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-マリ・バウマフ。
--[[こきゅーとす]]でのハンドルネームは『かつて管理人だったもの』。
---初期は『管理人だよ』。
//ここから
***登場人物紹介
【マリ・バウマフ】
『ノロ・バウマフの実父にして「こきゅーとす」前管理人。別名「親狸」。千年に一度生まれるというレジェンドバウマフ。元祖狸。
「どこに出しても恥ずかしくないバウマフ」「バウマフ家の歴史を完成させた男」「なにを考えてるのかよくわからない(グランド狸談)お前もな(魔物一同)」「大きくなったら父さんみたいになる(子狸談)なにそのホラー(魔物一同)」と称される超S級危険人物』
『幼い頃から妙にまともな行動をとるため、魔物たちを盛大に心配させた。理由を尋ねると理路整然と理屈を語るため、「とうとう一周して逆に……」と憐みの目で見られる。
しかし長じるにつれて魔物たちを裏でコントロールするようになり、あまつさえ「ぜんぜん気付かないからつまらなかった」と自らネタバラしをするに至って、魔物たちから不倶戴天の天敵と目される。
その後、魔物たちと元祖狸による壮大な知恵比べが展開されるも、魔物たちの惨敗に終わる。魔物たちにとっての屈辱の時代のはじまりである』
『魔法の才覚も極めて高く、二番回路のオンオフを自在に切り替えることで人間寄りの魔法と魔物寄りの魔法を組み合わせることができる。
魔物たちが夢見た理想のバウマフ像そのものであるが、じっさいに生まれたら生まれたで憎たらしいことこの上ない』
※魔法の詳細に関しては後述とする。
『学校で異常としか言えない高成績を叩き出し、先走った学府より都の高校に進学するよう求められるも、三ヶ国の上層部からストップが掛かる。
協議のすえ、三ヶ国に等しく利潤を配分をするという契約をもとに、王国の王立高等学校に進学。
とにかく無駄にハイスペックなので、ろくでもない貴族の子女に見染められて気苦労の絶えない生活を送るのではないかと魔物たちをはらはらさせるも、そこらへんを歩いていた町娘と「魔物にも優しいから」というありがちな理由であっさりと結婚し一児をもうける』
※「高校」とは「高等学校」の略称である。
原則として高校への進学を希望する生徒は、「卒業論文(卒論)」と呼ばれる「研究成果」を学府に提出せねばならない。
それが認められて、はじめて高校への入学が許されるのだが、例外的に「こいつはやばい」という人間は学府より「お前はやばいから国に飼われろ」とソフトに伝えられる。
承諾するか否かは本人に委ねられるが、それは表向きの話であって、まず拒否することは許されない。
しかし、それがバウマフ家の人間となると、もっとやばいことになる。「魔物たちの盟主を研究室に閉じ込めて何やらせんの? ねえ、教えて?」となったのである。
『婚約する際、交際すらしていない娘さんを連合国の父母に紹介し、「おれ、結婚するから」と言い放った。
だれがびびったって、娘さんがいちばんびびった。
どれくらいびびったかというと、口に含んでいたお茶を噴出するくらいびびった。
さらに二度見芸まで披露してくれたので、その瞬間に魔物たちは二人の仲を認めた。
当の娘さんはいったんは婚約を辞退したものの、再三のアタックに折れる(というより会うたびにやたらと消耗している元祖狸を心配して仕方なく)。
高校を卒業後、王都の片隅でひっそりと「ばうまふベーカリー」なるパン屋を開業する。小さい頃からの夢だったらしい』
※「ばうまふベーカリー」では、魔物たちを象ったパンを扱っている。
ただしモデルは子狸の描いた絵なので、ほとんど原形を留めていない。
見た目が見た目なので繁盛しているとは言い難いが、味はそこそこである。
たまに宰相が買いに来る。
『子狸が生まれたあとはしばらく大人しくていたものの、二年前に催された王国ミレニアムを祝う千年祭の最終日、水面下で着々と進行していた王都襲撃計画をついに発動。
レベル4とレベル3が一堂に会し、上空ではレベル5の頂上対決が行われるという人類史上類を見ない空前絶後の大事件を引き起こす。
どう考えても魔王の仕業です。本当にありがとうございました』
『公開処刑は自粛とさせて頂きます』
//ここまで