鈴崎春菜(すずさき・はるな)

学年:中等部1-5
部活:帰宅部
趣味:アイススケート
特技:大食い(本人に自覚はない)
制服:セーラータイプ(ピンク)

身長:155.2cm
体重:46.6kg
バスト:99.7cm(K-65)
ウエスト:58.5cm
ヒップ:83.9cm
太もも:47.7cm

「ふぁ…」
ベッドから下りて、春菜はあくびをした。
まだ少し眠そうな顔でクローゼットを開け、卸し立ての制服を取り出す。パジャマを脱ぎ、噛み締めるようにゆっくりと袖を通す。
春菜は昨日中等部に入学したばかり、新しい制服の映える新入生だ。しかしその体、と言うより胸は巨乳揃いの王拝学園の新入生の中でも一際目立つ大きさで、セーラー服をこれでもかといわんばかりに押し上げ、その存在を強烈に示していた。
「それにしても王拝の制服ってすごいなぁ。あたしの胸が普通にはいっちゃうんだもん」
これまでどんな服を着ても胸元がパツパツになってしまっていた春菜にとっては余裕のある服なんて久々だった。嬉しそうに、そして不思議そうに胸を持ち上げ、にこりと微笑む。
「さあ、今日もがんばりますかぁ」
自分に呟き、春菜は食堂へと向かう。
「あ、春菜おはよー」
食堂につくなり春菜は声をかけられた。声の方向を見ると、隣の席の美憂だった。
「あっ、美憂、おはよ」
美憂もかなり胸が大きく、巨乳同士の二人は昨日初めて顔を合わせたにも関わらず、あっという間に打ち解けたのだった。
「やっぱり早いと食堂も空いてるね」
「そだね。これならゆっくり出来そうだね」
「たっぷり食べられそう、の間違いでしょ?」
美憂が冗談っぽく言う。
「あー、ひどーい」
膨れる春菜。
「ごめんごめん、冗談だってばー」
「もう、ひどいよー。あたしそんな大食いじゃないもん」
そう言って、春菜は朝食を選びに向かった。バスケットから山のようにバターロールとクロワッサンを取り、ハムエッグとサラダ、オニオンスープをこれでもかと器に取る。その量は軽く5人前は下らないだろう。
美憂と向かいあって座り、おしゃべりしながら食べる…と言うより、食べる合間を縫ってしゃべる。口を開く回数は春菜の方が多いが、食事を終えるのは美憂の方が遅かった。もっともそれは、美憂が春菜の見事な食べっぷりに見とれていたからでもあるが。
「あ、あたしデザート取ってくる」
「じゃああたしもー」
二人は仲良くケーキに群がる。
「あたしは…モンブランでいいや」
自分の分を取った美憂がふと横を見ると、春菜の皿には10個近くのケーキがところ狭しと並んでいる。
「ねぇ春菜…それ全部食べるの?」
「そだよ。でも朝だから控え目にしなくちゃ」
(本当は食べ物が詰まってるんじゃないの、あの胸…)
そう思うのも無理の無い春菜の食欲であった。

ケーキをぱくぱくと口に運ぶ春菜。
「ねぇ春菜」
「ふぁひぃ?」
「お腹…苦しくないの?」
「え?全然そんなことないよ?」
実は春菜のお腹は服の上からでも分かるくらい膨らんでいるのだが、ウエスト部分がゴムになっていてお腹を圧迫しないのと、巨乳が邪魔してお腹が見えないとあって、春菜は膨らんだ自分のお腹に気付いていない。
それに何と言っても、春菜の食欲にとってはこの程度の量は文字通り「朝飯前」なのだ。
ものの5分程でケーキを平らげ、二人は席を立つ。
「じゃ、教室でね」
「うん、またね」
食堂から見て二人の部屋は反対方向なので、すぐに別れてしまうのが春菜は少し残念だった。
自室に戻り、鞄を手に寮を出る。途中何人かに声をかけられ、適当におしゃべりをしながら教室へと向かう。教室についてようやくその子がクラスメートだと思い出す春菜、彼女は人の顔を覚えるのが苦手だった。


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