ある日の会話


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作者:ID:w4kjtBnk

倉刀「師匠って友達いるんですか?」

ハルト「そんなに死にたいか。」

倉刀「いえ、そういうことではないんですけど、ちょっと気になりまして。」

ハルト「まったく失礼な。私にも友人の一人や二人や数百人は居るに決まっているだろう。」

倉刀「やっぱりそうですよね。すいませんでした。」

ハルト「まぁいい。で、何故そんなことを訊いた?」

倉刀「いえ、実は今朝倉庫を漁っていましたら、アルバムのようなものを見つけ
まして。」

ハルト「アルバム?」

倉刀「ほら、これです。」

ハルト「あ、それは……」

倉刀「勝手に覗かせていただいたんですが、このアルバム、入っているのは写真
では無くて、絵ばかりなんですよ。それが気になりまして。」

ハルト「か、返せ!」

倉刀「うわっ!?」

ハルト「馬鹿者!他人のアルバムを勝手に見るな!」
倉刀「……ははーん」

ハルト「なんだその笑みは!早くその高く掲げたアルバムを私に返せ!届かない
だろう!」

倉刀「師匠、恥ずかしいんですか?」

ハルト「そそ、そんなことは!」

倉刀「へぇ……じゃあ別にもう一度じっくり見てもかまわなぐふぉう!!」

ハルト「調子にのるな。」

倉刀「くぉお……ボディにモロに入った……!」

ハルト「ふん。で、なんだ。見たいのか?」

倉刀「……いえ……さっきの……質問を……!」

ハルト「なんだ情けない。鍛え方が足りんな。」

倉刀「師匠の力が化け物じみてるだけ……イヤなんでもないですごめんなさい。」

ハルト「……むぅ。で、なんだったか。」

倉刀「なんでそのアルバムには写真じゃなくて絵が収められてるんですか?
……いてて。」

ハルト「ああ、それはな。私が写真に写らないからだ。」

倉刀「え?」

ハルト「私はこんななりでも一応魔王だ。悪魔やそれに類するものが写真や鏡に
写らないのは有名な話だぞ。」

倉刀「それって本当なんですか?」

ハルト「じゃなきゃわざわざ写真の代わりに絵をいちいち描いたりなんかしない
さ。」

倉刀「ふぅん……なんだ。」

ハルト「なんだとはなんだ。」

倉刀「いえ、僕はてっきり師匠のことだから友人も創作してしまったのかなーと。」

ハルト「脳内嫁ならぬ脳内友人か。はは。」

倉刀「あはは。」

ハルト「歯を喰い縛れ!」

倉刀「じょ、冗談ですうわああああ!!」


そんなある日のハルト邸。


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