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571 名前:のどかなひみつ[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 06:10:53 ID:AQKBUJztO
和「宮永さん、またお昼作ってきたんです。その…皆で食べませんか?」
咲「うんっ。原村さんのお弁当、相変わらず美味しそうだね~」
和「そ、そんな…///」
京「おっ、本当だ。うまそ…いてっ」
優「それは私のタコさんだじょっ!フライングするな、バカ犬っ」(ゲシッ
京「ってーな、一つくらい良いだろ?」
優「タコと名のつくものはすべからく私のモノなんだじぇっ!」
京「…へいへい」
和「こら、優希。たくさんあるんですから皆で食べましょう」
優「ちぇー」
咲「うふふ、優希ちゃん、こっちの卵焼きも美味しいよ」
………
咲「ごちそうさまっ。今日もすごく美味しかったよ、原村さん」
和「あ、ありがとうございます///」
咲「でも、ごめんね。今から図書室に本を返しに行かなきゃいけないの。期限過ぎてたの忘れてて」
和「そうですか…」
優「あっ!」
京「うわっ、びっくりした」
優「課題の再提出期限、忘れてたじょ」
和「え…それってこの間、手伝ったはずでしょう?」
優「あとは提出するだけだから今から出してくるじょ!」
咲「あ、じゃあ私も図書室に行って来ちゃうね」
パタパタパタ…
和「あ…」
京「行っちゃった…な」
和「……」
572 名前:のどかなひみつ・2[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 06:14:56 ID:AQKBUJztO
京「…和?」
和「す、須賀くん。お弁当、ちゃんと食べれましたか?」
京「へ?あ、ああ。何とかな。すげぇ旨かったよ、タコさんウインナーも卵焼きもな」
和「えへ…良かったです」
京「…なぁ、和…今、二人しか居ないんだしさ…その…たまには下の名前で呼んでくれよ?」
和「なっ…。む、無理っ無理無理ですっ。ははは恥ずかし過ぎますっ」
京「和…」
和「そ、そんな顔したって無理なものは無理なんですっ。た、ただでさえ部活中、まともに須賀くんの顔を見れないんですからっ」
京「…原村のケチ」
和「なっ…。ど、どうして名字で呼ぶんですかっ?」
京「原村が名前で呼んでくれないからだろー」
和「う…。……たろ……さんっ」
京「ははっ、声が小さ過ぎて聞こえないぞ。原村~」
和「うぅ……ょう…たろ…さん」
京「ん~?」
和「も、もう意地悪言わないでくださ……ひゃうっ!?」
なでなで…
京「ありがとな。すげぇ嬉しいよ、和」
和「き…き…京たr」「のどちゃーーんっ」
和「ビクッ」
京「ありゃ。足はえーな、あいつ」
遠くからタコスが手を振りながら近付いてくる。
「……優希のばか」
和は京太郎にも聞こえないくらい小さな声で、微かに拗ねた。
おしまい
#comment
571 名前:のどかなひみつ[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 06:10:53 ID:AQKBUJztO
和「宮永さん、またお昼作ってきたんです。その…皆で食べませんか?」
咲「うんっ。原村さんのお弁当、相変わらず美味しそうだね~」
和「そ、そんな…///」
京「おっ、本当だ。うまそ…いてっ」
優「それは私のタコさんだじょっ!フライングするな、バカ犬っ」(ゲシッ
京「ってーな、一つくらい良いだろ?」
優「タコと名のつくものはすべからく私のモノなんだじぇっ!」
京「…へいへい」
和「こら、優希。たくさんあるんですから皆で食べましょう」
優「ちぇー」
咲「うふふ、優希ちゃん、こっちの卵焼きも美味しいよ」
………
咲「ごちそうさまっ。今日もすごく美味しかったよ、原村さん」
和「あ、ありがとうございます///」
咲「でも、ごめんね。今から図書室に本を返しに行かなきゃいけないの。期限過ぎてたの忘れてて」
和「そうですか…」
優「あっ!」
京「うわっ、びっくりした」
優「課題の再提出期限、忘れてたじょ」
和「え…それってこの間、手伝ったはずでしょう?」
優「あとは提出するだけだから今から出してくるじょ!」
咲「あ、じゃあ私も図書室に行って来ちゃうね」
パタパタパタ…
和「あ…」
京「行っちゃった…な」
和「……」
572 名前:のどかなひみつ・2[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 06:14:56 ID:AQKBUJztO
京「…和?」
和「す、須賀くん。お弁当、ちゃんと食べれましたか?」
京「へ?あ、ああ。何とかな。すげぇ旨かったよ、タコさんウインナーも卵焼きもな」
和「えへ…良かったです」
京「…なぁ、和…今、二人しか居ないんだしさ…その…たまには下の名前で呼んでくれよ?」
和「なっ…。む、無理っ無理無理ですっ。ははは恥ずかし過ぎますっ」
京「和…」
和「そ、そんな顔したって無理なものは無理なんですっ。た、ただでさえ部活中、まともに須賀くんの顔を見れないんですからっ」
京「…原村のケチ」
和「なっ…。ど、どうして名字で呼ぶんですかっ?」
京「原村が名前で呼んでくれないからだろー」
和「う…。……たろ……さんっ」
京「ははっ、声が小さ過ぎて聞こえないぞ。原村~」
和「うぅ……ょう…たろ…さん」
京「ん~?」
和「も、もう意地悪言わないでくださ……ひゃうっ!?」
なでなで…
京「ありがとな。すげぇ嬉しいよ、和」
和「き…き…京たr」「のどちゃーーんっ」
和「ビクッ」
京「ありゃ。足はえーな、あいつ」
遠くからタコスが手を振りながら近付いてくる。
「……優希のばか」
和は京太郎にも聞こえないくらい小さな声で、微かに拗ねた。
おしまい
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