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755 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 22:03:30 ID:7j451Ai3O ヤンガンや単行本でみたい方はこのネタバレみない方がいいです 「因縁」 和「宮永さん、大丈夫でしょうか?あの対局からずっと元気がありませんけど…」 心配そうに咲を見つめる和はもはやス○ーカーの域 そして、今まで出番のなかった京太郎が雨の中、墓の前で立っているシーンになる 。 京太郎「姉貴、姉貴が死んでからもう三年になるんだな」 (須賀涼子と書かれた墓に花を添える) 京太郎「なあ、姉貴…どうしてアンタは俺を…」 菫「やっぱりあなたも来ていたのね京太郎君」 (右手に花を持った菫が京太郎の前に現れる) 京太郎「菫さん…」 菫「久しぶりね京太郎君…元気にしてた?」 京太郎「はい、菫さんの方こそ全国大会進出おめでとうございます」 菫「ありがとう京太郎君。…京太郎君の麻雀部も全国大会に進出したらしいじゃない?」 京太郎「知ってたんですか?」 菫「ええ、あなたの麻雀部の大将にちょっと気になる事があってね」 756 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 22:05:15 ID:7j451Ai3O 京太郎「麻雀部の大将…咲が何か?」 菫「その咲って子なんだけど名字が宮永っていうのよね?」 京太郎「は…はい、確かにそうですけど…」 (菫、墓の前に立ち、花を供える) 菫「私の友人にね、宮永照って人がいるの」 京太郎「えっ…!それってもしかして」 菫「私は照と宮永咲って子が姉妹だと思っているわ。照は真っ向否定してるけどね」 (菫、ゆっくりと立ち上がり京太郎の方を見る) 菫「涼子さんがいなくなってからもう三年になるのかしら…時の流れというのは早いものね」 京太郎「………」 菫「あなたのお姉さんには本当に色々とお世話になったわ… 涼子さんがいなかったら今の私はここにいないって言えるほどに」 京太郎「菫さん、あの…」 菫「なに?京太郎君」 京太郎「………本当にすいませんでした菫さん!」 (京太郎、菫の前で頭を下げながら謝罪する) 757 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 22:06:13 ID:7j451Ai3O 菫「…京太郎君?」 京太郎「姉貴じゃなくて…俺が生き残ってしまって!俺が…俺が…あんな事をしなかったら…!」 (京太郎、涙を流しながら繰り返し頭を下げる) 京太郎「俺が…俺が姉貴の代わりに死ねば……!」 菫「やめて、京太郎君」 (菫、京太郎の頭に手を添える) 菫「あなたのせいじゃない…京太郎君は何も悪くないわ。涼子さんは自分の運命を受け入れただけ」 京太郎「菫さん……俺」 菫「だから…自分を責めないで?あなたが生きている事に必ず意味はあるの」 京太郎「意味…」 (菫、京太郎の頭を撫でながら微笑みを浮かべる) 菫「だから、涼子さんが死んだのは自分のせいなんて思うのはもうやめましょう?」 京太郎「………」 菫「それじゃあ私はもう行くわね…全国大会でまた会いましょう京太郎君」 (菫、墓地を後にする。その姿を雨に打たれながらその姿を見送る) 京太郎(菫さん…あなたが何と言おうと姉貴が死んだのは間違いなく俺のせいです 俺は…どうしたらいい?どうしたらこの苦しみから放たれる?誰か…教えてくれ――――) 決して止む事なき心の雨に一人思う須賀京太郎。その瞳の先に何を見る――― 次回 「天祐」 また休載との事 #comment
755 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 22:03:30 ID:7j451Ai3O ヤンガンや単行本でみたい方はこのネタバレみない方がいいです 「因縁」 和「宮永さん、大丈夫でしょうか?あの対局からずっと元気がありませんけど…」 心配そうに咲を見つめる和はもはやス○ーカーの域 そして、今まで出番のなかった京太郎が雨の中、墓の前で立っているシーンになる 。 京太郎「姉貴、姉貴が死んでからもう三年になるんだな」 (須賀涼子と書かれた墓に花を添える) 京太郎「なあ、姉貴…どうしてアンタは俺を…」 菫「やっぱりあなたも来ていたのね京太郎君」 (右手に花を持った菫が京太郎の前に現れる) 京太郎「菫さん…」 菫「久しぶりね京太郎君…元気にしてた?」 京太郎「はい、菫さんの方こそ全国大会進出おめでとうございます」 菫「ありがとう京太郎君。…京太郎君の麻雀部も全国大会に進出したらしいじゃない?」 京太郎「知ってたんですか?」 菫「ええ、あなたの麻雀部の大将にちょっと気になる事があってね」 756 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 22:05:15 ID:7j451Ai3O 京太郎「麻雀部の大将…咲が何か?」 菫「その咲って子なんだけど名字が宮永っていうのよね?」 京太郎「は…はい、確かにそうですけど…」 (菫、墓の前に立ち、花を供える) 菫「私の友人にね、宮永照って人がいるの」 京太郎「えっ…!それってもしかして」 菫「私は照と宮永咲って子が姉妹だと思っているわ。照は真っ向否定してるけどね」 (菫、ゆっくりと立ち上がり京太郎の方を見る) 菫「涼子さんがいなくなってからもう三年になるのかしら…時の流れというのは早いものね」 京太郎「………」 菫「あなたのお姉さんには本当に色々とお世話になったわ… 涼子さんがいなかったら今の私はここにいないって言えるほどに」 京太郎「菫さん、あの…」 菫「なに?京太郎君」 京太郎「………本当にすいませんでした菫さん!」 (京太郎、菫の前で頭を下げながら謝罪する) 757 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 22:06:13 ID:7j451Ai3O 菫「…京太郎君?」 京太郎「姉貴じゃなくて…俺が生き残ってしまって!俺が…俺が…あんな事をしなかったら…!」 (京太郎、涙を流しながら繰り返し頭を下げる) 京太郎「俺が…俺が姉貴の代わりに死ねば……!」 菫「やめて、京太郎君」 (菫、京太郎の頭に手を添える) 菫「あなたのせいじゃない…京太郎君は何も悪くないわ。涼子さんは自分の運命を受け入れただけ」 京太郎「菫さん……俺」 菫「だから…自分を責めないで?あなたが生きている事に必ず意味はあるの」 京太郎「意味…」 (菫、京太郎の頭を撫でながら微笑みを浮かべる) 菫「だから、涼子さんが死んだのは自分のせいなんて思うのはもうやめましょう?」 京太郎「………」 菫「それじゃあ私はもう行くわね…全国大会でまた会いましょう京太郎君」 (菫、墓地を後にする。その姿を雨に打たれながらその姿を見送る) 京太郎(菫さん…あなたが何と言おうと姉貴が死んだのは間違いなく俺のせいです 俺は…どうしたらいい?どうしたらこの苦しみから放たれる?誰か…教えてくれ――――) 決して止む事なき心の雨に一人思う須賀京太郎。その瞳の先に何を見る――― 次回 「天祐」 また休載との事 #comment

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