京太郎「咲、俺催眠術を覚えたんだ」
咲「え、なに急に?」
京太郎「いや和に『須賀くんって人に暗示をかけそうな声してますよね』って言われたから」
咲(和ちゃんに言われただけでやるんだ……別方向に頑張ればいいのに)
京太郎「というわけで実験台になってくれ、な!?」
咲「もう、仕方ないな~。ちょっとだけだよ」
咲(適当にかかったふりすれば満足するよね)
京太郎「貴方はだんだん眠くなる……咲はだんだん俺が好きになってくる~」
咲(え、これ遠回しな告白? い、いいよね? そう催眠術のせいだからね)
咲「あ、あー、なんだか京ちゃんとキスがしたくなってきたなー(棒」
京太郎「おおっ! これは俺才能あるんじゃないか!?」
咲「ね、ねえ、それより続きを……」
優希「咲ちゃん、なにやってるんだ?」(じとー
咲(あわわわ、優希ちゃんがおこだよ。どうしよう!?)
京太郎「ふ、咲は今俺の催眠にかかってるんだ」
咲「そうそう、私は今正気じゃないんだ、うん」
優希「催眠とかそんなオカルトあるわけないじょ」
京太郎「なにおう!? いいだろう、お前もかけてやる!」
優希「はっ、そんなの無意味だじぇっ!」
この後、麻雀部の皆が順に催眠術にかかるふりをすることになったのは別のお話
カン
最終更新:2017年10月12日 21:28