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あれから、どのくらい時間がたったのだろうか・・・・
俺は、目を覚まし、腹部に手をやる。少し痛みはあるがどうやら一命を
取り留めたようだ。
「・・・そうか。生きてるのか。」
その声に気が付いたのか、部屋の奥のほうで本を読んでた男性が近づいてきた。
「・・・よぅ、具合はどうだ?がきんちょ。」
俺は、その声の主を知ってた。
なんせ―――――
「んだよ。お前か」
俺の――――――
「あぁ、そうだ。おめぇのおy――――――」
ガラガラ!
その時、部屋のドアが開いた・・・
「マスター!大変だ!」
みろうだ。
「おいおい・・・俺がまた寝てたらどうする気だった?」
「・・・・叩き起こす。」
「・・・・そうかい。」
そして、要件を聞いた後俺は、部屋から出ようとした・・・が
「おめぇは、寝てろ。俺が行ってやらぁ。」
「・・・・・・無理はするな。いいな?」
「はっはっは!だーれに口きいてんだおめぇは。」
俺は、返す言葉がなかった。
「・・・・んじゃ、行ってくるぜ。」
「・・・あぁ。」
ガラガラ
あぁ・・・行ってしまう・・・
カツン・・・カツン・・・
いいのか?行かせてしまって・・・・
・・・・・・カツン………
あの足音が、あいつの・・・・俺の"親父"の最後に聞かせてくる音になるとは、この時俺は思わなかった。

みろうは、俺の親父を知っている。なんせ、ウチのギルドの初代マスターだから。
俺は、2代目。あいつの意思を受け継いだだけ。

親父は、音が好きだ。音を出すのも、俺に聞かせてくるのも。
よく、桜の木の元でギターを演奏してくれた。
今もいい思い出だ。

―――半年が過ぎた。
俺は、エリアスに足を進めていた。
この半年で、エリアス以外の都市も被害が出てるようだ。
原因は"あの時の小包" あれには、複雑な仕掛けがあったらしい。
俺は、後悔しっぱなしだな・・・・
親父のことも・・・この事件も・・・
そんなことは、今はどうでもいい。早く事件を解決しよう。
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