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性道徳・結婚道徳

 PARTE SISTEMATICA

 第二部 性および愛の真理への忠節
  第一章 キリスト教の倫理モデル
   1.1 性と社会ルール
   1.2 性と倫理
   1.3 倫理的態度と性:貞潔の徳
   1.4 キリスト教の倫理モデル
   1.5 一般的規範
    1.5.1 性的結合を夫婦愛から切り離さない
    1.5.2 夫婦の営みの、結合の意味と生殖の意味を切り離さない
    1.5.2 生殖を性的結合から切り離さない
  第二章 責任の所在
   2.1 責任の概念
   2.2 実行の方法
   2.3 自然的方法の批判
   2.4 司牧的指導
   2.4 公共の教育の役割


最初にキリスト教の倫理モデル、次に出産コントロールの方法の話。

ふたたび性と社会の関係を指摘。文化人類学での共通見解、「性ルールのない社会はありえない」。近親相姦のタブーとか。社会の存続・発展の保証でもあり、諍いの源でもあるアンビバレントな性。だからこそ社会コントロールが必要(E.フックス)。性行為の原則:合意の法則、益の法則(自分たちや第三者に害なすものであってはならない)。その背後には人類学の人間観。衝動・欲望・計画の主体として自己実現する人間。キリスト教倫理から言えば、それは真理にしたがった召命の実現。啓示と理性の光に照らした個人、教育者、社会の課題。性の領域における倫理が貞潔。性が生殖の観点から理解されていた時代は、身体と欲求のコントロール、今は、エゴイズムと暴力から愛を守る力、と理解される。
キリスト教の倫理モデル。性的結合は夫婦愛の内にあるものでなければならない。単なる快楽の手段ではなく愛を深めるものでなければならない。夫婦愛と性的結合は互いに自分を与え合うこと。だから避妊いくない(よく分からん)。生殖を性的結合から切り離してもいけない。

責任とは、状況に応じて価値に応えること。回勅 Humanae vitae における夫婦の責任:生物学的現実の尊重。理性と意志による自らの衝動の制御。夫婦・家族の生活における物理的・経済的・心理的・社会的コンディションの考慮。善(=真理との呼応)を行う使命への応答。以上を考えて家族計画しろと。
出産コントロールいろいろ。堕胎、不妊手術、避妊、性交の中断、自然的方法。新しい命に直接害なす堕胎は、倫理的にも母体へのダメージの点からも×。手術による方法とか、性交のあとのピル服用とか、着床後に何かする方法とか。不妊手術も同様に×。避妊は、生物学的には問題ないが、倫理的に×。自然的方法(オギノ-クナウス法、ビリングス排卵法、基礎体温法)はOKだが、反対もあり。「司牧の場では頻繁に直面する問題なので一つ一つ見てみましょう」ということで、自然的方法FAQ。
避妊には違いない ← 妊娠を妨げるものではない。避妊目的でこの方法を使う夫婦がいたら、それはその夫婦の問題であって方法自体の問題ではない。
愛の自由な表現が妨げられる ← 他の様々な条件(勤務時間、健康、距離、ecc.)と同様、身体のリズムも考慮するだけ。
禁欲を強制される ← 性交は愛の表現の一つに過ぎない。その期間は別の方法で愛を表せ。
あんま効果ない ← ビリングス法、いいよ。
難しい ← 嘘こけ。
相手との対話や合意が必要 ← 対話もできない夫婦ってそもそもどうよ。