木のひと

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-木のひと。 --本名はクォンタム。 ---意味は量子。 --[[こきゅーとす]]でのハンドルネームは南極在住のごく平凡な世界樹さん。 -モチーフは世界樹或いは木霊。 --本来の姿は森そのものであるらしい。 --南極在住で、かまくらのんのご近所さん。 --氷魔法を司る。 #region 時間軸の果ての遠未来に行き、時間に関わる魔法を制限していた。 また、物語中において、いくつかの示唆を魔物たちへ与えた。 #endregion
-木のひと。 --本名はクォンタム。 ---意味は量子。 --[[こきゅーとす]]でのハンドルネームは南極在住のごく平凡な世界樹さん。 -モチーフは世界樹或いは木霊。 --本来の姿は森そのものであるらしい。 --南極在住で、かまくらのんのご近所さん。 --氷魔法を司る。 #region 時間軸の果ての遠未来に行き、時間に関わる魔法を制限していた。 また、物語中において、いくつかの示唆を魔物たちへ与えた。 #endregion #region 牛「っ……しつこい!」 だが、このとき牛さんをマークしていたのは、牛頭の怪人だった  初動の遅れからパスを通してしまったものの、それ以降はぴったりと張り付いている 視線を振れば、身の丈ほどもある戦斧が猛然と迫っている  ファウル覚悟で止めるという次元を逸脱して、完全に戦闘行為だった  これを牛のひとは、いかなる経緯を辿ったものか手元に戻ってきた究極のこん棒で受け流す  52年モデルだ 戦斧とこん棒  薪割りをほうふつとさせる対決であったが、52年モデルがへし折れることはない  あのこん棒には王種の魔力が込められている  鬼のひとたちをして、これを上回るこん棒は後にも先にも作れないだろうと言わしめた逸品である 耐久力に優れるというだけではない  内に秘めた力が、とてつもなく膨大なのだ  子狸さんの手前、あまり使わないようにしてきた“力”だが…… 鍔迫り合いに持ち込んだ牛のひとが、ついに開放の決断を下した 牛「力をっ、貸せぇー! イズぅー!」 紫電がほとばしる  共鳴した52年モデルが激しく放電した  覚醒したこん棒から、堰を切ったように魔力が流れ込んでくる 牛さんの動きが目に見えて加速した  一撃ごとの重さも増している  それだけではない まるで、こん棒そのものが意思を持つかのようだ  自動的に生成された力場が牛さんを補佐している  立体機動を交えた怒涛の猛攻に、防戦一方の動力兵が両眼を激しく明滅させる  圧倒的な力だが、相応のリスクも生じる 牛「おあっ、やべえ!」 52年モデルは、果実の生る枝だ  ふだんの形状は、言ってみれば封印された状態に近い  人間が使うぶんには問題ないだろうが  おれたちとは強く共鳴するため、酷使すると発芽しはじめる 魔改造の実シリーズの根元に連なるものであり――  つまりは、逆算魔法の軸だ  完全に覚醒してしまうと、おそらく逆算魔法の維持に支障をきたすことになる 52年モデルの表面のぽこっと芽が出た  これ以上はまずい  四次元戦闘は人間の規格を超えているからだ  逆算魔法が崩壊した瞬間に人類は死滅する  最終的に生き返れば良いという問題ではないだろう? もう52年モデルは使えない  だが、すでに趨勢は決していた  こん棒を引き戻した牛のひとが動力兵を蹴り飛ばした #endregion

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