名前:空刳人形(からくりにんぎょう)
性別:なし(見た目は男性型)
年齢:不明
種族:オートマタ、自動人形、機械人形の類い。
出現地:複合地域
ジャンル:オリジナル
容姿:腰まで伸びる長い銀髪に藍色の目を持つ。人形と言っても外見は人と寸分違わず、ほとんど人のような外見。
身長:175cm
服装:何の装飾もない黒くシンプルで執事服のような燕尾服。タイは付けておらず代わりに黒いネクタイを付けていて、ボタンは留めていない。中のシャツは白いものを着ていて、ウェストコートは黒に近い白の物を身に着けている。また黒くシンプルな革靴を履いている。

能力1:黒銀《シルヴィノアール》
真っ黒の水銀でできた十字架型の刃のような剣を大気中から無数に精製し、背中から展開し折り重ね翼状にする能力。
剣の側面には、「流れ」という風の概念自体を操作することができ、風の流れを操作し翼を使って飛ぶことも、構成している剣を飛ばすこともできるなど、汎用性が高い。
また剣の弾数は存在しないため、無限に精製し新たな翼として扱うことができる。
十字架型の剣は、両刃の物で、左右も後端も尖っていて、先端の方が角ばったものでなく、滑らかな刀身になっている。左右の刃は鉤状のような形になっていて、下を向いている。
翼は後ろの方に行けば行くほど、剣の大きさも大きくなっていき、最も短くて35cm程度で、最も長いのは、90cm程度。

能力2:水銀の鐘(カンヌ・クローシェ)
黒い色の水銀でできた拳銃を精製し、手元に展開する能力。
銃の見た目は、銃身長が150mmで、色は黒がメインでハンマーの部分が銀色になっていて、グリップの部分に銀色の線が書かれている。
能力は、銃口や、銃本体から水銀を伸ばしたり、展開したりすることのできる能力。
銃口から槍のような細長い形にした水銀をパイルバンカーのように射出したり、銃身から水銀を伸ばし剣などのような形状にしたり、銃弾を水銀で構成し、それを放ったりするなどのことが可能

能力3:銀飾の枢――(ジュエ・セルクィユ)
自身の周囲から2m程度の大きさの黒い水銀でできた棺桶などを精製する能力。
発動するには体内の部筒(リボルバー)を棺桶一つにつき3つ使用しなければならない。そのため、同時に精製できる棺桶の数は6つまで。時間経過でまた部筒(リボルバー)は再装填される。
棺桶の形状は縦が長めの六角形の棺桶。色は全体的に黒く、中央部に大きめの銀のケルト十字の装飾が付いている。棺桶の縁には銀でできた枠のようなものがつけられている
棺桶の中には棺桶と同様に黒い水銀でできた無数の鋲付き鎖と、銀の装飾が付いている黒い大剣が入っている。
大剣の大きさは2m程度で、黒い水銀でできており、柄の後端や刃と柄の間に銀の装飾が付いている。
刃は両刃の物で幅は広めにできており、全体を見ると十字架のような形になっている。
また刀身の中央に「L'homme est né libre et partout il est dans les fers」と銀の文字で刻まれている。
大剣の刀身には風自体や、黒銀と同様の「流れ」という風の概念などを操作する能力があり、刀身に高圧縮した風を纏わせ、斬撃と共に圧縮した風を開放し飛ばしたり、空気を圧縮しつづけ、プラズマ状になるまで圧縮し、プラズマを乗せて斬撃を行うことなどができる。
鋲付き鎖には巻き付けた物体を「抑え込む」力を持つため、棺桶の中では常に大剣が鎖によって巻かれ抑え込んである。

備考:錬金術師によって作られた自動人形。
自身の内部の中枢に円装(シリンダー)というパーツがあり、そこから真っ黒の水銀を全身に血のように巡らせて循環させていて、その下部に部筒(リボルバー)という、レンコン状の回転式弾倉が付いており、6つ穴が開いていて、中に錬金術の秘儀が仕込まれている。

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最終更新:2012年07月19日 22:01