しかし、それではどうにもならないくらいに京太郎の肉棒というのは気持ち良いのである。 普段の数倍近いその快楽にどうしても身体は負けていってしまう。 お陰で京太郎をろくに感じさせる事が出来ないそのもどかしさに漫の心はゆっくりと被虐的な未来に傾き始めていた。 京太郎「(さて…どうしたものかな…)」 そんな漫を見ながら、京太郎は胸中で独りごちる。 早くも袋小路に追い詰められつつある漫とは違い、京太郎はさっきイッたばかりなのだから、まだまだ精神的には余裕があった。 今すぐイキたいという訳でもなく、また例えそうだとしても今の漫の腰使いでは当分、イく事が出来ない。 そんな彼にとって今は漫に仕返しをする絶好の機会であるのは確かなのだ。 京太郎「(でも…なぁ…)」 ここで嗜虐的に責めれば漫はすぐさま屈服する。 それくらいの事は彼女と何度も肌を重ねた京太郎には分かりきっている事だった。 しかし、それをすぐさま選ぶ事が出来ないのは、イき続けながらも何とか動こうとする漫の姿があまりにも健気だからである。 彼女の努力を摘み取るのは容易いが、それを躊躇いなしに選べないほど、彼女は健気にこの瞬間を待ち続け、そして京太郎は焦らし続けていたのだ。 和「(上重さんも…あんなに気持良さそうにして…っ♥)」 その感情が雁字搦めとなって京太郎は絨毯の上へと縛り付けられる。 そんな彼の上で腰を振るう漫の表情はテーブルに座ったままの和からは見えにくい。 妙な角度がついている上に、漫の髪は汗で横顔に張り付いてしまっているのだから。 しかし、それでもはっきりと分かるくらいに漫の表情は気持ち良さそうなものだった。 欲求不満が一気に充足へと変わっていくのがありありと分かるその表情に和はもう我慢出来なくなってしまう。 和「(逃げなきゃ…私…こんなところにいちゃ…おかしくなっちゃいます…♪)」 この場に留まっていたら、自分の欲求に負けてしまう。 勿論、そうなった和に待っているのは堪らない快楽であると彼女自身にも分かっていた。 だが、この期に及んでもまだ理性を残す彼女は、なし崩し的に淫蕩へと加わる事を善しとはしなかったのである。 結果、限界に達した身体を冷やす為についに和の足が椅子から離れ、ふらふらと歩き出す。 その歩みは決してしっかりとしたものではなかったものの、彼女の足は確かにリビングの入口へと向かっていった。 しかし、絡み合う二人の脇を通り過ぎる瞬間、その足はピタリと止まり、視線が二人へと引き寄せられていくのである。 和「(あ…あんなに美味しそうに…ご主人様のオチンポを銜えこんで…っ♪♪)」 彼女が最初、目を惹かれたのは結合する二人の陰部だった。 愛液でドロドロになり、テラテラとした妖しい光を放つそこは時折、ビクビクと震えているのである。 けれど、その2つが見せる震えが決して同じではない事が和にはすぐさま分かった。 口いっぱいになるまで広がった女陰は満足感と快楽に、そしてそこに押し込んだ肉棒は湧き上がった欲求不満に震えていたのである。 和「(あぁ…♥ご主人様…とても…我慢して…♪♪)」 それは二人の表情を見ればより顕著に分かる。 まるでここが天国だと言わんばかりに甘く蕩けた漫とは違い、京太郎のそれは逡巡するようなものを強く見せているのだから。 時折、ぐっと歯を噛みしめるのは、漫の肉穴を犯したいという自分の欲求をかみ殺しているからだろう。 そう思った瞬間、和の胸はトクンと高鳴り、心の中がざわめくのを感じた。 和「(和は…和…は…ぁ…♥♥)」 日頃は決して浮かべない子ども染みた一人称。 それを自覚しながらも正す事が出来ないのは彼女の心がもう完全に屈してしまったからだ。 愛しい人が歯を食いしばるほど欲情を我慢するのを見て、自分を律し続けられるほど和はもう冷静にはなれない。 微かに残った理性をその表情で消し飛ばされてしまった彼女はふらふらと京太郎へと近づき、彼の頭の近くでそっと膝を折った。 京太郎「ん…和?」 そんな彼女の姿を見て取った京太郎から疑問の声が漏れる。 勿論、彼とて何時かは和が我慢出来なくなって参戦すると分かっていた。 普段の知的な姿からは考えられないくらいに彼女は負けず嫌いで、そして嫉妬深いのだから。 そんな彼女の前で他の二人と絡み合っていれば、何時かは我慢出来なくなると思っていたものの、まさかこんなに早いとは思っていなかったのである。 和「は…あぁぁ…♪♪」 京太郎にとって一番の誤算は、彼が自覚している以上に和が彼の事を愛している事だろう。 京太郎の選択に一番の拒否反応を示したのも、和がそれだけ彼の事を愛しているが故のものだったのだ。 そんな彼女にとって、そうやって愛しい人から語りかけられる感覚というのは何時だって素晴らしいものである。 特にセックスの最中は自分を無視するように和以外の女性とみ合っていたのだから尚更だ。 和「ご主人…様…ぁ…♥♥」 思わずその口から吐息を漏らし、最後に残った心のタガを外してしまうくらいの喜悦。 それをもたらしてくれた愛しい人の名前を和は甘えるように呼んだ。 普段の彼女からは想像も出来ないくらい甘い声に京太郎の顔はついつい緩みそうになる。 それは自分の望む関係になるのに一番の強敵だと思っていた和が陥落した証なのだから、それも仕方のない事だろう。 和「和も…和も混ぜて下さい…♪♪一人ぼっちは…仲間外れは寂しいです…ぅ♪♪」 そう言う彼女の胸に浮かぶのは少なからずあった転校の記憶だった。 まったく新しい環境からのスタートを余儀なくされるそれは彼女に強い寂しさを覚えさせるものだったのである。 その上、両親は忙しく、一人で家にいる事も珍しくなかったのだから、まだ幼い彼女がそれをトラウマにするのも無理はない。 そんな彼女にとって愛しい京太郎が自分を放っておいて他の二人とだけ睦み合っているその光景は、彼女の暗い記憶を呼び覚ますには十分過ぎるものだった。 京太郎「当たり前だろ…ほら、こっち来いよ」 そんな彼女が一体、何を思い浮かべているのかは京太郎は知らない。 彼はずっと長野に住んでいた身であり、転校など経験した事はないのだから。 しかし、それでも今の和は心から寂しがり、そして傷ついている事が伝わってくる。 だからこそ、京太郎は半ば強引にその手を取り、自分の寝そべった自分の方へとぐっと引き寄せるのだ。 和「はふ…ぅぅ…♪♪」 それは決して優しいものではなく、寧ろ、強引と言えるようなものだった。 彼女の身体が自分へと倒れこむのも厭わないくらいに強いものだったのだから。 けれど、それに和が愛されている実感を覚えるのは、それが内心、求めていたものだったからだろう。 彼女の心を推し量り、望んだ反応を返してくれる愛しい主に、彼女の心は慰撫され、甘い吐息を漏らしてしまうのだ。 漫「(あぁ…っ♪♪ずる…いぃ…♥♥ずるい…よぉぉ…♥♥)」 そんな二人を見ながら、漫は強い嫉妬を覚えた。 勿論、京太郎にとって原村和という少女が飛び抜けて特別なのは彼女にも分かっている。 総合で見た時に三人に優越はないにせよ、彼が一番、愛しているのは間違いなく和なのだから。 だからこそ、そんな彼女が陥落したら、自分が脇に追いやられてしまうのを恐れながらも理解していたのである。 漫「(だけど…やっぱり嫌やぁぁ…♥♥そんなん…嫌…あぁぁっ♪♪)」 しかし、そう理解しても収まりがつかないのが女心というものだ。 特に、今の二人はまるで世界が自分たちだけになってしまったように見つめ合っているのだから。 自分を放っておいて幸せそうな二人の姿に漫の心はどうしてもざわつき、強い嫉妬を覚えてしまう。 小蒔の時よりも数段、強いそれは彼女の腰を動かす原動力となり、その動きを激しいものにしていった。 漫「(ど…ぉ…♪♪うち…頑張っとるよ…♥♥京君の為に…すっごい頑張ってるぅぅ…♥♥♥)」 カクカクと揺れる彼女の腰の動きは決してスムーズなものではない。 しかし、数センチ動くだけでも数秒掛けていた頃からは比べものにならないくらいに彼女は激しく腰を揺すっていた。 クチュクチュと絡んだ水音が休みなく鳴り響くその動きは本格的に京太郎へと快楽を与え始める。 その顔に浮かぶ興奮は一気に強まり、口から漏れる吐息はその熱っぽさを増した。 だが、そんな京太郎以上に漫の中の快楽はぐっとその勢いを強めたのである。 漫「(あかん…っ♪♪これ頭の中、真っ白になるぅ…ぅ♥♥オチンポの事しか分からへん…メスになるよぉぉ…♥♥♥)」 既に漫の身体はさっきの小蒔に負けないほどに敏感になっている そんな中で愛しい夫の肉棒がゴリゴリと動けば、頭の中が一気に白く染まり、思考が振り落とされていくのも当然だ。 まるで無駄なものをそぎ落とすような激しい快楽の中で彼女に残るのは愛しさと肉棒の感覚だけ。 しかし、それでも嫉妬に突き動かされた漫は腰を止める訳にはいかず、ギリギリのところで踏みとどまりながら円を描くようにその腰を動かす。 漫「(いひゅぅぅ…っ♪♪♪これいひゅよぉぉ…っ♥♥オマンコのヒダヒダ全部ゴリゴリ来て…イくぅぅ…っ♥♥♥)」 まるで鉄の棒にも思えるような逞しい肉棒を周囲の肉襞へと押し付けるような抽送。 それに漫は思わずその顎をくっと上げ、絶頂に悶えそうになる。 今や肉襞一つ一つでイッてしまえるまでに昂った彼女の身体にとって、それはあまりにも気持ち良すぎるものだった。 ブツリと言う音と共に力が抜けた身体が、京太郎へと倒れこみそうになるくらいに。 漫「はう…ぅぅ…♪♪ひあ…ぅぅ…ぅぅ♪♪♪」 それを何とか堪える事が出来たのは反射的に両腕が京太郎の腹筋へと伸びたからだ。 微かに割れたその硬い部分でバランスを取らなければ、漫は京太郎へと寄りかかる和の背中に飛び込んでいただろう。 勿論、そうやって二人の邪魔をする事に心惹かれないかと言えば嘘になるが、それで勝ち誇るのはあまりにも情けない。 それよりも自分が京太郎とセックスをしているというアドバンテージを活かすべきだと漫はぐっと腰に力を込め、その激しさを増していく。 和「(上重さん…凄い…です…っ♪♪)」 そんな漫の様子を京太郎に横から覆いかぶさるようになった和からは見えない。 しかし、聞こえてくる水音の激しさや京太郎の身体の揺れから十分、その激しさが伝わってくるのだ。 そして、それが自身に対する嫉妬から繰り出されるものなのだと言う事もまた和には伝わってきている。 和「(でも…それは和も同じ…なんですよ…っ♥♥)」 彼女にとって愛しい主人は世界の全てだ。 彼の為であれば死んでも良いと半ば本気で思っている。 けれど、漫と同じ事が自分にも出来るかと言えば、彼女はすぐさま肯定する事が出来ない。 能力を受けて普段以上に敏感になった身体で騎乗位を続けられる自信が和にはどうしてもなかったのだ。 和「(それに…和にはきっと…あんな風に…ご主人様の背中を押す事なんて出来ません…)」 そう感情を濁らせるのは、彼の選択を全肯定した漫の姿が脳裏に浮かんできたからだ。 彼の全てを受け入れ、そしてその背中を押す彼女の強さは和には決してない。 少なくとも、逆の立場であった時、同じような選択が出来るとはどうしても思えなかったのだ。 勿論、漫がそこに至るまでに並々ならぬ苦しみや妥協があった事くらい和にも分かる。 だが、それでも尚、それを選べないであろう彼女にとって、それは羨ましく映るものだったのだ。 和「(だから…和は…容赦なんてしませんから…っ♪♪)」 勿論、不利なのは自分の方だ。 京太郎の身体で最も敏感な箇所は既に漫に握られているのだから。 彼女が京太郎のオカルトを受けて、本調子ではない事を差し引いても、勝ち目なんて殆どない。 ましてや、和自身、こうして三人で交わる事に対する抵抗感を捨てられなかった。 しかし、だからと言って尻込みしていたら、何もかもを漫に奪われてしまうかもしれない。 そう思った彼女はそっと自分のシャツに手をかけ、胸元のボタンを器用に外していくのだ。 和「ほら…ご主人様…ぁ♥♥和のおっぱいですよぉ…♥♥」 瞬間、和の胸からこぼれ落ちるのは大きな膨らみだった。 上品な象牙色のブラに包まれたそれはふるふると揺れて、その柔らかさを訴えている。 人並み以上にバストが大きい三人の中でも頭一つ抜けているそのサイズに京太郎は思わず生唾を飲み込んでしまった。 彼が一番、性的興奮を覚える部位がブラ越しとは言え、胸板に押し当てられているのだからそれも仕方のない事だろう。 和「脱がせて…下さいますか…?」 そう甘く囁く和に京太郎は反射的に頷いた。 そのまま和の胸元へと伸びるその手には一切の遠慮がない。 自身の愛玩奴隷がそれを望んでいるという事に疑いのないそれは器用に彼女のブラを外した。 瞬間、重力に惹かれるブラから離れるように和は少しだけその背筋を反らせる。 自然、彼女の上向きになった乳首や乳輪がブラから溢れだし、彼の視界に晒された。 和「ひゃぅん…っ♪♪」 彼が何か考えるよりも先にその手は和のバストをぐっと掴んでいた。 本能的と言っても良いそれは強い力で彼女の柔肉を歪める。 絞ると言っても良いほど激しいそれに和は真っ赤な唇から声を漏らした。 陶酔混じりの甘い声は彼女がそれを嫌がっていないという何よりの証である。 日頃から彼に強引な愛撫をされている彼女にとって、それは強い快楽として受け止められるものだった。 和「もう…♥♥ご主人様ったら…そんなに和のおっぱいが大好きなんですね…♥♥♥」 そんな彼に嬉しそうに言いながら、和はその頬を緩ませた。 愛しい人が激しく動き出す漫ではなく自分のバストに対して夢中になっているのだからそれも当然だろう。 その程度で勝っただなどと思いはしないが、優越感めいたものを感じるのは否定出来ない。 それに突き動かされるようにして和の手はそっと京太郎の首筋へと伸び、そのまま優しく抱き上げた。 和「もっと一杯…ご主人様の思うがままに…和の事を愛して下さい…♥♥」 そう言いながら和は再び京太郎へと身を寄せる。 そして、そのまま自身の柔らかさを教えるように胸板に身体を押し付けた。 まるで密着するようなそれに京太郎の手が動きづらくなったのは事実ではある。 だが、グニグニと柔肉を弄ぶ彼の動きは止まる事はない。 寧ろ、その窮屈さの中で和の肢体を出来る限り、味わおうとするようにその指先は激しく、そしてバラバラに動く。 漫「く…ぅぅ…♪♪京君…っ♥♥v京君…ぅぅっ♥♥♥」 二人が一体、どんな風に絡んでいるのかは漫には見えない。 しかし、京太郎の意識が和に向けられている事は悲しいくらいに分かってしまうのだ。 漫の膣肉で微かに震えるその反応もまた和の身体で興奮しているからだろう。 そう思った瞬間、湧き上がるもどかしさに漫は京太郎の名前を呼んでしまった。 京太郎「漫…」 その声に意識を漫へと戻しながらも、京太郎は彼女に何を言えば良いのか分からなかった。 彼女が嫉妬しているのも分かるし、自分の事を見て欲しがっているのも伝わってくる。 しかし、それは和の方もまた同じなのだ。 これまでずっと自分を律し続けていた和もまた漫に負けないくらいに京太郎にアピールしている。 そうやって見目麗しい美少女二人から求められる気分は決して悪いものじゃない。 けれど、公平性の為にそのどちらにも応えすぎる訳にはいかない彼にとって、彼女への返事はとても悩ましいものだった。 漫「好き…ぃ♥♥らいしゅきぃ…♥♥らから…もっと…もっとうちの事…感じへぇ…♪♪♪」 和「和もご主人様の事…愛していますよ…♥♥だから…ほら…もっと和のおっぱいに…溺れて下さい…♪♪」 そうやって悩んでいる間に二人の少女は京太郎への愛を囁く。 それぞれ別の場所から京太郎の意識だけでも独り占めしようとするそれに彼の気持ちがクラクラと揺れた。 間違いなく美少女と言っても良い二人が自分の事を取り合っているのだから、それも仕方のない事だろう。 しかし、だからと言って、その興奮に溺れて、何もしない訳にはいかない。 そう思った京太郎の左手がそっと和の胸から離れ、前屈気味になった漫のバストへと向けられた。 漫「きゅぅぅ…っ♪♪♪」 和「んあぁぁ…っあぁっ♪♪」 それに嬉しそうな声をあげる漫と、不満そうな甘い声を漏らす和。 それぞれの反応を見ながらも、京太郎にはこれ以上の答えを見つける事が出来なかった。 向ける感情こそ違えども京太郎は三人の事を平等に、そして大事に想っているのだから。 その扱いに出来るだけ二人が不平等感を覚えないようにする為には、自分から二人を求める事しか思いつかなかったのだ 和「ずるいです…っ♪上重さんはご主人様のオチンポ貰っているのに…ぃ…♥♥」 とは言え、そんな京太郎の選択に和が不満を覚えない訳ではない。 何せ、漫は既に京太郎から一本しかない肉棒を与えられているのだから。 欲情に屈し、京太郎を求め始めた和にとって、それは決して軽視出来るものではない。 その上で平等に扱われる事に思わず不満を口にしてしまうくらいに、彼の肉棒は和にとって大きなものだった。 京太郎「じゃあ、俺が早くイけるように和が手伝ってくれよ」 和「ぅ…ぅぅ…っ♪♪」 京太郎の言葉に和は子ども染みた声を漏らしながら、ぎゅっとその手を握りしめた。 正直な事を言えば、和は京太郎に射精して欲しくはない。 漫に射精するくらいならば、より多く自分の中で精液を放って欲しいと思っているのだ。 そんな彼女にとって京太郎がイケるように手伝う言うのは利敵行為にも等しい。 後々、自分を愛してもらえると分かっていても、どうしても逡巡を浮かべてしまうくらいに。 和「今回だけですからね…♥♥」 独占欲と欲情。 その2つがせめぎ合う和の中で、結局、後者が軍配を上げた。 何だかんだ言いながらも和はこうして3Pに混じるくらいに欲情しているのである。 タイトスカートを身につけた太ももはもうグショグショでその奥はひくつきながら強い疼きを訴えていた。 そんな彼女が愛する主人からの命令に逆らえるはずがなく、渋々と首肯を見せる。 和「(でも…どうすれば良いんでしょう…?)」 和は基本的に受け身なタイプだ。 勿論、フェラなどは進んでするものの、それ以外のやり方など知らない。 愛玩奴隷として育てられた和は肉棒以外で主人を気持ち良くするところなんて想像もしなかったのである。 結果、彼女が悩みながら選んだのは、さっき漫がやっていた事を模倣する事だった。 和「(こう…でしょうか…?)」 京太郎「ぅ…」 そう思いながら和の手は優しく京太郎の胸板を撫でる。 擽るような絶妙な距離でスルスルと撫でられるそれは彼にとって間違いなく快感であった。 興奮していない時であればただ擽ったいだけであろうが、今の京太郎は二人から求められるという状況にかなりの興奮を覚えているのだから。 例え、それが不慣れな和の手であっても思わず声を漏らしてしまうくらいに京太郎は昂っていた。 和「(あぁ…♪♪やっぱりここ…気持ち良いんですね…♥♥)」 それに和が一つ笑みを漏らすのは、愛しい主人を感じさせられた実感が湧き上がって来るからだ。 まだ不慣れな自分の手で愛しい人を感じさせられるその喜悦は決して薄いものではない。 自分は今、大好きな人に求められている事を返す事が出来ている、と思うだけで胸がドキドキしてしまう。 和「(なるほど…♪確かにこれは…可愛いです…♥♥)」 その興奮のままに和が見つめるのは快楽で歪んだ京太郎の顔だった。 微かに夢見心地になっているような気配を見せるその顔は和の胸をときめかせる。 そこにいるのは何時も自分を責めている時の格好良い『ご主人様』ではなく、可愛らしい『京太郎』なのだから。 そのどちらにも恋焦がれる和にとって、それを引き出したのが自分だと思うだけで胸の中が誇らしさで一杯になる。 和「ちゅ…れろぉ…っ♪」 その感情に背を押されるようにして和が選んだのは京太郎の首筋を舐める事だった。 まるで子犬が親愛の情を示すようにペロペロと舐めるそれは信じられないほど熱く、そして粘っこい。 一つ往復するだけで数秒ほどの時間をかけるそれは、京太郎に『味わわれている』と思わせるくらいだ。 しかし、それが決して不快ではないのは、和の仕草に収まりきらないほどの愛情が見えているからだろう。 京太郎「のど…か」 どんな形ではあれど必死になって自分に奉仕してくれている愛しい奴隷。 その名前を呼ぶ京太郎の声はさっきより大分、熱っぽいものになっていた。 自身の興奮を欠片も隠そうとしていないその声に和の胸はトクンと甘い鼓動を覚える。 ときめきほど激しくはないが、それとは比べ物にならないほど甘いそれに彼女はその笑みを強めた。 そのまま再び首筋にキスを落とし舐め始めるその顔は自信と愛しさに蕩け、幸せそうにも映りかねないものである 漫「んあぁ…ぁ♪♪ずる…ぃ…♥♥じゅるいぃぃ…っ♥♥」 勿論、そんな二人を見て、漫が我慢出来るはずがない。 その口からずるいと言葉を漏らしながら、彼女は必死に自分の腰を動かした。 一回毎にニチャニチャと鳴るその動きは普段、漫が受けている京太郎の抽送と比べても大差ないものになっている。 そうやって彼に与えられる快楽は決して小さいものではなかったが、京太郎の意識は漫へと独占される事はなかった。 漫「(うちがセックスしとるのにぃ…っ♪♪うちが京君とラブラブセックスするはずやったのにぃぃ…♥♥)」 それなのに、彼の意識の半分は原村和に向けられている。 いや、下手をしたら半分どころではないかもしれない。 そのもどかしさに彼女が腰を強めようとするが、それ以上、ギアは上がらなかった。 元々、今の速度でさえ、漫の身体は快楽の悲鳴をあげて、今にも崩れ落ちてしまいそうなのである。 そんな状態でさらに腰の動きを早めるなんて出来るはずがない。 そうと分かっていても、理性を飛ばした彼女の意識は納得などするはずがなく、もどかしさだけが募っていく。 漫「きゃんんんっ♪♪♪」 そんな彼女に応えたのはバストを掴んだ京太郎の手であった。 ぐっとそこを鷲掴みにした彼の指がブラの隙間からそっと中へと入り込んできたのである。 そのままクリクリと乳輪と引っ掻くその動きは普段であれば擽ったさが強いものだっただろう。 しかし、京太郎以上に発情した漫にはそれはビリリと乳腺に流れこむ甘い快楽でしかなかったのだ。 漫「あぁ…♪♪もっろぉぉ…♥♥もっとおっぱい虐めて…ぇ♥♥うちのエロちきゅび…ぃ♪♪ビクビクしゅるまで虐めてぇぇ…っ♪♪♪」 とは言え、それで満足出来るほど漫の身体は初心ではない。 既にそのような領域なんて一足飛びで飛び越えた彼女はさらなる快楽を求めて口を開く。 勿論、その身体は今もイき続けているものの、それは彼に愛されるものとはやっぱり別なのだ。 自分だけが腰を振るって奉仕する感覚は楽しいものの、和という乱入者のお陰でそれに浸る事が出来ない。 そんなもどかしさを解消する事が出来るのは京太郎から与えられる快楽だけだったのだ。 京太郎「仕方ないな…」 漫「ひぃぃぃんっっ♪♪♪」 そう言いながら、京太郎の指はぎゅっと漫の乳首を摘んだ。 親指と人差指が密着してしまいそうなそこには最初から遠慮などない。 漫が望んだ通り、乳首を虐めようとするような嗜虐的な愛撫に彼女の口から嬌声が吐き出される。 自身が京太郎の愛撫で被虐的な快感を得ている事を隠そうともしないそれと共に漫の意識がブツリと何かが途切れる音を感じた。 漫「ふあ…あぁぁ…あぁ…♪♪♪」 今まで張っていた糸が切れたようにその身体から力が抜ける。 激しく動き回っていたその腰はクタリと崩れ、一向に動く気配を見せない。 代わりにピクピクと痙攣を見せるものの、それは動き出す予兆ではなく、快楽の反応でしかなかった。 漫の身体はもう完全に意識から切り離され、彼女へと快楽の受信する肉の檻に成り下がってしまったのだ。 漫「んやぁ…♥♥動かにゃあかんのにぃ…♪♪動かにゃ…負けひゃうのにぃ…ぃぃ♥♥」 そうやって腰砕けになった漫の身体はある種の限界を突破し、今も昂ぶり続けている。 抽送していない今でさえ微かな身動ぎだけで肉襞がイッてしまうのだから。 最早、失神するまで降りる事は出来ない快楽の高みが嫌だと言えば、嘘になるだろう。 しかし、それでも彼女がそれを拒絶しようとするのは、その間に和にイニシアチブを取られかねないからだ。 セックスしているというアドバンテージくらい簡単にひっくり返すであろう強敵の前に休んでいる暇などはない。 一気呵成に責め続けなければ、自分の存在が京太郎から消えていってしまうのは目に見えていたのだ。 漫「(にゃのに…どうしてぇ…ぇ♪♪どうして動けへんのぉぉ…ぉ♥♥)」 しかし、そう思いながらも漫の身体は意識の声に従わない。 元々、三桁を超える数を絶頂した彼女の身体は既に限界だったのだ。 その腰を動かしていたのも意地と言うよりは貪欲な本能が顕れたと言った方が正しい。 そんな彼女の腰がここまで持った事の方が奇跡と言っても良いくらいだったのである。 小蒔「ふふ…♪じゃあ…もっと負けちゃいましょう…ね♥」 漫「ふぇ…ぇ♪♪♪」 瞬間、背後から聞こえてきた声に漫はマヌケな声を返した。 それはその声の主が、彼女の意識にまったくなかった相手だからである。 しかし、それを確かめようにも漫の身体は動けない。 ただの快楽の受信機となった彼女の身体は後ろへと向ける事さえも出来なかったのだ。 小蒔「えい…っ♪♪」 漫「ひあ゛ああぁっぁああぁぁっっ♥♥♥」 そんな彼女にとって後ろから近づけられた黒塗りのアナルプラグが見えなかったのか幸運だったのか不運だったのか。 ただ、漫にとって確かだったのは、それがまったく遠慮のないものだったという事だ。 ぐっしょりとローションで濡れていたとは言え、警告もなしに菊門へと差し込まれたそれに漫は悲鳴めいた嬌声をあげる。 しかし、脱力しきった身体はその悲鳴の源であるアナルプラグを抜く事が出来ず、その全身をピクピクと痙攣させた。 小蒔「気分はどうですか…?」 漫「じ、じんらい…しゃん…ぅぅ…♪♪」 顎を上げるようにして快楽に身悶えする漫の耳元で小蒔がそっと囁く。 それに答える漫の声はまさに息も絶え絶えと言ったものであった。 ただでさえ限界だった身体に新しくアナルプラグが埋め込まれたのだからそれも当然だろう。 小蒔「私のお気に入りのプラグなんです…♥♥とっても気持ち良いでしょう…?」 クスリと笑う小蒔の声は誇らしそうなものだった。 それは彼女が埋め込んだそのアナルプラグが京太郎にプレゼントして貰った愛用の一品だからだろう。 肛虐にハマった彼女の為に京太郎が選んだ黒塗りのそれは慣れた小蒔でも圧迫感を感じるほど太く、大きい。 その上、表面に細かい粒が浮かんでおり、決して抜けないようにくびれがいくつも出来ているのだ。 強く差し込まれただけでアナルでイッてしまうほどの小蒔はそれを気に入っている。 漫「も…もしかして…怒っへりゅ…ぅ…♪♪」 小蒔「怒ってなんていませんよ…♥♥えぇ…怒ってなんていないです…♪♪」 とは言え、それが漫相手にも同じ効果を発揮するだなんて小蒔は思っていない。 そもそも小蒔が最初、京太郎から与えられたのはもっと小ぶりで表面に何も浮かんでいないものだったのだから。 幾つものセックスを経てようやく受け入れられるようになったそれが漫にとっては大きすぎるくらい小蒔にも分かっていた。 しかし、それでもそれを漫のアナルへと遠慮無く押し込んだのは、京太郎が射精するまでにされた事を小蒔が覚えているからである。 小蒔「でも…私の時には上重さんが一杯、お節介してくれたみたいなので…その分はお返ししないといけませんよね♪♪」 ニコリという音が聞こえてきそうなくらい明るい声。 しかし、漫はその声に背筋を冷たくさせ、怖気を胸に纏わせる。 溺れそうなくらいの快楽の中でもはっきりと感じるそれは、漫の表情を強張らせた。 自分はもしかしたら一番、怒らせてはいけない相手を怒らせてしまったのかもしれない。 それに後悔を覚えてももう遅く、小蒔の手は再びアナルプラグへと伸びていた。 小蒔「ほら…一杯、出し入れしてあげますね…♥♥」 漫「や…やめっ…ひぃぃいいぃいぃいぃっ♪♪♪」 瞬間、グチュリという音と共にアナルプラグが引き抜かれる。 それに漫が再び悲鳴をあげるのは、彼女がアナルに対してまだ不慣れだからだ。 京太郎との逢瀬の時間が他の二人よりも少なかった彼女のそこはまだ殆ど開発されていない。 そんな部分で上級者向けのアナルプラグを出し入れされるのだから、彼女が悲鳴をあげるのも当然の事だろう。 その圧迫感だけでも呼吸が苦しくなってしまいそうなのに、ゴリゴリと中を抉られる感覚は激しく、漫の頭を焼くように感じるのだ。 小蒔「止めてって言いながら…上重さんのアナルピクピクして…悦んでるのが伝わってきますよ…♥♥」 勿論、漫のアナルはまだ拡張前で上級者向けのアナルプラグに悦べるはずがない。 しかし、彼女の身体は動けないほどに弛緩し、そして敏感になっているのだ。 グチュグチュと腸液を掻き出すようなプラグに、ドロリとした快楽を背筋へと押し上げる。 漫の知らないその被虐的な快楽は、まるで乾いた砂に水を落としたように発情した身体へと染みこんでいった。 小蒔「私が手を離してもそのままズルズルって飲み込んでしまいそう…♪♪本当にエッチな身体ですね…♥♥」 漫「ひぅぅ…ぅぅぅっ♪♪♪」 嫉妬混じりのその言葉と共に、小蒔が一気に奥までプラグを差し込む。 そのままグリグリと切っ先を周囲へと押し付けるように動かす小蒔に漫は嬌声で答えた。 勿論、ライバルでもある小蒔にそう言われるのは悪い気はしない。 しかし、賞賛めいた言葉と共に漫へと与えられるのは無慈悲とも言える快楽の波なのだ。 意識を踏みとどまらせるので精一杯な彼女を奈落の底へと突き落とそうとするようなそれに彼女は必死に耐えようとする。 小蒔「ほら…京太郎様も動いてあげて下さい…♥♥じゃないと…上重さんは何時までも辛いままですよ…♪♪」 漫「ふぇ…あ゛ぁぁ…っ♪♪♪」 しかし、それすらも打ち砕こうと小蒔はそっと京太郎に抽送を誘う。 それに漫が抗議するような声をあげるのは今の彼女が本当にギリギリだからだ。 身動ぎだけでイきそうなくらいに昂った身体のアナルまで責められているのだから。 その上、京太郎に下から突き上げられてしまったらあっという間に失神してもおかしくはない。 漫「ら、らめ…っ♪♪ひま…動いひゃ…らぁぁあ゛あ゛あぁぁぁぁぁっ♥♥♥」」 それを何とか思い止まって貰おうと必死になって漫が紡いだ言葉。 しかし、それは次の瞬間、始まった京太郎のピストンによって嬌声へと変えられてしまう。 勿論、その動きは漫の腰が砕けた所為で密着しているが故に、それほど激しい訳ではない。 精々、数センチの距離を動くのが精一杯なそれはピストンではなく揺さぶりと言っても良いくらいだろう。 だが、そんな僅かな動きでも、イき続けた彼女にとっては劇薬だ。 まるで快楽が津波となって押し寄せてくるように思える気持ち良さに彼女の意識は一気にホワイトアウトしていく。 漫「(あ…あぁぁ…っ♪♪今…いっひゃぁ…ぁ♥♥うち…意識トんじゃっらぁぁ…♥♥♥)」 それはほんの数秒程度の事だったのだろう。 だが、その間、漫の意識は確実に身体から離れ、完全に白く染まっていた。 何もかもを切り離し、ただ快楽だけで満たされるその感覚はいっそ幸せだと言っても良いくらいである。 しかし、それが長続きしないのはアナルに埋め込まれたプラグの存在感があまりにも大きかった所為だ。 不慣れな彼女の身体を変わらずにグチュグチュと出し入れされるそれは飛びそうになる漫の意識を縛り付け、肉の檻へと引き戻したのである。 漫「ひぐぅぅう゛ぅうぅぅ♥♥おかしふなりゅぅぅ…♪♪♪こんにゃんらめえぇぇぇ…♥♥♥」 意識が白く染まるほどの快楽の中で失神すら許されない。 しかも、その中で身体だけが際限なく敏感になっていくのだから、漫が悲鳴と共に訴えるのも無理はない事だろう。 幾ら調教され、快楽に慣れた漫とは言っても、それは今まで経験したことのない領域なのだ。 まるで魂さえも削りとり、自身を変質させていくような快楽に彼女は子どものように首を振りながら悶えている。 小蒔「ふふ…♪何を言ってるんですか…♪♪私達はもう…とっくの昔に京太郎様におかしくされているんですよ…♥♥」 そして、漫が感じているそれは既に小蒔が通ったものだった。 一番に能力を受け、最後の扉を開いた彼女の胸にはもう自身が正常であるという感覚は何処にもない。 少なくともこうして四人でセックスする状況を楽しみ、興奮しているだなんて普通ではあり得ないだろう。 勿論、彼女自身、未だに嫉妬を感じているのは事実だ。 しかし、それすらも自身の興奮剤として肯定的に受け止められるくらいに、小蒔の意識は変貌している。 小蒔「(まるで…頭の中にかかっていたモヤが晴れたように…すっきりしていて…♪♪)」 京太郎の選択を受け入れる事を表明したとは言え、小蒔はそれを肯定的に受け止める事は出来なかった。 やっぱり裏切られたという意識はどうしても彼女の中に残り続けていたのである。 しかし、今の小蒔にはそんな感情は一切なく、迷いさえも見えない。 寧ろ、こうして新しい興奮を知る切っ掛けになった京太郎の選択を肯定的に感じられるくらいに、彼女はもう完全に彼へ溺れていた。 小蒔「そんな私達を受け入れてくれるなんて…京太郎様しか居ません…♥♥だから…ほら…皆でもっとおかしくなっちゃいましょう…♥♥♥」 漫「んひぃぃぃい゛ぃぃぃぃい♪♪♪」 もう完全に後戻り出来ない領域にまで踏み込んでしまった自分。 そんな自分が世間で言う『変態』である事を小蒔は自覚していた。 そして、それを受け入れてくれる人が極少数である事もまた理解していたのである。 そんな彼女にとって、自分を開発し、そして受け止めてくれる京太郎とは唯一無二の存在であった。 最早、信仰の対象と言っても過言ではないほどのその愛情を燃え上がらせながら、小蒔は再びアナルプラグの抽送を再開する。 京太郎「う…くぅ…っ!」 その存在を漫の次に感じているのは、他でもない京太郎だった。 硬く大きなそのプラグは肉の壁越しでもはっきりとその存在を感じ取れるのだから。 それだけならまだしもリズミカルに動くそれが膣肉を押し上げて、微かとは言えその形を変形させるのだ。 それを敏感な肉棒で感じ取った京太郎は小さくうめき声をあげながら、その両手を漫の腰へと向かわせる。 和「あぁ…っ♪♪ご主人様ぁぁ…♥♥」 それに不満を訴えるのは勿論、和だ。 唯一、自分を求めてくれた京太郎の右手さえも漫へと向けられたのだからそれも当然だろう。 片手だけでも不満だったのに、何もなしだなんてあまりにも寂しすぎる。 しかし、それを声にしても京太郎の手が和に返ってくる事はなく、その両手で漫の腰をがっちりと掴んだ。 京太郎「っくぅぅ!」 漫「あ゛あぁぁぁぁ゛っっ♥♥♥」 瞬間、始めるピストンはさっきよりも遥かに強いものだった。 ゴンゴンと奥を叩くその動きに漫の口からケダモノ染みた嬌声が飛び出す。 子宮を微かに震わせるその突き上げに漫の身体に衝撃めいた快楽が駆け抜けていた。 まるで意識をひっぱたかれるようなそれに彼女の意識がグジュリと音を立てて崩れていく。 漫「あ゛…うあ…あぁぁ…あぁっ♪♪♪」 それは決して外れてはいけないタガが崩れていく音だ。 薄らいでいく意識の中で漫がそう思うものの、最早、それは元には戻らない。 また一歩奈落へと踏み出した漫の意識はもう堕ちていくしかないのだから。 その証拠だと言わんばかりに漫の身体はちょろちょろと尿を漏らし始めた。 和「きゃんっ!?」 それに驚きの声をあげるのは勿論、和だった。 京太郎に覆いかぶさるようになっている和の身体にも漫の尿は掛かっているのである。 それを不快だと言う気持ちはあるものの、和はそこから逃げ出したりはしない。 自分は何も束縛されていない故に逃げられるが、未だ漫を突き上げ続けている京太郎には逃げ場がないのだ。 それなのにここで自分だけ逃げてしまうと我が身可愛さで愛しい人を見捨てた事になるだろう。 そんな恥知らずな女にはなりたくないはないし、ましてやそれを許容出来るほど京太郎への愛情が薄いものではなかった。 和「(それに…ご主人様と一緒に汚れるのは…ちょっぴりドキドキします…♥♥)」 愛する主人と同じもので穢され、汚れを共有する感覚。 それは決して世間一般で共感されるものではない。 しかし、そう思いながらも和の胸中は興奮と陶酔で満たされていた。 まるでさらに深く京太郎と繋がれる感覚が良いと言わんばかりにその胸はときめいている。 本来なら忌避するものに塗れる事すら悦べるほどの自分。 それを愛する主人の耳元で囁きながら、和はそっと自身の腰に手をのばす。 そのままタイトスカートのホックを外し、脱ぎ去るのは和の興奮もまたかなりの昂ぶりを見せているからだ。 最早、自分で自分を慰めなければ、どうにかなってしまいそうな興奮に彼女の指はスルリと動き、白い勝負下着を脱ぎ去る。 京太郎「あ…くぅ…ぅっ」 今や一糸纏わない生まれたままの姿へと変わった和。 そんな彼女がまるで女豹のようなポーズでにじり寄ってくる事に京太郎はかなりの興奮を覚えた。 思わず漫の中で肉棒を跳ねさせてしまうほどのそれに和は嬉しそうな笑みを浮かべる。 一瞬ではあれど自身の裸は愛しい主人の意識を引き寄せるのに十分な働きをしてくれた。 その喜びに頬を緩ませた彼女はそっと自身の秘所に手を伸ばし、濡れそぼった粘膜をクチュクチュと弄り始める。 小蒔「あぁ…♪♪原村さんもあんなに乱れて嬉しそう…♥♥」 小蒔にとって和は恋敵でもあり、師匠でもあり、友人でもあり、そして何より仲間でもあるのだ。 そんな彼女に向ける感情は色々と複雑なものではあったものの、基本的には好意的なものである。 普段はクールでしっかり者な彼女には内心、憧れていたと言っても良いくらいだろう。 けれど、そうやって憧れていた彼女が今、子どものように顔を蕩けさせながら、自慰をしていた。 しかも、それはただ自分を慰める為のものではなく、愛しい婚約者に見せつける為。 そんな恥ずべき行為すら厭わない彼女の姿に小蒔の胸は強い興奮を覚える。 小蒔「ふふ…♪だから…上重さんも原村さんに負けないくらい…アヘアヘになっちゃいましょうねぇ…♪♪」 漫「お゛ほぉぉぉぉっ♪♪♪」 その興奮を胸に小蒔の手は一気にアナルプラグを奥へと差し込んだ。 ギリギリ抜けてしまいそうな距離から強引に押し込まれるその感覚に漫はマヌケな嬌声をあげる。 それにドキドキを強めながら、小蒔の両手はそっと漫のバストへと向けられた。 未だにブラを身につけたままのそこを小蒔の手は乱暴に掴み、そのままグニグニと弄び始める。 小蒔「ん…♪柔らかくて大っきくて…良い感じです…♪♪これで京太郎様の事を誘惑したんですね…♪♪」 始めて触る同性のバスト。 それは汗でグショグショになったブラ越しではあれど、小蒔に柔らかな感触を与える。 自分のものよりも幾分、柔らかなそれに嫉妬を覚えるのは、内心、自分のそれに自信があったからだろう。 京太郎と結ばれるキッカケになったそれは普段から念入りに手入れをするくらいに小蒔の中で誇らしい部位だ。 そんな自身のバストが一部とは言え、負けていると思うのはやっぱり悔しい。 小蒔「張りでは勝っていると思いますけれど…ここはどうでしょうか…っ♪♪」 漫「っくぅぅう゛ぅぅぅっ♪♪♪」 悔しさ混じりに小蒔が手を伸ばしたのは漫の乳首だった。 ピンと張ったその場所をぎゅっと閉じ込めるような彼女の指に漫の背筋がビクビクと跳ねる。 勿論、そうやって乳首を責められるのは京太郎の時とは比べ物にならないほど鈍い。 あの時のように乳腺に突き刺さるほどの強烈な快感を得られないのだ。 しかし、それでも今の漫にとって気持ち良いのは変わらない。 既にタガが幾つも外れるくらいに昂った漫はそれだけであっさりとイッてしまうくらいに敏感になっている。 漫「あ゛あぁぁ…♪♪ボルチオ良ひぃぃ…♥♥あにゃるも…グニグニしゅごいぃぃ…♥♥♥」 そんな漫から漏れだす声はさっきとは違い、快楽を肯定的に受け止めるものだった。 それは彼女の意識が完全に崩れ、許容出来る悦楽の範囲が跳ね上がったからである。 意識すら薄れ本能だけになった漫にとって、それらの快楽はとても気持ち良い事でしかないのだ。 頭の中がおかしくなりそうな激しささえも悦べる今の彼女にとって、それはとても幸せで堪らない事である。 自然、その口から漏れる声もまた甘く蕩けたもので、漫の陶酔を皆に伝えるものだった。 漫「もっろ突いてぇぇっ♥♥うひの弱いトコじぇんぶ虐めへぇっ♪♪うちの事壊ひてぇぇっ♥♥♥」 京太郎「っ!」 瞬間、漏れだす漫のオネダリに京太郎の腰にぐっと力が篭もる。 そのまま一気に突き上げるその仕草はさっきよりも幾分、力が入っているものだ。 漫の身体がガクガクと揺れる事にも構わずに繰り返されるそのピストンはまったく容赦がない。 彼女が倒れそうになるのも構わずに繰り返されるそれは京太郎が射精する為だけのものだった。 漫「ひぐぅぅうっ♪♪良いぃぃっ♪♪ゴンゴンしゃれるの好きぃぃっ♥♥♥子宮虐められるのらいしゅきぃぃっ♥♥♥」 そんなピストンを受ける漫の身体がガクガクと揺れる。 元々、既にその身体には殆ど力が入っていないに近い状態だったのだ。 唯一の例外と言えば、京太郎の男根を締め付けている肉穴くらいである。 その他はぐったりと緩んでいるのだから、不安定になるのも仕方のない事だ。 小蒔「んふ…♪♪上重さんは子宮のお口叩かれるのがそんなに好きなんですね…♥♥」 だからこそ、小蒔はそう言って漫の乳首を摘みながら、そっと彼女の背中を支える。 漫が決して京太郎の上から崩れ落ちたりしないようにしてから、小蒔は京太郎へと目配せした。 これで大丈夫だと彼に告げる為のその視線に、京太郎はそっと頷く。 彼女の意図を正確に理解した京太郎は、胸中でだけ小蒔への感謝を浮かべながら、漫の腰をズンズンと突き上げるのだ。 漫「あはぁっ♪♪あひぃっ♥♥あぁっ♥♥あぁぁぁぁっ♪♪♪」 和「あふぅ…っ♪♪くぅぅ…んっ♪♪あ…はぁぁ…っ♥♥あんんっっ♪♪」 そのリズムに合わせて嬌声を漏らす漫と、オナニーを続ける和の声がシンクロする。 それは勿論、和自身が秘所をイジる動きを京太郎のピストンと合わせているからだ。 少しでも自分の欲望を発散する為に、京太郎とのセックスを妄想しながら指を動かす和。 しかし、どれだけ秘所を指で激しくかき回しても、その欲求不満が和らぐ事はあっても消える事はなかった。 和「(やっぱり和は…ぁっ♥♥和はご主人様じゃないとダメです…ぅぅ♥♥♥)」 これが京太郎の指であれば話は別であったのかもしれない。 彼の指はどんな場所でも素晴らしい感覚をくれるのだから。 きっと今の昂った和であればすぐさまイく事が出来ただろう。 しかし、どれだけそう思っても和の女陰をかき回しているのは自分の指でしかない。 それがもどかしくて愛液が飛び散るくらいに激しくそこをかき回すが、彼女は自分一人でイく事すら出来なかった。 和「(あぁ…っ♪♪もう…っ♪♪もどかしい…っ♪もどかしいですよぉぉっ♥♥)」 まるで快楽に蓋をされてしまったように一定以上、昂ぶる事が出来ない自分の身体。 それに胸中で不満が強まるが、さりとて、京太郎の邪魔は出来ない。 今の京太郎は既に射精へと向けて、スパートをかけ始めているのだから。 そんな状態で愛撫を強請ったところで邪魔になるだけなのは目に見えている。 だからこそ、和はぐっと歯を噛みしめるようにしてそれを堪え、オナニーに集中しようとしていた。 京太郎「…俺の顔の上においで、和」 和「ふぇぇ…ぇ♪♪」 けれど、京太郎はそんな和の姿を見て、何もしないなんて選べない。 そうやって彼女を発情させたのは紛れも無く京太郎自身なのだから。 どれだけ欲望に流されたとしても、その責任だけは取らなければいけない。 射精一色に染まりそうになる思考にそう歯止めをかけながら、京太郎はそう和を誘った。 和「ご主人様…ぁ♥♥♥」 本来であれば、それを断るべきなのだと和は分かっていた。 そうやって2つも3つも別の事をしていては、京太郎は射精には集中出来ないのだから。 しかし、そうは思いながらも和の身体は甘く彼の事を呼び、いそいそと立ち上がる。 そのまま京太郎の顔の上に跨った彼女の陰唇からポトリと愛液が零れ落ち、京太郎の顔の上へと落ちた。 和「い…良いんですか…っ♪♪和のオマンコ…もうこんなにグショグショで…ぇ♥♥」 京太郎「良いから来い」 和「は…ぁい…ぅ♥♥♥」 自分の愛液で愛しい主人の顔を穢してしまう感覚。 それに思わず躊躇いの言葉を口にした和を京太郎は強引に誘う。 力強いその言葉に和が背筋にゾクゾクとしたものを走らせるのは、それが嬉しくて堪らないからだ。 躊躇いを覚える和の為に命令という形を持って齎されたそれは間違いなく彼女を慮ってのものだと分かるのだから。 和「(こんな状況でも…ご主人様はやっぱりご主人様なんですね…♥♥)」 射精するギリギリまで自分の事を気遣い、そして出来るだけ気持ち良くしようとしてくれる愛しい主人。 そんな彼が自分以外の女性と睦み合いながらも変わっていない事を再確認した和の胸がトクンと甘いモノを広げる。 陶酔とも愛情とも幸福感とも言えないそれは愛玩奴隷である彼女の胸を蕩けさせ、そして肉襞にまた強い疼きを走らせた。 まるで今すぐこの優しくも意地悪なご主人様の肉棒を咥え込みたいと訴えるようなそこを和はそっと京太郎の顔の上に置く。 京太郎「ぢゅるるるぅぅぅっ」 和「ひああぁぁっ♪♪♪」 瞬間、彼女に齎されたのは遠慮なく吸い付く京太郎の唇だった。 愛液で濡れそぼったそこをまるごとしゃぶるようなそれに和の口からつい嬌声が漏れだす。 それは彼女が自分自身で秘所を弄っていた時とは比べ物にならないほど甘いものだった。 自然、和の中を駆け巡るそれはまるで電流のように激しく、彼女の意識をゴリゴリと削っていくのである。 和「イくぅっ♪♪和イキますぅぅっ♥♥ご主人様に吸い付かれてイくぅぅんんっ♥♥♥」 ようやく絶頂へと至るメスの身体。 それを反射的に言葉にして彼に伝えるのは、ここ最近のセックスがそういったものばかりだったからだ。 あの日から痴態を撮影されるセックスにハマった和は、画面の向こうにいるまだ見ぬ誰かを誘惑するようにオルガズムを躊躇いなく口にするようになったのである。 勿論、それは彼女を責めている京太郎にも強い興奮を齎し、和とのセックスを甘く激しいものに彩るのだ。 京太郎「(そろそろ…やばい…!)」 しかし、今は何時もとは違い、和だけを愛している訳ではない。 そうやって耳から入ってくる甘い嬌声は、彼女だけではなく漫のものも混じっているのだ。 お互いに遠慮無く声を漏らし、ケダモノへと堕ちるような二人の声が頭の中で交じり合う。 共に京太郎へと甘えるような可愛らしいその嬌声に京太郎の胸はトクンと跳ね、全身へ強い興奮を広げた。 それに自身の限界を悟った彼はそれが来る前に何とか二人の事を満足させようと、大きく胸を膨らませ、全身の筋肉へ酸素を送り出した。 漫「うあ゛あぁっ♪♪♪あぁぁぁぁぁっ♥♥♥」 その意思が真っ先に顕れたのは漫を貫く腰の動きであった。 今までのものよりもさらに一段強いそれは、力尽きた漫の身体を押し上げるほどに強い。 最早、小蒔が押さえていなければ今すぐにでも崩れ落ちてしまいそうなその激しさに漫がケダモノ染みた嬌声をあげる。 それに合わせてビュシュウと潮が吹き出すが、京太郎は容赦しない。 まるで漫を壊そうとしているようにぐっと力を込め、その腰を力強く跳ねさせるのだ。 小蒔「あぁ…♪♪凄い…♥♥京太郎様のオチンポが…上重さんに種付けしたいって…♪♪動いているのが分かっちゃいます…ぅ♥♥」 そう言いながら小蒔は自身の胸が甘くときめいているのを感じる。 見ているだけの小蒔でさえドキドキとしてしまうほど、そのピストンは力強いものなのだ。 あんな勢いで自分も犯されてみたいと思わせるそれに小蒔はつい自分の腰を揺らしてしまう。 フリフリとオスを誘うその動きは、しかし、一番、見て欲しい人には見てもらえない。 その何とも言えないもどかしさに小蒔の指が秘所へと伸びそうになるが、彼女はそれをぐっと堪えた。 小蒔「ふふ…♪♪上重さん…とっても綺麗で…羨ましいです…♪♪」 興奮で理性を飛ばし、意識を書き換えられた小蒔にとっても、そこは未だに京太郎の為のものなのだ。 彼から与えられたオモチャで感じるならともかく、自身の指で自慰をするような場所ではない。 ましてや、今の小蒔には今にも崩れそうな漫の身体を支えるという大事な役目がある。 どれだけ漫が羨ましくてもそれだけは忘れてはいけないと、小蒔は自身を律した。 小蒔「だから…もっと綺麗にしてさしあげますね…♥♥」 漫「ひぐう゛う゛ぅぅぅぅううぅう♥♥♥」 とは言っても、やはり羨ましさというものはなくならない。 それを解消するように小蒔の指がギュッと漫の乳首を押しつぶす。 京太郎のそれと比べても何処か嗜虐的に思えるその愛撫は漫の口から悲鳴を漏らすのに十分過ぎるものだった。 嫉妬と羨望混じりの遠慮のないそれは最早、一線を飛び越えた彼女には強すぎるものである。 まるで乳首が快楽のスイッチになってしまったようにそこだけで連続して絶頂する感覚に、漫は全身を震わせた。 その胸中に浮かんでいるのは完全にタガが外れた思考だった。 最早、理性らしいものは一欠片も見当たらないその心には快楽と多幸感だけで満たされている。 さっきの小蒔と大差ない状態にまで追い込まれた漫の意識はドロリと変容していく。 まるで無駄な理性や感情というものだけを洗い流し、本性を剥き出しにする感覚が今の漫にとってはとても心地良いものだった。 それはそうやってむき出しになっていく自分がより強く、そして激しく快楽を受け止められると本能的に分かっているからである。 だからこそ、彼女はその生まれ変わるような感覚を肯定的に受け止め、その口から唾液を垂れ流しにしながら悦びに浸る事が出来たのだ。 和「くぅぅぅぅぅぅんっ♥♥」 そんな漫の変質を知りようもない和は京太郎の上で甘えた子犬のような声をあげる。 それは彼女の膣肉の中に京太郎の舌が一気に入り込んできたからだ。 まるで前戯など必要ないとばかりに突き入れられたドロドロとした粘膜に和の身体が再びオルガズムへと堕ちていく。 しかし、彼の舌はそれでも容赦せず、和の膣肉をかき回すようにグチョグチョとそこを舐めまわすのだ。 和「良い…ですぅぅっ♪♪和のオマンコ舐められるの良いぃぃっ♪♪すぐイッちゃうくらい気持ち良い…ですうぅ♥♥」 その絶頂を愛しい主人に伝えながら、和の足はぎゅっと閉じる。 膝立ちになった足で京太郎の顔を閉じ込めようとするようなそれに和は胸を締め付けられた。 勿論、彼女とてそんな風に京太郎を束縛してはいけない事くらい分かっている。 何時もとは違い、今の自分は三人いる彼の恋人の一人でしかない事を自覚しているのだから。 しかし、後ろから聞こえてくる漫と小蒔の声に、やはり対抗心を感じるのは否定出来ない。 結果、二人ではなく少しは自分の事を気にして欲しいと訴えるようなその生理反応を和は抑える事が出来なかったのだ。 和「和…愛玩奴隷なのにっ♪♪ご主人様にオマンコ舐められてイッちゃうぅぅっ♥♥ご主人様に奉仕されて…イくっイクイクイクぅぅぅっ♥♥♥」 そう言いながらも和の腰はカクカクと前後に動く。 まるで本当に挿入されているように腰を揺するそれは彼の顔にべったりと愛液を広げた。 しかし、京太郎にとって、それは決して不快なものではない。 どんな形であれ、自分の身体で愛しい子が感じているのだから厭うはずもなかった。 京太郎「(寧ろ…甘くて熱くて…やばいよな…これ…)」 元々、愛液そのものは無味無臭だ。 秘所の匂いが混じる事はあれど、基本的にそれは変わらない。 しかし、そう分かっているはずなのに京太郎の舌に絡みつくその味はうっすらと甘いものだった。 何処か上品な甘さはねっとりと舌に絡みつき、彼の味覚を楽しませてくれている。 その上、口にした部分からじっとりと熱くなるようなそれは媚薬とも興奮剤とも思えるものだった。 京太郎「く…ぅぅうぅ!」 そんなものを大量に口の中に流し込まれれば、幾ら京太郎とてタガも緩む。 彼がそう苦悶の声をあげた時には肉棒はビクンと根本から震えた。 それと共に流し込まれる血液が海綿体を膨れ上がらせ、さらに凶悪な姿へと変貌させる。 まさしく魔羅という言葉が相応しいそれは漫の中をゴリゴリと引っかき、そして奥にズシンと重い衝撃を齎すのだ。 漫「おっきぃぃぃ♪♪♪大っきふなっらぁぁ♥♥♥オチンポビクンれぇぇぇ♪♪♪」 膨れ上がるその肉棒の蠢きを敏感な漫はすぐさま感じ取る。 肉襞一つ一つでイけるくらいに昂って久しい彼女にとって、それは目を瞑っていてもはっきりと分かる変化だ。 思わず嬌声を吐き出してしまうほどのそれに漫の背筋に氷のような冷たい塊が生まれる。 ゾクゾクとした快感を集めて作ったそれは彼女の肌をブルブルと震わせ、快楽神経を酷使するのだ。 漫「しゅごいぃぃっ♪♪♪しゅごいしゅごい凄い良いひぃいいぃぃいっ♥♥♥」 今にも神経がぶつりと途切れてしまいそうな激しい悦楽。 それに満たされる身体に漫は凄いと言う言葉を連呼する。 まるでそれ以外の言葉を失ってしまったようなその姿はまさにケダモノだ。 しかし、そんな漫を突き上げる京太郎にとっては、それは堪らなく魅力的に思えるものである。 京太郎「う…っぐぅぅう!」 それは漫の膣肉が京太郎へと貪欲に絡みついている事と無関係ではないのだろう。 三人の内で誰よりも情熱的なその膣内は、限界まで張った肉棒をしゃぶるように締め付けているのだ。 ねっとりじっくりと芯まで蕩けさすその貪欲さは、気を抜けば意識を持って行かれそうになるくらいである。 そんな中を激しく突き上げているのだから、和の秘所を舐めるその口からうめき声が漏れだすのも無理はない。 漫「射精してぇぇっ♪♪射精して射精してらしてらしてらひてぇぇ…っ♥♥♥」 京太郎「あぁぁっ!」 そんな京太郎に射精を強請りながら、漫の腰が動き出す。 さっきまで砕けていた腰が見せたいきなりのその動きは、漫の欲求が悦楽すら上回ったからだろう。 ケダモノになって尚、愛しい夫の射精を感じたいという漫の愛欲が、快楽の鎖を引きちぎり、自ら腰を動かすに至ったのだ。 それは勿論、激しいものではないものの、漫が動き出すなんてまったく予想していなかった京太郎は反応出来ない。 完全に不意打ちとなったそれは射精をギリギリまで堪えようとする彼の我慢を完全に砕き、京太郎の腰を大きく跳ねさせる。 漫「ひっぐぅううぅぅううううぅぅ゛っ♪♪♪」 そのまま奥へと突きこまれた魔羅に漫が何百回目かの絶頂を覚えた瞬間、彼女の中に熱いものが吐き出される。 まるで熱湯のように熱く、けれど、触れる部分を優しく蕩けさせてくれるそれを漫が間違うはずがない。 愛しい夫が快感を極めた証でもあるその精液を、彼女は子宮口をひくつかせながら飲み込む。 まるで砂漠を征く旅人がようやくオアシスに出会えた時のように彼女の身体はその精液を貪欲にすすり上げていた。 漫「あ゛ぁぁっ♪♪♪あ゛ぁ…♥♥♥あ゛あぁぁぁあ゛あぁぁ…♥♥♥」 その快楽は漫が今までに感じていたものとは一線を画するものだった。 精液をずっと求め、疼いていた子宮にそれを流し込まれる熱い感覚は『満たされる』という表現が最も相応しい。 今までのように快楽で身体が埋め尽くされ、それを意識へと伝えるだけの発信機とは違い、彼女の身体は愛しさと暖かさと多幸感で満たされていた。 おおよそ、心地良いと思えるその全てで身体が一杯になる感覚に漫の目尻からポロリと涙が溢れる。 それは今までのものとは違い、収まりきらない快楽を流し出すものではなく、満たされているその感覚につい漏らしてしまうものだった。 漫「あ゛ふぅぅ…っっ♪♪♪ん゛ひぅぅぅうぅっ♥♥♥」 しかも、その感覚は中々、終わらない。 京太郎の射精を元にするその感覚は、彼の精液が止まるまでずっとずっと続くのだから。 そして、彼の血筋に連なる加護の影響か、人並み外れた精力を誇る彼の射精は数分は止まらない。 その濃度もまた薄れる事はなく、最初に小蒔に対して放ったものとまったく変わらない濃さと勢いで、漫の最奥を叩いていた。 小蒔「(は…あぁ…♪♪上重さん…とっても美味しそう…♥♥)」 それに身悶えしながらも蕩ける彼女の顔に小蒔はうっとりとしながらそう言葉を浮かばせる。 何せ、それはついさっき小蒔自身も受け止めた気持良さなのだから。 自分の何もかもを書き換え、魂まで愛しい婚約者の奴隷にしたそれを彼女は羨ましいと思う。 しかし、それと同時に嬉しいのは、また一人、愛しい人の奴隷が、そして小蒔からすれば運命を共にする仲間が増えたからだろう。 小蒔「ふふ…♪分かりますよ…♥上重さんも…京太郎様に愛される事が世界の全てに変わるくらい…気持ち良くなっているんですね…♥」 そんな彼女を祝福するように小蒔の手が漫の身体をそっと撫でる。 未だ射精を受け止め続け、絶頂から降りて来られないその身体を慰撫するようなそれに漫がビクンと肩を震わせた。 性感帯でも何でもないただの肌を撫でられるだけで、漫はもう軽いオルガズムを覚えるほどに高まっているのである。 それは精液を叩きつけられるボルチオのそれとは比べ物にならないほど弱々しいものだ。 しかし、快楽に飢える漫の身体には高い効果を発揮し、ピンと上向きに張った乳首を震えさせてしまう。 小蒔「ここにびゅるびゅるって出されると…もう逆らえなくて…♥♥心まで奴隷に変えられちゃうんですよね…♥♥」 漫「くひゅぅぅう゛ぅぅ♪♪♪」 そう言いながら小蒔の手は、漫の下腹部をそっと押さえる。 蠢く子宮を上から確かめるようなその手に漫は甘い声をあげた。 そこは愛しい夫の精液に飢えた漫の中で今、最も敏感で熱い部分だったのだから。 幾らその間には肉の壁があるとは言っても、その遠慮のない刺激は漫の身体を揺さぶるのだ。 小蒔「さぁ…上重さんも…一緒に堕ちましょう…♥♥京太郎様の奴隷になって…何もかも…むしゃぶり尽くしてもらいましょう…♪♪♪」 漫「あ…ぁあ゛あぁぁぁ……っ♪♪♪」 小蒔のその言葉を皮切りに京太郎の射精は弱まっていく。 まるでもう漫が堕ちきってしまったのだと言うようなそれに漫の口から不満そうな声が漏れた。 しかし、精液の勢いはもう戻っては来ず、もう亀頭から漏れる程度でしかない。 流石に人外染みた精力をしている京太郎とは言え、次の射精までには時間が掛かるだろう。 それを認識した瞬間、漫の意識はブツリと言う音を鳴らし、ゆっくりとブラックアウトしていった。 漫「ふにゃ…あぁ…あぁぁぁ……ん…っ♪♪♪」 まるで今まで無茶をしたツケを払うかのように意識を混濁させる漫。 その口から漏れる甘い声は、とても幸せで満ち足りたものであった。 射精が弱まった時には幾らか不満を覚えたものの、射精そのものはとても心地良いものだったのだから。 平常時であればどれだけ失神していたか分からないほどイき続けた彼女は総括としてそれなりに満足していたのである。 小蒔「これで上重さんも…京太郎様のモノになっちゃいましたね…♥♥」 そんな漫の身体を支えながら、小蒔は嬉しそうにそう声を漏らした。 それは失神している今も蕩けたまま戻らない漫の表情を見ているからである。 今も尚、快楽で身体が一杯になっているようなその顔はもう京太郎なしでは生きていけないだろう。 ライバルは彼の寵愛を受ける為ならば、何でもするようなケダモノに堕ちた事に小蒔はそっと笑みを浮かべた。 小蒔「さ…次は原村さんの番ですよ…♪♪」 漫「はん…ぅぅ…♥♥」 そう言いながら、小蒔はそっと漫の身体を後ろへと倒す。 そのままズルリと彼女の膣肉から反り返った肉棒が引き出された。 漫の愛液でふやけてしまいそうなくらいにベトベトになったそれはまったく衰えてはいない。 寧ろ、射精したままの硬さと大きさを維持するその肉棒はまだ足りないとばかりにビクビクと震えていた。 [[前話>おもち少女16-3]] [[次話>おもち少女16-5]]

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