2012-07-02

自分の学生生活を振り返ると、凄まじいことになっている。

2年の浪人を経て大学にやっとの思いで入学し、翌年には転学部。
転学部した先で更に編入学試験を受けて翌年には大学が変わった。
ずっと歴史がしたいと思っていたのでこれでまずは念願が叶った。
しかし2年では学べたものは他の同期に比べては少ないうえに中途半端。
大学院に進学をして更に2年で計4年。
もっと上に行こうかとも思ったけども自分の研究者としての
限界を感じたのと、歴史学の研究の仕方を自分なりに手に入れたので
やりたいときにはいつでもできるという満足感を得て学生生活を終えた。

また在学中には、自分で勝手に
「原付で国道1号線を制覇しないと学生生活を終えられない」
と思い込み、中古で原付を買ってしっかりと兵庫~東京を原付で往復した。

更に、在学中にイギリスに留学したいと思い、1ヶ月だけ語学研修に
行ったものの物足りなく、就職してから
「年を取ってからイギリスに行きたかったとかかっこ悪いこと言いたくない」
と思って仕事を辞めて1年間イギリスでボランティアワーカーとして
滞在したこともあった。

学生時代にやりたかったことはどれも満足して終えることができ、
結果として自分なりに学生生活を気持ちの上では成功で終えることができた。
だから今のところ学生にまた戻りたいとか思わない。

いま振り返って、あの頃の無鉄砲な思い込みは長いスパンを通して
すごく自分に集中をしていたのだろう。


いまは自分も含めてまわりの多くの人は、いろんな制限や規制を理由にして
過去にあったような自分への集中をどれだけできているだろうか。
制限や規制の及ばない、自分の手の届く範囲でさえもどれだけ自分に
集中できているだろうか。しようとしているだろうか。

もっと自分を大切にすることに集中しながら、結果として
周囲といい関係を作ることができたらこれからの人生、
もっとおもしろくなるんだろうな。

自分にとっての古き良き時代に浸るのではなく
なぜ古き良き時代だったのかを思い返し上手に過去を解釈して
過去からこれから先のおもしろい人生図を描きなおすのも悪くないよね。
最終更新:2012年07月02日 22:52
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