ネリー「今日は京太郎の誕生日だね?」
京太郎「おぉ、そういやそうだ。」
ネリー「お祝いするからプレゼントちょうだい!」
京太郎「色々違うな、間違ってるぞネリー……」
ネリー「ネリーからは残りの人生をあげるよ。 だから京太郎も……」
京太郎「そして重っ!?」
ハオ「重たい女は避けられるよ、ネリー?」
京太郎「ハオ? 何か服がいつもより……」
ハオ「似合うかな? 店員のお薦めだったんだ……未経験者を一瞬千撃するセーターだとかで。」
京太郎「似合うも何も……破壊力抜群で色々ヤバいぞ……」
ハオ「ふふっ、ありがとう……では私がネリーに代わって私が京太郎を祝うよ。 プレゼントは私の処j」
京太郎「スッタァァァァップ!! アウト! 嬉しいけどアウト!」
メガン「全く皆さんなってませンネ。 キョータローの誕生日は、私が取っておきのラーメンを振る舞いまショウ。」
京太郎「おお、ありがとうございます! メグ先輩のチョイスはハズレ無しだからなぁ」
メガン「その後でステイツの皆と顔合わせでスネ?」
京太郎「アメリカまで行く気ですか!?」
明華「日本では、皆がパーティーを開くんですね?」
京太郎「え、フランスだと違うんですか?」
明華「はい、向こうでは誕生日を迎える当人がパーティーの準備をして、周囲に招待状を送ったりしますね……ですから京太郎の招待で、みんなで祝えばいいんじゃないでしょうか?」
京太郎「そうっすよね! どうせなら皆で」
明華「母に紹介するのはその後で……あ、母も呼べばいいんですね?」
京太郎「うわぁい結局メグ先輩と大差ねぇー」
――――――――
京太郎「……そんなこんなでお邪魔した次第です。」
智葉「人の家を避難所に使うとはいい度胸だな……まぁいい、誕生日だというなら吝かじゃない、祝いをあげようじゃないか。」
京太郎「えっ! いや悪いっすよ流石に……」
智葉「気にするな、どの道祝う気ではいたんだ……少し待っていろ。 飲み物でも出そう。」
京太郎「あぁお構いなく……って、行っちゃったよ……」
智葉「待たせたな。 アイスティーしかなかったんだが、いいか?」
京太郎「いやぁ充分っすよ。 じゃあ折角ですし、いただきます!」
智葉「ああ、遠慮せず飲んでくれ。 もてなす準備はすぐに済む……すぐに、な……?」
京太郎「?」
智葉(僥倖というか、飛んで火に入る夏の虫というか……清澄の奴らには悪いが、コイツは私が戴くよ。)
カンッ
最終更新:2017年10月12日 21:31