ピカロ
- 『真昼のストレンジランド』収録
- 歌詞「ヘミングウェイ」はアメリカの小説家アーネスト・ヘミングウェイ
- 歌詞「ピカロ」「ピカレスク」→ピカレスク小説
ピカレスク小説とは(wikiより引用)
16世紀~17世紀のスペインを中心に流行した小説の形式。
悪漢小説や悪漢譚、悪者小説とも呼ばれる。
特徴として「一人称の自伝体」「エピソードの並列・羅列」
「下層出身者で社会寄生的存在の主人公」
「社会批判的、諷刺的性格」を持ち、写実主義的傾向を持った小説を指す
ピカレスクの語源(wikiより引用)
マテオ・アレマンの『ピカロ:グスマン・デ・アルファラーチェの生涯 』の「ピカロ」から
悪者と訳されるが、単なる悪い人ではなく、この小説の主人公グスマンのように
「出生に含みのある表現がある(ユダヤ系や娼婦の子であることを暗喩しているものが多い)」
「社会的には嫌われ者である(が、カトリック的には慈悲を施すべき対象)」
「食べる(生きる)ために罪を犯したり、いたずらをしたりする」
というような特徴を持った者のことをピカロという
- 日本の文芸界におけるピカレスク小説で著名な者として、阿佐田哲也が挙げられる
- 田中は好きな作家に阿佐田哲也の名を挙げている