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おもち少女小ネタ9」(2013/05/27 (月) 19:20:48) の最新版変更点

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京太郎「(能力制御の為に週末、宮守にお邪魔するようになって早一ヶ月…)」 京太郎「(ようやく少しずつその一端をつかめてきたようなきがするぜ…)」 京太郎「(塞さんのお陰で能力が発動する心配がないってのは本当に有難い…)」 京太郎「(それに…)」トン 白望「」トン 豊音「~♪」トン 塞「…」トン 京太郎(「こんな可愛い人たちと一緒に打てるなんて役得以外の何ものでもないよな…!)」 京太郎「(特に白望さんと豊音さんは素晴らしいおっぱいでもう…うへへへ)」 トシ「…」 トシ「こら」ベシッ 京太郎「いてっ」 トシ「また集中が乱れてるよ」 トシ「見るのは対局相手じゃなくって牌だって何度も言ってるだろう」 京太郎「はい…」 京太郎「(まぁ…たまにこうやって後ろから叩かれる事はあるけれど…)」 京太郎「(大体、順調に事が進んでいる)」 京太郎「(俺の能力の発動条件をかなり限定してくれたのはトシさんで…)」 京太郎「(俺の特訓メニューを考えてくれたのもトシさんだ)」 京太郎「(本当に…この人は何者なんだろう?)」 京太郎「(凄い人だってのは分かるんだけど…っと…いけないいけない)」 京太郎「(意識は牌に集中…それ以外には何も見えないくらいに…!)」 京太郎「(必要なのは…集中力で作った自分の領域…世界…!)」 京太郎「(ゾーンに入れば…そこはもうネト麻と変わらないんだから…!)」ゴッ ……… …… … 京太郎「ふぅ…お疲れ様でした」グテー 豊音「あはは…大丈夫?」 京太郎「ちょっと目がガンガンするけど大丈夫っす…」 トシ「目が痛くなるのは、それだけ集中してる証拠さ」 トシ「まだまだ未完成で見れたもんじゃないけれど…ちゃんとゾーンには入れてるみたいだね」 京太郎「はは…まぁ…ようやくコツらしきものは見えて来ましたよ」 京太郎「これも皆さんのお陰です」ペコッ 塞「気にしないで。私達も卒業間近で暇だし…」 豊音「それにこうやって京太郎君と麻雀打つのは楽しいよー」 白望「…ジュース」 塞「もう…シロったら…」 京太郎「はは。それくらい良いですよ」 京太郎「他の皆さんも何か要ります?」 豊音「私は『わーいお茶』が良いかな」 トシ「私はコーヒーを頼むよ」 京太郎「了解しました。…塞さんは?」 塞「んー…私は着いて行こうかな」 塞「睨みっぱなしでちょっと疲れてきちゃったしね」ハハッ 京太郎「あー…すみません」 塞「良いって。それほど須賀君のは体力使う訳じゃないし」 塞「それに…流石に須賀君だけにシロを任せるのって心配だしね」 白望「きょーはそういう事しない…」 塞「私が心配してるのはそっちじゃなくってシロの方だって」 塞「須賀君が甘いからってまた色々とやらせそうだし」ジトー 白望「……」 白望「そんな事しない…」 塞「その間さえなければもうちょっと信じられたかもしれないけれどね…」 塞「まぁ、そんな訳で一緒に行こ?」 京太郎「はは。了解です。それじゃ…白望さん」 白望「ん…」ギュッ ……… …… … 塞「にしても…須賀君も慣れたものだよね」 塞「昔は白望を背負うだけで真っ赤になってたのに」クスッ 京太郎「流石に週末ごとに世話をしてると慣れますよ」ハハッ 京太郎「それに…まぁ、ポンコツ具合だと白望さん以上なのが清澄に居ますんで」 塞「あー…あの宮永咲さんだっけ?」 塞「麻雀は凄いのに…信じられないなァ…」 京太郎「はは、清澄に来たら、すぐに分かりますよ」 京太郎「俺にとっちゃ、咲があんなに麻雀強いって言うのが逆に信じられないくらいなんですから」ハハッ 白望「………コレ」ユビサシ 塞「あ、決まった?」ピッ 白望「ん」ガタゴトン 京太郎「何て言うか…塞さん慣れてますよね…」 塞「うん…まァ…付き合い長いしね」クスッ 塞「それにシロには色々と助けられちゃってる面も多いから」 塞「そういう意味ではシロはそっちの宮永さんに似ているのかもね」クスッ 京太郎「…何か今、凄い塞さんに親近感が湧きました」ハハッ 白望「むぅ…」 塞「そう言えば須賀君の能力って結局、何だったの?」 塞「熊倉先生は知ってるみたいだけれど、教えてくれないし」 京太郎「いや…正直、その方が良いと思いますよ」 京太郎「多分、聞かなかったほうが良かったって思いますし」 塞「んー…でも、ここまで付き合ってるのに、内緒ってのも何か寂しいじゃない?」 京太郎「そうかもしれないですけど…」 塞「それにもう殆ど制御出来てるんだから、今更知ったって態度変えたりしないよ」 塞「須賀君が信用出来ないようで出来るかもしれない人っていうのはこの一ヶ月で分かってるし」 京太郎「微妙に信用がない!?」 塞「女の子は視線と言う奴に敏感なのだよ、少年♪」 塞「対局中にチラチラとシロやトヨネの胸を見るのを止めたら信用してあげる」クスッ 京太郎「くそぅ…道は遠そうだ…」 塞「能力の事話してくれたらもうちょっと信用されるようになるかもね?」 京太郎「まぁ…今更なんで言いますけれど…でも、引かないで下さいよ?」 塞「それは須賀君次第かなァ」クスッ 京太郎「まぁ…そのですね…はっきり言うと和了ると対局相手の巨乳な女の子を発情させる能力です」 塞「シロ、早く離れて。うん。ゆっくりで良いから…出来るだけそこのケダモノを刺激しないように…」 京太郎「分かってたけど酷い!?」 塞「須賀君がそんな冗談言うからでしょ」 塞「ちゃんと本当の事を言ったら…って…え…?」 京太郎「…」 塞「…え?今の本当?嘘でしょ?」 京太郎「…マジです」 塞「え…えぇぇ…」 京太郎「だから、俺、凄い塞さんに感謝してるんですよ」 京太郎「もう二度とマトモに麻雀できなくなるかもしれなかった俺の能力を制御できるまで抑えてくれたのは塞さんですから」 塞「いや…うん…それは嬉しいんだけど…」 塞「ち、ちょっと衝撃の事実過ぎて思考がついていかないかなァ…」 京太郎「ですよねー…ハハッ」 塞「でも…それ本当なの?」 塞「今まで色んな能力を塞いできたけど…そんなの一つもなかったし…」 京太郎「本当ですよ…っと…部屋に着きましたね」 塞「え…ちょ…身の安全の為にももっと色々と聞きたいんだけど!?」 京太郎「まぁここにいる間は塞さんがちゃんと抑えててくれるでしょうし、大丈夫ですよ」 京太郎「それでも聞きたかったらこの後の対局で俺を飛ばす事ですね…!」 京太郎「まぁ、ゾーンと言う新しい力を手に入れた俺がそう易々と飛ばされるとは思いませんが」ドヤァ ……… …… … 京太郎「ゾーンまで塞がれて集中出来なかった…死にたい」ハコワレ 塞「ご、ごめん…あまりにもイラッてしてつい…」 京太郎「いえ、良いんです。正直、調子乗ってました…」 京太郎「例え集中力が増したところで俺は所詮、麻雀初心者なんだって事を…」シクシク 塞「だ、大丈夫だって!そもそもトヨネとシロがいる卓で飛ばない事の方が少ないんだから!」 トシ「はいはい。そこまで」 トシ「明日は日曜日って言ってもそろそろ日が落ちるからね」 トシ「今日はここまでにして解散するよ」 京太郎「はい…」 豊音「えーっと…元気だしてね、須賀君」 白望「…きょーは頑張った」ナデナデ 京太郎「うぅ…天使や…天使がここにおるで…」グスッ 塞「はいはい。そこまで!そうじゃないと二人とも襲われちゃうよ!」 豊音「?」 白望「…」 塞「な…何…?」 白望「独占欲?」 塞「ち、違うってば」カァ 塞「ほら、須賀君も帰るよ!」 京太郎「え…でも…」 塞「言われた通り、飛ばしたんだから、約束は守ってもらわないと!」 塞「それに今日もどうせホテルとって無いんでしょ?」 塞「ホテル探しに地元の人間は必須だよ」 京太郎「じゃあ…お言葉に甘えて…」 豊音「わーいいなぁ」 白望「放課後デート…」 塞「放課後じゃないし、そもそもデートでもないってば!」カァ 塞「後、トヨネもシロを家に送り届けなきゃいけないんでしょ?」 塞「一人ぼっちじゃないって」 豊音「うんっ♪えへへー」 白望「それじゃ…また明日…」 塞「それで…さっきの話なんだけど…」 京太郎「え…やっぱりこれデートなんですか?」 塞「ち、違うから!」 塞「そっちじゃなくて…能力の方っ」 京太郎「はは…分かってます」 京太郎「と言っても…もう大体話しちゃったんですけどね」 塞「それを決めるのはこっちの方だよ」 塞「で…能力の具体的な発動条件は?」 京太郎「麻雀なら何でも良いみたいですね。サシでも発動しましたし…」 塞「幅が広すぎて恐ろしいなァ…」 塞「そのうちロンとかツモって言うだけでも発動するようになるんじゃない?」 京太郎「はは…それじゃあもう怖くて日常生活が送れないレベルですね」 京太郎「でも、男としてそういう生活に憧れる自分もいてですね…」 塞「控えめに言って最低だな!!」 京太郎「ハーレムは男の夢なんですよ!!」キリッ 塞「まぁ、例えそうなったとしても須賀君にそんな甲斐性があるとは思えないけどね」ハハッ 京太郎「あ?言いましたね?それじゃ…」 京太郎「ロン!リーチチートイツで4800!!!」 塞「~~~っ」ビクッ 塞「(う、嘘…なに…これ…っ♥)」 塞「(お腹の中急に暑くって…ぇっ♪ジュンって潤んでる…♪)」 塞「(なんで…これ…変…だよ…変…なのにぃ…っ♥)」 京太郎「はは…なーんて…驚きました?」 京太郎「って…あれ?塞さん…?」 塞「はぁ…♥いや…何でも…ない…♪」 塞「(すっごい…気持ち良い…♪)」 塞「(お腹の中…熱いのがメラメラって燃えて…♥)」 塞「(身体…内側から溶けちゃいそうなのに…♪)」 塞「(すっごい…ゾクゾクってして…私…これ…ぇ♪)」 塞「(知らないのに…知ってる…ぅ♪)」 塞「(頭は知らないのに…身体が…知ってるんだァ…♥)」 塞「(これ気持ち良くって…嬉しいの…知ってる…ぅ♪♪)」 京太郎「なんでもないようには見えないですって…」 京太郎「良いから、病院行きましょう。今、タクシー呼びますから」 塞「だ…大丈夫…っ♪」 京太郎「いや…でも…」 塞「それより…さっきの…もっかい言って…♥」 京太郎「え…?」 塞「さっきの…ロンって…ツモでも良いから…言ってぇっ♪」 塞「気持ち…良かったの…っ♪」 塞「ううん…っ♪今も気持ち良いの…っ♥」 塞「お腹の奥…熱くて…ドロドロになって…♪」 塞「でも…熱いのがもっと欲しい…っ♪」 塞「熱いのに…コレじゃないの…っ♥」 塞「これじゃ足りない…っ♪これじゃ…私…我慢出来なくなるだけで…っ♪♪」 京太郎「(嘘だろ…なんで塞さんまでこんな…)」 京太郎「(俺は…ただロンって言っただけだぞ?)」 京太郎「(それなのに…なんで…こんな…発情して…?)」 京太郎「(まさか…俺の知らない内に…オカルトまでパワーアップしていたのか…?)」 京太郎「(口に出すだけで発情させるくらいに…?)」 ― ザワザワ 塞「須賀君…早く…っ♪早く…ぅぅ♥」 京太郎「っ!(拙い…周囲に人が少ないとは言え…少しずつ塞さんの変調に気づき始めた…)」 京太郎「(このままじゃ…塞さんが晒し者になってしまう…!)」 京太郎「(それだけは…それだけはダメだ…!なんとかして…この場を切り抜けないと…!!)」 京太郎「そ、その前にホテルの場所を教えて貰えますか?」 塞「ホテ…ル…?ホテルだったら…一杯言ってくれるの…?」 京太郎「い、言います!幾らでも言いますから…だから…っ」 塞「そ…ぅ♪それだったら…私…いい所知ってるよ…♥」 ― キラビヤカー 京太郎「(拝啓、お父様、お母様)」 京太郎「(不肖の息子、須賀京太郎はただいま、お城のようなきらびやかなホテルの前にいます)」 京太郎「(所謂、ラブホなその建物はとっても眩しくて入りづらいです)」 京太郎「(でも…)」チラッ 塞「は…ぅ…♪」ビクンッ 京太郎「(俺をここに案内した塞さんはもう限界っぽいです)」 京太郎「(さっきから足ガクガクで…俺の肩にすがりつかないと立ってられないみたいです)」 京太郎「(ぶっちゃけあんまり猶予はなさそうです)」 京太郎「(て…手を出さなきゃ…大丈夫…だよな…?)」 京太郎「あの…塞さん…その…本当にここで良いんですか?」 塞「違う…の?」 京太郎「え…?」 塞「須賀君…私とエッチしたいから…あんな事言ったんじゃないの…ぉ♪」 塞「私がこんな風になるって知ってたから…あんな…あんな事をぉっ♪」 京太郎「う…い、いや…本当に俺知らなくて…」 塞「だったら…責任とって…っ♥」 塞「私を…気持ち良くして…っ♪♪」 塞「須賀君の能力で発情した私を…鎮めて…っ♥」 塞「奥まで…塞いでぇ…♥♥」 京太郎「」ゴクッ その部屋は意外なほど清潔感があった。 ラブホテルという単語からは想像も出来ないような普通の内装。 広々としたそのベッドの上にコンドームが置いてなかったら、普通のホテルにも思えたかもしれない。 けれど、私にとってはそんな事、どうでも良かった。 例え、ここが普通のホテルであっても…もう私は我慢出来ないんだから。 塞「須賀君…っ♥」 そう言って抱きついた須賀君の胸板は思った以上に硬かった。 女の子とは明らかに一線を画するそれに頭の奥がジィンとしびれるのを感じる。 まるで私の中の女が悦んでいるようなそれに私はそっと笑みを浮かべた。 京太郎「う…」 その笑みは須賀君の瞳に反射し、私の視界に映る。 何処か艶めいたものを混じらせるそれは見たことがないくらい淫らだ。 自分がそんな笑みを浮かべているとは思えないほどのそれに、私の笑みは深くなる。 胸に宿った興奮もまた大きくなるのを感じながら、私は彼の胸板にそっと頭を当てた。 塞「早く…言って…ぇっ♥」 京太郎「え、えっと…それじゃ…ロン」 塞「んあ…♪」 そんなオネダリに答えるように須賀君が言ってくれるけれど、それはさっきみたいに気持ち良くはなかった。 本当にそれはただの言葉であって、それ以上でもそれ以下でもなかったのである。 それが悔しくて身震いしたけれど、事実は何も変わらない。 結局、アレは私を発情させるだけ発情させて放置するだけのものだったのだ。 塞「酷い…よ…こんなの…酷いぃ…っ♥」 京太郎「さ、塞さん…?」 その欲求不満に勝手に動き出す口からは罵るような言葉が飛び出した。 けれど、どれだけ酷いと言っても現実は変わらない。 私は今も焦らされ、こうして身体の中で欲求不満が渦巻いているままだ。 ここに来れば幾らでも言ってくれたはずなのに… 気持ち良くなれるはずだったのに…それがない。 その身悶えするほどのもどかしさに…私の思考はさらに追い詰められていく。 塞「須賀君の所為だから…これ…須賀君のオカルト…だからァっ♪」 ずっと塞ぎ続けた彼のオカルト。 それが今、濁流のように自分に襲いかかり、意識を流そうとしていく。 しかも、そのオカルトそのものは私を発情させるだけであり、決して満足はさせてくれない。 だから、仕方ないのだと、私は自分に言い聞かせながら、そっと須賀君から離れて自分の服を手に掛けた。 京太郎「ちょ…!さ、塞さん!?」 塞「ふあ…あぁ♥」 そんな私を呼ぶ声が微かにするけれど、私はそれには答えない。 ただ、一つ一つボタンを外し、制服を脱いでいく。 そして、須賀君はそんな私に魅入られたようにじっと見て、ゴクリと生唾を飲み込む。 きっと私ほどじゃなくても須賀君も興奮してくれている。 それは既にズボンを持ち上げるふっくらとした棒状のものからも見て取れた。 塞「やっぱり…須賀君もエッチしたいんだ…ァ♥」 京太郎「そ、そりゃそうですけど…でも、流されちゃダメですって!」 須賀君の言っている事は分からないでもない。 確かにこうやって流されるだけじゃ後で後悔するんだろう。 でも、そんな事は私にだってとっくの昔に分かっているのだ。 それでも尚、我慢出来ないくらい須賀君が欲しいんだから仕方がない。 それこそ須賀君のオカルトの所為なんだから…責任を取って貰わないといけないんだ。 塞「流されるような事したのは須賀君の方じゃない…っ♪」 京太郎「そ、そりゃ…そうですけど…でも…っ!」 けれど、意外と須賀君は諦めが悪かった。 既に二人をその毒牙に掛けて、辛い思いをしてきたのか。 その顔には悲痛なものが浮かび、苦しそうにしている。 その一方で興奮を滲ませ、私をチラチラと見る辺りはやっぱり男の子なんだろう。 そんな須賀君に一つ笑みを浮かべながら、私がそっと自分のブラを外した。 京太郎「うあ…」 塞「ふふ…♪そんなエッチな目をして言っても説得力がないぞ…ぉ♥」 言葉そのものは理性的に思えても、須賀君は年頃の男の子なのだ。 露出した私のおっぱいに向けられているその目はとても熱っぽく、そして刺激的である。 普段からおっぱいに強い興味を示す彼にとって、シロやトヨネに比べて控えめな私のものでも興奮の対象になるのだろう。 それが少しだけ嬉しく思いながら、私は今度はスカートに手をかける 塞「さぁ…私の裸…見て…っ♥」 そう言って、私はスカートと一緒にショーツも脱ぎ去る。 後に残るのは白い靴下だけという状態で私はそっと両手を広げた。 まるでどこも須賀君に隠す場所などないというようなそれに彼の目が見開かれる。 シロでもなく、トヨネでもなく、今、須賀君は私に欲情してくれているのだ。 そう思わせるその姿に私は微かな優越感を抱きながら、そっと彼の前でしなを作る。 塞「どう…かな?ウェストラインとかは結構、自信があるんだけど…」 京太郎「そ、そんなの…綺麗に決まってるじゃないですか…」 微かに呼吸を荒くしながらの須賀君の言葉に私の身体がボッと熱くなった。 まるで私が発情する原因となったあの言葉を彷彿とさせるそれに思考が蕩けそうになる。 胸の内もまた歓喜で騒ぎ、感動すら覚えているのが分かった。 でも、それ以上に欲情が湧き上がり、奥からとろりと熱い汁がこぼれてしまう。 塞「じゃあ…私の事…気持ち良くしてくれるよね…♪」 それが太ももにじっとりと染みだしていくのを感じながら、私はそっとベッドに背中を預けた。 ボフンと言う音と共に私の身体を受け止めてくれるそれは、柔らかく、優しい。 きっとセックスする為に色々な工夫をされているであろうそれに、けれど、今の私は興味を唆られない。 私にとって重要なのは少しずつその獣性をむき出しにしつつある須賀君が私を気持よくしてくれるか否かだけなのだから。 京太郎「…すみません。後でいくらでも責任は取りますから…っ!」 塞「んふぅ…っ♪」 そう言って須賀君が私にのしかかるようにベッドへと膝をつく。 そのまま剥き出しになった胸を乱暴に掴まれ、ぐにぐにと弄ばれる。 まるで胸の感触を楽しむようなそれに、私の身体は悦んだ。 ゾクリとした快感が胸の内から湧き上がり、頂点まで通り抜けていく。 塞「ん…上手…ぅ♥」 正直、その力加減は絶妙だった。 激しくも、けれど、痛くないギリギリのところで私の乳房を愛撫しているのだから。 ハッキリと強い刺激となって乳首を揺らすそれは一朝一夕で出来るものではないだろう。 たまに自分を慰める事もある私にだって、ここまで絶妙な愛撫が出来るとは思えない。 京太郎「悲しいかな、こういう経験だけは増えてきたもので…」 塞「この…女殺しめぇ…♥」 そんな私の前で申し訳なさそうに言う須賀君を小さく罵る。 実際、こうやって今にも殺されそうになっているのだからそれくらいは言っても良いだろう。 けれど、その声が媚を売るようなものになっているのは、そうやって殺されそうになっているのが悪い気分じゃないからか。 少なくとも…こうして胸を揉まれるのは嫌ではなくて、私はそっと目を細めた。 塞「ひぅっっ♥」 瞬間、私の内股に何かゴツゴツとしたものが触れる。 それに思わず悲鳴のような声をあげてしまう私の前で須賀君がうれしそうに微笑んだ。 まるで私の弱点を、見つけたと言わんばかりのそれに顔が羞恥に赤くなる。 しかし、馬乗りになられた今、私にはどうする事も出来ず、ただただ、彼に内股を撫でられるだけだ。 京太郎「塞さんってココ敏感なんですね…」 塞「と、突然、撫でられたからびっくりしただけだもん…♪」 そう意地を張ってしまうのは、多分、それが事実だからなのだろう。 こうして須賀君に撫でられているだけでもピリピリとした感覚が這い上がり、私のお腹を熱くするのだから。 乳房を揉まれるのとは違う直接的で、でも、焦らすようなそれは私の興奮を燃え上がらせる。 でも、それが何となく悔しくて、私はついつい否定の言葉を口にしてしまったのだ。 京太郎「そうですか…じゃあ、もっとして確かめて貰わないといけませんね」 塞「ふぅ…ぅ♪」 そう言って須賀君は私の横に横たわるような姿勢へと変わり、その両手で私の別々の部分をまさぐった。 右手で乳房をこねながら、左手で私の内股の間を撫でるそれはまったく別種の快感となって私に襲い掛かってくる。 どちらも慣れさせまいとするようなバラバラの襲撃に私の意識は強く揺さぶられていく。 塞「須賀君…手慣れ…過ぎ…ぃ♥」 京太郎「塞さんが敏感過ぎるだけですって」 それが悔しくて口にした言葉に須賀君が楽しそうに口にした。 私の誘惑に興奮した彼にとって、女を感じさせるのは楽しい事なのだろう。 どうやら普段のヘタレで優しい姿からは想像も出来ないくらい彼は嗜虐的な性質をしているらしい。 塞「(早まっちゃった…かな…ァ…♥)」 こうやって誘惑してはいたものの、私はこうやってセックスするのは初めてだ。 それなのにこうやって意地悪されると…何だか変なものに目覚めてしまいそうになる。 けれど、もう今更、後戻りは出来ない。 こうやって私をまさぐる須賀君の手がなくなる事さえ、考えたくないくらいなんだから。 塞「ひあぁっ♪」 瞬間、私のお腹の辺りにちゅっと何かが吸い付く感覚が沸き起こった。 そこから甘くジィンと広がる熱とむず痒さに私は思わず、声をあげてしまう。 それにしまった、と思うが、もう遅い。 さっきの声を須賀君が聞き逃すがずがないのだから。 京太郎「……あれ?塞さんってもしかして…脇腹弱い人ですか?」 塞「な、ななな、何を言っているのかな…?」 京太郎「へぇ…そうですか…」 それでもそうやって否定するのは、今の須賀君に弱味を見せたくなかったからだ。 何処か意地悪な彼はきっと私の弱い部分を責め立ててくるだろうと分かっていたからである。 しかし、そうやって否定する声は上ずり、最早、肯定に近いものになっていた。 分り易すぎるくらいに分かりやすい自分に胸中で自嘲を浮かべた瞬間、再び須賀君の口がお腹に近づいてくる。 塞「んんぅっ♥」 そのままチュっと脇腹にキスされるだけで私の口から声が漏れてしまう。 ダメだって分かっているのに出てしまうそれはとても淫らで甘いものになってしまっていた。 きっと誰が聞いても快感によるものだと分かるであろうそれに須賀君の顔が嬉しそうに笑う。 さっきよりも幾分、嗜虐的なものを増したその意地悪な笑みに私が嫌な予感を感じた瞬間、彼の舌が私のお腹を這いずった。 塞「ふや…ああぁっ♥♥」 そのままペロペロと私のお腹を舐めるそれにゾクゾクと快感が駆け抜ける。 くすぐったさを何倍にも甘くしたようなそれは私の胸とお腹に突き刺さり、双方を敏感にさせていった。 自然、未だ揉まれ、撫で回されている二つの快感も大きくなり、私の身体を追い詰める。 それに首を浮かせて身悶えするように動きながらも、私は決して須賀君から逃げる事はなかった。 塞「ふ・・ぅぅっ♪須賀君…ぅ♥」 そうやって他人にお腹を触られるのは本当はあまり好きではなかった。 そこはとても敏感なところで、擽られるとすぐに笑い転げてしまうのだから。 だけど、今、こうやって須賀君に舐められているのは擽ったくはあるものの、嫌いではない。 いや、寧ろ粘ついた粘液がお腹に広がる度に、じっとりとそれが染みこみ、その奥の子宮を熱くするように思えた。 京太郎「そろそろ…良いですね…」 塞「ふわぁぁぁっっ♪♪」 そうやって欲情を強くする私の乳首を須賀君の手がキュッと摘んだ。 そのままスリスリと指で擦るようにしごかれる感覚に私の背筋がそっと浮き上がる。 浮いた背筋の中を這いずりまわる電流の波は強く、私の脳髄に突き刺さるように思えるくらいだ。 自分で触っている時とは比べ物にならないそれに私は甘い声をあげながら、ベッドのシーツをぎゅっと掴む。 塞「はぁ…ぅぅんっ♪」 しかし、そんな上半身とは裏腹に私の下半身は少しずつ緩んでいく。 それまで須賀君の手を逃がすまいとするようにきゅっと閉じていた太ももからは力が抜け、横たわるものへと変わっていった。 そんな間を這いずる手のひらの感覚は薄くなり、不満がお腹の中で鎌首をもたげる。 しかし、それが本格的に燃え上がるよりも早く、須賀君の手は私の内股を這い上がり、濡れた女性器に手を掛けた。 塞「(あぁ…ぁっ♥クチュリ…ってぇ…♪)」 まだ須賀君の手が触れただけ。 それだけにも関わらず、愛液に満ちた私のそこは淫らな水音を立てる。 まるでそうやって近づいたオスを粘液で掴まえようとするようなそれに私の頬が熱くなった。 だが、それを羞恥と感じる暇もなく、須賀君の手は私の大陰唇を開き、粘膜をむき出しにする。 塞「ふぁぁ…ぁ♪」 そのままむき出しになった粘膜を擦るその指先は優しかった。 傷つけまいとするのを第一に考えているようなそれに真っ赤な粘膜が快感を覚えていく。 自分でも触れた事が殆どない場所に快感が染みこんでいく感覚はとても心地よく、暖かだった。 須賀君が私の事を大事に思ってくれている…だなんて錯覚すら浮かぶくらいに。 塞「や…ぁ…っ♥もっと…激しくぅ…♥」 このまま優しくされていたら、別の意味でおかしくなってしまいそうだ。 そんな事を思った私の口から懇願の言葉が漏れてしまう。 それに私のお腹を美味しそうに舐めまわす須賀君の顔が微かに逡巡を見せた。 恐らく、このまま私を弄ぶか、それとも焦らすかを考えているのだろう。 やっぱり須賀君はエッチで意地悪なだけの男の子だ。 そう自分に言い聞かしながらも、興奮とはまた違ったドキドキは中々、収まってはくれなかった。 京太郎「…仕方ないですね」 塞「ひんんっ♪♪」 結局、須賀君が選んだのは私のに応える道だった。 それに歓喜ともの寂しさが入り混じった感情を覚えた瞬間、私の入り口にそっと指が這う。 そのままクリクリと穴を確かめるようなそれに肉穴がクパクパと動き、愛液を滴らせるのを感じた。 まるで早く中に入れてほしいとヨダレを垂らすようなそこに須賀君はゆっくりと指の先を入れていく。 塞「く…ふぅぅ…ぅっ♥♥」 それは決して大きいものとは言えないのだろう。 何せ、須賀君は指を一本しか入れていないし、それもほんの先っぽだけなのだから。 だが、それでも今まで異物を受け入れたことのないそこにとって、ゴツゴツとした男の指は大きすぎる。 思わず肺から空気が漏れる私にとって、それは予想外なくらいだった。 京太郎「やっぱり一本でもキツイですね…」 塞「そりゃ…初めてなんだから…仕方ない…じゃない…♥」 京太郎「別に悪いだなんて言ってませんよ、寧ろ…可愛いじゃないですか」 塞「ふぇぇ…♪」 そんな私の思考をさらに予想外な方向から殴ってくる須賀君の言葉に私は思わずマヌケな声をあげてしまう。 何処か艶めいたそれは乙女チックで…自分とはまったく違う女の声のように思えた。 しかし、ここにいるのは私と須賀君だけであって、他に誰もいない。 だから…それは…まるで恋する乙女のような嬉しそうなそれは私があげたものなのだろう。 塞「…エッチの時の須賀君は別物だな…ァぁっっ♥♥」 京太郎「何故か、良く言われます」 そりゃあ言われるだろう。 だって、普段の彼と言えば、弄りやすくてヘタレでエッチで、それでいて優しい男の子なんだから。 それがエッチの時はそれまでが嘘のように意地悪になるんだから、別物以外の何者でもない。 とは言え…それが嫌って訳じゃなくて…寧ろ強いギャップで…こう…胸の奥が反応しちゃうっていうか…。 京太郎「それより…どうです?多少は慣れて来ました?」 塞「ん…ぅ…♪ちょっぴり…だけど…ぉ♪」 そうやって会話している間にも須賀君の指は私の中を前後に動く。 チュプチュプと第一関節までを出し入れするそれに私の中の異物感が少しずつなくなっていった。 自分以外の何かを受け入れると言う事に慣れて来たのか、或いは須賀君の指そのものに慣らされているのか。 どちらかは経験のない私には分からないが、それがただの刺激じゃなく、はっきりとした快感になりつつあるのが分かった。 塞「寧ろ…気持ち良くなって来た…かもぉ…♥」 京太郎「やっぱり塞さんは敏感なんじゃないですか」 塞「あは…ァ♥そうかもしれない…な…♪」 恐らく須賀君のオカルトの影響もあるとは言え、一分ちょっとで異物感も消え、受け入れる準備を始めている自分。 それはもう淫らと言う言葉以外の何者でもなく、敏感という言葉がオブラードに包んでいるようにも感じられるくらいだ。 そこまで身体が昂って尚、認められないほど私は意固地な女じゃない。 勿論、須賀君が上手なのもあるが、それと同じくらいに私も敏感な女なのだろう。 塞「(でも…多分…それ以上に…私は…)」 塞「ね…須賀君…ぅ♪」 京太郎「ん…なんれす?」 べったりと私のお腹に唾液を垂らしながら尋ねてくる彼に身体の奥でゾクリとした感覚が強くなる。 それはさっきまでのものよりも幾分、強く、私の身体をより敏感にさせていった。 まるで指を挿入れられた所為で完全にスイッチが入ってしまったような自分に私は驚きと共に喜悦を覚える。 指ではあるものの挿入されるのにも慣れてきたし…身体ももう準備は出来ているのだ。 ならば…次にするのは勿論… ―― 塞「セックス…しよう…♥ううん…して欲しいんだ…っ♥」 京太郎「塞さん…」 私の胸を揉みしだく須賀君の手を掴みながらの言葉に彼は私を呼び返してくれる。 完全に火が入った身体にはそれさえも心地よく、背筋に甘い熱が広がっていくのを感じた。 しかし、須賀君は中々、首を縦には振らず、憂いとも逡巡とも言えないものを浮かべる。 それが私と、それ以前の『二人』との差のような気がして、何故かとても悔しく…そして悲しい。 それに背を押されるようにして、私はそっと上体を起こし、彼へと馬乗りになった。 京太郎「わっ…」 今まで従順に身を委ねていた私の突然の行動に須賀君が驚きの声をあげる。 しかし、それを聞いても、私の中の悔しさも悲しさもなくなってはくれない。 理由すら自分で把握しきれていないそれはとても大きく、私の胸を揺らした。 それをなくすには多分、さっき以上の快感が必要なのだろう。 そう判断した私は須賀君のズボンに触れた。 京太郎「さ、塞さん、それ以上は…」 塞「…大丈夫…ここに来た時から覚悟はしてるもの…っ♪」 そんな私を拒むように言う須賀君にハッキリと返しながら、私は彼のベルトを外した。 そのままズボンを引き下げようとする私に須賀君は何も言わない。 代わりにその腰をそっと浮かせて、私が脱がせやすいようにしてくれる。 遠回しながらも私の事を受け入れてくれた須賀君に私は笑みを浮かべながら、ズボンを脱がせきった。 塞「あぁ…ぁっ♥」 瞬間、私の口からうっとりとした声が漏れるのは天井に向いた逞しい肉が現れたからだった。 私の鼻先に突きつけるようにブルンと飛び出したそれは浅黒く、そして血管が浮き出ている。 レディコミなどでは真っ白になっている男の証はとてもグロテスクで、迫力に満ちていた。 しかし、その一方で…堪らなく魅力的に思えるのは私が発情しているからだろうか。 塞「(匂いも…すごいぃ…♪)」 喉の奥に絡むような濃厚でねばついたオスの匂い。 まるでフェロモンの塊のようなそれを嗅ぐ度に、私のお腹の奥で女が蠢き、欲求不満が溢れだす。 早くこれが欲しいと言うようなそれに私のお尻が自然と揺れた。 本能が作り出すその動きに須賀君も反応したのだろう。 今にもキス出来てしまいそうな距離まで近づいたその肉棒がぴくんと跳ねたのを感じた。 塞「(これ…私の中に入るのかな…♪♪)」 ただでさえ太くて大きいのに、その上、暴れるように跳ねる肉の剣。 それが指一本でも驚いていた私の中に入るとは到底、思えない。 だが、人類というのはそうやって命をつなげて、反映してきた種族だ。 きっと大丈夫だろうと胸中で言葉を紡ぎながら、私はそっとそれに触れる。 瞬間、燃えるような熱が指先に伝わり、私に須賀君の興奮を教えてくれた。 塞「これ…挿入れるね…♥」 京太郎「いや…でも…」 怯えそうになる自分を鼓舞する為に紡いだ言葉に、須賀君が躊躇いを見せる。 ある意味、こういったシチュエーションの経験が豊富な彼にとって、それが無茶なものだと分かっているのかもしれない。 けれど、私は今更、ここで発言を翻したりする訳にはいかなかった。 塞「良いの…っ♪私が挿入れたいから…須賀君は…寝転んでいて…♥」 感じさせ慣れている須賀君の様子から察するにこれまでの相手は受け身だったのだ。 きっと受け身で…ただ、須賀君に意地悪されて感じていただけなのだろう。 そんな名も顔も知らない彼女たちと一緒には…どうしてもなりたくなかった。 もう須賀君の初めてだなんて望む事など出来ないが故に…唯一無二の何かが欲しい。 心がそう命ずるままに私はそっと須賀君の前で膝立ちになり、自身の秘所を広げていく。 塞「それに…私…もうこんなトロトロだよ…♥」 実際、そうやって須賀君の肉棒に触れて、私の女はさらに燃え上がっていた。 キュンキュンと疼いて微かな鈍痛すら覚えるようなそれは最早、我慢するしないというレベルを超えている。 このまま焦らされたら本格的におかしくなってしまいそうな劣情が身体を蝕み、骨を溶かしている。 そんな中で須賀君が決心するのを待ってなどいられず、私はゆっくりと腰を下ろしていく。 塞「ん…ふぅ…ぅ♥」 けれど、やっぱり処女が愛撫もそこそこに挿入れるだなんて無謀だったみたい。 私のそこはミチミチと音を立てながら押し広げられ、拡張感を感じる。 予想していたような痛みがなかった事は幸いだが、耳の奥で鳴るようなその音に私は少しずつ狂わされていく。 塞「おっきぃ…ぃいっ♪♪」 痛みや快感の代わりにあるのはひたすら圧倒的な存在感だった。 私の手首と同じくらい太い肉棒が中に入りつつあるのだから、当然と言えば当然なのだろう。 とは言え、中から私を燃やすような熱も、その硬さも私にとっては初めての体験だ。 それを自分で処理する為に口に出しながら、私の腰は少しずつ進んでいく。 塞「あ…ふぅ…ぅ♥」 重力に引かれるようなそれに私の中の存在感が増していく。 それと同時に今まで何も入った事のない領域に硬い肉の塊が入り込んでくるのだ。 最早、指でさえも届かない私の奥まで張り込んだ須賀君に私の粘膜が震える。 瞬間、私の中で引っ張られるような感覚が沸き起こり、プツリと何かが千切れた。 塞「(あ…ぁ…♪私…自分で…破っちゃったんだ…♥)」 処女性の証であるとも言われるそれを男の子を押し倒しながら、破ってしまった自分。 それがとても淫らな気がして、お腹の奥底から熱が沸き起こる。 それがほんの微かな痛みを飲み込み、私にまったく気にならなくさせた。 それに安堵した所為か、私の腰はさらに進み、ジュルと言う音と共に須賀君に密着する。 塞「あぅ…ぁ…あっ♥」 瞬間、私の肺から空気が漏れていく。 艶っぽい感情を込めたその吐息は真っ白なもやとなって寒空を染めた。 しかし、私の中はそれ以上に須賀君の肉に染められてしまっている。 今まで何も受け入れたことのない肉の部分がギチギチと悲鳴をあげそうなほどに押し広げられているのだ。 しかも、それ以上入らないの部分 ―― 文字通り最奥の子宮口まで硬い肉で埋め尽くされている。 その何とも言えない感覚に須賀君に支配されているような気がして、私の肌がブルリと震えた。 京太郎「えっと…大丈夫ですか…?」 塞「ん…らいじょぶ…ぅ♥♥」 そんな私を気遣うように尋ねてくる須賀君に私は蕩けた声で返した。 多少の傷みこそあれど別に我慢出来ないほどじゃない。 良く言う涙がでるほどの痛みはないし、寧ろ、微かに気持ち良くなってきている。 特に一番奥はまるでクリトリスみたいに敏感でクパクパと亀頭に吸い付いているのが分かった。 まるで精液を強請るようなそれに私は突き動かされ、ゆっくりと腰を浮かしていく。 塞「んんぅっ♥♥」 瞬間、私を襲ったのはさっきとは比べ物にならない感覚だった。 まるで手加減は終わりだと言わんばかりに私の中から快感が溢れ、淫肉を染めていく。 突き出たカリの部分で引っ掻くように抜かれるそれは私の粘膜をグリグリと刺激し、奥から甘い汁を漏らさせた。 塞「(これ…やばい…ぃっ♪♪)」 たった数センチ動いただけで私の快感の総量はさっきのそれを超えた。 ほんの僅かに動いただけで乳首を摘まれるよりも鮮烈で、粘膜を弄るよりも鋭いものが子宮へと突き刺さる。 それが子宮の疼きを癒してくれるものの、危機感はどうしてかなくならなかった。 まるでそうやって快感を貪れば貪るほど何処か深い所に堕ちていくような錯覚が私の中にあったのである。 塞「ひぃ…ぃぃんっ♪♪」 それが怖くて、途中で腰を下ろした私の頭にズンっと強い衝撃が走った。 まるで脳を揺さぶるような強烈さと凶悪さを見せるそれに私の思考がクラリと揺れる。 ほんの数センチの…ピストンにもなっていないような身動ぎ。 それでさえ、頭の奥が揺れるくらい気持ち良いと言う事実に私は困惑を通り越して恐怖を覚える。 このままセックスが進んでしまえば、一体、どうなってしまうのか。 そう怯えを見せる私の手が、縋るように須賀君のお腹に手を当て…そして… ―― 塞「んあぁあああぁっ♪♪」 そのままジュプジュプと再び腰を動かし、快感を貪っていく。 心では怯えているはずなのに、自分が自分でなくなりそうな感覚が嫌なはずなのに、おかしくなりそうなほどの気持ちよさがそれを乗り越えさせる。 それは何より私の秘所に現れ、子宮は愛液を滴らせながら、もっともっとと媚は始めた。 蹂躙されるような強い刺激を受け止める媚肉は少しずつ柔らかくなり、抽送もスムーズになってきていた。 塞「(あァ…そうだ…これ…メスを狂わせる為の…ものなんだ…ァ…♥♥)」 ほんの一突き。 本当にたった一突きで私の心を壊し、身体を興奮で満たす肉の塊。 私は…それをきっとなめていたのだろう。 所詮、処女の私をおかしくさせるような力などないと甘く見ていたのだ。 しかし、それは古来から…女の中を抉り、快感へと突き落とす為に特化した形をしているのである。 そんなものを…挿入れられて…今の発情した私が我慢出来るはずがないと思ってしかるべきだったのだ。 塞「(でも…もう…止まらないっ♪止まれないの…っ♪♪)」 一回抽送する毎に私の身体は気持ち良くなり、興奮が沸き起こる。 すればするほど気持ち良くなっていくその感覚に私はもう完全に魅了されていた。 須賀君の腹筋に手を当てながらジュプジュプと腰を奮って快感を貪ってしまう。 昨日までそんな自分がいるとさえ、想像していなかった淫らな姿。 それをちょっと気になっていた男の子の前で晒すそれはとても気持ち良かった。 塞「んふ…ゥっ♥どう…?須賀君もぉっ♪気持ち…良い…っ♥」 京太郎「勿論ですよ…つーか…動きたくなるのを我慢するのが精一杯なくらいで」 そんな私の問いかけに応える須賀君の顔にはさっきみたいな嗜虐的なものはなかった。 ただただ、気持ち良さを浮かべるそれに私の顔にそっと笑みが浮かぶ。 シロでもトヨネでもなく…私が…臼沢塞が須賀君を気持ち良くしているのだ。 他の二人は知らない…私だけが知っている須賀君のその表情に…私は歪んだ喜悦を覚えてしまう。 塞「(こんな…ダメ…♪ダメ…なのに…ぃ♥)」 私にとってシロとトヨネはコンプレックスの対象だった。 二人になくてほしいものを持っていて…それが本当は欲しくて…見て見ぬふりをしていた相手。 そんな二人を差し置いて部長をやっているという事実に押しつぶされそうになったくらいである。 それでも…大好きで親友だと思っている皆に励まされ、私はここまで来る事が出来た。 しかし…そんな私の醜い部分は決してなくなった訳ではなかったのだろう。 今、こうして…二人も意識していた須賀君と男と女…ううん、オスとメスの関係になれた実感が…それを教えた。 塞「(シロじゃない…っ♪トヨネでもない…っ♥今…須賀くんとセックスしてるのは…私…っ♥♥)」 その歪んだ優越感が私の背を押し、また奥から熱い粘液をドロリと漏らさせる。 まるで私の良心を溶かしたようなそれに…私はまたひとつ道を踏み外してしまったのを悟った。 でも…そうだと分かっていても、最早、私の欲望は収まらない。 ひたすら貪欲に快楽を求め、須賀君の前で淫らに腰を振ってしまう。 塞「んんんっっ♥♥」 そんな私の中で少しずつ快感に対する変化が起こる。 一突き毎に大きくなっていたその勢いが弱くなったのだ。 代わりにそれらが子宮の中へと溜まり始め、グツグツとそこを煮えたぎらせていく。 今まで…自分を慰めた時に感じた事もあるその何とも言えない不満足感。 しかし、それはすぐさま私の中で強い昂ぶりへと代わり、一つの方向へと押し流されていく。 塞「あァっ♥♥イくぅぅっ♥私…イく…っ♪コレ…イくぅぅぅぅぅんっ♥♥」 それが絶頂に因るものだと悟った私は甘く声をあげながら、背筋を震わせる。 瞬間、ストンと堕ちた腰の奥からビリりと電流が走り、私の中を駆け巡った。 さっきまでの快楽がまるでお遊びにも思えるくらい強烈で鮮烈なその気持ちよさ。 それに頭の奥まで痺れるのを感じながら、私は腰をピクピクと痙攣させる。 塞「んァ゛ぁあっ♥♥」 そんな私の奥で子宮口がべったりと亀頭にキスを繰り返し、その度に熱い快楽が全身に波及する。 今の私の感じている快楽をより大きなものにしようとするそれに私の身体は戦慄いた。 しかし、その代わり、力がそっと抜け始め、そうやって立っているのも億劫な状態にまで追い込まれてしまう。 それでもなんとか膝に腰に力を入れて倒れこむのは阻止したものの、身体中に余韻が満たされている今ではそれもいつまで持つかは分からない。 塞「(気持ち…良い…っ♥これ…もう…ダメ…ぇ♪♪)」 それはたった一度の絶頂だった。 けれど、最初のピストンと同じく、私の常識を砕くにはそれだけで十分過ぎたのだろう。 今まで自分で自分を慰めていた時とは比べ物にならない快楽に私は今も溺れ続けていた。 余韻が続き今でさえも身体中が心地よさに包まれるそれは倦怠感が残るだけの絶頂とは比べるほうがおかしいくらい。 もう私はこの体験を思い出してオナニーしても満足する事は決して出来ないだろう。 そう思わせるだけの強烈な絶頂に私の心は震えた。 塞「(私の身体…もう…須賀君に…負けちゃったァ…♥♥)」 完全に敗北し、元に戻る事さえも出来ない私の身体。 でも、それが何処か幸せで…充実しているように思える。 それはきっと…私が須賀君の事を悪く思っていないからなのだろう。 須賀君ならば…こうやって負けちゃうのも悪くない。 そんな陶酔混じりの言葉に私がそっと笑みを浮かべた瞬間、何か大きなものが私の腰を掴んだ。 塞「ふあああァっ♪♪♪」 強い絶頂から未だ冷め切っていない私の身体は敏感になっているのだろう。 ぎゅっと唐突に掴んでくるその手の逞しさが、脇腹から子宮に直接突き刺さるような快楽を生み、思わず声が漏れた。 だが、その手の主 ―― 須賀君はそれをまったく考慮してはくれない。 寧ろ、そんな私にもっと声をあげさせたいとばかりにぐっと指先に力を込め、私の身体を固定した。 塞「あ、あの…すがきゅぅぅ…ぃぃぃぃっ♥♥」 瞬間、ズンッと言う衝撃が私の身体を襲った。 頭の中だけで弾けるのではなく、全身を揺らすような力強いそれはさっきまでのそれがまるで拙いだけに過ぎなかった事を私に教える。 それに震えていた私の心が再び恐怖を覚え、戦慄を全身に広げた。 塞「(さっき…あんなに気持ちよかったのに…ぃぃっ♥♥)」 私が腰を動かしている時でさえ、私は身悶えしそうなくらい気持ち良かったのである。 しかし、今のそれはそれよりも遥かに大きく、そして激しいものだった。 まるでこれが本当のセックスなんだと教えるようなそれに私の身体がブルブルと震える。 だが、それは快楽に因るものなのか、或いは恐怖に因るものなのかは私には分からない。 分かるのはただひとつ… ―― 京太郎「ダメですよ、一人で勝手に満足して止めちゃ」 塞「きゅぅぅぅ…ぅ…ぅぅっ♥♥」 須賀君の中でひっそりと息づく嗜虐的なケダモノが目を覚ました。 それは私を見上げながら、冷たい視線をくれるその顔を見れば良く分かる。 見上げられているはずなのに…何処か見下されているように感じるほどの底冷えする冷たさ。 心の奥底にまで突き刺さるようなそれに私の身体は戦慄いた。 このオスは危険だ。 逃げなければいけない。 けれど、ズッポリと奥まで咥え込んだ肉棒が私にそれを許さなかった。 塞「やらァっ♪すぐはダメっ♥♥ちょっと休憩…ぃっん♪♪」 京太郎「一人だけ勝手に気持ち良くなって休憩はないでしょうに。俺が一回イくくらいまでは付き合って下さい…よっ」 塞「あひぃぃぃぃん゛っ♥♥」 そう言いながら、下からズンと押し上げてくるそれに私の子宮は悦んでいた。 決してついさっきまで処女にするようなものではないであろう激しくも力強いものにさっき以上の愛液を滴らせている。 まるでそうやってオスに屈服する事がメスの幸せであるかのようなそれに媚肉も震えながら、肉棒へと縋りつく。 それがもう止めてと懇願しているのか、或いはもっとしてとオネダリしているのかは私にも定かじゃなかった。 ただ、そうやって下から体全体を揺するように犯されるのが堪らなく気持ち良く、私がまたイキそうになっている事だけがはっきりとしている。 塞「(でも…もう…止まらないっ♪止まれないの…っ♪♪)」 一回抽送する毎に私の身体は気持ち良くなり、興奮が沸き起こる。 すればするほど気持ち良くなっていくその感覚に私はもう完全に魅了されていた。 須賀君の腹筋に手を当てながらジュプジュプと腰を奮って快感を貪ってしまう。 昨日までそんな自分がいるとさえ、想像していなかった淫らな姿。 それをちょっと気になっていた男の子の前で晒すそれはとても気持ち良かった。 塞「んふ…ゥっ♥どう…?須賀君もぉっ♪気持ち…良い…っ♥」 京太郎「勿論ですよ…つーか…動きたくなるのを我慢するのが精一杯なくらいで」 そんな私の問いかけに応える須賀君の顔にはさっきみたいな嗜虐的なものはなかった。 ただただ、気持ち良さを浮かべるそれに私の顔にそっと笑みが浮かぶ。 シロでもトヨネでもなく…私が…臼沢塞が須賀君を気持ち良くしているのだ。 他の二人は知らない…私だけが知っている須賀君のその表情に…私は歪んだ喜悦を覚えてしまう。 塞「(こんな…ダメ…♪ダメ…なのに…ぃ♥)」 私にとってシロとトヨネはコンプレックスの対象だった。 二人とも、私にはないものを…それでいて、欲しいものを持っていて…そんな嫉妬を見て見ぬふりをしていた相手だ。 そんな二人を差し置いて部長をやっているという事実に押しつぶされそうになったくらいである。 それでも…大好きで親友だと思っている皆に励まされ、私はここまで来る事が出来た。 しかし…そんな私の醜い部分は決してなくなった訳ではなかったのだろう。 今、こうして…二人も意識していた須賀君と男と女…ううん、オスとメスの関係になれた実感が…それを教えた。 塞「ダメェェっ♪♪イくからァっ♥♥またそうやってやられると私、イくから止めてェェっ♥♥」 それは最早、泣き叫ぶように近い懇願だった。 恥も外聞もなく、プライドも投げ捨てて、ただ、弱者である事を認めるようなそれ。 でも…それも仕方がない事なのだ。 だって…このオスはきっと…私を離さない。 幾ら私がイッたところで…本当に自分が満足するまで犯し続けるだろう。 それがその視線から嫌というほど伝わってきた私にとって、それは死活問題も同然だ。 このままじゃ本当に壊されて…須賀君のものにされてしまう。 身体だけじゃなくて…心まで須賀君の奴隷になってしまう。 そんな未来予想図に抗おうと私の口は必死に声をあげた。 京太郎「イけば良いじゃないですか」 塞「…え…?」 京太郎「何十回でも何百回でも狂いそうになるまでイけば良いんですよ…っ!」 塞「あ゛あぁァァァっっ♥♥」 そんな私に須賀君がくれる許しの言葉。 それと同時に突き込まれた肉棒に私の子宮がまたもイかされてしまう。 ぶわりと巻き上がるその淫らな痺れは、しかし、さっきよりも強く、私の中を激しく動きまわった。 バチバチと四肢の奥底で弾けるそれに神経が快楽に満たされていくのを感じる。 だけど、そんな絶頂の最中でも…須賀君の腰は止まらない。 私の身体を揺するように犯して、私をより高みへと突き上げていくのだ。 京太郎「俺はそうやって…イきまくってグチャグチャになった女の子は好きですよ…っ」 塞「しょん…な…ァっ♥♥」 慈悲も何もなく、ただ、私を犯す事を宣言するような須賀君の言葉に私は甘い声を返す。 二度目の絶頂は舌にも襲いかかり、私の言葉を何処か舌足らずなものへと変えていた。 しかし、そこに甘い媚のようなものが見えるのは…私自身、そうやって犯されるのに屈服し始めているからなのかもしれない。 京太郎「ほら、身体倒して…そのままじゃ辛いでしょ?」 塞「う…あぁ…♪」 優しく、けれど、拒否を許さないその言葉に私の身体は従ってしまう。 そっと須賀君に身体を預けるように倒して、甘い声をあげた。 その胸の奥底にトロリとしたものが混じっているのは、その胸板が逞しいからか。 目の前の彼が自分よりもはるかに力強いオスであると感じさせるそれに私は甘い充実感を覚えた。 京太郎「それじゃ…そろそろ本気で行きますよ…っ」 塞「ふみゃああァァっ♥♥」 瞬間、須賀君の手が私の腰からお尻に移動し、ぐっと押さえつける。 それに快感を感じる暇もなく、須賀君の腰が跳ね上がり、膣肉をゴリゴリと抉った。 さっきまでは私を落としてしまうかもしれないと思って本気になれなかったのだろう。 情け容赦なく、私を犯すそれに私はすぐさま三度目の絶頂を迎えた。 塞「やらぁっ♥これしゅごいぃっ♥♥しゅご…過ぎる…ぅぅんっ♪♪」 しかし、それが始まったかと思うとまた次の絶頂が私の前に見えてくるのだ。 文字通り終わる気配のないその快楽の波に私は甘い叫び声をあげる。 だが、幾ら叫んだところで私の中で暴れまわる快楽の波は止まらない。 私の意識は嵐の中の小舟のように揺らされ、転覆しないようにするので精一杯だった。 京太郎「そう言いながら、塞さんの脚も絡んでるじゃないですか」 塞「ふぇぇ…ぇ…ぅぅうっ♥♥」 須賀君に言われて、そちらに意識を向ければ、何時の間にか私の脚は須賀君の脚をがっちりと挟み込んでいた。 必死に逃がすまいとするそれは勿論、私が意図してやろうとしたものじゃない。 だけど…それはあくまで私であって、本能にとってはまた別なのだろう。 既に須賀君に屈服し始めている私のメスが…彼をもう主人と認め、求めて止まないのだ。 京太郎「結局、塞さんも淫乱って事ですよ」 塞「ちが…違ぅ…うっ♥♥私…須賀君に…はつじょぉ…♪されられた…らけだもん…っ♪」 京太郎「でも、それでこうして俺を離さないって事は…塞さんは元々淫乱だったって事じゃないですか」 意地悪く言う須賀君の言葉に私は反論の言葉を持たなかった。 既に頭の中は甘いモノが殆どを埋め尽くし、快楽で震えるくらいの事しか出来ないのだから。 その思考能力の殆どを須賀君に奪われた私には彼の言葉が正しいのかさえ理解出来ない。 けれど…それが主人と認めつつある相手からの嗜虐的な言葉は真偽の程はさておいても効果的で…私の心を強く揺さぶるのだ。 京太郎「だから…俺と一緒に溺れましょうよ。それは…凄い気持ち良いはずですから」 塞「しょんな…事言わない…れぇ…♥♥」 私を犯しながら甘い誘惑をするその言葉を私は拒みきれなかった。 一人でなら…壊れるのも怖いし…恐ろしい。 でも、須賀君と一緒なら…須賀君がずっと私を飼ってくれるなら…それも悪く無いと思えてしまう。 それが恐ろしくて言葉を紡ぐものの、私の脚はぎゅっと力を込めて、須賀君をより求めてしまった。 まるで…本心ではそれを求めていると言うようなそれに須賀君の顔に嗜虐的なものが浮かぶ。 京太郎「じゃあ…俺が勝手に塞さんを堕としますよ…っ!」 塞「やらァ…♥♥堕としちゃ…やぁ…♪須賀君のペットにしちゃ…やだァァあ゛あっっ♥♥」 そう必死に懇願するものの、須賀君の腰は止まらない。 私の媚肉のあちこちにぶつかるようにして、乱暴な抽送を行う。 次にどんな快楽が来るのかさえ分からないその不規則な動きに私の肉襞が震えて悦んだ。 さらに、それだけでは飽き足らないのか、ぎゅっと締め付けを強くして須賀君の肉棒に密着する。 京太郎「うあ…ぁ…」 そんな私の蠢きに須賀君の口から喘ぎ声が漏れる。 今まで絶対的な支配者だった須賀君が見せたその弱みに…私は甘く胸を疼かせてしまう。 幻滅など欠片もないその甘い感覚は…ときめきとも言っても良いくらい私の心を揺さぶるのだ。 まるでそんな風にご主人様が感じてくれた事が嬉しくて仕方がないと言うようなそれに…私は強い充実感を得る。 塞「(あァ…もう…ダメなんだ…っ♥♥私…もう…須賀君のペット…なんだ…♥♥)」 ふと沸き上がってきたその感覚に私はもう後戻り出来ないところにまで進んでしまったのを知る。 口では嫌だなんだと言いながらも…私はもう…須賀君の愛玩動物になってしまったのだ。 ご主人様が悦ぶ事が嬉しくて…優しくそれだけでトロトロになっちゃうような…淫らで甘い生き物に。 そのイメージに私の目尻が潤み、一筋涙を浮かべた瞬間、須賀君の顔が大きく息を吸い込んだ。 京太郎「もうそろそろ…イきますよ…!だから…脚を…」 塞「んあああァァァ♪♪♪」 そうやって得た酸素を一気に消費するように須賀君の腰がガクガクと揺れる。 激しく私を突き上げて止まらないそれに視界の端からじんわりと白く染まり、何も分からなくなっていく。 そんな中で須賀君が何か言っているのは分かるけれど、その内容までは理解が出来なかった。 そこまで追い詰められても尚、快楽が欲しくて仕方がない私はぎゅっと脚に力を込め、腕を須賀君の肩へと回す。 京太郎「塞さん…もう…ダメ…!」 塞「ふあ…っ♥♥ひぅ…う゛ぅぅぅうぅ♪♪」 そんな私の耳に悲鳴のような須賀君の声が届いた瞬間、私の奥にゴンっと亀頭がぶつかった。 今までで一番激しいそれに私の身体が絶頂を堪えられるはずがなく、全身を震わせて悦ぶ。 しかし、さっきまでとは違い、それは快楽だけでは終わらない。 私の子宮口にびゅるると叩きつけるように熱い何かが注ぎ込まれているのだから。 塞「(これ…精液ぃ♪♪須賀君の…なんだ…ァ♥♥)」 幾ら絶頂の最中にあるとは言え、それを認識できるだけの余地が私の中にはあった。 いや、寧ろ、それは快楽の中だからこそはっきりと意識出来るものだと言っても良いのかもしれない。 なにせ、そうやって私の中で跳ねる粘液の感触はとても気持ち良く、そして心地良いものだったのだから。 激しい絶頂に疲れた私の身体にとって、それは貴重な安堵であり、暖かさだったのだ。 塞「(私…もう…子宮まで…須賀君のモノになっちゃった……♥♥)」 オスに精液を注がれて、孕まされる危険を犯しているのに…安堵を感じる自分の身体。 『穢された』ではなく、『刻み込まれた』と思う心も…きっともう手遅れなのだろう。 でも、それが何処か嬉しいのは…須賀君の支配されるそれが堪らなく甘美だからだ。 こうやって射精されている最中にも…細かくイき続け、媚肉を蠢かせてしまうくらいに。 京太郎「はぁ…」 そんな気持ちの良い射精を終えた須賀君が私の下で一つ満足気な息を吐いた。 どうやら射精はもう完全に終わってしまって、後が続かないらしい。 それが悔しいのか肉襞がきゅっと肉棒を絞るが、すぐに絶頂するほどオスの身体は単純じゃないようだ。 それが少しだけ寂しいけれど…でも… ―― 塞「(まだ…大きいぃ…♥♥♥)」 須賀君のそこは射精が終わったと言うのにまったく萎えないままだった。 いや、寧ろ、挿入前よりもその大きさや熱が膨れ上がり、より大きくなっているようにも思える。 そんな肉棒の主人である須賀君がこんなもので満足出来るはずがない。 そう思った瞬間、私の肩に須賀君の手が掛かり、そのままベッドへと押し倒された。 京太郎「俺は離してくれって言ったんですけどね」 塞「ご…ごめん…なさい…ぃ♥♥」 弱いお腹の部分を見せて、謝罪する私に須賀君の冷たい視線が届いた。 途中、須賀君が何かを言っていたと思ってはいたものの、まったく分からなかったとは言え、責められるのは当然だろう。 もし、妊娠した時にリスクを背負うのは私だけじゃなくて、彼も同じなのだから。 しかし、それに申し訳なさを感じるよりも見下されている感覚にゾクゾクとする方が大きい辺り…私はもう色々とダメなのかもしれない。 京太郎「塞さん…今日大丈夫なんですか?」 塞「えっと…た、多分…」 尋ねる須賀君の言葉に緩んだ思考を総動員しながら計算すれば、今日はちょうど安全日だった。 流石に基礎体温までしっかりと測っては居ないのではっきりとは言い切れないが、それでも危険なほどではないはずである。 そう思って紡いだ私の前で、須賀君が一つ頷く。 何処か自信に満ちたそれに私が小さな疑問を感じた瞬間、須賀君の手が私の腰を再び掴んだ。 京太郎「じゃあ…お仕置きですね」 塞「ぅきァぅぅ…っ♪♪♪」 そのままズチュズチュと音を鳴らすようにしてゆっくりと腰を動かす須賀君に思わず声をあげてしまう。 淫肉も肉棒の刺激にヨダレを垂らし、声なき喘ぎ声をあげていた。 そんな中で絶対的支配者として君臨する須賀君が嗜虐的な笑みを浮かべながら、そっと私へと顔を近づける。 京太郎「もうコレ以上入らないってくらい…子宮一杯にしてあげます…」 塞「んふァ…ああァ♥♥♥」 甘くて淫らなお仕置きの宣言。 それが果たされた時…今の私はもうそこにはいないんだろう。 けれど、それが嬉しくて仕方がない私は…甘く声をあげて須賀君にすがりついてしまう。 そんな私を冷たく、けれど、いとおしそうに見つめる須賀君…ううん、ご主人様に胸をときめかせながら、私は転がるようにして堕ちていったのだった。 ……… …… … 京太郎「…あの…流石に拙くありません?」 塞「今更…何を言ってるの…?昨日…んふ…っ♪あんなにしたのに…♥」 京太郎「いや…そうなんですけど…でも…」 塞「大丈夫…♪私に任せてくれれば…悪いようにはしないから…ね…♥」 京太郎「わ、分かりました。でも…その…」 塞「ふふ…♪心配しなくても良いよ…♥二人もきっと受け入れてくれるから…ね…♥」ガララ 京太郎「お、おはようございます」 豊音「ふたりともおはよー」 白望「おはよ」 塞「ごめん…ね♪ちょっと…遅刻しちゃった…♥」 白望「…珍しい」 豊音「きにしなーいきにしなーい!それよりほら、もー準備出来てるよー」 白望「頑張った…」フンス 豊音「主に私がだけどねー」 塞「ありがとう…ね…♥」 豊音「そう言えば、熊倉先生は?」 塞「今日は…ちょっと…ふぁ…♪用事があるって…」 白望「…塞、大丈夫?」 塞「大丈夫…♥ちょっと季節の変わり目で…熱っぽい…だけだから…♪」 塞「それより…早く…シよ…♥時間…勿体無いから…ね…♪」 ……… …… … 白望「(…今日の塞は何か変…)」 豊音「(う…ぅーん…明らかに…須賀君の援護してるよねー…?)」 白望「(きょーも…様子がおかしいし…何かあった…?)」 豊音「(もしかして、今日はそういう練習なのかなー?だとしたら頑張らないとっ!)」 京太郎「えっと…あの…」 塞「…どうかした…あ…っ♥したの…かな?」 京太郎「いや…さ、塞さん本当に良いんですか?」 豊音「何の話ー?」 塞「こっちの話…だから…気にしないで…♥」 塞「それより…早く…宣言して…♥二人共…それを待ってるはずだから」 塞「須賀君も…欲しいでしょ…?」 京太郎「う…う………じゃ…じゃあ…」 京太郎「ツモ。三色ドラ1」 豊音「んぁぁっ♪」ゾクゾクッ 白望「ふ…ぁ…ぁん♥」 豊音「(な、何…今の…)」 白望「(身体…熱くて…内側から…ドロドロって…した…)」 塞「ふふ…♪どう…二人共…とても…ゾクゾクってするでしょ…♥」 白望「さ、塞…?」 塞「最初は戸惑うかもしれないけれど…すぐにとても気持ち良くなるから…♪」 豊音「な、何を…言ってるの…?」 塞「強がっちゃって…もう…身体が疼いて仕方がないんでしょ…♥私にはちゃんと分かってるから…ね♪」 白望「塞…モノクル…」 塞「そう…つけてない…よ♥もう…須賀君を…ううん…っ♪ご主人様を塞ぐ必要なんてないんだから…♥」ピラッ 豊音「ひっ」 塞「ほら…見て…ぇ♥私のココ…ご主人様にローター貼り付けられて…ぇ♪」 塞「凄いトロトロで…今も…んふぅっ♥ほら…またイッたァ…♥♥」 白望「お、おかしいよ…塞…」 塞「うん…私…おかしくなっちゃったの…♥」 塞「でも…おかしくなるのってとっても幸せ…♪」 塞「ご主人様に抱いてもらうとね…♥頭の中が幸せで一杯になってポカポカしちゃうの…♥」 塞「だから…二人にもその幸せをお裾分けしてあげる…♪」 塞「大好きで大好きで…親友だと思ってる二人にも…ご主人様を分けてあげるね…♥」 豊音「い、要らない!そんなの要らないよー!」 塞「嘘つき…っ♪二人とも…ご主人様のこと意識してる癖に…♥」 塞「私に分かるんだよ…♪だって…二人と同じだもん…♥」 塞「それに…もう…分かるよね…♪身体がご主人様の事を求めて仕方がないって事くらい…♥」 白望「ぅ…」 塞「ご主人様もね…二人の事、欲しいって言ってくれたんだよ…♥だから…私たちは相思相愛…♪」 塞「ちょっと人とは違うかもしれないけれど…でも…とても幸せになれるんだよ…♥」 塞「だから…ね…♪一緒に堕ちよ…♥」 塞「とっても気持ち良い所に…ご主人様のペットになろう…♥♥」 塞「そうしたら……私…二人ともっと仲良くなれると思うの…♪」スッ 豊音「い、いや…来ないで…っ」 白望「さ、塞…」 塞「大丈夫…怖いのは最初だけ…♥すぐにご主人様が気持ち良くしてくれるから…ね…♪」
京太郎「(能力制御の為に週末、宮守にお邪魔するようになって早一ヶ月…)」 京太郎「(ようやく少しずつその一端をつかめてきたようなきがするぜ…)」 京太郎「(塞さんのお陰で能力が発動する心配がないってのは本当に有難い…)」 京太郎「(それに…)」トン 白望「」トン 豊音「~♪」トン 塞「…」トン 京太郎(「こんな可愛い人たちと一緒に打てるなんて役得以外の何ものでもないよな…!)」 京太郎「(特に白望さんと豊音さんは素晴らしいおっぱいでもう…うへへへ)」 トシ「…」 トシ「こら」ベシッ 京太郎「いてっ」 トシ「また集中が乱れてるよ」 トシ「見るのは対局相手じゃなくって牌だって何度も言ってるだろう」 京太郎「はい…」 京太郎「(まぁ…たまにこうやって後ろから叩かれる事はあるけれど…)」 京太郎「(大体、順調に事が進んでいる)」 京太郎「(俺の能力の発動条件をかなり限定してくれたのはトシさんで…)」 京太郎「(俺の特訓メニューを考えてくれたのもトシさんだ)」 京太郎「(本当に…この人は何者なんだろう?)」 京太郎「(凄い人だってのは分かるんだけど…っと…いけないいけない)」 京太郎「(意識は牌に集中…それ以外には何も見えないくらいに…!)」 京太郎「(必要なのは…集中力で作った自分の領域…世界…!)」 京太郎「(ゾーンに入れば…そこはもうネト麻と変わらないんだから…!)」ゴッ ……… …… … 京太郎「ふぅ…お疲れ様でした」グテー 豊音「あはは…大丈夫?」 京太郎「ちょっと目がガンガンするけど大丈夫っす…」 トシ「目が痛くなるのは、それだけ集中してる証拠さ」 トシ「まだまだ未完成で見れたもんじゃないけれど…ちゃんとゾーンには入れてるみたいだね」 京太郎「はは…まぁ…ようやくコツらしきものは見えて来ましたよ」 京太郎「これも皆さんのお陰です」ペコッ 塞「気にしないで。私達も卒業間近で暇だし…」 豊音「それにこうやって京太郎君と麻雀打つのは楽しいよー」 白望「…ジュース」 塞「もう…シロったら…」 京太郎「はは。それくらい良いですよ」 京太郎「他の皆さんも何か要ります?」 豊音「私は『わーいお茶』が良いかな」 トシ「私はコーヒーを頼むよ」 京太郎「了解しました。…塞さんは?」 塞「んー…私は着いて行こうかな」 塞「睨みっぱなしでちょっと疲れてきちゃったしね」ハハッ 京太郎「あー…すみません」 塞「良いって。それほど須賀君のは体力使う訳じゃないし」 塞「それに…流石に須賀君だけにシロを任せるのって心配だしね」 白望「きょーはそういう事しない…」 塞「私が心配してるのはそっちじゃなくってシロの方だって」 塞「須賀君が甘いからってまた色々とやらせそうだし」ジトー 白望「……」 白望「そんな事しない…」 塞「その間さえなければもうちょっと信じられたかもしれないけれどね…」 塞「まぁ、そんな訳で一緒に行こ?」 京太郎「はは。了解です。それじゃ…白望さん」 白望「ん…」ギュッ ……… …… … 塞「にしても…須賀君も慣れたものだよね」 塞「昔は白望を背負うだけで真っ赤になってたのに」クスッ 京太郎「流石に週末ごとに世話をしてると慣れますよ」ハハッ 京太郎「それに…まぁ、ポンコツ具合だと白望さん以上なのが清澄に居ますんで」 塞「あー…あの宮永咲さんだっけ?」 塞「麻雀は凄いのに…信じられないなァ…」 京太郎「はは、清澄に来たら、すぐに分かりますよ」 京太郎「俺にとっちゃ、咲があんなに麻雀強いって言うのが逆に信じられないくらいなんですから」ハハッ 白望「………コレ」ユビサシ 塞「あ、決まった?」ピッ 白望「ん」ガタゴトン 京太郎「何て言うか…塞さん慣れてますよね…」 塞「うん…まァ…付き合い長いしね」クスッ 塞「それにシロには色々と助けられちゃってる面も多いから」 塞「そういう意味ではシロはそっちの宮永さんに似ているのかもね」クスッ 京太郎「…何か今、凄い塞さんに親近感が湧きました」ハハッ 白望「むぅ…」 塞「そう言えば須賀君の能力って結局、何だったの?」 塞「熊倉先生は知ってるみたいだけれど、教えてくれないし」 京太郎「いや…正直、その方が良いと思いますよ」 京太郎「多分、聞かなかったほうが良かったって思いますし」 塞「んー…でも、ここまで付き合ってるのに、内緒ってのも何か寂しいじゃない?」 京太郎「そうかもしれないですけど…」 塞「それにもう殆ど制御出来てるんだから、今更知ったって態度変えたりしないよ」 塞「須賀君が信用出来ないようで出来るかもしれない人っていうのはこの一ヶ月で分かってるし」 京太郎「微妙に信用がない!?」 塞「女の子は視線と言う奴に敏感なのだよ、少年♪」 塞「対局中にチラチラとシロやトヨネの胸を見るのを止めたら信用してあげる」クスッ 京太郎「くそぅ…道は遠そうだ…」 塞「能力の事話してくれたらもうちょっと信用されるようになるかもね?」 京太郎「まぁ…今更なんで言いますけれど…でも、引かないで下さいよ?」 塞「それは須賀君次第かなァ」クスッ 京太郎「まぁ…そのですね…はっきり言うと和了ると対局相手の巨乳な女の子を発情させる能力です」 塞「シロ、早く離れて。うん。ゆっくりで良いから…出来るだけそこのケダモノを刺激しないように…」 京太郎「分かってたけど酷い!?」 塞「須賀君がそんな冗談言うからでしょ」 塞「ちゃんと本当の事を言ったら…って…え…?」 京太郎「…」 塞「…え?今の本当?嘘でしょ?」 京太郎「…マジです」 塞「え…えぇぇ…」 京太郎「だから、俺、凄い塞さんに感謝してるんですよ」 京太郎「もう二度とマトモに麻雀できなくなるかもしれなかった俺の能力を制御できるまで抑えてくれたのは塞さんですから」 塞「いや…うん…それは嬉しいんだけど…」 塞「ち、ちょっと衝撃の事実過ぎて思考がついていかないかなァ…」 京太郎「ですよねー…ハハッ」 塞「でも…それ本当なの?」 塞「今まで色んな能力を塞いできたけど…そんなの一つもなかったし…」 京太郎「本当ですよ…っと…部屋に着きましたね」 塞「え…ちょ…身の安全の為にももっと色々と聞きたいんだけど!?」 京太郎「まぁここにいる間は塞さんがちゃんと抑えててくれるでしょうし、大丈夫ですよ」 京太郎「それでも聞きたかったらこの後の対局で俺を飛ばす事ですね…!」 京太郎「まぁ、ゾーンと言う新しい力を手に入れた俺がそう易々と飛ばされるとは思いませんが」ドヤァ ……… …… … 京太郎「ゾーンまで塞がれて集中出来なかった…死にたい」ハコワレ 塞「ご、ごめん…あまりにもイラッてしてつい…」 京太郎「いえ、良いんです。正直、調子乗ってました…」 京太郎「例え集中力が増したところで俺は所詮、麻雀初心者なんだって事を…」シクシク 塞「だ、大丈夫だって!そもそもトヨネとシロがいる卓で飛ばない事の方が少ないんだから!」 トシ「はいはい。そこまで」 トシ「明日は日曜日って言ってもそろそろ日が落ちるからね」 トシ「今日はここまでにして解散するよ」 京太郎「はい…」 豊音「えーっと…元気だしてね、須賀君」 白望「…きょーは頑張った」ナデナデ 京太郎「うぅ…天使や…天使がここにおるで…」グスッ 塞「はいはい。そこまで!そうじゃないと二人とも襲われちゃうよ!」 豊音「?」 白望「…」 塞「な…何…?」 白望「独占欲?」 塞「ち、違うってば」カァ 塞「ほら、須賀君も帰るよ!」 京太郎「え…でも…」 塞「言われた通り、飛ばしたんだから、約束は守ってもらわないと!」 塞「それに今日もどうせホテルとって無いんでしょ?」 塞「ホテル探しに地元の人間は必須だよ」 京太郎「じゃあ…お言葉に甘えて…」 豊音「わーいいなぁ」 白望「放課後デート…」 塞「放課後じゃないし、そもそもデートでもないってば!」カァ 塞「後、トヨネもシロを家に送り届けなきゃいけないんでしょ?」 塞「一人ぼっちじゃないって」 豊音「うんっ♪えへへー」 白望「それじゃ…また明日…」 塞「それで…さっきの話なんだけど…」 京太郎「え…やっぱりこれデートなんですか?」 塞「ち、違うから!」 塞「そっちじゃなくて…能力の方っ」 京太郎「はは…分かってます」 京太郎「と言っても…もう大体話しちゃったんですけどね」 塞「それを決めるのはこっちの方だよ」 塞「で…能力の具体的な発動条件は?」 京太郎「麻雀なら何でも良いみたいですね。サシでも発動しましたし…」 塞「幅が広すぎて恐ろしいなァ…」 塞「そのうちロンとかツモって言うだけでも発動するようになるんじゃない?」 京太郎「はは…それじゃあもう怖くて日常生活が送れないレベルですね」 京太郎「でも、男としてそういう生活に憧れる自分もいてですね…」 塞「控えめに言って最低だな!!」 京太郎「ハーレムは男の夢なんですよ!!」キリッ 塞「まぁ、例えそうなったとしても須賀君にそんな甲斐性があるとは思えないけどね」ハハッ 京太郎「あ?言いましたね?それじゃ…」 京太郎「ロン!リーチチートイツで4800!!!」 塞「~~~っ」ビクッ 塞「(う、嘘…なに…これ…っ♥)」 塞「(お腹の中急に暑くって…ぇっ♪ジュンって潤んでる…♪)」 塞「(なんで…これ…変…だよ…変…なのにぃ…っ♥)」 京太郎「はは…なーんて…驚きました?」 京太郎「って…あれ?塞さん…?」 塞「はぁ…♥いや…何でも…ない…♪」 塞「(すっごい…気持ち良い…♪)」 塞「(お腹の中…熱いのがメラメラって燃えて…♥)」 塞「(身体…内側から溶けちゃいそうなのに…♪)」 塞「(すっごい…ゾクゾクってして…私…これ…ぇ♪)」 塞「(知らないのに…知ってる…ぅ♪)」 塞「(頭は知らないのに…身体が…知ってるんだァ…♥)」 塞「(これ気持ち良くって…嬉しいの…知ってる…ぅ♪♪)」 京太郎「なんでもないようには見えないですって…」 京太郎「良いから、病院行きましょう。今、タクシー呼びますから」 塞「だ…大丈夫…っ♪」 京太郎「いや…でも…」 塞「それより…さっきの…もっかい言って…♥」 京太郎「え…?」 塞「さっきの…ロンって…ツモでも良いから…言ってぇっ♪」 塞「気持ち…良かったの…っ♪」 塞「ううん…っ♪今も気持ち良いの…っ♥」 塞「お腹の奥…熱くて…ドロドロになって…♪」 塞「でも…熱いのがもっと欲しい…っ♪」 塞「熱いのに…コレじゃないの…っ♥」 塞「これじゃ足りない…っ♪これじゃ…私…我慢出来なくなるだけで…っ♪♪」 京太郎「(嘘だろ…なんで塞さんまでこんな…)」 京太郎「(俺は…ただロンって言っただけだぞ?)」 京太郎「(それなのに…なんで…こんな…発情して…?)」 京太郎「(まさか…俺の知らない内に…オカルトまでパワーアップしていたのか…?)」 京太郎「(口に出すだけで発情させるくらいに…?)」 ― ザワザワ 塞「須賀君…早く…っ♪早く…ぅぅ♥」 京太郎「っ!(拙い…周囲に人が少ないとは言え…少しずつ塞さんの変調に気づき始めた…)」 京太郎「(このままじゃ…塞さんが晒し者になってしまう…!)」 京太郎「(それだけは…それだけはダメだ…!なんとかして…この場を切り抜けないと…!!)」 京太郎「そ、その前にホテルの場所を教えて貰えますか?」 塞「ホテ…ル…?ホテルだったら…一杯言ってくれるの…?」 京太郎「い、言います!幾らでも言いますから…だから…っ」 塞「そ…ぅ♪それだったら…私…いい所知ってるよ…♥」 ― キラビヤカー 京太郎「(拝啓、お父様、お母様)」 京太郎「(不肖の息子、須賀京太郎はただいま、お城のようなきらびやかなホテルの前にいます)」 京太郎「(所謂、ラブホなその建物はとっても眩しくて入りづらいです)」 京太郎「(でも…)」チラッ 塞「は…ぅ…♪」ビクンッ 京太郎「(俺をここに案内した塞さんはもう限界っぽいです)」 京太郎「(さっきから足ガクガクで…俺の肩にすがりつかないと立ってられないみたいです)」 京太郎「(ぶっちゃけあんまり猶予はなさそうです)」 京太郎「(て…手を出さなきゃ…大丈夫…だよな…?)」 京太郎「あの…塞さん…その…本当にここで良いんですか?」 塞「違う…の?」 京太郎「え…?」 塞「須賀君…私とエッチしたいから…あんな事言ったんじゃないの…ぉ♪」 塞「私がこんな風になるって知ってたから…あんな…あんな事をぉっ♪」 京太郎「う…い、いや…本当に俺知らなくて…」 塞「だったら…責任とって…っ♥」 塞「私を…気持ち良くして…っ♪♪」 塞「須賀君の能力で発情した私を…鎮めて…っ♥」 塞「奥まで…塞いでぇ…♥♥」 京太郎「」ゴクッ その部屋は意外なほど清潔感があった。 ラブホテルという単語からは想像も出来ないような普通の内装。 広々としたそのベッドの上にコンドームが置いてなかったら、普通のホテルにも思えたかもしれない。 けれど、私にとってはそんな事、どうでも良かった。 例え、ここが普通のホテルであっても…もう私は我慢出来ないんだから。 塞「須賀君…っ♥」 そう言って抱きついた須賀君の胸板は思った以上に硬かった。 女の子とは明らかに一線を画するそれに頭の奥がジィンとしびれるのを感じる。 まるで私の中の女が悦んでいるようなそれに私はそっと笑みを浮かべた。 京太郎「う…」 その笑みは須賀君の瞳に反射し、私の視界に映る。 何処か艶めいたものを混じらせるそれは見たことがないくらい淫らだ。 自分がそんな笑みを浮かべているとは思えないほどのそれに、私の笑みは深くなる。 胸に宿った興奮もまた大きくなるのを感じながら、私は彼の胸板にそっと頭を当てた。 塞「早く…言って…ぇっ♥」 京太郎「え、えっと…それじゃ…ロン」 塞「んあ…♪」 そんなオネダリに答えるように須賀君が言ってくれるけれど、それはさっきみたいに気持ち良くはなかった。 本当にそれはただの言葉であって、それ以上でもそれ以下でもなかったのである。 それが悔しくて身震いしたけれど、事実は何も変わらない。 結局、アレは私を発情させるだけ発情させて放置するだけのものだったのだ。 塞「酷い…よ…こんなの…酷いぃ…っ♥」 京太郎「さ、塞さん…?」 その欲求不満に勝手に動き出す口からは罵るような言葉が飛び出した。 けれど、どれだけ酷いと言っても現実は変わらない。 私は今も焦らされ、こうして身体の中で欲求不満が渦巻いているままだ。 ここに来れば幾らでも言ってくれたはずなのに… 気持ち良くなれるはずだったのに…それがない。 その身悶えするほどのもどかしさに…私の思考はさらに追い詰められていく。 塞「須賀君の所為だから…これ…須賀君のオカルト…だからァっ♪」 ずっと塞ぎ続けた彼のオカルト。 それが今、濁流のように自分に襲いかかり、意識を流そうとしていく。 しかも、そのオカルトそのものは私を発情させるだけであり、決して満足はさせてくれない。 だから、仕方ないのだと、私は自分に言い聞かせながら、そっと須賀君から離れて自分の服を手に掛けた。 京太郎「ちょ…!さ、塞さん!?」 塞「ふあ…あぁ♥」 そんな私を呼ぶ声が微かにするけれど、私はそれには答えない。 ただ、一つ一つボタンを外し、制服を脱いでいく。 そして、須賀君はそんな私に魅入られたようにじっと見て、ゴクリと生唾を飲み込む。 きっと私ほどじゃなくても須賀君も興奮してくれている。 それは既にズボンを持ち上げるふっくらとした棒状のものからも見て取れた。 塞「やっぱり…須賀君もエッチしたいんだ…ァ♥」 京太郎「そ、そりゃそうですけど…でも、流されちゃダメですって!」 須賀君の言っている事は分からないでもない。 確かにこうやって流されるだけじゃ後で後悔するんだろう。 でも、そんな事は私にだってとっくの昔に分かっているのだ。 それでも尚、我慢出来ないくらい須賀君が欲しいんだから仕方がない。 それこそ須賀君のオカルトの所為なんだから…責任を取って貰わないといけないんだ。 塞「流されるような事したのは須賀君の方じゃない…っ♪」 京太郎「そ、そりゃ…そうですけど…でも…っ!」 けれど、意外と須賀君は諦めが悪かった。 既に二人をその毒牙に掛けて、辛い思いをしてきたのか。 その顔には悲痛なものが浮かび、苦しそうにしている。 その一方で興奮を滲ませ、私をチラチラと見る辺りはやっぱり男の子なんだろう。 そんな須賀君に一つ笑みを浮かべながら、私がそっと自分のブラを外した。 京太郎「うあ…」 塞「ふふ…♪そんなエッチな目をして言っても説得力がないぞ…ぉ♥」 言葉そのものは理性的に思えても、須賀君は年頃の男の子なのだ。 露出した私のおっぱいに向けられているその目はとても熱っぽく、そして刺激的である。 普段からおっぱいに強い興味を示す彼にとって、シロやトヨネに比べて控えめな私のものでも興奮の対象になるのだろう。 それが少しだけ嬉しく思いながら、私は今度はスカートに手をかける 塞「さぁ…私の裸…見て…っ♥」 そう言って、私はスカートと一緒にショーツも脱ぎ去る。 後に残るのは白い靴下だけという状態で私はそっと両手を広げた。 まるでどこも須賀君に隠す場所などないというようなそれに彼の目が見開かれる。 シロでもなく、トヨネでもなく、今、須賀君は私に欲情してくれているのだ。 そう思わせるその姿に私は微かな優越感を抱きながら、そっと彼の前でしなを作る。 塞「どう…かな?ウェストラインとかは結構、自信があるんだけど…」 京太郎「そ、そんなの…綺麗に決まってるじゃないですか…」 微かに呼吸を荒くしながらの須賀君の言葉に私の身体がボッと熱くなった。 まるで私が発情する原因となったあの言葉を彷彿とさせるそれに思考が蕩けそうになる。 胸の内もまた歓喜で騒ぎ、感動すら覚えているのが分かった。 でも、それ以上に欲情が湧き上がり、奥からとろりと熱い汁がこぼれてしまう。 塞「じゃあ…私の事…気持ち良くしてくれるよね…♪」 それが太ももにじっとりと染みだしていくのを感じながら、私はそっとベッドに背中を預けた。 ボフンと言う音と共に私の身体を受け止めてくれるそれは、柔らかく、優しい。 きっとセックスする為に色々な工夫をされているであろうそれに、けれど、今の私は興味を唆られない。 私にとって重要なのは少しずつその獣性をむき出しにしつつある須賀君が私を気持よくしてくれるか否かだけなのだから。 京太郎「…すみません。後でいくらでも責任は取りますから…っ!」 塞「んふぅ…っ♪」 そう言って須賀君が私にのしかかるようにベッドへと膝をつく。 そのまま剥き出しになった胸を乱暴に掴まれ、ぐにぐにと弄ばれる。 まるで胸の感触を楽しむようなそれに、私の身体は悦んだ。 ゾクリとした快感が胸の内から湧き上がり、頂点まで通り抜けていく。 塞「ん…上手…ぅ♥」 正直、その力加減は絶妙だった。 激しくも、けれど、痛くないギリギリのところで私の乳房を愛撫しているのだから。 ハッキリと強い刺激となって乳首を揺らすそれは一朝一夕で出来るものではないだろう。 たまに自分を慰める事もある私にだって、ここまで絶妙な愛撫が出来るとは思えない。 京太郎「悲しいかな、こういう経験だけは増えてきたもので…」 塞「この…女殺しめぇ…♥」 そんな私の前で申し訳なさそうに言う須賀君を小さく罵る。 実際、こうやって今にも殺されそうになっているのだからそれくらいは言っても良いだろう。 けれど、その声が媚を売るようなものになっているのは、そうやって殺されそうになっているのが悪い気分じゃないからか。 少なくとも…こうして胸を揉まれるのは嫌ではなくて、私はそっと目を細めた。 塞「ひぅっっ♥」 瞬間、私の内股に何かゴツゴツとしたものが触れる。 それに思わず悲鳴のような声をあげてしまう私の前で須賀君がうれしそうに微笑んだ。 まるで私の弱点を、見つけたと言わんばかりのそれに顔が羞恥に赤くなる。 しかし、馬乗りになられた今、私にはどうする事も出来ず、ただただ、彼に内股を撫でられるだけだ。 京太郎「塞さんってココ敏感なんですね…」 塞「と、突然、撫でられたからびっくりしただけだもん…♪」 そう意地を張ってしまうのは、多分、それが事実だからなのだろう。 こうして須賀君に撫でられているだけでもピリピリとした感覚が這い上がり、私のお腹を熱くするのだから。 乳房を揉まれるのとは違う直接的で、でも、焦らすようなそれは私の興奮を燃え上がらせる。 でも、それが何となく悔しくて、私はついつい否定の言葉を口にしてしまったのだ。 京太郎「そうですか…じゃあ、もっとして確かめて貰わないといけませんね」 塞「ふぅ…ぅ♪」 そう言って須賀君は私の横に横たわるような姿勢へと変わり、その両手で私の別々の部分をまさぐった。 右手で乳房をこねながら、左手で私の内股の間を撫でるそれはまったく別種の快感となって私に襲い掛かってくる。 どちらも慣れさせまいとするようなバラバラの襲撃に私の意識は強く揺さぶられていく。 塞「須賀君…手慣れ…過ぎ…ぃ♥」 京太郎「塞さんが敏感過ぎるだけですって」 それが悔しくて口にした言葉に須賀君が楽しそうに口にした。 私の誘惑に興奮した彼にとって、女を感じさせるのは楽しい事なのだろう。 どうやら普段のヘタレで優しい姿からは想像も出来ないくらい彼は嗜虐的な性質をしているらしい。 塞「(早まっちゃった…かな…ァ…♥)」 こうやって誘惑してはいたものの、私はこうやってセックスするのは初めてだ。 それなのにこうやって意地悪されると…何だか変なものに目覚めてしまいそうになる。 けれど、もう今更、後戻りは出来ない。 こうやって私をまさぐる須賀君の手がなくなる事さえ、考えたくないくらいなんだから。 塞「ひあぁっ♪」 瞬間、私のお腹の辺りにちゅっと何かが吸い付く感覚が沸き起こった。 そこから甘くジィンと広がる熱とむず痒さに私は思わず、声をあげてしまう。 それにしまった、と思うが、もう遅い。 さっきの声を須賀君が聞き逃すがずがないのだから。 京太郎「……あれ?塞さんってもしかして…脇腹弱い人ですか?」 塞「な、ななな、何を言っているのかな…?」 京太郎「へぇ…そうですか…」 それでもそうやって否定するのは、今の須賀君に弱味を見せたくなかったからだ。 何処か意地悪な彼はきっと私の弱い部分を責め立ててくるだろうと分かっていたからである。 しかし、そうやって否定する声は上ずり、最早、肯定に近いものになっていた。 分り易すぎるくらいに分かりやすい自分に胸中で自嘲を浮かべた瞬間、再び須賀君の口がお腹に近づいてくる。 塞「んんぅっ♥」 そのままチュっと脇腹にキスされるだけで私の口から声が漏れてしまう。 ダメだって分かっているのに出てしまうそれはとても淫らで甘いものになってしまっていた。 きっと誰が聞いても快感によるものだと分かるであろうそれに須賀君の顔が嬉しそうに笑う。 さっきよりも幾分、嗜虐的なものを増したその意地悪な笑みに私が嫌な予感を感じた瞬間、彼の舌が私のお腹を這いずった。 塞「ふや…ああぁっ♥♥」 そのままペロペロと私のお腹を舐めるそれにゾクゾクと快感が駆け抜ける。 くすぐったさを何倍にも甘くしたようなそれは私の胸とお腹に突き刺さり、双方を敏感にさせていった。 自然、未だ揉まれ、撫で回されている二つの快感も大きくなり、私の身体を追い詰める。 それに首を浮かせて身悶えするように動きながらも、私は決して須賀君から逃げる事はなかった。 塞「ふ・・ぅぅっ♪須賀君…ぅ♥」 そうやって他人にお腹を触られるのは本当はあまり好きではなかった。 そこはとても敏感なところで、擽られるとすぐに笑い転げてしまうのだから。 だけど、今、こうやって須賀君に舐められているのは擽ったくはあるものの、嫌いではない。 いや、寧ろ粘ついた粘液がお腹に広がる度に、じっとりとそれが染みこみ、その奥の子宮を熱くするように思えた。 京太郎「そろそろ…良いですね…」 塞「ふわぁぁぁっっ♪♪」 そうやって欲情を強くする私の乳首を須賀君の手がキュッと摘んだ。 そのままスリスリと指で擦るようにしごかれる感覚に私の背筋がそっと浮き上がる。 浮いた背筋の中を這いずりまわる電流の波は強く、私の脳髄に突き刺さるように思えるくらいだ。 自分で触っている時とは比べ物にならないそれに私は甘い声をあげながら、ベッドのシーツをぎゅっと掴む。 塞「はぁ…ぅぅんっ♪」 しかし、そんな上半身とは裏腹に私の下半身は少しずつ緩んでいく。 それまで須賀君の手を逃がすまいとするようにきゅっと閉じていた太ももからは力が抜け、横たわるものへと変わっていった。 そんな間を這いずる手のひらの感覚は薄くなり、不満がお腹の中で鎌首をもたげる。 しかし、それが本格的に燃え上がるよりも早く、須賀君の手は私の内股を這い上がり、濡れた女性器に手を掛けた。 塞「(あぁ…ぁっ♥クチュリ…ってぇ…♪)」 まだ須賀君の手が触れただけ。 それだけにも関わらず、愛液に満ちた私のそこは淫らな水音を立てる。 まるでそうやって近づいたオスを粘液で掴まえようとするようなそれに私の頬が熱くなった。 だが、それを羞恥と感じる暇もなく、須賀君の手は私の大陰唇を開き、粘膜をむき出しにする。 塞「ふぁぁ…ぁ♪」 そのままむき出しになった粘膜を擦るその指先は優しかった。 傷つけまいとするのを第一に考えているようなそれに真っ赤な粘膜が快感を覚えていく。 自分でも触れた事が殆どない場所に快感が染みこんでいく感覚はとても心地よく、暖かだった。 須賀君が私の事を大事に思ってくれている…だなんて錯覚すら浮かぶくらいに。 塞「や…ぁ…っ♥もっと…激しくぅ…♥」 このまま優しくされていたら、別の意味でおかしくなってしまいそうだ。 そんな事を思った私の口から懇願の言葉が漏れてしまう。 それに私のお腹を美味しそうに舐めまわす須賀君の顔が微かに逡巡を見せた。 恐らく、このまま私を弄ぶか、それとも焦らすかを考えているのだろう。 やっぱり須賀君はエッチで意地悪なだけの男の子だ。 そう自分に言い聞かしながらも、興奮とはまた違ったドキドキは中々、収まってはくれなかった。 京太郎「…仕方ないですね」 塞「ひんんっ♪♪」 結局、須賀君が選んだのは私のに応える道だった。 それに歓喜ともの寂しさが入り混じった感情を覚えた瞬間、私の入り口にそっと指が這う。 そのままクリクリと穴を確かめるようなそれに肉穴がクパクパと動き、愛液を滴らせるのを感じた。 まるで早く中に入れてほしいとヨダレを垂らすようなそこに須賀君はゆっくりと指の先を入れていく。 塞「く…ふぅぅ…ぅっ♥♥」 それは決して大きいものとは言えないのだろう。 何せ、須賀君は指を一本しか入れていないし、それもほんの先っぽだけなのだから。 だが、それでも今まで異物を受け入れたことのないそこにとって、ゴツゴツとした男の指は大きすぎる。 思わず肺から空気が漏れる私にとって、それは予想外なくらいだった。 京太郎「やっぱり一本でもキツイですね…」 塞「そりゃ…初めてなんだから…仕方ない…じゃない…♥」 京太郎「別に悪いだなんて言ってませんよ、寧ろ…可愛いじゃないですか」 塞「ふぇぇ…♪」 そんな私の思考をさらに予想外な方向から殴ってくる須賀君の言葉に私は思わずマヌケな声をあげてしまう。 何処か艶めいたそれは乙女チックで…自分とはまったく違う女の声のように思えた。 しかし、ここにいるのは私と須賀君だけであって、他に誰もいない。 だから…それは…まるで恋する乙女のような嬉しそうなそれは私があげたものなのだろう。 塞「…エッチの時の須賀君は別物だな…ァぁっっ♥♥」 京太郎「何故か、良く言われます」 そりゃあ言われるだろう。 だって、普段の彼と言えば、弄りやすくてヘタレでエッチで、それでいて優しい男の子なんだから。 それがエッチの時はそれまでが嘘のように意地悪になるんだから、別物以外の何者でもない。 とは言え…それが嫌って訳じゃなくて…寧ろ強いギャップで…こう…胸の奥が反応しちゃうっていうか…。 京太郎「それより…どうです?多少は慣れて来ました?」 塞「ん…ぅ…♪ちょっぴり…だけど…ぉ♪」 そうやって会話している間にも須賀君の指は私の中を前後に動く。 チュプチュプと第一関節までを出し入れするそれに私の中の異物感が少しずつなくなっていった。 自分以外の何かを受け入れると言う事に慣れて来たのか、或いは須賀君の指そのものに慣らされているのか。 どちらかは経験のない私には分からないが、それがただの刺激じゃなく、はっきりとした快感になりつつあるのが分かった。 塞「寧ろ…気持ち良くなって来た…かもぉ…♥」 京太郎「やっぱり塞さんは敏感なんじゃないですか」 塞「あは…ァ♥そうかもしれない…な…♪」 恐らく須賀君のオカルトの影響もあるとは言え、一分ちょっとで異物感も消え、受け入れる準備を始めている自分。 それはもう淫らと言う言葉以外の何者でもなく、敏感という言葉がオブラードに包んでいるようにも感じられるくらいだ。 そこまで身体が昂って尚、認められないほど私は意固地な女じゃない。 勿論、須賀君が上手なのもあるが、それと同じくらいに私も敏感な女なのだろう。 塞「(でも…多分…それ以上に…私は…)」 塞「ね…須賀君…ぅ♪」 京太郎「ん…なんれす?」 べったりと私のお腹に唾液を垂らしながら尋ねてくる彼に身体の奥でゾクリとした感覚が強くなる。 それはさっきまでのものよりも幾分、強く、私の身体をより敏感にさせていった。 まるで指を挿入れられた所為で完全にスイッチが入ってしまったような自分に私は驚きと共に喜悦を覚える。 指ではあるものの挿入されるのにも慣れてきたし…身体ももう準備は出来ているのだ。 ならば…次にするのは勿論… ―― 塞「セックス…しよう…♥ううん…して欲しいんだ…っ♥」 京太郎「塞さん…」 私の胸を揉みしだく須賀君の手を掴みながらの言葉に彼は私を呼び返してくれる。 完全に火が入った身体にはそれさえも心地よく、背筋に甘い熱が広がっていくのを感じた。 しかし、須賀君は中々、首を縦には振らず、憂いとも逡巡とも言えないものを浮かべる。 それが私と、それ以前の『二人』との差のような気がして、何故かとても悔しく…そして悲しい。 それに背を押されるようにして、私はそっと上体を起こし、彼へと馬乗りになった。 京太郎「わっ…」 今まで従順に身を委ねていた私の突然の行動に須賀君が驚きの声をあげる。 しかし、それを聞いても、私の中の悔しさも悲しさもなくなってはくれない。 理由すら自分で把握しきれていないそれはとても大きく、私の胸を揺らした。 それをなくすには多分、さっき以上の快感が必要なのだろう。 そう判断した私は須賀君のズボンに触れた。 京太郎「さ、塞さん、それ以上は…」 塞「…大丈夫…ここに来た時から覚悟はしてるもの…っ♪」 そんな私を拒むように言う須賀君にハッキリと返しながら、私は彼のベルトを外した。 そのままズボンを引き下げようとする私に須賀君は何も言わない。 代わりにその腰をそっと浮かせて、私が脱がせやすいようにしてくれる。 遠回しながらも私の事を受け入れてくれた須賀君に私は笑みを浮かべながら、ズボンを脱がせきった。 塞「あぁ…ぁっ♥」 瞬間、私の口からうっとりとした声が漏れるのは天井に向いた逞しい肉が現れたからだった。 私の鼻先に突きつけるようにブルンと飛び出したそれは浅黒く、そして血管が浮き出ている。 レディコミなどでは真っ白になっている男の証はとてもグロテスクで、迫力に満ちていた。 しかし、その一方で…堪らなく魅力的に思えるのは私が発情しているからだろうか。 塞「(匂いも…すごいぃ…♪)」 喉の奥に絡むような濃厚でねばついたオスの匂い。 まるでフェロモンの塊のようなそれを嗅ぐ度に、私のお腹の奥で女が蠢き、欲求不満が溢れだす。 早くこれが欲しいと言うようなそれに私のお尻が自然と揺れた。 本能が作り出すその動きに須賀君も反応したのだろう。 今にもキス出来てしまいそうな距離まで近づいたその肉棒がぴくんと跳ねたのを感じた。 塞「(これ…私の中に入るのかな…♪♪)」 ただでさえ太くて大きいのに、その上、暴れるように跳ねる肉の剣。 それが指一本でも驚いていた私の中に入るとは到底、思えない。 だが、人類というのはそうやって命をつなげて、反映してきた種族だ。 きっと大丈夫だろうと胸中で言葉を紡ぎながら、私はそっとそれに触れる。 瞬間、燃えるような熱が指先に伝わり、私に須賀君の興奮を教えてくれた。 塞「これ…挿入れるね…♥」 京太郎「いや…でも…」 怯えそうになる自分を鼓舞する為に紡いだ言葉に、須賀君が躊躇いを見せる。 ある意味、こういったシチュエーションの経験が豊富な彼にとって、それが無茶なものだと分かっているのかもしれない。 けれど、私は今更、ここで発言を翻したりする訳にはいかなかった。 塞「良いの…っ♪私が挿入れたいから…須賀君は…寝転んでいて…♥」 感じさせ慣れている須賀君の様子から察するにこれまでの相手は受け身だったのだ。 きっと受け身で…ただ、須賀君に意地悪されて感じていただけなのだろう。 そんな名も顔も知らない彼女たちと一緒には…どうしてもなりたくなかった。 もう須賀君の初めてだなんて望む事など出来ないが故に…唯一無二の何かが欲しい。 心がそう命ずるままに私はそっと須賀君の前で膝立ちになり、自身の秘所を広げていく。 塞「それに…私…もうこんなトロトロだよ…♥」 実際、そうやって須賀君の肉棒に触れて、私の女はさらに燃え上がっていた。 キュンキュンと疼いて微かな鈍痛すら覚えるようなそれは最早、我慢するしないというレベルを超えている。 このまま焦らされたら本格的におかしくなってしまいそうな劣情が身体を蝕み、骨を溶かしている。 そんな中で須賀君が決心するのを待ってなどいられず、私はゆっくりと腰を下ろしていく。 塞「ん…ふぅ…ぅ♥」 けれど、やっぱり処女が愛撫もそこそこに挿入れるだなんて無謀だったみたい。 私のそこはミチミチと音を立てながら押し広げられ、拡張感を感じる。 予想していたような痛みがなかった事は幸いだが、耳の奥で鳴るようなその音に私は少しずつ狂わされていく。 塞「おっきぃ…ぃいっ♪♪」 痛みや快感の代わりにあるのはひたすら圧倒的な存在感だった。 私の手首と同じくらい太い肉棒が中に入りつつあるのだから、当然と言えば当然なのだろう。 とは言え、中から私を燃やすような熱も、その硬さも私にとっては初めての体験だ。 それを自分で処理する為に口に出しながら、私の腰は少しずつ進んでいく。 塞「あ…ふぅ…ぅ♥」 重力に引かれるようなそれに私の中の存在感が増していく。 それと同時に今まで何も入った事のない領域に硬い肉の塊が入り込んでくるのだ。 最早、指でさえも届かない私の奥まで張り込んだ須賀君に私の粘膜が震える。 瞬間、私の中で引っ張られるような感覚が沸き起こり、プツリと何かが千切れた。 塞「(あ…ぁ…♪私…自分で…破っちゃったんだ…♥)」 処女性の証であるとも言われるそれを男の子を押し倒しながら、破ってしまった自分。 それがとても淫らな気がして、お腹の奥底から熱が沸き起こる。 それがほんの微かな痛みを飲み込み、私にまったく気にならなくさせた。 それに安堵した所為か、私の腰はさらに進み、ジュルと言う音と共に須賀君に密着する。 塞「あぅ…ぁ…あっ♥」 瞬間、私の肺から空気が漏れていく。 艶っぽい感情を込めたその吐息は真っ白なもやとなって寒空を染めた。 しかし、私の中はそれ以上に須賀君の肉に染められてしまっている。 今まで何も受け入れたことのない肉の部分がギチギチと悲鳴をあげそうなほどに押し広げられているのだ。 しかも、それ以上入らないの部分 ―― 文字通り最奥の子宮口まで硬い肉で埋め尽くされている。 その何とも言えない感覚に須賀君に支配されているような気がして、私の肌がブルリと震えた。 京太郎「えっと…大丈夫ですか…?」 塞「ん…らいじょぶ…ぅ♥♥」 そんな私を気遣うように尋ねてくる須賀君に私は蕩けた声で返した。 多少の傷みこそあれど別に我慢出来ないほどじゃない。 良く言う涙がでるほどの痛みはないし、寧ろ、微かに気持ち良くなってきている。 特に一番奥はまるでクリトリスみたいに敏感でクパクパと亀頭に吸い付いているのが分かった。 まるで精液を強請るようなそれに私は突き動かされ、ゆっくりと腰を浮かしていく。 塞「んんぅっ♥♥」 瞬間、私を襲ったのはさっきとは比べ物にならない感覚だった。 まるで手加減は終わりだと言わんばかりに私の中から快感が溢れ、淫肉を染めていく。 突き出たカリの部分で引っ掻くように抜かれるそれは私の粘膜をグリグリと刺激し、奥から甘い汁を漏らさせた。 塞「(これ…やばい…ぃっ♪♪)」 たった数センチ動いただけで私の快感の総量はさっきのそれを超えた。 ほんの僅かに動いただけで乳首を摘まれるよりも鮮烈で、粘膜を弄るよりも鋭いものが子宮へと突き刺さる。 それが子宮の疼きを癒してくれるものの、危機感はどうしてかなくならなかった。 まるでそうやって快感を貪れば貪るほど何処か深い所に堕ちていくような錯覚が私の中にあったのである。 塞「ひぃ…ぃぃんっ♪♪」 それが怖くて、途中で腰を下ろした私の頭にズンっと強い衝撃が走った。 まるで脳を揺さぶるような強烈さと凶悪さを見せるそれに私の思考がクラリと揺れる。 ほんの数センチの…ピストンにもなっていないような身動ぎ。 それでさえ、頭の奥が揺れるくらい気持ち良いと言う事実に私は困惑を通り越して恐怖を覚える。 このままセックスが進んでしまえば、一体、どうなってしまうのか。 そう怯えを見せる私の手が、縋るように須賀君のお腹に手を当て…そして… ―― 塞「んあぁあああぁっ♪♪」 そのままジュプジュプと再び腰を動かし、快感を貪っていく。 心では怯えているはずなのに、自分が自分でなくなりそうな感覚が嫌なはずなのに、おかしくなりそうなほどの気持ちよさがそれを乗り越えさせる。 それは何より私の秘所に現れ、子宮は愛液を滴らせながら、もっともっとと媚は始めた。 蹂躙されるような強い刺激を受け止める媚肉は少しずつ柔らかくなり、抽送もスムーズになってきていた。 塞「(あァ…そうだ…これ…メスを狂わせる為の…ものなんだ…ァ…♥♥)」 ほんの一突き。 本当にたった一突きで私の心を壊し、身体を興奮で満たす肉の塊。 私は…それをきっとなめていたのだろう。 所詮、処女の私をおかしくさせるような力などないと甘く見ていたのだ。 しかし、それは古来から…女の中を抉り、快感へと突き落とす為に特化した形をしているのである。 そんなものを…挿入れられて…今の発情した私が我慢出来るはずがないと思ってしかるべきだったのだ。 塞「(でも…もう…止まらないっ♪止まれないの…っ♪♪)」 一回抽送する毎に私の身体は気持ち良くなり、興奮が沸き起こる。 すればするほど気持ち良くなっていくその感覚に私はもう完全に魅了されていた。 須賀君の腹筋に手を当てながらジュプジュプと腰を奮って快感を貪ってしまう。 昨日までそんな自分がいるとさえ、想像していなかった淫らな姿。 それをちょっと気になっていた男の子の前で晒すそれはとても気持ち良かった。 塞「んふ…ゥっ♥どう…?須賀君もぉっ♪気持ち…良い…っ♥」 京太郎「勿論ですよ…つーか…動きたくなるのを我慢するのが精一杯なくらいで」 そんな私の問いかけに応える須賀君の顔にはさっきみたいな嗜虐的なものはなかった。 ただただ、気持ち良さを浮かべるそれに私の顔にそっと笑みが浮かぶ。 シロでもトヨネでもなく…私が…臼沢塞が須賀君を気持ち良くしているのだ。 他の二人は知らない…私だけが知っている須賀君のその表情に…私は歪んだ喜悦を覚えてしまう。 塞「(こんな…ダメ…♪ダメ…なのに…ぃ♥)」 私にとってシロとトヨネはコンプレックスの対象だった。 二人になくてほしいものを持っていて…それが本当は欲しくて…見て見ぬふりをしていた相手。 そんな二人を差し置いて部長をやっているという事実に押しつぶされそうになったくらいである。 それでも…大好きで親友だと思っている皆に励まされ、私はここまで来る事が出来た。 しかし…そんな私の醜い部分は決してなくなった訳ではなかったのだろう。 今、こうして…二人も意識していた須賀君と男と女…ううん、オスとメスの関係になれた実感が…それを教えた。 塞「(シロじゃない…っ♪トヨネでもない…っ♥今…須賀くんとセックスしてるのは…私…っ♥♥)」 その歪んだ優越感が私の背を押し、また奥から熱い粘液をドロリと漏らさせる。 まるで私の良心を溶かしたようなそれに…私はまたひとつ道を踏み外してしまったのを悟った。 でも…そうだと分かっていても、最早、私の欲望は収まらない。 ひたすら貪欲に快楽を求め、須賀君の前で淫らに腰を振ってしまう。 塞「んんんっっ♥♥」 そんな私の中で少しずつ快感に対する変化が起こる。 一突き毎に大きくなっていたその勢いが弱くなったのだ。 代わりにそれらが子宮の中へと溜まり始め、グツグツとそこを煮えたぎらせていく。 今まで…自分を慰めた時に感じた事もあるその何とも言えない不満足感。 しかし、それはすぐさま私の中で強い昂ぶりへと代わり、一つの方向へと押し流されていく。 塞「あァっ♥♥イくぅぅっ♥私…イく…っ♪コレ…イくぅぅぅぅぅんっ♥♥」 それが絶頂に因るものだと悟った私は甘く声をあげながら、背筋を震わせる。 瞬間、ストンと堕ちた腰の奥からビリりと電流が走り、私の中を駆け巡った。 さっきまでの快楽がまるでお遊びにも思えるくらい強烈で鮮烈なその気持ちよさ。 それに頭の奥まで痺れるのを感じながら、私は腰をピクピクと痙攣させる。 塞「んァ゛ぁあっ♥♥」 そんな私の奥で子宮口がべったりと亀頭にキスを繰り返し、その度に熱い快楽が全身に波及する。 今の私の感じている快楽をより大きなものにしようとするそれに私の身体は戦慄いた。 しかし、その代わり、力がそっと抜け始め、そうやって立っているのも億劫な状態にまで追い込まれてしまう。 それでもなんとか膝に腰に力を入れて倒れこむのは阻止したものの、身体中に余韻が満たされている今ではそれもいつまで持つかは分からない。 塞「(気持ち…良い…っ♥これ…もう…ダメ…ぇ♪♪)」 それはたった一度の絶頂だった。 けれど、最初のピストンと同じく、私の常識を砕くにはそれだけで十分過ぎたのだろう。 今まで自分で自分を慰めていた時とは比べ物にならない快楽に私は今も溺れ続けていた。 余韻が続き今でさえも身体中が心地よさに包まれるそれは倦怠感が残るだけの絶頂とは比べるほうがおかしいくらい。 もう私はこの体験を思い出してオナニーしても満足する事は決して出来ないだろう。 そう思わせるだけの強烈な絶頂に私の心は震えた。 塞「(私の身体…もう…須賀君に…負けちゃったァ…♥♥)」 完全に敗北し、元に戻る事さえも出来ない私の身体。 でも、それが何処か幸せで…充実しているように思える。 それはきっと…私が須賀君の事を悪く思っていないからなのだろう。 須賀君ならば…こうやって負けちゃうのも悪くない。 そんな陶酔混じりの言葉に私がそっと笑みを浮かべた瞬間、何か大きなものが私の腰を掴んだ。 塞「ふあああァっ♪♪♪」 強い絶頂から未だ冷め切っていない私の身体は敏感になっているのだろう。 ぎゅっと唐突に掴んでくるその手の逞しさが、脇腹から子宮に直接突き刺さるような快楽を生み、思わず声が漏れた。 だが、その手の主 ―― 須賀君はそれをまったく考慮してはくれない。 寧ろ、そんな私にもっと声をあげさせたいとばかりにぐっと指先に力を込め、私の身体を固定した。 塞「あ、あの…すがきゅぅぅ…ぃぃぃぃっ♥♥」 瞬間、ズンッと言う衝撃が私の身体を襲った。 頭の中だけで弾けるのではなく、全身を揺らすような力強いそれはさっきまでのそれがまるで拙いだけに過ぎなかった事を私に教える。 それに震えていた私の心が再び恐怖を覚え、戦慄を全身に広げた。 塞「(さっき…あんなに気持ちよかったのに…ぃぃっ♥♥)」 私が腰を動かしている時でさえ、私は身悶えしそうなくらい気持ち良かったのである。 しかし、今のそれはそれよりも遥かに大きく、そして激しいものだった。 まるでこれが本当のセックスなんだと教えるようなそれに私の身体がブルブルと震える。 だが、それは快楽に因るものなのか、或いは恐怖に因るものなのかは私には分からない。 分かるのはただひとつ… ―― 京太郎「ダメですよ、一人で勝手に満足して止めちゃ」 塞「きゅぅぅぅ…ぅ…ぅぅっ♥♥」 須賀君の中でひっそりと息づく嗜虐的なケダモノが目を覚ました。 それは私を見上げながら、冷たい視線をくれるその顔を見れば良く分かる。 見上げられているはずなのに…何処か見下されているように感じるほどの底冷えする冷たさ。 心の奥底にまで突き刺さるようなそれに私の身体は戦慄いた。 このオスは危険だ。 逃げなければいけない。 けれど、ズッポリと奥まで咥え込んだ肉棒が私にそれを許さなかった。 塞「やらァっ♪すぐはダメっ♥♥ちょっと休憩…ぃっん♪♪」 京太郎「一人だけ勝手に気持ち良くなって休憩はないでしょうに。俺が一回イくくらいまでは付き合って下さい…よっ」 塞「あひぃぃぃぃん゛っ♥♥」 そう言いながら、下からズンと押し上げてくるそれに私の子宮は悦んでいた。 決してついさっきまで処女にするようなものではないであろう激しくも力強いものにさっき以上の愛液を滴らせている。 まるでそうやってオスに屈服する事がメスの幸せであるかのようなそれに媚肉も震えながら、肉棒へと縋りつく。 それがもう止めてと懇願しているのか、或いはもっとしてとオネダリしているのかは私にも定かじゃなかった。 ただ、そうやって下から体全体を揺するように犯されるのが堪らなく気持ち良く、私がまたイキそうになっている事だけがはっきりとしている。 塞「(でも…もう…止まらないっ♪止まれないの…っ♪♪)」 一回抽送する毎に私の身体は気持ち良くなり、興奮が沸き起こる。 すればするほど気持ち良くなっていくその感覚に私はもう完全に魅了されていた。 須賀君の腹筋に手を当てながらジュプジュプと腰を奮って快感を貪ってしまう。 昨日までそんな自分がいるとさえ、想像していなかった淫らな姿。 それをちょっと気になっていた男の子の前で晒すそれはとても気持ち良かった。 塞「んふ…ゥっ♥どう…?須賀君もぉっ♪気持ち…良い…っ♥」 京太郎「勿論ですよ…つーか…動きたくなるのを我慢するのが精一杯なくらいで」 そんな私の問いかけに応える須賀君の顔にはさっきみたいな嗜虐的なものはなかった。 ただただ、気持ち良さを浮かべるそれに私の顔にそっと笑みが浮かぶ。 シロでもトヨネでもなく…私が…臼沢塞が須賀君を気持ち良くしているのだ。 他の二人は知らない…私だけが知っている須賀君のその表情に…私は歪んだ喜悦を覚えてしまう。 塞「(こんな…ダメ…♪ダメ…なのに…ぃ♥)」 私にとってシロとトヨネはコンプレックスの対象だった。 二人とも、私にはないものを…それでいて、欲しいものを持っていて…そんな嫉妬を見て見ぬふりをしていた相手だ。 そんな二人を差し置いて部長をやっているという事実に押しつぶされそうになったくらいである。 それでも…大好きで親友だと思っている皆に励まされ、私はここまで来る事が出来た。 しかし…そんな私の醜い部分は決してなくなった訳ではなかったのだろう。 今、こうして…二人も意識していた須賀君と男と女…ううん、オスとメスの関係になれた実感が…それを教えた。 塞「ダメェェっ♪♪イくからァっ♥♥またそうやってやられると私、イくから止めてェェっ♥♥」 それは最早、泣き叫ぶように近い懇願だった。 恥も外聞もなく、プライドも投げ捨てて、ただ、弱者である事を認めるようなそれ。 でも…それも仕方がない事なのだ。 だって…このオスはきっと…私を離さない。 幾ら私がイッたところで…本当に自分が満足するまで犯し続けるだろう。 それがその視線から嫌というほど伝わってきた私にとって、それは死活問題も同然だ。 このままじゃ本当に壊されて…須賀君のものにされてしまう。 身体だけじゃなくて…心まで須賀君の奴隷になってしまう。 そんな未来予想図に抗おうと私の口は必死に声をあげた。 京太郎「イけば良いじゃないですか」 塞「…え…?」 京太郎「何十回でも何百回でも狂いそうになるまでイけば良いんですよ…っ!」 塞「あ゛あぁァァァっっ♥♥」 そんな私に須賀君がくれる許しの言葉。 それと同時に突き込まれた肉棒に私の子宮がまたもイかされてしまう。 ぶわりと巻き上がるその淫らな痺れは、しかし、さっきよりも強く、私の中を激しく動きまわった。 バチバチと四肢の奥底で弾けるそれに神経が快楽に満たされていくのを感じる。 だけど、そんな絶頂の最中でも…須賀君の腰は止まらない。 私の身体を揺するように犯して、私をより高みへと突き上げていくのだ。 京太郎「俺はそうやって…イきまくってグチャグチャになった女の子は好きですよ…っ」 塞「しょん…な…ァっ♥♥」 慈悲も何もなく、ただ、私を犯す事を宣言するような須賀君の言葉に私は甘い声を返す。 二度目の絶頂は舌にも襲いかかり、私の言葉を何処か舌足らずなものへと変えていた。 しかし、そこに甘い媚のようなものが見えるのは…私自身、そうやって犯されるのに屈服し始めているからなのかもしれない。 京太郎「ほら、身体倒して…そのままじゃ辛いでしょ?」 塞「う…あぁ…♪」 優しく、けれど、拒否を許さないその言葉に私の身体は従ってしまう。 そっと須賀君に身体を預けるように倒して、甘い声をあげた。 その胸の奥底にトロリとしたものが混じっているのは、その胸板が逞しいからか。 目の前の彼が自分よりもはるかに力強いオスであると感じさせるそれに私は甘い充実感を覚えた。 京太郎「それじゃ…そろそろ本気で行きますよ…っ」 塞「ふみゃああァァっ♥♥」 瞬間、須賀君の手が私の腰からお尻に移動し、ぐっと押さえつける。 それに快感を感じる暇もなく、須賀君の腰が跳ね上がり、膣肉をゴリゴリと抉った。 さっきまでは私を落としてしまうかもしれないと思って本気になれなかったのだろう。 情け容赦なく、私を犯すそれに私はすぐさま三度目の絶頂を迎えた。 塞「やらぁっ♥これしゅごいぃっ♥♥しゅご…過ぎる…ぅぅんっ♪♪」 しかし、それが始まったかと思うとまた次の絶頂が私の前に見えてくるのだ。 文字通り終わる気配のないその快楽の波に私は甘い叫び声をあげる。 だが、幾ら叫んだところで私の中で暴れまわる快楽の波は止まらない。 私の意識は嵐の中の小舟のように揺らされ、転覆しないようにするので精一杯だった。 京太郎「そう言いながら、塞さんの脚も絡んでるじゃないですか」 塞「ふぇぇ…ぇ…ぅぅうっ♥♥」 須賀君に言われて、そちらに意識を向ければ、何時の間にか私の脚は須賀君の脚をがっちりと挟み込んでいた。 必死に逃がすまいとするそれは勿論、私が意図してやろうとしたものじゃない。 だけど…それはあくまで私であって、本能にとってはまた別なのだろう。 既に須賀君に屈服し始めている私のメスが…彼をもう主人と認め、求めて止まないのだ。 京太郎「結局、塞さんも淫乱って事ですよ」 塞「ちが…違ぅ…うっ♥♥私…須賀君に…はつじょぉ…♪されられた…らけだもん…っ♪」 京太郎「でも、それでこうして俺を離さないって事は…塞さんは元々淫乱だったって事じゃないですか」 意地悪く言う須賀君の言葉に私は反論の言葉を持たなかった。 既に頭の中は甘いモノが殆どを埋め尽くし、快楽で震えるくらいの事しか出来ないのだから。 その思考能力の殆どを須賀君に奪われた私には彼の言葉が正しいのかさえ理解出来ない。 けれど…それが主人と認めつつある相手からの嗜虐的な言葉は真偽の程はさておいても効果的で…私の心を強く揺さぶるのだ。 京太郎「だから…俺と一緒に溺れましょうよ。それは…凄い気持ち良いはずですから」 塞「しょんな…事言わない…れぇ…♥♥」 私を犯しながら甘い誘惑をするその言葉を私は拒みきれなかった。 一人でなら…壊れるのも怖いし…恐ろしい。 でも、須賀君と一緒なら…須賀君がずっと私を飼ってくれるなら…それも悪く無いと思えてしまう。 それが恐ろしくて言葉を紡ぐものの、私の脚はぎゅっと力を込めて、須賀君をより求めてしまった。 まるで…本心ではそれを求めていると言うようなそれに須賀君の顔に嗜虐的なものが浮かぶ。 京太郎「じゃあ…俺が勝手に塞さんを堕としますよ…っ!」 塞「やらァ…♥♥堕としちゃ…やぁ…♪須賀君のペットにしちゃ…やだァァあ゛あっっ♥♥」 そう必死に懇願するものの、須賀君の腰は止まらない。 私の媚肉のあちこちにぶつかるようにして、乱暴な抽送を行う。 次にどんな快楽が来るのかさえ分からないその不規則な動きに私の肉襞が震えて悦んだ。 さらに、それだけでは飽き足らないのか、ぎゅっと締め付けを強くして須賀君の肉棒に密着する。 京太郎「うあ…ぁ…」 そんな私の蠢きに須賀君の口から喘ぎ声が漏れる。 今まで絶対的な支配者だった須賀君が見せたその弱みに…私は甘く胸を疼かせてしまう。 幻滅など欠片もないその甘い感覚は…ときめきとも言っても良いくらい私の心を揺さぶるのだ。 まるでそんな風にご主人様が感じてくれた事が嬉しくて仕方がないと言うようなそれに…私は強い充実感を得る。 塞「(あァ…もう…ダメなんだ…っ♥♥私…もう…須賀君のペット…なんだ…♥♥)」 ふと沸き上がってきたその感覚に私はもう後戻り出来ないところにまで進んでしまったのを知る。 口では嫌だなんだと言いながらも…私はもう…須賀君の愛玩動物になってしまったのだ。 ご主人様が悦ぶ事が嬉しくて…優しくそれだけでトロトロになっちゃうような…淫らで甘い生き物に。 そのイメージに私の目尻が潤み、一筋涙を浮かべた瞬間、須賀君の顔が大きく息を吸い込んだ。 京太郎「もうそろそろ…イきますよ…!だから…脚を…」 塞「んあああァァァ♪♪♪」 そうやって得た酸素を一気に消費するように須賀君の腰がガクガクと揺れる。 激しく私を突き上げて止まらないそれに視界の端からじんわりと白く染まり、何も分からなくなっていく。 そんな中で須賀君が何か言っているのは分かるけれど、その内容までは理解が出来なかった。 そこまで追い詰められても尚、快楽が欲しくて仕方がない私はぎゅっと脚に力を込め、腕を須賀君の肩へと回す。 京太郎「塞さん…もう…ダメ…!」 塞「ふあ…っ♥♥ひぅ…う゛ぅぅぅうぅ♪♪」 そんな私の耳に悲鳴のような須賀君の声が届いた瞬間、私の奥にゴンっと亀頭がぶつかった。 今までで一番激しいそれに私の身体が絶頂を堪えられるはずがなく、全身を震わせて悦ぶ。 しかし、さっきまでとは違い、それは快楽だけでは終わらない。 私の子宮口にびゅるると叩きつけるように熱い何かが注ぎ込まれているのだから。 塞「(これ…精液ぃ♪♪須賀君の…なんだ…ァ♥♥)」 幾ら絶頂の最中にあるとは言え、それを認識できるだけの余地が私の中にはあった。 いや、寧ろ、それは快楽の中だからこそはっきりと意識出来るものだと言っても良いのかもしれない。 なにせ、そうやって私の中で跳ねる粘液の感触はとても気持ち良く、そして心地良いものだったのだから。 激しい絶頂に疲れた私の身体にとって、それは貴重な安堵であり、暖かさだったのだ。 塞「(私…もう…子宮まで…須賀君のモノになっちゃった……♥♥)」 オスに精液を注がれて、孕まされる危険を犯しているのに…安堵を感じる自分の身体。 『穢された』ではなく、『刻み込まれた』と思う心も…きっともう手遅れなのだろう。 でも、それが何処か嬉しいのは…須賀君の支配されるそれが堪らなく甘美だからだ。 こうやって射精されている最中にも…細かくイき続け、媚肉を蠢かせてしまうくらいに。 京太郎「はぁ…」 そんな気持ちの良い射精を終えた須賀君が私の下で一つ満足気な息を吐いた。 どうやら射精はもう完全に終わってしまって、後が続かないらしい。 それが悔しいのか肉襞がきゅっと肉棒を絞るが、すぐに絶頂するほどオスの身体は単純じゃないようだ。 それが少しだけ寂しいけれど…でも… ―― 塞「(まだ…大きいぃ…♥♥♥)」 須賀君のそこは射精が終わったと言うのにまったく萎えないままだった。 いや、寧ろ、挿入前よりもその大きさや熱が膨れ上がり、より大きくなっているようにも思える。 そんな肉棒の主人である須賀君がこんなもので満足出来るはずがない。 そう思った瞬間、私の肩に須賀君の手が掛かり、そのままベッドへと押し倒された。 京太郎「俺は離してくれって言ったんですけどね」 塞「ご…ごめん…なさい…ぃ♥♥」 弱いお腹の部分を見せて、謝罪する私に須賀君の冷たい視線が届いた。 途中、須賀君が何かを言っていたと思ってはいたものの、まったく分からなかったとは言え、責められるのは当然だろう。 もし、妊娠した時にリスクを背負うのは私だけじゃなくて、彼も同じなのだから。 しかし、それに申し訳なさを感じるよりも見下されている感覚にゾクゾクとする方が大きい辺り…私はもう色々とダメなのかもしれない。 京太郎「塞さん…今日大丈夫なんですか?」 塞「えっと…た、多分…」 尋ねる須賀君の言葉に緩んだ思考を総動員しながら計算すれば、今日はちょうど安全日だった。 流石に基礎体温までしっかりと測っては居ないのではっきりとは言い切れないが、それでも危険なほどではないはずである。 そう思って紡いだ私の前で、須賀君が一つ頷く。 何処か自信に満ちたそれに私が小さな疑問を感じた瞬間、須賀君の手が私の腰を再び掴んだ。 京太郎「じゃあ…お仕置きですね」 塞「ぅきァぅぅ…っ♪♪♪」 そのままズチュズチュと音を鳴らすようにしてゆっくりと腰を動かす須賀君に思わず声をあげてしまう。 淫肉も肉棒の刺激にヨダレを垂らし、声なき喘ぎ声をあげていた。 そんな中で絶対的支配者として君臨する須賀君が嗜虐的な笑みを浮かべながら、そっと私へと顔を近づける。 京太郎「もうコレ以上入らないってくらい…子宮一杯にしてあげます…」 塞「んふァ…ああァ♥♥♥」 甘くて淫らなお仕置きの宣言。 それが果たされた時…今の私はもうそこにはいないんだろう。 けれど、それが嬉しくて仕方がない私は…甘く声をあげて須賀君にすがりついてしまう。 そんな私を冷たく、けれど、いとおしそうに見つめる須賀君…ううん、ご主人様に胸をときめかせながら、私は転がるようにして堕ちていったのだった。 ……… …… … 京太郎「…あの…流石に拙くありません?」 塞「今更…何を言ってるの…?昨日…んふ…っ♪あんなにしたのに…♥」 京太郎「いや…そうなんですけど…でも…」 塞「大丈夫…♪私に任せてくれれば…悪いようにはしないから…ね…♥」 京太郎「わ、分かりました。でも…その…」 塞「ふふ…♪心配しなくても良いよ…♥二人もきっと受け入れてくれるから…ね…♥」ガララ 京太郎「お、おはようございます」 豊音「ふたりともおはよー」 白望「おはよ」 塞「ごめん…ね♪ちょっと…遅刻しちゃった…♥」 白望「…珍しい」 豊音「きにしなーいきにしなーい!それよりほら、もー準備出来てるよー」 白望「頑張った…」フンス 豊音「主に私がだけどねー」 塞「ありがとう…ね…♥」 豊音「そう言えば、熊倉先生は?」 塞「今日は…ちょっと…ふぁ…♪用事があるって…」 白望「…塞、大丈夫?」 塞「大丈夫…♥ちょっと季節の変わり目で…熱っぽい…だけだから…♪」 塞「それより…早く…シよ…♥時間…勿体無いから…ね…♪」 ……… …… … 白望「(…今日の塞は何か変…)」 豊音「(う…ぅーん…明らかに…須賀君の援護してるよねー…?)」 白望「(きょーも…様子がおかしいし…何かあった…?)」 豊音「(もしかして、今日はそういう練習なのかなー?だとしたら頑張らないとっ!)」 京太郎「えっと…あの…」 塞「…どうかした…あ…っ♥したの…かな?」 京太郎「いや…さ、塞さん本当に良いんですか?」 豊音「何の話ー?」 塞「こっちの話…だから…気にしないで…♥」 塞「それより…早く…宣言して…♥二人共…それを待ってるはずだから」 塞「須賀君も…欲しいでしょ…?」 京太郎「う…う………じゃ…じゃあ…」 京太郎「ツモ。三色ドラ1」 豊音「んぁぁっ♪」ゾクゾクッ 白望「ふ…ぁ…ぁん♥」 豊音「(な、何…今の…)」 白望「(身体…熱くて…内側から…ドロドロって…した…)」 塞「ふふ…♪どう…二人共…とても…ゾクゾクってするでしょ…♥」 白望「さ、塞…?」 塞「最初は戸惑うかもしれないけれど…すぐにとても気持ち良くなるから…♪」 豊音「な、何を…言ってるの…?」 塞「強がっちゃって…もう…身体が疼いて仕方がないんでしょ…♥私にはちゃんと分かってるから…ね♪」 白望「塞…モノクル…」 塞「そう…つけてない…よ♥もう…須賀君を…ううん…っ♪ご主人様を塞ぐ必要なんてないんだから…♥」ピラッ 豊音「ひっ」 塞「ほら…見て…ぇ♥私のココ…ご主人様にローター貼り付けられて…ぇ♪」 塞「凄いトロトロで…今も…んふぅっ♥ほら…またイッたァ…♥♥」 白望「お、おかしいよ…塞…」 塞「うん…私…おかしくなっちゃったの…♥」 塞「でも…おかしくなるのってとっても幸せ…♪」 塞「ご主人様に抱いてもらうとね…♥頭の中が幸せで一杯になってポカポカしちゃうの…♥」 塞「だから…二人にもその幸せをお裾分けしてあげる…♪」 塞「大好きで大好きで…親友だと思ってる二人にも…ご主人様を分けてあげるね…♥」 豊音「い、要らない!そんなの要らないよー!」 塞「嘘つき…っ♪二人とも…ご主人様のこと意識してる癖に…♥」 塞「私に分かるんだよ…♪だって…二人と同じだもん…♥」 塞「それに…もう…分かるよね…♪身体がご主人様の事を求めて仕方がないって事くらい…♥」 白望「ぅ…」 塞「ご主人様もね…二人の事、欲しいって言ってくれたんだよ…♥だから…私たちは相思相愛…♪」 塞「ちょっと人とは違うかもしれないけれど…でも…とても幸せになれるんだよ…♥」 塞「だから…ね…♪一緒に堕ちよ…♥」 塞「とっても気持ち良い所に…ご主人様のペットになろう…♥♥」 塞「そうしたら……私…二人ともっと仲良くなれると思うの…♪」スッ 豊音「い、いや…来ないで…っ」 白望「さ、塞…」 塞「大丈夫…怖いのは最初だけ…♥すぐにご主人様が気持ち良くしてくれるから…ね…♪」 #comment

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