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今の今まで、終わらない夏休みだとかタイムスリップ、巨大カマドウマとの遭遇はたまた世界の再構築……などなど摩訶不思議な体験してきた訳だがバトルロワイアルとか言うふざけたゲームに参加するとは思いもしなかった。いや、ぶっちゃけしたくなかった。 ま、こうやってバトルロワイアルなんぞに参加する羽目になったのも我らが団長様涼宮ハルヒのおかげだろう。有り難くはないがな。何を考えてるのか本当にさっぱりだ、どうせ似たような本を見つけて自分も参加したら……みたいに考えていたんだろうな。迷惑極まりないぞ団長様。 「やれやれ……」 さて、こうやってぶつくさと脳内で文句を湯水のように垂れ流す俺ことキョン。……どうやら俺はここでもキョンと名乗らなければならないらしいがこの事については大体予想できていたのでこの話は置いておくとしよう。 そんな俺は今ヘッポコ丸と名乗る男と行動を共にしていた。 ゲーム開始直後に出会ったが為に俺達は最初の内は互いに警戒をしていた。だがお互いゲームにはのっていないと言うことがわかりこうして一緒に行動をする事にしたのだ。 歩きながらヘッポコ丸の住む世界の事を聞いてみた。その世界には多種多様の『真拳』を使う輩が存在するらしい。 「で、お前はその真拳ってやつは使えるのか?」 「はい、オナラ真拳って言うのを使ってます」 「そ、そうか……」 ……この真拳については深くは考えないでおこう。   「……と、大まかに説明に説明すればこんな感じですね。」 話が終わる。住む世界が違うとこうも違ってくるか、傍若無人な神様と一緒に過ごしているとは言えど平和に暮らすのがいかにありがたいと言うことが身に染みる。ふとヘッポコ丸を見るとどことなく陰鬱な表情をしていた。 「どうかしたか?」 「あっ!?いや大丈夫です。すいません」 何かありそうな言い方ではあるが深くは追及しないでおこう。聞かれたく無い事もあるだろうし、さてこれからどうしようか。 「じゃあ、これからどうする?」 「そうですね、人が集まりそうな場所に行ってみましょう。それでお互いの仲間を探してみませんか?」 まぁまずはそうなるな。人が集まりそうな場所と言えば市街地、だが逆に人が集まり易いためこのゲームに乗っている人間もそこに向かいやすいんだよな。……しかしそんな事を言っていたらキリがない、道中でも誰かしらに会うかもしれないしヘッポコ丸だっている、そう易々とはやられたりはしないだろう。 「とりあえずここから一番近い病院に向かうとするか」 「分かりました、じゃあ今度はキョンさんの事を教えて下さいよ。」 「俺か?そんな面白い話はないぞ?なんせお前の冒険話を聞いちまった後だ、ちっぽけた話に聞こえちまう」 まぁ、神様のような存在と一緒に生活しているなんて言われても反応に困るだろうし別にしなくてもいいだろ。 で、後はお互いの知り合いについての情報を話ながら病院を目指す事にしたのだ。   病院へ向かう道中、ヘッポコ丸は自分のデイバックをあさっていた。中には最初にカエルの説明にあった通りの支給品があってそれに加えて一冊の本が確認された。 「役に立ちそうなものは無いな……ん?」 ここで小さいケースを見つける。このケースの中にはカプセルと思わせるものが五つ入っていて、説明書が付属されていてそれを見たヘッポコ丸は表情を強張らせた。 「善滅丸……」 ヘッポコ丸にとって忌まわしき記憶が蘇ってくる。使えば使用者の善良な心がなくなると言われ、彼自身一時期これを強制的に服用をされていて訳あって敵対していたボーボボを本気で殺す為に自らすすんで服用した事もあった。 しかし服用したのはそこまでで、そこからは服用しなくなったのでもう二度とは目にかけないと思っていたが……、まさかここで相対するとは思ってもみなかっただろう。自然と顔つきが更に強張りケースを持つ手に力が篭る。 「……」 「そんな怖い顔してなんかあったか?」 「いや、特になにも」 もし使う時が来るとすれば、彼はどうするであろうか? それが分かるのはまだ先の事であり──。 それが分かるのは彼のみである──。   【E-9/森林部/一日目・深夜】 【キョン@涼宮ハルヒの憂鬱】 【状態】健康 【装備】北高の制服 【道具】基本支給品、個別支給品1~3 【思考・状況】 基本:ゲームからの脱出 1:ひとまずヘッポコ丸と病院に向かう 2:SOS団員とヘッポコ丸の知り合いを探す [備考] ※涼宮ハルヒの驚愕終了後からの参戦です。 ※ヘッポコ丸から情報を得ましました。ヘッポコ丸の住む世界について大体理解しました 【ヘッポコ丸@ボボボーボ・ボーボボ】 【状態】健康 【装備】首輪 【道具】基本支給品、ハイペリオン(小説)@涼宮ハルヒの憂鬱、善滅丸(5/5)@ボボボーボ・ボーボボ 【思考・状況】 基本:ゲームから脱出 1:キョンと一緒に病院に向かう 2:ボーボボ達と合流したい 3:善滅丸は出来れば使いたくない [備考] ※紫龍炎かまら戦での合流前からの参戦です。 ※首の上部にヘッポコ丸が付けているもので下部にロワイアルの首輪が付いています。 【ハイペリオン(小説)@涼宮ハルヒの憂鬱】 長門有希が読んでいた本、後にキョンに貸し出された。 【善滅丸@ボボボーボ・ボーボボ】 使用すれば使用者の善良の心が無くなる。ヘッポコ丸はこれを使用し『邪王ヘッポコ丸』となった。 |003:[[星空の下で見た夢は]]|時系列順|[[]]| |003:[[星空の下で見た夢は]]|投下順|[[]]| |GAME START|[[キョン]]|[[]]| |GAME START|[[ヘッポコ丸]]|[[]]|
今の今まで、終わらない夏休みだとかタイムスリップ、巨大カマドウマとの遭遇はたまた世界の再構築……などなど摩訶不思議な体験してきた訳だがバトルロワイアルとか言うふざけたゲームに参加するとは思いもしなかった。いや、ぶっちゃけしたくなかった。 ま、こうやってバトルロワイアルなんぞに参加する羽目になったのも我らが団長様涼宮ハルヒのおかげだろう。有り難くはないがな。何を考えてるのか本当にさっぱりだ、どうせ似たような本を見つけて自分も参加したら……みたいに考えていたんだろうな。迷惑極まりないぞ団長様。 「やれやれ……」 さて、こうやってぶつくさと脳内で文句を湯水のように垂れ流す俺ことキョン。……どうやら俺はここでもキョンと名乗らなければならないらしいがこの事については大体予想できていたのでこの話は置いておくとしよう。 そんな俺は今ヘッポコ丸と名乗る男と行動を共にしていた。 ゲーム開始直後に出会ったが為に俺達は最初の内は互いに警戒をしていた。だがお互いゲームにはのっていないと言うことがわかりこうして一緒に行動をする事にしたのだ。 歩きながらヘッポコ丸の住む世界の事を聞いてみた。その世界には多種多様の『真拳』を使う輩が存在するらしい。 「で、お前はその真拳ってやつは使えるのか?」 「はい、オナラ真拳って言うのを使ってます」 「そ、そうか……」 ……この真拳については深くは考えないでおこう。   「……と、大まかに説明に説明すればこんな感じですね。」 話が終わる。住む世界が違うとこうも違ってくるか、傍若無人な神様と一緒に過ごしているとは言えど平和に暮らすのがいかにありがたいと言うことが身に染みる。ふとヘッポコ丸を見るとどことなく陰鬱な表情をしていた。 「どうかしたか?」 「あっ!?いや大丈夫です。すいません」 何かありそうな言い方ではあるが深くは追及しないでおこう。聞かれたく無い事もあるだろうし、さてこれからどうしようか。 「じゃあ、これからどうする?」 「そうですね、人が集まりそうな場所に行ってみましょう。それでお互いの仲間を探してみませんか?」 まぁまずはそうなるな。人が集まりそうな場所と言えば市街地、だが逆に人が集まり易いためこのゲームに乗っている人間もそこに向かいやすいんだよな。……しかしそんな事を言っていたらキリがない、道中でも誰かしらに会うかもしれないしヘッポコ丸だっている、そう易々とはやられたりはしないだろう。 「とりあえずここから一番近い病院に向かうとするか」 「分かりました、じゃあ今度はキョンさんの事を教えて下さいよ。」 「俺か?そんな面白い話はないぞ?なんせお前の冒険話を聞いちまった後だ、ちっぽけた話に聞こえちまう」 まぁ、神様のような存在と一緒に生活しているなんて言われても反応に困るだろうし別にしなくてもいいだろ。 で、後はお互いの知り合いについての情報を話ながら病院を目指す事にしたのだ。   病院へ向かう道中、ヘッポコ丸は自分のデイバックをあさっていた。中には最初にカエルの説明にあった通りの支給品があってそれに加えて一冊の本が確認された。 「役に立ちそうなものは無いな……ん?」 ここで小さいケースを見つける。このケースの中にはカプセルと思わせるものが五つ入っていて、説明書が付属されていてそれを見たヘッポコ丸は表情を強張らせた。 「善滅丸……」 ヘッポコ丸にとって忌まわしき記憶が蘇ってくる。使えば使用者の善良な心がなくなると言われ、彼自身一時期これを強制的に服用をされていて訳あって敵対していたボーボボを本気で殺す為に自らすすんで服用した事もあった。 しかし服用したのはそこまでで、そこからは服用しなくなったのでもう二度とは目にかけないと思っていたが……、まさかここで相対するとは思ってもみなかっただろう。自然と顔つきが更に強張りケースを持つ手に力が篭る。 「……」 「そんな怖い顔してなんかあったか?」 「いや、特になにも」 もし使う時が来るとすれば、彼はどうするであろうか? それが分かるのはまだ先の事であり──。 それが分かるのは彼のみである──。   【E-9/森林部/一日目・深夜】 【キョン@涼宮ハルヒの憂鬱】 【状態】健康 【装備】北高の制服 【道具】基本支給品、個別支給品1~3 【思考・状況】 基本:ゲームからの脱出 1:ひとまずヘッポコ丸と病院に向かう 2:SOS団員とヘッポコ丸の知り合いを探す [備考] ※涼宮ハルヒの驚愕終了後からの参戦です。 ※ヘッポコ丸から情報を得ましました。ヘッポコ丸の住む世界について大体理解しました 【ヘッポコ丸@ボボボーボ・ボーボボ】 【状態】健康 【装備】首輪 【道具】基本支給品、ハイペリオン(小説)@涼宮ハルヒの憂鬱、善滅丸(5/5)@ボボボーボ・ボーボボ 【思考・状況】 基本:ゲームから脱出 1:キョンと一緒に病院に向かう 2:ボーボボ達と合流したい 3:善滅丸は出来れば使いたくない [備考] ※紫龍炎かまら戦での合流前からの参戦です。 ※首の上部にヘッポコ丸が付けているもので下部にロワイアルの首輪が付いています。 【ハイペリオン(小説)@涼宮ハルヒの憂鬱】 長門有希が読んでいた本、後にキョンに貸し出された。 【善滅丸@ボボボーボ・ボーボボ】 使用すれば使用者の善良の心が無くなる。ヘッポコ丸はこれを使用し『邪王ヘッポコ丸』となった。 |003:[[星空の下で見た夢は]]|時系列順|005:[[あなたは今どこで何をしていますか?]]| |003:[[星空の下で見た夢は]]|投下順|005:[[あなたは今どこで何をしていますか?]]| |GAME START|[[キョン]]|[[]]| |GAME START|[[ヘッポコ丸]]|[[]]|

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