1話

Dies irae チビッ子物語
「女神のために幼少へ回帰するのだ息子よ!」
ε≡ヘ( `∀´)/ ε≡ヘ(;`Д´)/
「来るんじゃねえええ!!」


マッキー&司狼「蓮(ツァラトゥストラ)に近寄るなこの腐れニート!!!!」(創造発動)
水銀「問答無用。芝居は終わりだ(Acta est Fabula)」
マッキー&司狼&蓮「うおおおおおお!?」


……


チビ蓮「あの変態親父」
チビ司狼「俺達まで巻き添えかよ」
チビマッキー「カール・クラフト、必ず殺す」
エリー「キャー! 司狼カワイー!!」
ルサルカ「うそ…、これがあの外見年齢29歳とは思えない老け顔無精髭なマキナ卿…?」
チビ司狼「やめねーか、どこぞのコロポックルじゃあるまいし」
チビマッキー「それはどういう意味だ?マレウス」
玲愛「ああ、藤井君こんなに小さくなっちゃって。大丈夫、私が“また大きくなれるよう育て上げてみせるから”」
チビ蓮「先輩、今のあなたは電波を通り越して危ない輩の目をしてますよ!」
マリィ「蓮かわいいーv」
蛍「べ、別に…かわいいなんてことは…////」
香純「うわー、あの小さくてかわいい蓮がまた見れるなんてw」
蓮「ちょっ…みんな見るなー!!////」
エリー「ところで……誰がこの蓮君の面倒見るの?」
香純&螢&マリィ&玲愛「!!」
チビ蓮「火に油を注ぐんじゃねえ!!」
香純「ここはやっぱり、幼馴染みの私が!」
玲愛「いいえ私が!!」
蛍「今の藤井君は足手纏い以外のなにものでもないわ! だから…その…私が、一から…鍛え直す…////」
マリィ「ダメー!! 私が蓮の『お母さん』になるのー!!」
チビ蓮「あぁ…もう言わんこっちゃない;」


……


チビ司狼「で、結局のところどうオチが付いたんだ?」
エリー「あたしが作ったくじ引きをやって一週間ずつで交代に面倒見るといった形になったわ」
チビ司狼「そうかい、一回りが終わるころにはどうなってることやら・・・それとな」
エリー「何?」
チビ司狼「いつまでこうしてんだ?」
エリーに膝の上に乗せられ、頭を撫でられながら



ちなみにマッキーは、
シュライバー「うわー! マッキーが僕よりちっちゃい!!」
チビマッキー「頭を撫でるな!」
ベイ「お前にもこういう時期があったんだな(笑)」


チビマッキーを高い高いする


チビマッキー「下ろせ!!」
ルサルカ「あ~あ、これで中身も子供になってたら可愛いのに…」
エレオノーレ「気色悪いことを言うな」
シュピーネ「おや? 皆さんお揃いで何をしていらっしゃるのですか」
シュライバー「あ、シュピーネ」
シュピーネ「ん? …おやおやこれはまた可愛らしいお子さまですね。どうでしょう、
お菓子をあげますから私と一緒に「ミズガルズヴォルスングサガ!!!」ぐべらあ!!?」形成(笑)消滅


水銀「おぉ、さすがは我が子だ。幼くなっているがゆえに創造の力も弱体化しているにも関わらず、
これほどの力とは。だが怯えることはない、今こそ私の胸に飛び込んでおいで」
獣殿「カールよ、あれは恐怖ではなく殺意のこもった目だ」


……


チビマッキー「というわけで、ほとぼりが冷めるまでここに匿ってほしい」


in練炭の部屋


チビ蓮「俺は構わないけど……」
トリファ「礼を失することをお聞きいたしますので先に謝罪しておきますが、マキナ卿本当にあなたなのですか?」
リザ「子供の頃のあなたの姿なんて想像できなかったものだから・・・」
玲愛(せっかく一等を引いたのに何なのこの展開、あの変態の嫌がらせ?)
チビ蓮「こいつらも一緒だぞ」
チビマッキー「・・・グラズヘイムよりはマシだ。我慢しよう」


リザ「じゃあ夜も遅いし、2人とも今日はもう寝ましょうか」
チビマッキー「いや、俺達は中身は成人だからまだ眠くは」
チビ蓮「…(うつらうつら)」
チビマッキー「ん?」
チビ蓮「…(コクリッ)」
リザ「あらあら、彼は眠いみたいですね」
トリファ「では起こさないように寝室に運んであげましょう。マキナ卿、あいにくと部屋が少ないので
寝る場所は彼と同じになりますが、よろしいでしょうか?」
玲愛「Σ(゜-゜)!!?」
チビマッキー「そこまで贅沢は言わん」
トリファ「ではご案内しましょう。ついてきてください」
玲愛「…」


……


チビ司狼「で、どうだった先輩のとこの一週間は?」
チビ蓮「・・・こいつ(マキナ)とシスターがいなけりゃ貞操が無くなってた」
チビマッキー「ふん」
エリー「へえ、ところで玲愛ちゃんは?」
チビ蓮「・・・今朝から部屋にこもって出てこないらしい」
エリー「・・・相当ショックだったみたいね」
チビマッキー「今代のゾーネンキントの熱愛は聞いてはいたが・・・あれほどだったとは」


↑二人の話によると


玲愛「さあ藤井君、一緒にお風呂に入ろう」
チビ蓮「ちょっ・・・先」
トリファ「いいですね、では私も「カイン・・・」はわぁ!!
玲愛「ありがとう、リザ」
リザ「どういたしまして、でも私と彼(マキナ)も一緒にねw」
玲愛「( ;゚Д゚)!?」
チビマッキー「何をしている兄弟、早くいくぞ」
チビ蓮「行くって・・・おい引っ張んな!」
リザ(二人きりにしたら藤井君の貞操はなくなるのは確実、そんなことになれば最悪香純ちゃんたちとの
友情が壊れかねない。かといって、マキナ卿だけを行かるのは危険だし、私も一緒に入らないと」
玲愛「リザ・・・」
リザ「何かしら?」
玲愛「二人に裸を見られて平気なの?」
リザ「マキナ卿なら実質無性愛者だから心配ないわ、それに藤井君なら見られても私も構わないしw」
玲愛「・・・リザ」
リザ「さ、行きましょうかw二人が待ってるわよ」
チビマッキー「……その後、あの娘はあの手この手で兄弟の貞操を狙うもどれも俺とバビロンの阻止により
失敗に終わった。しかし、最後はマレウスとイザークの手を借りてな。俺もバビロンも
グラズヘイムに引き込まれ、マレウスの足止めをくらい兄弟がベッドの上に間一髪の
ところで存在を失念していたクリストフの妨害とマレウスの裏切りが重なりそれも失敗した」
チビ司狼「もはやなりふり構わずか……それで先輩もとうとう拗ねちまったわけね」
エリー「ちょっとかわいそうね」
チビマッキー「兄弟の操を無理に奪おうとする輩を俺は認めんよ」
チビ蓮「俺にそっちの趣味はないぞ!……次は櫻井か」




櫻井家


ベアトリス「…聞いてはいたけど、2人とも本当に小さくなったのね」
戒「ふふふ、なんだか弟が2人できたみたいで嬉しいな」
チビマッキー「だが中身は変わらん。あまり子ども扱いするのはやめろ」
ベアトリス「マキナ卿、そういう台詞を吐くと必死に背伸びしている子供にしか見え」
チビマッキー「人世界(ミズガル)・・・」
チビ蓮「やめろ!大人げない!」
戒「ベアトリス、その一言多いところは君の悪い癖だよ」
ベアトリス「ご、ごめんなさい」螢(せっかく楽しみにしてたのに・・・今や不安になってきたわ。大丈夫かしら)
ベアトリス「そういえば、いつもと比べて饒舌ですねマキナ卿。普段ほとんど何も話さないのに」
チビマッキー「必要だから話している。この姿で黙っているとあいつら曰く「弄りたくなる」そうだ」
戒「・・・なるほど」
螢(確かに普段の彼はあの威厳と威圧感もあって近寄りがたいけど、こう小さいとそれらが逆に
愛嬌に変わるというか・・・何故かしら無性にその頭を撫でたくなってきたわ////)
チビ蓮「なに顔を赤くしてるんだ?」
蛍「え!? ちちち違うの藤井君!! 私は藤井君一筋だからぁ!!!////;」
チビ蓮&チビマッキー「?」




翌日の櫻井家


蛍「じゃあ私は学校に行くわね」
チビ蓮「なあ櫻井」
蛍「え?」
チビ蓮「考えてみたら俺、1週間も学校休んでいるけど大丈夫かなぁ…?」
蛍「あぁ、それなら心配いらないわ。学校には『藤井君は原因不明の病気にかかってしまったので、
しばらく入院します』って言っといたから」
チビ蓮「原因不明って…;」
チビ蓮「そんなもんが通る・・・いや、通したのか?」


司狼とエリーの顔を思い浮かべながら


螢「そう気にしたら負けよ」
チビ蓮「そうだな。それと一つ忠告しておく」
螢「何?」
チビ蓮「もし学校に来ていればの話だが先輩には例の一週間の話には絶対に触れるな」
螢「触れるなって・・・あなた小さくなったのをいいことに何かしたんじゃないんでしょうね?(怒」
チビ蓮「するかよ!むしろやばかったのはこっちだ!」
螢「・・・やばかった?」
チビ蓮「妙な想像すんな、それより早く行かないと遅刻するぞ」
螢「・・・分かったわ。帰ったらじっくりと話を聞かせてもらうからね」




エリー「どうだった?櫻井ちゃんのとこは?」
チビ蓮「どうも何も・・・」
チビ司狼「ボロボロじゃん、何かやらかしたのか?」
チビマッキー「模擬戦の結果だ」
チビ司狼「なんだそりゃ?」
チビ蓮「話すと長くなるんだが・・・」




二人によると・・・数日前


螢「何をやっているの?藤井君・・・そんなんじゃ次の戦いで死ぬわよ」
チビ蓮「いきなり形成とか何すんだ!?」
螢「何って訓練に決まっているでしょう・・・小さくなったあなたって弱いんだもの、それを良いことに
氷室先輩はおろかバビロン・・・シスターまで誑かして一緒にお風呂に入ったんでしょう?」
チビ蓮「////!?誰がそれをまさか先輩・・・」
螢「氷室先輩は今もお休み中よ。それよりもその顔色から言って図星のようね?マレウスとも
やったって聞いたのだけどこれも本当かしら?」
チビマッキー「確かにこいつは俺と共にバビロンとゾーネンキントと共に入浴し、マレウスと抱き合いもしたがあれは・・・」
チビ蓮「おい!」
螢「創造・・・爾天神之命以布斗麻邇爾ト相而詔之!」



一方その頃、獣殿は狂しまくっていた曾孫のフォローやらそもそもの元凶である水銀に説教したりといった苦労やら疲労やらが溜まり寝込んでいた。




?・・・



チビ蓮「結局そのままマジバトルになっちまって戒さんたちが途中で駆けつけてくれなかったら死者が出てたな」
チビマッキー「この体では精々レオンハルトからマレウス辺りを相手にするのが精一杯だからな」
チビ蓮「お前が余計なこと言うからだろ。あれ以来、週末まで櫻井から逃げ回らなきゃいけなくなったじゃねえか」
チビマッキー「俺は事実を言おうとしただけだ。それを話を最後まで聞かずに仕掛けてきたのはあの娘の方。
それにあれにいらぬことを吹き込んでいたのは聖餐杯だ」
チビ司狼「またあの神父か・・・まぁ今回は愛娘に等しい子を泣かされたんだし、無理もねえか」
チビ蓮「な、泣かしたって!」
エリー「ホント罪な男ね。同情しちゃう」
チビ蓮「・・・もういい、次は香純か」




香純の部屋


香純「ちょっと蓮ー! なんで余計なのもついてるのよ!? 私聞いてないわよ!!」
チビ蓮「その…いろいろあって…;」
チビマッキー「これがハイドリヒとバビロンの曾孫でアレ(ゾーネンキント)のはとこなのか?」
チビ蓮「ああ、こう見えてもな」
チビマッキー「・・・血縁とは存外あてにならんものだな」
チビ蓮「全くその通りだ」
香純「それってどういう意味かな?」満面の笑みで
チビ蓮「ちょ、冗談だって冗談!!;」
香純「あ、そう。 ならいいわ」
チビマッキー(単純な娘だ)
香純「何か思った?」
チビマッキー「!?・・・いや、なんでもない」
香純「まぁ、来ちゃったものは仕方ないしね。二人とも入りなさい、お腹すいたでしょう?」
チビマッキー「別に・・・(ぐぎゅるるる)」
チビ蓮「腹は正直のようだな」
チビマッキー「うるさい!」
香純「喧嘩止め!さっさと入る」
チビマッキー「何をする、うおお!」
チビ蓮「気を付けろよ、こいつは強引でお節介な奴だ」


司狼&エリー「今夜は鍋しようぜ、鍋」
チビ蓮「ってなんだ…。司狼達もいたのか」
香純「私が呼んだのよ」
エリー「お邪魔してまーすv」
チビ司狼「待ちくたびれたぜ?」
チビマッキー(………『鍋』を食べる?) ※マッキーは日本の料理にはあまり詳しくない。


チビマッキー「何だ“鍋”とは?」
チビ蓮「鍋料理。いろんな食材を食器に移さず、鍋に入れて煮込んだままの状態で直接食べる日本の料理だ」
チビマッキー「ふむ」
チビ司狼「でもよ、そのままじゃ面白くねえからちょっと志向を凝らしてある」
チビ蓮&チビマッキー&香純「志向?」
チビ司狼「エリー明りを消せ」
エリー「はいはい」
チビ蓮「明り・・・まさか」
チビ司狼「そう、そのまさか。闇鍋の始まりだ」
チビ司狼「さあて、まずは順番だな。エリー」
エリー「はいはい」どこからかクジを取り出すエリー
エリー「さっ、一本引いて」


とりあえず、促されるままにクジを引く一同


順番は蓮→司狼→香純→マキナ→エリーの順。


チビ蓮「おい、司狼一つ聞いておくが」
チビ司狼「安心しな、命にかかわるようなのは入っていない。たぶんな」
チビ蓮「たぶんかよ!?」
チビ司狼「今のお前らは聖遺物を破壊されない限りは死なねえんだろ?まず大丈夫なはずだ、そこまで心配することじゃねえ」
香純「ちょっと、それだとあたしはどうなんの!?」
チビ司狼「・・・」
香純「答えんかぁ!」
エリー「とりあえず、万が一のこと考えて薬はいろいろ持ってきてあるから・・・それじゃ始めましょうか」




一週間後・・・



チビ司狼「いやぁ、面白いもんを見せてもらったな。この一週間」
チビマッキー「人世界(ミズガルズ)・・・」
チビ蓮「止めろ!気持ちは分からなくもないが!」
チビマッキー「離せ兄弟!カール・クラフトも許せんが、こいつも許せん!」
香純「やめなさい!家を壊す気!?」
チビマッキー「っ・・・!」
エリー「すっかり香純ちゃんの言いなりね」
チビ蓮「香純がいなかったらこいつ笑いに狂っていたろうしな」
チビ司狼「霊山に生えてたキノコを入れてみたら、まさか神性を帯びたオオワライダケとはな・・・
笑う鋼鉄の腕はキッチリこの目に焼き付けたぜ」
チビマッキー「やはり殺す!」
香純「やめなさい!司狼も挑発しない!」


あの闇鍋でオオワライダケを食べたチビマッキーは笑いが止まらなくなり、食事も睡眠など日常生活がろくにできなくなり、
水銀自らが調合した解毒薬が届くまでの一週間、香純が付きっ切りで看病してくれたことから頭が上がらなくなっていた。


エリー「あいつ、薬が作れるんならすぐ作りなさいよ」
チビ司狼「それだけこいつのあの顔が未知だったんだろ。ホントやらしい野郎だ」
チビマッキー「カール・クラフト、奴も必ず殺す」
チビ司狼「そう悪いことばっかりじゃなかったじゃん、仮にもうちの学校の表ミスにあんなことやこんなことまで
世話してもらえたんだからよ。笑いながらだがあんたも満更でもなさそうだったし」
チビマッキー「貴様」
香純「二人とも、いい加減にしなさい!」
チビ蓮「…俺もその山に生えてたらしいキノコを食ったんだが、何ともなかったんだがな」
香純「大丈夫なの?蓮、本当に何ともない?」
チビ蓮「ああ……っ?」香純「どうしたの?」
チビ蓮「いや、なんでもない」
香純「ならいいけど……」
チビ蓮「とにかく……最後はマリィか」




マリィ(蓮)の部屋



マリィ「みんないらっしゃい」


慈母の微笑みで蓮たちを迎える黄昏の女神様。


チビ蓮「………(;_;)」


懐かしい故郷に戻ってこれたような安心感を感じて号泣する。


チビマッキー「………」


マリィが発する黄昏色のオーラが眩しすぎて直視できないため、帽子を深くかぶって表情を隠す。


マリィ「どうしたの?二人とも。特に蓮どうして泣いてるの?」
チビ蓮「い、いやなんでもない?」
チビマッキー「……ああ」
チビ蓮(……なんだろう。マリィの笑顔がいつにも増して温かく感じる)
チビマッキー(メルクリウスが焦がれる理由がわかるような気がする……)




(どこぞの路地裏)


ニート「離せ」
黄金「私は何故このような事をしているのか……」(狂するニートを羽外締めにしながら)




マリィ「泣かないで、レン」
号泣する小さくなった蓮を優しく抱きしめてその頭を撫でる
チビ蓮「あっ・・・」


心地よさのあまりそのまま気を失う。


チビマッキー「お、おい兄弟!」
チビ蓮「…………」
マリィ「寝ちゃった………、疲れてるのかな?」
マリィ「よいしょ」


そのまま蓮の小さい体を抱き上げる。


マリィ「さ、君も行こう」
チビマッキー「ああ・・・(ここは俺がしっかりする必要があるか)」


蓮を抱くマリィに伴われて部屋に入る。




蓮の部屋


チビマッキー(……? 奥のほうから何か聞こえるな)
マリィ「お待たせ?」
シュライバー「あ、やっと来た」
ベイ「遅えじゃねえかよ」
ルサルカ「あれ、蓮君寝ちゃってるの?」
エレオノーレ「遂に肉体だけでなく、精神まで退化したか」


テーブルを囲んでお茶を飲んでくつろいでいる4人。


チビマッキー「…………」
チビマッキー「これはどういうことだお前たち、なぜここに?」
ベイ「詳しく話すと長くなるが・・・一言で言うなら変態のせいだよ」
チビマッキー「何?」
エレオノーレ「この歌姫の元へクラフトが乗り込もうしてな。そこをハイドリヒ卿からお前たちを一週間護衛せよと仰せつかったのだ」
ルサルカ「蓮君とあなたはその状態だしね。この間みたいに守りきれないでしょ」
シュライバー「今さっきもこの部屋に忍び込もうとしていたところを取り押さえてきたばっかりなんだよ」
チビマッキー「そうなのか・・・(確かに今の俺達ではあの変態を相手取るのは無理だ。しかし、
ザミエルとマレウスはまだいいがベイとシュライバーは明らかに人選を間違っている。これはどういうつもりだハイドリヒ)」
シュライバー「まあぶっちゃけて言うと、僕とベイはまだマッキーを弄り足りないから立候補したんだけどね」
ベイ「んだ」
チビマッキー「即刻帰れ」
シュライバー&ベイ「やだ(やなこった)」
チビマッキー「(なぜあれだけの犬猿の仲がこんな時だけ息を合わせるのだ、この二人は!?)
ふざけるな。それではメルクリウスにやられる前にこちらが参ってしまう」
シュライバー「でも、これ逃したら二度とこんなマッキーは見られないだろうし」
ベイ「応よ」
チビマッキー「……死よ 死の幕引きこそ唯一の救い」
ベイ「へえ、やろうってのかその成りで」
シュライバー「いいじゃん、可愛がってあげるよ。マッキーw」
エレオノーレ「よさぬか、貴様ら・・・」
マリィ「喧嘩はだめぇ!」



チビマッキー&シュライバー&ベイ(ピタッ)



マリィ「蓮が起きちゃうでしょ!?」
チビマッキー「いやしかし……」
シュライバー「先に手を出そうとしたのはマッキーだよ」
ベイ「俺らは自分の身を守ろうとしただけで……」
チビマッキー「お前たちという奴は……」
マリィ「喧嘩はやめるの!いい?」
チビマッキー&シュライバー&ベイ「わ、わかった(よ)(お、おう)」
ルサルカ「うわー、すごいわね。あの3人をあっさり黙らせたちゃった」
エレオノーレ「この任務の間は女神の声は我らの黄金の君の声と思えとハイドリヒ卿より言明されてるのもあるが、
なるほどあの声を聴けば荒ぶる戦神さえも矛を収めるというわけか」




数時間後・・・


チビ蓮「すやすや・・・」
マリィ「すぅすぅ・・・」



蓮を胸に抱きしめながら眠るマリィ。



チビマッキー「・・・眠れん」



マリィと背中合わせの位置で寝付けないマッキー



チビマッキー(ほかの奴らも眠ってしまったし……)
シュライバー「むにゃむにゃ…」
エレオノーレ「ん~…首領殿ぉ…」
ベイ「ぐおー…ぐおー…」
ルサルカ「ふにゃ~、ロートス~……v」



一つしかない蓮の布団で無理矢理寝る4人。



チビマッキー(これでは動くに動けんし……)



…カタッ …カタカタ!


チビマッキー「……ん?」


窓から物音が聞こえてそっちを向く。


ニート「(\´ Д●`/)」
窓に顔をくっ付けて部屋を見ていた。


チビマッキー「ぎゃあああああああああああああああああああっ!!!?(Σ゜□゜;)」
戒「この薄汚い変態がアアァァァァ!!」
ベア&蛍「黄昏の平穏は侵させはしない!!」
変態「貴様等も我が女神(を覗く為)の礎(踏み台)となれええぇぇぇ!!」
水銀「(ようやっと獣殿を振り切ったと思えば・・・伏兵を控えさせていたか。相変わらず我が友・・・
さすがというしかあるまい。しかし、あなたは采配する者を間違えたのだよ。獣殿)
芝居は終わりだ<アクタ・エスト・ファーブラ>」
戒「何!?うわあああああ!!」
螢&ベア「戒(兄さん)!!」
チビ戒「?・・・お姉ちゃんたち誰?」
ベア&螢「!?」



神父「遅れてすいません。テレジアが『アレ』を呼ぼうと………はて?」
リザ「間に合……この子は?」
チビ戒「ママ!!」
神父&ベア&蛍「!?」



部屋の中


シュライバー「ん~……どうしたのマッキ~………?」
エレオノーレ「うるさいぞ……もっと静かに眠れないのか」目をこすりながら
ルサルカ「せっかくロートスと結婚する夢見てたのに~……」あくびをしながら
ベイ「怖い夢でも見たってか……?」頭をガリガリと搔きながら
チビマッキー「………夢ならどれほど良かったことか」
4人「?」



マキナが指差した先を見る一同だが……


シュライバー「何もないじゃいか」
チビマッキー「そんな馬鹿な・・・」


改めてみるがもうそこには本当に何もない。


チビマッキー「どういうことだ?」
水銀(無駄だよベルリッヒンゲン。既に私の姿を見ることは誰にもできない。あとは天眼をここに
繋いでおけばいつでもこの部屋の中を見ることができる。カインには愚息たちにやったものよりも
少々出力をあげた流出をかけておいた。体だけでなく心と記憶も逆行している。これで戦乙女たちは
もはや私に構うどころではあるまい。しかしベルリッヒンゲン、女神と背中合わせとは・・・
まあよい、天眼との繋ぎは終わった今宵は退散するとしよう)



(部屋の中)


ルサルカ「板か何かで窓を塞げば良いんじゃない?」
エレオノーレ「変な夢を見たくらいで、そんな面倒なことが出来るか」
ベイ「ニートが窓から部屋を覗き込んでいる夢を見るたあ、確かに飛び起きたくもなるわな」
チビマッキー(………あれは本当に夢だったのだろうか;)
マリィ「う~ん、どうしたの?」


蓮を抱えながら


エレオノーレ「何でもないよ女神殿。今宵は休むとよい」
マリィ「?わかった。お休み」


蓮を抱きなおし再び床に就く。




一方・・・


螢「バビロン!兄さんを離しなさい!!」
リザ「いや、別に私は捕まえているわけじゃ・・・」
チビ戒「ママァ・・・」
ベアトリス「ああ・・・戒。」


小さくなった戒の愛らしさの余り茫然自失となっている。


神父「これは・・・また事態をややこしくしてくれましたね副首領閣下」




その頃獣殿は、狂する変態の相手をした心労で、寝込んでいた




翌日、ショッピングモールにて


マリィ「う~ん良い天気。まさに絶好のお出かけ日和だね」
ルサルカ「本当ね~v」
ベイ「………」なぜか荷物持ち
チビマッキー(初めてこの姿であったことに感謝したぞ)荷物持ちにされたベイを見ながら
チビマッキー(それにしても……)互いにニコニコしながらマリィと手をつなぐ蓮を見る
チビマッキー(まさか兄弟の心まで子供帰りしてしまうとは)



少し前にさかのぼる。


チビ蓮「スリスリ…」
マリィ(かわいい…)自分にすり寄ってくる蓮を優しくなでるマリィ。
ルサルカ「これはどういうこと、本当に蓮君なの?」眼前の光景に興奮しながら
チビマッキー「いや、昨日眠るまでは心は大人のままだった。いったいなぜだ?」
エレオノーレ「クラフトの仕業か?キルヒアイゼンによると昨晩カインがやられたらしいからな」
チビマッキー「俺達はこの姿にされて以来アレとは顔を合わせていない」
ベイ「まさか、昨日お前が言ってた夢ってのは…」
チビマッキー「いや、だとしても俺達自身には何かしたような素振りはなかった。現に俺は何ともない」
シュライバー「他に心当たりはないの?」
チビマッキー「他には…まさか!」
エレオノーレ「どうした?」
チビマッキー(あの時のキノコか!?しかし、それならあれを食べた時点で効果が出なかったのだ?
どうして今頃になって…そういえば昨晩兄弟はあの女神に中てられて気を失い、目が覚めたらこうなっていた。
母性に反応するのか?あの娘の時も時折兄弟はともにいる時何かにこらえているようだった。しかし、
あれも母性は強かったが仲はどちらかというと姉弟にとどまっていた。しかし、現在の女神と兄弟は
今や完全に母子だ)


ルサルカ「あ~ん、蓮君かわいい~v」
チビ蓮「!?」抱きつこうとしたルサルカ避けてマリィの後ろに隠れる。
ルサルカ「( ;゚Д゚)・・・・・・」
チビマッキー「子供になっても嫌われるか・・・」
ルサルカ「う、うるさああああいっ!!(泣)」



ショッピングモール


チビマッキー(このままでは大人に戻れたとしても心が戻らない可能性もある。早く元に戻らねば……。
そのためにもあの水銀をどうにかして引きずり出す必要が…ん?)


急に目の前の一同が立ち止まる。


チビマッキー「どうした?」
ルサルカ「あれ」


指差した先には子供を取り合っている見覚えのある二人の女性の姿。


チビマッキー「ヴァルキュリアとレオンハルト?あの二人が喧嘩?取り合っている子供は一体?」
ベアトリス「だ~か~ら! 戒の面倒は私が見るってば!!」
螢「いいえ! 私が兄さんの面倒を見るわ!!」
チビ戒「お姉ちゃんたちケンカしないで!」
マリィ「喧嘩はだめ。その子泣いてるよ」
ベアトリス「マ、マリィちゃん?」
螢「あっ」


指摘されて幼い戒を顧みると彼が泣いているのを見て二人は怒気を一気に沈める。


ルサルカ「さすがは女神様…」
チビマッキー「全くだ。お前が焦がれたのが理解できたぞ、カール・クラフト」
ベイ「で? どうしたんだそのガキ」
ベア&螢「戒(兄さん)よ」
一同「はぁ?」


訳を話した。
ベイ「なるほどな。ザミエルが言ってたのはこういうことか」
ルサルカ「わ~、かわいいわねv」あたまを撫でようとするがビクッ体を震わせる。
ベアトリス&螢「戒(兄さん)に手を出すのは許しません(さない)」素早く庇う二人
ルサルカ「…………(;-;)」
チビ蓮「…………!」戒と目が合った。
チビ戒「…………?」
マリィ「どうしたの?レン」
ベアトリス「戒?」
チビ蓮「………」マリィから離れてトテトテと戒に歩み寄る。
チビ蓮「(⌒▽⌒)」
チビ戒「(⌒‐⌒)」


にぱっと無邪気な笑みを見せる蓮に、つられるように戒も笑顔になる。


螢「////」
ルサルカ「微笑ましいわね・・・v」
チビマッキー(女に振り回されている者同士共感したのかもしれん……)




その後、ベンチで休憩する一行。 


ベアトリス「2人ともすっかり意気投合しちゃったわね」
ルサルカ「ホントホント。あんなに元気に駆け回っちゃってv」
マリィ「蓮ー! 転ばないようにね!」
ベイ「ったくよぉ……。ガキは気楽でいいもんだぜ」
螢「……あなたはまざらないの?」
チビマッキー「………すると思うか?」
螢「いや………」
チビマッキー「…………」頬杖ついて2人を見ている。
螢(………今なら、頭を撫でられるかしら////)そ~っとマッキーの頭に手を近づけようとする。
ルサルカ「あれ?」それに気づいた。
ルサルカ「何してるの?」
螢「っ!!?////;」素早く手を引っ込める。
チビマッキー「ん?」
マリィ「……螢、あなたまさか」
螢「ち、違う違う違う違う!! そんなんじゃないったら!!!////;」
ベアトリス「またまた?♪ 隠さなくたっていいのにv」
螢「違うったらー!!!;」
チビマッキー「…………?」話が全く見えない。
ベイ「………おい」
ルサルカ「なによ。今取り込みちゅ」
ベイ「あの2人、どこ行った?」


一同「え?」


螢「に、兄さん!?」
マリィ「レ、レン……!?」蒼白になりながら立ち上がる駆け出す二人。
ベアトリス「ちょっ・・・二人とも落ち着きなさいよ!」
チビマッキー「いかん。完全に子供に帰ってる今の二人は無力だ」
ベイ「世話の焼かす餓鬼どもだ!」
ルサルカ「かわいい、あの子たちが私以外の手にかかるなんて認めないわ!行くわよ」




蓮の家


プルルルルル… プルルルルル…
シュライバー「あ、電話だ」


プルルルルル…ガチャッ
シュライバー「もしもし?」
『藤井蓮の身内だな?』
シュライバー「? いえ、僕は……」
『藤井蓮は俺達が誘拐した』
シュライバー「………は?」
『身代金は一千万円だ。近くの廃工場まで現金で持ってこい。いいな?』ガチャッ! ツー…ツー…ツー…
エレオノーレ「どうした?」
シュライバー「………」呆然と立ち尽くす。
シュライバー「ええええええええええええええっ!!!!?(Σ゜□゜;)」




ルサルカ「……わかったわ」携帯の電話を切る
螢「どうしたの?マレウス」
ルサルカ「二人とも誘拐されたみたい」
一同「!!」
マリィ「レン…」
ベアトリス「マリィちゃん!」卒倒するマリィを支える。



変態「これはまた面倒な事に……いや」



~脳内妄想


マリィ「蓮を助けてくれて、ありがとうカリオストロ。貴方ほど頼れる人はいないわ」


~妄想ここまで



変態「……………………(永劫回帰中)………………………WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!
私は!女神で!満ちているッッ!」
変態「こうしてはおれん。女神の愛を得るためにも、息子を救出せねば」




廃工場


誘拐犯A「いや~、ちょろいもんでしたね兄貴」
誘拐犯B「おうよ、俺の作戦は完璧だぜ」
誘拐犯C「それにしても、よく寝てるぜ。このガキども」
チビ戒&チビ蓮「…すー…すー…」穏やかな寝息をたてて寄り添う2人。
誘拐犯B「とにかく、あとはこのガキどもの身内が身代金を持ってくるのを待つだけだ。これで借金生活ともおさらばだ!」
A・C「へい!!」


ニート「……盛り上がっているところすまないが」


B「あん?」
ニート「残念だが、今宵の歌劇はこれで終わりだ」
A「だ、誰だてめえ!!;」 -- 名無しさん (2012-05-15 18:45:19)
•ニート「知る必要などない。マルグリット以外に私は殺せないのだからな」
誘拐犯「へ………?;」
ニート「アクタ・エスト・ファーブラ!!」
誘拐犯「ほぎゃあああああああああああああ!!!!?(Σ゜□゜;)」




ニート「さあて、ではこの2人を連れてマルグリットのもとへ行くか」2人を抱き抱える。
チビ蓮「ん~……」
チビ戒「ママァ……」
ニート「ほう、こうして見るとなかなか可愛らしいものだな」


ベイ「ここか!? その廃工場ってのは!!」
シュライバー「近くのって言ってたから間違いないよ!」
エレオノーレ「全く……、世話を焼かせおって!」
櫻井「兄さん! 藤井君! 助けに来たわよ!!」
ベアトリス「待って! 誰かいるわ」
ニート「……おや」
ルサルカ「なっ!?」
チビマッキー「……カール・クラフト」
ニート「一足遅かったようだな。だが案ずるな、2人ならぶ」



一同『お前の仕業かああああああああああああああ!!!!』(全員創造発動)



ニート「!!?Σ(゜□゜;)」
水銀「何をするのかね?私は彼らを……」創造による一斉攻撃を巧みに捌きながら
ルサルカ「嘘をおっしゃい!こんな愛らしい子たちに手を出すなんて!」
ベアトリス「許しません。この命に代えても貴方を葬ります!」
螢「燃え散りなさい!」
水銀「話を最後まで聞かないか」
水銀(まさかこのようなことになろうとは、この場は引くべきか?いや、そんなことをしてはマルグリットにまで
誤解されかねない。ここで彼らを捻るのも可能だが、それをやれば獣殿に宣戦布告してしまうことになる。どうするべきか)



ズルッ 水銀「あ」
避けたひょうしに手が滑って2人を落とした。



チビ蓮「わぶっ!」
チビ戒「痛い…」
ベアトリス「戒!」
螢「藤井君!」
水銀「ああ、大丈夫かね?二人とも。ふむ、少し擦り剥いているな。だが、大したことはない…ジッとして」
マリィ「……何をしているの?カリオストロ」

声に振り返ってみるとそこには静かに佇む女神の姿が

水銀「いや、マルグリット…これは……」
マリィ「……」
無言で近づくマリィ
水銀「マルグ――」


女神はメルクリを無言でスルーして蓮と戒を抱き上げ、立ち去っていった


水銀「マルグリット、頼むから話を!」必死で追いかける水銀。
マリィ「みんな……」
一同「は、はい!」今まで見せたことのない女神の無言の迫力<オーラ>の前に恐縮する。
マリィ「後はお願い……」
一同「ヤ、ヤヴォール!」
水銀「お願いだ待ってくれ、マルグリッ」
一同「創造<ブリアー>」先ほどよりも出力を上げて水銀めがけ集中砲火した。
水銀「ほぎゃああああああああああああああああ!!!!(;□;)」
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