Dies irae 総軍で楽しい?鍋パーティー

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プロローグ 鍋作りは突然に 黄金「よくぞ集まってくれたぞ、卿等」 蓮「・・・何なんだよ、いきなり呼び出して。」 グラズヘイムに呼び出された蓮、マリィ、香純、司狼、蛍、玲愛、エリーの7人。 黄金「ふむ。ふと我が総軍全員を労わろうと思ってな、何か良い物がないかと物思いに更けていたのだがなかなか良い物が浮かばなかった。」 蓮「・・・」 黄金「しかしな、ちょうどその時カインが『ナベ』という物について皆に語っていたのだ。」 蛍「兄さん・・・」 黄金「詳しく聞いたところ、『ナベ』とは一つの容器にスープと具材を入れ皆で囲み楽しみながら食べるというではないか。」 司狼「あー、間違っちゃーいねえなぁ、その解釈。」 黄金「我が総軍への労いはこれでよいと思ったまでは良いのだが、どうも我が爪牙たちはまともに調理ができる者が乏しくてな。そこで・・・」 黄金「卿等に我が爪牙たちへの調理方の伝授、そして総軍へのナベの準備を手伝ってもらいたい。」 - 蓮「無茶ぶりすぎんだろ」 -- 名無しさん (2012-05-25 20:38:27) - 司狼「いいぜ」悪戯を思いついたような悪童の笑みを浮かべながら 蓮「おい、司狼!」 -- 名無しさん (2012-05-25 21:05:24) - 司狼「とりあえず、蓮お前、むっつりスケベ(黒)とヒステリックなおばさん(赤)とこ行けw」 -- 名無しさん (2012-05-26 16:17:46) - エリー「じゃ、アンタは白い奴2人で」 -- 名無しさん (2012-05-26 16:55:07) - 司狼「お前は鍋を血で染めさせたいのか?」獣殿「案ずるな、我が双牙は食事中に無礼を働くような者たちではない。特にシュライバーは料理を携わる者としてそのような真似は断じて許さんよ。」 -- 名無しさん (2012-05-26 20:23:18) - 蓮「てゆーかおい!! マキナはともかく、何でルサルカの担当をしなきゃならないんだよ!?」 -- 名無しさん (2012-05-26 20:29:47) - 司狼「? 俺が言ったのはそっちじゃなくて赤騎士<ルベド>の方だ」蓮「…は?」 -- 名無しさん (2012-05-26 20:35:30) - 司狼「いいか蓮、バカスミ、先輩がいったら無駄に空気が悪くなる、アホタルは…まぁ兄貴と姉?ぽい奴と因縁関係、マリィちゃんは世界が世界なら喧嘩しそうで相性悪そうだし、エリーと組ませると確実にヤベェ」 -- 名無しさん (2012-05-27 04:21:57) - ↑ミス&続き司狼「わかるか、お前だけなんだよ、適任は」蓮の耳元で周りに(罵詈雑言?が)聞こえないように -- 名無しさん (2012-05-27 04:23:38) - 蓮「……わかったよ。他はどうするんだ。先輩は神父さんとシスター、櫻井は戒さんとベアトリスの所でいいとして。マリィと香純と本城はどうするんだ?まず分かってると思うが…」司狼「分かってる。マリィちゃんはあの変態の隣だけは何としても避けさせるし、あっちから来ようとしても阻止させる。あいつに関してはエリーが引き受けることになってる。俺じゃはあいつを相手に殺意を抑え込む自信がないからな。マリィちゃんとバカスミへの配役ついてもちゃんと考えてある」 -- 名無しさん (2012-05-27 04:39:10) - イザーク「父様、シュピーネが帰還しました。」 黄金「む。そうか。では次の物を買ってこさせるように。それと予定よりも少し遅れている。買い物のピッチを上げるようにとも言い含めておけ。」 イザーク「はい、父様。」 -- 名無しさん (2012-05-27 07:37:30) - 黄金「…なぁ、ところでツァラトゥストラ。恐らく、いやまず間違いなく危ないとは分かっているのだが一応聞いておく。我が友とマレウスが&quot;裸エプロン&quot;なるものについて語っていたのだが、…何だそれは。『私の女神に合う至高のエプロンを…』とか『これで悩・殺しちゃんだから』とか言っていたが」 -- 名無しさん (2012-05-27 14:26:04) - 蓮「一つ言っておく……間違ってもマリィをあの変態の元に絶対に近づけるな。さもないとせっかくの鍋の席にあいつの首が宙を舞うことになるぞ」黄金「…わかった。此度の食事の間は女神は卿に代わって私とイザークが責任を持って守ろう」司狼「こりゃ言うまでもなかったか……魔女(ルサルカ)と蜘蛛(シュピーネ)の予定通り太陽に照り付けさせるか」 -- 名無しさん (2012-05-27 16:53:24) - その頃 シュピーネ「はぁ...これだけ買い揃えればもういいでしょう・・・。」 イザーク「シュピーネ、次の食材と鍋を買ってこい。それと父様が買い物が遅いといっておられる。もっと早く終わらせよ。」 シュピーネ「ヤヴォール!・・・はぁパシリにはされる私の貯金は減る・・・その上あの顔ぶれで鍋などと・・・考えただけで狂いそうになる!!」 -- 名無しさん (2012-05-27 20:18:54) - 同刻 マレウス「う~んどれにしようかしら?蓮君の趣味ってどんなのかしら、どーせあのBLとか、ハイドリヒ卿がいるから蓮君来ないでしょうけど、うふふ、幼馴染ちゃんが来たら趣味を聞けるし、金髪巨乳美女なら『蓮君が喜ぶわよ』って言って一緒に特攻できるし。取り敢えず《アキハバラ》で色々取り揃えちゃったし、果報は寝て待って、てヤツ?」 -- 名無しさん (2012-05-28 01:30:23) - 所変わって シュピーネ「はぁ、またも買出しに来る羽目になるとは・・・ん?」 試食コーナーにて足を止めるシュピーネ 店員「こだわりのカレー鍋の素で作ったカレー鍋、ご試食いかがですかー」 シュピーネ「・・・これも買っていくか」 カレー鍋の素を手に取る シュピーネ「ええと、商品名は[元祖インド人カレー職人完全監修 インドカレー屋ハ・ジューン特製糞ウマい滅尽滅相カレー鍋の素]?」 -- 名無しさん (2012-05-28 23:45:04) - 裏面を見るシュピーネ(インドでは珍しい辛いカレー。日本のカレーに対するイメージに最も近いカレーを極限まで突き詰めた最悪最凶のカレーです。シェフのコメントを抜粋<麦茶?なんだそれは、要らんぞ塵が。消えて亡くなれよ。滅尽滅相~~~~!!>) -- 名無しさん (2012-05-29 00:16:55) - シュピーネ「店員さん」店員「なんでしょうか?」 シュピーネ「あなたが試食してくれませんか?」店員「へ?」 -- 名無しさん (2012-05-29 01:11:20) - その後、なかなか食べようとしない店員を人影の少ない場所に連れて行き聖遺物「辺獄舎の絞殺縄(ワルシャワ・ゲットー)」にて拘束。無理やり食べさせた結果・・・ -- 名無しさん (2012-05-29 20:07:22) - 店員「ああ、こんな至高の辛味を持つカレーを塵どもにも恵んであげる私はなんて素晴らしいんだろう。これを味わったものは私自身といっていい。だが、食さぬ者はそれはもう私ではない……故に誰もいらない!滅尽滅相!」絞殺縄を引きちぎらんとする勢いでシュピーネに襲い掛からんとするも、元々の格差からか引きちぎれず逆に自分の首を絞めることとなり自滅した。シュピーネ「……哀れな彼に変わってこのカレーも全部処分しておきましょう」 -- 名無しさん (2012-05-29 20:55:43) - 店内に戻るシュピーネ。しかしそこでは・・・「滅尽滅相!」 「他のカレーなどいらぬ」 「他の鍋などいらぬ」 シュピーネ「・・・」 -- 名無しさん (2012-05-29 21:33:13) - シュピーネ「形成<イェツラー>……辺獄舎の絞殺縄<ワルシャワ・ゲットー>」一人残さず、捕縛して落としていく。静寂となった店内……シュピーネ(こんな恐ろしいカレーはこの世に存在してはならない)食したものはもう戻れないだろうと判断し、店に火をつける。その後、スーパーの一つが謎の全焼を遂げるという悲劇のニュースがTV・新聞・ネットなどあらゆるメディアを通して広まった。 -- 名無しさん (2012-05-29 21:52:13) - 当然、後にグラズヘイム放送局からも放映されて、シュピーネさんが○祭りになったのはまた別の話。 -- 名無しさん (2012-05-31 00:47:15) - 数時間後……黄金「準備は完了したな」揃った参加者を睥睨しながら… 黄金「では、ここにこのメフィストフェレスの主催するナベパーティーを開催する。乾杯<プロージット>」 -- 名無しさん (2012-05-31 20:27:45) - 蓮「しかしすごい光景だな・・・」 ヴェヴェルスブルグ城大宴会ホールには黒円卓の面々、蓮たち、そして普段は城になっている一般髑髏(ハイドリヒ卿曰く「別に肉体付きで甦らせる事も難しくない。流出した時髪が付いてたり、服を着てる者もいただろう?我が愛を甘く見るなよ?」)たちがいた。 -- 名無しさん (2012-05-31 21:29:36) - 司狼「…で、この城はどうしたんだよ。このメンツに錬金術師なんていたかよ」半失笑気味に エリー「私が調べた限りではいなかったけどね。これだけ人員いれば何とかなるでしょ」ルサルカ&先輩(これだけ髑髏共がいれば、…)涎もしくは鼻血を流しながら -- 名無しさん (2012-05-31 21:46:02) - ↑ルサルカ&先輩(これだけ髑髏共がいれば、…ぐふふ) -- 名無しさん (2012-05-31 21:47:52) - ↑ルサルカ&先輩 「(これだけ髑髏共がいれば、…ぐふふ)」  &quot;()&quot;の使い方でつまずいた -- 名無しさん (2012-05-31 21:49:29) - 蓮「何て顔してるんだ二人とも?」ルサルカ&玲愛「!? な、なんでもないよ。蓮君(藤井君)」蓮「何でもって…」玲愛「それよりも藤井君、一緒に鍋の…・・」蓮「すみませんが、先約が……」マキナ「いくぞ、兄弟」エレオノーレ「ナベというもの教えてくれるのだろう?」ルサルカ&玲愛「……・」 -- 名無しさん (2012-06-01 20:12:47) - 玲愛、おもむろに携帯を取り出し電話を掛ける。ルサルカ「・・・どこに電話してるの?」 玲愛「ちょっと知り合いにカレー鍋の素を市販しているカレー屋さんがいるの。」 -- 名無しさん (2012-06-01 20:56:44) - だが――??「もうしわけありませんがお嬢さん。この街一帯の店すべてのアレは、処分させてもらいましたよ」 -- 名無しさん (2012-06-01 21:32:25) - 玲愛「何?」???『あのようなカレーが出回ってはこの街は滅びますからね。他の流通箇所も既に手配して押さえておきました』やがて携帯から聞こえていた声が背後から聞こえてくる シュピーネ「この祝宴を台無しにされては私にどんな八つ当たりが飛んでくるかわかりませんのでね。ではマレウス行きましょうか?』ルサルカ「ちょっとどこへ行くのよ!?」シュピーネ「どこってまだ聞いてないのですか?ナベのグループは私と」香純「早く~ルサルカ」後方で手を振っている。 -- 名無しさん (2012-06-01 22:14:09) - ルサルカ「な、香純はともかくなんであんたなんかと…」シュピーネ「そんなこと言われましてもハイドリヒ卿とツァラトゥストラが決めたことですし、意義があるならあのお二人に行ってください」ルサルカ「ハイドリヒ卿と蓮君が……」シュピーネ「お嬢さん、あなたの方にもお迎えが来てますよ」玲愛「え?」神父「さあ、久しぶりに三人でお食事しましょうかテレジアv」振り向くとそこにはにこやかな笑みを浮かべた神父が -- 名無しさん (2012-06-01 22:23:28) - リザ「今日はよろしくねv」 -- 名無しさん (2012-06-01 23:09:12) - 玲愛「グレてやろうかな…」神父さん&リザ「テレジア!(玲愛)!」 -- 名無しさん (2012-06-01 23:32:05) - 蓮「......なんだか先輩たちのほうは荒れてるみたいだな・・・。」 マキナ「兄弟よ」 エレオノーレ「私たちは何をすればよいのだ?」 -- 名無しさん (2012-06-02 14:54:04) - 蓮「で、二人ともどんな鍋が食いたいんだ?」 -- 名無しさん (2012-06-02 19:07:19) - マキナは黙って袋からとりだしたのは蛇やら見たこともない虫などが…… 蓮「却下だ!」マキナ「どれも食べられるものだ」エレオノーレ「マキナ、私もこのような場で野戦食は御免こうむる」マキナ「…そうか」材料を戻すマキナ。蓮には彼が淡々としながらも実際には肩を落としているのがよくわかった。 -- 名無しさん (2012-06-02 22:33:15) - ~そのころ~ シュライバー「この間、ハイドリヒ卿と同じ名前の主人公が出てくるアニメで言っていた料理を試してみよう」 ベイ「フリカッセにトマトドバドバ入れてんじゃねえぇぇぇえ!!」 司狼「うわ…喰いたくねえ……」 -- 名無しさん (2012-06-02 23:06:41) - シュライバー「えー、別にいいじゃんか、ケチャップ入れるのもあるし」 ベイ「加工したのとそのままとじゃ全然意味が違うんだよこのクソッタレェェェェェ!」 -- 名無しさん (2012-06-03 17:53:32) - 螢(あの手の連中に鍋を理解しろというのは最初っから無理があるのよ)蓮たちや司狼たちのグループを見ながら 螢「もっともこっちは」戒「ベアトリス。捕りすぎだよ」ベアトリス「そんなこと言われてもハシなんてとても使えないんだから仕方ないでしょ」大きいお玉で具の大半を救い上げる。 -- 名無しさん (2012-06-03 21:25:04) - 戒「まったく、ベアトリスは・・・」 ダイコンをとって 戒「はいベアトリス、アーン」 ベアトリス「・・・///」 蛍「・・・」 ベアトリス「・・・あ~ん///」 戒「おいしいかい?」 ベアトリス「・・・うんッ///」 -- 名無しさん (2012-06-03 21:37:02) - 水銀「一つ聞きたいことがある」エリー「何かしら?」水銀「この席にどうしてマルグリットがいない?」エリー「他の御嬢さんたちがあなたの息子くんと一緒に食べたいのを我慢して別々の席に座ってるのよ。いい大人なら駄々をこねない。それとも私じゃ不満?」 -- 名無しさん (2012-06-03 22:29:00) - 水銀「………(ふぅ)」心の中でため息を吐く。 -- 名無しさん (2012-06-04 19:25:08) - エリー「・・・あんた、なんか失礼なこと考えてるでしょ?」 -- 名無しさん (2012-06-04 21:25:38) - 水銀「いや、君が悪いというつもりはないよ。だが我が女神の事情はまだ理解できる。なら獣殿までなぜ私を遠ざけたのだと…」エリー「いくら仲の良い親友でも四六時中一緒じゃ疲れてくるもんでしょ。それにあんたと一緒じゃ息子の機嫌を損ねて空気が悪くなっちゃうだろうし…」 -- 名無しさん (2012-06-04 23:48:03) - 水銀「私がいなければイザーク、君も獣殿の子として生を受けることはなかったのだぞ……」 -- 名無しさん (2012-06-05 23:14:01) - エリー「イザーク、『カール・クラフトさえいなければ父上はもっと良い人生を送れたものを』って外見年齢15歳?とは思えない鬼の形相を向けてたけど、あんたらが話してる時に物陰から」 -- 名無しさん (2012-06-06 09:15:39) - と同時に虚空より声が響く「Dieser Mann wohnte in den Gruften, …」 -- 名無しさん (2012-06-06 09:19:41) - 極大の憎悪が水銀の(不用意な)一言に反応した。 -- 名無しさん (2012-06-06 09:20:55) - ドゴォン マリィ「あっちですごい音がしてるけど何かあったの?」イザーク「何でもない」黄金「イザーク、確かにあれの言ったことは卿には許しがたいだろう。しかしあの出会いがなくば卿という子に恵まれなかったのもまた事実だ。過ぎ去ってしまった過去よりも今を楽しむがよい」イザーク「…はい、父様」 -- 名無しさん (2012-06-06 20:41:43) - ザミエル「ハイドリヒ卿、ご多忙とお見えしますが少し宜しいでしょうか」四角四面な物言いで -- 名無しさん (2012-06-06 22:15:15) - ザミエル「その、…ツァラトゥストラとマキナが我が鍋を食して、美味であるからハイドリヒ卿にも少し味見をしてもらえ、と申しまして」少し顔色が変化して -- 名無しさん (2012-06-06 22:17:49) - ザミエル「此度が初めての鍋ですのでお口に合うかわからないのですが、あの二人に『あいつに食わせられるレベルを食わせろ』と抜かされまして…その…」明らかに口調に乱れが出始めた。 -- 名無しさん (2012-06-06 22:20:07) - 一方「よかったのか?」とつぶやくマキナ 「ああ、いいんだよ。あいつがいると求められるレベルが高くなるからな。流石に野戦食は無理だがある程度気楽にやりたい」若干嘆息しながら言葉を吐く戦友にマキナは無言で肯定した -- 名無しさん (2012-06-06 23:40:08) - 黄金「そうか、では戴こうか」ザミエル「!……はっ。お召し上がりください」そう言って赤騎士の鍋を食する黄金は目を見開き 黄金「これは……」ザミエル「いかがなさいました?」 -- 名無しさん (2012-06-07 23:56:23) - 黄金「私の気のせいかもしれんが、些か味が濃いようにも思えるな。何か味を隠したいような食物でも見たのかね。…否、詮索は止そう。それより卿は最後に味見をしたのか?さぁ」そう言って黄金の君は華麗な箸裁きで赤騎士の口元に具材を運ぶ。「食すが良い」 -- 名無しさん (2012-06-09 01:26:55) - ザミエル「!!!?Σ(゜□゜;)」 -- 名無しさん (2012-06-09 18:27:20) - ザミエル「ハ、ハイドリッヒ卿。そ、そんな恐れ多い…」黄金「何をしている。私が食せと言っているのだ」 -- 名無しさん (2012-06-14 20:54:51) - と、その時。 -- 名無しさん (2012-06-14 21:11:41) - シスコン「オラァッ!! ちょこまか逃げてんじゃねぇぞ、シュライバァァァァァアアアー!!!!」 ワンコ「あははは、何だよー、ベイ。良いじゃんかー、ちょっと位。そんなにトマト嫌いなのー?」 片や鬼の形相で、片や天使の笑顔で。ともに形成しハイドリヒ卿の差し出していた箸と具材を吹き飛ばして通過していく。 -- 名無しさん (2012-06-14 21:16:11) - 処女「…き、貴様らぁっ!! ムスペルヘイム、レーヴァ」黄金「待て」 処女「!!!?Σ(゜□゜;)」黄金「今日は苦労をねぎらうことが目的だ。故、多少の荒事は興として認めよう。彼らには中々自由を与えてやることが出来ていなかったしな。」 -- 名無しさん (2012-06-14 21:19:55) - 処女「しょ、承知致しました。(…これは、助かったのか、それとも損をしたのか?)」 黄金「ふむ。では、味見し給え。」そう言って箸を鍋に…処女「!!…ハイドリヒ卿、私も箸は使えますので。」 -- 名無しさん (2012-06-14 21:23:34) - ???「…ふふカイン、ベアトリス、お願い」僅かに時間を遡り、とあるFカップは赤騎士に聞こえないように意地悪そうな笑みを浮かべて、彼女の縁者に指示を送っていた。ベアトリス「ふ、ふ、ふ。日頃のきっつーい稽古の&quot;御礼&quot;しなくちゃですね。」カイン「あの、僕はそんなに関係ないんじゃ、何か物凄い思念をこの世界でない所から感じるし、嫌なんだけど」 -- メル専 (2012-06-15 23:58:13) - ???「そういえば、螢ちゃん。前に彼女に少しだけ黄金錬成でもめたことがあったけど」カイン「そうだねベアトリス、僕からも&quot;御礼&quot;をしなくてはならないようだ。」猫の如くに目を光らせているベアトリスに対して何時になくまじめな面持ちで意気込みを語る。 -- メル専 (2012-06-16 00:01:11) - 処女「!!…ハイドリヒ卿、私も箸は使えますので。」 処女「では…」ベアトリス「どれどれ、私にも味見させてください、少佐」とベイ・シュライバーに気を取られていた赤騎士の背後から若干押す力を加えて飛び掛かる。 -- メル専 (2012-06-16 00:06:03) - 処女「!!?貴様、キルヒアイゼン!!」勿論とびっきりの裏拳がベアトリスの右頬に直撃する。ベアトリス「ぶはぁっ」思い切りのいい量の鼻血を撒き散らしながら後方に吹き飛ばされるベアトリスを受け止めたのは他ならぬ、カイン「全く。駄目じゃないか、いきなりは失礼だよ。すみませんザミエル卿。」…まぁ彼しかいないか -- 名無しさん (2012-06-16 00:11:25) - カイン「はぁ、全くこんなに血が出てるじゃないか。さ」とハンカチを出しベアトリスに渡す。ベアトリス「…あ」とベアトリスは何かに気がついた。 -- 名無しさん (2012-06-16 00:13:02) - ベアトリス「は、ハイドリヒ卿、すすすすみません。折角のオーダーメード純シルクの召し物を…」ラインハルトの自慢?の服に赤い染みが付いていた。黄金「ははは、いや構わん。なかなか見れぬ光景だ。これもまた未知」と、器の大きさを窺わせる言葉を口にし、カイン「しかし、お顔にも血が付いています。これを」と言ってラインハルトにハンカチを渡した。 -- 名無しさん (2012-06-16 00:17:58) - そして、ここまで二人の計画通り。 -- 名無しさん (2012-06-16 00:18:27) - ラインハルト、ザミエル、ベアトリスの位置は直線上に並ぶ。ベアトリスが血を流し、ラインハルトの服、顔に血が飛んだ。ではザミエル卿は?当然、黄金「む、ザミエル。卿にも血が付いているな、どれ」とラインハルトはザミエルに指摘し、その手に渡されたハンカチを前に出し -- メル専 (2012-06-16 00:21:39) - 処女「!!おい、小娘。ハイドリヒ卿を煩わせる気か。」とベアトリスに訴えるのだが、ベアトリス「ずみません。鼻血が止まらなくで」止まらぬ流血を止血せんと鼻をハンカチで押さえていた。当然ハンカチは使い物になる状態ではない。 -- メル専 (2012-06-16 00:24:23) - 黄金「流石に、あれは使えまい。ん?」黄金はもう一つの事実に気付いた。それは裏拳の勢いでザミエル卿の背中にも血が飛んでいるということ。流石にこれではうまく拭けないだろう。 -- メル専 (2012-06-16 00:27:00) - ラインハルト(ザミエルは普段から私に多大に貢献している。労うというなら彼女こそ優先すべきだろう)「ザミエル、私が拭こう。」処女「!!いえ、自分でこれ位…!!」 -- メル専 (2012-06-16 00:29:50) - 司狼「うっわ、ラインハルトの命令拒んでるよ。意っ外~」そこに、ベイとシュライバーを(ぶっちゃけ違うが)追いかけてきた司狼が追い打ちをかける。 -- メル専 (2012-06-16 00:33:43) - 一方 ゲルリッツ「3人一緒なのはあの時以来だな」 ブラウナー「そうですね、あの時俺とシュミットはすぐやられちゃいましたしね」 シュミット「・・・ハハ」 ゲルリッツ「まぁ、こんな時でしか顔を合わせられないんだ、今は楽しくこの鍋という物を・・・」 ベイ「待ちやがれシュライバァァァァァ!!」 シュライバー「や~なこったよベイ」 序盤の脇役三人組鍋を吹っ飛ばすシュライバー、ついで正面にいたゲルリッツも ゲルリッツ「グハァ!!・・・シュミット、ブラウナー・・・」 しかしそこにはベイの闇の賜物によって無残に総身を突き刺されられた二人が…ゲルリッツ「シュライバー、少佐殿・・・」すでに離れていく白騎士の背中見ながら自身の不幸を呪うゲルリッツであった -- 名無しさん (2012-06-23 21:01:43) - 黄金「卿もなかなかに災難な男だな…」 -- 名無しさん (2012-10-07 05:03:12) - 직관력이 있어 강한 에너지를 가지고 있는 사람은 이 영역에서 액세스하고  질문하고 거기에 있는 어떤 정보라도 입수할 수 있는 직관력이 있는 사람간이  다른 인간과 연결되면 인간끼리는 이런 식으로 서로 결부되어 있기 때문에 정보를 일상적으로 받게 된다  확실히 나타냄나라토로지 텍스트 -- 他化自在天喇叭 (2013-03-14 23:32:59) - 鍋パーティーは騒がしくも進むが、どんな宴も終わりがあるもの。楽しい時間はすぐにすぎる。 -- 名無しさん (2013-08-01 02:45:32) - 宴の最後に、黄金の獣が立ち上がる。 -- 名無しさん (2013-08-01 21:00:58) - 盛大に騒いでいた面々もその姿に敬礼を持って向き直る。 黄金「我が愛し子らよ、今宵の宴、心より楽しんだのならば、私もまたその価値を心に留め様。だが、宴は終わりを告げるものだ、名残惜しいが次の宴において更なる躍進を遂げるためにその牙を磨くが良い」 -- 名無しさん (2013-08-01 21:03:23) - 荘厳なる獣の言葉に爪牙達の心も躍り、猛る。 黄金「では、最後の幕を引こう――――私はお前達を全てを愛している!! ――故に、またこの愛しき時間を何度でも繰り返そう!!! 次なる宴の為に、今宵は眠るがよい」 その言葉と共に宴は終わりを告げる。 -- 名無しさん (2013-08-01 21:05:21) - 熱気冷めやらぬものは外に繰り出し、疲れ果てた物は眠りに戻る、だが全ての者の胸の中に確かな満足が生まれていただろう。 ――それでは、次の宴の時にまた会おう。 -- 名無しさん (2013-08-01 21:06:34) #comment()
プロローグ 鍋作りは突然に 黄金「よくぞ集まってくれたぞ、卿等」 蓮「・・・何なんだよ、いきなり呼び出して。」 グラズヘイムに呼び出された蓮、マリィ、香純、司狼、蛍、玲愛、エリーの7人。 黄金「ふむ。ふと我が総軍全員を労わろうと思ってな、何か良い物がないかと物思いに更けていたのだがなかなか良い物が浮かばなかった。」 蓮「・・・」 黄金「しかしな、ちょうどその時カインが『ナベ』という物について皆に語っていたのだ。」 蛍「兄さん・・・」 黄金「詳しく聞いたところ、『ナベ』とは一つの容器にスープと具材を入れ皆で囲み楽しみながら食べるというではないか。」 司狼「あー、間違っちゃーいねえなぁ、その解釈。」 黄金「我が総軍への労いはこれでよいと思ったまでは良いのだが、どうも我が爪牙たちはまともに調理ができる者が乏しくてな。そこで・・・」 黄金「卿等に我が爪牙たちへの調理方の伝授、そして総軍へのナベの準備を手伝ってもらいたい。」 - 蓮「無茶ぶりすぎんだろ」 -- 名無しさん (2012-05-25 20:38:27) - 司狼「いいぜ」悪戯を思いついたような悪童の笑みを浮かべながら 蓮「おい、司狼!」 -- 名無しさん (2012-05-25 21:05:24) - 司狼「とりあえず、蓮お前、むっつりスケベ(黒)とヒステリックなおばさん(赤)とこ行けw」 -- 名無しさん (2012-05-26 16:17:46) - エリー「じゃ、アンタは白い奴2人で」 -- 名無しさん (2012-05-26 16:55:07) - 司狼「お前は鍋を血で染めさせたいのか?」獣殿「案ずるな、我が双牙は食事中に無礼を働くような者たちではない。特にシュライバーは料理を携わる者としてそのような真似は断じて許さんよ。」 -- 名無しさん (2012-05-26 20:23:18) - 蓮「てゆーかおい!! マキナはともかく、何でルサルカの担当をしなきゃならないんだよ!?」 -- 名無しさん (2012-05-26 20:29:47) - 司狼「? 俺が言ったのはそっちじゃなくて赤騎士<ルベド>の方だ」蓮「…は?」 -- 名無しさん (2012-05-26 20:35:30) - 司狼「いいか蓮、バカスミ、先輩がいったら無駄に空気が悪くなる、アホタルは…まぁ兄貴と姉?ぽい奴と因縁関係、マリィちゃんは世界が世界なら喧嘩しそうで相性悪そうだし、エリーと組ませると確実にヤベェ」 -- 名無しさん (2012-05-27 04:21:57) - ↑ミス&続き司狼「わかるか、お前だけなんだよ、適任は」蓮の耳元で周りに(罵詈雑言?が)聞こえないように -- 名無しさん (2012-05-27 04:23:38) - 蓮「……わかったよ。他はどうするんだ。先輩は神父さんとシスター、櫻井は戒さんとベアトリスの所でいいとして。マリィと香純と本城はどうするんだ?まず分かってると思うが…」司狼「分かってる。マリィちゃんはあの変態の隣だけは何としても避けさせるし、あっちから来ようとしても阻止させる。あいつに関してはエリーが引き受けることになってる。俺じゃはあいつを相手に殺意を抑え込む自信がないからな。マリィちゃんとバカスミへの配役ついてもちゃんと考えてある」 -- 名無しさん (2012-05-27 04:39:10) - イザーク「父様、シュピーネが帰還しました。」 黄金「む。そうか。では次の物を買ってこさせるように。それと予定よりも少し遅れている。買い物のピッチを上げるようにとも言い含めておけ。」 イザーク「はい、父様。」 -- 名無しさん (2012-05-27 07:37:30) - 黄金「…なぁ、ところでツァラトゥストラ。恐らく、いやまず間違いなく危ないとは分かっているのだが一応聞いておく。我が友とマレウスが&quot;裸エプロン&quot;なるものについて語っていたのだが、…何だそれは。『私の女神に合う至高のエプロンを…』とか『これで悩・殺しちゃんだから』とか言っていたが」 -- 名無しさん (2012-05-27 14:26:04) - 蓮「一つ言っておく……間違ってもマリィをあの変態の元に絶対に近づけるな。さもないとせっかくの鍋の席にあいつの首が宙を舞うことになるぞ」黄金「…わかった。此度の食事の間は女神は卿に代わって私とイザークが責任を持って守ろう」司狼「こりゃ言うまでもなかったか……魔女(ルサルカ)と蜘蛛(シュピーネ)の予定通り太陽に照り付けさせるか」 -- 名無しさん (2012-05-27 16:53:24) - その頃 シュピーネ「はぁ...これだけ買い揃えればもういいでしょう・・・。」 イザーク「シュピーネ、次の食材と鍋を買ってこい。それと父様が買い物が遅いといっておられる。もっと早く終わらせよ。」 シュピーネ「ヤヴォール!・・・はぁパシリにはされる私の貯金は減る・・・その上あの顔ぶれで鍋などと・・・考えただけで狂いそうになる!!」 -- 名無しさん (2012-05-27 20:18:54) - 同刻 マレウス「う~んどれにしようかしら?蓮君の趣味ってどんなのかしら、どーせあのBLとか、ハイドリヒ卿がいるから蓮君来ないでしょうけど、うふふ、幼馴染ちゃんが来たら趣味を聞けるし、金髪巨乳美女なら『蓮君が喜ぶわよ』って言って一緒に特攻できるし。取り敢えず《アキハバラ》で色々取り揃えちゃったし、果報は寝て待って、てヤツ?」 -- 名無しさん (2012-05-28 01:30:23) - 所変わって シュピーネ「はぁ、またも買出しに来る羽目になるとは・・・ん?」 試食コーナーにて足を止めるシュピーネ 店員「こだわりのカレー鍋の素で作ったカレー鍋、ご試食いかがですかー」 シュピーネ「・・・これも買っていくか」 カレー鍋の素を手に取る シュピーネ「ええと、商品名は[元祖インド人カレー職人完全監修 インドカレー屋ハ・ジューン特製糞ウマい滅尽滅相カレー鍋の素]?」 -- 名無しさん (2012-05-28 23:45:04) - 裏面を見るシュピーネ(インドでは珍しい辛いカレー。日本のカレーに対するイメージに最も近いカレーを極限まで突き詰めた最悪最凶のカレーです。シェフのコメントを抜粋<麦茶?なんだそれは、要らんぞ塵が。消えて亡くなれよ。滅尽滅相~~~~!!>) -- 名無しさん (2012-05-29 00:16:55) - シュピーネ「店員さん」店員「なんでしょうか?」 シュピーネ「あなたが試食してくれませんか?」店員「へ?」 -- 名無しさん (2012-05-29 01:11:20) - その後、なかなか食べようとしない店員を人影の少ない場所に連れて行き聖遺物「辺獄舎の絞殺縄(ワルシャワ・ゲットー)」にて拘束。無理やり食べさせた結果・・・ -- 名無しさん (2012-05-29 20:07:22) - 店員「ああ、こんな至高の辛味を持つカレーを塵どもにも恵んであげる私はなんて素晴らしいんだろう。これを味わったものは私自身といっていい。だが、食さぬ者はそれはもう私ではない……故に誰もいらない!滅尽滅相!」絞殺縄を引きちぎらんとする勢いでシュピーネに襲い掛からんとするも、元々の格差からか引きちぎれず逆に自分の首を絞めることとなり自滅した。シュピーネ「……哀れな彼に変わってこのカレーも全部処分しておきましょう」 -- 名無しさん (2012-05-29 20:55:43) - 店内に戻るシュピーネ。しかしそこでは・・・「滅尽滅相!」 「他のカレーなどいらぬ」 「他の鍋などいらぬ」 シュピーネ「・・・」 -- 名無しさん (2012-05-29 21:33:13) - シュピーネ「形成<イェツラー>……辺獄舎の絞殺縄<ワルシャワ・ゲットー>」一人残さず、捕縛して落としていく。静寂となった店内……シュピーネ(こんな恐ろしいカレーはこの世に存在してはならない)食したものはもう戻れないだろうと判断し、店に火をつける。その後、スーパーの一つが謎の全焼を遂げるという悲劇のニュースがTV・新聞・ネットなどあらゆるメディアを通して広まった。 -- 名無しさん (2012-05-29 21:52:13) - 当然、後にグラズヘイム放送局からも放映されて、シュピーネさんが○祭りになったのはまた別の話。 -- 名無しさん (2012-05-31 00:47:15) - 数時間後……黄金「準備は完了したな」揃った参加者を睥睨しながら… 黄金「では、ここにこのメフィストフェレスの主催するナベパーティーを開催する。乾杯<プロージット>」 -- 名無しさん (2012-05-31 20:27:45) - 蓮「しかしすごい光景だな・・・」 ヴェヴェルスブルグ城大宴会ホールには黒円卓の面々、蓮たち、そして普段は城になっている一般髑髏(ハイドリヒ卿曰く「別に肉体付きで甦らせる事も難しくない。流出した時髪が付いてたり、服を着てる者もいただろう?我が愛を甘く見るなよ?」)たちがいた。 -- 名無しさん (2012-05-31 21:29:36) - 司狼「…で、この城はどうしたんだよ。このメンツに錬金術師なんていたかよ」半失笑気味に エリー「私が調べた限りではいなかったけどね。これだけ人員いれば何とかなるでしょ」ルサルカ&先輩(これだけ髑髏共がいれば、…)涎もしくは鼻血を流しながら -- 名無しさん (2012-05-31 21:46:02) - ↑ルサルカ&先輩(これだけ髑髏共がいれば、…ぐふふ) -- 名無しさん (2012-05-31 21:47:52) - ↑ルサルカ&先輩 「(これだけ髑髏共がいれば、…ぐふふ)」  &quot;()&quot;の使い方でつまずいた -- 名無しさん (2012-05-31 21:49:29) - 蓮「何て顔してるんだ二人とも?」ルサルカ&玲愛「!? な、なんでもないよ。蓮君(藤井君)」蓮「何でもって…」玲愛「それよりも藤井君、一緒に鍋の…・・」蓮「すみませんが、先約が……」マキナ「いくぞ、兄弟」エレオノーレ「ナベというもの教えてくれるのだろう?」ルサルカ&玲愛「……・」 -- 名無しさん (2012-06-01 20:12:47) - 玲愛、おもむろに携帯を取り出し電話を掛ける。ルサルカ「・・・どこに電話してるの?」 玲愛「ちょっと知り合いにカレー鍋の素を市販しているカレー屋さんがいるの。」 -- 名無しさん (2012-06-01 20:56:44) - だが――??「もうしわけありませんがお嬢さん。この街一帯の店すべてのアレは、処分させてもらいましたよ」 -- 名無しさん (2012-06-01 21:32:25) - 玲愛「何?」???『あのようなカレーが出回ってはこの街は滅びますからね。他の流通箇所も既に手配して押さえておきました』やがて携帯から聞こえていた声が背後から聞こえてくる シュピーネ「この祝宴を台無しにされては私にどんな八つ当たりが飛んでくるかわかりませんのでね。ではマレウス行きましょうか?』ルサルカ「ちょっとどこへ行くのよ!?」シュピーネ「どこってまだ聞いてないのですか?ナベのグループは私と」香純「早く~ルサルカ」後方で手を振っている。 -- 名無しさん (2012-06-01 22:14:09) - ルサルカ「な、香純はともかくなんであんたなんかと…」シュピーネ「そんなこと言われましてもハイドリヒ卿とツァラトゥストラが決めたことですし、意義があるならあのお二人に行ってください」ルサルカ「ハイドリヒ卿と蓮君が……」シュピーネ「お嬢さん、あなたの方にもお迎えが来てますよ」玲愛「え?」神父「さあ、久しぶりに三人でお食事しましょうかテレジアv」振り向くとそこにはにこやかな笑みを浮かべた神父が -- 名無しさん (2012-06-01 22:23:28) - リザ「今日はよろしくねv」 -- 名無しさん (2012-06-01 23:09:12) - 玲愛「グレてやろうかな…」神父さん&リザ「テレジア!(玲愛)!」 -- 名無しさん (2012-06-01 23:32:05) - 蓮「......なんだか先輩たちのほうは荒れてるみたいだな・・・。」 マキナ「兄弟よ」 エレオノーレ「私たちは何をすればよいのだ?」 -- 名無しさん (2012-06-02 14:54:04) - 蓮「で、二人ともどんな鍋が食いたいんだ?」 -- 名無しさん (2012-06-02 19:07:19) - マキナは黙って袋からとりだしたのは蛇やら見たこともない虫などが…… 蓮「却下だ!」マキナ「どれも食べられるものだ」エレオノーレ「マキナ、私もこのような場で野戦食は御免こうむる」マキナ「…そうか」材料を戻すマキナ。蓮には彼が淡々としながらも実際には肩を落としているのがよくわかった。 -- 名無しさん (2012-06-02 22:33:15) - ~そのころ~ シュライバー「この間、ハイドリヒ卿と同じ名前の主人公が出てくるアニメで言っていた料理を試してみよう」 ベイ「フリカッセにトマトドバドバ入れてんじゃねえぇぇぇえ!!」 司狼「うわ…喰いたくねえ……」 -- 名無しさん (2012-06-02 23:06:41) - シュライバー「えー、別にいいじゃんか、ケチャップ入れるのもあるし」 ベイ「加工したのとそのままとじゃ全然意味が違うんだよこのクソッタレェェェェェ!」 -- 名無しさん (2012-06-03 17:53:32) - 螢(あの手の連中に鍋を理解しろというのは最初っから無理があるのよ)蓮たちや司狼たちのグループを見ながら 螢「もっともこっちは」戒「ベアトリス。捕りすぎだよ」ベアトリス「そんなこと言われてもハシなんてとても使えないんだから仕方ないでしょ」大きいお玉で具の大半を救い上げる。 -- 名無しさん (2012-06-03 21:25:04) - 戒「まったく、ベアトリスは・・・」 ダイコンをとって 戒「はいベアトリス、アーン」 ベアトリス「・・・///」 蛍「・・・」 ベアトリス「・・・あ~ん///」 戒「おいしいかい?」 ベアトリス「・・・うんッ///」 -- 名無しさん (2012-06-03 21:37:02) - 水銀「一つ聞きたいことがある」エリー「何かしら?」水銀「この席にどうしてマルグリットがいない?」エリー「他の御嬢さんたちがあなたの息子くんと一緒に食べたいのを我慢して別々の席に座ってるのよ。いい大人なら駄々をこねない。それとも私じゃ不満?」 -- 名無しさん (2012-06-03 22:29:00) - 水銀「………(ふぅ)」心の中でため息を吐く。 -- 名無しさん (2012-06-04 19:25:08) - エリー「・・・あんた、なんか失礼なこと考えてるでしょ?」 -- 名無しさん (2012-06-04 21:25:38) - 水銀「いや、君が悪いというつもりはないよ。だが我が女神の事情はまだ理解できる。なら獣殿までなぜ私を遠ざけたのだと…」エリー「いくら仲の良い親友でも四六時中一緒じゃ疲れてくるもんでしょ。それにあんたと一緒じゃ息子の機嫌を損ねて空気が悪くなっちゃうだろうし…」 -- 名無しさん (2012-06-04 23:48:03) - 水銀「私がいなければイザーク、君も獣殿の子として生を受けることはなかったのだぞ……」 -- 名無しさん (2012-06-05 23:14:01) - エリー「イザーク、『カール・クラフトさえいなければ父上はもっと良い人生を送れたものを』って外見年齢15歳?とは思えない鬼の形相を向けてたけど、あんたらが話してる時に物陰から」 -- 名無しさん (2012-06-06 09:15:39) - と同時に虚空より声が響く「Dieser Mann wohnte in den Gruften, …」 -- 名無しさん (2012-06-06 09:19:41) - 極大の憎悪が水銀の(不用意な)一言に反応した。 -- 名無しさん (2012-06-06 09:20:55) - ドゴォン マリィ「あっちですごい音がしてるけど何かあったの?」イザーク「何でもない」黄金「イザーク、確かにあれの言ったことは卿には許しがたいだろう。しかしあの出会いがなくば卿という子に恵まれなかったのもまた事実だ。過ぎ去ってしまった過去よりも今を楽しむがよい」イザーク「…はい、父様」 -- 名無しさん (2012-06-06 20:41:43) - ザミエル「ハイドリヒ卿、ご多忙とお見えしますが少し宜しいでしょうか」四角四面な物言いで -- 名無しさん (2012-06-06 22:15:15) - ザミエル「その、…ツァラトゥストラとマキナが我が鍋を食して、美味であるからハイドリヒ卿にも少し味見をしてもらえ、と申しまして」少し顔色が変化して -- 名無しさん (2012-06-06 22:17:49) - ザミエル「此度が初めての鍋ですのでお口に合うかわからないのですが、あの二人に『あいつに食わせられるレベルを食わせろ』と抜かされまして…その…」明らかに口調に乱れが出始めた。 -- 名無しさん (2012-06-06 22:20:07) - 一方「よかったのか?」とつぶやくマキナ 「ああ、いいんだよ。あいつがいると求められるレベルが高くなるからな。流石に野戦食は無理だがある程度気楽にやりたい」若干嘆息しながら言葉を吐く戦友にマキナは無言で肯定した -- 名無しさん (2012-06-06 23:40:08) - 黄金「そうか、では戴こうか」ザミエル「!……はっ。お召し上がりください」そう言って赤騎士の鍋を食する黄金は目を見開き 黄金「これは……」ザミエル「いかがなさいました?」 -- 名無しさん (2012-06-07 23:56:23) - 黄金「私の気のせいかもしれんが、些か味が濃いようにも思えるな。何か味を隠したいような食物でも見たのかね。…否、詮索は止そう。それより卿は最後に味見をしたのか?さぁ」そう言って黄金の君は華麗な箸裁きで赤騎士の口元に具材を運ぶ。「食すが良い」 -- 名無しさん (2012-06-09 01:26:55) - ザミエル「!!!?Σ(゜□゜;)」 -- 名無しさん (2012-06-09 18:27:20) - ザミエル「ハ、ハイドリッヒ卿。そ、そんな恐れ多い…」黄金「何をしている。私が食せと言っているのだ」 -- 名無しさん (2012-06-14 20:54:51) - と、その時。 -- 名無しさん (2012-06-14 21:11:41) - シスコン「オラァッ!! ちょこまか逃げてんじゃねぇぞ、シュライバァァァァァアアアー!!!!」 ワンコ「あははは、何だよー、ベイ。良いじゃんかー、ちょっと位。そんなにトマト嫌いなのー?」 片や鬼の形相で、片や天使の笑顔で。ともに形成しハイドリヒ卿の差し出していた箸と具材を吹き飛ばして通過していく。 -- 名無しさん (2012-06-14 21:16:11) - 処女「…き、貴様らぁっ!! ムスペルヘイム、レーヴァ」黄金「待て」 処女「!!!?Σ(゜□゜;)」黄金「今日は苦労をねぎらうことが目的だ。故、多少の荒事は興として認めよう。彼らには中々自由を与えてやることが出来ていなかったしな。」 -- 名無しさん (2012-06-14 21:19:55) - 処女「しょ、承知致しました。(…これは、助かったのか、それとも損をしたのか?)」 黄金「ふむ。では、味見し給え。」そう言って箸を鍋に…処女「!!…ハイドリヒ卿、私も箸は使えますので。」 -- 名無しさん (2012-06-14 21:23:34) - ???「…ふふカイン、ベアトリス、お願い」僅かに時間を遡り、とあるFカップは赤騎士に聞こえないように意地悪そうな笑みを浮かべて、彼女の縁者に指示を送っていた。ベアトリス「ふ、ふ、ふ。日頃のきっつーい稽古の&quot;御礼&quot;しなくちゃですね。」カイン「あの、僕はそんなに関係ないんじゃ、何か物凄い思念をこの世界でない所から感じるし、嫌なんだけど」 -- メル専 (2012-06-15 23:58:13) - ???「そういえば、螢ちゃん。前に彼女に少しだけ黄金錬成でもめたことがあったけど」カイン「そうだねベアトリス、僕からも&quot;御礼&quot;をしなくてはならないようだ。」猫の如くに目を光らせているベアトリスに対して何時になくまじめな面持ちで意気込みを語る。 -- メル専 (2012-06-16 00:01:11) - 処女「!!…ハイドリヒ卿、私も箸は使えますので。」 処女「では…」ベアトリス「どれどれ、私にも味見させてください、少佐」とベイ・シュライバーに気を取られていた赤騎士の背後から若干押す力を加えて飛び掛かる。 -- メル専 (2012-06-16 00:06:03) - 処女「!!?貴様、キルヒアイゼン!!」勿論とびっきりの裏拳がベアトリスの右頬に直撃する。ベアトリス「ぶはぁっ」思い切りのいい量の鼻血を撒き散らしながら後方に吹き飛ばされるベアトリスを受け止めたのは他ならぬ、カイン「全く。駄目じゃないか、いきなりは失礼だよ。すみませんザミエル卿。」…まぁ彼しかいないか -- 名無しさん (2012-06-16 00:11:25) - カイン「はぁ、全くこんなに血が出てるじゃないか。さ」とハンカチを出しベアトリスに渡す。ベアトリス「…あ」とベアトリスは何かに気がついた。 -- 名無しさん (2012-06-16 00:13:02) - ベアトリス「は、ハイドリヒ卿、すすすすみません。折角のオーダーメード純シルクの召し物を…」ラインハルトの自慢?の服に赤い染みが付いていた。黄金「ははは、いや構わん。なかなか見れぬ光景だ。これもまた未知」と、器の大きさを窺わせる言葉を口にし、カイン「しかし、お顔にも血が付いています。これを」と言ってラインハルトにハンカチを渡した。 -- 名無しさん (2012-06-16 00:17:58) - そして、ここまで二人の計画通り。 -- 名無しさん (2012-06-16 00:18:27) - ラインハルト、ザミエル、ベアトリスの位置は直線上に並ぶ。ベアトリスが血を流し、ラインハルトの服、顔に血が飛んだ。ではザミエル卿は?当然、黄金「む、ザミエル。卿にも血が付いているな、どれ」とラインハルトはザミエルに指摘し、その手に渡されたハンカチを前に出し -- メル専 (2012-06-16 00:21:39) - 処女「!!おい、小娘。ハイドリヒ卿を煩わせる気か。」とベアトリスに訴えるのだが、ベアトリス「ずみません。鼻血が止まらなくで」止まらぬ流血を止血せんと鼻をハンカチで押さえていた。当然ハンカチは使い物になる状態ではない。 -- メル専 (2012-06-16 00:24:23) - 黄金「流石に、あれは使えまい。ん?」黄金はもう一つの事実に気付いた。それは裏拳の勢いでザミエル卿の背中にも血が飛んでいるということ。流石にこれではうまく拭けないだろう。 -- メル専 (2012-06-16 00:27:00) - ラインハルト(ザミエルは普段から私に多大に貢献している。労うというなら彼女こそ優先すべきだろう)「ザミエル、私が拭こう。」処女「!!いえ、自分でこれ位…!!」 -- メル専 (2012-06-16 00:29:50) - 司狼「うっわ、ラインハルトの命令拒んでるよ。意っ外~」そこに、ベイとシュライバーを(ぶっちゃけ違うが)追いかけてきた司狼が追い打ちをかける。 -- メル専 (2012-06-16 00:33:43) - 一方 ゲルリッツ「3人一緒なのはあの時以来だな」 ブラウナー「そうですね、あの時俺とシュミットはすぐやられちゃいましたしね」 シュミット「・・・ハハ」 ゲルリッツ「まぁ、こんな時でしか顔を合わせられないんだ、今は楽しくこの鍋という物を・・・」 ベイ「待ちやがれシュライバァァァァァ!!」 シュライバー「や~なこったよベイ」 序盤の脇役三人組鍋を吹っ飛ばすシュライバー、ついで正面にいたゲルリッツも ゲルリッツ「グハァ!!・・・シュミット、ブラウナー・・・」 しかしそこにはベイの闇の賜物によって無残に総身を突き刺されられた二人が…ゲルリッツ「シュライバー、少佐殿・・・」すでに離れていく白騎士の背中見ながら自身の不幸を呪うゲルリッツであった -- 名無しさん (2012-06-23 21:01:43) - 黄金「卿もなかなかに災難な男だな…」 -- 名無しさん (2012-10-07 05:03:12) - 鍋パーティーは騒がしくも進むが、どんな宴も終わりがあるもの。楽しい時間はすぐにすぎる。 -- 名無しさん (2013-08-01 02:45:32) - 宴の最後に、黄金の獣が立ち上がる。 -- 名無しさん (2013-08-01 21:00:58) - 盛大に騒いでいた面々もその姿に敬礼を持って向き直る。 黄金「我が愛し子らよ、今宵の宴、心より楽しんだのならば、私もまたその価値を心に留め様。だが、宴は終わりを告げるものだ、名残惜しいが次の宴において更なる躍進を遂げるためにその牙を磨くが良い」 -- 名無しさん (2013-08-01 21:03:23) - 荘厳なる獣の言葉に爪牙達の心も躍り、猛る。 黄金「では、最後の幕を引こう――――私はお前達を全てを愛している!! ――故に、またこの愛しき時間を何度でも繰り返そう!!! 次なる宴の為に、今宵は眠るがよい」 その言葉と共に宴は終わりを告げる。 -- 名無しさん (2013-08-01 21:05:21) - 熱気冷めやらぬものは外に繰り出し、疲れ果てた物は眠りに戻る、だが全ての者の胸の中に確かな満足が生まれていただろう。 ――それでは、次の宴の時にまた会おう。 -- 名無しさん (2013-08-01 21:06:34)

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