固茹で卵な半熟卵 謎

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作者:◆gGWjPaYNPw ---- 「ふぅ、やっと撒いたか」 警官を撒く為に二人で走り回って、ぜぇはぁぜぇはぁエラをぱくぱくさせている って言っても重要参考人には違いないから、警官に職質されるには違いない オマケに公務執行妨害だ 最も、俺には人権が無い代わりに法治も及ばない。俺は人外故に法の束縛を受けない 簡単に言うと獣扱いなのさ。だから、簡単に銃撃されるって訳だ 街の住人がアレなのは、きちんと理由が有るって訳 「…でよ、アンタの捜し人は……居ねぇ」 ……ちょっと待て、360゜の視界の俺に気付かせずに消えるだと? 風が吹く中、俺は棒立ちになっちまった 「くっそ、本当に何なんだ?」 そんな中、風に拐われた一枚の紙 その紙が舞い上がって行く 「だぁっ!?あの紙、待ちやがれ!」 俺はそのまま駆け出した 建物の影に隠れて中々視認出来ないが、紙はひらひら飛んで行く くっそ、せめて飛べれば そのまま紙が落ちて行く所に目星を付け、路地を回り込んだら紙がねぇ 「っかしいな?ここに落ちて来たんだが……」 俺はキョロキョロしてたんだが、影から人影が出てきた 誰だ、コイツ? 「わりい。こんななりしてるが、悪意はねぇ。ちょっと聞きたいんだが、この路地に紙が飛んで来なかったか?」 「…紙かい?知らないねぇ」 「そうか、そりゃ悪かった。邪魔したな」 そう言って俺は、付近を隈無く捜し始めた すると、聞いた人間が俺の背後に近寄った 女か?こいつ? 余りにざんばら髪で服もダボダボで良く分からねぇ 「探し物かい?」 「まぁな。仕事でね」 「……そうかい」 何か変な奴だな まぁ、俺に言えた義理じゃないが すると、近寄った奴が振りかぶり、俺の背中に手刀を突き入れた 俺は当然跳んで避ける 「ち、外した」 「悪ぃな、死角無いんだよ、俺」 「そりゃ厄介だ。でも……」 ふわりと素早く飛んで来て襲いかかって来た は、速い!? 咄嗟に腕を交差させて手刀を防ぐ 受けた腕から血が滲んで来た……コイツはヤベェ 「テメェも、こっち側の連中か?」 「知らんね。気付いたら居た。ただそれだけさね」 「…糞。じゃあ、手加減抜きだ、行くぜ」 俺はパワー全開で殴りかかった ふわりと風に拐われた様に相手はかわす なんつう身軽な奴 そのままとんとんとんと、壁を跳ねて跳び蹴りかましてきた 高過ぎる!? 俺はすかさずかわそうとするが、空中でかくんと方向を変えやがった 「何!?」 ギリギリ迄引き付けてかわす 俺の鱗を滑っていき、相手はアスファルトを砕いた 「……なんつう破壊力」 そのままゆらりと立ち上がり、奴は顔を上げる チャンス 殴り倒してふんじばってやる 俺はそのまま突進して殴り掛かろうとしたが、またひらりとかわされた そのままビルの壁面をトントントンと跳ね上がって、奴は影に消えちまった 辺りには、風が渦巻いている 「ありゃ駄目だ。追えねぇ」 俺はエラを一際大きく開いて溜め息をした後、今の出来事を整理しようと歩きだした 謎が謎を呼んでやがる 俺の依頼の紙の前に現れた二人 あの良く判らん女と良く判らん相手 どうやら、俺は殺人事件に関与しないとならないらしい 犯人かどうかは知らんが、相手は俺と同じく化物、コイツは補給が必要だ 俺は魚屋に土下座しなきゃならねぇなと思いつつ、現場から歩き去った ハルトシュラーよ、全てお前の『創作』したシナリオ通りなのか? きちんと達成した時は説明しろよ ※※※※※※※※※※

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