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  皆さんこんにちは。俺は須賀京太郎って言います。 親の仕事の関係上長野から引っ越し今は奈良にいます。 今年から共学になった阿知賀高校は麻雀部に所属してます。 元は女子校ということもあって、部員は俺を除いて全員女子。 中学の友人達には「リア充め、爆発しろ」とか「そこ是非とも代われ」や「そっか、京ちゃんは麻雀部に入ったんだ。うぅ、私はまだ決めれてないよぅ。部室に怖くて入れないよぅ。」とか言われました。 なんか咲がオロオロしてる場面が想像できる。一歩踏み出せば新しい世界が開けるぞ!咲! まぁ咲とかいう些細な問題は置いとくとして。代われるなら是非ともお願いしたい。 正直いって目のやり場に困る。とか男性恐怖症らしい憧には避けられる。とか松美姉妹の胸がヤヴァイ。とか多々あるが、今一番頭を悩ませてるのが…… 「うおぉぉ。おっはよーー京太郎!!」 「グフッ。だから穏乃いきなり後ろから抱きつくのはやめろって言ってるだろ!?」 「いやぁ。今日もいい天気だ。絶好の山日和だよ。」 「話を聞けぇ!」 そう。今の最大の悩みの種はコイツ高鴨穏乃である。 ちっこいのに元気。いや元気なのにちっこいのか? 寧ろ元気だからこそちっこい。あ、これだ。 タコスをとれぃ!っつって無茶いうわけでもないし。ピザを所望してくるわけでもないし。 中二病という傷を抉ってくるわけでもない。 ただ、 「おぉう。やっぱり京太郎の手はおっきいなぁ。私の倍はあるよ、倍。」 ボディタッチが激しいのだ。あぁ、当初は困惑したさ。 ペッタンコかぁorzと凹んだり。よくよく見てみれば可愛いからアリじゃね?とか、アレ?もしかして気がある?とか思ったさ。 駄菓子菓子、現実は非情である。 とうの穏乃は男として見てませんでした。友達として見られてたね。 憧とか玄さんとか、宥さんや灼さん、赤土先生に接するように俺にも接してました。 枕を濡らしたのは俺だけの秘密だ。 「ねぇねぇ。いきなり止まってどうしたの?」 体格差からか。上目遣いでお腹を突いてくる。 かわいい 「あぁ。この前の和菓子が両親に評判だったの思い出してな。」 「おぉ!流石京太郎。頑張った甲斐があるね。」 嬉しそうに笑ってたらいきなりうーんうーんとうねり出す穏乃。 何か閃いたのだろう。頭上に豆電球が見える。 「京太郎ということでしゃがんで!」 なにが、とういうことなのだろうか? そう思いつつもしゃがむ俺。 ちょうど立ってる穏乃と同じくらいまでしゃがんだ俺に手を伸ばす。 「よく頑張りました、京太郎。私も教えた甲斐があったよ。」 撫でている穏乃。嬉しくも恥ずかしく撫でられて赤面しているだろう俺。 「あぁもう!いい加減にしろよ!」 急に立ち上がり怒鳴った俺を怖ず怖ずと見上げてくる穏乃。 「えと。何か私気に触ることでもしちゃった「好きになるだろ!!」かな……へ?」 「ど、どうしたの?京太郎?」 「どうしたもこうしたもあるかぁ!仕草がいちいち可愛いとかねらってんのか! 稀に着てくる制服はギャップ萌えですか!ボディタッチ多すぎんだろ!勘違いしたわ!柔らかい!いい匂いする!かわいい!」 オロオロしてる穏乃。かわいい(かわいい) 「憧のほうが可愛いと私は思」 「わっかんねぇなぁ!俺からしたら穏乃もかわいい!」 「憧と比べても意味無いでしょうが!」 「あの、えと……先に部室行ってるね!」 走り去っていく穏乃。勘違いじゃなければ顔が赤かった気がする。 が今日の部活どうしよう。 このあとの部活で憧やレジェンドに弄られたのは別の話である。 桜子たちにもからかわれたのも別の話である。 カンッ これがキッカケで穏乃と付き合うようになったのもまた別の話である。 別の話と言ったら別の話である。  

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