Dies irae 夏といえば、海でしょ 第十話

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- 黄金「計470点、なかなか魅せてくれたな、ベイ」 司狼「行く奴等着実に点数上げやがるな、…負けてらんねぇ」 -- 名無しさん (2013-09-29 09:36:46) - シュライバー「次は僕が行くよ、いいですよね?ハイドリヒ卿」 黄金「特に順番は決めていないからな、良かろう」 -- 名無しさん (2013-09-29 09:42:17) - シュライバー「んじゃ、いっきま~す!」そしてダダダと走り、シュライバー「本当のムーンサルトを魅せてあげるよ!ヤーハー!」最高速度によるムーンサルトを決めながらキラキラ光り、そのまま水飛沫をほとんど上げずに着水した。漢人魚「なんという華麗な飛び込みか!」女人魚「素晴らしいわ!」褒めちぎられていた。合計―― F「計480点!」 オ~!と喝采が上がっていた。 -- 名無しさん (2013-09-29 09:54:05) - ベイ「Σんな」 シュライバー「何驚いてるのさ~ベイ、僕が君より下なわけないじゃん♪」 -- 名無しさん (2013-09-29 10:00:49) - 司狼「うわ~……俺ら、超テンション上がってくるじゃねえか」蓮「声が震えてるぞ?」シュピーネ「お得意のお茶の間能力はここでは無粋ですね、流石に;」水銀「お前たちのそれは特殊すぎるからな。止めておけ」戒「それじゃ、僕が行くとしようか」蓮「行くのか?戒さん」 -- 名無しさん (2013-09-29 10:07:03) - 戒「あぁ、…たまには彼女達に格好いい所見せたいしね」 チラッと応援してるベアトリスと螢を見て微笑む -- 名無しさん (2013-09-29 10:20:25) - 戒「さて――シュライバー卿のようにはいかないが、僕も泳ぎには自信があるんだ。やらせてもらうよ」戒かは静かに闘気が溢れていた。戒「――ふっ!」静かに飛び込み、シンプルに一直線に行った! ザブーン!と堕ちた彼に審査員たちが首を捻っていたが、女審査員は卒倒していた。何故なら――落ちる寸前に、審査員の皆さんに爽やかな笑みを浮かべたからだ。 -- 名無しさん (2013-09-29 10:28:17) - 女審査員「「「「…素敵(////)」」」」 ポワ~ンとしていた -- 名無しさん (2013-09-29 11:06:13) - ベア「むむむむむむむむむむ~~~」 螢「ベアトリス落ち着いてそれより得点は?」 -- 名無しさん (2013-09-29 11:09:37) - 漢人魚たち「80」女人魚三人「100」螢&ベア「Σ(゚◇゚;)!?」F「合計460!しかも、100が三つも付いた!これは驚きだ!」 -- 名無しさん (2013-09-29 12:09:06) - 司狼「マジか;」蓮「後は俺たちだな」夜行「宗次郎、先にやるか?」宗次郎「僕はさして問題にはしませんが」黄金「シュピーネ、卿と聖餐杯が参れ」神父「わ、私ですか?あまり見ても面白くはないと存じ上げますが?;」 -- 名無しさん (2013-09-29 12:19:48) - パールス「いや、男は入国する際にやってもらわないと困る。水銀の旦那も既に終わらせてるんだぜ?最高評価の500だ」水銀「あまり私のような細い漢がやっても意味は薄いだろうがな」パールス「旦那の飛び込みは芸術の域だからな。俺以外の連中も嫌っているが、目標にしてるんだぜ?」水銀「ふむ……これからはハイドリヒのを見本にするといい」 -- 名無しさん (2013-09-29 12:27:12) - 黄金「あまり持ち上げてくれるなカール、まぁ、やるからには私の全力をもって挑ませてもらうが」 -- 名無しさん (2013-09-29 12:36:06) - 黄金「それはさて置こう、聖讚杯、シュピーネ…あまりもたつくようならば卿等を楽器にしてしまうぞ?」 -- 名無しさん (2013-09-29 12:39:45) - 二人「!?!?!?!?!?!?!?」二人に戦慄が走った。 -- 名無しさん (2013-09-29 12:43:57) - ベイので深く知っている凡人(本人談)二人は血相変えた。神父「シュピーネ!わたくしが先に参ります!オールハイル・ヴィクトーリア!」白鳥がすかさず走って行った。 -- 名無しさん (2013-09-29 12:44:53) - 神父「(今こそテレジアに対しての愛で輝く瞬間ですぞ!)我が栄光を示す時!」白鳥のように舞い、そして優雅に耐空してから一気に魚が浮上してきた瞬間を狙う鳥のように一直線に落ちた。 -- 名無しさん (2013-09-29 12:46:11) - 玲愛「……強姦神父が何か張り切ってる、ウザイ」 ボソッ -- 名無しさん (2013-09-29 12:51:51) - 神父が空中でガラスのように砕け散った。蓮「神父さああああああああああああああん!?」 -- 名無しさん (2013-09-29 12:55:28) - 司狼「得点は?」見ると――300点だった。どうやら美しかったが、最後に砕けたので一気にマイナス100点引かれたらしい。 -- 名無しさん (2013-09-29 12:56:11) - パールス「漢はんな一言ぐらいで砕けたりはしちゃいけないんだ。音楽を奏でる繊細な心はあれど、強靭な精神を持たなくちゃな」黄金「なるほど、一理あるな」 -- 名無しさん (2013-09-29 12:57:06) - 玲愛「…聖讚杯は砕けないって豪語してるけど、所詮この程度」 リザ「玲愛、あまり追い討ちかけないであげて(苦笑)」 -- 名無しさん (2013-09-29 13:22:51) - ベイ「……こいつ(神父)だけはゼッテー報われねぇよな」 戒「それが彼だからそんな事は今更じゃないかな?」 爽やかに黒い事を言う兄さん -- 名無しさん (2013-09-29 13:35:43) - シュピーネも飛び込んだが、結果は400点代で終了し、宗次郎は無難なく見よう見真似で飛び込んで350点代だった。 -- 名無しさん (2013-09-29 14:10:04) - 残りは蓮、司狼、黄金、夜行。 夜行「さて……私としてはどちらでもよいのだが、司狼殿が飛び込んでは如何かな?今更気にするまでもあるまい。下など既にくつろいでいるぞ?」見ると、戒たち終わった連中はハワイなどで行くと花飾りを貰うように、花飾りを貰いうつ伏せになってマッサージを女人魚から受けていた。 -- 名無しさん (2013-09-29 14:11:24) - 司狼「だな、真打ち登場ってわけだ」 蓮「昨日とかみたく、お前ギャグ成分強いんだからそのオチはなしな?」 司狼「当たり前だろ、つかギャグオチキャラって扱いがそもそも気に入らねぇ」 -- 名無しさん (2013-09-29 14:16:46) - エリー「いやあれ確定でしょうが」司狼「うるせぇ!黙って俺の勇姿を見てろ!」 -- 名無しさん (2013-09-29 15:44:35) - 司狼は己の勇姿を魅せようとした瞬間――尖っていた石を思いっきり踏みつけ、バランスを崩しながら飛んでしまい――無様に頭から落ちたのであった。F「合計200点!」まさかの最低評価だった。 -- 名無しさん (2013-09-29 18:41:11) - 香純&螢&ベア&アンナ&リザ&竜胆&紫織&龍水「…………(-.-;)」黄金「あはははははははははは!」黄金閣下、大爆笑。 -- 名無しさん (2013-09-29 18:42:06) - 水銀「…ぷ…くく、まぁ…それがゲオルギウスの宿命故仕方無し……くはははははははははははは!」 水銀も大爆笑 -- 名無しさん (2013-09-29 19:04:12) - 黄金「カールよ……くふふ、面白いな」水銀「ああ、止められぬな。さあ夜行よ、私と同じ系統に属する者なら、それなりの気概を魅せてもらおうか」夜行「…………ふむ。私は刑士郎たちのような熱血タイプではないのだがな」 -- 名無しさん (2013-09-29 19:08:58) - 龍水「夜行様!あなたはどんな者にも負けぬ殿御です!ですから――」夜行「ああ皆まで言うな龍水。お主に檄を入れられては、流石にやらぬわけにはいくまい。まあこれも泡沫の夢……いいや、よい邂逅と祝して。私も少々やってみるとするか」 -- 名無しさん (2013-09-29 19:10:17) - 夜行が崖を見下ろし、夜行「オン・アロマヤテング・スマンキ・ソワカ。オン・ヒラヒラケン・ヒラケンノウソワカ」 -- 名無しさん (2013-09-29 19:13:10) - 夜行が言の葉を紡ぎ、夜行「はぁ――――――ハッ!!」一気に飛び込んだ。華麗なフォームから450点を叩きだした。夜行「ふぅ……450か。まだまだのようだな」顔を出した夜行が糸目の状態で少し残念そうにしていた。 -- 名無しさん (2013-09-29 19:14:23) - 黄金「これで残りは私と」蓮「俺だな、ラインハルト」黄金「然りだ……くふふ、刹那よ。二人だけになるのは随分久しいことのように感じるな」蓮「まあな……お前とは殺し殺されの関係だったからな。今でもそれは変わらねえ」黄金「だが、女神を守る守護神という点で我らは朋友だ」蓮「……まあな」黄金「互いに死力を尽くそうではないか……ツァラトゥストラ」蓮「やっぱそっちの呼び名のほうがシックリ来るな」 -- 名無しさん (2013-09-29 19:16:21) - 互いに苦笑し、拳を突き合わせていた。竜胆「なんと雄々しい……!」紫織「ま、至高天に元夜刀だもんね……貫録はあるわ」アンナ「んで?レン君は何点出すと思う?レオンハルト」螢「そうね……ハイドリヒ卿に関してはもはや言う事はないから、450以上じゃないかしら?」後ろで女たちが話をしていた。 -- 名無しさん (2013-09-29 19:18:08) - ザミエル「…お前はどう見る?疑似とはいえ、一時はツァラトゥストラに想いを寄せていただろうから贔屓目に見ずにな」 龍明「言葉に刺が混ざっているのはスルーさせてもらおう(苦笑)……ふむ、そうだな………」 -- 名無しさん (2013-09-29 19:26:16) - 龍明「……500、と言っておこうか」 水銀が出した最高得点に並ぶ点数を言う -- 名無しさん (2013-09-29 19:28:13) - ザミエル「ほう?」龍明「刹那も水銀の血を受け継ぐ者だ……そして、ハイドリヒ卿と闘い合い認められた存在でもあるのだ。見ていようではないか」 -- 名無しさん (2013-09-29 19:31:19) - 蓮「うわ……軽くプレッシャーが来るな」黄金「では、私がやろうか?」蓮「もしくは同時ってのはどうだ?男魂を魅せるんだろ?だったら同時に跳んで競うってのもアリじゃないか?」パールス「なるほど……水銀の旦那、どうする?」水銀「任せよう……我が盟友と息子だ。やってくれると信じているよ」 -- 名無しさん (2013-09-29 19:32:59) - 黄金「では…」 黄金の神気が迸る 黄金「…先の宣言通り、全力で行かせてもらおう!!来たまえツァラトゥストラ、我々の魂を魅せてやろうではないか」 -- 名無しさん (2013-09-29 19:37:29) - 蓮「上等だ……」蓮も刹那としての神気を溢れ出させる。 -- 名無しさん (2013-09-29 19:38:43) - 二人「行くぞォ――!」同時に跳ぶと彼に空中で身を捻り、ムーンサルトを決めてから互いに空中で拳と蹴りを放ち距離を取ってから、そのまま綺麗に落ちて行った刹那――黄金と蒼い粒子が舞ったのであった。審査員たち「ブラボー!エクセレント!」立ち上がり拍手をしていた。 -- 名無しさん (2013-09-29 19:40:30) - 龍水「な、なぜ粒子が舞ったのだ?;」龍明「原理は聞かぬ方が利口だ、龍水よ」龍水「は、はぁ……;」マリィ「あ、結果がでるよ?」 -- 名無しさん (2013-09-29 19:41:30) - 審査員たちが審議していた。蓮(どうなることやら……ん?)深く落ちた蓮が浮上しようとしたが、下の方に洞穴のような物を見つけたのであった。蓮(なんだ、あれ?)黄金(刹那よ、上がるぞ……ん?どうかしたかね?)潜っている蓮に接近した黄金閣下。 -- 名無しさん (2013-09-29 19:42:48) - 蓮(いや、何か妙な洞穴が…ほら彼処だ) 見付けた洞穴を指差す -- 名無しさん (2013-09-29 19:45:49) - 黄金(む?) 刹那が指差す方向を見る -- 名無しさん (2013-09-29 19:57:00) - 蓮(なんだと思う?)黄金(祠かね……だが、あれはどこか歴史を感じさせるな。パールス殿たちから話を聞くまでは近づかぬほうが賢明だろう) -- 名無しさん (2013-09-29 19:58:52) - 祠の事を頭に入れ一度浮上する二人 -- 名無しさん (2013-09-29 20:00:15) - 審議の結果測定不能、刹那と黄金のコラボは至高の芸術とカテゴリーされたようだ -- 名無しさん (2013-09-29 20:02:49) - ↑ミス カテゴリーではなく判定でお願いします -- 名無しさん (2013-09-29 20:03:43) - 蓮「マジで?」司狼「おう、マジらしいぜクソったれってアハ~♪」女人魚「凝ってますね~、あなた。どんな苦労してるんですか?あと、僭越ながらもう少し飛び込む際に男魂を魅せたほうが良かったと思いますよ?」司狼「ありゃ事故だ!?」 -- 名無しさん (2013-09-29 20:10:56) - 水銀「何ならもう一度挑戦させてもらうかね?…まぁ結果は同じだろうが(笑)」 -- 名無しさん (2013-09-29 20:13:45) - 蓮「それ(司狼のリベンジ)は置いといて、………皆めっちゃ寛いでんなオイ」 先に飛んでリラックスタイムを満喫してる面々を見渡す -- 名無しさん (2013-09-29 20:17:31) - 戒「ありがとうございます、見ず知らずの僕のために」女人魚「い、いえいえ!そんなことはありませんわ!(////////)」爽やかスマイルに射止められる存在(犠牲者)がいたのは言うまでもない。戒「蓮君も休んだらどうだい?」ベイにマキナは隣で武闘派の人魚たちと腕相撲をし、マキナは連戦していた。マキナ「まだやるか?」人魚A「次は我だ!」筋骨隆々な人魚はマキナに挑んでいた。 宗次郎「流石に肝が冷えましたよ」夜行「まあ、これも入国のためだ……なぁ?覇吐」覇吐「おうよ!って、あふ!?」女人魚「うふふ……脚のツボを刺激したまでですわよ。可笑しな殿方♪」覇吐「いや~それほどで――はっ!?殺気!?」 -- 名無しさん (2013-09-29 20:53:05) - 竜胆「…覇吐?……私との約束、よもや忘れたわけではあるまいな?」 覇吐が殺気の主の方を向くと、そこには麗しの人魚姫…の姿をした鬼姫がいた -- 名無しさん (2013-09-29 21:10:44) - 覇吐「お、俺のヌキヌキポンは竜胆だけ――」巴投げをし、水面に叩き付けていた竜胆様。人魚たち「(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2013-09-29 21:33:39) - パールス「いや~お疲れお疲れ。男魂はこれには終了だ。測定不能が出るとは思わなかったが、事実上は二人が水銀の旦那に連なる人物として優遇させてもらうぜ。あと、再会の司狼だっけか?あんたも普通に待遇はされるからそう心配はするなって」 -- 名無しさん (2013-09-29 21:34:48) - 司狼「待遇云々じゃねぇ、俺の男としてのプライドの問題だ」 憮然と言い放つ -- 名無しさん (2013-09-29 21:42:44) - マッチョ「あらん♪良い事言うわねん♪」司狼「!?俺に近寄るんじゃねえ!?」マッチョ「カッコイイこと言ってわたしノッてきたのに、つれないわねん~」パールス「これでもマドンナなんだ、そういう扱いは止めてあげてくれ」司狼「どこがだよ!?てかマドンナって、この人魚の嬢ちゃんたちの方がよっぽどだろ!?」 -- 名無しさん (2013-09-29 21:49:23) - 蓮「まぁそう邪険にするなよ司狼」 黄金「そうだぞ、女性には優しく対応するのが紳士であろう?」 司狼「お前ら人事だと思いやがって!」 -- 名無しさん (2013-09-29 21:54:34) - 黄金「ところでパールス殿」 司狼「無視か!!」 ザミエル「喧しいぞゲオルギウス」 司狼の頭掴んでマッチョの方へ投げた -- 名無しさん (2013-09-29 21:59:30) - マッチョ「あらん、乱暴ねん」 しっかりキャッチしていた ザミエル「そいつは多少乱暴に扱ったところで問題ない、クラフトや聖讚杯には劣るが(ギャグ要素によって)頑丈だからな」 -- 名無しさん (2013-09-29 22:03:37) - パールス「それで、なんだい?」 黄金「先程刹那と落ち、上がる際に水底の方で祠らしきものを見付けたのだが、貴公は何か知らないかね?」 -- 名無しさん (2013-09-29 22:06:41) - 蓮「あ、それは俺も気になった。何か歴史あるっぽいけど」 -- 名無しさん (2013-09-29 22:23:07) - パールス「あ~あれか。あそこには歴代のバンドの長達が使ってきた楽器の数々があってな。年期が合ってもう使っていないんだ。んで、一応大切なやつなんで、少々守り神をあそこの中に同時に封印してるんだわ。ウィンディーネっていう嬢ちゃんだ」 -- 名無しさん (2013-09-29 22:58:01) - 黄金「ウンディーネ…、水を司る精霊の名と同じだな」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:01:41) - パールス「ただ最近いい曲が聞けなくてご機嫌が斜めでな……近くの海じゃ巨大生物が出てきたらしくてな。お前らも気を付けろよ?」司狼「巨大……」ベイ「生物……」覇吐「ねぇ……?」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:05:12) - メッサ心当たりがあり過ぎる面々。間違いなくアレのことだろう。 -- 名無しさん (2013-09-29 23:05:29) - 蓮「あの蛸だな…」 黄金「恐らくはな」 しかし初日で(ほぼ強制)リアルモ●スターハン●ーをやってきた面子からすれば、脅威にすらならない -- 名無しさん (2013-09-29 23:08:43) - 黄金「ちょっと狩ってくるか?」 聖槍を出す黄金(水銀の術で今は人魚の姿であり聖槍を携える姿は神々しく、まるで海神ポセイドンのようであった) -- 名無しさん (2013-09-29 23:16:56) - 他の人魚&魚人たち「ぽ、ポセイドン様Σ(゚◇゚;)!?」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:17:38) - それぐらい似てるらしく、皆が驚愕していた。パールス「あ~なるほど、確かに似てるわな。まあ狩るのは明日でも構わねえ。それよりも、水銀の旦那が来たということは……絶景を魅せるために来たのか?」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:18:40) - 水銀「然りだ。あとはアース神族はあの水山かね?」パールス「ああ、あのジジイ共か。まあな……ラーゾ族はこの奥で武闘の組手をしているが、どうする?嬢ちゃんたちには音楽の素晴らしさとかショッピングモールがあるんだが、どうだ?」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:21:35) - エリー「買い物行きたい人この指とーまれ♪」 香純「はい!♪」 マリィ「レンも、一緒に買い物行こう?」 玲愛「藤井君の行くところに私あり」 螢「先輩」 リザ「玲愛、今回ばかりは大人しくしましょうね?」 ベア「ここをビーチの時みたいな戦場にしたら双首領が流石に怒りそうですもんね、戒~行きますよー♪」 アンナ「いいの?ザミエル、ヴァルキュリア放っといて」 ザミエル「暴走せん限りは放置する、それに…私は買い物に参加するつもりはないしな、ラーゾ族とやらと腕試しでもしてよう」 エリー「そいやザミ姐さん、あのコインは?」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:34:38) - ザミエル「…一応持ってはいる」 水着で出来た谷間間から取り出す -- 名無しさん (2013-09-29 23:40:43) - すると、急に光出した。パールス「へぇ~……もしかして『コカビエルの咒』かい?」知っていそうな口ぶりなパールス。 -- 名無しさん (2013-09-29 23:41:22) - ザミエル「なんだそれは?」パールス「コカビエルって名前自体は水銀の旦那が付けたんだが、どこぞの海賊が王の財宝を盗んだ際に、それには呪いが掛けられているんだ。曰く――堕天するように、人を真逆にさせちまう効力があるんだ」覇吐「真逆?」刑士郎「どういうことだ?」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:42:37) - パールス「つまりは」ザミエルを指差し、パールス「それに触れている対象を嫋やかにさせるのも、淑女にさせるのも、番長にさせちまう『人間』にとっては恐ろしい類の奴ってことだ。俺ら人魚族には害はないがな。まあ持っている限りであって、月の光に浴びれば効力は薄まる」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:44:03) - ベア「つまり……」アンナ「ザミエルが淑女になるってこと!?」ザミエル「ふんっ!」コインをベアトリスに投擲したが、マ○リックスのように回避し、パールスが受け取った。ザミエル「いらんわ!」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:44:53) - エリー「残念♪未知が見れると思ったのにね~」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:47:08) - 黄金「ザミエル、今日1日所持する事を命ずる」 水銀「出たパワハたわらば!?!?」 ぶっ飛ばされた -- 名無しさん (2013-09-29 23:48:13) - ザミエル「ななななななな(・□・;)?」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:49:18) - 黄金「何を恥じらう?卿がどのような存在になろうと愛してやろう……愛でるためにまずは(キャラを)壊す。それが我が破壊の情だ。ザミエルよ……近衛の卿を綾瀬香純たちのような乙女として愛でてみたいのだよ。所詮女は駄菓子に過ぎん……だが、放逐するのは無粋というもの。故にザミエル……私を失望させないでくれ」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:50:37) - 女人魚たちは卒倒していた。言葉だけで逝ったようだ。 -- 名無しさん (2013-09-29 23:51:30) - 蓮「……ん?なぁ、そのコインって対象の性格を反対にするんだよな」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:53:25) - パールス「ん?そうだが、どうした」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:56:40) - 蓮「てことはさ、必ずしも淑女になるってわけじゃないんじゃないか?」 司狼「その可能性あるな、…乙女脳の真逆ってどんなだ?」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:59:14) - 水銀「ゴフッ…、加えて言うなら彼女の忠義も真逆になりうるという可能性もある」 復活してきた水銀 -- 名無しさん (2013-09-30 00:00:38) - 黄金「ほう(-_★)?」ザミエル「Σ(゚◇゚;)!?」黄金が興味を抱いたようだ。 -- 名無しさん (2013-09-30 00:02:11) - 黄金「ザミエル」ザミエル「ハッ!(はっ!?つい条件反射で!?)」黄金「卿は……私の期待を裏切るのかね?それも悪くはないが」ザミエル「うぐっ!?」アンナ「さ~ザミエル選手はどうするのでしょうか!?実況はわたくし、マレウスちゃんと!」リザ「リザ・ブレンナーがお送りするわね」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:03:38) - ザミエル「悪乗りするな貴様らァァァァァァ!!!!!!!」 二名粛清した -- 名無しさん (2013-09-30 00:05:36) - ザミエル「えぇい!!やってやる!!主の期待に応えずして何が近衛か!!!」 漢らしく宣言をする赤騎士 -- 名無しさん (2013-09-30 00:08:16) - 全員『漢らしいな~』パールス「じゃあ、はい」コインを渡した。 -- 名無しさん (2013-09-30 00:08:48) - ザミエル「このような呪い、私が捩じ伏せ…て…………」 パシッとキャッチした途端、あの猛々しい覇気が萎んでいった -- 名無しさん (2013-09-30 00:11:02) - 皆「!?」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:14:14) - ザミエル?「う……うぅ……」シュライバー「え、え~と……ザミエル?」ザミエル?「な、なんでございましょうか?」全員「誰だお前(゜o゜;)!?」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:15:06) - ザミエル(反転)「え、エレオノーレと申します……な、何か可笑しなことがありますでしょうか?」玲愛「なにこれ?」神父「ザミエル卿が」リザ「ぷ」ベア「ぶはっ!」アンナ「にゃはははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:16:10) - 笑い転げる二人と笑うのを必死に堪えるリザ。シュライバーは録画していた。ベイ「ザミエルが反転するとああなるのか?もうちょっとこう、可笑しくなると踏んでたんだが?」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:17:05) - ザミエル(反転)「あ、あの…皆…さん?………っ……ふ…、」 ポロッと赤騎士の眼から涙が落ちる -- 名無しさん (2013-09-30 00:21:30) - アンナ「へ?」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:23:23) - 司狼「はい?」エリー「はい?」蓮「はい?」香純「はい?」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:25:51) - ザミエル(反転)「…そんなに…私が…可笑しいですか…?……確かに、半身爛れたこの醜い姿……嘲笑うのも当然でしょうが……」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:29:34) - 猛々しい紅蓮の赤騎士の反対は、どこまでも素直で感情を表に出す純粋な乙女だった -- 名無しさん (2013-09-30 00:31:22) - シュピーネ「こ、これはまた強烈ですな;」戒「ギャップが激し過ぎるね;」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:34:12) - ベア&アンナ「ぎゃははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!」黄金「第九――ホーエンシュタウフェン!!!!」黄金のスーパー拳骨が二人を水の中に沈めた。そして翻り、ザミエルを抱いた。黄金「案ずるな、ザミエルよ……」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:35:14) - ザミエル(反転)「Σは…ハイドリヒ…卿……」 水銀(…ハイドリヒに対する想いは変わらずか…、流石と言っておこう) -- 名無しさん (2013-09-30 00:37:59) - 黄金「卿がこのように反転するとはな……普段の卿もまた愛おしいが、一段と愛おしく感じるな。ああ……駄菓子に過ぎんが、これが『男が女を守る意義』というものなのだな。理解できたよ……ザミエルよ。卿の愛、寿ごう」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:42:02) - ザミエルの周りに花園が出現していた。覇吐「んじゃこりゃ!?」竜胆「りゅ、龍明殿……これは一体……って!?」感涙を流す龍明が静かにいた。龍水「お、母刀自殿!?」夜行「そっとしておいてやれ、龍水。今は、な」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:43:06) - ザミエル(反転)「…ハイドリヒ卿……私…は………っ…、貴方様を……お慕い申しております………、騎士として……女と……して…」 黄金の腕に抱かれ永劫の乙女は涙しながら秘めていた想いを告げた -- 名無しさん (2013-09-30 00:49:18) - 黄金「……あぁ、知っている」 ふ、と優雅な笑みを浮かべ抱く力を少し強くする。それは壊れ物を扱うような繊細な力加減がされていた -- 名無しさん (2013-09-30 00:59:57) - 水銀「いやはや、ヴァルキュリアのついでに黒円卓にかけた呪いも多少は緩和しておいたが……まさかこうなろうとは」 最早二人の世界になってる親友を見て水銀の蛇は呟く。甘々な空気を見て砂糖を口から吐きながら -- 名無しさん (2013-09-30 01:02:14) - マキナ「後でどうなっても知らんぞ」水銀「マキナか……どうだった?」マキナ「後でラーゾ族の者たちと一戦見えることになった。腕相撲は百人抜きを果たしたところだ」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:03:24) - ゴキゴキ、と骨を鳴らすマキナ。マキナ「呪いの緩和……まああいつは報われようが報われなかろうが、それでいいのだろう。何故なら――永劫焼かれ続けることを望んでいるのだからな」龍水「大獄殿……やはり戦友として優しいのですね」マキナ「違うな。これは単なる知っているだけのことだ。ザミエルがそれを望む望むまいと知らん。俺の望みは俺の力だけで完遂し、今ここにいる。それと一緒だ」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:05:06) - 龍明(そうだ……黄金の光に焼かれ続けることこそが私の本懐だ。だが、ああ……見えるよ。私には……あなたの眩い輝かしい黄金の閃光が)刑士郎「浸ってる所悪いんだが、そろそろどうすんだ?むむろってる場合じゃねえだろ」 覇吐「お、そういやそうだったな」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:08:23) - 水銀「いやはや、獣殿もやはり男という事か。満更でもなさそうで結構結構(笑)」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:12:17) - ベア「お赤飯炊かないとですね、行きますよ!!戒!螢!!」 螢「ベアトリス、何もそうなるとまだ決まったわけじゃないんだから」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:14:56) - とその時― ザミエル(反転)「…っ…ぐ」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:20:07) - ザミエル(反転)「…は…ハイドリヒ卿……申し訳……ありません」 黄金の腕に抱かれていた赤騎士がその腕から逃れる -- 名無しさん (2013-09-30 01:21:33) - その声にはいつもの苛烈な覇気が戻り始めていた -- 名無しさん (2013-09-30 01:22:08) - ベア&アンナ「チッ!」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:22:56) - 黄金「ふむ……時間切れか。残念ではあるが……まあよい。愛いザミエルとはレアであったな……許す」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:23:34) - ザミエル「!!!!」気合い一発コインの呪いをぶっ飛ばして還って来ました我等が赤騎士(ルベド) -- 名無しさん (2013-09-30 01:26:36) - そして――赤騎士による地獄のフルコースセットを受けるベアトリスとアンナ。 -- 名無しさん (2013-09-30 01:27:41) - 一通り折檻が済み…… ザミエル「…おい貴様等、先程見たのは忘れろ…いいな?異論は認めん私が法だ黙して従え」 今なら波洵瞬殺出来るだろうと言える程の気が黙視出来るくらい迸っていた -- 名無しさん (2013-09-30 01:31:08) - 水銀「永久保存版で残したから無理だ(-_★)」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:33:32) - ザミエル「そうかそうかそんなに死にたいか、なら望み通りにして殺るよ…はっはっは」 瞬間水銀と赤騎士の姿が消えた -- 名無しさん (2013-09-30 01:35:52) - なんて事はない覇道神が黙視出来ないスピードで荒神が水銀をボコッているのだ 水銀「ΣΣΣΣほぎゃぁぁぁぁお!!??!?」 断末魔が響き渡るだけ -- 名無しさん (2013-09-30 01:37:29) - 皆「ザミエルが無双してる!?」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:38:37) - 水銀の頭部を鷲掴みにしながら帰ってきたザミエル様。ザミエル「さて……他に異論はあるか?なぁ」玲愛でさえ口が挟めなかった。いいや、既に彼女の潜在意識に恐怖を植え付けられ身動きが取れなかったのだ。 -- 名無しさん (2013-09-30 01:39:28) - というかもうその存在自体が恐怖の権化だった(黄金除く) -- 名無しさん (2013-09-30 01:42:48) - 皆「いえ、ありません;」マキナ「相変わらずだな」ザミエル「ふん、貴様には程遠いがな」水銀「さて、次はどうする?」瞬時に復活した水銀。 -- 名無しさん (2013-09-30 01:47:01) - ザミエル「……マキナ、後でコレを暫く沈める拳を撃つコツを教えろ」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:49:45) - マキナ「任せろ」水銀「分かった分かった……消して殺るから落ち着け。それで、女性陣は楽しんでくるといい……絶景に行くためにも、私は少々ここの王と逢ってくるのでな。承諾を得て来よう」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:50:28) - 司狼「また王様かよ?」水銀「私が神だ、王を生み出すのは道理だろ?統括者はいたほうがいいのだ」司狼「正論なんだが」シュピーネ「イヤな予感しかしませんねぇ;」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:56:05) - 蓮「…まさか、ポセイドンとか言うんじゃないだろうな」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:59:31) - 水銀「彼と同じではないが……君たちに『本物』のポセイドンと逢わせてやろうではないか。アレは少々バグが発生したため、少々変わってしまったがな」 -- 名無しさん (2013-09-30 02:04:04) - 蓮「……少々?」 どこかの神父と同じニオイがしていた娘馬鹿な海神を思い出す -- 名無しさん (2013-09-30 02:15:34) - だがいい人(魚)ではあったのだ、それをバグと切って捨てられるのも少し納得がいかない -- 名無しさん (2013-09-30 02:16:57) - 水銀「厳然な王はあのままだったのだ……だが、神性さがあそこまで弱くなればバグと言わざるおえまい」ベイ「おいマテや、あれで弱体化してたとでも言うのかよ?」水銀「神(私)の言葉が信じられないかね?こと『神』に関して」 -- 名無しさん (2013-09-30 02:19:46) - 蓮「……それもそうだな」 -- 名無しさん (2013-09-30 09:19:58) - 水銀「まあ、彼らは悲運過ぎたからな。少々詫びをしたいと思っているよ」 -- 名無しさん (2013-09-30 13:05:15) - 蓮「…詫びなら真面目にやれよ?」 -- 名無しさん (2013-09-30 13:18:45) - 水銀「まあそう言うな。私とてふざけと真面目の線引きはある」 -- 名無しさん (2013-09-30 14:54:53) - 蓮「真面目にふざけた事やるお前がかよ…、そこまで言うなら信用してやるけどさ」 -- 名無しさん (2013-09-30 15:07:43) - 水銀「ならば結構、では私は失礼するよ」 そう言い姿を消す -- 名無しさん (2013-09-30 15:28:51) - ちょっとした騒動が終わり、女性陣(ザミエル除く)は買い物へ。マキナとザミエルはラーゾ族の手合わせへ(水銀滅殺マシーンがもう一体増えるでしょう) -- 名無しさん (2013-09-30 16:04:34) - 男性陣は荷物持ち数名、自由行動数名と水銀の声がかかるまでは各自楽しむようだ -- 名無しさん (2013-09-30 17:48:03) - 香純「あ!このパレオ可愛い♪」戒「香純ちゃんには明るい色が似合うね」 -- 名無しさん (2013-09-30 18:48:24) - 螢『とりあえず、前に着た恥ずかしい奴じゃなきゃ何でも良いわ…』(とセパレート水着等を見ながら言い)アンナ『そんな事言って蓮君に見られるの嬉しかったでしょ~?ニヤニヤ』螢『わっ私は別にそんなっ』エリー『はいはい、恥ずかしさを水着にぶつけない。ぐちゃぐちゃになってるでしょー?って先輩のすごっっ!?』玲愛『ふふっこれで藤井君のハートを頂き。』(玲愛の過激な水着にエリーが驚いてるが…)ベア『戒ー?こんなのどぉ~?』戒『ベアトリス、自重して。こんなの水着って言わない。』(上に上(ベアトリス)がいた。そして倫理コード(戒)が止めにはいる) -- 名無しさん (2013-09-30 19:16:30) - 螢「ベアトリス、ザミエル卿がいないからってあまり羽目を外さない方がいいと思うけど…」 ベア「いいの!鬼の居ぬ間に自由にやらせてもらいます!!」 -- 名無しさん (2013-09-30 19:34:23) - 鬼と言うか魔王様だろ…、と何人か思ったがその方は今ここにはいない -- 名無しさん (2013-09-30 19:35:17) - ベイ「女の買い物って長いな、おい」シュピーネ「ボヤかないことですね、ベイ」司狼「こういうもんだと俺は割り切ってるぜ?」戒『ベアトリス、それもはやただの紐だから。色んなものが見えてるから』ベア『戒にだったら見られても無問題よ♪』 -- 名無しさん (2013-09-30 19:41:05) - アンナ『ザミエルが来なかったのってヴァルキュリアに愛想尽かしたからだったりして(笑)』 螢『それはないと思いますけど…』 -- 名無しさん (2013-09-30 19:43:21) - ベア『そうですよマレウス、何あり得ない事言ってるんですか。あはははは』 -- 名無しさん (2013-09-30 19:56:00) - 螢(動揺で手が震えてるのは見なかった事にするわ…) -- 名無しさん (2013-09-30 20:00:18) - エリー『お!まさかのスク水じゃん!』女人魚店員『あら?見慣れないお客様ね。それは人間が好んで着る『スク水』という奴よね?海賊船からそれが発見されて持ち帰ってきたらしいわ』螢『海賊船から見つかるってどういうこと(-.-;)?』 -- 名無しさん (2013-09-30 20:21:53) - アンナ『…深く考えるだけ無駄よレオンハルト』 -- 名無しさん (2013-09-30 21:02:39) - 蓮「俺は過激な水着より普通の可愛いのが見たいけどな・・・」司狼「なんでだよ?」蓮「最近みんな色々ときついから」マキナ「兄弟、本気で顔が暗いぞ」司狼「本気で大丈夫か蓮!?」蓮「ストレスで倒れるかも」覇吐「最強の覇道神がストレスで倒れるって…」 -- 名無しさん (2013-09-30 21:15:36) - 司狼「・・・Σって何でお前(マキナ)いるんだよ!?ラーゾ族ってのとバトってたんじゃねぇのか」 -- 名無しさん (2013-09-30 21:21:58) - マキナ「……いや、ザミエルがな」 拳を撃つコツを教えたら無双状態になって獲物持ってかれまくったらしい -- 名無しさん (2013-09-30 21:25:32) - 幕引きの一撃、狩りの魔王verが生まれたそうな  司狼「お株奪われてんじゃねぇか」 マキナ「いや、こればかりは俺の専売特許だ負けん」 -- 名無しさん (2013-09-30 21:31:53) - マキナ「それに俺には『スマイル』もある」 -- 名無しさん (2013-09-30 21:33:01) - 二時間程して色々買った女性陣が出てきた -- 名無しさん (2013-09-30 21:47:32) - エリー「あれ~?マッキーじゃん。どしたの?」マキナ「かくかくしかじかだ」エリー「なるへそ」螢「マキナ卿、いいんですか?」マキナ「スマイルがある……問題はない」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:08:04) - 覇吐「そんなことより、竜胆!どんな水着を買ったんだ!?てのはおいといて」竜胆「なに!?大丈夫か覇吐!」覇吐「俺は大丈夫なんだがこの世界の夜刀が女性関連のストレスで心配になる程やばい」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:10:54) - 紫織「夜刀さんさ~、大丈夫?」蓮「気遣いどうも……いやマジで助かる。俺の周りの女性陣なんとかしてくれ。いや深刻な話;」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:15:46) - 玲愛「何か問題があるの?」全員『――――――――』白い眼を玲愛に向けた。どう考えても一番の原因はこの人と、時々黒くなってしまうマリィだ。香純は問題ないとしても……あとはマレウスと螢だ。 -- 名無しさん (2013-09-30 22:16:33) - 螢「Σ私も!?」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:23:15) - アンナ「空気の読めない所じゃない?」螢「最近はそんなんでもないわよ!?」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:24:54) - 玲愛「…私も、今日は大人しくしてるじゃない。反省してないわけじゃないんだよ…?」 ポツリと呟く声に毒電波が含まれていなかった -- 名無しさん (2013-09-30 22:31:14) - 玲愛「…さっき選んだ水着だって、普通のに変えたし……」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:34:10) - 蓮「――――え?」司狼「マジか?」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:36:13) - 玲愛「……見る?」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:37:24) - 見せると、確かに大人しかった。 -- 名無しさん (2013-09-30 22:37:51) - 玲愛「私だって……藤井君に嫌われるのは嫌なの。なによりも、負担になりたくはないの」蓮「……先輩」 リザが小声で教えてくれた。 リザ(実は、常世としての時を思い返しちゃったみたいでね……)蓮「(なるほど……なんか、悪い事したな)ごめんな、先輩。それに櫻井も」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:37:58) - 自然と、蓮が玲愛と螢を抱きしめていた。二人「!?」蓮「自分の事ばっか考えてたんだな……悪い」玲愛「え、あ……その……」螢「べ、別に藤井君が悪いわけじゃないのよ。今まで私たちが悪かったんだし;」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:39:09) - 玲愛「……来世ザミエル卿といい感じになってたのは、ちょっと腹立ったけど」 少し拗ねたように言う -- 名無しさん (2013-09-30 22:41:17) - 蓮「まあ、それはそれでだよ。先輩も俺の刹那だ……蔑ろにはしないよ。ただ、控え目な先輩も俺は好きだぜ?」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:42:18) - 玲愛「……押せ押せな私は?」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:44:00) - 蓮「控えてくれると助かるよ」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:45:06) - 玲愛「……そう。なら、控えることにするわ」リザ「あら、素直」玲愛「藤井君の嫁になるんだったら、嫌われたくないもん」可愛らしくプイッ、と顔を背けた。神父が昇天していた。 -- 名無しさん (2013-09-30 22:46:02) - 神父の魂(テレジアが……あのテレジアが素直に……ああ天におります主よ、今そちらに) -- 名無しさん (2013-09-30 22:46:44) - 玲愛「でも神父には毒吐くから」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:47:37) - 神父が砕けた。 -- 名無しさん (2013-09-30 22:50:05) - ベイ「こればっかりはしゃ~ないわな」司狼「んだな」覇吐「というか、なんで砕けるんだ?この神父さん」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:50:31) - 玲愛「聖讃杯(笑)だから」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:51:12) - 覇吐「それ、理由か?;」竜胆「もうツッコムな、覇吐;それより……そ、そのだな。わ、私はやはり質素がいいのか?派手なのがいいのか?(///////)」覇吐「え~……と、はい?」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:53:49) - 司狼「水着の話だろ」 エリー「鈍いねバッキー(笑)」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:59:18) - 皆人魚の姿だから選ぶ衣服は水着しかない -- 名無しさん (2013-09-30 23:02:17) - 司狼「あとアレだろ、男魂の時に交わしてたあの約束とか」 -- 名無しさん (2013-09-30 23:04:18) - 覇吐「あ、あ~……い、いやいや気づいてるって!;っていうかよ、竜胆。普段露出控え目で派手じゃないからって俺が派手目なものを選ぶわけないだろ?竜胆らしさを引き立たせるのは大人しい色だと俺は思う。ま、たまに派手なの着てくれりゃ万々歳なんだがよ!」ニカッ、と笑う覇吐。竜胆「(////////////////)」 -- 名無しさん (2013-09-30 23:05:24) - 覇吐「それによ……人魚の姉さんたちに色目は使ったとしても、本命は竜胆だけだ。他の女には手を出さねえよ。出したら益荒男なんか名乗る資格はねえよ。派手に傾いて惚れた女に漢を魅せる……それが真の『益荒男』ってもんだろ」 -- 名無しさん (2013-09-30 23:06:35) - 司狼「ヒュ~!言うね~」宗次郎「相変わらずですね、覇吐さんは」刑士郎「こいつがそうそう変わるわけねえだろうが」夜行「それは一理あるな」そこに、夜行と龍水のペアが戻ってきた。 -- 名無しさん (2013-09-30 23:07:58) - 宗次郎「夜行さん、どちらに?」夜行「なに、この都の術式と雰囲気を少し見て来ただけだ」 -- 名無しさん (2013-09-30 23:11:33) - エリー「ん~、そろそろ他のメンバーと合流する?もう少し買い物する?」 女性陣に聞く -- 名無しさん (2013-09-30 23:17:54) - 香純「ん~……どうしよっか?」その時、目の前を光速で泳いでいく女の人魚と後を追う屈強な肉体をした、執事のような魚が追っていた。エリー「あれ?既知感?」 -- 名無しさん (2013-09-30 23:21:01) - 女人魚?「――――――――!」執事「いけません!あなたの喉は貴重なんですよ?大切になさってください!」女の人魚はクチパクだが、男には分かっているらしく声を荒げていた。アンナ「え~と……はい、こんな時の男諸君、行ってらっしゃい」 -- 名無しさん (2013-09-30 23:22:43) - 覇吐「いやでもよ;」刑士郎「あれをどうしろと?」宗次郎「むしろ関わらない方がいいのでは?」 -- 名無しさん (2013-09-30 23:28:00) - アンナ「チッこのヘタレ共、ヴァルキュリアあの女人魚の進行阻んで来て、アタシが影で止めるから」 -- 名無しさん (2013-09-30 23:42:07) - ベア「えぇ~」 螢「………その必要ないみたい」 女人魚と対面する形で向こうから来る男女がいた -- 名無しさん (2013-09-30 23:48:45) - 黄金「…む?」 ザミエル「ん?」 一通り暴れて一応メンバーを捜しに来た修羅王と魔王でした -- 名無しさん (2013-09-30 23:50:11) - 『Dies Irae ゛Mephistopheles゛』のBGMが流れた気がした -- 名無しさん (2013-09-30 23:58:34) - 冗談はさておき、女人魚も急には止まれなかったようでザミエルにぶつかる形で止められた 黄金「……ふむ?」 既知感が頭を過る -- 名無しさん (2013-10-01 00:05:58) - 女人魚「――――――――!」身振り手振りで何かを伝えようとしているのを黄金は感じた。黄金「卿……喋れないのかね?もしくは、喋ってはいけないと言われているのかね?」女人魚「!?」 -- 名無しさん (2013-10-01 01:23:44) - ザミエル「…ハイドリヒ卿、この女性はどうやら追われているようですが…いかがなさいますか?」 追いかけてきた執事っぽい魚を見付けて -- 名無しさん (2013-10-01 01:33:02) - 執事「!その鬣……纏う覇気、御身がハイドリヒと申すものか」黄金「卿は?」執事「ベルラと申す。その姫の執事をしている者だ。さぁ姫、戻りましょう。そして駄々を捏ねないで下さい。あなたの喉は繊細過ぎるのですから、唄ってはなりません」 -- 名無しさん (2013-10-01 01:37:50) - 姫人魚「――――!!」首を横にブンブン振る。そして黄金の背後に隠れて、しがみ付いていた。ベルラ「父上はあなたのことを尊重していますが、如何せん未成熟な喉では未来に支障を来たします。ご理解のほどを」頭を下げる執事。 -- 名無しさん (2013-10-01 01:39:12) - ザミエル「どういうことだ?」ベルラ「この姫君は今回の演奏会にどうしても出たいと言うのだ。だが、演奏会は選び抜かれた者たちが揃い、どれもかれもが大人で喉も立派に成長されているが、姫はまだまだ幼い。出場させるわけにはいかんのだ」 -- 名無しさん (2013-10-01 01:42:08) - ザミエル「…未成熟なまま歌えば喉が潰れてしまう、という事か?」 -- 名無しさん (2013-10-01 01:44:08) - この国は音と歌が全てだ -- 名無しさん (2013-10-01 01:44:37) - ベルラ「然りだ。歌に音が総てであるこの国において、自らの喉を潰すのはこの国から追放されても可笑しくはないのだ……かつて一人だけ、例外がいたがな」 -- 名無しさん (2013-10-01 01:47:13) - 黄金「その例外とやらは、喉が潰れてしまっても追い出されなかった…もしくは未成熟なままでも喉が潰れる事はなかった、のどちらかかな?……はたまた、守り神として奉られているか」 推測だがね、と付け足す -- 名無しさん (2013-10-01 01:55:08) - ベルラ「……神がかった勘の持ち主だな、貴様は」 -- 名無しさん (2013-10-01 01:59:51) - ザミエル「つまり、どちらか」ベルラ「喉が潰れなくても追放はされなかった……対価として、その者はとある楽譜を残した。それが全人魚を満場一致にさせた者のみが授与される『伝説の譜面』を残したのだ。皆が欲したりしているのはそのためだ。まあ純粋に音楽を楽しんでいるのが大半でもあるのだがな」 -- 名無しさん (2013-10-01 02:05:06) - 黄金「成る程、パールス殿が言っていた優勝景品とはその楽譜の事か」 -- 名無しさん (2013-10-01 02:11:50) - パールス「そういうことだ」そこに、ギターを持ったパールスが合流した。パールス「なんかやらかしたのか?って……おや、セレーナ姫じゃないか」ベイ「!?……同じ、名だと?」セレーナ「――――――――!」パールス「ふむふむ……そりゃ黄金の旦那たちも済まなかったな」 -- 名無しさん (2013-10-01 02:16:06) - 声を一切発していないが、パールスは一つ二つ頷いて理解していた。 -- 名無しさん (2013-10-01 02:16:39) - 黄金「別段気にしてはおらん、故に卿等も気にする事はない。我々はただ偶然通りかかっただけだ(微笑)」 ザミエル「…ですが、状況を見てみぬフリをしてやり過ごそうとしていた奴等の態度は…私としては許し難いのですが」 魔王の眼が様子を見ていた面子を捉える -- 名無しさん (2013-10-01 02:25:33) - 黄金「そうピリピリするなザミエル(苦笑)…姫の前だ、荒事は控えたまえ」 ザミエル「…ヤヴォール」 -- 名無しさん (2013-10-01 02:33:12) - 姫人魚「???」ベルラ「ともかくだ。姫には即刻城へご帰還して頂く。強制はしたくはないが、姫の将来を潰さないためにです」姫人魚は黄金の腕に引っ付いて行こうとしなかった。ベルラ「……はぁ。困ったものだ」 -- 名無しさん (2013-10-01 11:27:09) - マキナ「………おい。」水銀「何だね?」。マキナ「どうにかしろ。こういう時のための貴様だろう。」司狼「確かに、いつものウザさを出せよ。」水銀「ふむ。いまいち興がのらないのだが…」エリー「つかえないドラ○もんだなぁ」紫織「夜行え○んわぁ?」夜行「それは私に言っているのか?」 -- 名無しさん (2013-10-01 13:31:28) - 黄金「ふむ、……姫よ、歌わないと約束するのなら暫し我々と一緒に行動するかね?読唇術の心得はある故、言いたい事があるのなら口パクで言ってもらえると有難い」 -- 名無しさん (2013-10-01 13:34:44) - ベイ「あ、あるんですか?心得が」黄金「長い時をカールと過ごしてきたのだ。可能だよ」 -- 名無しさん (2013-10-01 14:36:59) - シュライバー「さすが!」エリー「どっかの誰かと違って出○杉は使えるわ。」リザ「そう言えば読心術ならヴァレリアも出来るんじゃないかしら?」 紫織「へ?わかんなかった?そう言ってるじゃん。って終わってるよ。遅いよ、夜行え○ん」龍水「なっ!夜行様を青ダヌキと一緒にするとは!?」戒「まっ、まぁまぁあっちの話がまとまりそうだから、助力はその状況を見てからで良いんじゃないかな?」ベア「ダメよ。戒、あの状況じゃ嫉妬で少佐の小ジワが増えるの確実だから、どうにかしないと」戒「ベアトリス、多分君は真面目に言ってるんだけど…(ザミエルに)聞こえてたら、きっと彼女は怒るよ?僕が代わりに殴られるけど後で謝ってね。」 -- 名無しさん (2013-10-01 15:03:37) - ザミエル「…キルヒアイゼン、お前は私をなんだと思ってるんだ」 呆れていた -- 名無しさん (2013-10-01 15:07:32) - 嫉妬のしの字のオーラも出てなかった -- 名無しさん (2013-10-01 15:09:50) - ベア「・・・へ?」 アンナ「あら」 -- 名無しさん (2013-10-01 15:15:26) - ザミエル「…勘違いされっぱなしなのは気に入らんからな、言っておくが私は『本来』あそこまで短気短絡的ではない」 -- 名無しさん (2013-10-01 15:18:50) - ザミエル「あまり馬鹿にしてくれるなよ。…騎士のなんたるか、矜持を忘れてはあの方の近衛を名乗る資格などないさ」 冷静に言う様は正に騎士でありイケメンだった -- 名無しさん (2013-10-01 15:32:43) - リザ「まぁそうよね。ああいう貴女も良いけど、やっぱりそっちが似合ってるわ。まぁ少しあてられたのも、どっかの誰かが介入したせいだと思うけどチラッ」神父「まぁお会いした時は、今の感じですから別段と違和感はないですが…変わったのも、誰かから介入されてでしょうしチラッ」シュラ「はっきり言えば言えば良いんじゃないかな?常識でしょ?」水銀「そう視線を送るな。私は女神一筋だ。」ベア「ははは…そうですよね。私も少しあてられたんですかねー。」戒「(思考:君はあまり変わらない気がするけど言わないでおくよベアトリス。)」 -- 名無しさん (2013-10-01 15:39:36) - ザミエル「お前は通常運転だろう」 にべもなくベアトリスに言う -- 名無しさん (2013-10-01 15:43:46) - ベア「Σ酷いですよ少佐!私だって本来はあんな恥女じゃありません!!」 ザミエル「…………恥女の自覚はあったのか…(驚)」 ベア「驚くとこそこですか!?」 -- 名無しさん (2013-10-01 15:49:59) - 玲愛「…なんか、らしくなってきたねあの二人。いいの?またお姉さん取られちゃうよ?」 螢「………先輩、私の反応面白がるのやめてもらえません?」 玲愛「残念、やっぱり私はもう少し毒がないとダメかな?」 -- 名無しさん (2013-10-01 16:04:35) - 玲愛「駄目ですよ……まったく;」司狼「野郎共が本調子になってきたところで、そろそろどうすっか決めるか。おい執事の旦那、あんたも漢なら融通を聞かせてやるぐらいはできねえのかよ?」ベルラ「これは死活問題だ……無理を言うな」司狼「無理ねぇ……おい変態。お前と変態同士でなんとかできねえのか?」夜行「私より繊細な技術面では水銀殿が適任だな」水銀「ふむ……これは歳を経過させねばならん問題だ。流石に無粋極まるな」 -- 名無しさん (2013-10-01 16:58:30) - 黄金「我が軍勢に加われば負った傷等すぐに消えるが、これはカールと同じく無粋か?」 おいでませ修羅道 -- 名無しさん (2013-10-01 17:20:34) - 水銀「無粋だな……それを許さん者がこの中にいるだろ?」ベイ「…………さぁな」そっぽを向くベイ。ベイにはあの姫が"あの姫"とダブって見えているため、正直に頷けないのだ。 -- 名無しさん (2013-10-01 17:22:55) - ベイ(同じ名……しかも金髪ときたか。声は聞けてねえからあれだが、もし同じ声だったら……俺はどうする?再び俺はあいつを喰らうのか?)ベイの本質は闇の不死鳥。以前は踏破したが、彼の性質を鑑みればあの衝動を今回は抑えられる自信はない。覇吐「お~い、どうしたお前さん?」ベイ「うるせぇよ、話しかけるなパシリがッ」覇吐「俺のどこがパシリだ!?」 -- 名無しさん (2013-10-01 17:24:41) - 刑士郎「覇吐、今ばっかりは黙っとけ」 本気(マジ)のトーンで言う -- 名無しさん (2013-10-01 17:30:11) - 覇吐「お、おう?分かったぜ……」引き下がった。ベイ「……礼は言わねえぞ」 -- 名無しさん (2013-10-01 17:35:05) - 刑士郎「んなもん求めちゃいねえよ……ただよ、お前が黄金の爪牙を自負するならよ、ある意味超えてみろよ。あの人を超えるとかもそうだが、己の……根深く形成された闇の不死鳥とかいうふざけた殺戮衝動を制御してみろや」ベイ「……てめぇなんぞに言われるまでもねぇよ。これは『オレ』の問題だ。お前は口出しすんな――俺じゃないんだからな」線引きをするベイ。 -- 名無しさん (2013-10-01 17:36:46) - これは彼なりの優しさでもある。まあ無頼故にあまり気づかれることもないが。 -- 名無しさん (2013-10-01 17:38:56) - 刑士郎「へいへい」ベルラ「さあ姫、戻りましょう……フルートでもハープでも楽器を扱うのでしたら構いませんから」それでも黄金から離れようとしない。ベルラ「……そこまで抵抗するのであれば、近々ある『アレ』は放棄する……と見ていいですな?」姫人魚「!?!?!?!?!?」抗議をしようとするが、声が出ないため口パクだ。 -- 名無しさん (2013-10-01 17:40:29) - 刑士郎「……おい龍明、姫さんが伝えたい言葉念話で俺達に伝える事は出来ねぇのか?」 龍明「ふむ、……やった事はないがここには師もいるしな、姫が伝えたい言葉を『声』ではなく『思念』で我々に伝わるようにする術の一つ二つ心当たりがありそうだ」 -- 名無しさん (2013-10-01 17:43:45) - 水銀「思念を飛ばすか……まあ可能だ。全員の意識を一時的にトランスさせる必要がある。他の者に伝えるといい」龍明「承知した……皆、聞け」 -- 名無しさん (2013-10-01 17:46:03) - ベルラ「大人しくご帰還なされるのなら此度に騒動は不問とします。今回の演奏会を諦めるのであればもう一方の『アレ』に関しては許しましょう」姫人魚「…………」俯いた姫は、黄金から離れようとするが震えており、躊躇していた。 龍明「――――ということだ」司狼「なるほど……姐さんが言うんだったら信じるとするわ」香純「わ、分かった」神父「同調なら私も長けていますしね」 -- 名無しさん (2013-10-01 17:46:48) - 龍明「では、始めるぞ」そして、皆の意識を同調させ姫の思念を読み取ると、 姫の思念(わたしは歌いたい!あの舞台で!大好きな歌を歌いたいの!お願い、唄わせて!わたしは大好きな音を愛でたいの!アレにも出て、歌の本質を知ってほしいの!だから――!) マキナ「……なるほど、そういうことか」 -- 名無しさん (2013-10-01 17:56:33) - 紫織「あちゃ~……随分可愛らしいじゃないの」宗次郎「そうですね……純粋に歌いたいという『願い』は視えましたね」龍水「他の者に歌を聞かせ理解してほしいと」ベイ(……ちくしょう。セレーナと同じ声かよッ)ベイは舌打ちをしていた。予感が的中してしまったからだ。 -- 名無しさん (2013-10-01 17:58:17) - 蓮「んで……どうする?純粋に歌わせてやりてぇが」神父「いいえ、だからこそこの問題は難しいんですよ。彼女の生まれたこの国では『歌』と『音』が総てです。もし喉が潰れ歌えなくなってしまえば『存在意義』が消えたも同然なのですよ」リザ「種族観によるものであるのだけど、やはり容易い問題でもないわね」アンナ「ね~メルクリウス。あんたどうにかできないわけ?」水銀「先ほども私は言ったはずだが?」 -- 名無しさん (2013-10-01 18:25:38) - 龍明「呪術の応用で姫が喉に負うダメージを誰かに押し付ける事は出来るが、…それを選ぶとは思えんな、はてさて困った困った」 -- 名無しさん (2013-10-01 19:26:41) - しかしチラッとベイの方見ている辺りいい性格してるお姐様である -- 名無しさん (2013-10-01 19:35:55) - ベイ「俺なら構わねえが?」龍明の心を読んで、ベイは告げた。 -- 名無しさん (2013-10-01 19:40:19) - 龍明「ほう?」ベイ「んな下らねえこと……魂の総量でなんとか出来るってんだよ。第一、その程度で俺が喋れなくなってもてめぇらには害はねえだろ?だったら受けてもいいぜ」 -- 名無しさん (2013-10-01 19:41:13) - セレーナ「???」黄金「ベイ……卿はそれでよいのだな?」ベイ「いいも悪いもないでしょう……面倒くせぇことはさっさと終わらせるべきでしょうよ」 -- 名無しさん (2013-10-01 20:05:02) - 龍明「ならば姫とベイ、髪を一本私に渡してくれるか?」 呪術の媒介に使うらしい -- 名無しさん (2013-10-01 20:56:29) - 髪を受け取り術を施す(姫が負った怪我等を全てベイが肩代わりする呪術) -- 名無しさん (2013-10-01 21:04:15) - 龍明「…これでいいだろう、姫君もう喋っても喉に影響は及ばん、大丈夫だ」 -- 名無しさん (2013-10-01 21:05:35) - 姫「ぇ……あの……その……」司狼「声小さ!?」セレーナ「ひぃ!?ご、ごめんなさい……」エリーたちにぼこられた司狼。エリー「駄目じゃない、司狼!いきなり怒鳴っちゃ!!」 -- 名無しさん (2013-10-01 21:21:12) - しかし実際、かなりか細く微かに聞こえる程度の声量なのは間違いない。ベルラ「ふむ……あと数年すれば歌っていいぐらいには喉も発達するから待たせたかったのだが」マキナ「お前たち大人はどうしていた?幼少の頃は」ベルラ「基本的に念話で済ませていたな」 -- 名無しさん (2013-10-01 21:22:43) - 龍明「成る程、この声量では遠くへ歌を響かせようとすれば潰れるな」 -- 名無しさん (2013-10-01 21:28:49) - ベア「少佐からもっと腹から声を出せー!!って怒鳴られるレベルの小ささですもんね」 龍明「まぁ、アレは置いといてだ。歌いたいならばまず普通の声で話せるくらいにはならんとな」 -- 名無しさん (2013-10-01 21:34:32) - セレーナ「で、でも……」シュライバー「モスキート音とまではいかないけど、随分と小さいね~……クラフト、君の魔術で声を拡張することはできないのかい?」水銀「自発的にならんとどうにもな」 -- 名無しさん (2013-10-01 21:38:00) - 龍明「困っていれば与えて貰えるとは思わんでくれよ?姫、後は貴女の努力次第だ。それとも、成長するまで歌を諦めるか?」 -- 名無しさん (2013-10-01 21:40:51) - セレーナ「……そ、その」 戒「少し張りが出てきたね」 パールス「ふむ……王に伝えてくるとしますか。流石に姫様のことなのでね」水銀「ならば私ももう一度征くとしよう」 -- 名無しさん (2013-10-01 22:19:42) - 水銀「絶景を見せるのは後になってしまうが、説明係りはいた方がいいだろう」 蓮「今回あんま役に立たなかったしな」 水銀「それならばハイドリヒも 『我が君がなんだと?』………とにかくだ、私は行くぞ」 一同から離れ城へ向かうパールスと水銀 -- 名無しさん (2013-10-01 23:29:49) - ザミエル「……マキナから教わった幕引きの一撃、試してやろうと思ったんだがな」 アンナ「ザミエル、アンタ一体何を目指してるのよ」 ザミエル「?、爪牙として武を磨くのは当然の事だろう」 -- 名無しさん (2013-10-01 23:32:20) - ベア「あ、え、い、う、え、お、あ、お。はい!」 セレーナ「…あ、え、い、う、え、お、あ、お」 軽い発生練習を始めていた -- 名無しさん (2013-10-01 23:41:29) - ベア「そうそう、その調子で!はいもう一度!あ、え、い、う、え、お、あ、お。はい!」 -- 名無しさん (2013-10-01 23:53:30) - 紫織「お?まるで自分の赤ちゃんに教えるお母さんみたいだね~。面白そうだから、私も混ざるね~」セレーナ「……あ、え、い、う、え、お、あ、お」 -- 名無しさん (2013-10-01 23:54:28) - ザミエル「なぜその発声練習なのだ?」ベア「いやですね~少佐。こういうのが基本なんですよ」 -- 名無しさん (2013-10-02 00:21:08) - ベア「それに滑舌を良くしておいた方が歌うときにも役立つと思いまして。次はか、け、き、く、け、こ、か、こ。はい♪」 -- 名無しさん (2013-10-02 00:31:56) - ザミエル(…馬鹿な発言と行動が目立つが、何だかんだで面倒見は悪くなかったな) 面倒見に関しては結構似たり寄ったり、姉妹のような上官部下だったりする -- 名無しさん (2013-10-02 00:40:48) - セレーナ「…か、け、き、く、け、こ、か、こ」 ベア「ちょっとずつ声が出るようになってきましたね、その調子ですよ♪」 -- 名無しさん (2013-10-02 00:42:48) - 戒「うんうん(日々の行動とかがあれだけど、やっぱりベアトリスは優しいね)」 シュピーネ「ヴァルキュリア、随分様になっていますね~」 ベア「そうでしょ~♪そうでしょ~♪これでも自信はあるんです!」アンナ「その努力とかを日々の行動とかの改善に使ったらどうなの?ヴァルキュリア」 -- 名無しさん (2013-10-02 08:49:39) - ベア「……どうせ城に戻ったら少佐の『愛の鞭☆』という名の地獄の特訓巡りが始まるんですからそっとしといて下さい……』 哀愁が漂ってた -- 名無しさん (2013-10-02 09:46:36) - ザミエル「貴様が自主的に鍛練するのなら私は何も言わん、堕落一直線の部下を鍛え直すのも上官の務めだ」 -- 名無しさん (2013-10-02 11:32:58) - ザミエル「…今は見逃してやるがな」 ベア「(もしかして、やっと少佐にデレ期が!?)」 -- 名無しさん (2013-10-02 13:33:08) - アンナ&リザ「ないない;」ベア「心を読まないで下さいよ!?」 -- 名無しさん (2013-10-02 13:55:01) - アンナ「いやあんた、ザミエルがデレるってそれもうラスボスが味方側に寝返るようなものよ?」ベア「つまり有りえないって言いたいんですか!?」アンナ「それ以外に何があるのよ」ザミエル「……今一度問うが、貴様らの中で私の評価はどうなっているのだ?」 -- 名無しさん (2013-10-02 13:57:56) - 一同『魔王様』シンプルだがこれ以外に例える言葉が見付からなかった。 ザミエル「・・・・・」 -- 名無しさん (2013-10-02 15:12:51) - ベア「(まぁ、優しいところがまったく無いわけでもないですけど。黙っておきましょう)」 -- 名無しさん (2013-10-02 15:14:31) - 神父「まあキルヒアイゼン卿に一任しましょう。リザ、あなたもお願いしますよ。二人になら安全に任せられますし」リザ「ええ、構わないわ」蓮「ん……そうだな。香純、お前も適任じゃないのか?」香純「へ?あたし?いやいや、確かに興味はあるけど」蓮「おまえ、老人ホームで俺の事を待ってたじゃねえかよ」香純「あ~……あの時か。まあね」苦笑する香純。 -- 名無しさん (2013-10-02 16:19:03) - セレーナ姫の面倒を見る担当ベアトリス、リザ、香純 -- 名無しさん (2013-10-02 19:21:41) - 蓮「そういえば、さっき執事が言ってた『アレ』ってなんだ?」 -- 名無しさん (2013-10-02 20:41:49) - ベルラ「ああ、そのことか。人魚なら誰しもが願う頂点――皆から崇拝される舞踏会、歌と踊りを兼ね揃えた伝統にして人魚の中で誰が一番『ふさわしいか』を決める演舞踏会だ」 -- 名無しさん (2013-10-02 22:37:06) - ベア「へぇ、舞踏会もあるんですか」 -- 名無しさん (2013-10-02 23:12:02) - ベルラ「世界の人魚たちがその時一同に集結し、世界の人魚たちの頂点に君臨する存在。それが現在の王なのだ」シュライバー「へ~」ベルラ「特に乙女たちにとっては夢の舞踏会ともいえよう」 -- 名無しさん (2013-10-02 23:22:09) - ベイ「…乙女」 アンナ「…何でかしら、こっち(Dies)では禁句ワードに聞こえるわ」 ベア「何でですか?」 リザ「聞かない方がいいわよ(苦笑)」 螢「と、とにかく。その舞踏会って誰でも参加出来るんですか?」 ベルラに聞く -- 名無しさん (2013-10-02 23:41:47) - ベルラ「可能だ。容姿関係なく、性別関係なく……その舞踏会で如何に美しく踊れ、己を表現できるか……それが決め手となる。まあ踊るのが好きであったり歌うのが好き、という輩も純粋にいるがな」 -- 名無しさん (2013-10-02 23:47:42) - 香純「へ~、楽しそう♪」ベア「ですね~♪」 -- 名無しさん (2013-10-03 00:04:16) - 司狼「盆踊りと舞踏会は違うぜ?大丈夫かよ(笑)」 香純「アンタね~、バカにしないでよ!違いくらいわかるっつーの!」 -- 名無しさん (2013-10-03 00:13:11) - ベア「まぁまぁ自由形式みたいですし、いいんじゃないですか?その、盆踊りでも♪」 ザミエル「……流石に場に添ぐわんだろう、あれは個ではなく集団で踊るものだ」 -- 名無しさん (2013-10-03 00:20:28) - アンナ「締めに皆でそれ踊るのも面白くない?♪」 神父「面白そうですが、何だかカルト的な儀式を行う光景になりそうですねぇ(笑)」 リザ「この面子だと洒落にならないわよ?その言葉」 -- 名無しさん (2013-10-03 00:23:48) - 玲愛「…藤井君はどうするの?出るの?」 -- 名無しさん (2013-10-03 09:10:28) - 蓮「俺はあんまり興味ないかな…」 玲愛「…そう、男女(と書いて夫婦と読む)で出るのもアリかなって思ったんだけど」 蓮「…えーと先輩?誰と誰が夫婦なんですか?」 玲愛「勿論、藤井君と私。……それに昨日のビーチバレーで優勝した人は誰か一人独占する権利もあるし」 蓮「;;;;;……優勝したのは先輩じゃなくて俺…ですよね?」 玲愛「うん、だから言ってる。……それとも、他に選びたい人がいるの?」 -- 名無しさん (2013-10-03 13:37:54) - 蓮「……そうだな。ま、ドレスアップした先輩とだったらいいかな?ただし、暴走だけはしないでくれよ?」玲愛「大丈夫……あなたへの愛がある限り、もうすることはないわ」蓮「そっか……じゃ」手を差し出した。蓮「俺と踊ってくれるか?玲愛」玲愛「いきなり呼び捨て……けど、いいわ」手を乗せた。 -- 名無しさん (2013-10-03 13:43:58) - 神父「テレジア…、幸せになるんですよ…(滝涙)」 リザ「気が早いわよヴァレリア(苦笑)」 -- 名無しさん (2013-10-03 14:47:24) - 玲愛「…やっぱり藤井君の本妻はこの私、でも危険な芽は摘んでおくに限ると思うの。だからハイドリヒ卿、ザミエル卿をドロドロのグチャグチャになるまで破壊(愛)してあげて。………ちょっとした幸せのお裾分け☆」 -- 名無しさん (2013-10-03 15:03:52) - 黄金「ふむ、よかろう」 ベア「(あ、死にましたね少佐)」 リザ「(言ってる意味が理解不能って顔しちゃってるものね)」 -- 名無しさん (2013-10-03 15:09:50) - 龍水「母刀自殿は誰を選ぶのですか?」 龍明「ふむ……、パシリ要員としてシュピーネ辺りかな」 紫織「黄金さんは選ばないの?」 龍明「娘の結婚式、及び孫を見る前に消し炭になる予定はないよ(笑)」 ザミエル「…………」 ドーラ召還五秒前 -- 名無しさん (2013-10-03 15:17:13) - 覇吐「ん~……なあ水銀さんよ。一時的に人間状態に戻せないのか?」水銀「可能だ……そうすると、舞踏会で人の状態で踊りたいという気持ちは分かるが、此度は此処の流儀に合わせろ」竜胆「私が『えすこーと』とやらをしてやる」覇吐「いいや……ここは俺がしなきゃいけねえんだ」真剣な表情で言う覇吐。なんだかんだで竜胆のことになると人一倍真剣になるのであった。 -- 名無しさん (2013-10-03 17:06:03) - 舞踏会も男女ペアで何組か出るようだ。 水銀「…マルグリット、我が女神。僭越ながら君のエスコートは私にさせてもらえないかな?」 普段のウザさがない、紳士な声で問う -- 名無しさん (2013-10-03 17:55:54) - マリィ「え~と……その……」水銀「此度の舞踏会は私が人魚たちを生み出す際に自ら手掛けたものだ。万が一にも、君と踊れるためにも……とね。それが実現しようとしているのだ。胸が高鳴っているのだよ……どうか、我が女神よ」傅き見上げる水銀。 -- 名無しさん (2013-10-03 19:15:15) - マリィ「…………」蓮「OKしてやれ、マリィ」 -- 名無しさん (2013-10-03 19:15:27) - マリィ「ふえ?」香純「そうだね~……いつもの感じじゃなくて、けっこう真面目に言ってるし良いんじゃない?」螢「今までの事は考えず、今だけを考えるのならアリじゃないかしら?」アンナ「たまには、ね」水銀「…………」返事を待つ水銀からは、ウザさがなかった。 -- 名無しさん (2013-10-03 19:17:04) - マリィ「……、うん、いいよ♪」 水銀「―――ありがとう、最高の舞台を貴女に捧げよう」 -- 名無しさん (2013-10-03 19:32:11) - 黄金「…出張るか、カールよ」 水銀「無論、女神と踊れる…この至高の一時を逃す謂れはない。それに、……女神を選ばずドライゾーネンキントを選んだ我が愚息に、少々腹も立っている」 -- 名無しさん (2013-10-03 19:35:33) - 蓮「悪かったな……たまにはお前にエスコートを譲ってやったんだよ」水銀「どう理由を述べようと、女神を選ばずゾーネンキントとはな、嘆かわしい」蓮「たまにはいいだろ……親父」水銀「…………ふむ。久しく聞くな……父、か」 -- 名無しさん (2013-10-03 19:44:35) - 黄金「私はザミエルと舞うとするが……綾瀬香純。我が娘よ……卿も我が縁者として、共に舞って欲しいのだが……如何かな?」優雅に微笑む黄金。香純「え?けど私、そんな不釣合いですって;それに私下手くそで足手まといになっちゃいますって;」謙虚に退がる香純だが、黄金はやんわりと首を横に振った。 -- 名無しさん (2013-10-03 19:46:16) - 黄金「否だ、香純よ……これは舞踏会。各々の振る舞いを魅せればよいのだ。上手い下手というのは所詮些末事……ザミエル、香純……二人と私は舞いたいのだよ」赤騎士「…………私は一向に構いませぬ」 -- 名無しさん (2013-10-03 20:22:47) - 香純「……え、と…。なら、宜しくお願いします。ハイドリヒ…さん、ザミエルさん」 ザミエル「敬称は不要、呼び捨てで構いませぬ」 香純「えぇ……なら、何て呼んだらいいですか?」 ザミエル「…ザミエルでもエレオノーレでも、御身の自由に。ハイドリヒ卿の縁者ならば、私(騎士)にとっては仕える姫と同義なのですよ」 香純「(///)……なら、エレオノーレ………………さんで」 ザミエル「……御心のままに」 黄金「私も呼び捨てで構わんよ、…個人的な希望を述べるなら父と呼んでくれると嬉しいが」 -- 名無しさん (2013-10-03 20:58:01) - 水銀「図々しいなハイドリヒ、お前の場合は曾祖父ではないか」 黄金「……カールよ、空気読め」 黄金の拳が水銀を沈めた -- 名無しさん (2013-10-03 21:07:22) - 香純「……;;;、……お父…さん…?」 希望に添って呼んでみた -- 名無しさん (2013-10-03 21:11:24) - 黄金「愛い子だ……綾瀬香純。卿はそのまま……刹那の、皆の太陽で在り続けるがいい。それが……卿である証であり、私の娘として鼻が高いというもの」香純「(///////////)」竜胆「失礼ながら、香純殿は黄金殿のどのような血縁に当たるのだ?氷室玲愛殿が黄金の血縁であるのは既に周知なのだが」夜行「なんだ、知らなかったのか?烏帽子殿。香純殿は黄金殿の曾祖父に当たるのだよ。少し複雑ではあるが、紛れもない真実だ」 -- 名無しさん (2013-10-03 21:20:37) - 龍明「ハイドリヒ卿の嫡子、イザークには双子の弟のヨハンがいる。氷室玲愛はイザークの、綾瀬香純はヨハンの孫だ」 -- 名無しさん (2013-10-03 21:31:37) - ザミエル「…業腹ながら、イザークとヨハンの母はそこにいるブレンナーだ。どのような経緯で…を聞きたいなら……、……話してやらん事もない、が……」 眼が全く笑ってない 竜胆「…深くは聞かない事にする;;;」 -- 名無しさん (2013-10-03 21:35:35) - 龍明「賢明な判断だ、烏帽子殿」 -- 名無しさん (2013-10-03 21:36:27) - 香純「あ、あははは……に、似てなくてごめんなさい?」黄金「何を謝る……卿が私の娘であることに違いなどはないのだ。テレジアに香純……卿らのような娘を得られたこと……嬉しく思うよ」 他の女人魚たち「はぁ~♡」見ていた人魚たちが卒倒していた。 -- 名無しさん (2013-10-03 21:38:13) - 蓮「まあ香純は香純だ」司狼「コロポックルはコロポックルのままでいいんだよ」マキナ「一度とはいえ、メルクリウスが惚れそうになった経緯もあるしな」刑士郎「マジか?」宗次郎「ご愁傷様?」とりあえず空気の読めない二人はゲンコツを受けた。誰かって?言うまでもないだろ。 -- 名無しさん (2013-10-03 21:39:35) - 龍水「(お、母刀自殿がキレる寸前の眼…久方ぶりに見た;;;)」 夜行「さて、これ程の顔触れが出るのならば我々も出てみようではないか、なぁ龍水?」 -- 名無しさん (2013-10-03 21:43:28) - 龍水「うぅ……夜行様、楽しんでおられますか?」夜行「ああ、存分にな」 -- 名無しさん (2013-10-03 21:47:39) - 紫織「というより、ここまで来たらもう全員参加でしょ(笑)」 咲耶「紫織様の仰る通りですわ(笑)……ほら兄様、しっかりして下さいまし」 -- 名無しさん (2013-10-03 21:51:33) - 壁に埋まっている刑士郎を引っ張り出した。刑士郎「あぶねぇ……今、三途の川が視えたぜ;」 -- 名無しさん (2013-10-03 22:00:26) - 龍明「なんだったら、死での手向けに『お灸』を据えてやろうか?なぁ……暗剣殺凶月刑士郎殿?」刑士郎「あはははは……龍明、お前……目が笑ってないぞ?」龍明「気のせいだ……(#^ω^)」 -- 名無しさん (2013-10-03 22:01:38) - 龍水「……母刀自殿は何故彼処までキレておられるのだ?;;;」 ザミエル「綾瀬香純を馬鹿にするような言を取ったからだろう、………ここが水中でなければ焼いてやったのだがな………」 -- 名無しさん (2013-10-03 22:04:58) - 誰を焼くかは言うだけ野暮 -- 名無しさん (2013-10-03 22:05:46) - 咲耶「龍明様、兄様への折檻でしたら後日御随意に」 さらっと -- 名無しさん (2013-10-03 22:34:12) - 刑士郎「ちょっ(・□・;)!?」黄金「よい、ザミエル、措け。ただ、確かに我が娘を馬鹿にするような言動は慎め。愛でるためにまずは壊そう……だが、例外とてある」愛撫するかのような優しさで、香純の頬を撫でて頭を撫でた。黄金「ではベルラ殿、我らも全員参加ということで頼む」ベルラ「承諾した……ならば、我らが誇る城に来るといい。これだけの人数だ、我らが城以外では全員納まらん」黄金「感謝する」 -- 名無しさん (2013-10-03 22:36:28) - 蓮「ん?」どこからかハープが奏でる癒しのメロディーが彼らに浸透してきた。すると、荒ぶる気持ちや負の感情などといったモノが除外されていくのが体感できた。ベルラ「む?久しいな……戻ってきたか」翻った。 -- 名無しさん (2013-10-03 22:53:46) - 蓮「誰だ…?」 -- 名無しさん (2013-10-03 23:17:04) - ベルラ「リリーと呼ばれる、ハープの楽器を扱う人魚だ。少々放浪の癖があってな。ここ数年はいなかったんだ」 -- 名無しさん (2013-10-03 23:20:49) - 司狼「それがこのタイミングで戻って来たんか、……出来過ぎじゃね?」 エリー「いやさ、そもそもここ創った人(?)がアレじゃん?」 司狼「それもそうだったな」 二人だけで会話 -- 名無しさん (2013-10-03 23:32:09) - ベルラ「失礼……迎えに行ってくる。姫、できればそちらのお嬢さん方と共に居てください」 セレーナ「はぁ……い……」まだ小さいが、最初よりは良くなっていた。 戒「教え方が上手いね、ベアトリス」 -- 名無しさん (2013-10-04 01:00:20) - ベア「当然♪もっと誉めてくれていいんですよ~?」 ザミエル「あまり調子に乗るな馬鹿娘」 ベア「う~~~、何で少佐はそうやって人の心折るんですか、アレですか、優しい教え方が出来ない事に対する僻みですか!」 ザミエル「何故そうなる。お前は少し誉めるとすぐ調子に乗り、下らんポカをやらかすだろうが」 ベア「それ何十年前の話ですか!?まだ人だった時の話ですよね!?」 ザミエル「…ほぉ?今は違うと?」 ベア「私だってちょっとは成長してるんですー、Σあた!」 ザミエル「あぁすまん、手が滑った」 -- 名無しさん (2013-10-04 01:25:50) - 香純「…何だかあの二人、姉妹みたいですね(笑)」 玲愛「…今更?だけどそれには同意、例えるなら厳しいけどたまにデレるツンデレ長女、優秀だけどワンコ属性な次女、……綾瀬さんも三女として登場してみる?」 -- 名無しさん (2013-10-04 01:35:33) - 香純「Σうぇ!?……え…と、まぁお姉ちゃんがいたらな~って思った事はありますけど…」 玲愛「……ワンコ属性の妹達とツンデレ長女、混沌(カオス)だね」 ザミエル「……当代、失礼ながらその『ツンデレ』…とは何ですか」 玲愛「あ、そっか。ザミエル卿今時のスラッグあまり知らなかったっけ…」 ベア「あぁそういえば、ツイッターをやってた時そんな事呟いてましたね~」 -- 名無しさん (2013-10-04 01:41:25) - ザミエル「『ツイッター』?」 -- 名無しさん (2013-10-04 01:45:51) - 珍しくキョトン顔のザミエル。 -- 名無しさん (2013-10-04 01:46:11) - ベア「(すみません、今ちょっとキュンときました)」 玲愛「(普段怖い顔してる人が無防備になるとギャップ(破壊力)あるよね)」 -- 名無しさん (2013-10-04 01:49:05) - ザミエル「すまん、流石に分からん」シュライバー「僕はある程度知ってるよ~?」ベア「少佐、これは知っててまあ損にはならないと思いますので、覚えて下さい」 -- 名無しさん (2013-10-04 01:51:23) - 玲愛「……まぁあれは平行世界の話だから置いといて。城に戻ったら多分PC設備があるだろうから教えてあげる」 -- 名無しさん (2013-10-04 01:54:44) - 玲愛「ザミエル卿ならタイピングとかすぐマスター出来るだろうし」 ベア「修得しようとした技術をすぐにもの出来なかった事はない、って言ってましたもんね」 -- 名無しさん (2013-10-04 01:56:58) - 器用貧乏も極めれば万能の典型 -- 名無しさん (2013-10-04 01:58:20) - ザミエル「……まぁそのツイッターというものの話は城に戻ってからで、」 玲愛「うん、了解」 -- 名無しさん (2013-10-04 02:06:18) - ベア「(珍しいもの見れました)」 玲愛「……あ、姉妹ネタ櫻井さんを忘れてたけど。ま、いっか」 -- 名無しさん (2013-10-04 02:08:51) - セレーナ「……♪(クスクス)」 -- 名無しさん (2013-10-04 02:12:17) - 玲愛「何が可笑しいの?」 セレーナ「ぁ、ぃぇ……みな、さん、なかよしなんですね…♪」 -- 名無しさん (2013-10-04 08:36:06) - そうこう話してる内にベルラが戻ってきた -- 名無しさん (2013-10-04 09:10:37) - ベルラ「今戻りましたぞ」見ると、傍らに控えている柔和な笑みを浮かべている人魚がいた。 -- 名無しさん (2013-10-04 09:21:19) - 黄金「そちらは?」ベルラ「放浪癖がある人魚こと、リリーだ」リリー「こんばんわ~♪」はんなりだった。 -- 名無しさん (2013-10-04 09:58:32) - 神父「先ほどのメロディーはあなたが?リリー「せやで?ここら辺で見ん連中やな?」 -- 名無しさん (2013-10-04 10:23:02) - 玲愛「…私達をまとめると、永遠の刹那・黄昏の女神・至高の黄金が率いる愉快な仲間達と変態水銀」 司狼「・・・愉快か?」 エリー「端から見てたら愉快だよ(笑)」 -- 名無しさん (2013-10-04 11:00:00) - 水銀「私がオマケのような扱いというのがちょっと引っ掛かったのだが」 玲愛「だって貴方、ボッチ(軍勢無し)だし」 竜胆「…私達を忘れないでもらいたいんだが、常世殿」 玲愛「私は『氷室玲愛』だよ、そっちの人とこっちを混同してくる人達はノーカン」 -- 名無しさん (2013-10-04 11:05:28) - 龍水「御主とて母刀自殿を昔の敬称で呼んでいたではないか」 玲愛「…そういえばそうだったね、ならこれからは御門さんって呼ぶようにするよ。昨日藤井君をタラシ込んだりハイドリヒ卿に叛意を示したりしてたから、黄金に最も近い赤騎士(ルベド)の敬称で呼ばれるのも心苦しいって思ってそうだし」 龍明「……的確に私の心情を察してくれて感謝する」 玲愛「もっと言ってあげようか?」 龍明「いや、結構。歳を取ると打たれ弱くなるのでね」 -- 名無しさん (2013-10-04 13:33:21) - 司狼「先輩節(毒舌)絶好調だな」 玲愛「私は思った事と事実を言ってるだけだよ、……これ以上言ったら藤井君に止められそうだからちょっと黙るね」 -- 名無しさん (2013-10-04 13:36:17) - 蓮「ありがとう」玲愛の頭を撫でた。玲愛「なんだろう……年下の子に頭を撫でられるのって新鮮」蓮「嫌ですか?」玲愛「うんうん……別に問題なし。むしろウェルカムよ」螢(ちょっと羨ましいかも) -- 名無しさん (2013-10-04 13:58:18) - 司狼「ま、先輩が平常運転かつ暴走もしねえってんなら、一番安全だわな。エリー、俺らも踊ってみるか?」エリー「あんた、踊るつったって……タンゴとかじゃないでしょうね?」 -- 名無しさん (2013-10-04 14:02:56) - 司狼「それ以外ないだろ」 ベイ「俺はどうすっかねぇ……ま、別に俺はどうでもいいがな」 アンナ「レン君取られちゃったしな~……どうしよ」マキナ「兄弟」蓮(女)「え?お、俺なんかでいいのか?」 -- 名無しさん (2013-10-04 14:46:35) - マキナ「あぁ、……お前以外を俺が選ぶと思うのか?」 -- 名無しさん (2013-10-04 15:06:02) - 渋く低い声で蓮(女)の目を見詰めながら言っていた -- 名無しさん (2013-10-04 15:10:26) - マキナ「…俺の傍にいろ、―――レン」 蓮(女)「――――はい(/////)」 -- 名無しさん (2013-10-04 15:19:28) - アンナ「……マキナのアレ、どう見てもダンスの申し込みじゃなくてプロポーズよね」 -- 名無しさん (2013-10-04 15:20:52) - シュライバー「ねぇアンナ、踊る相手がいないなら僕と踊ってよ♪まぁ君に拒否権はないけどね」 アンナ「ぅげ;;;」 -- 名無しさん (2013-10-04 15:22:42) - ベア「御愁傷様ですマレウス」 螢「…まぁ、あぁなるだろうとは思ってたけど」 戒「はは(苦笑)」 -- 名無しさん (2013-10-04 15:29:22) - ベア「私は当然戒とですね♪」戒「だね……螢、君もどうだい?」螢「いいの?兄さん」戒「勿論」シュピーネ「ふむ……わたくしはどうしましょうかねぇ」ベイ「俺とシュピーネがハブになるだろうな」リザ「私はヴァレリアとね」神父「まあ、そうなるでしょう」 -- 名無しさん (2013-10-04 16:33:34) - セレーナ「……あ、の……、よければ私と…踊ってはいただけませんか……?」 ベイに話し掛ける -- 名無しさん (2013-10-04 16:44:24) - ベイ「………いいのかよ、俺で」 セレーナ「はい…♪貴方からは何だか…懐かしいような…初めて会った気がしないんです……、……御迷惑、でしょうか…」 -- 名無しさん (2013-10-04 16:46:14) - ベイ「……………、…いいぜ、組んでも」 セレーナ「!ありがとう、ございます…♪……え、と」 ベイ「…ヴィルヘルム・エーレンブルグ、周りの奴等はベイって呼ぶけどな、好きに呼べよ」 セレーナ「はい♪……ヴィルヘルム様」 -- 名無しさん (2013-10-04 16:50:03) - 神父「…どこかで見た事のある光景ですねぇ」 -- 名無しさん (2013-10-04 16:51:55) - 龍明「(…でなくば意味がなかろうよ、なぁ我が師)」 水銀「(然り、してお前はどうする?一人我々を傍観しているかね?)」 龍明「…ふむ、どうだろう溢れ者同士組んでみるか?シュピーネ」 -- 名無しさん (2013-10-04 16:54:33) - シュピーネ「Σわわわわわたくしですか!?」 龍水「……母刀自殿、申し上げますが流石に趣味が悪いかと」 龍明「なに、容姿抜きに考えればこれでなかなか面白い男だよ。それに、あまり接した事のない者と組むのもまた一興だ」 -- 名無しさん (2013-10-04 16:57:07) - シュピーネ「ふむ……まあ確かに、あまり関わってきませんでしたからね」龍明「貴様がいつも逃げていたではないか」シュピーネ「小心者、小物故の性ですよ」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:02:18) - アンナ「て言うか、存在自体忘れられてたりしたもんね」 ベア「あぁそういえば、少佐が黒円卓居残り組を召集する時居なくても普通に流してましたもんね」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:11:47) - ザミエル「………そういえば黒円卓の一人だったな」 リザ「…エレオノーレ、それは追い撃ちよ(苦笑)」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:14:22) - シュピーネ「まあ、あの頃は仕方がありませんよ。クリストフが私を当て馬に宛がわれてから即座に城へ召し抱えられ、ずっと忘れられていましたからね」ベア「そういえば、あの時のベイのテンションは異常でしたよね?マレウス」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:14:59) - アンナ「うわ~……あれね?あの頭の沸いた猿のような雄叫びを上げてた時ね;」神父「しかも確か、マキナ卿とシュライバー卿が闘技場で殺し合っている時に乱入までしでかしてましたよね?」リザ「……あれは流石に引いたわ;」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:16:02) - ザミエル「そうか?見上げた根性ではないか」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:17:56) - ザミエル「貴様らもハイドリヒ卿の爪牙ならば少しは見倣え」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:18:56) - 皆「いやないから;」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:19:24) - ベア「皆してヒャッハーヒャッハー言いながら戦闘してたら怖いですよ」 ザミエル「ヒャッハーについては真似せんでいい、あれは正直五月蝿いしな。闘争の意欲を見倣えと言ってるんだ」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:22:18) - ベア&アンナ&神父&リザ「えぇ~~~~」ザミエル「……そうか。まだ私の愛(炎)が足りなかったと見えるな、貴様ら」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:23:50) - 静かに告げるザミエル。ザミエル「ベイのように闘争の意欲を見倣って欲しかったのだが……仕方ない。では手本として『私』を見倣うことから始めよう。まずは前回は瞬殺したクリストフは百回は生き残れるようになり、馬鹿娘は再びあの爽やかな青春を送ろうではないか」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:25:25) - ベア「あんな炎に塗れた青春なんか要りませんよ!?もっと純愛路線まっしぐらな青春がいいですよ!」ザミエル「甘ったれるな、貴様それでも私の部下か」アンナ「何気に誇らしげに自慢してるもんね♪プゲラww」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:26:45) - ザミエル「……よしマレウス、お前は焼死コース五百回逝ってみようか」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:28:10) - アンナ「なんでよ!?」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:29:41) - ベア「ドンマイです」 神父「…一応、お祈りしておきますね」 十字切る神父 -- 名無しさん (2013-10-04 17:30:36) - アンナ「シャレになってないわよ!?」螢(ごめんベアトリス、わたし今その話に乱入したら焼死コースに逝くと思うから助けられないわ)ザミエル「馬鹿娘だけが私の真・必殺技から逃げおおせたからな。新たに改良した技を試してみようではないか」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:31:14) - ベア「へ?なんですその主人公属性丸出しの感じは!?というか、まさかどこぞの世界で編み出した技を私に使う気じゃないでしょうね少佐!?嫌ですよ、あれはもうコリゴリですよ!?」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:32:10) - ザミエル「安心しろ、……それと私の砲のコラボ技だ」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:35:46) - ベア「!?!?!?!!?」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:40:31) - シュライバー「う~ん、…棺桶四つ用意しとく?」 ベア「棺桶用意するなら助けて下さいシュライバー卿ーー!!!(涙)」 シュライバー「ヤダ♪ザミエルの邪魔したら僕まで焼かれるもん」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:42:15) - ザミエル「貴様は当たらんだろうが」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:44:56) - 覇吐「なんか、あっちがすげえ物騒な話をしてるんだが;」龍明「関わるな、覇吐。あれに関われば諸共に焼かれるぞ。時に龍水、昔の私を見てどう思う?」龍水「はい?どうと言われましても……今も昔も、やはり母刀自殿は母刀自殿としか言えません♪」龍明「……そうか」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:46:35) - 水銀「なんならお前達だけ一度城に戻してやるが?」 ザミエル「気が利くな、だが不要だ。………愉しみは後に取っておくものだろう…?」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:50:11) - ザミエルが久方ぶりの冷笑を魅せていた。 -- 名無しさん (2013-10-04 17:52:53) - ベアトリスたち元居残り組「!?(お、悪寒が!?)」パールス「さて……んじゃ、ベルラ。案内してやってくれや」ベルラ「貴様に言われるまでもない」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:53:46) - そんなこんなで城へ案内されると、憲兵たちがいたが通され、大広間へ出た。すると、ドレスコートをした高貴な人魚から武闘派の人魚たちまで、たくさんの人魚たちが黄金たちを見ていた。 -- 名無しさん (2013-10-04 20:04:19) - しかし大勢の目に晒されているからといって畏縮するような精神をしている者達は言わずもがなこの場にはいない。 -- 名無しさん (2013-10-04 20:59:35) - 蓮「…なんか、やたらこっち見てるな」 水銀「いちいち紹介も面倒だ、故に省略の為各々の見せ場をルート別、映画構成で見せておいたのだよ」 黄金「ほぅ?」 蓮「…真面目に!やったのか?」 水銀「ちょっと番外編も混ぜたがな☆」 -- 名無しさん (2013-10-04 21:25:16) - 水銀「…番外編といってもお前達の日常とかちょっとギャグテイストな映像なだけだから……、全員本気の眼で武器を此方に向けないでもらえるか?」 -- 名無しさん (2013-10-04 21:26:43) - 全員がまさしく一体であるが如くの武装状態を展開させていたが、ここでいきなり滅尽滅相をかますわけにもいかず渋々収める -- 名無しさん (2013-10-04 21:28:34) - 黄金「ちょっとした冗談だ、我が友よ」 水銀「のわりには聖槍が物凄い光っているんだが?」 黄金「ふむ……、…気のせいだ♪」 水銀「可愛く言ってもお前の場合キモ《デア・フライシュッツェ・ザミエル》」 水銀の焼死体が出来ました -- 名無しさん (2013-10-04 21:36:35) - 蓮「……海中なのに何で炎が出るんだ;;;」 司狼「…いや姐さんだし」 玲愛「…疑問に持つだけ無駄だよ」 -- 名無しさん (2013-10-04 21:39:05) - ザミエル「ハイドリヒ卿に対する不敬…相手が副首領殿であろうとも、私が許さんのでそのつもりで」 水銀「…ゴフッ、女神への愛がある限り私は永久不滅だ!!……ゲホッ」 ベア「…肺も焼かれるとキツいですよね」 -- 名無しさん (2013-10-04 21:43:35) - 玲愛「ハイドリヒ卿、ちょっとお茶目にやって友達にキモイって言われたからって落ち込まないで」 黄金「…いや、その単語をカール(変態の代名詞)に言われたというのが少し、ショックでな」 香純「だ、大丈夫ですよ!え~と、」 水銀「キモイものはキモイではないか、成人男が何やってんだという」 ザミエル「焼かれたりないと、そう取りました」 水銀、魔王に連行されました 黒円卓一同「(合掌)」 -- 名無しさん (2013-10-04 21:51:46) - 10分後 水銀「……ちょっと回帰しそうになった…」目が虚ろになっていた -- 名無しさん (2013-10-04 21:54:12) - 黄金「……流石に大丈夫か?カール」 マリィ「大丈夫?カリオストロ」 水銀「あぁマルグリット、貴女こそがこの深海に燦然と輝く至高の宝石…貴女に魅せられた憐れな男(道化)をその愛で包んではくれまいか…」 黄金「余計変な方向に行っているが大丈夫だな」 -- 名無しさん (2013-10-04 21:57:48) - 神父「…あの副首領を10分足らずで欝手前にまでやるなんて、何やったんですかザミエル卿;;;」 ザミエル「…知りたいか?クリストフ」 クス、と口元に笑みを浮かべる様は確かに美人だが、背筋に寒いものが走るのは何故か -- 名無しさん (2013-10-04 22:47:41) - 神父「すみません申し訳ありませんテレジアの結婚式を見るまでまだ死にたくありません」 -- 名無しさん (2013-10-04 22:49:02) - ベルラ「…お前達の力関係がだいたいわかってきたよ…」 リザ「物騒でごめんなさいね(苦笑)」 -- 名無しさん (2013-10-04 22:52:09) - シュピーネ「おや?この写真……どこかで見覚えが」シュピーネがふと壁に飾られてある写真に気づいた。 -- 名無しさん (2013-10-04 23:07:35) - どこで見たか……それは、マキナ「……この写真は、あの時のか」かつて、同じ人魚の世界で地下宮殿において同名のセレーナ一族が明るく映っていた頃の写真にソックリだった。ベルラ「ああ、それはセレーナ姫の姉上と王と王妃様だ。まったく、仲が睦まじくて何よりだ」知る者は知る……この写真は間違いなく、あの世界の写真だ。水銀「……謝罪も兼ねて、彼らにはこの世界においては笑顔であって欲しいという私なりの配慮だよ。邪魔なら撤去させよう。悪気はない」 -- 名無しさん (2013-10-04 23:09:49) - ベイ「…………こっちでも元気そうだな」セレーナの笑みを見て感想を零したベイ。 -- 名無しさん (2013-10-04 23:20:43) - 黄金「そのようだな」 女人魚A「見まして?あの殿方たち……あの男魂で計測不可能を出したお方もいるらしいですわ」B「本当ですの?どの殿方ですの?」C「あの黄金色に輝く殿方と、あちらにいる少年ですわ」D「少年の方はともかく、あの長髪のお方……神々しいですわ♪」玲愛「ふんっ……藤井君の魅力が分からないなんて」蓮「いいんですよ、俺は。別にモテたいとか思ったことありませんし」 -- 名無しさん (2013-10-05 00:08:00) - 螢「まあ、私たちがそのことを知っていればいいんです」マリィ「だよねえ」 -- 名無しさん (2013-10-05 00:14:18) - 乙女たちは余裕だった。彼女たちにとって藤井蓮とは特別な存在であり、女性陣営にしてみれば蓮を喪失する事自体を避けたいほど、彼を深く愛しているのだ。少なからず好意を寄せており、彼の心に惹かれている。その面を鑑みれば、知らぬ者たちなど一顧だにしない……つまりは、そういうことだ。 -- 名無しさん (2013-10-05 00:16:44) - 玲愛「…あの女人魚達は表面しか見てない、魂の輝きが見えてない…つまり格の違いがはっきり出たって解釈でいいかな」 螢「先輩、もう少し言葉をオブラートに包んで下さい…」 -- 名無しさん (2013-10-05 00:26:56) - 香純「…本当にハイド…、…お父さん、モテるな~」 ザミエル「ハイドリヒ卿以上の殿方を知らんでしょうからな、自明の理かと」 -- 名無しさん (2013-10-05 00:33:42) - ザミエル「…まぁ、そも我が君以上の男等存在しえないでしょうが」 玲愛「…藤井君以上の男の子もいないよ」 -- 名無しさん (2013-10-05 00:37:31) - 蓮「はは(苦笑)…ありがとう玲愛」 玲愛「…うん、」 名前を呼び捨てされてちょっと照れていた -- 名無しさん (2013-10-05 00:41:39) - 神父「(幸せになってくださいヽ(;▽;)ノ)」 -- 名無しさん (2013-10-05 00:56:53) - 玲愛「……結婚式を挙げる時は、経費削減の為にどうしようもない外道の駄目大人だけど……まぁ、…お父さんみたいな存在には思ってる、神父様に任せてあげる。……真面目にやらなかったら縁を切るから」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:03:39) - 神父「―――――――」 本気で泣いていた -- 名無しさん (2013-10-05 01:05:57) - 神父「……藤井さん…、テレジアを…絶対に…幸せにしてあげて下さい……(感涙)」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:07:24) - 蓮「なんだろうか…勝手に結婚が決まってる気がする…まだする気も相手も決まってないはずなのに」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:08:48) - 螢「…藤井君、私が言えた義理じゃないけど。そこは空気読んで流すところじゃない?」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:11:34) - リザ「ヴァレリア、落ち着いて。玲愛はまだお嫁に行かないわよ?」 神父「……テレジアが…式の神父は私に任せてくれると…それだけで…もう泣けます(涙声)」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:14:57) - 娘から散々辛辣に当たられる毎日でも娘の一言で一喜一憂するのが父親 -- 名無しさん (2013-10-05 01:16:07) - 黄金「気持ちは分からんでもないな。テレジアよ、卿の未来に幸あれ。イザークもそう言っているぞ?」玲愛「おじいちゃんが?」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:18:17) - イザーク『――言っただろう?テレジア。以前にも告げた通り、私は総てを愛している。故に無論、お前のことも例外なくだ。ツァラトゥストラ、テレジアを任せたぞ』思念が飛んできた。 -- 名無しさん (2013-10-05 01:19:18) - 玲愛「……おじいちゃん…、うん…私幸せになるね」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:23:16) - 司狼「…………今更ながらスゲー恐い事に気付いた…」 エリー「うん?なにさ」 司狼「仮に、だ…蓮と氷室先輩が結婚したら、そこにいる黄金と水銀が親戚縁者の関係になるぜ?」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:27:25) - 刹那――文字通り、皆が制止した。 -- 名無しさん (2013-10-05 01:29:31) - 水銀「ほう(-_★)?」黄金「なるほど……そういえばそうなるか。自動的に綾瀬香純もまた刹那の親戚縁者ともなる」水銀「そして、女神との契りによって結ばれてもいる。よって」物凄い系図の出来上がり、ということになる。 -- 名無しさん (2013-10-05 01:30:54) - 黄金の息子がイザーク。イザークを生んだのがリザ。リザの娘がテレジア。テレジアの親のような存在がトリファ。玲愛はイザークの継嗣=黄金の娘。イザークと双子の弟のヨハンの継嗣が薄くはあるが綾瀬香純=蓮の幼馴染。司狼「うわ……すげえことになってんぞ、この系図;」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:32:51) - 司狼「つうか蓮のストレスがマッハになんのが目に見えるわ;;」 エリー「…親が親だもんね、蓮くんガンバ♪」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:36:53) - 戒「しかし、確かに凄い系図だ……う~ん。けど、螢と結婚をすれば僕とは兄と弟ということになるかな?どうかな、蓮君?ウチの螢は」螢「ちょっ(゚Д゚;)!?兄さん(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:38:25) - さりげなく螢をアピールする戒。少し刺激されたようだ。蓮「え?櫻井ですか」戒「そうだよ。僕が言っても説得力はないだろうけど……螢は直情なところがあるけど、優しい子なんだ。蓮君がよければ、ね?」ベア「そうなった場合、私とは姉弟関係になりますね♪」だが、ベアトリスと姉弟になるということは末恐ろしい悪魔の教官が目を付けるのは必定だ。主に――礼儀作法など諸々込で。 -- 名無しさん (2013-10-05 01:40:20) - ザミエル「教育は私がその場合してやる……何、ハイドリヒ卿が見込んだ刹那だ。仮にもキルヒアイゼンと姉弟関係になった暁には、その馬鹿娘の姉である私が『レッスン』をしてやる」修羅の赤騎士が嗜虐心満々でニヤリ、と冷笑する。 -- 名無しさん (2013-10-05 01:42:13) - ポンッ ベイ「小僧、悪いことは言わねえ……レオンは止めとけ」シュライバー「へ~?なんでさ?」ベイ「バッカ、ザミエルがセットに付いてくるなんざ火車に突っ込んだかと思ったら溶岩に突っ込んでしまったようなもんだぞ?生き地獄も良い所だ」ザミエル「――ベイ。遺言はそれだけか?」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:43:48) - 玲愛「…そんな事よりさ、なんで邪魔するかなトバルカインズ、ザミエル卿もベイ中尉焼くのは後にして」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:46:23) - その声にはまさに黄金の血を継ぐ覇の気が満ちていた -- 名無しさん (2013-10-05 01:47:48) - 戒「いやね……玲愛ちゃんには悪いんだが、やはり僕としても螢も見て欲しくてね。……無粋な真似をしているのは重々承知しているよ。けど――」玲愛「譲らない、と?」戒「うん……駄目かい?」低い声で笑顔の戒。互いに笑顔。 -- 名無しさん (2013-10-05 01:50:10) - 玲愛「…まぁ、他の女の子達が藤井君を諦めないってのは予想ついてたけどさ、幸せを掴もうとしてた女の子をドン底に叩き落として楽しい?屑だね、流石自称にするだけあるよ」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:53:21) - 戒「――――――――」戒は沈んだ。螢&ベア「戒/兄さん!?」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:56:07) - ベイ「小僧……お前、大変だな;」覇吐「マジでガンバレ;」蓮「はぁ……まあいいさ。俺は先輩を友人だろうがなんだろうが、不幸せにしたくはねぇしな……『二度』と、な」黄金「…………」今の言葉に黄金たちは無論気づいていた。だが、湿っぽいのは抜きなので敢えてスルーした。 -- 名無しさん (2013-10-05 01:57:25) - ベア「戒ーー!しっかりして下さい」 玲愛「毒舌で私に勝とうだなんて烏滸がましいよ」 -- 名無しさん (2013-10-05 02:07:17) - 全員『凄い正論;』 -- 名無しさん (2013-10-05 02:07:46) - 玲愛「…まぁ、最終兵器の鬼札(ジョーカー)を使わなくて済んで良かったかな」 覇吐「あの~…それって;;」 玲愛「天眼持ちの自閉症インド人じゃないよ、ザミエル卿、……綾瀬さんにハイドリヒ卿の系譜なら仕える姫だっていう感じの事言ってたよね、なら私にも当てはまるはずだよ当代ゾーネンキントだし」 ザミエル「…仰る通りですな」 玲愛「…安心して、文字通りの切り札だから本当に自分でどうしようもない時に手を貸してもらうだけ」 -- 名無しさん (2013-10-05 02:14:02) - 玲愛「…て感じだけど、櫻井さん…この(女の)戦場に上がってくるならおいで。受けて立ってあげる、でも生半可な想いなら潰すよ」 -- 名無しさん (2013-10-05 02:25:49) - 螢「……わ、わたしは」螢は狼狽した。今までにない玲愛の真剣な目に。だが、螢とて生半可な気持ちや理由で彼の夜都賀波岐として君臨していたわけでもない。螢「えぇ、受けて立ちます。私だって、藤井君への感情を燃やし続けているんです。決して、生温いものではありません」玲愛「よろしい」 -- 名無しさん (2013-10-05 05:40:17) - 玲愛「…その意気やよし、だよ」 -- 名無しさん (2013-10-05 09:44:13) - シュピーネ「ゾーネンキントもまた成長をしたようですね」ベイ「というより、元に戻ったってのが正しいだろ」シュライバー「元々はこんな感じだったしね~」水銀「ふむ……未知を求めて幾星霜。やはり、このような未知もまた吟味し味わってみるものだな。ハイドリヒ、私と親戚関係になるという意見、どう思うね?」黄金「私とカールが縁者に……か。なるほど、まさしく未知だな」 -- 名無しさん (2013-10-05 09:47:30) - イザーク『私からしてみれば不愉快なのですが』黄金「そう言うなイザーク。カールとて、昔とは異なっているのは知っていよう?ならばこそだ」イザーク『……メルクリウスはともかく。私は総てを愛しています。故にテレジアを祝福いたします。私の……孫にも当たるのですから』黄金「ふふっ……卿から穏やかな感情が少し感じたな」 -- 名無しさん (2013-10-05 10:06:00) - ザミエル「珍しいこともあるものだ。あのイザークがな」覇吐「?誰と話をしてるんだ、さっきから」夜行「恐らく、常世殿……あのとき、玲愛殿と同化していた黄金殿の継嗣ではないかな?この波長から察するに。どうかな?龍明殿」 -- 名無しさん (2013-10-05 10:34:28) - 龍明「夜行の見解通りだ、…そうか、いないとは思っていたが一度城に戻っていたか」 -- 名無しさん (2013-10-05 11:38:55) - イザーク『仕方がないだろ……父様が不在である以上、城の核である私までもが外れるわけにはいかん』 -- 名無しさん (2013-10-05 12:38:26) - イザーク『そうそう、これは蛇足だがな。…昨日の事についてはあまり気にしなくていいぞ、御門の党首』 龍明「なに?」 イザーク『戻った時ある一定の感情が特定の人物に向かった場合、その対象に好意を持つようになる術式を見付けた…もう解かれているし、マキナや女ツァラトゥストラには効果がなかったようだがな。テレジア達の暴走やお前の感情の揺らぎは概ねそのせいだろう。誰がやったかは語るに及ばず。……ではな、私はこれで失礼する』 -- 名無しさん (2013-10-05 12:53:17) - そう言い残して通信が切れた -- 名無しさん (2013-10-05 12:53:56) - 龍明「――――――そうか」 静かに呟く、だがその声は噴火寸前の火山を思い浮かばせた -- 名無しさん (2013-10-05 12:54:56) - 龍水「お、母刀自殿?どうかなさいましたか?」恐る恐る尋ねた。 -- 名無しさん (2013-10-05 13:20:38) - 水銀「どうかしたかね?」 -- 名無しさん (2013-10-05 13:31:38) - 黄金「……カール、イザークの話を聞いてなかったのか?」 水銀「………あ」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:00:08) - 龍明「――おかしいとは思っていたのだ…でなくば、私の矜持を…誓いを…我が魂を……裏切る事が起こりうる筈がない…」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:03:38) - 水銀 が 逃亡 した。 ザミエル と 龍明 が 捕獲 した。 -- 名無しさん (2013-10-05 14:04:53) - 水銀「待て離せ!?話せば分かる!以後このような術式を生み出さないと女神の地平に約束しよう!誓おうではないか!第一私は女神と踊るためにこの世界を生み出したのだ!頼む、謝儀を述べさせてくれ!!」水中だと言うのに、地面に頭を擦り付け摩擦で火を灯す水銀。 -- 名無しさん (2013-10-05 14:06:06) - 龍明「…そうだろうさ、そうだろうとも…私があの方に叛意を持つなど有り得んのだよ。…私の身(忠誠)も心(愛)も…全てあの方に捧げて一片の悔いは無し。…私の魂は……修羅の愛に抱かれているのだからな…」 淡々と語るにつれ髪も瞳も紅蓮の色に『戻って』いく -- 名無しさん (2013-10-05 14:10:57) - 龍明「…案ずるなクラフト…『殺しは』せんよ――」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:12:25) - ―――――暫くお待ち下さい――――― -- 名無しさん (2013-10-05 14:13:40) - ベア「………今の…今までの少佐の折檻は…とても気を使ってくれていたんですね…」 アンナ「…私、もうザミエルをからかうのやめるわ…」 リザ「…そうね…」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:15:10) - 曙勢「「「「(龍明 さん/様/殿 に逆らうのはやめよう…)」」」」」 龍水「(ガタガタブルブル)」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:17:05) - 黄金「………確かに…死んではいない…な、ギリギリで…」 黄金閣下ですら少し冷や汗をかいていた -- 名無しさん (2013-10-05 14:18:39) - ザミエル「(-.-;)」 微妙な顔をしていた。 -- 名無しさん (2013-10-05 14:19:17) - 司狼「おうおう、お姐様は相変わらずなことで」龍明「遊佐司狼か」司狼「んだよ、まだ俺の事フルネームで呼ぶのかよ?苗字でも名前でもどっちでもいいって言ってんだろ?」龍明「それもそうだったな」足元に転がる『ソレ』を蹴り飛ばしてから黒髪を靡かせる。 -- 名無しさん (2013-10-05 14:20:35) - 龍明「……葉巻が欲しいな、陸に上がったら一本くれないか?」 ザミエル「…なんなら幾らか纏めてやるよ」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:22:07) - 竜胆「龍明殿?あなた、葉巻を吸うのですか?」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:22:59) - 龍明「元々私は煙が好きなのだよ。火種から出る煙……煙草然り、葉巻然り。嗜好品というのは元来そういうものなのだが、私は吸うと落ち着くのだよ」 紫織「けど、身体に毒じゃないの?」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:23:57) - 龍明「此方(私達)の世界では手に入らんものだから諦めていただけだ、…前の世なら一日一箱は余裕で消費していたな、武器として利用していたし一種のトレードマークとも言えた」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:29:42) - 龍明「そも、不死英雄(エインフェリア)が健康を気にするわけないだろう」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:31:10) - ベア「……普通健康に気を使うなら、殺し合いを減らすべきですもんね…」 ベイ「ア゛ァ!?それだと逆にストレス溜まっちまうだろうが!」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:35:14) - ザミエル「阿呆、老いず病にもかからんのが我々だろう。であるならば必然、気遣う必要もなくなるという事だ」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:39:09) - 竜胆「……もうわかっていたつもりだが、本当にでたらめなんだなお前達…」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:44:19) - 黄金「……カール、我が友、生きているか?」 水銀「……もうヤダあの人達(Wザミエル)怖い……(涙)」 黄金「………そうだな、」 水銀「…獣殿、女を本気で怒らせてはならないよ……、本当に…(涙)」 黄金「……あぁ、肝に命じておこう」 修羅の王が永劫回帰を慰めていた -- 名無しさん (2013-10-05 14:58:51) - 龍明「………ふむ、少しやり過ぎたか…?」 ちょっとだけ良心の呵責が働いた -- 名無しさん (2013-10-05 15:01:46) - 玲愛「問題無し、いい薬になったと思うよ」 ベア「…薬と言うより、劇薬ですけどね」 -- 名無しさん (2013-10-05 15:05:19) - マリィ「…よしよし」 水銀の頭を撫でる 水銀「―――――マルグリットォォォォ!!!」 水銀が女神に抱き付いた、がそれに変態的な意味は無く子供が母親にすがるようなそんな感じだった -- 名無しさん (2013-10-05 15:10:11) - マリィ「、…これからは皆を困らせる事しちゃダメだよ?」 水銀「…あぁ、誓おう…慎むようにする、……もうサンドバッグ代わりも折檻も嫌だ…(涙)」 黄金「(心がバッキリへし折られているな…)」 -- 名無しさん (2013-10-05 15:13:59) - 龍水「…母刀自殿、流石に憐れに思えて来たのですが…」 龍明「私はもう怒っていないよ、我が師も落ち着けばいつもの調子に戻るだろう。そこまで柔な精神をしている男ではないからな」 -- 名無しさん (2013-10-05 15:26:19) - 蓮「まあ何度も世界を繰り返してるからな…マリィに殺されるために」 -- 名無しさん (2013-10-05 15:35:11) - 司狼「まあそのたびに自分の自滅因子の獣殿と相打ちになってたけどな、しかも、肝心の相手は自分の息子に取られる…日ごろの行いが悪すぎたのがいけないけどな」」 -- 名無しさん (2013-10-05 15:36:51) - 玲愛「当然の報いだし、そのまま死んじゃえばいいのに。永劫蘇らなくても困らないから」追い討ちをかけるように水銀に対して毒を吐く -- 名無しさん (2013-10-05 15:40:50) - マリィ「けど、カリオストロはそれでも私を想い続けてくれたんだものね?」水銀「そうだ……私を超える覇道の流出。君の魂は神格である私を優に超える。その慈愛の光を、君を見た時から私の世界の時は止まったのだよ。汝よ、かく美しいまま留まっておくれ……とね。切実に願ったよ……君に抱かれる(殺される)ことだけを常に願っていたからね」 -- 名無しさん (2013-10-05 15:45:49) - 宗次郎「そこまで切に願えるものなのですね」黄金「偏にカールの特性が関わっているが、ある意味盲目的ではあるが、故に永劫回帰が成り立つのだ」蓮「親父のは矛盾の上に成り立つ世界だからな」覇吐「マジか;俺は垣間見た程度だけどよ、そこまで凄いんだな;」夜行「あの下種が投げ捨てるように使用していたが、黄金殿たちは尊く気高い。私からしてみれば繰り返すことは置いて置くとして、気に喰わんとは思わんよ」 -- 名無しさん (2013-10-05 15:48:18) - シュライバー「クラフトの世界に棲んでれば否が応にも分かると思うよ~メンドウ臭いってことが」龍水「母刀自殿の心境も同じですか?」龍明「……少し見解がズレるな。師匠は師匠だが、私には永劫たる黄金がいたのだ。女神の治世でも感じることが出来た……私には、それだけでよかったのだ」黄金「愛いことを言うものだ」パールス「なにやってんだ、水銀の旦那たち?立ち往生しちまってよ」奥の方に先に先行していたパールスが手を振っていた。 -- 名無しさん (2013-10-05 19:18:35) - マリィ「ほら、行こう?」 水銀「………もう少しこうしていたいが……、致し方無し…」 -- 名無しさん (2013-10-05 19:23:06) - 水銀「すまないねパールス、待たせたか」 -- 名無しさん (2013-10-05 19:26:05) - パールス「言う程待ってもいないけどな、何してたんだ?」 水銀「少々弟子と戯れていてね、……・・・・・誠、成長したものだ…と実感していたのだよ(震)」 -- 名無しさん (2013-10-05 19:34:22) - パールス「???まあいい……そうだ。そこのお嬢さん方もそうなんだが、ウチらの王に逢うといい。今なら執務もちょうど休憩に入ってることだしな」水銀「良いのか?」パールス「無論。旦那は参加するのかい?」水銀「私が参加したところで空気を悪くすると思うのだが?」パールス「そうかい?旦那のメロディーは独特で俺は気に入ってるんだが」 -- 名無しさん (2013-10-05 19:43:58) - 水銀「そう言ってもらえると悪い気はしないが、今回は傍観していよう…出しゃばりたがる性質(タチ)でもないのでね」 -- 名無しさん (2013-10-05 20:30:02) - パールス「そうかい……ま、強要はしねえよ。んじゃ、部屋に案内するとするか。ベルラ、お前はお嬢さんたちを頼む」ベルラ「分かっている……『元近衛』殿」パールス「いつの話をしていることうやら……俺は単なるミュージシャンんだ」 -- 名無しさん (2013-10-05 20:31:48) - その言葉に察した者もいるが、この場で発言するべきではないと弁えて黙っていた -- 名無しさん (2013-10-05 20:43:29) - ……ベルラ「ここが共有部屋になる。すまんな、今現在そこまで部屋が空いていないのでな」宛がわれた客室は凄く広く、三十人は入っても全然問題ほど広かった。 -- 名無しさん (2013-10-05 20:46:43) - 香純「いや全然広いよ!」 竜胆「いい部屋だ、まったく問題ないよ」 紫織「~♪」 各々部屋を見たり買った荷物を置いたり寛ぎ始める -- 名無しさん (2013-10-05 20:52:48) - ベルラ「そうか?これでも小部屋の部類に入るのだが」リザ「どれだけ広いのよ?;」 -- 名無しさん (2013-10-05 20:54:36) - ベルラ「人魚族の中には圧迫感に弱い者が多い。そのため、個室はあれど数人が余裕で寝れるほど広くし、大人数であればより巨大に。これはそれ故だ」 -- 名無しさん (2013-10-05 20:55:39) - アンナ「な~る程、…ん~ここ規模的には普通の城より広くて、グラズヘイムよりはちょっぴり小さいってとこかしら?」 -- 名無しさん (2013-10-05 20:59:35) - 忍ばせている影から情報を得る魔女 -- 名無しさん (2013-10-05 21:01:04) - ザミエル「なるほどな……他には?」アンナ「あ~……なんか障壁っぽいのが貼られてる場所が数か所あるわね。それに、いくつか抜け道というか隠し通路的なものもあるわ」ベルラ「探知能力に長けているのか……まあいい。別段隠しはしていないしな……王たちを万が一にも守る通路はいくつあってもいいぐらいだ」そこで、光ったと思うと人魚の状態から――なんと、ダークスーツを着た壮年になっていた。ベルラ「やはり、人の状態になると落ち着くな」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:05:15) - 玲愛「どういうこと?あなた、生粋の人魚じゃないの?」ベルラ「生粋の人魚さ……ただ、成熟しある程度の条件を満たせば、近しいモノだけがいる場合のみその姿を変えることが許されている。これはお前たちに倣って姿を変えたまでのこと。部屋から出れば人魚の姿に戻れる」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:06:45) - ベア「つまり、私たちも元の姿に戻れるということですか?」ベルラ「この城の内部は特殊だ。王と私、パールス以外は知らんようだが、この城内に限って空気も存在する。水の中に空気……さも摩訶不思議だろう?」アンナ「だから成れるのね~その姿に」ベルラ「そういうことだ」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:08:15) - 龍明「…ふむ、やはり脚があると落ち着くな」 ザミエル「同感だ」 いつもの姿に戻った二人が葉巻を楽しんでいた -- 名無しさん (2013-10-05 21:11:00) - アンナ「順応早!;;」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:13:26) - 香純「というか、成れるんですか!?」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:14:03) - ザミエル「感覚的なものだ、綾瀬香純殿」龍明「己が意識すれば如何様にもなれる」紫織「お~!なるほど、こういうことか~!」紫織もいつもの姿に戻っていた。ベア「わたし、なんか成れないんですけど~!」ザミエル「このようなこと、稚児でも出来るぞ」ベルラ「いや稚児では無理だと言ったではないか;」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:15:29) - ザミエル「…なれば私の部下は悲しいかな稚児以下か」 ベア「憐れみたっぷりの眼で見ないで下さい!」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:18:16) - 螢「……ベアトリス、私も出来たわよ?」 ベア「Σなんですと!?」 ザミエル「ほぉ」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:20:38) - ザミエル「直感力は悪くないようだな、……誉めてやろうか?」 螢「…いえ」 ベア「う~~~~、螢にも出来たなら私も出来る筈です!!」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:22:39) - 玲愛「…どうどう、誉めてもらいたいからって焦ったりしたら出来る事も出来なくなるよ?」 こちらも元の姿に戻っていた -- 名無しさん (2013-10-05 21:24:42) - ベア「何で皆そうほいほい会得出来るんですか~(泣)」 ザミエル「…貴様が絶望的に不器用なだけだろう」 ベア「そんな事ありません!……Σ!」 玲愛「……あ、出来たじゃない」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:31:13) - ベア「…出来た、少佐出来ましたー!♪」 ザミエル「あぁはいはい」 アンナ「うわ超投げ遣り;」 玲愛「……でもちゃんと頭撫でてはあげるんだね」 螢「(何だか、ゴールデンレトリバーとその飼い主に見えてきたわ…)」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:35:03) - 紫織「…母禮って、昔はあんなだったんだね…」 竜胆「…そのようだな」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:37:21) - ベア「わんわん!」ザミエル「だからといってじゃれ突き過ぎだ貴様ァァァァァァァ!!!!」頭を掴んで振り回していた。 -- 名無しさん (2013-10-05 22:04:34) - 龍水「微笑ましい光景なのか、これは?;」龍明「女神殿、大丈夫か?」マリィ「う~ん……いまいち分からない」ペチペチと人魚の尾で応答するマリィ。 ……別室では。 水銀「ぐはっ!?」急に水銀が吐血していた。何かを感じ取ったようだ。 蓮「どうした?親父」司狼「どうせロクでもねえだろうよ」男連中は急に黄金が人型に戻れたことをキッカケに、一気に元の姿に戻っていた。 -- 名無しさん (2013-10-05 22:06:21) - 水銀「マルグリットの……いいや、これ以上言うとまた私は見放されてしまうな」黄金「自制はあったか」閣下は既に寛いでいた。 -- 名無しさん (2013-10-05 22:10:40) - 覇吐「な、なぁ……」水銀「なにかね?」覇吐「ここって……混浴とかねえのかな?」刑士郎「馬鹿かてめぇは?ここは海の世界なんだぞ?あるわけねぇだろ」宗次郎「凄く正論ですね」夜行「まあ『常識』を考えればないだろうな。人魚というものは、冷たい水を好むと聞いている。風呂ないし熱い湯を好むとは思えんよ」 -- 名無しさん (2013-10-05 22:12:05) - 水銀「稀に湯を好む人魚もいる、設備が無いわけではない」 覇吐「Σ!!!」 水銀「が、大半は男だ」 覇吐「orz」 -- 名無しさん (2013-10-05 22:18:50) - マキナ「サウナはあるのか?」水銀「あるが……行くのかね?」マキナ「漢だけが詰まっている部屋にいるよりはマシだ」夜行「ならば私は黄金殿と『チェス』なるものをやろうと思う」黄金「私とかね?カールやってみたらどうだ?悉く私は勝てた試しがない」 -- 名無しさん (2013-10-05 23:25:08) - 水銀「指名はお前だろうハイドリヒ。夜行、暇潰しがてら次に相手をしてやろう」 -- 名無しさん (2013-10-05 23:35:03) - 夜行「では」虚空からチェス盤を出した。司狼「俺らはどうする?」蓮「探検でもするか?」ベイ「ま、外に出る場合は人魚の姿でだろうがな」戒「まあ、それもいいのかもね」 -- 名無しさん (2013-10-05 23:48:22) - 刑士郎「そういやよ、夜になるに連れて城内の廊下、気配が増えていないか?」覇吐「そういやそうだな……物騒なことでも起きているのか?」水銀「舞踏会が近いのだ……その間を狙って誰かが狙ってくる……そういうことを警戒してでの警戒だよ。まあ、城に警備の憲兵がいるのは常識だ」 -- 名無しさん (2013-10-06 00:02:12) - シュピーネ「なるほど」 ……香純「ねぇねぇみんな、寝る前にいっぱい話さない?」玲愛「女子会風に?」ベア「まあ、私たちの場合もう女子とは呼べませんけどねぇ」リザ「まぁね」アンナ「己が若いと自覚していれば問題ないんじゃない?」龍明「して、何を話すのだ?綾瀬香純殿」香純「勿論、好きな異性の話もいいんだけど、まだみんなとは全部を話したわけじゃないし」蓮(女)「…………」アンナ「どうしたの?そういえばずっっっっっっっっっと黙ってるけど」蓮(女)「……マキナに俺を選んでくれたのは嬉しいんだけど、あいつの口から直接『好き』とか言われてないんだよ」竜胆「なんと……」 -- 名無しさん (2013-10-06 00:21:12) - ……マキナ「……何かを忘れていたと思えば;」ベイ「どした?冷や汗なんか掻きやがって?」 -- 名無しさん (2013-10-06 00:34:09) - 蓮(女)「まあ、近くに居てくれるだけでもうれしいけどな」 -- 名無しさん (2013-10-06 00:40:33) - 龍水「…健気なのだな」 紫織「(何だろう、身近にも似たような人がいる気が…あ、龍明さんだ)」 ベア「(少佐ばりの健気さですね…)」 -- 名無しさん (2013-10-06 00:43:38) - Wザミエル「私が何だって?」紫織&ベア「いえ、なんでも」蓮(女)「単純に『兄弟(おれ)』として好きなのか女としての『藤井蓮(おれ)』が好きなのか……そこら辺が凄く曖昧なんだよ」 -- 名無しさん (2013-10-06 00:47:39) - 龍明「心配せずとも、あれはちゃんと割り切ってお前を女として見ている。そこまで朴念人ではないよ」 ベア「そうですよ!…そうだ、丁度舞踏会もありますしその時に言ってもらえばいいんです、こう…踊りながらですね?いい雰囲気になった時にしおらしく話を切り出して…」 蓮(女)の手を取り踊りながらレクチャー -- 名無しさん (2013-10-06 00:56:20) - 蓮(女)「Σわ、と……………何で男パート踊れるんだ…?」 ベア「まぁ、………少佐の方がかなり様になって上手いんですけどね…」 -- 名無しさん (2013-10-06 00:58:13) - ベア「とにかくです、練習練習♪私をマキナ卿と思って」 蓮(女)「……ごめん、それは無理がある」 ベア「…えぇ~、……なら身長の近い少佐、ちょっとお願いしまーす」 ザミエル「切り出したのは貴様だろうが、私に尻拭いさせるつもりか」 ベア「そこを何とか」 ザミエル「……ふん、まぁこういった戯れもこの場のみか…、どうする女ツァラトゥストラ、練習に私と踊るか?」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:04:16) - 蓮(女)「…えーと…、お願いします」 ザミエル「承った、……ではお手を拝借」 そしてザミエルが男パート、蓮(女)が女パートでダンスを始める 竜胆「……物凄く様になっているな」 アンナ「…ザミエル、あれ絶対性別間違えて生まれてきたんだわ」 龍明「悪かったな」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:09:27) - 蓮(女)「…えーと…;;、……今はマキナの代わりって事でいいんだよな?」 ザミエル「あぁ、これはそういう趣旨だろう?『………なぁ?兄弟…』」 かなりイイ声で囁く 蓮(女)「Σ(///□///)」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:12:30) - ザミエル「『…そう可愛い反応をしてくれるな、…離したくなくなるだろう…』」 蓮(女)「や……ぇ、…ちょ…(ヤベー!ザミエル女だよな!?なのにイケメンってどういう!?///////)」 ザミエル「『…愛してる…お前だけを』」 蓮(女)「(///□///)」 玲愛「ザミエル卿ストップ、藤井さんが何か扉開いちゃうから」 ザミエル「?はぁ」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:18:26) - 紫織「…天然?あれ天然?(照)」 ベア「…まぁ、色々無自覚なんです」 リザ「台詞に声と表情が乗っちゃうタイプなのよ、彼女」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:20:28) - ザミエル「まぁ切り出さずとも、アイツの羞恥心を壊せばあれくらい言うだろう」 蓮(女)「…あ、アリガトウゴザイマシタ…(/////)」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:24:23) - 龍水「(…竜胆様といい、昔の母刀自殿といい……何故ついていないのかわからん)」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:26:06) - 玲愛「…じゃ、藤井さんが新しい扉開いちゃうところを阻止したところで。好きな異性の話でもする?今想っている人の話でも、それ以外にはどういう人がタイプか…とか」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:28:59) - 龍水「わたしは夜行様一択だ!」紫織「あたしはそうだね~……宗次郎以外私を捕まえてくれる存在はいないっぽいから、いないかな~」竜胆「むぅ……この手の話題は苦手だな」咲耶「そうでしょうか?女集えば姦しいとよく言うではありませんか」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:31:20) - 香純「覇吐さんはどうなんです?」竜胆「あいつか?あいつはいつも通りのスケベで変態な男だ」咲耶「ただ」紫織「決める時は決めてくれるんだよね~あんなんでも。そっちの大将たちはどうなの?」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:32:28) - 玲愛「藤井君は頑張り屋さんだよ、そして大切なものは絶対に守ろうとして…自分を省みてくれない」 香純「そうなんですよね、ちょっとは頼れーってドツきたくなるよ」 マリィ「だから私達がレンを守る、ね?♪」 螢「……まぁ、そうね。見ててかなり危なっかしい時もあるし」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:39:38) - ザミエル「ハイドリヒ卿は語るに及ばず、あの方は…将としての全てを兼ね備えている」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:41:10) - マリィ「…う~ん、カリオストロの事も…話した方がいいかな?」 アンナ「それはいらないでしょ」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:42:46) - 皆が苦笑し、笑っていた。アンナ「あ~あ、なんでレン君は総てを抱え込もうとしちゃうんだろうね~」ベア「戒もそれは同じですね」リザ「あと、マキナ卿も」アンナ「『女風情がでしゃばるな』」マキナの声真似をするマレウス。 -- 名無しさん (2013-10-06 02:01:36) - ベア「似てませんねマレウス(笑)」 アンナ「あんたねぇ、そこはお世辞でもちょっとは似てるって言うとこよ?」 -- 名無しさん (2013-10-06 02:05:25) - 玲愛「あ、閃いた…、男性陣の声真似誰が一番似てるか勝負してみる?」 -- 名無しさん (2013-10-06 02:08:43) - 皆「なに!?」玲愛「んで、一番似てた人が……この場合は褒美?それとも罰ゲーム?」ベア「一番似てた人が好きな人に向かって大きな声で羞恥心関係なく叫ぶ!ってのはどうです?私はOKなので問題ないです!」 -- 名無しさん (2013-10-06 02:11:36) - 玲愛「ならそれでいいよ、……あ、わざと似ないようにするのは無しね?やるからには全力で挑んでほしいな、………それとも勝負から逃げる?」 -- 名無しさん (2013-10-06 02:14:35) - 一同を見渡して言う -- 名無しさん (2013-10-06 02:30:54) - だがここは負けず嫌いの集まりのようなものだ、遊び半分本気半分の気持ちで挑まない人はいなかった -- 名無しさん (2013-10-06 08:42:28) - 玲愛「叫ぶ内容はどうしよっか、…定番のここは愛にしておく?」 -- 名無しさん (2013-10-06 08:45:58) - ベア「まぁ、それは追々で(笑)」 -- 名無しさん (2013-10-06 08:46:40) - 竜胆「いや、先に決めておくべきだろう」 紫織「んじゃ~鉄板の愛を叫ぶか、抱いて発言とか!(笑)」 竜胆「Σんな!?」 紫織「いいじゃん、誰が誰を好きだかなんてもう全員わかってる事なんだしさ(笑)」 -- 名無しさん (2013-10-06 08:51:18) - 龍水「順番とか、誰をやるかとかは決めないのか?」 玲愛「思い付きの遊びだし、誰をやるかは特に決めないよ。…順番は私の隣の櫻井さんから時計周りでいってみよっか」 螢「…それ、先輩が最後ですよね」 玲愛「言い出しっぺがトリを飾るのもありかなって」 螢「…もう、わかりましたよ…。…う~ん…(悩)」 -- 名無しさん (2013-10-06 09:07:04) - そういった思い付きの遊びに皆本気やら冗談めかして参加したり、ちょっとした寸劇までやりだしたりと笑い声や穏やかな空気が絶える事はなかった(からかわれたザミエルがキレたりしていたが本気で殴ったりはせず、部屋の中でベアトリスを筆頭に追い回していたが) -- 名無しさん (2013-10-06 09:35:13) - 香純「あははは!…あ~…涙出てきた(笑)」 玲愛「まさか藤井さんとザミエル卿の双首領の掛け合いが見れるとは思わなかったよ」 螢「うっすら背景に何か見えましたよね」 蓮(女)「俺としては先輩のイザークの真似にビックリしたけどな」 アンナ「あぁ、すっごい似てたもんね」 -- 名無しさん (2013-10-06 09:45:01) - 玲愛「なんでかね、おじいちゃんの物真似は上手いの…。櫻井さんがキルヒアイゼン卿の声真似が上手いのと同じ理由だと思う」 螢「……」 -- 名無しさん (2013-10-06 10:56:57) - 竜胆「ならば優勝は氷室殿でよろしいか?」 玲愛「個人的には背景にグラズヘイムが見えた藤井さん達を押したいな」 -- 名無しさん (2013-10-06 11:11:19) - 蓮(女)「いやそこは先輩だろ」 ザミエル「右に同意する」 -- 名無しさん (2013-10-06 11:14:22) - 玲愛「そう?なら私は好きな人に向かって叫ぶことにするわ」リザ「へ、平気なのね;」玲愛「当然。藤井君への愛は不滅……羞恥心?そんなものあるはずがないわ」断言した玲愛。玲愛「不滅の愛を纏う覚悟?私にもあるの。それじゃ、藤井君の元へ行くことにするわ」 -- 名無しさん (2013-10-06 13:25:04) - 螢「い、今からですか?」香純「明日にしたほうがいいんじゃ?」玲愛「それもいいけど、なんか明日は忙しい予感がするの」リザ「勘?」玲愛「勘」 -- 名無しさん (2013-10-06 14:23:06) - 玲愛「それじゃ、行ってくるね」 部屋を出てパールスの案内で男部屋へ行った -- 名無しさん (2013-10-06 14:47:45) - 紫織「…本当に行った」 アンナ「…今蓮くん達城の探索中で部屋にはいないって、言うべきだったかしら」 -- 名無しさん (2013-10-06 14:57:47) - ……蓮たち一行は城の探索に出ていた。蓮「しっかし、確かに広いな……」ベイ「まあ、ハイドリヒ卿のグラズヘイムよりは小さいがな」 -- 名無しさん (2013-10-06 14:59:17) - 戒「ところで蓮君は誰か付き合うつもりはあるのかな?かなりもててるじゃないか」司狼「バカスミにアホタル、電波先輩に女神様、そんでもってロリババア誰選ぶんだよ?」 -- 名無しさん (2013-10-06 15:23:31) - 蓮「真面目な話、俺は全員悪くはないと思ってる。けど、片方だけ選んじまうと他が不幸になっちまう……どうも、苦手でな」司狼「だが、選択は迫られるぜ?確実に」 -- 名無しさん (2013-10-06 16:06:42) - 人魚の姿で探索していると、ふと人魚たちの話が聞こえてきた。 人魚A「聞きまして?最近舞踏会に出る予定の方々が謎の病で病欠すると」人魚B「ええ聞きましてよ。それに中には廊下で血を流して倒れている人魚の方もいるとかなんとか……」人魚C「末恐ろしいですわねぇ」人魚の貴婦人たちの話を小耳にした男連中は首を傾げた。 -- 名無しさん (2013-10-06 16:11:28) - 蓮「謎の病?」 司狼「大方、どっかの阿呆が馬鹿やらかす予定なんじゃね?」 ベイ「それか、マジでヤバイ病気だったりしてな」 -- 名無しさん (2013-10-06 16:21:50) - 戒「それか何かの呪いとか祟りだったりしてね」 蓮「戒さんサラッと恐いこと言うな~」 戒「そうかい?」 -- 名無しさん (2013-10-06 16:27:10) - 司狼「聞き込みしてみっか?……こん中で男魂の評価高かった蓮とか、中尉殿や櫻井兄貴ならそう口は堅くなんねーだろうし」 蓮「…何気に引きずってんのな」 司狼「客観的に考えてだよ」 -- 名無しさん (2013-10-06 16:50:04) - 司狼「俺は一人でそこらぶらついてるわ、なんか面白いもん見付かるかもしんないしな」 好奇心を抑えられない悪童の顔で笑う -- 名無しさん (2013-10-06 16:52:46) - 蓮「…何かヤバイ時はちゃんと逃げろよ?」 司狼「へーへー、んじゃ三時間後辺りに一度部屋に集まろうぜ」 そう言って単独で行動を始めた司狼 -- 名無しさん (2013-10-06 16:56:38) - 戒「それじゃあ、聞き込みを始めようか」 蓮「…そうですね」 取り敢えず近くで噂をしていた貴婦人達から話を聞く -- 名無しさん (2013-10-06 17:00:40) - A「謎の病?あら、最近噂のことかしら?」戒「はい、少々小耳にしまして。できれば疎い僕らに教えてもらえれば幸いです」A「そうねぇ……皆さん方は病と噂しているのだけど、別の目撃情報だと暗殺されたんじゃないか?とも言われているのよ」戒「暗殺、ですか……ありがとうございました」 ……蓮「なにか心当たりはありますか?」憲兵A「私は知らぬな。ただ、同僚も何人かはそれで死んでしまっているので無関係とは言わぬが。貴婦人たちの間でも噂になっているとはな。参ったものだ」蓮(ということは、出場する奴ら以外……しかも、実力のある奴らばかりがやられているのか) ……司狼「なるほど……OK、あんがとよ」C「いいのよ♪ボウヤも探偵さんみたいなことして大変ね~。あなたも舞踏会に出るのよね?」司狼「まあな。そんじゃ、あんたも気を付けてな」 -- 名無しさん (2013-10-06 17:58:44) - ヒラヒラと手を振りその場をあとにする貴婦人達。 彼女らの気配が消えたあたりで蓮達はその場で口々に推測を飛ばす。 -- 名無しさん (2013-10-06 18:53:39) - ベイ「つまり……だ。噂じゃ二通りあるってことだな」司狼「本当に病なのか」戒「暗殺なのか」蓮「どちらにせよ、親父に報告だな。純粋に楽しもうとしてるんだ今回は。なら親父は無関係と考えていいだろ」シュピーネ「そうですねぇ。では先に私が報告しに行って参りましょうか」 -- 名無しさん (2013-10-06 19:07:34) - ベイ「頼む」シュピーネは人魚の尾を器用に使って颯爽と泳いで行った。蓮「親父に頼んで人の状態に戻してもらうってのはどうだ?」司狼「そうだな。確かにこの状態は速いかもしれねえが、慣れねぇ姿じゃ本領発揮は無理だわな」 -- 名無しさん (2013-10-06 19:15:38) - ……ベルラ「到着した」玲愛「どうも……って、あれ?藤井君は?ハイドリヒ卿」黄金「テレジアとベルラかね?どうかしたのか?こんな夜分遅くに」玲愛が到着したものの、お目当ての蓮はいなかった。黄金閣下は宗次郎と囲碁をしていた。 -- 名無しさん (2013-10-06 19:39:16) - 玲愛「こっちでちょっとしたゲームをやってて、その結果私が藤井君に愛を叫びに来たんだけど…いないんだ」 黄金「彼なら数時間前に探索に出ている、直に戻るだろう」 -- 名無しさん (2013-10-06 19:42:24) - 玲愛「ならここで待たせてもらうね、………」 チラッと囲碁の盤上を見たが、黄金無双だったためやっぱりな…、という面持ちで視線逸らす -- 名無しさん (2013-10-06 19:49:22) - 水銀「ゾーネンキントにベルラか……夜分遅くに動くのは感心せんな。まあ今回に関して私は関与はしていないから重々承知していたまえよ、諸君」マキナ「兄弟たちの会話は聞いていたからな。だがそうなると」シュピーネ「ただいま戻り……おや?何をしているのです?ゾーネンキント」玲愛「形成(笑)じゃない……ねぇ?藤井君は今どこなの?」 -- 名無しさん (2013-10-06 19:51:02) - シュピーネ「ツァラトゥストラですか?ツァラトゥストラは現在野暮用で出かけていますよ。それよりハイドリヒ卿並びに副首領閣下」水銀「よい、要件は理解している。まあその報告は一応皆にも聞かせてやれ。ゾーネンキント、伝達係としてザミエルたちにここで聞いた情報を伝えておくれ。クリストフ、ベルラがいるとはいえ、念のために向こうに連れて行く際に警護はしてやれ」 -- 名無しさん (2013-10-06 19:52:46) - 神父「お任せを」 玲愛「…何か釈然としないけど、ここに来る途中で色々物騒な噂が聞こえたから、その話?」 -- 名無しさん (2013-10-06 19:57:08) - 水銀「まぁそんなところだ」 シュピーネ「では、」 得た情報を報告する -- 名無しさん (2013-10-06 20:13:00) - 黄金「……なるほどな、ベルラ殿。真偽はどうかね?」ベルラ「ああ、あまり口外する気はなかったが、仕方ない。舞踏会……由緒ある伝統的にして伝説的な催しだ。邪な奴などいない……そう断言はしたが、実は不安分子がいないこともないのだ。どの世界を見渡してもいるものだ」黄金「心当たりは?」ベルラ「あったら私が直接断罪しているところだ。現在調査中なのだが……お前たちが来る数日前も、王妃候補が一人『謎の病』として処理したが……毒殺されている」 -- 名無しさん (2013-10-06 20:15:36) - 玲愛「ふぅん…、物騒だね。綾瀬さんや竜胆さん達に毒物には気を付けてね、って伝えとく」 神父「あのですねテレジア…、気を付けるのは貴女もですよ?」 玲愛「リザに毒味係を頼むから問題ないよ」 神父「そうですか」 -- 名無しさん (2013-10-06 20:21:59) - 玲愛「…藤井君達の野暮用はその事件を調べてたんだ、…………なら今夜中に何か起こりそうな気がする」 ベルラ「…予知能力でも持っているのか?」 玲愛「経験と勘かな、藤井君と遊佐君が組んで動いてる時点で厄介事の方から来るから。……仕方ない、今日のところは引き上げるね、伝達係もしなきゃならないし」 -- 名無しさん (2013-10-06 20:38:49) - 神父「では、警護して参ります。ザミエル卿が部屋にはいるでしょうから、部屋まで行けば問題はないでしょう」ベルラ「では水銀……私は行く。パールスはどうした?」水銀「パールスなら、現在己の楽器で新しい曲を作成中だよ。余念がない漢だ」 -- 名無しさん (2013-10-06 20:46:59) - ベルラ「奴は昔からそういう奴だ……では行くぞ」そう言って玲愛と共に出て行った。 黄金「……さて、と」パチン、と最後に一手を打って宗次郎を負かした黄金。宗次郎「くっ……先の先を読まれるとは」黄金「精進するがいい、壬生宗次郎よ。してカール、此度の一件はどう思う?」水銀「王室の関係者というよりは、上手い者たちを妬む者の犯行と見ていいだろう。昔のギリシャやローマではよく毒殺や暗殺などは日常茶飯事だったと記憶している。私が補佐官をしていた時も、私自身が狙われたこともあった」マキナ「どこまで放浪をしていたのだ、昔の貴様は?」 -- 名無しさん (2013-10-06 20:49:56) - 水銀「…さてな、何せ昔の話だ…今思い出している事も『そういえば前にもこんな事があった』という曖昧な記憶に過ぎん」 -- 名無しさん (2013-10-06 20:53:19) - 黄金「カールは無限とも形容できる時間を過ごしたのであったな。幾つ名はあるのかな?」水銀「覚えておらんよ」 -- 名無しさん (2013-10-06 21:00:00) - 水銀「かつて名乗った名は那由多の如し、いちいち覚えようとは思わんし…どうでもいい事だ」 -- 名無しさん (2013-10-06 21:12:50) - 夜行「ふむ……なるほどな」夜行は水銀、黄金と闘い負けはしたがいい勝負はしたのであった。覇吐「んでよ、俺らはどうすんだよ?指を咥えて見てろってか?」 -- 名無しさん (2013-10-06 21:15:38) - 黄金「我々のように見慣れぬ者達が大勢うろうろしていれば逆に怪しまれる、座して待つのも策の一つだ」 水銀「然り、悪目立ちするのは愚策と言えよう」 双首領がチェスをしていた -- 名無しさん (2013-10-06 21:21:21) - ……… 玲愛「…ねぇ、ちょっと聞いてもいい?さっき言ってた王妃候補ってどう決めてるの?」 帰り道の途中ベルラに質問 -- 名無しさん (2013-10-06 21:29:07) - 神父「?どうしてそんな事聞くんですか、テレジア」 玲愛「毒殺された人魚さんを殺したの、もしかしたら同じ王妃候補の誰かなんじゃないかなって。ほら、ライバルは蹴落としておくに限るじゃない」 -- 名無しさん (2013-10-06 21:43:48) - 神父「…あ~、それは言えているかもしれませんね」 玲愛「ドロドロした女の戦いって醜いし怖いからね…、単独は難しいだろうから共犯者がいるとか…推理小説ならこんなとこかな?だからって犯人まではわかんないけどさ」 神父「まぁ、それは追々判明するでしょう。今はテレジアの安全が第一です」 -- 名無しさん (2013-10-06 22:01:17) - 玲愛「……護衛が正直不安」 神父「…はは、容赦ないですね」 -- 名無しさん (2013-10-06 22:33:30) - ベルラ「確かに……それらしい王妃もいたのだが、その王妃までもが毒殺されてしまってな。加担していたと思われる痕跡などの証拠はあったが、これ見よがしにあったからな」 -- 名無しさん (2013-10-06 22:58:18) - 神父「その方はスケープゴーストに使われたのでしょうね、しかも証拠を片っ端から調べればそれはより真相から遠くなるように細工…または時間稼ぎでしょうか。何にしろなかなか知恵が回る犯人のようで」 玲愛「エグいね、神父様ばりに」 神父「…テレジア~…(嘆)」 -- 名無しさん (2013-10-06 23:11:07) - 緊張感の欠片もなかった -- 名無しさん (2013-10-06 23:14:13) - ……部屋に戻った玲愛は事の子細を伝えた。 -- 名無しさん (2013-10-06 23:18:45) - 玲愛「ということなの。だからリザ、毒見薬はお願いね?」リザ「え?いや玲愛、あなた私に本気でさせるつもり?」玲愛「……え?駄目なの?」香純「素で言ってたんですか;」螢「相変わらずですね;」ザミエル「ともかく、そういうことなら元警察として取り締まる必要はあるな。変態の仕業ではないと分かった以上、手を貸してやるのは道理。しかもハイドリヒ卿も楽しみにしているのだ……即刻終わらせてやる」龍明「事の究明に急ぐならば、少数精鋭で動くべきだな。紫織……隠形は健在か?」 -- 名無しさん (2013-10-06 23:21:04) - 紫織「嘗めないでよ♪」 目の前で姿を消してみせる -- 名無しさん (2013-10-06 23:25:09) - 香純「え!?消えた!?」 -- 名無しさん (2013-10-06 23:26:00) - 竜胆「紫織の隠形で姿を一時的に消しただけだ、香純殿」 -- 名無しさん (2013-10-06 23:27:55) - 龍明「健在で結構だ……ならば、少数精鋭で動くのは紫織にキルヒアイゼン、そして私だ。他の者はここに残れ。昔の私もここで警護してくれれば一番助かる。マレウス、貴様は影を使って不審な存在がいないかチェックをしてくれ」 -- 名無しさん (2013-10-06 23:29:19) - アンナ「え~私が~?」不満な声を漏らすマレウス。龍明は囁いた。龍明(頑張れば、刹那から何か褒美があったりするやもしれんな?)アンナ「私の影を全方位使って見つけてやるわ!!!!」 -- 名無しさん (2013-10-06 23:33:08) - ベア「単純ですねぇ」 紫織「ほんじゃお姫様達はお留守番しててね♪」 竜胆達に言う -- 名無しさん (2013-10-06 23:35:36) - 竜胆「致し方ない……その分野に特化した者たちに任せるとしよう」龍明「龍水、お前は私と連絡が取れるようにしていろ。咲耶は刑士郎たちと連絡が取れるようにしろ」 -- 名無しさん (2013-10-06 23:37:58) - 咲耶「分かりました、お気をつけて」 ……そして、時刻は深夜1時を回っていた。 -- 名無しさん (2013-10-06 23:40:09) - 巡回兵士A「どうだ?」B「異常なしだ」C「しかし、誰が殺めたのであろうな?」A「クシナダ姫は踊りも歌も上手く、俺は純粋に惚れていたのだが……残念だ」B「私はサシメ様だな。あのお方は俺のようなガサツな漢を気遣ってくれた人だ……惜しい人を亡くした」C「犯人を捕まえる……そう意気込んだが未だに証拠はなし」三人「はぁ~……」溜息を零しながら三人の兵士は泳いで行った。 -- 名無しさん (2013-10-06 23:42:19) - 隠形で隠れていた三人は天井に張り付いていたが、行ったことを確認してから降り立った。紫織「なるほどねぇ~……みんな女神さんのように優しかったんだ」ベア「それは嫌でしょうねぇ……許せないと思うはずです」龍明「ともかく、今は隠形のまま隠密に動くぞ。人の姿で見つかったら流石にマズイからな」二人「了解」即座に気配を絶ち、人の状態で隠密に行動していた。 -- 名無しさん (2013-10-06 23:44:15) - 紫織『しっかし、物々しいね~』 柱を蹴って移動している紫織が感想を漏らした。各々の部屋の前に兵士が一人から二人が配置されている感じだ。 -- 名無しさん (2013-10-06 23:55:20) - ………  アンナ「……今のとこ怪しいのはいないわね…」 香純「…うゎ~…何か緊張してきた、サスペンスドラマの登場人物になったみたい」 玲愛「じゃ、おやすみ」 香純「Σぇぇ!?」 玲愛「もう夜中だよ、綾瀬さんや櫻井さん、竜胆さんも明日に備えて寝たら?」 竜胆「…だがな、皆が頑張っているというのに先に休むのは」 ザミエル「お前達が起きていても仕方がない、…テレジアの言う通りだ、ここは我々に任せ明日に備えて寝ていろ」 -- 名無しさん (2013-10-07 00:02:52) - リザ「そうね……私にエレオノーレ、それにマレウスが起きていれば問題ないんじゃないかしら?」咲耶「私も眠らせて頂きます……どうやら、隠形に長けた男性陣も動き出したようです」 -- 名無しさん (2013-10-07 00:06:52) - ……ベイ(なんでてめぇが漢側にいるんだよ!?)シュライバー(今まで黙ってあっちにいたんだけど、気付かれないように且つ面白そうなこっちに来たんだよ~♪それに、臭いや第六感が鋭い僕やベイがいた方がいいだろ?)シュピーネ(まあ、確かに)夜行(では、参ろうか)男性陣営はこの面子だった。蓮も司狼も今回はお留守番だ。 -- 名無しさん (2013-10-07 00:08:34) - 漢連中は夜行の術式でより完全に気配を殺し探していた。すると、王の従者らしき神官とも取れる人魚がこんな夜遅くに出歩いていた。ベイはその神官が腰に携える小瓶に気づいていた。 -- 名無しさん (2013-10-07 00:37:57) - ベイ(シュライバー、先回りしろ。あのヤロウ、妙な『臭い』がしやがる)シュライバー(勿論さ……それに、あの小瓶から変な気配もしてるっぽいね) -- 名無しさん (2013-10-07 00:58:44) - その神官が徐に左折してシュライバーが追うと――その神官は消えていた。シュライバー(隠し通路かな~?でも、なんで気配や匂いまで消えてるんだ?)ベイ(おい、どうしたシュライバー?あのヤロウはどこに行った?)シュライバー(見失ったっぽいね)ベイ(はァ!?)シュピーネ(落ち着いてください……ここは行き止まりのようですねぇ)夜行(隠し通路があるのだろうが……確か、ベルラ殿かここの王しか知らぬ、と言っていたな) -- 名無しさん (2013-10-07 01:08:39) - ……… アンナ「……………」 その不審な神官の動きは、影を城全域に拡げていた魔女も捉えていた -- 名無しさん (2013-10-07 01:32:59) - ザミエル「どうだ、マレウス?」アンナ「なにこれ……?シュライバーを振り切るって普通じゃないわ。多分臭いを消す何かを所持してるんだわ。あと、なんか知らないけど私の影が入り込めない場所があるわ」ザミエル「どの辺りだ?」アンナ「ただの行き止まり……けど、かなり遠い別の場所に通じてるっぽい場所がある」 -- 名無しさん (2013-10-07 01:40:21) - アンナ「…転移の術かしら、一応影を通して場所を偵察に行ってる全員に伝えとくわ」 -- 名無しさん (2013-10-07 01:46:31) - 龍水「…むぅ、なれば私は必要ないではないか」 アンナ「そうでもないわよ、もし戦闘や捕獲ってなったらそっちに集中しなきゃなんないし、そうした時の通信手段は貴女しかいないわ」 -- 名無しさん (2013-10-07 11:19:02) - 龍水「……相分かった、元より母刀自殿から頼まれている事だしな」 アンナ「一応頼りにしといてあげるわよ(笑)」 そうして情報を龍明班、夜行班に伝える -- 名無しさん (2013-10-07 11:22:11) - ……龍明(…ふむ、だからと言ってそれを我々も使えるかと言えば難しいだろうな)……夜行(…調べるか) -- 名無しさん (2013-10-07 15:12:24) - 蛇の道は蛇、何等かの術関係ならば専門の方が詳しい -- 名無しさん (2013-10-07 15:55:35) - 夜行は壁を触れたり魔力を探ってみたが、特に変化はなかった。夜行「魔術的関与はない……となれば転移したと見るのが妥当か」シュピーネ「!皆さん、気配を消してください。誰か来ます」静かに言うと、ベイたちは気配を絶って天井に張り付いた。すると、先程の神官が最初からそこにいたかのように出てきて、何事もなかったかのように角を曲がって行った。ベイ(おい、あのヤロウ腰の小瓶はどこにい――) 『きゃあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!?』 皆『!?』そこに、女性の悲鳴が闇夜に轟いた。 兵士たち「なんだ、今の悲鳴は!?」兵士「もしや、またか!?」兵士「とにかく急行しろ!!」兵士たちがゾロゾロと出てきて泳いでいく中、夜行たちも降り立ち龍明たちにコンタクトを取った。夜行「こちら摩多羅夜行。龍明殿、そちらも聞こえましたな?」龍明「ああ。今私たちの近くで発生した!今急行しているから、我が師匠たちを呼んで来い!聖餐杯には玲愛殿たちを守るように厳命させておけ!」 -- 名無しさん (2013-10-07 17:26:15) - 夜行「御意に。ベイ殿、シュライバー殿はさっきの神官を見つけて下され。私とシュピーネ殿で現場へ急行しますので」ベイ「任せろ」 -- 名無しさん (2013-10-07 17:29:12) - シュライバーとベイは早速さっきの神官を追跡しに向かい、夜行たちは現場へ向かった。 ……現場に向かうと、階段から転がり落ちたであろう王妃が目を見開いたまま死んでいた。 兵士A「どうだ!?」兵士B「…………」首を横に振っていた。 兵士C「!?このお方は……マレーネ様!!」 よくしてもらっていたであろう兵士が駆け寄ろうとするが、同僚が止めた。D「何故だ!?お優しかったあなたが何故だ!?」兵士たち「落ち着け!?」 現場が騒然とする中、パールスたちは現場に到着していた。パールス「……よりにもよってマレーネ妃殿下か」無表情のまま、握り拳を作りながら呟いていた。 -- 名無しさん (2013-10-07 17:32:43) - …… ザミエル「…マレウス」 アンナ「今怪しい奴をベイとシュライバーが追ってる、あとクリストフがこっちの護衛に来るわ。現場の方には双首領が行くって」 -- 名無しさん (2013-10-07 17:35:54) - 悲鳴が聴こえたザミエルがルサルカに現状を聞いていた -- 名無しさん (2013-10-07 17:36:51) - ザミエル「なるほど……竜胆に咲耶たちはこの場へ残れ。私が念のためにここに残る。マレウス、貴様は影で他に不審者がいないか探れ」 -- 名無しさん (2013-10-07 17:37:28) - 司狼「ようお姉様がた……俺らも着させてもらったぜ?」そこに、報告を受け司狼に蓮も来ていた。蓮「親父とラインハルトが向かった……ミハエルに宗次郎が今辺りを警戒してくれている」マリィ「なにがあったの?」不安そうに尋ねた。 -- 名無しさん (2013-10-07 17:38:40) - ザミエル「殺しだよ」 端的に答えた -- 名無しさん (2013-10-07 17:39:14) - リザ「エレオノーレ!」 ザミエル「隠しても仕方あるまい、故にだ女神…貴女もここで大人しくしていていただきたい」 -- 名無しさん (2013-10-07 17:41:57) - ザミエルは身を翻し、ザミエル「ここからは……『警察』の仕事だ」 -- 名無しさん (2013-10-07 17:43:40) - ……黄金と水銀は現場に到着し、確認していた。黄金「どう見るね?」水銀「呪術的なモノであろうな……見給え」他の兵士たちが情報が漏れないようにしている中、水銀が死した人魚の口元にあった小瓶を拾ってみせた。 -- 名無しさん (2013-10-07 17:44:50) - 龍明「夜行たちの報告であったものか」紫織「でも、それが毒が入ってるの?」水銀「正式には『毒の形をした生物』と言うべきかな」そう言って死した姫に向けて掌を翳し、水銀「Disce libens」光ったと同時に体内から紫色の人差し指程度の長さの蛇のような存在が出てきた。 -- 名無しさん (2013-10-07 17:46:53) - ベア「これって?」水銀「恐らく、これが毒の正体だろう。しかも見給え」体内から出てきたそれは、徐々に灰燼と化し――消えてしまった。水銀「体内に残留しているものが毒と判明したが、証拠は残らない……いいや、残さないように細工をしてあるのだよ。しかも体外に出せば消滅するという風に、な」 -- 名無しさん (2013-10-07 17:48:39) - 龍明「厄介なタイプだな」ベア「けど、ベイ中尉にシュライバー少佐が追跡しているのでしょ?なら」黄金「楽観視はしないほうがいい。この犯行をした者……相当手馴れているようだ」 -- 名無しさん (2013-10-07 17:49:47) - 水銀「加えて追跡しているその二人は捕縛に向かん、……うっかり殺しでもしたら目も当てられんよ」 -- 名無しさん (2013-10-07 17:52:24) - ……その頃、狂犬コンビは神官を見つけて捕獲に掛かっていたのだが――マジで殺す気でいたのは言うまでもない。ベイ「逃げられると思うなよ、クソがっ!!」人間状態+杭を出しながらベイが疾走し、シュライバーは先回りして銃口を向けていた。シュライバー「止まりなよ君、死にたいのかい?」 -- 名無しさん (2013-10-07 17:55:53) - 神官「――――――!」フードで顔を覆っている神官は驚きはしたが、即座に外へ向かって動いたと思うと――紫色の煙に包まれた。ベイ「逃がすかッ!!」杭の散弾銃を放ったが、霧を穿っただけで神官はいなかった。シュライバー「!?ベイ、これが僕らの嗅覚を鈍らせてる奴だよ!嗅いじゃだめだ!」 -- 名無しさん (2013-10-07 17:57:41) - ベイ「なに!?」ベイは咄嗟に下がり鼻を服で塞いだ。だが、その間に神官にはまんまと逃げられたのであった。ベイ「クソがっ!姑息なことしやがって!おいシュライバー!てめぇの鼻はどうだ!?」シュライバー「……剛腹なんだけど、僕の鼻もやられたっぽいね」 -- 名無しさん (2013-10-07 18:00:27) - 黄金『ベイ、シュライバー。捕獲はどうなった?』黄金からの思念が飛んできた。 -- 名無しさん (2013-10-07 18:11:26) - ベイ「すんません、ハイドリヒ卿。逃げられました」黄金『そうか……良い、ならば他の人魚たちに見つからないようにして帰還せよ。我らが人であることは知られるわけにはいかん』 -- 名無しさん (2013-10-07 18:20:18) - ベイ&シュライバー「「ヤヴォ…」」 二人が主に返答しようとした時、外から神官を縄で縛ったザミエルが入ってきた ザミエル「……爪が甘いぞ貴様等」 ……… 夜行「あぁ、言い忘れていましたが。刹那殿達が女性達の護衛についたため、ザミエル殿が捕縛に向かっていましたな」 水銀「……死んだか、」 黄金「卿は私の部下を信用していないのか…」 水銀「…いや、だってな…」 -- 名無しさん (2013-10-07 18:34:45) - 神官はフードで顔が見えないが、ザミエルが引き剥がそうとしたその時―― ガリッ!! ドサッ!と神官が倒れた。 ザミエル「!自決したか」嫌悪を現しながら見てみると、額に変な紋章が浮かび上がったが一瞬で消え、舌を噛み千切ったようだ。ザミエル「舌を噛み千切るなどできるはずがない……だが、何かしらの強制的な力でやられた、か」 -- 名無しさん (2013-10-07 18:39:35) - 黄金「ふむ……取り込んで記憶を読み取るとしよう」水銀「それが妥当だろう……私たちは部屋に帰還する。パールスはすまんがベルラと共に近辺をうろついて近寄らせないようにしてくれ」パールス「あいよ」ベルラ「承諾した」 ……ベイ「て~ことで、現在ハイドリヒ卿とメルクリウスの野郎と夜行が現在魂を読み取って解析中だ」シュライバー「僕らはその間、この女子の部屋にいさせてもらうよ」マリィ「事件、解決?」蓮「ああ……(まだまだ終わっていないがな)」 -- 名無しさん (2013-10-07 18:41:38) - 神父「…テレジアの予感的中ですね」 玲愛「…当たってほしくはなかったけど…、本当に明日忙しくなりそう…」 -- 名無しさん (2013-10-07 19:33:32) - 香純「ま、まあ忙しいのは慣れてますけど、やっぱり踊りたいな」アンナ「安心しなさいって。あたしらがいる時点で相手がむしろ可哀想よ」龍明「時期にこのような騒動は終わる。安心したまえ」紫織「ん~……けど、なんでこんなことするんだろうね?特に女ばっか狙われてるらしいじゃん」不思議そうに首を傾げる紫織。宗次郎「嫉み、とかでしょうか?」ベア「無差別ってわけでもなさそうですしね」 -- 名無しさん (2013-10-07 19:43:36) - 玲愛「女の泥沼世界なら詳しい人がそこにいるじゃない」 ザミエル&龍明「「ブレンナー、お前の見解を聞いておこうか」」 リザ「…貴女、やっぱり変わらないわね(苦笑)」 龍明「冗談だよ、玲愛殿の言葉に乗ってみただけだ」 ザミエル「私はわりと本気だったがな」 場の重い空気が少し軽くなった -- 名無しさん (2013-10-07 21:02:33) - リザ「もう、……私の考えだと同じ妃の内誰かの犯行、『普通に考えたら』殺された彼女達と仲の悪い人の犯行じゃないかしら」 アンナ「普通に、ねぇ…てゆー事はさ真相は違うってバビロンは考えてるのね」 リザ「私は探偵じゃないから合ってるかわからないわ、だから多分ってところね」 玲愛「…私の推理と似てる、やっぱり思考がそっくりなんだ…育ての親が親だから仕方無いんだね」 -- 名無しさん (2013-10-07 21:32:11) - リザ「(苦笑)、…エレオノーレ、貴女はどう?」 ザミエル「憶測を語る気はない、……あの自決した人魚の額に妙な紋章が浮かんでいたという事は伝えておこう」 龍明「形を再現出来るか?」 ザミエル「容易い」 ジリッ…、と炎で神官の額に浮かんでいた紋章を再現する -- 名無しさん (2013-10-07 21:45:10) - 龍明「まじないの類に相違無いようだが……見たことのない術系統だな、効力の推測程度は出来るが」 -- 名無しさん (2013-10-07 21:52:55) - 龍水「母刀自殿でも知らぬ術なのか…」 アンナ「メルクリウスなら初見で何の術か知ってるかもね、…私もこれはどこのかちょっとわかんないかな…、微妙に似てるのは心当たりあるんだけど……忘れちゃったし」 ベア「使えませんね~」 ザミエル「お前が言うな」 ベアトリスにチョップ -- 名無しさん (2013-10-07 22:12:22) - 竜胆「・・・・・今物凄く鈍い音がしたが、大丈夫か;;;」 螢「…まぁ、ベアトリスは慣れてるだろうし」 戒「大丈夫、じゃないかな…?」 ベア「~~~~~~~~~った~!あ、頭…真っ二つになってませんよね……」 玲愛「安心して、漫画みたいなコブが出来てるだけだよ」 -- 名無しさん (2013-10-07 22:27:05) - ベア「…あ、コブだけですか…良かった~、割れてたらどうしようかと…;;」 紫織「その感覚もどうかと(苦笑)」 咲耶「麻痺してしまってますね」 -- 名無しさん (2013-10-07 22:41:15) - 刑士郎「って~なると、やっぱその紋章が解明しねぇことにはどうにもなんねぇか」水銀「そうでもないぞ」壁抜けをして出てきた水銀。片手には最古の時代に使われていたであろう滅茶苦茶古い本を携えていた。 -- 名無しさん (2013-10-08 00:16:19) - 蓮「今更すぎるが一々の行動をもっと普通にできんのか」 水銀「私にとってはこの程度気にも止まらぬ些事なのだが」 -- 名無しさん (2013-10-08 00:21:15) - 司狼「んで?こっち来たって事は何かわかったんだろ?」 -- 名無しさん (2013-10-08 00:29:01) - 水銀「ああ。ハイドリヒが記憶を読み取ってくれたよ。そして見えたことがある……ベイよ。『神代の魔女』を覚えているかね?」 -- 名無しさん (2013-10-08 00:44:02) - ベイ「……ああ、覚えているがそれがなんだよ?」水銀「それクラスの呪術師がいる、ということだ」 -- 名無しさん (2013-10-08 00:46:56) - ベイ「………へぇ、」 声にピリッとした気が籠る -- 名無しさん (2013-10-08 00:50:07) - ベイは知る。かつて平行世界で戦った魔女を。ベイ「だとすっと、頷ける点がいくつもあるな」水銀「使われていたのが、私がかつて神官として勤めていた際に見覚えのあるウルク文字だったのでな。関連することで調べてもいたらヒットしたよ。マレウスも見覚えがあるはずだ。遺産管理局にもエリザペート・パートリー以外にも戦闘には不向きな古代書があったはずだ」 -- 名無しさん (2013-10-08 00:50:44) - マレウス「あ~……確かにあったっぽいけど、その後ベイトシュライバーの殺し合いの場面に遭遇したから、もう記憶が曖昧よ。けどなるほどねぇ……そっち系統に特化した奴がいるんだ」水銀「私は生ませるつもりなど毛頭なかったのだが……人魚の世界も時が流れ過ぎたようだ。私の知らぬことも増えているとはな」蓮「香純たちに影響は?」水銀「ザミエルやマレウスがいれば毒殺はまず不可能だ。安心しろ」 -- 名無しさん (2013-10-08 00:52:55) - ザミエル「…毒殺『は』、か…引っ掛かる物言いだな」 -- 名無しさん (2013-10-08 00:57:15) - 水銀「問題なのはあの種の呪術は解析に時間が掛かる。私とて久方ぶりのことで手間取ってしまったのだよ。そうだな……お前たちに問うが、ハイドリヒの聖痕を植え付けられて仮にも解除できると思うか?」 -- 名無しさん (2013-10-08 00:59:08) - ザミエル「いや、不可能だろう…マキナならば可能にするやもしれんが、が」 黄金に近い近衛達は最早獣の一部、仮に聖痕を植え付けられても甘んじて受けるのが白騎士と赤騎士、解除出来るのは黒騎士くらいのものだろう -- 名無しさん (2013-10-08 01:05:01) - 水銀「そういうことだよ。ある意味この呪いもごく小さな確率でのみ解除ができるようになっていてな。私やハイドリヒでなければ解除は不可能だ」シュライバー「凄く分かりやすい例えだね」 -- 名無しさん (2013-10-08 01:07:09) - 戒「だとすると、そういうのに免疫がない人ほどかかりやすく、逃れに難いと」水銀「そうだ。マレウスに私、息子にハイドリヒ、ゲオルギウスにマキナにはこの術式は効かぬのは判明している。あとは夜行に龍明、お前たちもだ。打ち消すことはできぬが抵抗はできるはずだ」 -- 名無しさん (2013-10-08 01:08:42) - 夜行「なるほどなァ……ではここで出てくる食事には私たちが調べれば問題はありませぬな?」水銀「そういうことだ」覇吐「しっかし、人魚にもこんな野郎がいるんだな」ザミエル「古今東西、女とは神羅万象あらゆる意味で摩訶不思議な生物だ。女程荒唐無稽な存在もいないだろ」 -- 名無しさん (2013-10-08 01:15:36) - リザ「エレオノーレ、貴女だって女じゃない(苦笑)」 ザミエル「ハッ、…私は笑いながら他人を騙したり蹴落としたり出来る程図太い神経はしておらんよ」 リザの言葉に鼻で笑う赤騎士 -- 名無しさん (2013-10-08 01:24:03) - ベア「笑いながら人を焼き殺したりしますけどねぇ」 -- 名無しさん (2013-10-08 01:25:06) - ザミエル「それはそれ。これはこれだ。私が欲するのは勝利のみだ。闘って勝利する。掠め取るなど戦士のすることではない。故に、この手の輩に関して、私は一切妥協はせん」 -- 名無しさん (2013-10-08 01:28:33) - 黄金「ともかく、まずは寝ることが最優先だ」黄金がドアから普通に入ってきた。黄金「しかし、全員がこの部屋で寝るのは聊か不作法かな?」ベイ「漢は数名あっちの部屋に戻るってのはどうです?」 -- 名無しさん (2013-10-08 01:32:23) - 玲愛「…別にいいと思うけど?皆一緒で」 ちゃっかり蓮の隣にいる -- 名無しさん (2013-10-08 01:35:41) - 玲愛「行ったり来たりも面倒臭いだろうし、あんな話(呪い)聞いたらちょっと不安になってきた」 -- 名無しさん (2013-10-08 01:42:40) - という事で男性陣も同じ部屋で寝る事に -- 名無しさん (2013-10-08 01:53:02) - 司狼「っていうか、こんなデカイベットありかよ?俺ら余裕で寝れるじゃねえかって……なんで俺らが端っこで蓮が真ん中なんだよ!?不条理過ぎるだろ!?」 -- 名無しさん (2013-10-08 01:59:03) - エリー「ボヤかないの」真ん中に蓮、隣に玲愛、マリィ、近くに螢にマレウスという構図だ。マキナは壁に寄りかかったまま目を瞑っていた。 -- 名無しさん (2013-10-08 02:01:16) - ハイドリヒはソファーに腰かけ、シュライバーはハイドリヒの膝元、ザミエルは近くに座っていた。覇吐は竜胆と寄り添って寝て、刑士郎も咲耶と、宗次郎は紫織と。各々のペアでくっ付いて寝ていたのだが、この状況下でヌキヌキポンが動かないわけがない。 -- 名無しさん (2013-10-08 02:02:37) - だが不健全かつ風紀に反する動きが起きれば粛清委員(ザミエル&龍明)の拳骨が待っている -- 名無しさん (2013-10-08 02:05:33) - 覇吐(あ~もどかし過ぎる!!なんだよこの状況下!?美女がわんさかいるのに竜胆だけでヌキヌキポンとか!?まあ竜胆は竜胆でいいんだけどよ、夜のリポーター紳士ことこの坂上覇吐様が皆さまに夜這いをしかけるヌッキリドップリ作戦をしなければならないのに!!)とんでもなく下らないことを考えている覇吐でした。 -- 名無しさん (2013-10-08 02:13:18) - ついでに香純も蓮の近くに居る。蓮(この状況で寝れるわけがねえ!!!!!後、先輩なんで胸を押し付けて来るんだよ!こうゆう時は素数を…) -- 名無しさん (2013-10-08 06:19:03) - 玲愛「…すぅzz」 マリィ「…むにゃzz」 蓮の両サイドにいる二人が腕に抱きつくように眠っていた -- 名無しさん (2013-10-08 08:52:12) - マキナ「…………zzz」壁に背を預け、腕を組みながら寝ているマキナに蓮(女)が静かに毛布をかけようとしていた。マキナ「……誰だ」蓮(女)「!?」気配を感じてマキナが僅かに瞼を開けた。 -- 名無しさん (2013-10-08 11:42:32) - 蓮(女)「…ゴメン、起こして」 マキナ「…いや」 -- 名無しさん (2013-10-08 13:40:54) - マキナ毛布を掛けて離れようとしたが呼び止められたため、二人並んで一緒に寝る -- 名無しさん (2013-10-08 13:53:29) - 覇吐(うゎ~、なにあそこスゲー雰囲気甘酸っぱ) -- 名無しさん (2013-10-08 13:54:41) - ちなみに現在もう殆どの人が夢の中に旅立っていた。ザミエル「(…暗殺、呪い…舞踏会、……人魚の中で一番『ふさわしい』とはなんだ…?、…犯行の動機は己こそふさわしいという虚栄心によるもの、…それを傀儡に裏にいるのが件の呪術士…?……、………)………zz」 思考に没頭していたこの人も疲れが溜まっていたのか考え中に寝ていた -- 名無しさん (2013-10-08 14:02:10) - 覇吐(よし!ザミ姐さんも落ちた!) 内心ガッツポーズを取るヌキヌキポン紳士 -- 名無しさん (2013-10-08 14:20:46) - だが、難攻不落な生徒会長の眼があったのは言うまでもない。 -- 名無しさん (2013-10-08 14:30:00) - 龍明《寝ろ》 覇吐(・・・・・ハイ…) 念話で一言のみだったが、その一言が逆らえば強制的に眠らせるという意志をヒシヒシと伝えていた -- 名無しさん (2013-10-08 15:11:44) - そして数時間の睡眠を取り朝を迎えた -- 名無しさん (2013-10-08 15:17:13) - ……朝起床すると、何故かアンナが蓮の身体の上で猫のようにして寝ていた。蓮「お、起き上がれねぇ」 -- 名無しさん (2013-10-08 16:38:54) - アンナ「うにゃ~ん♪」蓮「アンナ、お前ワザトだろ?」アンナ「気のせいよん♪」マリィと玲愛のダブルで挟まれている蓮はそこで意識をし始めたが、アンナ「あら~?レン君~ここは私におはようって挨拶をしてるわよ~ん?」蓮「バ、馬鹿!?アンナ、お前後ろ――」言い終わる前に、粛清委員の二人が背後からアンナをアイアンクローで捕獲したのは言うまでもない。 -- 名無しさん (2013-10-08 17:28:05) - アンナ「うにゃ!?」ザミエル「まったく……朝から貴様という奴は」龍明「手間をこれ以上増やすな」 ……とりあえず、静かにアンナは沈んだ。ふと見ると、何人かは起きていたが、司狼たちはまだ寝ていた。黄金「起きたかね?刹那よ」蓮「何読んでんだ?朝から」黄金「この世界のルールをカールに書物化させてな。読み解いていたのだよ……そしたら、此度の騒動、相当根深いものであることが判明したのだよ」 -- 名無しさん (2013-10-08 17:37:14) - 蓮「なに?」蓮はマリィと玲愛を起こさないようにベットから降り、黄金へ接近した。蓮「どういうことだ?」水銀「単純にこれは嫉み、嫉妬であると断定はできないということだ。我が息子よ」マキナ「分かりやすいように説明しろ」蓮(女)をソファーに寝かせたままマキナも起きた。マキナ「どういうことなのだ?」黄金「つまり――根本的な『人魚の在り方』が二つの意見があり、それが対立しているのだよ」 -- 名無しさん (2013-10-08 17:44:53) - ザミエル「昨晩から気になっていてな……そも何故『歌と音』が総てであるこの国でそのような暗殺などが発生するのか、とな。人魚の中で一番『ふさわしい』存在とは何か……これが一番の鍵だ」 -- 名無しさん (2013-10-08 17:46:04) - 黄金「然り……故にこの問題、女神たちのためにも早々に終わらせたいのだが」水銀「犯行に及んだ真犯人を炙り出す必要がある……息子よ。今日はちょうど舞踏会のミニイベントのようなものがある。そこでゲオルギウスたちと共に相手を見つけて欲しい。加え、後で玉座の間で恒例の儀式をする。共に来るといい」蓮「恒例の儀式?」黄金「禊ぎらしい……どうやら、朝の大集会のようなもののようだ。総ての人魚たちが一堂に会し、禊ぎを行うらしい。我々も同伴する」マキナ「俺たちもか?」 -- 名無しさん (2013-10-08 18:30:33) - 水銀「無論だ」 -- 名無しさん (2013-10-08 19:47:36) - 黄金「あちらの流儀に従うのが招かれた者としての礼儀だ。犯人探しの意図もあるがな」 -- 名無しさん (2013-10-08 20:00:09) - 香純「うにゃ~……」目を擦りながら起きた香純だったが、ベットから落ちそうになった所を黄金が支えた……ちなみに、あのヌキヌキポンが何故いないかって?龍明たちが完全に寝たのを確認してから襲おうとしたので粛清され、夜通しで部屋の前で放置されているからだ。黄金「大丈夫かね?綾瀬香純。意外と寝坊助なのだな」香純「うにゃ~……お父さん?」黄金「然りだ」 -- 名無しさん (2013-10-08 20:09:33) - 蓮「いや、ちょっとおしいが違う!」水銀「そうだ!然りではない!」 -- 名無しさん (2013-10-08 21:58:51) - 黄金「何か言ったかね?」スマイルの圧力がハンパない。 -- 名無しさん (2013-10-08 22:14:32) - 玲愛「おはようダーリン……どうかしたの?」マリィ「うにゅ~……おはよう」水銀「ああマルグリット……君の寝顔を見れたのは至福の時であったよ。まあそれはいいとして、そろそろ起床したまえ。あと龍明、龍水がだらしなく涎を垂れ流しているがいいのか?」 -- 名無しさん (2013-10-08 22:15:53) - 龍明「龍水(ドスの利いた声で)」 龍水「ΣΣΣふぁい!申し訳ありません!!………あ、れ…?…あ、おはようございます、母刀自殿」 龍明「おはよう、顔を洗って来い。涎の跡がついているぞ」 -- 名無しさん (2013-10-08 22:19:41) - 慌てて顔洗いに行く龍水 ベア「・・・・・」 反射的に起きてしまった人 -- 名無しさん (2013-10-08 22:21:36) - ベア「・・・・・は~~……ビックリした…;;心臓に悪いですよ」 龍明「起こす手間が省けたな」 -- 名無しさん (2013-10-08 22:24:12) - ぞろぞろと皆起き出して支度をする(香純など半分寝惚けてる者もいた) -- 名無しさん (2013-10-08 22:31:24) - そして全員の目がちゃんと覚めたところで水銀の今日のスケジュール説明(何故かノリが修学旅行的なアレだったが) -- 名無しさん (2013-10-08 22:36:04) - 水銀「今日の7時から禊ぎ。8時に朝食。9時から昨日の騒動の調査が開始。12時に昼食。午後の2時に他の人魚たちとの社交界を開く。5時に王との謁見。7時に夕食。9時に週に一回はある湯浴みがあり、11時に消灯だ。あ、昼に食べるバナナはおやつとして認めるから、そのつもりで」 -- 名無しさん (2013-10-08 22:55:10) - 蓮「…突っ込まねぇぞ、コイツの言動にいちいち突っ込んだら負けだ…」 司狼「なら急がねぇとヤバくね?」 現在時刻朝6:52 -- 名無しさん (2013-10-08 23:01:56) - 水銀「では参ろう……人魚でここでは通っている。ベルラと王、パールスの前以外では決して正体を明かすでないぞ?」 -- 名無しさん (2013-10-08 23:03:34) - 皆『了解』 そして水銀の先導で王座の間へ向かう、途中でベルラ、パールス、昨夜の事で心配していたセレーナと会い一緒に行く -- 名無しさん (2013-10-08 23:08:24) - 王座の間へ着くと既に大勢の人魚達が集まっていた -- 名無しさん (2013-10-08 23:20:28) - 人魚たち『――――――――』皆が静かに傅き、眼を閉じていた。ベイ「んだ?」ザミエル(静かにしろベイ。禊ぎの時間ということは、厳粛にかつ静かにいるのが基本だ)龍明(加え、己の穢れを払うという意味合いもある。黙っていろ)最後尾に座ったベイたちは座り目を閉じたが、超感覚を持つ彼らは目を瞑りながらも探っていた。 蓮(んで?どうだ、司狼)司狼(未だに不審な奴はいねぇ)念話で話す二人。 -- 名無しさん (2013-10-09 00:00:28) - 神父(…どうですか?ベイ中尉、マレウス)ベイ(…今んとこキナくせぇ臭いはしてねぇ)アンナ(同じく、怪しい感じする奴はいないわ。隠してるのかもしれないけど…) -- 名無しさん (2013-10-09 00:13:13) - 竜胆(龍明殿、どうですか?)龍明(ふむ……不審な奴はいないが……師匠)水銀(ああ……妙な奴はいないが自然体『過ぎる』のがいるな) -- 名無しさん (2013-10-09 00:19:11) - 水銀の蛇の眼が捉えた -- 名無しさん (2013-10-09 00:25:42) - 玉座に並行して座る女――頭にティアラを被った王妃らしき存在がいた。口元は隠しているが、妖艶な感じを醸し出しているが同時に超越者たちからしてみれば、十分怪しい要素満載だった。 -- 名無しさん (2013-10-09 00:27:11) - その周りには複数の女官と神官がおり、祈りをささげているように視えるが、水銀は誤魔化されない。水銀(マレウス、あの女の左薬指と中指を『魔力』を通して見てみろ) -- 名無しさん (2013-10-09 00:28:22) - アンナ(オッケー) 言われた通り魔力を通して『視る』 -- 名無しさん (2013-10-09 00:32:16) - すると――紫色の小さな魔力で編まれた蛇が神官たちの祈りを捧げている掌の中に吸い込まれるように入り込んでいた。すると、神官たちの纏う気が『邪気』へと変質した。だが即座に元に戻り、さもなにもなかったかのように祈り続けていた。 -- 名無しさん (2013-10-09 00:35:46) - アンナ(うわ~……あの蛇で操ってるわけかぁ。しかもあれかなり強力よ?下手すると呪殺なんて楽にできるほどに)ベイ(そこまでか?)アンナ(あたしらはこの変態の装甲のお陰で影響なんて皆無だけど、無抵抗な人魚ちゃんたちにとっては猛毒以上の猛毒よ)紫織(あれって宗次郎だったら斬れるんじゃない?)水銀(止したほうがいい。それを考慮しているのか、相手はあの蛇と相手の命をリンクさせているようだ。中々頭の回るようだな) -- 名無しさん (2013-10-09 00:37:47) - 夜行(厄介ですな~……しかし、あれほどの手駒がいるとなると面倒極まりない。藤井殿、時間を止めて彼女たちを他の者がいないとき気絶させることは可能ですかな?あとは捕縛等は私たちがするので) -- 名無しさん (2013-10-09 00:48:26) - 蓮(あぁ)蓮(女)(手駒にされてる人達だけでいいんだな?) -- 名無しさん (2013-10-09 00:53:38) - 夜行(構いませぬよ……あの王妃には手を出さぬように。どうも危険といいますか、面倒であると……私の勘が囁いているのですよ) -- 名無しさん (2013-10-09 00:55:58) - 神官が何かを読み上げ、祈りを捧げる詠唱をしている。王妃が僅かに誰にも気づかれぬ程度に開けて眼下にいる幼い男児を見て――ほくそ笑み、再び閉じて同じく詠唱を読みだした。 だが、ここは超人の集まり。黄金ら黒円卓の目から逃れる術などない。 黄金(気付いたな?我がエインフェリアよ) -- 名無しさん (2013-10-09 00:57:29) - 主の言に無言は肯定、最近は戦から離れ些か日和気味だが、その程度で錆び付かせていては不死英雄の名に相応しくはない -- 名無しさん (2013-10-09 01:03:02) - ザミエル(ええ)シュライバー(当然)マキナ(無論だ)ベイ(締め上げますか?)アンナ(待ちなさい、ベイ。あいつは恐らく影武者を何体も用意してるはずだわ。それも、己がその『ふさわしい人魚』になるために、ね) -- 名無しさん (2013-10-09 01:07:58) - 神父(そもそもこんな所で騒ぎを起こすわけにはいきませんよ、…彼方もそれを見越しているでしょうしね) ベイ(…チッ) -- 名無しさん (2013-10-09 01:12:35) - やがて祈りが終わると、女官を率いてプライドが高そうな王妃は下がって行った。アンナが影で追跡しようとするが、突然影の動きが停止した。 -- 名無しさん (2013-10-09 01:14:38) - アンナ(!?これは)見ると、伸ばした影総てに不可視の魔力で編まれた短剣が刺さっていた。 -- 名無しさん (2013-10-09 01:15:17) - アンナ(やられた!あの小皺のババア!私の影をたかが短剣如きで封じるなんて!キ~!)魔女として自負のあるマレウスにとって、己の唯一の魔術である影を封じられたのは己のプライドそのものを傷つけられたようなものだ。 -- 名無しさん (2013-10-09 01:20:46) - アンナ(……ごめんなさいね、正直ちょっと嘗めてたわよ…) つまり、魔女を『本気』にさせたと言える -- 名無しさん (2013-10-09 01:22:20) - 水銀(やるかね?)アンナ(ええ……ベイ、あんた私の護衛に付きなさい。創造を使って捕まえるわ)ベイ(お、おう;)鬼気迫る感じの気迫にベイがたじろいだ。今まで以上に本気のマレウス。 -- 名無しさん (2013-10-09 01:24:59) - マレウス(魔女の鉄槌……マレウス・マレフィカム。上等よ、忌々しい魔名を甘んじて受けてやるわよ。私を本気で怒らせたこと……後悔させてやるわ) 司狼(あのロリババがマジか) 司狼の発言にピクリともしないマレウス。真剣と書いてマジのようだ。 -- 名無しさん (2013-10-09 01:26:27) - ベア(…あの王妃はマレウス達に任せるとして、此方は呪いをかけられた方々の捕縛…及び解呪のサポート、という動きでよろしいですか?) 戦乙女も動き出す -- 名無しさん (2013-10-09 01:33:36) - 水銀(構わん。私は別の方も取り掛かるとしよう。ともかく、綾瀬香純やゾーネンキントにはハイドリヒかクリストフを必ず共にいさせることを義務付ける。風呂などの場合はザミエル、お前が皆を纏めろ)黄金(頼むぞ?我が愛する赤騎士よ) -- 名無しさん (2013-10-09 01:35:33) - ザミエル(ヤヴォール・マインヘル) -- 名無しさん (2013-10-09 01:36:52) - 敬愛する主の厳命ならば、赤騎士は十全以上の能力を発揮する事だろう -- 名無しさん (2013-10-09 01:41:16) - ベア(ニトロ一丁入りました~、と言うところですか?ここは) ザミエル(…貴様は、少しは見直してやったところでそれか……真面目にやらんと……わかっているな?キルヒアイゼン) ベア(・・・ヤヴォール) -- 名無しさん (2013-10-09 01:47:27) - ……玉座から一度出てから改めて黒円卓の面子は王と対面し、再認識した――かつての世界で逢ったあの王であると。王「初めましてか?水銀から話は聞いている……私がこの海の王だ」面影、声、性格、態度……全てがかつてのあの王を凌駕していた。だが、どこか優しい空気だけはそのままだった。 -- 名無しさん (2013-10-09 01:49:57) - 蓮「…えーと、はじめまして…その水銀の息子の、藤井蓮です」 はじめましてではない上、男魂の時に人魚や魚人が驚いたようにこの王と黄金がかなり似ている為、少々…複雑な心境になっている -- 名無しさん (2013-10-09 02:06:44) - 水銀「…息子よ、王を相手にそのような雑な挨拶はないだろう」 蓮「うるさいな、苦手なんだよこういうのは」 -- 名無しさん (2013-10-09 02:11:42) - 王「構わぬよ。礼節をある程度弁えていれば無頼者とて歓待はしよう」 -- 名無しさん (2013-10-09 05:42:40) - ベイ「んじゃ遠慮なく」王「水銀から聞いてはいる。人間の者なのだろう?私の前で人魚である必要はない……だが」チラッ、と周囲を警戒する。王「良からぬ者がいるやもしれんのでな。今は控えよ」司狼「やっぱあんたも勘付いているのか」王「無論……だがあの王妃は我が血族の中でも類希な素質を誇り、この人魚界では私の次に強力な権力を有している。隠ぺい工作などはお手の物だ」 -- 名無しさん (2013-10-09 07:01:21) - エリー「恐怖政治ってことかな?権力で圧力を掛けて反抗できないように、と」神父「計略に長けているようですね~」リザ「恐らく、あなたと同系統のようね」アンナ「権謀術数に長けて、己も非力に非ず」マキナ「正々堂々は避けるが」シュライバー「多分正々堂々ぶつかっても面倒くさいと思うよ?」ベイ「こそこそ動くだけの鼠とも踏んでるが、手口から考えてそう雑魚くはないだろ」シュピーネ「ま、我々には程遠い凡人ではあるようですが」 -- 名無しさん (2013-10-09 07:18:43) - アンナ「…シュピーネ、アンタの場合それギャグ?本気?」 シュピーネ「私でも、魔人に成った者としての自負くらいはありますよ。……それに、」 アンナ「……あぁ、まぁ…ね」 常識を文字通り覆せる人物達が動いているのだ、この戦い油断は禁物だが結果は見えている -- 名無しさん (2013-10-09 09:12:58) - 黄金「卿らに再度問おう――そも、勝利とはなんだ?」かつて、刹那こと蓮、司狼、螢とスワスチカで最終戦争をする際に近衛たちに問うた設問だ。無論三騎士のは知っているが、他の団員含めて全員に問うたのだ。 -- 名無しさん (2013-10-09 09:47:53) - ザミエル「勝利とは、高みに尊く輝くもの」シュライバー「勝利とは、走り抜けた後で振り返るもの」 -- 名無しさん (2013-10-09 09:50:37) - ベイ「勝利とは、己が欲したものを欲し手に入れること」 -- 名無しさん (2013-10-09 09:51:45) - ベア「勝利とは、皆の道を閃光で照らすこと」戒「勝利とは、大切な者を守り抜くこと」 -- 名無しさん (2013-10-09 09:52:55) - 黄金「なるほど……結構だ。各々の勝利の型がある……ならば、如何なることがあるとはいえ、敗北など認めるわけにはいくまい?」見渡して問う。 -- 名無しさん (2013-10-09 14:23:56) - 神父「無論、…私はもう二度と…我が愛し子を喪うような愚者にはならない」 リザ「女としても、あんな人に敗けるにはいかない」 ルサルカ「魔道で私をコケにした事、必ず後悔させてやるわ」 シュピーネ「…私が言うのも烏滸がましいでしょうが、あのやり方は気に入りません。えぇ、私以下の小物です。敗けるわけにはいかないでしょう」 -- 名無しさん (2013-10-09 15:13:52) - 水銀「…マキナ、君はどう想っている?」 マキナ「…愚問、俺は戦友と共に戦い抜くと決めた、ならば」 水銀「……問うだけ無駄だったか、結構、それでこそだ…と言っておこう」 -- 名無しさん (2013-10-09 15:25:05) - ―――ジークハイル・ヴィクトーリア、勝利を我が手に -- 名無しさん (2013-10-09 15:54:19) - 結束力が違う、魂の強さが違う、何より彼等を率いるは『総てを愛している』破壊の君、墓場の主、修羅の王、黄金の至高天――― -- 名無しさん (2013-10-09 16:03:18) - 王「……水銀よ、貴殿の友は…あぁ、稚拙ながら凄いとしか言えん。言葉が出ぬ、他にどう表現すればよいのやら」 水銀「恥じる事はありませぬよ、究極に近付けば近付く程…その表現は単純明快になり、…真実を指す」 -- 名無しさん (2013-10-09 16:33:51) - すなわち―― 水銀「究極の軍勢……無敵を誇る軍団を前にしたこと、死ぬほど後悔するだろう。いいや」蓮「こいつを前に『死ぬほど』はねえよ」 -- 名無しさん (2013-10-09 16:52:46) - ……その頃、自室へ戻った王妃は紫水晶で覗いていた――とある男児を。 王妃「ふふふっ……ネーベルスコブラコブラ。ネーベルスコブラコブラ」咒が完成すると、ローブを纏う人魚が現出した。王妃「行きなさい」無言で頷き、その人魚は消えた。 王妃「妾こそがふさわしい人魚なのだ。邪魔などさせん」羨望で睨む先には――別の水晶に映った、ヴィルヘルムを心配しているあの"姫"だった。 -- 名無しさん (2013-10-09 17:01:04) - ……ベルラ「なるほど、大体の事情は理解した」王に呼ばれてきたベルラは一通りの説明を受けて黄金たちを見た。ベルラ「であるなら、私は王の身辺警護もせねばならぬのでな。そちらは頼む」水銀「犯人は既に分かっている、と?」ベルラ「以前ならともかく、死んだ神官があの王妃の側近であった以上、正体が知れたのと同義だ」 -- 名無しさん (2013-10-09 17:02:47) - アンナ「止めることはできたんじゃないの?」ベルラ「あの王妃は歌においても比類なき才を有している。滅多なことで糾弾などできん」神父「外堀は完全に埋めている、と」 -- 名無しさん (2013-10-09 17:18:10) - ベイ「外堀埋めてもこうしてバレ、――――――!?」 既に龍明の術で姫と魂の繋がりが生まれているため、一番先に悪寒という形で異変を感じた -- 名無しさん (2013-10-09 17:52:19) - 黄金「どうした、ベ――まさか」ベイ「ハイドリヒ卿、俺は今すぐ急行します!人間状態でも知るか!」アンナ「まさか!?」司狼「おい水銀、蓮を連れて転移させろ」水銀「……やろうとしているのだが、この玉座と外との外界が遮断されているようだ」夜行「ならば――宗次郎」一言。夜行「斬れ」 -- 名無しさん (2013-10-09 18:00:20) - 宗次郎「ええ」たった一言で、宗次郎は刀を抜刀し切り裂いた。すると、亀裂が生じた。宗次郎「僕に斬れないものはありません……今の内に早く」ベイは無言のまま飛び出していった。水銀「やれやれ……息子、それにシュライバーにヴァルキュリア。君たちは即刻急行したまえ。こちらはなんとかしよう」すると、ゾロゾロ意識が朦朧としている神官たちが三十数名が出てきた。ベルラ「面倒な真似を……ッ」黄金「往け!我がエインフェリアたちよ!」 -- 名無しさん (2013-10-09 18:06:31) - 黒円卓「「「「「「「「「「「ヤヴォール!!」」」」」」」」」」」 蓮、シュライバー、ベアトリスの三人は急行し、その他の面子は神官達の相手 -- 名無しさん (2013-10-09 19:17:18) - ルサルカ「『この程度の数』で私達の足止め出来ると思ってるのかしら?」 魔女がすぐ数十人の神官を影で捕縛する。 シュピーネ「まぁ、殺さないようにするのは少々骨が折れそうですがね」 此方も糸で捕縛、うっかりバラバラにしないように加減はしているようだ -- 名無しさん (2013-10-09 19:21:08) - 戒「…普段は頼りにならないけど、今回は彼処の二人に活躍してもらわないと困るね」 螢「……そうね、兄さん」 香純等非戦闘員に近付けさせないように布陣を張ってる -- 名無しさん (2013-10-09 19:26:08) - ザミエル「……焼き払ってしまえば楽なのだがな」 マキナ「………」 ザミエル「あぁ、わかっているよそう睨むな。来たら拳のみで相手するさ」 布陣の内側、直接護るのはこの二人 -- 名無しさん (2013-10-09 19:29:50) - ――……一方  セレーナ「……~♪~♪」 ちゃんと声が出るようになり、歌の練習をしていた -- 名無しさん (2013-10-09 19:31:37) - セレーナ「~♪…………(……此度の事件…ヴィルヘルム様達まで危険な目に遭わないでしょうか……)」 -- 名無しさん (2013-10-09 19:33:50) - 何故か心惹かれるあの白貌――ヴェルヘルムを健気に心配するセレーナ。 見張りの女官「うっ……!!」ドサッ!! 部屋の前で誰かが倒れる音がした。 -- 名無しさん (2013-10-09 19:35:44) - セレーナ「?どうか……しましたか?」今までより声は出てるがそれでも小さい。だが部屋の中からでも十分外の者には聞こえるはず。だが、一向に反応がないためセレーナが近づき、扉を開けると――目の前に瞳から光を失った神官が歪んだナイフを振りかぶっていた。セレーナ「ひぃ!?」尻餅ついてなんとか躱したが、まるで人形のように追ってくる神官に、セレーナは泳いで逃げていたが、元々彼女は遅い。すぐに捕まり、柱に押し付けられたままナイフで刺されようとしていた。 -- 名無しさん (2013-10-09 19:38:28) - セレーナ「たぁ……すぅ……けぇ……てぇ……」理不尽な恐怖に駆られ、セレーナは涙ぐみながら、未だかつて出したことのない大きな声で泣き叫ぶと同時に、呼んだ。 セレーナ「助けてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!ヴィルヘルム様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ナイフが無慈悲に振り被られた。だが―― -- 名無しさん (2013-10-09 19:39:59) - そのナイフが刺さる事はなかった、何故なら『血で出来たような杭』が彼女を護るように阻んだから -- 名無しさん (2013-10-09 19:40:52) - ???「よぅ、セレーナ。今までで一番でけぇ声出してるじゃねえか」 -- 名無しさん (2013-10-09 19:45:17) - カツ、カツ……軍靴で闊歩する存在は、暗闇から赤き双眸を爛々と輝かせながら鬼気として出現した。 -- 名無しさん (2013-10-09 19:46:16) - 神官「!?」ベイ「あぁ、言いたいことはあるだろうがよォ……一つ、俺の真理って奴を教えてやるよォ」無頼なまま、弛緩した態勢のまま瞬時に相手の懐へ入り込み、拳を杭のように放ち、相手を一撃で気絶させていたのだ。ベイ「俺の女(・・・)に手を出してんじゃねェぞ、クソがッ!!」 -- 名無しさん (2013-10-09 19:47:48) - セレーナ「……ヴィル…ヘルム様……」 彼女は涙した『あぁ、やっぱり彼は助けに来てくれた』という安堵で -- 名無しさん (2013-10-09 19:52:00) - ベイ「……怪我はねェか?セレーナ」 -- 名無しさん (2013-10-09 19:53:09) - セレーナは頷き、ベイに抱き着こうとするが、ベイは静止した。ベイ「今の俺に抱き着くのはやめろ……それに」ギロッ、と睨み、ベイ「まだしつこく狙ってる阿呆共もいることだしなァ」見ると、どこから出てきたのか複数の神官たちが出てきた。ベイ(予め大量の奴らに呪いを掛けてやがったのか……さっきの気配の数から想定して50程度か。向こうと合わせると合計100か。まだまだいそうだな)ベイは意外にも冷静に分析していた。 -- 名無しさん (2013-10-09 19:55:11) - シュライバー「お待たせ~!」暴風を纏って十人を吹っ飛ばしたシュライバーと、形成をしてきたベアトリス、そして蓮が追いついた。 ベイ「遅ェんだよ、阿保どもがァ」蓮「お前が勝手に突っ走るからだろうが!?」 -- 名無しさん (2013-10-09 19:56:24) - ベア「まぁまぁ、喧嘩は後にして下さい」 シュライバー「そーそー、取り敢えずさぁ、あいつ等を先に殺っちゃおうよ♪」 ベア「………なるべく殺しも無しの方向で」 シュライバー「え~~~~~!!」 -- 名無しさん (2013-10-09 20:02:06) - ベア「え~!じゃありませんっと!」ガキンッ!ナイフによる攻撃を剣で往なして峰討ちで眠らせた。 -- 名無しさん (2013-10-09 20:06:39) - ベア「シュライバー卿も相手を眠らせるだけにしてください!なるべく!穏便に!」シュライバー「そんな~!?」ベア「ハイドリヒ卿に言いつけますよ~?」シュライバー「阿保なヴァルキュリアのクセに~!後でイジメてやる~!」そう言いつつも、手刀で神官たちを次々と昏倒させていく。 -- 名無しさん (2013-10-09 20:07:56) - 蓮「時よ止まれ――おまえは美しい」瞬時に時を止め、複数の神官たちを昏倒させた。だが、すぐにまた痛みなどないかのように起き上がってきた。しかも見つめる先は――セレーナ一点のみ。ベイ「――――――――」だが、接近できなかった。今までにないベイの気迫が周囲の空間を歪ませ、一歩も先には進ませていなかったのだ。あまりの剣幕に、シュライバーは口笛を吹いた。 -- 名無しさん (2013-10-09 20:09:30) - シュライバー「やるじゃ~ん、ベイ!」ベイ「……いいから黙ってそいつらを眠らせろ。じゃねえと俺がマジで血祭りに上げんぞ」蓮「それだけはマズイな」ベア「じゃあ――」シュライバー「うん」三人「一瞬で終わらせる!」最速を誇る三人による瞬撃で、一秒も経たずに全員を昏倒させ、柱に紐でしばりつけていた。 -- 名無しさん (2013-10-09 20:15:21) - ……黄金「まあ、この程度か」五十人程度が出てきたが、黄金率いるレギオンによって鎮圧させられていた。マキナ「やれやれ……メルクリウス、早く解毒をしてやれ」水銀「そう簡単でもないが……まあ、やってみよう」 -- 名無しさん (2013-10-09 20:48:18) - ザミエル「……あちらも片が着いたようだから早急にな」 水銀「やれやれなんともまぁ人使いが荒い事か、後で少しは労ってもらいたいものだ」 魔術、占星の神がその力を展開する -- 名無しさん (2013-10-09 21:00:13) - 王「迷惑をかけたようだな」ベルラ「ここまで強行手段に出るとはな……もう少し穏便にして来ると踏んでいたが、あの鬼女め」シュピーネ「命じれば捕縛してきますが?」王「あれを捕まえることは、私への反感を民たちが抱く。それはすなわち」ザミエル「国家の崩壊……旧秩序の崩壊?それを狙っているのか……」 -- 名無しさん (2013-10-09 21:05:22) - ルサルカ「全ての人魚達の主にでもなるつもりなのかしら?」 神父「あのすみません、ちょっと気になってる事があるんですが」 黄金「王妃が禊の時に見ていた男児の事か?」 神父「えぇ、どうにもこうにも気になりまして。…胸騒ぎがして仕方ないんですよ」 -- 名無しさん (2013-10-09 21:22:40) - 子供の危機や関わると異常に鼻が利くのがこの神父ヴァレリアンだ、加えて子供を相手取るのに一番長けているのも彼と言えるだろう。 -- 名無しさん (2013-10-09 21:39:29) - 黄金「あの男児はどこに?」王「確か、亡くなった王妃の家にいるはずだが」黄金「シュピーネ」シュピーネ「畏まりました。居場所を教えてください」 -- 名無しさん (2013-10-09 21:57:03) - 神父「えぇ、彼の魂の波動は覚えていますので、見付けるのにそう時間はかからないでしょう。では、」 シュピーネを伴い一同から離れて向かう -- 名無しさん (2013-10-09 23:27:02) - ……ベイ「もう平気か?セレーナ」セレーナ「は、はぃ……」ベア「いい声出せてたんですけどね~……まだ不安定のようですよ?」シュライバー「まだまだ発声練習は必要だね~。あ、ベイはこのまま居なよ。僕はハイドリヒ卿の所へ帰還するから」蓮「俺も戻る……っていうか、俺の少し気になる奴がいるしな」ベア「え~?私、ベイ中尉と二人でいるんですか~?」蓮「十分な戦力だろ?」ベア「それ以前の問題ですよ!!」 -- 名無しさん (2013-10-09 23:55:58) - 水銀「案ずるな、私もいるぞ」 解呪の為に転移してきた -- 名無しさん (2013-10-09 23:59:11) - ベイ「メルクリウス……そっちは終わったと見ていいのか?」 -- 名無しさん (2013-10-10 00:04:32) - 水銀「あぁ、そもあの面子があの程度の駒に遅れを取ると?」 術式を展開して呪いを解いていく -- 名無しさん (2013-10-10 00:06:29) - ベア「…まぁその事に関しては欠片も心配していませんが、呪い…ちゃんと解けるんですね」 水銀「私を誰だと思っている?この程度片手間で行えるよ。……ただ少しやる気が出なかっただけでな」 -- 名無しさん (2013-10-10 00:10:43) - 蓮「マリィに抱擁させてやろうか?」水銀「……マジか?」蓮「マジだ」刹那――水銀の術式速度が半端なく跳躍した。 -- 名無しさん (2013-10-10 00:12:07) - ベイ「ま、んなことはどうでもいい……所で、あの女の実力は神代の魔女……メディアクラスだとするなら、用心はしていたほうがいいな?」水銀「無論だ……此度の舞踏会、私がマルグリットと舞うために用意したというのに、ぶち壊されるなど我が法が許さん」 -- 名無しさん (2013-10-10 00:12:29) - 水銀「…ふ、ふふ…ふははは…はははははははははははははははは!!!」 半端ない神気が迸っていた、女神と踊る事に加え抱擁という御褒美の相乗効果によるものだろう -- 名無しさん (2013-10-10 00:16:33) - 蓮「よし、まあこれでいいだろ」ベア「手馴れてますね~」 -- 名無しさん (2013-10-10 00:19:06) - 一度スイッチが入ってしまえばもうどうしようもない、止められるのは彼の友か女神だけ -- 名無しさん (2013-10-10 00:20:49) - ……… 黄金「……カールがやる気になったな」 マリィ「…何でだろう、寒気がする」 マキナ「…………大方あのウザさまでもが復活したのだろう」 蓮(女)「…昨日今日は今まで大人しかったのにな…」 -- 名無しさん (2013-10-10 00:23:48) - ザミエル「だが、ああなると奴は本当の意味で神がかるからな」 -- 名無しさん (2013-10-10 00:28:29) - 覇吐「ん?んだこりゃ?」毒を解除された女官の一人の谷間から零れた小瓶を拾う覇吐。表面には蛇をあしらった銀筒のようだ。 -- 名無しさん (2013-10-10 00:29:41) - 竜胆「ん?どうした覇吐」覇吐「いやよ、これはなんだろうな~って、てうわ!?」突如銀筒から紫の靄が発生し、そのまま逃げるように空間の隙間へ消えていった。 -- 名無しさん (2013-10-10 00:33:15) - 水銀《そ こ か(-_☆)》 だがそれを見逃すわけがなかった -- 名無しさん (2013-10-10 00:36:12) - そして、軍服を着た水銀が降臨した。 -- 名無しさん (2013-10-10 00:37:04) - 水銀「本気の現人神である私を前に逃げられるとでも?笑止――これを突破できるのは、我が友であるハイドリヒに息子ぐらいなものだ」黄金「本調子になったようだな、カールよ」水銀「すまんな、マルグリット。事件の解明のため、少々本気を出すことにしたよ。だが、君との約定はある……反故にはせんよ」 -- 名無しさん (2013-10-10 00:38:21) - マリィ「…うん、あまりやり過ぎないでね?」 水銀「無論、誓うよ」 その片手には空間の隙間で捕らえた、蛇をあしらった銀筒が握られていた -- 名無しさん (2013-10-10 00:47:46) - 水銀「古代バビロニアで使われていた銀筒とはな。考古学者が発狂するレベルだぞ?」 -- 名無しさん (2013-10-10 00:51:05) - 刑士郎「触れてもいいのかよ?」水銀「我々エイヴィヒカイトを有するものがこの程度の呪詛に掛かるなど、笑止千万」 -- 名無しさん (2013-10-10 00:57:01) - 水銀「呪いを叩き返してやってもよいのだがな、身代わりでも使われたら面倒だ預かっておこう」 -- 名無しさん (2013-10-10 01:10:32) - …………一方   神父「……副首領殿がやる気になりましたか、まぁ何が要因になったかは想像がつきますね」 シュピーネ「と、いう事は」 神父「えぇ、彼方が詰むまであと一歩です」 例の男児のところへ向かっていた二人も水銀の神気を感じていた -- 名無しさん (2013-10-10 01:20:10) - 神父「………ここですかね」 そして一つの建物に辿り着いた -- 名無しさん (2013-10-10 01:22:35) - 普通の建物……と言ってもいいが、どうも纏う気が少々『弄られている』気がする。 神父「シュピーネ、形成をなさい」 -- 名無しさん (2013-10-10 01:27:22) - シュピーネ《イエッツラー(Yetzirah)》 聖遺物を展開する -- 名無しさん (2013-10-10 01:39:00) - 同時に神父が掌底でドアをぶち抜いた。すると――紫色の靄が男児の口から入っていく所だった。 -- 名無しさん (2013-10-10 01:42:49) - 神父「――――――!!」 遅かったか、と目を開く -- 名無しさん (2013-10-10 01:47:19) - 同時に窓ガラスを割って光速で泳いで逃げる人魚がいた。神父「シュピーネ!アレを捕縛なさい!」 -- 名無しさん (2013-10-10 01:48:31) - シュピーネ「イエッツラー!ジークハイル・ヴィクトォォォーリア!!」 逃げる人魚を蜘蛛の巣に捕らえる -- 名無しさん (2013-10-10 01:51:42) - シュピーネ「いつもいつも私が輝くと理不尽な暴力に曝されますが、今回は止められませんよォォォォ!!!!!」 -- 名無しさん (2013-10-10 01:58:31) - ローブを纏う人魚をワルシャワ・ゲットーで縛り上げる。元々形成位階は創造位階より弱く見られ、それは当然なのだが、こと戦闘かつ彼らよりも曰く「凡人たち」に対しては脅威そのものであることを忘れてはならない。シュピーネ「縊り殺してきたそのワイヤーを逃れたいのなら、猊下や創造位階に達することですね。ま、無理でしょうけど」神父「そのまま縛り上げなさい。間違っても殺さないように。あと自害させてはなりませ――!!シュピーネ、彼女の人刺し指についている指輪を取りなさい!」スナップをする要領で弾くと、その指輪から尖った針のようなものが出てきて、それを己の肉へ刺した。 シュピーネ「なんと!?」神父「あくまでも情報は漏らさせないとでもいうのですか……ッ」苦虫を噛みしめるかのように、神父が低く呟いた。痙攣したと思われた人魚は、ガックリと項垂れた。 シュピーネ「……クリストフ」神父「……ハイドリヒ卿に連絡を取りますが、まずはこの子の心身を癒します」意識が朦朧としている男児を抱き上げ、抱えた。 神父「行きますよ」 -- 名無しさん (2013-10-10 08:46:32) - シュピーネ「ヤヴォール」 形成を解除して随伴する -- 名無しさん (2013-10-10 09:11:18) - ……王「多大な迷惑をかけたこと、申し訳ない」頭を下げた。 -- 名無しさん (2013-10-10 10:21:56) - 蓮「迷惑かけてるのはアンタじゃないだろ?謝る必要なんてない」 水銀「然り然り」 蓮「寧ろコイツがやらかしてくる奴の方が迷惑千万、かなり厄介だからな」 水銀「ん?いつ私が迷惑かけたというのかね」 -- 名無しさん (2013-10-10 10:56:41) - 蓮「身に覚えがない……とでも?」龍明がスッ、と水銀の背後に移動していた。水銀「ハハハハハ……すまん(-.-;)」 -- 名無しさん (2013-10-10 11:51:14) - 神父「ただいま帰還しました」水銀「ご苦労……ふむ、お前たちが来たお陰でその男児、救えるぞ」シュピーネ「こちらは捕縛したのですが、自ら毒を盛った針で自害されてしまいました」 -- 名無しさん (2013-10-10 12:25:29) - 水銀「簡単に捕虜を出すわけないだろうからな、だがその子供を助け出したのはお手柄と言えるだろう」 容態を診る -- 名無しさん (2013-10-10 13:14:52) - 水銀「…………ほぅ?そういうことか」黄金「どうした?」水銀「あの女……この男児を己の次の転生体にする腹だったらしいな」 -- 名無しさん (2013-10-10 14:26:19) - 王「なに?」ベルラ「どういうことだ?」水銀「蛇を冠する私が断言しよう……蛇は脱皮を繰り返す。よって、あの女はこの男児の根幹となる魂魄に己の蛇を植え付け、死してもすぐにこの男児へ魂を移植させ再誕する腹であったと……噛み砕いて説明すると、こういうことだ」 -- 名無しさん (2013-10-10 14:32:49) - 神父「…つまり、自分が生き延びる為の生け贄にしようとした…そういう事ですか」 神父の眼が鋭いものになる -- 名無しさん (2013-10-10 15:33:40) - リザ「…ヴァレリア」 神父「大丈夫、私は落ち着いていますよ。……ただ、まぁ自分の事は棚に上げまくってるのは理解してますが……赦しがたい所業ですよ、えぇ、正直腹が立っています」 -- 名無しさん (2013-10-10 15:36:10) - 黄金「その怒りはわからんでもない。だが、卿はこの少年の命を救った。今はそれを誇りたまえ」 神父「…えぇ、ありがとうございます」 -- 名無しさん (2013-10-10 15:40:12) - 水銀「一先ずはこれで悉く王妃の目論見は邪魔をされたわけだ。………さて、次はどう出るかな?」 -- 名無しさん (2013-10-10 15:41:11) - 蓮「本人がそこそこ高い能力持ってて」 司狼「ついでにプライドが無駄に高くて」 エリー「そんな人が自分の作戦の邪魔されたら?」 香純「怒るよね?」 螢「そして邪魔者を消そうとするでしょう」 玲愛「しかも弱味を握ってそれを盾にしてくるに一票」 -- 名無しさん (2013-10-10 15:49:52) - ベルラ「……だが、あの王妃は権謀術数に長けている」ベイ「無駄だ……俺らに穴はねェよ」 -- 名無しさん (2013-10-10 15:52:35) - 黄金「個人的には正面から向かって来くる方がまだ好ましいが」 来たら叩き潰す気満々 水銀「パールスのバンドで歌を、舞踏会で格の違いを見せ付けて鼻っ柱叩き折ってやるという手もある。……という感じだが王よ、貴方の意見も聞こう」 黄金「そうだな、人魚達を統治するのは貴殿だ。要望を聞こう」 -- 名無しさん (2013-10-10 16:23:54) - 王「……問う。お前たちが歌で、踊りで打倒できると断言できるか?あの王妃は私に劣るも優る実力の持ち主だ。生半可な者では到底勝てん……パールスならいざ知らず、な」 -- 名無しさん (2013-10-10 17:04:42) - 黄金「無論」 水銀「然り」 双首領「「―――『我々』があの程度の輩に敗北する事等有り得ん」」 黄金「なぁ、そうであろう?我が愛しき英雄(エインフェリア)達よ。―――卿等の勝利を私に魅せろ!」 -- 名無しさん (2013-10-10 18:29:00) - 黒円卓「「「「「「「「「「「ヤヴォール・マインヘル―――――ジークハイル・ヴィクトーリア!!!」」」」」」」」」」」 -- 名無しさん (2013-10-10 18:33:14) - 蓮「盛り上がってるところ悪いけどな」 覇吐「俺達もいる事忘れてくれんなよ?」 刹那の軍勢 曙の軍勢が呼応するように立ち上がる -- 名無しさん (2013-10-10 18:36:44) - 水銀「我々、と言ったではないか」 黄金「然り、蔑ろにはせんよ」 -- 名無しさん (2013-10-10 18:41:32) - 神格達の連合軍が誕生した、戦闘ならこれ以上頼もしいものはない。…恐らくその頼もしさは歌、舞踊の競い(戦場)でも発揮されるだろう -- 名無しさん (2013-10-10 18:44:12) - そう確信させる程の綺羅綺羅しい魂の耀き達がこの場所に集っていた -- 名無しさん (2013-10-10 18:53:30) - 王「―――……ふむ、不思議とこちらの胸まで踊る………なかなか良い調だな」 -- 名無しさん (2013-10-10 19:18:24) - 水銀「ではここで作戦タイム、1、少数精鋭 2、軍勢突貫さぁどうする?」 蓮「・・・おい、折角やる気に出したっつーのに」 水銀「気張っても仕方あるまい、緊張してしまえば本調子は出ん、多少気楽に行け。それくらいで遅れを取るような者達はいないと私は思っているよ」 -- 名無しさん (2013-10-10 19:29:05) - ベイ「当たり前だ」ベア「負けたりはしないんですから」龍水「我々が愚鈍な輩に敗北などはせん!」 -- 名無しさん (2013-10-10 19:30:03) - 水銀「結構、その意気や良し。そも敗北等赦さん、あぁ嫌だ認めない私が法だ黙して従え」 -- 名無しさん (2013-10-10 19:33:10) - 今回はウザイ方に加え狂している方向に絶好調な水銀である。何をやらかすか予測不可能と言えるだろう。 -- 名無しさん (2013-10-10 19:36:27) - 水銀「……一発勝負だ『回帰は使わん』」 -- 名無しさん (2013-10-10 19:40:10) - 蓮「元から使わせる予定もねぇよ」 -- 名無しさん (2013-10-10 21:03:13) - 司狼「ま、アンタの気概は通じたけどな」 香純「………」 エリー「香純ちゃん?」 香純「Σうぇ!?」 エリー「どったの難しい顔しちゃって」 香純「いゃ…、うん…ちょっとね………何で『争わないといけない』のかな…って」 螢「今更何を」 香純「確かにやった事は許せないし、倒したいって皆の気持ちわかるよ。……でも、どうせなら…ぶっ倒してやろうとする歌や踊りより、心から皆で楽しい思い出に出来た方が良かったな…って、ちょっとそう思っちゃって…………ごめんなさい、水差すような事言って…」 -- 名無しさん (2013-10-10 21:54:38) - 蓮「お前はそれでいいんだよ。それがお前だろ?」 -- 名無しさん (2013-10-10 22:32:04) - 香純「蓮…」司狼「おい、そこ、ラブコメってんじゃねえよ」 -- 名無しさん (2013-10-10 22:32:55) - パールス「お~此処に居たか、旦那たち」そこに遅れてきたパールス。パールス「ん?なんだどうした?」 -- 名無しさん (2013-10-10 23:23:52) - 水銀「此度の事件の解決、及び優勝目指して頑張ろうと一致団結していたのだよ。して、どうした?」 -- 名無しさん (2013-10-10 23:31:22) - パールス「あぁ、そろそろ男らで練習をしようと思ってな。あと数日で開催だ。力量を見たい」 -- 名無しさん (2013-10-10 23:34:34) - 黄金「では行こうか」 練習期間開始 -- 名無しさん (2013-10-10 23:37:09) - 覇吐「……西洋の踊りと歌やんのは初めてだな」 楽譜を前に首を傾げる益荒男。 -- 名無しさん (2013-10-10 23:45:55) - 刑士郎「(ブツブツ)」 楽譜を読んでいた -- 名無しさん (2013-10-10 23:54:11) - 覇吐「んだよ刑士郎、お前真面目にやりやがって」刑士郎「てめェこそ、楽譜を覚えなくていいのかよ?単細胞野郎が」 -- 名無しさん (2013-10-10 23:56:05) - 覇吐「俺は実践で覚えるタイプなんだよ」 刑士郎「脳筋野郎が…、……俺だって別に真面目にやってるわけじゃねぇ…、……読めなかったり演奏失敗したら何か…スゲェ嫌な目に遭う気がすんだよ」 神父「あ~、それはもしや『ベイオリン』の事ですか?」 ベイ&刑士郎「「その単語を口に出すな!!!(嘆)」」 -- 名無しさん (2013-10-11 00:01:23) - シュピーネ「泣かなくとも良いのでは?(苦笑)」 -- 名無しさん (2013-10-11 00:02:14) - ベイ「……ならシュピーネテメェ、一度経験してこい」 -- 名無しさん (2013-10-11 00:04:38) - シュピーネ「いえ結構です」 -- 名無しさん (2013-10-11 00:06:30) - マキナ「……真面目にやる気があるのか?貴様らは」マキナは指揮者として参戦するようだ。 パールス「流石に指揮者が不在のままじゃ締まらないんでな。いや~適任がいて助かった」 -- 名無しさん (2013-10-11 00:07:32) - 黄金「私はどの楽器を扱うべきか…」 オールマイティー、全て完璧なこの方は楽器の中からどれか一つ選ぶという苦難に立たされていた -- 名無しさん (2013-10-11 00:12:58) - 黄金「……否、どれか一つではない総て等しく奏でてやろう!」 蓮「やめろ!」 水銀「皆の出番がなくなるではないか」 -- 名無しさん (2013-10-11 00:16:52) - 流石にツッコミを入れた。 -- 名無しさん (2013-10-11 00:17:59) - 黄金「むぅ……しかし」水銀「これはどうかね?」手渡したのは―― 黄金「…………カールよ」水銀「何かね?」黄金「これは俗にいう『カスタネット』と呼ばれるものではないのかね?」水銀「たまには、という奴だ」 -- 名無しさん (2013-10-11 00:19:06) - 黄金「…………」 軽くカスタネット鳴らしてる 蓮「……ック」 司狼「…笑うな…笑うなよ…ブフッ」 何人か俯いて肩を震わせていた -- 名無しさん (2013-10-11 00:21:51) - 黄金「……そういえば、カスタネットを使用して爆発を誘発させるワザがあったな。確か――『ガスタネット』であったか?」黄金が蓮たちを一瞥した。 -- 名無しさん (2013-10-11 00:26:33) - 神父「爆発はザミエル卿の砲だけでこりごりですよ!!!!;;;」 安定の盾にされる神父 -- 名無しさん (2013-10-11 00:30:33) - 黄金「卿は死なぬだろう?もしくは――トライアングルで爆発を誘発させてみようかね?なに、死しても愛してやろう」 -- 名無しさん (2013-10-11 00:33:30) - この時皆悟った『ヤベェこの人マジで殺るつもりだ』 -- 名無しさん (2013-10-11 00:34:55) - ベイ「お、落ち着いてくださいハイドリヒきょ――」黄金「私は総てを愛している……故に、総てを破壊する。諸共総て、我が宇宙(ヴェルトール)に飲み干してやろうではないか。私を虚仮にするものも、総て――な?」優雅に微笑みながらカスタネットとトライアングルを構える黄金閣下。 -- 名無しさん (2013-10-11 00:41:20) - カスタネットとトライアングル、小さな子供も玩具として扱える楽器が…何故か国一つ潰せる戦略的兵器に見えていた。 -- 名無しさん (2013-10-11 00:56:17) - 蓮「待て!最初に提案したのは親父だぞ!?」水銀「ちょっ!?何故私を売るのだ!?」司狼「そうだ!元を辿れば――」黄金「皆、知っているかね?このような諺を――『塵も積もれば山となる。死なば諸共なして滅尽滅相』と」全員「!?」全員に鳥肌が立った。 -- 名無しさん (2013-10-11 01:00:02) - 水銀「いやそれ違――」真っ先に謎の爆発と共に吹っ飛んだ水銀。黄金「ふむ……カスタネットも中々に面白いな。今度ザミエルにも推奨してみるか」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:07:38) - 神父「我々に死ねと!?!?!?」 シュピーネ「ただでさえ進化が留まるところ知らずの方ですのに!」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:10:05) - ザミエル「ハイドリヒ卿、何やら呼ばれた気がして参りました」司狼「絶妙なタイミングだな、おい!?」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:12:53) - 黄金「おお、ザミエルか。ちょうどいい、卿にもこれをやらせようと思ってな」ザミエル「?これは……カスタネットにトライアングル、ですか?」黄金「カールが私に勧めて来てな……刹那たちが少々私をからかったので使用してみたのだが、中々に良い。卿も使ってみるといい」マキナは無心で指揮者の練習をし、戒もギターの練習をしていた。二人とも、完全に逃げていた。 -- 名無しさん (2013-10-11 01:14:30) - ザミエル「?…、…………成る程」 怯えてる刹那達と黒焦げの水銀を見ただけで状況を察した -- 名無しさん (2013-10-11 01:16:36) - ザミエル「では少々拝借します」そして取ったのは――トライアングルだった。 神父「!?かつてないほどの悪寒が私に降りかかってますよ!?」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:19:51) - パールス「興味深いな……なんで爆発するんだ?っていうか、黄金の旦那~、舞踏会で爆発はしないでくれよ?」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:20:31) - 黄金「気を付けてよう」 男達『『『『ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!』』』』 赤騎士による超爆発を食らわされていた -- 名無しさん (2013-10-11 01:23:51) - ザミエル「……成る程、ハイドリヒ卿そちらのカスタネットもお借りします」 トライアングルで広範囲爆発、カスタネットでピンポイント爆発を披露 -- 名無しさん (2013-10-11 01:25:34) - 神父「!?逃げ――」ザミエル「逃がすか!ピンポイントザミエル!」神父「ほぎゃああああああああああああ!?」吹っ飛ばずに上半身丸コゲになった神父。シュピーネは既に戦線離脱をしていた。 -- 名無しさん (2013-10-11 01:26:55) - 司狼「おいシュピーネ!てめェなんとかし……って、あん!?今まで隣にいたのにどこいった!?」覇吐「おいいいいいいいいい!?なんで俺らも巻き添えを喰らってんだよ!?」刑士郎「知るか!?」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:27:38) - ちなみに、夜行と宗次郎は一切関わらず、西洋の楽器に興味関心を持って取り組んでいた。 -- 名無しさん (2013-10-11 01:28:13) - ザミエル「…逃げたか…だが逃がさん、『粛』!!」 平行世界で得た技でシュピーネを場に引き戻す -- 名無しさん (2013-10-11 01:30:32) - シュピーネ「ΣΣΣΣへァ!?!?!?」 ザミエル「……私から逃げられるとでも?」 魔王スマイル炸裂 -- 名無しさん (2013-10-11 01:32:11) - 一通り焼いて…… ザミエル「ではハイドリヒ卿、私はこれで」 黄金「あぁ、なかなかの見世物だったよ」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:34:06) - 蓮たちは痙攣して倒れていた。 -- 名無しさん (2013-10-11 01:34:57) - 覇吐「あの姐さん怖い……龍明怖い(ノД`)」刑士郎「俺……マジで龍明に逆らうの、止めるわ;」夜行「ん?どうしたお前たち……騒々しいと思っていたが」宗次郎「どうせ覇吐さんが何かをしたのでしょう……」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:35:56) - 神父「……お願いです……誰かザミエル卿……彼女の進化を止めて下さい………(涙)」 それだけ呟いてガクッと力尽きた -- 名無しさん (2013-10-11 01:38:31) - ザミエル「精進が足らんな……貴様らは。マキナを見倣え、奴は新たな技を会得したらしいぞ」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:39:53) - 全員「え?」振り返ると――指揮棒を振るうマキナの周囲が静寂に包まれていた。しかもドーム型に。 蓮「なに、あれ?」ザミエル「私の見識では恐らく、あの周囲に近づいた者を気絶もしくは死に絶えさせるのだろう」マキナ「……安心しろ。俺が認識した『害』にのみ適用可能だ。兄弟たちに影響はない」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:41:48) - 覇吐「……音楽って何だっけ?」 刑士郎「この世界で俺らの常識はずれてんのかもな……」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:48:01) - 神父「……いえ、あなた方の持つ常識が正しいですよ……」 司狼「あっちがちとブッ飛んでるだけだ…」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:49:45) - 黄金「以前マキナの奏でる指揮棒は中々に美味であった」マキナ「その時は、シュライバーが俺の周りから逃げていたが、あれはなんだ?」ザミエル「大方、貴様の剣幕と刹那に対して聖戦ができないことに対しての嚇怒が凝縮されていたのだろうよ」マキナ「……俺はそんなことをしていたのか?」黄金「無自覚であったのだろうよ」 覇吐&刑士郎「いや普通ねえだろ;」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:50:07) - ザミエル「しかし……なるほどな。新たな業(おうぎ)を見に付けられたこと……良しとしよう。馬鹿娘たちが今私のことを馬鹿にしている気がする……ハイドリヒ卿、失礼します」そう言って、トライアングルとカスタネットを持って行ってしまった。 -- 名無しさん (2013-10-11 01:51:31) - 戒「………ベアトリス、…必ず生き延びてくれ…」 水銀「……いや多分無理だろう」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:55:18) - ベア『え?ちょっ!?なんですかいきなり少佐ぎゃああああああああああああああああ!?』アンナ『な、なんでそんな楽器から衝撃波がぎょえええええええええええええええええええええ!?』 -- 名無しさん (2013-10-11 01:55:39) - とんでもない歓喜(ひめい)が聞こえたのは言うまでもない。覇吐「お前らのところの龍明はどうなってんだよ!?マジで!?」黒円卓一同『知るかッ!!』黄金「?中々可愛げがあるではないか」 ベア『え?なんで火力がさらに上がるんですか少佐あああああああああああああああああああああああ!?』 -- 名無しさん (2013-10-11 01:57:11) - 水銀「……あぁ、彼女に関してはもう言うに及ばず……今のレベルだとハイドリヒという主がいなければ覇道神くらいはいけるだろうな、多分」 -- 名無しさん (2013-10-11 02:00:52) - 皆『マジで!?』 -- 名無しさん (2013-10-11 02:03:02) - 水銀「マジだ、半端なく傍迷惑な覇道神が誕生しかねん。まぁハイドリヒという絶対の主がいる限り流出はせんだろう」 -- 名無しさん (2013-10-11 02:05:11) - 覇吐「いや傍迷惑すぎ――」刑士郎が口を封じた。刑士郎(バカヤロウ!これ以上は言うな!なんかが飛んでくるぞ!?) -- 名無しさん (2013-10-11 02:06:36) - 水銀「…あの事件やらで鬱憤溜めていたようだしな、暴れれば後は大人しくなるだろうが……今余計な言動を取るのは不味いぞ?」 -- 名無しさん (2013-10-11 02:09:20) - 水銀「それかハイドリヒ、ちょっと抱き締めて止めてk」 ゴッと水銀が業火に呑み込まれた -- 名無しさん (2013-10-11 02:11:16) - 黄金「……カール、自分で言っていたではないか。余計な言動は不味いと」 水銀「……ぬかった…」 プスプスといい感じに焼けてる -- 名無しさん (2013-10-11 02:12:43) - 皆「何が起きた(゚Д゚;)!?!?!?」 -- 名無しさん (2013-10-11 02:13:28) - 黄金「なに、離れた場所からちょっと我が友を焼いただけだろう」 -- 名無しさん (2013-10-11 02:15:20) - ちなみに向こう(女性陣)は静かになってるため、落ち着いたと思われる -- 名無しさん (2013-10-11 02:17:53) - 神父「……………は~~~~……、やっと…嵐が過ぎましたか;;;」 ベイ「……死んだか?マレウスとヴァルキュリア」 戒「そこまで加減出来ない人じゃない……………と思いたいな;」 -- 名無しさん (2013-10-11 02:20:07) - 蓮「あの二人一応俺の軍勢なんであれくらいじゃ死なない……………と思うが」水銀「まあ息子は最強の覇道神で防御向きだから軍勢にも強化はあるだろう…………たぶん」 -- 名無しさん (2013-10-11 07:07:32) - 本当の意味で黄金がザミエルの主としていてくれて助かったと思う皆であった。 -- 名無しさん (2013-10-11 08:44:17) - 水銀「……まぁそも、あの時ハイドリヒが関わらず私がいなければ『普通の人間』として生を終えていただろうがな。………さて、練習に取り掛かろうか」 -- 名無しさん (2013-10-11 08:55:32) #comment() - 編集しました。どうぞ。 -- 案山子さん (2013-09-29 08:58:09) - ライル達が出て来ないので、彼等は狩りをしていたりビーチで海を満喫しているという解釈でよろしいでしょうか? -- 名無しさん (2013-09-29 09:59:23) - いいと思う。 -- 名無しさん (2013-09-29 10:05:41) - どうしてこうなった、と言いたい。砂糖が口から出そうだ -- 名無しさん (2013-09-30 00:50:06) - 出遅れた↑個人的には赤騎士様と黄金閣下ランデブーコースを希望 -- 名無しさん (2013-09-30 02:30:00) - 人魚――執事:ベルラ 人魚姫:セレーナ 人魚ミュージシャン:パールス。 -- 名無しさん (2013-10-03 22:37:46) - ↑玲愛が部屋を出て男部屋に行く時の案内、ベルラでしたね。すみませんが直しておいてもらえないでしょうか。 -- 名無しさん (2013-10-06 20:00:03) - ↑修正しときました。 -- 名無しさん (2013-10-06 20:02:01) - ↑ありがとうございます。早くて驚きました -- 名無しさん (2013-10-06 20:22:58) #comment()
- 黄金「計470点、なかなか魅せてくれたな、ベイ」 司狼「行く奴等着実に点数上げやがるな、…負けてらんねぇ」 -- 名無しさん (2013-09-29 09:36:46) - シュライバー「次は僕が行くよ、いいですよね?ハイドリヒ卿」 黄金「特に順番は決めていないからな、良かろう」 -- 名無しさん (2013-09-29 09:42:17) - シュライバー「んじゃ、いっきま~す!」そしてダダダと走り、シュライバー「本当のムーンサルトを魅せてあげるよ!ヤーハー!」最高速度によるムーンサルトを決めながらキラキラ光り、そのまま水飛沫をほとんど上げずに着水した。漢人魚「なんという華麗な飛び込みか!」女人魚「素晴らしいわ!」褒めちぎられていた。合計―― F「計480点!」 オ~!と喝采が上がっていた。 -- 名無しさん (2013-09-29 09:54:05) - ベイ「Σんな」 シュライバー「何驚いてるのさ~ベイ、僕が君より下なわけないじゃん♪」 -- 名無しさん (2013-09-29 10:00:49) - 司狼「うわ~……俺ら、超テンション上がってくるじゃねえか」蓮「声が震えてるぞ?」シュピーネ「お得意のお茶の間能力はここでは無粋ですね、流石に;」水銀「お前たちのそれは特殊すぎるからな。止めておけ」戒「それじゃ、僕が行くとしようか」蓮「行くのか?戒さん」 -- 名無しさん (2013-09-29 10:07:03) - 戒「あぁ、…たまには彼女達に格好いい所見せたいしね」 チラッと応援してるベアトリスと螢を見て微笑む -- 名無しさん (2013-09-29 10:20:25) - 戒「さて――シュライバー卿のようにはいかないが、僕も泳ぎには自信があるんだ。やらせてもらうよ」戒かは静かに闘気が溢れていた。戒「――ふっ!」静かに飛び込み、シンプルに一直線に行った! ザブーン!と堕ちた彼に審査員たちが首を捻っていたが、女審査員は卒倒していた。何故なら――落ちる寸前に、審査員の皆さんに爽やかな笑みを浮かべたからだ。 -- 名無しさん (2013-09-29 10:28:17) - 女審査員「「「「…素敵(////)」」」」 ポワ~ンとしていた -- 名無しさん (2013-09-29 11:06:13) - ベア「むむむむむむむむむむ~~~」 螢「ベアトリス落ち着いてそれより得点は?」 -- 名無しさん (2013-09-29 11:09:37) - 漢人魚たち「80」女人魚三人「100」螢&ベア「Σ(゚◇゚;)!?」F「合計460!しかも、100が三つも付いた!これは驚きだ!」 -- 名無しさん (2013-09-29 12:09:06) - 司狼「マジか;」蓮「後は俺たちだな」夜行「宗次郎、先にやるか?」宗次郎「僕はさして問題にはしませんが」黄金「シュピーネ、卿と聖餐杯が参れ」神父「わ、私ですか?あまり見ても面白くはないと存じ上げますが?;」 -- 名無しさん (2013-09-29 12:19:48) - パールス「いや、男は入国する際にやってもらわないと困る。水銀の旦那も既に終わらせてるんだぜ?最高評価の500だ」水銀「あまり私のような細い漢がやっても意味は薄いだろうがな」パールス「旦那の飛び込みは芸術の域だからな。俺以外の連中も嫌っているが、目標にしてるんだぜ?」水銀「ふむ……これからはハイドリヒのを見本にするといい」 -- 名無しさん (2013-09-29 12:27:12) - 黄金「あまり持ち上げてくれるなカール、まぁ、やるからには私の全力をもって挑ませてもらうが」 -- 名無しさん (2013-09-29 12:36:06) - 黄金「それはさて置こう、聖讚杯、シュピーネ…あまりもたつくようならば卿等を楽器にしてしまうぞ?」 -- 名無しさん (2013-09-29 12:39:45) - 二人「!?!?!?!?!?!?!?」二人に戦慄が走った。 -- 名無しさん (2013-09-29 12:43:57) - ベイので深く知っている凡人(本人談)二人は血相変えた。神父「シュピーネ!わたくしが先に参ります!オールハイル・ヴィクトーリア!」白鳥がすかさず走って行った。 -- 名無しさん (2013-09-29 12:44:53) - 神父「(今こそテレジアに対しての愛で輝く瞬間ですぞ!)我が栄光を示す時!」白鳥のように舞い、そして優雅に耐空してから一気に魚が浮上してきた瞬間を狙う鳥のように一直線に落ちた。 -- 名無しさん (2013-09-29 12:46:11) - 玲愛「……強姦神父が何か張り切ってる、ウザイ」 ボソッ -- 名無しさん (2013-09-29 12:51:51) - 神父が空中でガラスのように砕け散った。蓮「神父さああああああああああああああん!?」 -- 名無しさん (2013-09-29 12:55:28) - 司狼「得点は?」見ると――300点だった。どうやら美しかったが、最後に砕けたので一気にマイナス100点引かれたらしい。 -- 名無しさん (2013-09-29 12:56:11) - パールス「漢はんな一言ぐらいで砕けたりはしちゃいけないんだ。音楽を奏でる繊細な心はあれど、強靭な精神を持たなくちゃな」黄金「なるほど、一理あるな」 -- 名無しさん (2013-09-29 12:57:06) - 玲愛「…聖讚杯は砕けないって豪語してるけど、所詮この程度」 リザ「玲愛、あまり追い討ちかけないであげて(苦笑)」 -- 名無しさん (2013-09-29 13:22:51) - ベイ「……こいつ(神父)だけはゼッテー報われねぇよな」 戒「それが彼だからそんな事は今更じゃないかな?」 爽やかに黒い事を言う兄さん -- 名無しさん (2013-09-29 13:35:43) - シュピーネも飛び込んだが、結果は400点代で終了し、宗次郎は無難なく見よう見真似で飛び込んで350点代だった。 -- 名無しさん (2013-09-29 14:10:04) - 残りは蓮、司狼、黄金、夜行。 夜行「さて……私としてはどちらでもよいのだが、司狼殿が飛び込んでは如何かな?今更気にするまでもあるまい。下など既にくつろいでいるぞ?」見ると、戒たち終わった連中はハワイなどで行くと花飾りを貰うように、花飾りを貰いうつ伏せになってマッサージを女人魚から受けていた。 -- 名無しさん (2013-09-29 14:11:24) - 司狼「だな、真打ち登場ってわけだ」 蓮「昨日とかみたく、お前ギャグ成分強いんだからそのオチはなしな?」 司狼「当たり前だろ、つかギャグオチキャラって扱いがそもそも気に入らねぇ」 -- 名無しさん (2013-09-29 14:16:46) - エリー「いやあれ確定でしょうが」司狼「うるせぇ!黙って俺の勇姿を見てろ!」 -- 名無しさん (2013-09-29 15:44:35) - 司狼は己の勇姿を魅せようとした瞬間――尖っていた石を思いっきり踏みつけ、バランスを崩しながら飛んでしまい――無様に頭から落ちたのであった。F「合計200点!」まさかの最低評価だった。 -- 名無しさん (2013-09-29 18:41:11) - 香純&螢&ベア&アンナ&リザ&竜胆&紫織&龍水「…………(-.-;)」黄金「あはははははははははは!」黄金閣下、大爆笑。 -- 名無しさん (2013-09-29 18:42:06) - 水銀「…ぷ…くく、まぁ…それがゲオルギウスの宿命故仕方無し……くはははははははははははは!」 水銀も大爆笑 -- 名無しさん (2013-09-29 19:04:12) - 黄金「カールよ……くふふ、面白いな」水銀「ああ、止められぬな。さあ夜行よ、私と同じ系統に属する者なら、それなりの気概を魅せてもらおうか」夜行「…………ふむ。私は刑士郎たちのような熱血タイプではないのだがな」 -- 名無しさん (2013-09-29 19:08:58) - 龍水「夜行様!あなたはどんな者にも負けぬ殿御です!ですから――」夜行「ああ皆まで言うな龍水。お主に檄を入れられては、流石にやらぬわけにはいくまい。まあこれも泡沫の夢……いいや、よい邂逅と祝して。私も少々やってみるとするか」 -- 名無しさん (2013-09-29 19:10:17) - 夜行が崖を見下ろし、夜行「オン・アロマヤテング・スマンキ・ソワカ。オン・ヒラヒラケン・ヒラケンノウソワカ」 -- 名無しさん (2013-09-29 19:13:10) - 夜行が言の葉を紡ぎ、夜行「はぁ――――――ハッ!!」一気に飛び込んだ。華麗なフォームから450点を叩きだした。夜行「ふぅ……450か。まだまだのようだな」顔を出した夜行が糸目の状態で少し残念そうにしていた。 -- 名無しさん (2013-09-29 19:14:23) - 黄金「これで残りは私と」蓮「俺だな、ラインハルト」黄金「然りだ……くふふ、刹那よ。二人だけになるのは随分久しいことのように感じるな」蓮「まあな……お前とは殺し殺されの関係だったからな。今でもそれは変わらねえ」黄金「だが、女神を守る守護神という点で我らは朋友だ」蓮「……まあな」黄金「互いに死力を尽くそうではないか……ツァラトゥストラ」蓮「やっぱそっちの呼び名のほうがシックリ来るな」 -- 名無しさん (2013-09-29 19:16:21) - 互いに苦笑し、拳を突き合わせていた。竜胆「なんと雄々しい……!」紫織「ま、至高天に元夜刀だもんね……貫録はあるわ」アンナ「んで?レン君は何点出すと思う?レオンハルト」螢「そうね……ハイドリヒ卿に関してはもはや言う事はないから、450以上じゃないかしら?」後ろで女たちが話をしていた。 -- 名無しさん (2013-09-29 19:18:08) - ザミエル「…お前はどう見る?疑似とはいえ、一時はツァラトゥストラに想いを寄せていただろうから贔屓目に見ずにな」 龍明「言葉に刺が混ざっているのはスルーさせてもらおう(苦笑)……ふむ、そうだな………」 -- 名無しさん (2013-09-29 19:26:16) - 龍明「……500、と言っておこうか」 水銀が出した最高得点に並ぶ点数を言う -- 名無しさん (2013-09-29 19:28:13) - ザミエル「ほう?」龍明「刹那も水銀の血を受け継ぐ者だ……そして、ハイドリヒ卿と闘い合い認められた存在でもあるのだ。見ていようではないか」 -- 名無しさん (2013-09-29 19:31:19) - 蓮「うわ……軽くプレッシャーが来るな」黄金「では、私がやろうか?」蓮「もしくは同時ってのはどうだ?男魂を魅せるんだろ?だったら同時に跳んで競うってのもアリじゃないか?」パールス「なるほど……水銀の旦那、どうする?」水銀「任せよう……我が盟友と息子だ。やってくれると信じているよ」 -- 名無しさん (2013-09-29 19:32:59) - 黄金「では…」 黄金の神気が迸る 黄金「…先の宣言通り、全力で行かせてもらおう!!来たまえツァラトゥストラ、我々の魂を魅せてやろうではないか」 -- 名無しさん (2013-09-29 19:37:29) - 蓮「上等だ……」蓮も刹那としての神気を溢れ出させる。 -- 名無しさん (2013-09-29 19:38:43) - 二人「行くぞォ――!」同時に跳ぶと彼に空中で身を捻り、ムーンサルトを決めてから互いに空中で拳と蹴りを放ち距離を取ってから、そのまま綺麗に落ちて行った刹那――黄金と蒼い粒子が舞ったのであった。審査員たち「ブラボー!エクセレント!」立ち上がり拍手をしていた。 -- 名無しさん (2013-09-29 19:40:30) - 龍水「な、なぜ粒子が舞ったのだ?;」龍明「原理は聞かぬ方が利口だ、龍水よ」龍水「は、はぁ……;」マリィ「あ、結果がでるよ?」 -- 名無しさん (2013-09-29 19:41:30) - 審査員たちが審議していた。蓮(どうなることやら……ん?)深く落ちた蓮が浮上しようとしたが、下の方に洞穴のような物を見つけたのであった。蓮(なんだ、あれ?)黄金(刹那よ、上がるぞ……ん?どうかしたかね?)潜っている蓮に接近した黄金閣下。 -- 名無しさん (2013-09-29 19:42:48) - 蓮(いや、何か妙な洞穴が…ほら彼処だ) 見付けた洞穴を指差す -- 名無しさん (2013-09-29 19:45:49) - 黄金(む?) 刹那が指差す方向を見る -- 名無しさん (2013-09-29 19:57:00) - 蓮(なんだと思う?)黄金(祠かね……だが、あれはどこか歴史を感じさせるな。パールス殿たちから話を聞くまでは近づかぬほうが賢明だろう) -- 名無しさん (2013-09-29 19:58:52) - 祠の事を頭に入れ一度浮上する二人 -- 名無しさん (2013-09-29 20:00:15) - 審議の結果測定不能、刹那と黄金のコラボは至高の芸術とカテゴリーされたようだ -- 名無しさん (2013-09-29 20:02:49) - ↑ミス カテゴリーではなく判定でお願いします -- 名無しさん (2013-09-29 20:03:43) - 蓮「マジで?」司狼「おう、マジらしいぜクソったれってアハ~♪」女人魚「凝ってますね~、あなた。どんな苦労してるんですか?あと、僭越ながらもう少し飛び込む際に男魂を魅せたほうが良かったと思いますよ?」司狼「ありゃ事故だ!?」 -- 名無しさん (2013-09-29 20:10:56) - 水銀「何ならもう一度挑戦させてもらうかね?…まぁ結果は同じだろうが(笑)」 -- 名無しさん (2013-09-29 20:13:45) - 蓮「それ(司狼のリベンジ)は置いといて、………皆めっちゃ寛いでんなオイ」 先に飛んでリラックスタイムを満喫してる面々を見渡す -- 名無しさん (2013-09-29 20:17:31) - 戒「ありがとうございます、見ず知らずの僕のために」女人魚「い、いえいえ!そんなことはありませんわ!(////////)」爽やかスマイルに射止められる存在(犠牲者)がいたのは言うまでもない。戒「蓮君も休んだらどうだい?」ベイにマキナは隣で武闘派の人魚たちと腕相撲をし、マキナは連戦していた。マキナ「まだやるか?」人魚A「次は我だ!」筋骨隆々な人魚はマキナに挑んでいた。 宗次郎「流石に肝が冷えましたよ」夜行「まあ、これも入国のためだ……なぁ?覇吐」覇吐「おうよ!って、あふ!?」女人魚「うふふ……脚のツボを刺激したまでですわよ。可笑しな殿方♪」覇吐「いや~それほどで――はっ!?殺気!?」 -- 名無しさん (2013-09-29 20:53:05) - 竜胆「…覇吐?……私との約束、よもや忘れたわけではあるまいな?」 覇吐が殺気の主の方を向くと、そこには麗しの人魚姫…の姿をした鬼姫がいた -- 名無しさん (2013-09-29 21:10:44) - 覇吐「お、俺のヌキヌキポンは竜胆だけ――」巴投げをし、水面に叩き付けていた竜胆様。人魚たち「(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2013-09-29 21:33:39) - パールス「いや~お疲れお疲れ。男魂はこれには終了だ。測定不能が出るとは思わなかったが、事実上は二人が水銀の旦那に連なる人物として優遇させてもらうぜ。あと、再会の司狼だっけか?あんたも普通に待遇はされるからそう心配はするなって」 -- 名無しさん (2013-09-29 21:34:48) - 司狼「待遇云々じゃねぇ、俺の男としてのプライドの問題だ」 憮然と言い放つ -- 名無しさん (2013-09-29 21:42:44) - マッチョ「あらん♪良い事言うわねん♪」司狼「!?俺に近寄るんじゃねえ!?」マッチョ「カッコイイこと言ってわたしノッてきたのに、つれないわねん~」パールス「これでもマドンナなんだ、そういう扱いは止めてあげてくれ」司狼「どこがだよ!?てかマドンナって、この人魚の嬢ちゃんたちの方がよっぽどだろ!?」 -- 名無しさん (2013-09-29 21:49:23) - 蓮「まぁそう邪険にするなよ司狼」 黄金「そうだぞ、女性には優しく対応するのが紳士であろう?」 司狼「お前ら人事だと思いやがって!」 -- 名無しさん (2013-09-29 21:54:34) - 黄金「ところでパールス殿」 司狼「無視か!!」 ザミエル「喧しいぞゲオルギウス」 司狼の頭掴んでマッチョの方へ投げた -- 名無しさん (2013-09-29 21:59:30) - マッチョ「あらん、乱暴ねん」 しっかりキャッチしていた ザミエル「そいつは多少乱暴に扱ったところで問題ない、クラフトや聖讚杯には劣るが(ギャグ要素によって)頑丈だからな」 -- 名無しさん (2013-09-29 22:03:37) - パールス「それで、なんだい?」 黄金「先程刹那と落ち、上がる際に水底の方で祠らしきものを見付けたのだが、貴公は何か知らないかね?」 -- 名無しさん (2013-09-29 22:06:41) - 蓮「あ、それは俺も気になった。何か歴史あるっぽいけど」 -- 名無しさん (2013-09-29 22:23:07) - パールス「あ~あれか。あそこには歴代のバンドの長達が使ってきた楽器の数々があってな。年期が合ってもう使っていないんだ。んで、一応大切なやつなんで、少々守り神をあそこの中に同時に封印してるんだわ。ウィンディーネっていう嬢ちゃんだ」 -- 名無しさん (2013-09-29 22:58:01) - 黄金「ウンディーネ…、水を司る精霊の名と同じだな」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:01:41) - パールス「ただ最近いい曲が聞けなくてご機嫌が斜めでな……近くの海じゃ巨大生物が出てきたらしくてな。お前らも気を付けろよ?」司狼「巨大……」ベイ「生物……」覇吐「ねぇ……?」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:05:12) - メッサ心当たりがあり過ぎる面々。間違いなくアレのことだろう。 -- 名無しさん (2013-09-29 23:05:29) - 蓮「あの蛸だな…」 黄金「恐らくはな」 しかし初日で(ほぼ強制)リアルモ●スターハン●ーをやってきた面子からすれば、脅威にすらならない -- 名無しさん (2013-09-29 23:08:43) - 黄金「ちょっと狩ってくるか?」 聖槍を出す黄金(水銀の術で今は人魚の姿であり聖槍を携える姿は神々しく、まるで海神ポセイドンのようであった) -- 名無しさん (2013-09-29 23:16:56) - 他の人魚&魚人たち「ぽ、ポセイドン様Σ(゚◇゚;)!?」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:17:38) - それぐらい似てるらしく、皆が驚愕していた。パールス「あ~なるほど、確かに似てるわな。まあ狩るのは明日でも構わねえ。それよりも、水銀の旦那が来たということは……絶景を魅せるために来たのか?」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:18:40) - 水銀「然りだ。あとはアース神族はあの水山かね?」パールス「ああ、あのジジイ共か。まあな……ラーゾ族はこの奥で武闘の組手をしているが、どうする?嬢ちゃんたちには音楽の素晴らしさとかショッピングモールがあるんだが、どうだ?」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:21:35) - エリー「買い物行きたい人この指とーまれ♪」 香純「はい!♪」 マリィ「レンも、一緒に買い物行こう?」 玲愛「藤井君の行くところに私あり」 螢「先輩」 リザ「玲愛、今回ばかりは大人しくしましょうね?」 ベア「ここをビーチの時みたいな戦場にしたら双首領が流石に怒りそうですもんね、戒~行きますよー♪」 アンナ「いいの?ザミエル、ヴァルキュリア放っといて」 ザミエル「暴走せん限りは放置する、それに…私は買い物に参加するつもりはないしな、ラーゾ族とやらと腕試しでもしてよう」 エリー「そいやザミ姐さん、あのコインは?」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:34:38) - ザミエル「…一応持ってはいる」 水着で出来た谷間間から取り出す -- 名無しさん (2013-09-29 23:40:43) - すると、急に光出した。パールス「へぇ~……もしかして『コカビエルの咒』かい?」知っていそうな口ぶりなパールス。 -- 名無しさん (2013-09-29 23:41:22) - ザミエル「なんだそれは?」パールス「コカビエルって名前自体は水銀の旦那が付けたんだが、どこぞの海賊が王の財宝を盗んだ際に、それには呪いが掛けられているんだ。曰く――堕天するように、人を真逆にさせちまう効力があるんだ」覇吐「真逆?」刑士郎「どういうことだ?」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:42:37) - パールス「つまりは」ザミエルを指差し、パールス「それに触れている対象を嫋やかにさせるのも、淑女にさせるのも、番長にさせちまう『人間』にとっては恐ろしい類の奴ってことだ。俺ら人魚族には害はないがな。まあ持っている限りであって、月の光に浴びれば効力は薄まる」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:44:03) - ベア「つまり……」アンナ「ザミエルが淑女になるってこと!?」ザミエル「ふんっ!」コインをベアトリスに投擲したが、マ○リックスのように回避し、パールスが受け取った。ザミエル「いらんわ!」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:44:53) - エリー「残念♪未知が見れると思ったのにね~」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:47:08) - 黄金「ザミエル、今日1日所持する事を命ずる」 水銀「出たパワハたわらば!?!?」 ぶっ飛ばされた -- 名無しさん (2013-09-29 23:48:13) - ザミエル「ななななななな(・□・;)?」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:49:18) - 黄金「何を恥じらう?卿がどのような存在になろうと愛してやろう……愛でるためにまずは(キャラを)壊す。それが我が破壊の情だ。ザミエルよ……近衛の卿を綾瀬香純たちのような乙女として愛でてみたいのだよ。所詮女は駄菓子に過ぎん……だが、放逐するのは無粋というもの。故にザミエル……私を失望させないでくれ」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:50:37) - 女人魚たちは卒倒していた。言葉だけで逝ったようだ。 -- 名無しさん (2013-09-29 23:51:30) - 蓮「……ん?なぁ、そのコインって対象の性格を反対にするんだよな」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:53:25) - パールス「ん?そうだが、どうした」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:56:40) - 蓮「てことはさ、必ずしも淑女になるってわけじゃないんじゃないか?」 司狼「その可能性あるな、…乙女脳の真逆ってどんなだ?」 -- 名無しさん (2013-09-29 23:59:14) - 水銀「ゴフッ…、加えて言うなら彼女の忠義も真逆になりうるという可能性もある」 復活してきた水銀 -- 名無しさん (2013-09-30 00:00:38) - 黄金「ほう(-_★)?」ザミエル「Σ(゚◇゚;)!?」黄金が興味を抱いたようだ。 -- 名無しさん (2013-09-30 00:02:11) - 黄金「ザミエル」ザミエル「ハッ!(はっ!?つい条件反射で!?)」黄金「卿は……私の期待を裏切るのかね?それも悪くはないが」ザミエル「うぐっ!?」アンナ「さ~ザミエル選手はどうするのでしょうか!?実況はわたくし、マレウスちゃんと!」リザ「リザ・ブレンナーがお送りするわね」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:03:38) - ザミエル「悪乗りするな貴様らァァァァァァ!!!!!!!」 二名粛清した -- 名無しさん (2013-09-30 00:05:36) - ザミエル「えぇい!!やってやる!!主の期待に応えずして何が近衛か!!!」 漢らしく宣言をする赤騎士 -- 名無しさん (2013-09-30 00:08:16) - 全員『漢らしいな~』パールス「じゃあ、はい」コインを渡した。 -- 名無しさん (2013-09-30 00:08:48) - ザミエル「このような呪い、私が捩じ伏せ…て…………」 パシッとキャッチした途端、あの猛々しい覇気が萎んでいった -- 名無しさん (2013-09-30 00:11:02) - 皆「!?」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:14:14) - ザミエル?「う……うぅ……」シュライバー「え、え~と……ザミエル?」ザミエル?「な、なんでございましょうか?」全員「誰だお前(゜o゜;)!?」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:15:06) - ザミエル(反転)「え、エレオノーレと申します……な、何か可笑しなことがありますでしょうか?」玲愛「なにこれ?」神父「ザミエル卿が」リザ「ぷ」ベア「ぶはっ!」アンナ「にゃはははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:16:10) - 笑い転げる二人と笑うのを必死に堪えるリザ。シュライバーは録画していた。ベイ「ザミエルが反転するとああなるのか?もうちょっとこう、可笑しくなると踏んでたんだが?」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:17:05) - ザミエル(反転)「あ、あの…皆…さん?………っ……ふ…、」 ポロッと赤騎士の眼から涙が落ちる -- 名無しさん (2013-09-30 00:21:30) - アンナ「へ?」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:23:23) - 司狼「はい?」エリー「はい?」蓮「はい?」香純「はい?」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:25:51) - ザミエル(反転)「…そんなに…私が…可笑しいですか…?……確かに、半身爛れたこの醜い姿……嘲笑うのも当然でしょうが……」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:29:34) - 猛々しい紅蓮の赤騎士の反対は、どこまでも素直で感情を表に出す純粋な乙女だった -- 名無しさん (2013-09-30 00:31:22) - シュピーネ「こ、これはまた強烈ですな;」戒「ギャップが激し過ぎるね;」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:34:12) - ベア&アンナ「ぎゃははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!」黄金「第九――ホーエンシュタウフェン!!!!」黄金のスーパー拳骨が二人を水の中に沈めた。そして翻り、ザミエルを抱いた。黄金「案ずるな、ザミエルよ……」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:35:14) - ザミエル(反転)「Σは…ハイドリヒ…卿……」 水銀(…ハイドリヒに対する想いは変わらずか…、流石と言っておこう) -- 名無しさん (2013-09-30 00:37:59) - 黄金「卿がこのように反転するとはな……普段の卿もまた愛おしいが、一段と愛おしく感じるな。ああ……駄菓子に過ぎんが、これが『男が女を守る意義』というものなのだな。理解できたよ……ザミエルよ。卿の愛、寿ごう」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:42:02) - ザミエルの周りに花園が出現していた。覇吐「んじゃこりゃ!?」竜胆「りゅ、龍明殿……これは一体……って!?」感涙を流す龍明が静かにいた。龍水「お、母刀自殿!?」夜行「そっとしておいてやれ、龍水。今は、な」 -- 名無しさん (2013-09-30 00:43:06) - ザミエル(反転)「…ハイドリヒ卿……私…は………っ…、貴方様を……お慕い申しております………、騎士として……女と……して…」 黄金の腕に抱かれ永劫の乙女は涙しながら秘めていた想いを告げた -- 名無しさん (2013-09-30 00:49:18) - 黄金「……あぁ、知っている」 ふ、と優雅な笑みを浮かべ抱く力を少し強くする。それは壊れ物を扱うような繊細な力加減がされていた -- 名無しさん (2013-09-30 00:59:57) - 水銀「いやはや、ヴァルキュリアのついでに黒円卓にかけた呪いも多少は緩和しておいたが……まさかこうなろうとは」 最早二人の世界になってる親友を見て水銀の蛇は呟く。甘々な空気を見て砂糖を口から吐きながら -- 名無しさん (2013-09-30 01:02:14) - マキナ「後でどうなっても知らんぞ」水銀「マキナか……どうだった?」マキナ「後でラーゾ族の者たちと一戦見えることになった。腕相撲は百人抜きを果たしたところだ」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:03:24) - ゴキゴキ、と骨を鳴らすマキナ。マキナ「呪いの緩和……まああいつは報われようが報われなかろうが、それでいいのだろう。何故なら――永劫焼かれ続けることを望んでいるのだからな」龍水「大獄殿……やはり戦友として優しいのですね」マキナ「違うな。これは単なる知っているだけのことだ。ザミエルがそれを望む望むまいと知らん。俺の望みは俺の力だけで完遂し、今ここにいる。それと一緒だ」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:05:06) - 龍明(そうだ……黄金の光に焼かれ続けることこそが私の本懐だ。だが、ああ……見えるよ。私には……あなたの眩い輝かしい黄金の閃光が)刑士郎「浸ってる所悪いんだが、そろそろどうすんだ?むむろってる場合じゃねえだろ」 覇吐「お、そういやそうだったな」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:08:23) - 水銀「いやはや、獣殿もやはり男という事か。満更でもなさそうで結構結構(笑)」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:12:17) - ベア「お赤飯炊かないとですね、行きますよ!!戒!螢!!」 螢「ベアトリス、何もそうなるとまだ決まったわけじゃないんだから」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:14:56) - とその時― ザミエル(反転)「…っ…ぐ」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:20:07) - ザミエル(反転)「…は…ハイドリヒ卿……申し訳……ありません」 黄金の腕に抱かれていた赤騎士がその腕から逃れる -- 名無しさん (2013-09-30 01:21:33) - その声にはいつもの苛烈な覇気が戻り始めていた -- 名無しさん (2013-09-30 01:22:08) - ベア&アンナ「チッ!」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:22:56) - 黄金「ふむ……時間切れか。残念ではあるが……まあよい。愛いザミエルとはレアであったな……許す」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:23:34) - ザミエル「!!!!」気合い一発コインの呪いをぶっ飛ばして還って来ました我等が赤騎士(ルベド) -- 名無しさん (2013-09-30 01:26:36) - そして――赤騎士による地獄のフルコースセットを受けるベアトリスとアンナ。 -- 名無しさん (2013-09-30 01:27:41) - 一通り折檻が済み…… ザミエル「…おい貴様等、先程見たのは忘れろ…いいな?異論は認めん私が法だ黙して従え」 今なら波洵瞬殺出来るだろうと言える程の気が黙視出来るくらい迸っていた -- 名無しさん (2013-09-30 01:31:08) - 水銀「永久保存版で残したから無理だ(-_★)」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:33:32) - ザミエル「そうかそうかそんなに死にたいか、なら望み通りにして殺るよ…はっはっは」 瞬間水銀と赤騎士の姿が消えた -- 名無しさん (2013-09-30 01:35:52) - なんて事はない覇道神が黙視出来ないスピードで荒神が水銀をボコッているのだ 水銀「ΣΣΣΣほぎゃぁぁぁぁお!!??!?」 断末魔が響き渡るだけ -- 名無しさん (2013-09-30 01:37:29) - 皆「ザミエルが無双してる!?」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:38:37) - 水銀の頭部を鷲掴みにしながら帰ってきたザミエル様。ザミエル「さて……他に異論はあるか?なぁ」玲愛でさえ口が挟めなかった。いいや、既に彼女の潜在意識に恐怖を植え付けられ身動きが取れなかったのだ。 -- 名無しさん (2013-09-30 01:39:28) - というかもうその存在自体が恐怖の権化だった(黄金除く) -- 名無しさん (2013-09-30 01:42:48) - 皆「いえ、ありません;」マキナ「相変わらずだな」ザミエル「ふん、貴様には程遠いがな」水銀「さて、次はどうする?」瞬時に復活した水銀。 -- 名無しさん (2013-09-30 01:47:01) - ザミエル「……マキナ、後でコレを暫く沈める拳を撃つコツを教えろ」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:49:45) - マキナ「任せろ」水銀「分かった分かった……消して殺るから落ち着け。それで、女性陣は楽しんでくるといい……絶景に行くためにも、私は少々ここの王と逢ってくるのでな。承諾を得て来よう」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:50:28) - 司狼「また王様かよ?」水銀「私が神だ、王を生み出すのは道理だろ?統括者はいたほうがいいのだ」司狼「正論なんだが」シュピーネ「イヤな予感しかしませんねぇ;」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:56:05) - 蓮「…まさか、ポセイドンとか言うんじゃないだろうな」 -- 名無しさん (2013-09-30 01:59:31) - 水銀「彼と同じではないが……君たちに『本物』のポセイドンと逢わせてやろうではないか。アレは少々バグが発生したため、少々変わってしまったがな」 -- 名無しさん (2013-09-30 02:04:04) - 蓮「……少々?」 どこかの神父と同じニオイがしていた娘馬鹿な海神を思い出す -- 名無しさん (2013-09-30 02:15:34) - だがいい人(魚)ではあったのだ、それをバグと切って捨てられるのも少し納得がいかない -- 名無しさん (2013-09-30 02:16:57) - 水銀「厳然な王はあのままだったのだ……だが、神性さがあそこまで弱くなればバグと言わざるおえまい」ベイ「おいマテや、あれで弱体化してたとでも言うのかよ?」水銀「神(私)の言葉が信じられないかね?こと『神』に関して」 -- 名無しさん (2013-09-30 02:19:46) - 蓮「……それもそうだな」 -- 名無しさん (2013-09-30 09:19:58) - 水銀「まあ、彼らは悲運過ぎたからな。少々詫びをしたいと思っているよ」 -- 名無しさん (2013-09-30 13:05:15) - 蓮「…詫びなら真面目にやれよ?」 -- 名無しさん (2013-09-30 13:18:45) - 水銀「まあそう言うな。私とてふざけと真面目の線引きはある」 -- 名無しさん (2013-09-30 14:54:53) - 蓮「真面目にふざけた事やるお前がかよ…、そこまで言うなら信用してやるけどさ」 -- 名無しさん (2013-09-30 15:07:43) - 水銀「ならば結構、では私は失礼するよ」 そう言い姿を消す -- 名無しさん (2013-09-30 15:28:51) - ちょっとした騒動が終わり、女性陣(ザミエル除く)は買い物へ。マキナとザミエルはラーゾ族の手合わせへ(水銀滅殺マシーンがもう一体増えるでしょう) -- 名無しさん (2013-09-30 16:04:34) - 男性陣は荷物持ち数名、自由行動数名と水銀の声がかかるまでは各自楽しむようだ -- 名無しさん (2013-09-30 17:48:03) - 香純「あ!このパレオ可愛い♪」戒「香純ちゃんには明るい色が似合うね」 -- 名無しさん (2013-09-30 18:48:24) - 螢『とりあえず、前に着た恥ずかしい奴じゃなきゃ何でも良いわ…』(とセパレート水着等を見ながら言い)アンナ『そんな事言って蓮君に見られるの嬉しかったでしょ~?ニヤニヤ』螢『わっ私は別にそんなっ』エリー『はいはい、恥ずかしさを水着にぶつけない。ぐちゃぐちゃになってるでしょー?って先輩のすごっっ!?』玲愛『ふふっこれで藤井君のハートを頂き。』(玲愛の過激な水着にエリーが驚いてるが…)ベア『戒ー?こんなのどぉ~?』戒『ベアトリス、自重して。こんなの水着って言わない。』(上に上(ベアトリス)がいた。そして倫理コード(戒)が止めにはいる) -- 名無しさん (2013-09-30 19:16:30) - 螢「ベアトリス、ザミエル卿がいないからってあまり羽目を外さない方がいいと思うけど…」 ベア「いいの!鬼の居ぬ間に自由にやらせてもらいます!!」 -- 名無しさん (2013-09-30 19:34:23) - 鬼と言うか魔王様だろ…、と何人か思ったがその方は今ここにはいない -- 名無しさん (2013-09-30 19:35:17) - ベイ「女の買い物って長いな、おい」シュピーネ「ボヤかないことですね、ベイ」司狼「こういうもんだと俺は割り切ってるぜ?」戒『ベアトリス、それもはやただの紐だから。色んなものが見えてるから』ベア『戒にだったら見られても無問題よ♪』 -- 名無しさん (2013-09-30 19:41:05) - アンナ『ザミエルが来なかったのってヴァルキュリアに愛想尽かしたからだったりして(笑)』 螢『それはないと思いますけど…』 -- 名無しさん (2013-09-30 19:43:21) - ベア『そうですよマレウス、何あり得ない事言ってるんですか。あはははは』 -- 名無しさん (2013-09-30 19:56:00) - 螢(動揺で手が震えてるのは見なかった事にするわ…) -- 名無しさん (2013-09-30 20:00:18) - エリー『お!まさかのスク水じゃん!』女人魚店員『あら?見慣れないお客様ね。それは人間が好んで着る『スク水』という奴よね?海賊船からそれが発見されて持ち帰ってきたらしいわ』螢『海賊船から見つかるってどういうこと(-.-;)?』 -- 名無しさん (2013-09-30 20:21:53) - アンナ『…深く考えるだけ無駄よレオンハルト』 -- 名無しさん (2013-09-30 21:02:39) - 蓮「俺は過激な水着より普通の可愛いのが見たいけどな・・・」司狼「なんでだよ?」蓮「最近みんな色々ときついから」マキナ「兄弟、本気で顔が暗いぞ」司狼「本気で大丈夫か蓮!?」蓮「ストレスで倒れるかも」覇吐「最強の覇道神がストレスで倒れるって…」 -- 名無しさん (2013-09-30 21:15:36) - 司狼「・・・Σって何でお前(マキナ)いるんだよ!?ラーゾ族ってのとバトってたんじゃねぇのか」 -- 名無しさん (2013-09-30 21:21:58) - マキナ「……いや、ザミエルがな」 拳を撃つコツを教えたら無双状態になって獲物持ってかれまくったらしい -- 名無しさん (2013-09-30 21:25:32) - 幕引きの一撃、狩りの魔王verが生まれたそうな  司狼「お株奪われてんじゃねぇか」 マキナ「いや、こればかりは俺の専売特許だ負けん」 -- 名無しさん (2013-09-30 21:31:53) - マキナ「それに俺には『スマイル』もある」 -- 名無しさん (2013-09-30 21:33:01) - 二時間程して色々買った女性陣が出てきた -- 名無しさん (2013-09-30 21:47:32) - エリー「あれ~?マッキーじゃん。どしたの?」マキナ「かくかくしかじかだ」エリー「なるへそ」螢「マキナ卿、いいんですか?」マキナ「スマイルがある……問題はない」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:08:04) - 覇吐「そんなことより、竜胆!どんな水着を買ったんだ!?てのはおいといて」竜胆「なに!?大丈夫か覇吐!」覇吐「俺は大丈夫なんだがこの世界の夜刀が女性関連のストレスで心配になる程やばい」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:10:54) - 紫織「夜刀さんさ~、大丈夫?」蓮「気遣いどうも……いやマジで助かる。俺の周りの女性陣なんとかしてくれ。いや深刻な話;」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:15:46) - 玲愛「何か問題があるの?」全員『――――――――』白い眼を玲愛に向けた。どう考えても一番の原因はこの人と、時々黒くなってしまうマリィだ。香純は問題ないとしても……あとはマレウスと螢だ。 -- 名無しさん (2013-09-30 22:16:33) - 螢「Σ私も!?」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:23:15) - アンナ「空気の読めない所じゃない?」螢「最近はそんなんでもないわよ!?」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:24:54) - 玲愛「…私も、今日は大人しくしてるじゃない。反省してないわけじゃないんだよ…?」 ポツリと呟く声に毒電波が含まれていなかった -- 名無しさん (2013-09-30 22:31:14) - 玲愛「…さっき選んだ水着だって、普通のに変えたし……」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:34:10) - 蓮「――――え?」司狼「マジか?」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:36:13) - 玲愛「……見る?」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:37:24) - 見せると、確かに大人しかった。 -- 名無しさん (2013-09-30 22:37:51) - 玲愛「私だって……藤井君に嫌われるのは嫌なの。なによりも、負担になりたくはないの」蓮「……先輩」 リザが小声で教えてくれた。 リザ(実は、常世としての時を思い返しちゃったみたいでね……)蓮「(なるほど……なんか、悪い事したな)ごめんな、先輩。それに櫻井も」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:37:58) - 自然と、蓮が玲愛と螢を抱きしめていた。二人「!?」蓮「自分の事ばっか考えてたんだな……悪い」玲愛「え、あ……その……」螢「べ、別に藤井君が悪いわけじゃないのよ。今まで私たちが悪かったんだし;」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:39:09) - 玲愛「……来世ザミエル卿といい感じになってたのは、ちょっと腹立ったけど」 少し拗ねたように言う -- 名無しさん (2013-09-30 22:41:17) - 蓮「まあ、それはそれでだよ。先輩も俺の刹那だ……蔑ろにはしないよ。ただ、控え目な先輩も俺は好きだぜ?」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:42:18) - 玲愛「……押せ押せな私は?」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:44:00) - 蓮「控えてくれると助かるよ」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:45:06) - 玲愛「……そう。なら、控えることにするわ」リザ「あら、素直」玲愛「藤井君の嫁になるんだったら、嫌われたくないもん」可愛らしくプイッ、と顔を背けた。神父が昇天していた。 -- 名無しさん (2013-09-30 22:46:02) - 神父の魂(テレジアが……あのテレジアが素直に……ああ天におります主よ、今そちらに) -- 名無しさん (2013-09-30 22:46:44) - 玲愛「でも神父には毒吐くから」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:47:37) - 神父が砕けた。 -- 名無しさん (2013-09-30 22:50:05) - ベイ「こればっかりはしゃ~ないわな」司狼「んだな」覇吐「というか、なんで砕けるんだ?この神父さん」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:50:31) - 玲愛「聖讃杯(笑)だから」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:51:12) - 覇吐「それ、理由か?;」竜胆「もうツッコムな、覇吐;それより……そ、そのだな。わ、私はやはり質素がいいのか?派手なのがいいのか?(///////)」覇吐「え~……と、はい?」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:53:49) - 司狼「水着の話だろ」 エリー「鈍いねバッキー(笑)」 -- 名無しさん (2013-09-30 22:59:18) - 皆人魚の姿だから選ぶ衣服は水着しかない -- 名無しさん (2013-09-30 23:02:17) - 司狼「あとアレだろ、男魂の時に交わしてたあの約束とか」 -- 名無しさん (2013-09-30 23:04:18) - 覇吐「あ、あ~……い、いやいや気づいてるって!;っていうかよ、竜胆。普段露出控え目で派手じゃないからって俺が派手目なものを選ぶわけないだろ?竜胆らしさを引き立たせるのは大人しい色だと俺は思う。ま、たまに派手なの着てくれりゃ万々歳なんだがよ!」ニカッ、と笑う覇吐。竜胆「(////////////////)」 -- 名無しさん (2013-09-30 23:05:24) - 覇吐「それによ……人魚の姉さんたちに色目は使ったとしても、本命は竜胆だけだ。他の女には手を出さねえよ。出したら益荒男なんか名乗る資格はねえよ。派手に傾いて惚れた女に漢を魅せる……それが真の『益荒男』ってもんだろ」 -- 名無しさん (2013-09-30 23:06:35) - 司狼「ヒュ~!言うね~」宗次郎「相変わらずですね、覇吐さんは」刑士郎「こいつがそうそう変わるわけねえだろうが」夜行「それは一理あるな」そこに、夜行と龍水のペアが戻ってきた。 -- 名無しさん (2013-09-30 23:07:58) - 宗次郎「夜行さん、どちらに?」夜行「なに、この都の術式と雰囲気を少し見て来ただけだ」 -- 名無しさん (2013-09-30 23:11:33) - エリー「ん~、そろそろ他のメンバーと合流する?もう少し買い物する?」 女性陣に聞く -- 名無しさん (2013-09-30 23:17:54) - 香純「ん~……どうしよっか?」その時、目の前を光速で泳いでいく女の人魚と後を追う屈強な肉体をした、執事のような魚が追っていた。エリー「あれ?既知感?」 -- 名無しさん (2013-09-30 23:21:01) - 女人魚?「――――――――!」執事「いけません!あなたの喉は貴重なんですよ?大切になさってください!」女の人魚はクチパクだが、男には分かっているらしく声を荒げていた。アンナ「え~と……はい、こんな時の男諸君、行ってらっしゃい」 -- 名無しさん (2013-09-30 23:22:43) - 覇吐「いやでもよ;」刑士郎「あれをどうしろと?」宗次郎「むしろ関わらない方がいいのでは?」 -- 名無しさん (2013-09-30 23:28:00) - アンナ「チッこのヘタレ共、ヴァルキュリアあの女人魚の進行阻んで来て、アタシが影で止めるから」 -- 名無しさん (2013-09-30 23:42:07) - ベア「えぇ~」 螢「………その必要ないみたい」 女人魚と対面する形で向こうから来る男女がいた -- 名無しさん (2013-09-30 23:48:45) - 黄金「…む?」 ザミエル「ん?」 一通り暴れて一応メンバーを捜しに来た修羅王と魔王でした -- 名無しさん (2013-09-30 23:50:11) - 『Dies Irae ゛Mephistopheles゛』のBGMが流れた気がした -- 名無しさん (2013-09-30 23:58:34) - 冗談はさておき、女人魚も急には止まれなかったようでザミエルにぶつかる形で止められた 黄金「……ふむ?」 既知感が頭を過る -- 名無しさん (2013-10-01 00:05:58) - 女人魚「――――――――!」身振り手振りで何かを伝えようとしているのを黄金は感じた。黄金「卿……喋れないのかね?もしくは、喋ってはいけないと言われているのかね?」女人魚「!?」 -- 名無しさん (2013-10-01 01:23:44) - ザミエル「…ハイドリヒ卿、この女性はどうやら追われているようですが…いかがなさいますか?」 追いかけてきた執事っぽい魚を見付けて -- 名無しさん (2013-10-01 01:33:02) - 執事「!その鬣……纏う覇気、御身がハイドリヒと申すものか」黄金「卿は?」執事「ベルラと申す。その姫の執事をしている者だ。さぁ姫、戻りましょう。そして駄々を捏ねないで下さい。あなたの喉は繊細過ぎるのですから、唄ってはなりません」 -- 名無しさん (2013-10-01 01:37:50) - 姫人魚「――――!!」首を横にブンブン振る。そして黄金の背後に隠れて、しがみ付いていた。ベルラ「父上はあなたのことを尊重していますが、如何せん未成熟な喉では未来に支障を来たします。ご理解のほどを」頭を下げる執事。 -- 名無しさん (2013-10-01 01:39:12) - ザミエル「どういうことだ?」ベルラ「この姫君は今回の演奏会にどうしても出たいと言うのだ。だが、演奏会は選び抜かれた者たちが揃い、どれもかれもが大人で喉も立派に成長されているが、姫はまだまだ幼い。出場させるわけにはいかんのだ」 -- 名無しさん (2013-10-01 01:42:08) - ザミエル「…未成熟なまま歌えば喉が潰れてしまう、という事か?」 -- 名無しさん (2013-10-01 01:44:08) - この国は音と歌が全てだ -- 名無しさん (2013-10-01 01:44:37) - ベルラ「然りだ。歌に音が総てであるこの国において、自らの喉を潰すのはこの国から追放されても可笑しくはないのだ……かつて一人だけ、例外がいたがな」 -- 名無しさん (2013-10-01 01:47:13) - 黄金「その例外とやらは、喉が潰れてしまっても追い出されなかった…もしくは未成熟なままでも喉が潰れる事はなかった、のどちらかかな?……はたまた、守り神として奉られているか」 推測だがね、と付け足す -- 名無しさん (2013-10-01 01:55:08) - ベルラ「……神がかった勘の持ち主だな、貴様は」 -- 名無しさん (2013-10-01 01:59:51) - ザミエル「つまり、どちらか」ベルラ「喉が潰れなくても追放はされなかった……対価として、その者はとある楽譜を残した。それが全人魚を満場一致にさせた者のみが授与される『伝説の譜面』を残したのだ。皆が欲したりしているのはそのためだ。まあ純粋に音楽を楽しんでいるのが大半でもあるのだがな」 -- 名無しさん (2013-10-01 02:05:06) - 黄金「成る程、パールス殿が言っていた優勝景品とはその楽譜の事か」 -- 名無しさん (2013-10-01 02:11:50) - パールス「そういうことだ」そこに、ギターを持ったパールスが合流した。パールス「なんかやらかしたのか?って……おや、セレーナ姫じゃないか」ベイ「!?……同じ、名だと?」セレーナ「――――――――!」パールス「ふむふむ……そりゃ黄金の旦那たちも済まなかったな」 -- 名無しさん (2013-10-01 02:16:06) - 声を一切発していないが、パールスは一つ二つ頷いて理解していた。 -- 名無しさん (2013-10-01 02:16:39) - 黄金「別段気にしてはおらん、故に卿等も気にする事はない。我々はただ偶然通りかかっただけだ(微笑)」 ザミエル「…ですが、状況を見てみぬフリをしてやり過ごそうとしていた奴等の態度は…私としては許し難いのですが」 魔王の眼が様子を見ていた面子を捉える -- 名無しさん (2013-10-01 02:25:33) - 黄金「そうピリピリするなザミエル(苦笑)…姫の前だ、荒事は控えたまえ」 ザミエル「…ヤヴォール」 -- 名無しさん (2013-10-01 02:33:12) - 姫人魚「???」ベルラ「ともかくだ。姫には即刻城へご帰還して頂く。強制はしたくはないが、姫の将来を潰さないためにです」姫人魚は黄金の腕に引っ付いて行こうとしなかった。ベルラ「……はぁ。困ったものだ」 -- 名無しさん (2013-10-01 11:27:09) - マキナ「………おい。」水銀「何だね?」。マキナ「どうにかしろ。こういう時のための貴様だろう。」司狼「確かに、いつものウザさを出せよ。」水銀「ふむ。いまいち興がのらないのだが…」エリー「つかえないドラ○もんだなぁ」紫織「夜行え○んわぁ?」夜行「それは私に言っているのか?」 -- 名無しさん (2013-10-01 13:31:28) - 黄金「ふむ、……姫よ、歌わないと約束するのなら暫し我々と一緒に行動するかね?読唇術の心得はある故、言いたい事があるのなら口パクで言ってもらえると有難い」 -- 名無しさん (2013-10-01 13:34:44) - ベイ「あ、あるんですか?心得が」黄金「長い時をカールと過ごしてきたのだ。可能だよ」 -- 名無しさん (2013-10-01 14:36:59) - シュライバー「さすが!」エリー「どっかの誰かと違って出○杉は使えるわ。」リザ「そう言えば読心術ならヴァレリアも出来るんじゃないかしら?」 紫織「へ?わかんなかった?そう言ってるじゃん。って終わってるよ。遅いよ、夜行え○ん」龍水「なっ!夜行様を青ダヌキと一緒にするとは!?」戒「まっ、まぁまぁあっちの話がまとまりそうだから、助力はその状況を見てからで良いんじゃないかな?」ベア「ダメよ。戒、あの状況じゃ嫉妬で少佐の小ジワが増えるの確実だから、どうにかしないと」戒「ベアトリス、多分君は真面目に言ってるんだけど…(ザミエルに)聞こえてたら、きっと彼女は怒るよ?僕が代わりに殴られるけど後で謝ってね。」 -- 名無しさん (2013-10-01 15:03:37) - ザミエル「…キルヒアイゼン、お前は私をなんだと思ってるんだ」 呆れていた -- 名無しさん (2013-10-01 15:07:32) - 嫉妬のしの字のオーラも出てなかった -- 名無しさん (2013-10-01 15:09:50) - ベア「・・・へ?」 アンナ「あら」 -- 名無しさん (2013-10-01 15:15:26) - ザミエル「…勘違いされっぱなしなのは気に入らんからな、言っておくが私は『本来』あそこまで短気短絡的ではない」 -- 名無しさん (2013-10-01 15:18:50) - ザミエル「あまり馬鹿にしてくれるなよ。…騎士のなんたるか、矜持を忘れてはあの方の近衛を名乗る資格などないさ」 冷静に言う様は正に騎士でありイケメンだった -- 名無しさん (2013-10-01 15:32:43) - リザ「まぁそうよね。ああいう貴女も良いけど、やっぱりそっちが似合ってるわ。まぁ少しあてられたのも、どっかの誰かが介入したせいだと思うけどチラッ」神父「まぁお会いした時は、今の感じですから別段と違和感はないですが…変わったのも、誰かから介入されてでしょうしチラッ」シュラ「はっきり言えば言えば良いんじゃないかな?常識でしょ?」水銀「そう視線を送るな。私は女神一筋だ。」ベア「ははは…そうですよね。私も少しあてられたんですかねー。」戒「(思考:君はあまり変わらない気がするけど言わないでおくよベアトリス。)」 -- 名無しさん (2013-10-01 15:39:36) - ザミエル「お前は通常運転だろう」 にべもなくベアトリスに言う -- 名無しさん (2013-10-01 15:43:46) - ベア「Σ酷いですよ少佐!私だって本来はあんな恥女じゃありません!!」 ザミエル「…………恥女の自覚はあったのか…(驚)」 ベア「驚くとこそこですか!?」 -- 名無しさん (2013-10-01 15:49:59) - 玲愛「…なんか、らしくなってきたねあの二人。いいの?またお姉さん取られちゃうよ?」 螢「………先輩、私の反応面白がるのやめてもらえません?」 玲愛「残念、やっぱり私はもう少し毒がないとダメかな?」 -- 名無しさん (2013-10-01 16:04:35) - 玲愛「駄目ですよ……まったく;」司狼「野郎共が本調子になってきたところで、そろそろどうすっか決めるか。おい執事の旦那、あんたも漢なら融通を聞かせてやるぐらいはできねえのかよ?」ベルラ「これは死活問題だ……無理を言うな」司狼「無理ねぇ……おい変態。お前と変態同士でなんとかできねえのか?」夜行「私より繊細な技術面では水銀殿が適任だな」水銀「ふむ……これは歳を経過させねばならん問題だ。流石に無粋極まるな」 -- 名無しさん (2013-10-01 16:58:30) - 黄金「我が軍勢に加われば負った傷等すぐに消えるが、これはカールと同じく無粋か?」 おいでませ修羅道 -- 名無しさん (2013-10-01 17:20:34) - 水銀「無粋だな……それを許さん者がこの中にいるだろ?」ベイ「…………さぁな」そっぽを向くベイ。ベイにはあの姫が"あの姫"とダブって見えているため、正直に頷けないのだ。 -- 名無しさん (2013-10-01 17:22:55) - ベイ(同じ名……しかも金髪ときたか。声は聞けてねえからあれだが、もし同じ声だったら……俺はどうする?再び俺はあいつを喰らうのか?)ベイの本質は闇の不死鳥。以前は踏破したが、彼の性質を鑑みればあの衝動を今回は抑えられる自信はない。覇吐「お~い、どうしたお前さん?」ベイ「うるせぇよ、話しかけるなパシリがッ」覇吐「俺のどこがパシリだ!?」 -- 名無しさん (2013-10-01 17:24:41) - 刑士郎「覇吐、今ばっかりは黙っとけ」 本気(マジ)のトーンで言う -- 名無しさん (2013-10-01 17:30:11) - 覇吐「お、おう?分かったぜ……」引き下がった。ベイ「……礼は言わねえぞ」 -- 名無しさん (2013-10-01 17:35:05) - 刑士郎「んなもん求めちゃいねえよ……ただよ、お前が黄金の爪牙を自負するならよ、ある意味超えてみろよ。あの人を超えるとかもそうだが、己の……根深く形成された闇の不死鳥とかいうふざけた殺戮衝動を制御してみろや」ベイ「……てめぇなんぞに言われるまでもねぇよ。これは『オレ』の問題だ。お前は口出しすんな――俺じゃないんだからな」線引きをするベイ。 -- 名無しさん (2013-10-01 17:36:46) - これは彼なりの優しさでもある。まあ無頼故にあまり気づかれることもないが。 -- 名無しさん (2013-10-01 17:38:56) - 刑士郎「へいへい」ベルラ「さあ姫、戻りましょう……フルートでもハープでも楽器を扱うのでしたら構いませんから」それでも黄金から離れようとしない。ベルラ「……そこまで抵抗するのであれば、近々ある『アレ』は放棄する……と見ていいですな?」姫人魚「!?!?!?!?!?」抗議をしようとするが、声が出ないため口パクだ。 -- 名無しさん (2013-10-01 17:40:29) - 刑士郎「……おい龍明、姫さんが伝えたい言葉念話で俺達に伝える事は出来ねぇのか?」 龍明「ふむ、……やった事はないがここには師もいるしな、姫が伝えたい言葉を『声』ではなく『思念』で我々に伝わるようにする術の一つ二つ心当たりがありそうだ」 -- 名無しさん (2013-10-01 17:43:45) - 水銀「思念を飛ばすか……まあ可能だ。全員の意識を一時的にトランスさせる必要がある。他の者に伝えるといい」龍明「承知した……皆、聞け」 -- 名無しさん (2013-10-01 17:46:03) - ベルラ「大人しくご帰還なされるのなら此度に騒動は不問とします。今回の演奏会を諦めるのであればもう一方の『アレ』に関しては許しましょう」姫人魚「…………」俯いた姫は、黄金から離れようとするが震えており、躊躇していた。 龍明「――――ということだ」司狼「なるほど……姐さんが言うんだったら信じるとするわ」香純「わ、分かった」神父「同調なら私も長けていますしね」 -- 名無しさん (2013-10-01 17:46:48) - 龍明「では、始めるぞ」そして、皆の意識を同調させ姫の思念を読み取ると、 姫の思念(わたしは歌いたい!あの舞台で!大好きな歌を歌いたいの!お願い、唄わせて!わたしは大好きな音を愛でたいの!アレにも出て、歌の本質を知ってほしいの!だから――!) マキナ「……なるほど、そういうことか」 -- 名無しさん (2013-10-01 17:56:33) - 紫織「あちゃ~……随分可愛らしいじゃないの」宗次郎「そうですね……純粋に歌いたいという『願い』は視えましたね」龍水「他の者に歌を聞かせ理解してほしいと」ベイ(……ちくしょう。セレーナと同じ声かよッ)ベイは舌打ちをしていた。予感が的中してしまったからだ。 -- 名無しさん (2013-10-01 17:58:17) - 蓮「んで……どうする?純粋に歌わせてやりてぇが」神父「いいえ、だからこそこの問題は難しいんですよ。彼女の生まれたこの国では『歌』と『音』が総てです。もし喉が潰れ歌えなくなってしまえば『存在意義』が消えたも同然なのですよ」リザ「種族観によるものであるのだけど、やはり容易い問題でもないわね」アンナ「ね~メルクリウス。あんたどうにかできないわけ?」水銀「先ほども私は言ったはずだが?」 -- 名無しさん (2013-10-01 18:25:38) - 龍明「呪術の応用で姫が喉に負うダメージを誰かに押し付ける事は出来るが、…それを選ぶとは思えんな、はてさて困った困った」 -- 名無しさん (2013-10-01 19:26:41) - しかしチラッとベイの方見ている辺りいい性格してるお姐様である -- 名無しさん (2013-10-01 19:35:55) - ベイ「俺なら構わねえが?」龍明の心を読んで、ベイは告げた。 -- 名無しさん (2013-10-01 19:40:19) - 龍明「ほう?」ベイ「んな下らねえこと……魂の総量でなんとか出来るってんだよ。第一、その程度で俺が喋れなくなってもてめぇらには害はねえだろ?だったら受けてもいいぜ」 -- 名無しさん (2013-10-01 19:41:13) - セレーナ「???」黄金「ベイ……卿はそれでよいのだな?」ベイ「いいも悪いもないでしょう……面倒くせぇことはさっさと終わらせるべきでしょうよ」 -- 名無しさん (2013-10-01 20:05:02) - 龍明「ならば姫とベイ、髪を一本私に渡してくれるか?」 呪術の媒介に使うらしい -- 名無しさん (2013-10-01 20:56:29) - 髪を受け取り術を施す(姫が負った怪我等を全てベイが肩代わりする呪術) -- 名無しさん (2013-10-01 21:04:15) - 龍明「…これでいいだろう、姫君もう喋っても喉に影響は及ばん、大丈夫だ」 -- 名無しさん (2013-10-01 21:05:35) - 姫「ぇ……あの……その……」司狼「声小さ!?」セレーナ「ひぃ!?ご、ごめんなさい……」エリーたちにぼこられた司狼。エリー「駄目じゃない、司狼!いきなり怒鳴っちゃ!!」 -- 名無しさん (2013-10-01 21:21:12) - しかし実際、かなりか細く微かに聞こえる程度の声量なのは間違いない。ベルラ「ふむ……あと数年すれば歌っていいぐらいには喉も発達するから待たせたかったのだが」マキナ「お前たち大人はどうしていた?幼少の頃は」ベルラ「基本的に念話で済ませていたな」 -- 名無しさん (2013-10-01 21:22:43) - 龍明「成る程、この声量では遠くへ歌を響かせようとすれば潰れるな」 -- 名無しさん (2013-10-01 21:28:49) - ベア「少佐からもっと腹から声を出せー!!って怒鳴られるレベルの小ささですもんね」 龍明「まぁ、アレは置いといてだ。歌いたいならばまず普通の声で話せるくらいにはならんとな」 -- 名無しさん (2013-10-01 21:34:32) - セレーナ「で、でも……」シュライバー「モスキート音とまではいかないけど、随分と小さいね~……クラフト、君の魔術で声を拡張することはできないのかい?」水銀「自発的にならんとどうにもな」 -- 名無しさん (2013-10-01 21:38:00) - 龍明「困っていれば与えて貰えるとは思わんでくれよ?姫、後は貴女の努力次第だ。それとも、成長するまで歌を諦めるか?」 -- 名無しさん (2013-10-01 21:40:51) - セレーナ「……そ、その」 戒「少し張りが出てきたね」 パールス「ふむ……王に伝えてくるとしますか。流石に姫様のことなのでね」水銀「ならば私ももう一度征くとしよう」 -- 名無しさん (2013-10-01 22:19:42) - 水銀「絶景を見せるのは後になってしまうが、説明係りはいた方がいいだろう」 蓮「今回あんま役に立たなかったしな」 水銀「それならばハイドリヒも 『我が君がなんだと?』………とにかくだ、私は行くぞ」 一同から離れ城へ向かうパールスと水銀 -- 名無しさん (2013-10-01 23:29:49) - ザミエル「……マキナから教わった幕引きの一撃、試してやろうと思ったんだがな」 アンナ「ザミエル、アンタ一体何を目指してるのよ」 ザミエル「?、爪牙として武を磨くのは当然の事だろう」 -- 名無しさん (2013-10-01 23:32:20) - ベア「あ、え、い、う、え、お、あ、お。はい!」 セレーナ「…あ、え、い、う、え、お、あ、お」 軽い発生練習を始めていた -- 名無しさん (2013-10-01 23:41:29) - ベア「そうそう、その調子で!はいもう一度!あ、え、い、う、え、お、あ、お。はい!」 -- 名無しさん (2013-10-01 23:53:30) - 紫織「お?まるで自分の赤ちゃんに教えるお母さんみたいだね~。面白そうだから、私も混ざるね~」セレーナ「……あ、え、い、う、え、お、あ、お」 -- 名無しさん (2013-10-01 23:54:28) - ザミエル「なぜその発声練習なのだ?」ベア「いやですね~少佐。こういうのが基本なんですよ」 -- 名無しさん (2013-10-02 00:21:08) - ベア「それに滑舌を良くしておいた方が歌うときにも役立つと思いまして。次はか、け、き、く、け、こ、か、こ。はい♪」 -- 名無しさん (2013-10-02 00:31:56) - ザミエル(…馬鹿な発言と行動が目立つが、何だかんだで面倒見は悪くなかったな) 面倒見に関しては結構似たり寄ったり、姉妹のような上官部下だったりする -- 名無しさん (2013-10-02 00:40:48) - セレーナ「…か、け、き、く、け、こ、か、こ」 ベア「ちょっとずつ声が出るようになってきましたね、その調子ですよ♪」 -- 名無しさん (2013-10-02 00:42:48) - 戒「うんうん(日々の行動とかがあれだけど、やっぱりベアトリスは優しいね)」 シュピーネ「ヴァルキュリア、随分様になっていますね~」 ベア「そうでしょ~♪そうでしょ~♪これでも自信はあるんです!」アンナ「その努力とかを日々の行動とかの改善に使ったらどうなの?ヴァルキュリア」 -- 名無しさん (2013-10-02 08:49:39) - ベア「……どうせ城に戻ったら少佐の『愛の鞭☆』という名の地獄の特訓巡りが始まるんですからそっとしといて下さい……』 哀愁が漂ってた -- 名無しさん (2013-10-02 09:46:36) - ザミエル「貴様が自主的に鍛練するのなら私は何も言わん、堕落一直線の部下を鍛え直すのも上官の務めだ」 -- 名無しさん (2013-10-02 11:32:58) - ザミエル「…今は見逃してやるがな」 ベア「(もしかして、やっと少佐にデレ期が!?)」 -- 名無しさん (2013-10-02 13:33:08) - アンナ&リザ「ないない;」ベア「心を読まないで下さいよ!?」 -- 名無しさん (2013-10-02 13:55:01) - アンナ「いやあんた、ザミエルがデレるってそれもうラスボスが味方側に寝返るようなものよ?」ベア「つまり有りえないって言いたいんですか!?」アンナ「それ以外に何があるのよ」ザミエル「……今一度問うが、貴様らの中で私の評価はどうなっているのだ?」 -- 名無しさん (2013-10-02 13:57:56) - 一同『魔王様』シンプルだがこれ以外に例える言葉が見付からなかった。 ザミエル「・・・・・」 -- 名無しさん (2013-10-02 15:12:51) - ベア「(まぁ、優しいところがまったく無いわけでもないですけど。黙っておきましょう)」 -- 名無しさん (2013-10-02 15:14:31) - 神父「まあキルヒアイゼン卿に一任しましょう。リザ、あなたもお願いしますよ。二人になら安全に任せられますし」リザ「ええ、構わないわ」蓮「ん……そうだな。香純、お前も適任じゃないのか?」香純「へ?あたし?いやいや、確かに興味はあるけど」蓮「おまえ、老人ホームで俺の事を待ってたじゃねえかよ」香純「あ~……あの時か。まあね」苦笑する香純。 -- 名無しさん (2013-10-02 16:19:03) - セレーナ姫の面倒を見る担当ベアトリス、リザ、香純 -- 名無しさん (2013-10-02 19:21:41) - 蓮「そういえば、さっき執事が言ってた『アレ』ってなんだ?」 -- 名無しさん (2013-10-02 20:41:49) - ベルラ「ああ、そのことか。人魚なら誰しもが願う頂点――皆から崇拝される舞踏会、歌と踊りを兼ね揃えた伝統にして人魚の中で誰が一番『ふさわしいか』を決める演舞踏会だ」 -- 名無しさん (2013-10-02 22:37:06) - ベア「へぇ、舞踏会もあるんですか」 -- 名無しさん (2013-10-02 23:12:02) - ベルラ「世界の人魚たちがその時一同に集結し、世界の人魚たちの頂点に君臨する存在。それが現在の王なのだ」シュライバー「へ~」ベルラ「特に乙女たちにとっては夢の舞踏会ともいえよう」 -- 名無しさん (2013-10-02 23:22:09) - ベイ「…乙女」 アンナ「…何でかしら、こっち(Dies)では禁句ワードに聞こえるわ」 ベア「何でですか?」 リザ「聞かない方がいいわよ(苦笑)」 螢「と、とにかく。その舞踏会って誰でも参加出来るんですか?」 ベルラに聞く -- 名無しさん (2013-10-02 23:41:47) - ベルラ「可能だ。容姿関係なく、性別関係なく……その舞踏会で如何に美しく踊れ、己を表現できるか……それが決め手となる。まあ踊るのが好きであったり歌うのが好き、という輩も純粋にいるがな」 -- 名無しさん (2013-10-02 23:47:42) - 香純「へ~、楽しそう♪」ベア「ですね~♪」 -- 名無しさん (2013-10-03 00:04:16) - 司狼「盆踊りと舞踏会は違うぜ?大丈夫かよ(笑)」 香純「アンタね~、バカにしないでよ!違いくらいわかるっつーの!」 -- 名無しさん (2013-10-03 00:13:11) - ベア「まぁまぁ自由形式みたいですし、いいんじゃないですか?その、盆踊りでも♪」 ザミエル「……流石に場に添ぐわんだろう、あれは個ではなく集団で踊るものだ」 -- 名無しさん (2013-10-03 00:20:28) - アンナ「締めに皆でそれ踊るのも面白くない?♪」 神父「面白そうですが、何だかカルト的な儀式を行う光景になりそうですねぇ(笑)」 リザ「この面子だと洒落にならないわよ?その言葉」 -- 名無しさん (2013-10-03 00:23:48) - 玲愛「…藤井君はどうするの?出るの?」 -- 名無しさん (2013-10-03 09:10:28) - 蓮「俺はあんまり興味ないかな…」 玲愛「…そう、男女(と書いて夫婦と読む)で出るのもアリかなって思ったんだけど」 蓮「…えーと先輩?誰と誰が夫婦なんですか?」 玲愛「勿論、藤井君と私。……それに昨日のビーチバレーで優勝した人は誰か一人独占する権利もあるし」 蓮「;;;;;……優勝したのは先輩じゃなくて俺…ですよね?」 玲愛「うん、だから言ってる。……それとも、他に選びたい人がいるの?」 -- 名無しさん (2013-10-03 13:37:54) - 蓮「……そうだな。ま、ドレスアップした先輩とだったらいいかな?ただし、暴走だけはしないでくれよ?」玲愛「大丈夫……あなたへの愛がある限り、もうすることはないわ」蓮「そっか……じゃ」手を差し出した。蓮「俺と踊ってくれるか?玲愛」玲愛「いきなり呼び捨て……けど、いいわ」手を乗せた。 -- 名無しさん (2013-10-03 13:43:58) - 神父「テレジア…、幸せになるんですよ…(滝涙)」 リザ「気が早いわよヴァレリア(苦笑)」 -- 名無しさん (2013-10-03 14:47:24) - 玲愛「…やっぱり藤井君の本妻はこの私、でも危険な芽は摘んでおくに限ると思うの。だからハイドリヒ卿、ザミエル卿をドロドロのグチャグチャになるまで破壊(愛)してあげて。………ちょっとした幸せのお裾分け☆」 -- 名無しさん (2013-10-03 15:03:52) - 黄金「ふむ、よかろう」 ベア「(あ、死にましたね少佐)」 リザ「(言ってる意味が理解不能って顔しちゃってるものね)」 -- 名無しさん (2013-10-03 15:09:50) - 龍水「母刀自殿は誰を選ぶのですか?」 龍明「ふむ……、パシリ要員としてシュピーネ辺りかな」 紫織「黄金さんは選ばないの?」 龍明「娘の結婚式、及び孫を見る前に消し炭になる予定はないよ(笑)」 ザミエル「…………」 ドーラ召還五秒前 -- 名無しさん (2013-10-03 15:17:13) - 覇吐「ん~……なあ水銀さんよ。一時的に人間状態に戻せないのか?」水銀「可能だ……そうすると、舞踏会で人の状態で踊りたいという気持ちは分かるが、此度は此処の流儀に合わせろ」竜胆「私が『えすこーと』とやらをしてやる」覇吐「いいや……ここは俺がしなきゃいけねえんだ」真剣な表情で言う覇吐。なんだかんだで竜胆のことになると人一倍真剣になるのであった。 -- 名無しさん (2013-10-03 17:06:03) - 舞踏会も男女ペアで何組か出るようだ。 水銀「…マルグリット、我が女神。僭越ながら君のエスコートは私にさせてもらえないかな?」 普段のウザさがない、紳士な声で問う -- 名無しさん (2013-10-03 17:55:54) - マリィ「え~と……その……」水銀「此度の舞踏会は私が人魚たちを生み出す際に自ら手掛けたものだ。万が一にも、君と踊れるためにも……とね。それが実現しようとしているのだ。胸が高鳴っているのだよ……どうか、我が女神よ」傅き見上げる水銀。 -- 名無しさん (2013-10-03 19:15:15) - マリィ「…………」蓮「OKしてやれ、マリィ」 -- 名無しさん (2013-10-03 19:15:27) - マリィ「ふえ?」香純「そうだね~……いつもの感じじゃなくて、けっこう真面目に言ってるし良いんじゃない?」螢「今までの事は考えず、今だけを考えるのならアリじゃないかしら?」アンナ「たまには、ね」水銀「…………」返事を待つ水銀からは、ウザさがなかった。 -- 名無しさん (2013-10-03 19:17:04) - マリィ「……、うん、いいよ♪」 水銀「―――ありがとう、最高の舞台を貴女に捧げよう」 -- 名無しさん (2013-10-03 19:32:11) - 黄金「…出張るか、カールよ」 水銀「無論、女神と踊れる…この至高の一時を逃す謂れはない。それに、……女神を選ばずドライゾーネンキントを選んだ我が愚息に、少々腹も立っている」 -- 名無しさん (2013-10-03 19:35:33) - 蓮「悪かったな……たまにはお前にエスコートを譲ってやったんだよ」水銀「どう理由を述べようと、女神を選ばずゾーネンキントとはな、嘆かわしい」蓮「たまにはいいだろ……親父」水銀「…………ふむ。久しく聞くな……父、か」 -- 名無しさん (2013-10-03 19:44:35) - 黄金「私はザミエルと舞うとするが……綾瀬香純。我が娘よ……卿も我が縁者として、共に舞って欲しいのだが……如何かな?」優雅に微笑む黄金。香純「え?けど私、そんな不釣合いですって;それに私下手くそで足手まといになっちゃいますって;」謙虚に退がる香純だが、黄金はやんわりと首を横に振った。 -- 名無しさん (2013-10-03 19:46:16) - 黄金「否だ、香純よ……これは舞踏会。各々の振る舞いを魅せればよいのだ。上手い下手というのは所詮些末事……ザミエル、香純……二人と私は舞いたいのだよ」赤騎士「…………私は一向に構いませぬ」 -- 名無しさん (2013-10-03 20:22:47) - 香純「……え、と…。なら、宜しくお願いします。ハイドリヒ…さん、ザミエルさん」 ザミエル「敬称は不要、呼び捨てで構いませぬ」 香純「えぇ……なら、何て呼んだらいいですか?」 ザミエル「…ザミエルでもエレオノーレでも、御身の自由に。ハイドリヒ卿の縁者ならば、私(騎士)にとっては仕える姫と同義なのですよ」 香純「(///)……なら、エレオノーレ………………さんで」 ザミエル「……御心のままに」 黄金「私も呼び捨てで構わんよ、…個人的な希望を述べるなら父と呼んでくれると嬉しいが」 -- 名無しさん (2013-10-03 20:58:01) - 水銀「図々しいなハイドリヒ、お前の場合は曾祖父ではないか」 黄金「……カールよ、空気読め」 黄金の拳が水銀を沈めた -- 名無しさん (2013-10-03 21:07:22) - 香純「……;;;、……お父…さん…?」 希望に添って呼んでみた -- 名無しさん (2013-10-03 21:11:24) - 黄金「愛い子だ……綾瀬香純。卿はそのまま……刹那の、皆の太陽で在り続けるがいい。それが……卿である証であり、私の娘として鼻が高いというもの」香純「(///////////)」竜胆「失礼ながら、香純殿は黄金殿のどのような血縁に当たるのだ?氷室玲愛殿が黄金の血縁であるのは既に周知なのだが」夜行「なんだ、知らなかったのか?烏帽子殿。香純殿は黄金殿の曾祖父に当たるのだよ。少し複雑ではあるが、紛れもない真実だ」 -- 名無しさん (2013-10-03 21:20:37) - 龍明「ハイドリヒ卿の嫡子、イザークには双子の弟のヨハンがいる。氷室玲愛はイザークの、綾瀬香純はヨハンの孫だ」 -- 名無しさん (2013-10-03 21:31:37) - ザミエル「…業腹ながら、イザークとヨハンの母はそこにいるブレンナーだ。どのような経緯で…を聞きたいなら……、……話してやらん事もない、が……」 眼が全く笑ってない 竜胆「…深くは聞かない事にする;;;」 -- 名無しさん (2013-10-03 21:35:35) - 龍明「賢明な判断だ、烏帽子殿」 -- 名無しさん (2013-10-03 21:36:27) - 香純「あ、あははは……に、似てなくてごめんなさい?」黄金「何を謝る……卿が私の娘であることに違いなどはないのだ。テレジアに香純……卿らのような娘を得られたこと……嬉しく思うよ」 他の女人魚たち「はぁ~♡」見ていた人魚たちが卒倒していた。 -- 名無しさん (2013-10-03 21:38:13) - 蓮「まあ香純は香純だ」司狼「コロポックルはコロポックルのままでいいんだよ」マキナ「一度とはいえ、メルクリウスが惚れそうになった経緯もあるしな」刑士郎「マジか?」宗次郎「ご愁傷様?」とりあえず空気の読めない二人はゲンコツを受けた。誰かって?言うまでもないだろ。 -- 名無しさん (2013-10-03 21:39:35) - 龍水「(お、母刀自殿がキレる寸前の眼…久方ぶりに見た;;;)」 夜行「さて、これ程の顔触れが出るのならば我々も出てみようではないか、なぁ龍水?」 -- 名無しさん (2013-10-03 21:43:28) - 龍水「うぅ……夜行様、楽しんでおられますか?」夜行「ああ、存分にな」 -- 名無しさん (2013-10-03 21:47:39) - 紫織「というより、ここまで来たらもう全員参加でしょ(笑)」 咲耶「紫織様の仰る通りですわ(笑)……ほら兄様、しっかりして下さいまし」 -- 名無しさん (2013-10-03 21:51:33) - 壁に埋まっている刑士郎を引っ張り出した。刑士郎「あぶねぇ……今、三途の川が視えたぜ;」 -- 名無しさん (2013-10-03 22:00:26) - 龍明「なんだったら、死での手向けに『お灸』を据えてやろうか?なぁ……暗剣殺凶月刑士郎殿?」刑士郎「あはははは……龍明、お前……目が笑ってないぞ?」龍明「気のせいだ……(#^ω^)」 -- 名無しさん (2013-10-03 22:01:38) - 龍水「……母刀自殿は何故彼処までキレておられるのだ?;;;」 ザミエル「綾瀬香純を馬鹿にするような言を取ったからだろう、………ここが水中でなければ焼いてやったのだがな………」 -- 名無しさん (2013-10-03 22:04:58) - 誰を焼くかは言うだけ野暮 -- 名無しさん (2013-10-03 22:05:46) - 咲耶「龍明様、兄様への折檻でしたら後日御随意に」 さらっと -- 名無しさん (2013-10-03 22:34:12) - 刑士郎「ちょっ(・□・;)!?」黄金「よい、ザミエル、措け。ただ、確かに我が娘を馬鹿にするような言動は慎め。愛でるためにまずは壊そう……だが、例外とてある」愛撫するかのような優しさで、香純の頬を撫でて頭を撫でた。黄金「ではベルラ殿、我らも全員参加ということで頼む」ベルラ「承諾した……ならば、我らが誇る城に来るといい。これだけの人数だ、我らが城以外では全員納まらん」黄金「感謝する」 -- 名無しさん (2013-10-03 22:36:28) - 蓮「ん?」どこからかハープが奏でる癒しのメロディーが彼らに浸透してきた。すると、荒ぶる気持ちや負の感情などといったモノが除外されていくのが体感できた。ベルラ「む?久しいな……戻ってきたか」翻った。 -- 名無しさん (2013-10-03 22:53:46) - 蓮「誰だ…?」 -- 名無しさん (2013-10-03 23:17:04) - ベルラ「リリーと呼ばれる、ハープの楽器を扱う人魚だ。少々放浪の癖があってな。ここ数年はいなかったんだ」 -- 名無しさん (2013-10-03 23:20:49) - 司狼「それがこのタイミングで戻って来たんか、……出来過ぎじゃね?」 エリー「いやさ、そもそもここ創った人(?)がアレじゃん?」 司狼「それもそうだったな」 二人だけで会話 -- 名無しさん (2013-10-03 23:32:09) - ベルラ「失礼……迎えに行ってくる。姫、できればそちらのお嬢さん方と共に居てください」 セレーナ「はぁ……い……」まだ小さいが、最初よりは良くなっていた。 戒「教え方が上手いね、ベアトリス」 -- 名無しさん (2013-10-04 01:00:20) - ベア「当然♪もっと誉めてくれていいんですよ~?」 ザミエル「あまり調子に乗るな馬鹿娘」 ベア「う~~~、何で少佐はそうやって人の心折るんですか、アレですか、優しい教え方が出来ない事に対する僻みですか!」 ザミエル「何故そうなる。お前は少し誉めるとすぐ調子に乗り、下らんポカをやらかすだろうが」 ベア「それ何十年前の話ですか!?まだ人だった時の話ですよね!?」 ザミエル「…ほぉ?今は違うと?」 ベア「私だってちょっとは成長してるんですー、Σあた!」 ザミエル「あぁすまん、手が滑った」 -- 名無しさん (2013-10-04 01:25:50) - 香純「…何だかあの二人、姉妹みたいですね(笑)」 玲愛「…今更?だけどそれには同意、例えるなら厳しいけどたまにデレるツンデレ長女、優秀だけどワンコ属性な次女、……綾瀬さんも三女として登場してみる?」 -- 名無しさん (2013-10-04 01:35:33) - 香純「Σうぇ!?……え…と、まぁお姉ちゃんがいたらな~って思った事はありますけど…」 玲愛「……ワンコ属性の妹達とツンデレ長女、混沌(カオス)だね」 ザミエル「……当代、失礼ながらその『ツンデレ』…とは何ですか」 玲愛「あ、そっか。ザミエル卿今時のスラッグあまり知らなかったっけ…」 ベア「あぁそういえば、ツイッターをやってた時そんな事呟いてましたね~」 -- 名無しさん (2013-10-04 01:41:25) - ザミエル「『ツイッター』?」 -- 名無しさん (2013-10-04 01:45:51) - 珍しくキョトン顔のザミエル。 -- 名無しさん (2013-10-04 01:46:11) - ベア「(すみません、今ちょっとキュンときました)」 玲愛「(普段怖い顔してる人が無防備になるとギャップ(破壊力)あるよね)」 -- 名無しさん (2013-10-04 01:49:05) - ザミエル「すまん、流石に分からん」シュライバー「僕はある程度知ってるよ~?」ベア「少佐、これは知っててまあ損にはならないと思いますので、覚えて下さい」 -- 名無しさん (2013-10-04 01:51:23) - 玲愛「……まぁあれは平行世界の話だから置いといて。城に戻ったら多分PC設備があるだろうから教えてあげる」 -- 名無しさん (2013-10-04 01:54:44) - 玲愛「ザミエル卿ならタイピングとかすぐマスター出来るだろうし」 ベア「修得しようとした技術をすぐにもの出来なかった事はない、って言ってましたもんね」 -- 名無しさん (2013-10-04 01:56:58) - 器用貧乏も極めれば万能の典型 -- 名無しさん (2013-10-04 01:58:20) - ザミエル「……まぁそのツイッターというものの話は城に戻ってからで、」 玲愛「うん、了解」 -- 名無しさん (2013-10-04 02:06:18) - ベア「(珍しいもの見れました)」 玲愛「……あ、姉妹ネタ櫻井さんを忘れてたけど。ま、いっか」 -- 名無しさん (2013-10-04 02:08:51) - セレーナ「……♪(クスクス)」 -- 名無しさん (2013-10-04 02:12:17) - 玲愛「何が可笑しいの?」 セレーナ「ぁ、ぃぇ……みな、さん、なかよしなんですね…♪」 -- 名無しさん (2013-10-04 08:36:06) - そうこう話してる内にベルラが戻ってきた -- 名無しさん (2013-10-04 09:10:37) - ベルラ「今戻りましたぞ」見ると、傍らに控えている柔和な笑みを浮かべている人魚がいた。 -- 名無しさん (2013-10-04 09:21:19) - 黄金「そちらは?」ベルラ「放浪癖がある人魚こと、リリーだ」リリー「こんばんわ~♪」はんなりだった。 -- 名無しさん (2013-10-04 09:58:32) - 神父「先ほどのメロディーはあなたが?リリー「せやで?ここら辺で見ん連中やな?」 -- 名無しさん (2013-10-04 10:23:02) - 玲愛「…私達をまとめると、永遠の刹那・黄昏の女神・至高の黄金が率いる愉快な仲間達と変態水銀」 司狼「・・・愉快か?」 エリー「端から見てたら愉快だよ(笑)」 -- 名無しさん (2013-10-04 11:00:00) - 水銀「私がオマケのような扱いというのがちょっと引っ掛かったのだが」 玲愛「だって貴方、ボッチ(軍勢無し)だし」 竜胆「…私達を忘れないでもらいたいんだが、常世殿」 玲愛「私は『氷室玲愛』だよ、そっちの人とこっちを混同してくる人達はノーカン」 -- 名無しさん (2013-10-04 11:05:28) - 龍水「御主とて母刀自殿を昔の敬称で呼んでいたではないか」 玲愛「…そういえばそうだったね、ならこれからは御門さんって呼ぶようにするよ。昨日藤井君をタラシ込んだりハイドリヒ卿に叛意を示したりしてたから、黄金に最も近い赤騎士(ルベド)の敬称で呼ばれるのも心苦しいって思ってそうだし」 龍明「……的確に私の心情を察してくれて感謝する」 玲愛「もっと言ってあげようか?」 龍明「いや、結構。歳を取ると打たれ弱くなるのでね」 -- 名無しさん (2013-10-04 13:33:21) - 司狼「先輩節(毒舌)絶好調だな」 玲愛「私は思った事と事実を言ってるだけだよ、……これ以上言ったら藤井君に止められそうだからちょっと黙るね」 -- 名無しさん (2013-10-04 13:36:17) - 蓮「ありがとう」玲愛の頭を撫でた。玲愛「なんだろう……年下の子に頭を撫でられるのって新鮮」蓮「嫌ですか?」玲愛「うんうん……別に問題なし。むしろウェルカムよ」螢(ちょっと羨ましいかも) -- 名無しさん (2013-10-04 13:58:18) - 司狼「ま、先輩が平常運転かつ暴走もしねえってんなら、一番安全だわな。エリー、俺らも踊ってみるか?」エリー「あんた、踊るつったって……タンゴとかじゃないでしょうね?」 -- 名無しさん (2013-10-04 14:02:56) - 司狼「それ以外ないだろ」 ベイ「俺はどうすっかねぇ……ま、別に俺はどうでもいいがな」 アンナ「レン君取られちゃったしな~……どうしよ」マキナ「兄弟」蓮(女)「え?お、俺なんかでいいのか?」 -- 名無しさん (2013-10-04 14:46:35) - マキナ「あぁ、……お前以外を俺が選ぶと思うのか?」 -- 名無しさん (2013-10-04 15:06:02) - 渋く低い声で蓮(女)の目を見詰めながら言っていた -- 名無しさん (2013-10-04 15:10:26) - マキナ「…俺の傍にいろ、―――レン」 蓮(女)「――――はい(/////)」 -- 名無しさん (2013-10-04 15:19:28) - アンナ「……マキナのアレ、どう見てもダンスの申し込みじゃなくてプロポーズよね」 -- 名無しさん (2013-10-04 15:20:52) - シュライバー「ねぇアンナ、踊る相手がいないなら僕と踊ってよ♪まぁ君に拒否権はないけどね」 アンナ「ぅげ;;;」 -- 名無しさん (2013-10-04 15:22:42) - ベア「御愁傷様ですマレウス」 螢「…まぁ、あぁなるだろうとは思ってたけど」 戒「はは(苦笑)」 -- 名無しさん (2013-10-04 15:29:22) - ベア「私は当然戒とですね♪」戒「だね……螢、君もどうだい?」螢「いいの?兄さん」戒「勿論」シュピーネ「ふむ……わたくしはどうしましょうかねぇ」ベイ「俺とシュピーネがハブになるだろうな」リザ「私はヴァレリアとね」神父「まあ、そうなるでしょう」 -- 名無しさん (2013-10-04 16:33:34) - セレーナ「……あ、の……、よければ私と…踊ってはいただけませんか……?」 ベイに話し掛ける -- 名無しさん (2013-10-04 16:44:24) - ベイ「………いいのかよ、俺で」 セレーナ「はい…♪貴方からは何だか…懐かしいような…初めて会った気がしないんです……、……御迷惑、でしょうか…」 -- 名無しさん (2013-10-04 16:46:14) - ベイ「……………、…いいぜ、組んでも」 セレーナ「!ありがとう、ございます…♪……え、と」 ベイ「…ヴィルヘルム・エーレンブルグ、周りの奴等はベイって呼ぶけどな、好きに呼べよ」 セレーナ「はい♪……ヴィルヘルム様」 -- 名無しさん (2013-10-04 16:50:03) - 神父「…どこかで見た事のある光景ですねぇ」 -- 名無しさん (2013-10-04 16:51:55) - 龍明「(…でなくば意味がなかろうよ、なぁ我が師)」 水銀「(然り、してお前はどうする?一人我々を傍観しているかね?)」 龍明「…ふむ、どうだろう溢れ者同士組んでみるか?シュピーネ」 -- 名無しさん (2013-10-04 16:54:33) - シュピーネ「Σわわわわわたくしですか!?」 龍水「……母刀自殿、申し上げますが流石に趣味が悪いかと」 龍明「なに、容姿抜きに考えればこれでなかなか面白い男だよ。それに、あまり接した事のない者と組むのもまた一興だ」 -- 名無しさん (2013-10-04 16:57:07) - シュピーネ「ふむ……まあ確かに、あまり関わってきませんでしたからね」龍明「貴様がいつも逃げていたではないか」シュピーネ「小心者、小物故の性ですよ」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:02:18) - アンナ「て言うか、存在自体忘れられてたりしたもんね」 ベア「あぁそういえば、少佐が黒円卓居残り組を召集する時居なくても普通に流してましたもんね」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:11:47) - ザミエル「………そういえば黒円卓の一人だったな」 リザ「…エレオノーレ、それは追い撃ちよ(苦笑)」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:14:22) - シュピーネ「まあ、あの頃は仕方がありませんよ。クリストフが私を当て馬に宛がわれてから即座に城へ召し抱えられ、ずっと忘れられていましたからね」ベア「そういえば、あの時のベイのテンションは異常でしたよね?マレウス」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:14:59) - アンナ「うわ~……あれね?あの頭の沸いた猿のような雄叫びを上げてた時ね;」神父「しかも確か、マキナ卿とシュライバー卿が闘技場で殺し合っている時に乱入までしでかしてましたよね?」リザ「……あれは流石に引いたわ;」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:16:02) - ザミエル「そうか?見上げた根性ではないか」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:17:56) - ザミエル「貴様らもハイドリヒ卿の爪牙ならば少しは見倣え」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:18:56) - 皆「いやないから;」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:19:24) - ベア「皆してヒャッハーヒャッハー言いながら戦闘してたら怖いですよ」 ザミエル「ヒャッハーについては真似せんでいい、あれは正直五月蝿いしな。闘争の意欲を見倣えと言ってるんだ」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:22:18) - ベア&アンナ&神父&リザ「えぇ~~~~」ザミエル「……そうか。まだ私の愛(炎)が足りなかったと見えるな、貴様ら」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:23:50) - 静かに告げるザミエル。ザミエル「ベイのように闘争の意欲を見倣って欲しかったのだが……仕方ない。では手本として『私』を見倣うことから始めよう。まずは前回は瞬殺したクリストフは百回は生き残れるようになり、馬鹿娘は再びあの爽やかな青春を送ろうではないか」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:25:25) - ベア「あんな炎に塗れた青春なんか要りませんよ!?もっと純愛路線まっしぐらな青春がいいですよ!」ザミエル「甘ったれるな、貴様それでも私の部下か」アンナ「何気に誇らしげに自慢してるもんね♪プゲラww」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:26:45) - ザミエル「……よしマレウス、お前は焼死コース五百回逝ってみようか」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:28:10) - アンナ「なんでよ!?」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:29:41) - ベア「ドンマイです」 神父「…一応、お祈りしておきますね」 十字切る神父 -- 名無しさん (2013-10-04 17:30:36) - アンナ「シャレになってないわよ!?」螢(ごめんベアトリス、わたし今その話に乱入したら焼死コースに逝くと思うから助けられないわ)ザミエル「馬鹿娘だけが私の真・必殺技から逃げおおせたからな。新たに改良した技を試してみようではないか」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:31:14) - ベア「へ?なんですその主人公属性丸出しの感じは!?というか、まさかどこぞの世界で編み出した技を私に使う気じゃないでしょうね少佐!?嫌ですよ、あれはもうコリゴリですよ!?」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:32:10) - ザミエル「安心しろ、……それと私の砲のコラボ技だ」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:35:46) - ベア「!?!?!?!!?」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:40:31) - シュライバー「う~ん、…棺桶四つ用意しとく?」 ベア「棺桶用意するなら助けて下さいシュライバー卿ーー!!!(涙)」 シュライバー「ヤダ♪ザミエルの邪魔したら僕まで焼かれるもん」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:42:15) - ザミエル「貴様は当たらんだろうが」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:44:56) - 覇吐「なんか、あっちがすげえ物騒な話をしてるんだが;」龍明「関わるな、覇吐。あれに関われば諸共に焼かれるぞ。時に龍水、昔の私を見てどう思う?」龍水「はい?どうと言われましても……今も昔も、やはり母刀自殿は母刀自殿としか言えません♪」龍明「……そうか」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:46:35) - 水銀「なんならお前達だけ一度城に戻してやるが?」 ザミエル「気が利くな、だが不要だ。………愉しみは後に取っておくものだろう…?」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:50:11) - ザミエルが久方ぶりの冷笑を魅せていた。 -- 名無しさん (2013-10-04 17:52:53) - ベアトリスたち元居残り組「!?(お、悪寒が!?)」パールス「さて……んじゃ、ベルラ。案内してやってくれや」ベルラ「貴様に言われるまでもない」 -- 名無しさん (2013-10-04 17:53:46) - そんなこんなで城へ案内されると、憲兵たちがいたが通され、大広間へ出た。すると、ドレスコートをした高貴な人魚から武闘派の人魚たちまで、たくさんの人魚たちが黄金たちを見ていた。 -- 名無しさん (2013-10-04 20:04:19) - しかし大勢の目に晒されているからといって畏縮するような精神をしている者達は言わずもがなこの場にはいない。 -- 名無しさん (2013-10-04 20:59:35) - 蓮「…なんか、やたらこっち見てるな」 水銀「いちいち紹介も面倒だ、故に省略の為各々の見せ場をルート別、映画構成で見せておいたのだよ」 黄金「ほぅ?」 蓮「…真面目に!やったのか?」 水銀「ちょっと番外編も混ぜたがな☆」 -- 名無しさん (2013-10-04 21:25:16) - 水銀「…番外編といってもお前達の日常とかちょっとギャグテイストな映像なだけだから……、全員本気の眼で武器を此方に向けないでもらえるか?」 -- 名無しさん (2013-10-04 21:26:43) - 全員がまさしく一体であるが如くの武装状態を展開させていたが、ここでいきなり滅尽滅相をかますわけにもいかず渋々収める -- 名無しさん (2013-10-04 21:28:34) - 黄金「ちょっとした冗談だ、我が友よ」 水銀「のわりには聖槍が物凄い光っているんだが?」 黄金「ふむ……、…気のせいだ♪」 水銀「可愛く言ってもお前の場合キモ《デア・フライシュッツェ・ザミエル》」 水銀の焼死体が出来ました -- 名無しさん (2013-10-04 21:36:35) - 蓮「……海中なのに何で炎が出るんだ;;;」 司狼「…いや姐さんだし」 玲愛「…疑問に持つだけ無駄だよ」 -- 名無しさん (2013-10-04 21:39:05) - ザミエル「ハイドリヒ卿に対する不敬…相手が副首領殿であろうとも、私が許さんのでそのつもりで」 水銀「…ゴフッ、女神への愛がある限り私は永久不滅だ!!……ゲホッ」 ベア「…肺も焼かれるとキツいですよね」 -- 名無しさん (2013-10-04 21:43:35) - 玲愛「ハイドリヒ卿、ちょっとお茶目にやって友達にキモイって言われたからって落ち込まないで」 黄金「…いや、その単語をカール(変態の代名詞)に言われたというのが少し、ショックでな」 香純「だ、大丈夫ですよ!え~と、」 水銀「キモイものはキモイではないか、成人男が何やってんだという」 ザミエル「焼かれたりないと、そう取りました」 水銀、魔王に連行されました 黒円卓一同「(合掌)」 -- 名無しさん (2013-10-04 21:51:46) - 10分後 水銀「……ちょっと回帰しそうになった…」目が虚ろになっていた -- 名無しさん (2013-10-04 21:54:12) - 黄金「……流石に大丈夫か?カール」 マリィ「大丈夫?カリオストロ」 水銀「あぁマルグリット、貴女こそがこの深海に燦然と輝く至高の宝石…貴女に魅せられた憐れな男(道化)をその愛で包んではくれまいか…」 黄金「余計変な方向に行っているが大丈夫だな」 -- 名無しさん (2013-10-04 21:57:48) - 神父「…あの副首領を10分足らずで欝手前にまでやるなんて、何やったんですかザミエル卿;;;」 ザミエル「…知りたいか?クリストフ」 クス、と口元に笑みを浮かべる様は確かに美人だが、背筋に寒いものが走るのは何故か -- 名無しさん (2013-10-04 22:47:41) - 神父「すみません申し訳ありませんテレジアの結婚式を見るまでまだ死にたくありません」 -- 名無しさん (2013-10-04 22:49:02) - ベルラ「…お前達の力関係がだいたいわかってきたよ…」 リザ「物騒でごめんなさいね(苦笑)」 -- 名無しさん (2013-10-04 22:52:09) - シュピーネ「おや?この写真……どこかで見覚えが」シュピーネがふと壁に飾られてある写真に気づいた。 -- 名無しさん (2013-10-04 23:07:35) - どこで見たか……それは、マキナ「……この写真は、あの時のか」かつて、同じ人魚の世界で地下宮殿において同名のセレーナ一族が明るく映っていた頃の写真にソックリだった。ベルラ「ああ、それはセレーナ姫の姉上と王と王妃様だ。まったく、仲が睦まじくて何よりだ」知る者は知る……この写真は間違いなく、あの世界の写真だ。水銀「……謝罪も兼ねて、彼らにはこの世界においては笑顔であって欲しいという私なりの配慮だよ。邪魔なら撤去させよう。悪気はない」 -- 名無しさん (2013-10-04 23:09:49) - ベイ「…………こっちでも元気そうだな」セレーナの笑みを見て感想を零したベイ。 -- 名無しさん (2013-10-04 23:20:43) - 黄金「そのようだな」 女人魚A「見まして?あの殿方たち……あの男魂で計測不可能を出したお方もいるらしいですわ」B「本当ですの?どの殿方ですの?」C「あの黄金色に輝く殿方と、あちらにいる少年ですわ」D「少年の方はともかく、あの長髪のお方……神々しいですわ♪」玲愛「ふんっ……藤井君の魅力が分からないなんて」蓮「いいんですよ、俺は。別にモテたいとか思ったことありませんし」 -- 名無しさん (2013-10-05 00:08:00) - 螢「まあ、私たちがそのことを知っていればいいんです」マリィ「だよねえ」 -- 名無しさん (2013-10-05 00:14:18) - 乙女たちは余裕だった。彼女たちにとって藤井蓮とは特別な存在であり、女性陣営にしてみれば蓮を喪失する事自体を避けたいほど、彼を深く愛しているのだ。少なからず好意を寄せており、彼の心に惹かれている。その面を鑑みれば、知らぬ者たちなど一顧だにしない……つまりは、そういうことだ。 -- 名無しさん (2013-10-05 00:16:44) - 玲愛「…あの女人魚達は表面しか見てない、魂の輝きが見えてない…つまり格の違いがはっきり出たって解釈でいいかな」 螢「先輩、もう少し言葉をオブラートに包んで下さい…」 -- 名無しさん (2013-10-05 00:26:56) - 香純「…本当にハイド…、…お父さん、モテるな~」 ザミエル「ハイドリヒ卿以上の殿方を知らんでしょうからな、自明の理かと」 -- 名無しさん (2013-10-05 00:33:42) - ザミエル「…まぁ、そも我が君以上の男等存在しえないでしょうが」 玲愛「…藤井君以上の男の子もいないよ」 -- 名無しさん (2013-10-05 00:37:31) - 蓮「はは(苦笑)…ありがとう玲愛」 玲愛「…うん、」 名前を呼び捨てされてちょっと照れていた -- 名無しさん (2013-10-05 00:41:39) - 神父「(幸せになってくださいヽ(;▽;)ノ)」 -- 名無しさん (2013-10-05 00:56:53) - 玲愛「……結婚式を挙げる時は、経費削減の為にどうしようもない外道の駄目大人だけど……まぁ、…お父さんみたいな存在には思ってる、神父様に任せてあげる。……真面目にやらなかったら縁を切るから」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:03:39) - 神父「―――――――」 本気で泣いていた -- 名無しさん (2013-10-05 01:05:57) - 神父「……藤井さん…、テレジアを…絶対に…幸せにしてあげて下さい……(感涙)」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:07:24) - 蓮「なんだろうか…勝手に結婚が決まってる気がする…まだする気も相手も決まってないはずなのに」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:08:48) - 螢「…藤井君、私が言えた義理じゃないけど。そこは空気読んで流すところじゃない?」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:11:34) - リザ「ヴァレリア、落ち着いて。玲愛はまだお嫁に行かないわよ?」 神父「……テレジアが…式の神父は私に任せてくれると…それだけで…もう泣けます(涙声)」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:14:57) - 娘から散々辛辣に当たられる毎日でも娘の一言で一喜一憂するのが父親 -- 名無しさん (2013-10-05 01:16:07) - 黄金「気持ちは分からんでもないな。テレジアよ、卿の未来に幸あれ。イザークもそう言っているぞ?」玲愛「おじいちゃんが?」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:18:17) - イザーク『――言っただろう?テレジア。以前にも告げた通り、私は総てを愛している。故に無論、お前のことも例外なくだ。ツァラトゥストラ、テレジアを任せたぞ』思念が飛んできた。 -- 名無しさん (2013-10-05 01:19:18) - 玲愛「……おじいちゃん…、うん…私幸せになるね」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:23:16) - 司狼「…………今更ながらスゲー恐い事に気付いた…」 エリー「うん?なにさ」 司狼「仮に、だ…蓮と氷室先輩が結婚したら、そこにいる黄金と水銀が親戚縁者の関係になるぜ?」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:27:25) - 刹那――文字通り、皆が制止した。 -- 名無しさん (2013-10-05 01:29:31) - 水銀「ほう(-_★)?」黄金「なるほど……そういえばそうなるか。自動的に綾瀬香純もまた刹那の親戚縁者ともなる」水銀「そして、女神との契りによって結ばれてもいる。よって」物凄い系図の出来上がり、ということになる。 -- 名無しさん (2013-10-05 01:30:54) - 黄金の息子がイザーク。イザークを生んだのがリザ。リザの娘がテレジア。テレジアの親のような存在がトリファ。玲愛はイザークの継嗣=黄金の娘。イザークと双子の弟のヨハンの継嗣が薄くはあるが綾瀬香純=蓮の幼馴染。司狼「うわ……すげえことになってんぞ、この系図;」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:32:51) - 司狼「つうか蓮のストレスがマッハになんのが目に見えるわ;;」 エリー「…親が親だもんね、蓮くんガンバ♪」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:36:53) - 戒「しかし、確かに凄い系図だ……う~ん。けど、螢と結婚をすれば僕とは兄と弟ということになるかな?どうかな、蓮君?ウチの螢は」螢「ちょっ(゚Д゚;)!?兄さん(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:38:25) - さりげなく螢をアピールする戒。少し刺激されたようだ。蓮「え?櫻井ですか」戒「そうだよ。僕が言っても説得力はないだろうけど……螢は直情なところがあるけど、優しい子なんだ。蓮君がよければ、ね?」ベア「そうなった場合、私とは姉弟関係になりますね♪」だが、ベアトリスと姉弟になるということは末恐ろしい悪魔の教官が目を付けるのは必定だ。主に――礼儀作法など諸々込で。 -- 名無しさん (2013-10-05 01:40:20) - ザミエル「教育は私がその場合してやる……何、ハイドリヒ卿が見込んだ刹那だ。仮にもキルヒアイゼンと姉弟関係になった暁には、その馬鹿娘の姉である私が『レッスン』をしてやる」修羅の赤騎士が嗜虐心満々でニヤリ、と冷笑する。 -- 名無しさん (2013-10-05 01:42:13) - ポンッ ベイ「小僧、悪いことは言わねえ……レオンは止めとけ」シュライバー「へ~?なんでさ?」ベイ「バッカ、ザミエルがセットに付いてくるなんざ火車に突っ込んだかと思ったら溶岩に突っ込んでしまったようなもんだぞ?生き地獄も良い所だ」ザミエル「――ベイ。遺言はそれだけか?」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:43:48) - 玲愛「…そんな事よりさ、なんで邪魔するかなトバルカインズ、ザミエル卿もベイ中尉焼くのは後にして」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:46:23) - その声にはまさに黄金の血を継ぐ覇の気が満ちていた -- 名無しさん (2013-10-05 01:47:48) - 戒「いやね……玲愛ちゃんには悪いんだが、やはり僕としても螢も見て欲しくてね。……無粋な真似をしているのは重々承知しているよ。けど――」玲愛「譲らない、と?」戒「うん……駄目かい?」低い声で笑顔の戒。互いに笑顔。 -- 名無しさん (2013-10-05 01:50:10) - 玲愛「…まぁ、他の女の子達が藤井君を諦めないってのは予想ついてたけどさ、幸せを掴もうとしてた女の子をドン底に叩き落として楽しい?屑だね、流石自称にするだけあるよ」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:53:21) - 戒「――――――――」戒は沈んだ。螢&ベア「戒/兄さん!?」 -- 名無しさん (2013-10-05 01:56:07) - ベイ「小僧……お前、大変だな;」覇吐「マジでガンバレ;」蓮「はぁ……まあいいさ。俺は先輩を友人だろうがなんだろうが、不幸せにしたくはねぇしな……『二度』と、な」黄金「…………」今の言葉に黄金たちは無論気づいていた。だが、湿っぽいのは抜きなので敢えてスルーした。 -- 名無しさん (2013-10-05 01:57:25) - ベア「戒ーー!しっかりして下さい」 玲愛「毒舌で私に勝とうだなんて烏滸がましいよ」 -- 名無しさん (2013-10-05 02:07:17) - 全員『凄い正論;』 -- 名無しさん (2013-10-05 02:07:46) - 玲愛「…まぁ、最終兵器の鬼札(ジョーカー)を使わなくて済んで良かったかな」 覇吐「あの~…それって;;」 玲愛「天眼持ちの自閉症インド人じゃないよ、ザミエル卿、……綾瀬さんにハイドリヒ卿の系譜なら仕える姫だっていう感じの事言ってたよね、なら私にも当てはまるはずだよ当代ゾーネンキントだし」 ザミエル「…仰る通りですな」 玲愛「…安心して、文字通りの切り札だから本当に自分でどうしようもない時に手を貸してもらうだけ」 -- 名無しさん (2013-10-05 02:14:02) - 玲愛「…て感じだけど、櫻井さん…この(女の)戦場に上がってくるならおいで。受けて立ってあげる、でも生半可な想いなら潰すよ」 -- 名無しさん (2013-10-05 02:25:49) - 螢「……わ、わたしは」螢は狼狽した。今までにない玲愛の真剣な目に。だが、螢とて生半可な気持ちや理由で彼の夜都賀波岐として君臨していたわけでもない。螢「えぇ、受けて立ちます。私だって、藤井君への感情を燃やし続けているんです。決して、生温いものではありません」玲愛「よろしい」 -- 名無しさん (2013-10-05 05:40:17) - 玲愛「…その意気やよし、だよ」 -- 名無しさん (2013-10-05 09:44:13) - シュピーネ「ゾーネンキントもまた成長をしたようですね」ベイ「というより、元に戻ったってのが正しいだろ」シュライバー「元々はこんな感じだったしね~」水銀「ふむ……未知を求めて幾星霜。やはり、このような未知もまた吟味し味わってみるものだな。ハイドリヒ、私と親戚関係になるという意見、どう思うね?」黄金「私とカールが縁者に……か。なるほど、まさしく未知だな」 -- 名無しさん (2013-10-05 09:47:30) - イザーク『私からしてみれば不愉快なのですが』黄金「そう言うなイザーク。カールとて、昔とは異なっているのは知っていよう?ならばこそだ」イザーク『……メルクリウスはともかく。私は総てを愛しています。故にテレジアを祝福いたします。私の……孫にも当たるのですから』黄金「ふふっ……卿から穏やかな感情が少し感じたな」 -- 名無しさん (2013-10-05 10:06:00) - ザミエル「珍しいこともあるものだ。あのイザークがな」覇吐「?誰と話をしてるんだ、さっきから」夜行「恐らく、常世殿……あのとき、玲愛殿と同化していた黄金殿の継嗣ではないかな?この波長から察するに。どうかな?龍明殿」 -- 名無しさん (2013-10-05 10:34:28) - 龍明「夜行の見解通りだ、…そうか、いないとは思っていたが一度城に戻っていたか」 -- 名無しさん (2013-10-05 11:38:55) - イザーク『仕方がないだろ……父様が不在である以上、城の核である私までもが外れるわけにはいかん』 -- 名無しさん (2013-10-05 12:38:26) - イザーク『そうそう、これは蛇足だがな。…昨日の事についてはあまり気にしなくていいぞ、御門の党首』 龍明「なに?」 イザーク『戻った時ある一定の感情が特定の人物に向かった場合、その対象に好意を持つようになる術式を見付けた…もう解かれているし、マキナや女ツァラトゥストラには効果がなかったようだがな。テレジア達の暴走やお前の感情の揺らぎは概ねそのせいだろう。誰がやったかは語るに及ばず。……ではな、私はこれで失礼する』 -- 名無しさん (2013-10-05 12:53:17) - そう言い残して通信が切れた -- 名無しさん (2013-10-05 12:53:56) - 龍明「――――――そうか」 静かに呟く、だがその声は噴火寸前の火山を思い浮かばせた -- 名無しさん (2013-10-05 12:54:56) - 龍水「お、母刀自殿?どうかなさいましたか?」恐る恐る尋ねた。 -- 名無しさん (2013-10-05 13:20:38) - 水銀「どうかしたかね?」 -- 名無しさん (2013-10-05 13:31:38) - 黄金「……カール、イザークの話を聞いてなかったのか?」 水銀「………あ」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:00:08) - 龍明「――おかしいとは思っていたのだ…でなくば、私の矜持を…誓いを…我が魂を……裏切る事が起こりうる筈がない…」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:03:38) - 水銀 が 逃亡 した。 ザミエル と 龍明 が 捕獲 した。 -- 名無しさん (2013-10-05 14:04:53) - 水銀「待て離せ!?話せば分かる!以後このような術式を生み出さないと女神の地平に約束しよう!誓おうではないか!第一私は女神と踊るためにこの世界を生み出したのだ!頼む、謝儀を述べさせてくれ!!」水中だと言うのに、地面に頭を擦り付け摩擦で火を灯す水銀。 -- 名無しさん (2013-10-05 14:06:06) - 龍明「…そうだろうさ、そうだろうとも…私があの方に叛意を持つなど有り得んのだよ。…私の身(忠誠)も心(愛)も…全てあの方に捧げて一片の悔いは無し。…私の魂は……修羅の愛に抱かれているのだからな…」 淡々と語るにつれ髪も瞳も紅蓮の色に『戻って』いく -- 名無しさん (2013-10-05 14:10:57) - 龍明「…案ずるなクラフト…『殺しは』せんよ――」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:12:25) - ―――――暫くお待ち下さい――――― -- 名無しさん (2013-10-05 14:13:40) - ベア「………今の…今までの少佐の折檻は…とても気を使ってくれていたんですね…」 アンナ「…私、もうザミエルをからかうのやめるわ…」 リザ「…そうね…」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:15:10) - 曙勢「「「「(龍明 さん/様/殿 に逆らうのはやめよう…)」」」」」 龍水「(ガタガタブルブル)」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:17:05) - 黄金「………確かに…死んではいない…な、ギリギリで…」 黄金閣下ですら少し冷や汗をかいていた -- 名無しさん (2013-10-05 14:18:39) - ザミエル「(-.-;)」 微妙な顔をしていた。 -- 名無しさん (2013-10-05 14:19:17) - 司狼「おうおう、お姐様は相変わらずなことで」龍明「遊佐司狼か」司狼「んだよ、まだ俺の事フルネームで呼ぶのかよ?苗字でも名前でもどっちでもいいって言ってんだろ?」龍明「それもそうだったな」足元に転がる『ソレ』を蹴り飛ばしてから黒髪を靡かせる。 -- 名無しさん (2013-10-05 14:20:35) - 龍明「……葉巻が欲しいな、陸に上がったら一本くれないか?」 ザミエル「…なんなら幾らか纏めてやるよ」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:22:07) - 竜胆「龍明殿?あなた、葉巻を吸うのですか?」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:22:59) - 龍明「元々私は煙が好きなのだよ。火種から出る煙……煙草然り、葉巻然り。嗜好品というのは元来そういうものなのだが、私は吸うと落ち着くのだよ」 紫織「けど、身体に毒じゃないの?」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:23:57) - 龍明「此方(私達)の世界では手に入らんものだから諦めていただけだ、…前の世なら一日一箱は余裕で消費していたな、武器として利用していたし一種のトレードマークとも言えた」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:29:42) - 龍明「そも、不死英雄(エインフェリア)が健康を気にするわけないだろう」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:31:10) - ベア「……普通健康に気を使うなら、殺し合いを減らすべきですもんね…」 ベイ「ア゛ァ!?それだと逆にストレス溜まっちまうだろうが!」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:35:14) - ザミエル「阿呆、老いず病にもかからんのが我々だろう。であるならば必然、気遣う必要もなくなるという事だ」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:39:09) - 竜胆「……もうわかっていたつもりだが、本当にでたらめなんだなお前達…」 -- 名無しさん (2013-10-05 14:44:19) - 黄金「……カール、我が友、生きているか?」 水銀「……もうヤダあの人達(Wザミエル)怖い……(涙)」 黄金「………そうだな、」 水銀「…獣殿、女を本気で怒らせてはならないよ……、本当に…(涙)」 黄金「……あぁ、肝に命じておこう」 修羅の王が永劫回帰を慰めていた -- 名無しさん (2013-10-05 14:58:51) - 龍明「………ふむ、少しやり過ぎたか…?」 ちょっとだけ良心の呵責が働いた -- 名無しさん (2013-10-05 15:01:46) - 玲愛「問題無し、いい薬になったと思うよ」 ベア「…薬と言うより、劇薬ですけどね」 -- 名無しさん (2013-10-05 15:05:19) - マリィ「…よしよし」 水銀の頭を撫でる 水銀「―――――マルグリットォォォォ!!!」 水銀が女神に抱き付いた、がそれに変態的な意味は無く子供が母親にすがるようなそんな感じだった -- 名無しさん (2013-10-05 15:10:11) - マリィ「、…これからは皆を困らせる事しちゃダメだよ?」 水銀「…あぁ、誓おう…慎むようにする、……もうサンドバッグ代わりも折檻も嫌だ…(涙)」 黄金「(心がバッキリへし折られているな…)」 -- 名無しさん (2013-10-05 15:13:59) - 龍水「…母刀自殿、流石に憐れに思えて来たのですが…」 龍明「私はもう怒っていないよ、我が師も落ち着けばいつもの調子に戻るだろう。そこまで柔な精神をしている男ではないからな」 -- 名無しさん (2013-10-05 15:26:19) - 蓮「まあ何度も世界を繰り返してるからな…マリィに殺されるために」 -- 名無しさん (2013-10-05 15:35:11) - 司狼「まあそのたびに自分の自滅因子の獣殿と相打ちになってたけどな、しかも、肝心の相手は自分の息子に取られる…日ごろの行いが悪すぎたのがいけないけどな」」 -- 名無しさん (2013-10-05 15:36:51) - 玲愛「当然の報いだし、そのまま死んじゃえばいいのに。永劫蘇らなくても困らないから」追い討ちをかけるように水銀に対して毒を吐く -- 名無しさん (2013-10-05 15:40:50) - マリィ「けど、カリオストロはそれでも私を想い続けてくれたんだものね?」水銀「そうだ……私を超える覇道の流出。君の魂は神格である私を優に超える。その慈愛の光を、君を見た時から私の世界の時は止まったのだよ。汝よ、かく美しいまま留まっておくれ……とね。切実に願ったよ……君に抱かれる(殺される)ことだけを常に願っていたからね」 -- 名無しさん (2013-10-05 15:45:49) - 宗次郎「そこまで切に願えるものなのですね」黄金「偏にカールの特性が関わっているが、ある意味盲目的ではあるが、故に永劫回帰が成り立つのだ」蓮「親父のは矛盾の上に成り立つ世界だからな」覇吐「マジか;俺は垣間見た程度だけどよ、そこまで凄いんだな;」夜行「あの下種が投げ捨てるように使用していたが、黄金殿たちは尊く気高い。私からしてみれば繰り返すことは置いて置くとして、気に喰わんとは思わんよ」 -- 名無しさん (2013-10-05 15:48:18) - シュライバー「クラフトの世界に棲んでれば否が応にも分かると思うよ~メンドウ臭いってことが」龍水「母刀自殿の心境も同じですか?」龍明「……少し見解がズレるな。師匠は師匠だが、私には永劫たる黄金がいたのだ。女神の治世でも感じることが出来た……私には、それだけでよかったのだ」黄金「愛いことを言うものだ」パールス「なにやってんだ、水銀の旦那たち?立ち往生しちまってよ」奥の方に先に先行していたパールスが手を振っていた。 -- 名無しさん (2013-10-05 19:18:35) - マリィ「ほら、行こう?」 水銀「………もう少しこうしていたいが……、致し方無し…」 -- 名無しさん (2013-10-05 19:23:06) - 水銀「すまないねパールス、待たせたか」 -- 名無しさん (2013-10-05 19:26:05) - パールス「言う程待ってもいないけどな、何してたんだ?」 水銀「少々弟子と戯れていてね、……・・・・・誠、成長したものだ…と実感していたのだよ(震)」 -- 名無しさん (2013-10-05 19:34:22) - パールス「???まあいい……そうだ。そこのお嬢さん方もそうなんだが、ウチらの王に逢うといい。今なら執務もちょうど休憩に入ってることだしな」水銀「良いのか?」パールス「無論。旦那は参加するのかい?」水銀「私が参加したところで空気を悪くすると思うのだが?」パールス「そうかい?旦那のメロディーは独特で俺は気に入ってるんだが」 -- 名無しさん (2013-10-05 19:43:58) - 水銀「そう言ってもらえると悪い気はしないが、今回は傍観していよう…出しゃばりたがる性質(タチ)でもないのでね」 -- 名無しさん (2013-10-05 20:30:02) - パールス「そうかい……ま、強要はしねえよ。んじゃ、部屋に案内するとするか。ベルラ、お前はお嬢さんたちを頼む」ベルラ「分かっている……『元近衛』殿」パールス「いつの話をしていることうやら……俺は単なるミュージシャンんだ」 -- 名無しさん (2013-10-05 20:31:48) - その言葉に察した者もいるが、この場で発言するべきではないと弁えて黙っていた -- 名無しさん (2013-10-05 20:43:29) - ……ベルラ「ここが共有部屋になる。すまんな、今現在そこまで部屋が空いていないのでな」宛がわれた客室は凄く広く、三十人は入っても全然問題ほど広かった。 -- 名無しさん (2013-10-05 20:46:43) - 香純「いや全然広いよ!」 竜胆「いい部屋だ、まったく問題ないよ」 紫織「~♪」 各々部屋を見たり買った荷物を置いたり寛ぎ始める -- 名無しさん (2013-10-05 20:52:48) - ベルラ「そうか?これでも小部屋の部類に入るのだが」リザ「どれだけ広いのよ?;」 -- 名無しさん (2013-10-05 20:54:36) - ベルラ「人魚族の中には圧迫感に弱い者が多い。そのため、個室はあれど数人が余裕で寝れるほど広くし、大人数であればより巨大に。これはそれ故だ」 -- 名無しさん (2013-10-05 20:55:39) - アンナ「な~る程、…ん~ここ規模的には普通の城より広くて、グラズヘイムよりはちょっぴり小さいってとこかしら?」 -- 名無しさん (2013-10-05 20:59:35) - 忍ばせている影から情報を得る魔女 -- 名無しさん (2013-10-05 21:01:04) - ザミエル「なるほどな……他には?」アンナ「あ~……なんか障壁っぽいのが貼られてる場所が数か所あるわね。それに、いくつか抜け道というか隠し通路的なものもあるわ」ベルラ「探知能力に長けているのか……まあいい。別段隠しはしていないしな……王たちを万が一にも守る通路はいくつあってもいいぐらいだ」そこで、光ったと思うと人魚の状態から――なんと、ダークスーツを着た壮年になっていた。ベルラ「やはり、人の状態になると落ち着くな」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:05:15) - 玲愛「どういうこと?あなた、生粋の人魚じゃないの?」ベルラ「生粋の人魚さ……ただ、成熟しある程度の条件を満たせば、近しいモノだけがいる場合のみその姿を変えることが許されている。これはお前たちに倣って姿を変えたまでのこと。部屋から出れば人魚の姿に戻れる」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:06:45) - ベア「つまり、私たちも元の姿に戻れるということですか?」ベルラ「この城の内部は特殊だ。王と私、パールス以外は知らんようだが、この城内に限って空気も存在する。水の中に空気……さも摩訶不思議だろう?」アンナ「だから成れるのね~その姿に」ベルラ「そういうことだ」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:08:15) - 龍明「…ふむ、やはり脚があると落ち着くな」 ザミエル「同感だ」 いつもの姿に戻った二人が葉巻を楽しんでいた -- 名無しさん (2013-10-05 21:11:00) - アンナ「順応早!;;」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:13:26) - 香純「というか、成れるんですか!?」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:14:03) - ザミエル「感覚的なものだ、綾瀬香純殿」龍明「己が意識すれば如何様にもなれる」紫織「お~!なるほど、こういうことか~!」紫織もいつもの姿に戻っていた。ベア「わたし、なんか成れないんですけど~!」ザミエル「このようなこと、稚児でも出来るぞ」ベルラ「いや稚児では無理だと言ったではないか;」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:15:29) - ザミエル「…なれば私の部下は悲しいかな稚児以下か」 ベア「憐れみたっぷりの眼で見ないで下さい!」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:18:16) - 螢「……ベアトリス、私も出来たわよ?」 ベア「Σなんですと!?」 ザミエル「ほぉ」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:20:38) - ザミエル「直感力は悪くないようだな、……誉めてやろうか?」 螢「…いえ」 ベア「う~~~~、螢にも出来たなら私も出来る筈です!!」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:22:39) - 玲愛「…どうどう、誉めてもらいたいからって焦ったりしたら出来る事も出来なくなるよ?」 こちらも元の姿に戻っていた -- 名無しさん (2013-10-05 21:24:42) - ベア「何で皆そうほいほい会得出来るんですか~(泣)」 ザミエル「…貴様が絶望的に不器用なだけだろう」 ベア「そんな事ありません!……Σ!」 玲愛「……あ、出来たじゃない」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:31:13) - ベア「…出来た、少佐出来ましたー!♪」 ザミエル「あぁはいはい」 アンナ「うわ超投げ遣り;」 玲愛「……でもちゃんと頭撫でてはあげるんだね」 螢「(何だか、ゴールデンレトリバーとその飼い主に見えてきたわ…)」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:35:03) - 紫織「…母禮って、昔はあんなだったんだね…」 竜胆「…そのようだな」 -- 名無しさん (2013-10-05 21:37:21) - ベア「わんわん!」ザミエル「だからといってじゃれ突き過ぎだ貴様ァァァァァァァ!!!!」頭を掴んで振り回していた。 -- 名無しさん (2013-10-05 22:04:34) - 龍水「微笑ましい光景なのか、これは?;」龍明「女神殿、大丈夫か?」マリィ「う~ん……いまいち分からない」ペチペチと人魚の尾で応答するマリィ。 ……別室では。 水銀「ぐはっ!?」急に水銀が吐血していた。何かを感じ取ったようだ。 蓮「どうした?親父」司狼「どうせロクでもねえだろうよ」男連中は急に黄金が人型に戻れたことをキッカケに、一気に元の姿に戻っていた。 -- 名無しさん (2013-10-05 22:06:21) - 水銀「マルグリットの……いいや、これ以上言うとまた私は見放されてしまうな」黄金「自制はあったか」閣下は既に寛いでいた。 -- 名無しさん (2013-10-05 22:10:40) - 覇吐「な、なぁ……」水銀「なにかね?」覇吐「ここって……混浴とかねえのかな?」刑士郎「馬鹿かてめぇは?ここは海の世界なんだぞ?あるわけねぇだろ」宗次郎「凄く正論ですね」夜行「まあ『常識』を考えればないだろうな。人魚というものは、冷たい水を好むと聞いている。風呂ないし熱い湯を好むとは思えんよ」 -- 名無しさん (2013-10-05 22:12:05) - 水銀「稀に湯を好む人魚もいる、設備が無いわけではない」 覇吐「Σ!!!」 水銀「が、大半は男だ」 覇吐「orz」 -- 名無しさん (2013-10-05 22:18:50) - マキナ「サウナはあるのか?」水銀「あるが……行くのかね?」マキナ「漢だけが詰まっている部屋にいるよりはマシだ」夜行「ならば私は黄金殿と『チェス』なるものをやろうと思う」黄金「私とかね?カールやってみたらどうだ?悉く私は勝てた試しがない」 -- 名無しさん (2013-10-05 23:25:08) - 水銀「指名はお前だろうハイドリヒ。夜行、暇潰しがてら次に相手をしてやろう」 -- 名無しさん (2013-10-05 23:35:03) - 夜行「では」虚空からチェス盤を出した。司狼「俺らはどうする?」蓮「探検でもするか?」ベイ「ま、外に出る場合は人魚の姿でだろうがな」戒「まあ、それもいいのかもね」 -- 名無しさん (2013-10-05 23:48:22) - 刑士郎「そういやよ、夜になるに連れて城内の廊下、気配が増えていないか?」覇吐「そういやそうだな……物騒なことでも起きているのか?」水銀「舞踏会が近いのだ……その間を狙って誰かが狙ってくる……そういうことを警戒してでの警戒だよ。まあ、城に警備の憲兵がいるのは常識だ」 -- 名無しさん (2013-10-06 00:02:12) - シュピーネ「なるほど」 ……香純「ねぇねぇみんな、寝る前にいっぱい話さない?」玲愛「女子会風に?」ベア「まあ、私たちの場合もう女子とは呼べませんけどねぇ」リザ「まぁね」アンナ「己が若いと自覚していれば問題ないんじゃない?」龍明「して、何を話すのだ?綾瀬香純殿」香純「勿論、好きな異性の話もいいんだけど、まだみんなとは全部を話したわけじゃないし」蓮(女)「…………」アンナ「どうしたの?そういえばずっっっっっっっっっと黙ってるけど」蓮(女)「……マキナに俺を選んでくれたのは嬉しいんだけど、あいつの口から直接『好き』とか言われてないんだよ」竜胆「なんと……」 -- 名無しさん (2013-10-06 00:21:12) - ……マキナ「……何かを忘れていたと思えば;」ベイ「どした?冷や汗なんか掻きやがって?」 -- 名無しさん (2013-10-06 00:34:09) - 蓮(女)「まあ、近くに居てくれるだけでもうれしいけどな」 -- 名無しさん (2013-10-06 00:40:33) - 龍水「…健気なのだな」 紫織「(何だろう、身近にも似たような人がいる気が…あ、龍明さんだ)」 ベア「(少佐ばりの健気さですね…)」 -- 名無しさん (2013-10-06 00:43:38) - Wザミエル「私が何だって?」紫織&ベア「いえ、なんでも」蓮(女)「単純に『兄弟(おれ)』として好きなのか女としての『藤井蓮(おれ)』が好きなのか……そこら辺が凄く曖昧なんだよ」 -- 名無しさん (2013-10-06 00:47:39) - 龍明「心配せずとも、あれはちゃんと割り切ってお前を女として見ている。そこまで朴念人ではないよ」 ベア「そうですよ!…そうだ、丁度舞踏会もありますしその時に言ってもらえばいいんです、こう…踊りながらですね?いい雰囲気になった時にしおらしく話を切り出して…」 蓮(女)の手を取り踊りながらレクチャー -- 名無しさん (2013-10-06 00:56:20) - 蓮(女)「Σわ、と……………何で男パート踊れるんだ…?」 ベア「まぁ、………少佐の方がかなり様になって上手いんですけどね…」 -- 名無しさん (2013-10-06 00:58:13) - ベア「とにかくです、練習練習♪私をマキナ卿と思って」 蓮(女)「……ごめん、それは無理がある」 ベア「…えぇ~、……なら身長の近い少佐、ちょっとお願いしまーす」 ザミエル「切り出したのは貴様だろうが、私に尻拭いさせるつもりか」 ベア「そこを何とか」 ザミエル「……ふん、まぁこういった戯れもこの場のみか…、どうする女ツァラトゥストラ、練習に私と踊るか?」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:04:16) - 蓮(女)「…えーと…、お願いします」 ザミエル「承った、……ではお手を拝借」 そしてザミエルが男パート、蓮(女)が女パートでダンスを始める 竜胆「……物凄く様になっているな」 アンナ「…ザミエル、あれ絶対性別間違えて生まれてきたんだわ」 龍明「悪かったな」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:09:27) - 蓮(女)「…えーと…;;、……今はマキナの代わりって事でいいんだよな?」 ザミエル「あぁ、これはそういう趣旨だろう?『………なぁ?兄弟…』」 かなりイイ声で囁く 蓮(女)「Σ(///□///)」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:12:30) - ザミエル「『…そう可愛い反応をしてくれるな、…離したくなくなるだろう…』」 蓮(女)「や……ぇ、…ちょ…(ヤベー!ザミエル女だよな!?なのにイケメンってどういう!?///////)」 ザミエル「『…愛してる…お前だけを』」 蓮(女)「(///□///)」 玲愛「ザミエル卿ストップ、藤井さんが何か扉開いちゃうから」 ザミエル「?はぁ」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:18:26) - 紫織「…天然?あれ天然?(照)」 ベア「…まぁ、色々無自覚なんです」 リザ「台詞に声と表情が乗っちゃうタイプなのよ、彼女」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:20:28) - ザミエル「まぁ切り出さずとも、アイツの羞恥心を壊せばあれくらい言うだろう」 蓮(女)「…あ、アリガトウゴザイマシタ…(/////)」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:24:23) - 龍水「(…竜胆様といい、昔の母刀自殿といい……何故ついていないのかわからん)」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:26:06) - 玲愛「…じゃ、藤井さんが新しい扉開いちゃうところを阻止したところで。好きな異性の話でもする?今想っている人の話でも、それ以外にはどういう人がタイプか…とか」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:28:59) - 龍水「わたしは夜行様一択だ!」紫織「あたしはそうだね~……宗次郎以外私を捕まえてくれる存在はいないっぽいから、いないかな~」竜胆「むぅ……この手の話題は苦手だな」咲耶「そうでしょうか?女集えば姦しいとよく言うではありませんか」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:31:20) - 香純「覇吐さんはどうなんです?」竜胆「あいつか?あいつはいつも通りのスケベで変態な男だ」咲耶「ただ」紫織「決める時は決めてくれるんだよね~あんなんでも。そっちの大将たちはどうなの?」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:32:28) - 玲愛「藤井君は頑張り屋さんだよ、そして大切なものは絶対に守ろうとして…自分を省みてくれない」 香純「そうなんですよね、ちょっとは頼れーってドツきたくなるよ」 マリィ「だから私達がレンを守る、ね?♪」 螢「……まぁ、そうね。見ててかなり危なっかしい時もあるし」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:39:38) - ザミエル「ハイドリヒ卿は語るに及ばず、あの方は…将としての全てを兼ね備えている」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:41:10) - マリィ「…う~ん、カリオストロの事も…話した方がいいかな?」 アンナ「それはいらないでしょ」 -- 名無しさん (2013-10-06 01:42:46) - 皆が苦笑し、笑っていた。アンナ「あ~あ、なんでレン君は総てを抱え込もうとしちゃうんだろうね~」ベア「戒もそれは同じですね」リザ「あと、マキナ卿も」アンナ「『女風情がでしゃばるな』」マキナの声真似をするマレウス。 -- 名無しさん (2013-10-06 02:01:36) - ベア「似てませんねマレウス(笑)」 アンナ「あんたねぇ、そこはお世辞でもちょっとは似てるって言うとこよ?」 -- 名無しさん (2013-10-06 02:05:25) - 玲愛「あ、閃いた…、男性陣の声真似誰が一番似てるか勝負してみる?」 -- 名無しさん (2013-10-06 02:08:43) - 皆「なに!?」玲愛「んで、一番似てた人が……この場合は褒美?それとも罰ゲーム?」ベア「一番似てた人が好きな人に向かって大きな声で羞恥心関係なく叫ぶ!ってのはどうです?私はOKなので問題ないです!」 -- 名無しさん (2013-10-06 02:11:36) - 玲愛「ならそれでいいよ、……あ、わざと似ないようにするのは無しね?やるからには全力で挑んでほしいな、………それとも勝負から逃げる?」 -- 名無しさん (2013-10-06 02:14:35) - 一同を見渡して言う -- 名無しさん (2013-10-06 02:30:54) - だがここは負けず嫌いの集まりのようなものだ、遊び半分本気半分の気持ちで挑まない人はいなかった -- 名無しさん (2013-10-06 08:42:28) - 玲愛「叫ぶ内容はどうしよっか、…定番のここは愛にしておく?」 -- 名無しさん (2013-10-06 08:45:58) - ベア「まぁ、それは追々で(笑)」 -- 名無しさん (2013-10-06 08:46:40) - 竜胆「いや、先に決めておくべきだろう」 紫織「んじゃ~鉄板の愛を叫ぶか、抱いて発言とか!(笑)」 竜胆「Σんな!?」 紫織「いいじゃん、誰が誰を好きだかなんてもう全員わかってる事なんだしさ(笑)」 -- 名無しさん (2013-10-06 08:51:18) - 龍水「順番とか、誰をやるかとかは決めないのか?」 玲愛「思い付きの遊びだし、誰をやるかは特に決めないよ。…順番は私の隣の櫻井さんから時計周りでいってみよっか」 螢「…それ、先輩が最後ですよね」 玲愛「言い出しっぺがトリを飾るのもありかなって」 螢「…もう、わかりましたよ…。…う~ん…(悩)」 -- 名無しさん (2013-10-06 09:07:04) - そういった思い付きの遊びに皆本気やら冗談めかして参加したり、ちょっとした寸劇までやりだしたりと笑い声や穏やかな空気が絶える事はなかった(からかわれたザミエルがキレたりしていたが本気で殴ったりはせず、部屋の中でベアトリスを筆頭に追い回していたが) -- 名無しさん (2013-10-06 09:35:13) - 香純「あははは!…あ~…涙出てきた(笑)」 玲愛「まさか藤井さんとザミエル卿の双首領の掛け合いが見れるとは思わなかったよ」 螢「うっすら背景に何か見えましたよね」 蓮(女)「俺としては先輩のイザークの真似にビックリしたけどな」 アンナ「あぁ、すっごい似てたもんね」 -- 名無しさん (2013-10-06 09:45:01) - 玲愛「なんでかね、おじいちゃんの物真似は上手いの…。櫻井さんがキルヒアイゼン卿の声真似が上手いのと同じ理由だと思う」 螢「……」 -- 名無しさん (2013-10-06 10:56:57) - 竜胆「ならば優勝は氷室殿でよろしいか?」 玲愛「個人的には背景にグラズヘイムが見えた藤井さん達を押したいな」 -- 名無しさん (2013-10-06 11:11:19) - 蓮(女)「いやそこは先輩だろ」 ザミエル「右に同意する」 -- 名無しさん (2013-10-06 11:14:22) - 玲愛「そう?なら私は好きな人に向かって叫ぶことにするわ」リザ「へ、平気なのね;」玲愛「当然。藤井君への愛は不滅……羞恥心?そんなものあるはずがないわ」断言した玲愛。玲愛「不滅の愛を纏う覚悟?私にもあるの。それじゃ、藤井君の元へ行くことにするわ」 -- 名無しさん (2013-10-06 13:25:04) - 螢「い、今からですか?」香純「明日にしたほうがいいんじゃ?」玲愛「それもいいけど、なんか明日は忙しい予感がするの」リザ「勘?」玲愛「勘」 -- 名無しさん (2013-10-06 14:23:06) - 玲愛「それじゃ、行ってくるね」 部屋を出てパールスの案内で男部屋へ行った -- 名無しさん (2013-10-06 14:47:45) - 紫織「…本当に行った」 アンナ「…今蓮くん達城の探索中で部屋にはいないって、言うべきだったかしら」 -- 名無しさん (2013-10-06 14:57:47) - ……蓮たち一行は城の探索に出ていた。蓮「しっかし、確かに広いな……」ベイ「まあ、ハイドリヒ卿のグラズヘイムよりは小さいがな」 -- 名無しさん (2013-10-06 14:59:17) - 戒「ところで蓮君は誰か付き合うつもりはあるのかな?かなりもててるじゃないか」司狼「バカスミにアホタル、電波先輩に女神様、そんでもってロリババア誰選ぶんだよ?」 -- 名無しさん (2013-10-06 15:23:31) - 蓮「真面目な話、俺は全員悪くはないと思ってる。けど、片方だけ選んじまうと他が不幸になっちまう……どうも、苦手でな」司狼「だが、選択は迫られるぜ?確実に」 -- 名無しさん (2013-10-06 16:06:42) - 人魚の姿で探索していると、ふと人魚たちの話が聞こえてきた。 人魚A「聞きまして?最近舞踏会に出る予定の方々が謎の病で病欠すると」人魚B「ええ聞きましてよ。それに中には廊下で血を流して倒れている人魚の方もいるとかなんとか……」人魚C「末恐ろしいですわねぇ」人魚の貴婦人たちの話を小耳にした男連中は首を傾げた。 -- 名無しさん (2013-10-06 16:11:28) - 蓮「謎の病?」 司狼「大方、どっかの阿呆が馬鹿やらかす予定なんじゃね?」 ベイ「それか、マジでヤバイ病気だったりしてな」 -- 名無しさん (2013-10-06 16:21:50) - 戒「それか何かの呪いとか祟りだったりしてね」 蓮「戒さんサラッと恐いこと言うな~」 戒「そうかい?」 -- 名無しさん (2013-10-06 16:27:10) - 司狼「聞き込みしてみっか?……こん中で男魂の評価高かった蓮とか、中尉殿や櫻井兄貴ならそう口は堅くなんねーだろうし」 蓮「…何気に引きずってんのな」 司狼「客観的に考えてだよ」 -- 名無しさん (2013-10-06 16:50:04) - 司狼「俺は一人でそこらぶらついてるわ、なんか面白いもん見付かるかもしんないしな」 好奇心を抑えられない悪童の顔で笑う -- 名無しさん (2013-10-06 16:52:46) - 蓮「…何かヤバイ時はちゃんと逃げろよ?」 司狼「へーへー、んじゃ三時間後辺りに一度部屋に集まろうぜ」 そう言って単独で行動を始めた司狼 -- 名無しさん (2013-10-06 16:56:38) - 戒「それじゃあ、聞き込みを始めようか」 蓮「…そうですね」 取り敢えず近くで噂をしていた貴婦人達から話を聞く -- 名無しさん (2013-10-06 17:00:40) - A「謎の病?あら、最近噂のことかしら?」戒「はい、少々小耳にしまして。できれば疎い僕らに教えてもらえれば幸いです」A「そうねぇ……皆さん方は病と噂しているのだけど、別の目撃情報だと暗殺されたんじゃないか?とも言われているのよ」戒「暗殺、ですか……ありがとうございました」 ……蓮「なにか心当たりはありますか?」憲兵A「私は知らぬな。ただ、同僚も何人かはそれで死んでしまっているので無関係とは言わぬが。貴婦人たちの間でも噂になっているとはな。参ったものだ」蓮(ということは、出場する奴ら以外……しかも、実力のある奴らばかりがやられているのか) ……司狼「なるほど……OK、あんがとよ」C「いいのよ♪ボウヤも探偵さんみたいなことして大変ね~。あなたも舞踏会に出るのよね?」司狼「まあな。そんじゃ、あんたも気を付けてな」 -- 名無しさん (2013-10-06 17:58:44) - ヒラヒラと手を振りその場をあとにする貴婦人達。 彼女らの気配が消えたあたりで蓮達はその場で口々に推測を飛ばす。 -- 名無しさん (2013-10-06 18:53:39) - ベイ「つまり……だ。噂じゃ二通りあるってことだな」司狼「本当に病なのか」戒「暗殺なのか」蓮「どちらにせよ、親父に報告だな。純粋に楽しもうとしてるんだ今回は。なら親父は無関係と考えていいだろ」シュピーネ「そうですねぇ。では先に私が報告しに行って参りましょうか」 -- 名無しさん (2013-10-06 19:07:34) - ベイ「頼む」シュピーネは人魚の尾を器用に使って颯爽と泳いで行った。蓮「親父に頼んで人の状態に戻してもらうってのはどうだ?」司狼「そうだな。確かにこの状態は速いかもしれねえが、慣れねぇ姿じゃ本領発揮は無理だわな」 -- 名無しさん (2013-10-06 19:15:38) - ……ベルラ「到着した」玲愛「どうも……って、あれ?藤井君は?ハイドリヒ卿」黄金「テレジアとベルラかね?どうかしたのか?こんな夜分遅くに」玲愛が到着したものの、お目当ての蓮はいなかった。黄金閣下は宗次郎と囲碁をしていた。 -- 名無しさん (2013-10-06 19:39:16) - 玲愛「こっちでちょっとしたゲームをやってて、その結果私が藤井君に愛を叫びに来たんだけど…いないんだ」 黄金「彼なら数時間前に探索に出ている、直に戻るだろう」 -- 名無しさん (2013-10-06 19:42:24) - 玲愛「ならここで待たせてもらうね、………」 チラッと囲碁の盤上を見たが、黄金無双だったためやっぱりな…、という面持ちで視線逸らす -- 名無しさん (2013-10-06 19:49:22) - 水銀「ゾーネンキントにベルラか……夜分遅くに動くのは感心せんな。まあ今回に関して私は関与はしていないから重々承知していたまえよ、諸君」マキナ「兄弟たちの会話は聞いていたからな。だがそうなると」シュピーネ「ただいま戻り……おや?何をしているのです?ゾーネンキント」玲愛「形成(笑)じゃない……ねぇ?藤井君は今どこなの?」 -- 名無しさん (2013-10-06 19:51:02) - シュピーネ「ツァラトゥストラですか?ツァラトゥストラは現在野暮用で出かけていますよ。それよりハイドリヒ卿並びに副首領閣下」水銀「よい、要件は理解している。まあその報告は一応皆にも聞かせてやれ。ゾーネンキント、伝達係としてザミエルたちにここで聞いた情報を伝えておくれ。クリストフ、ベルラがいるとはいえ、念のために向こうに連れて行く際に警護はしてやれ」 -- 名無しさん (2013-10-06 19:52:46) - 神父「お任せを」 玲愛「…何か釈然としないけど、ここに来る途中で色々物騒な噂が聞こえたから、その話?」 -- 名無しさん (2013-10-06 19:57:08) - 水銀「まぁそんなところだ」 シュピーネ「では、」 得た情報を報告する -- 名無しさん (2013-10-06 20:13:00) - 黄金「……なるほどな、ベルラ殿。真偽はどうかね?」ベルラ「ああ、あまり口外する気はなかったが、仕方ない。舞踏会……由緒ある伝統的にして伝説的な催しだ。邪な奴などいない……そう断言はしたが、実は不安分子がいないこともないのだ。どの世界を見渡してもいるものだ」黄金「心当たりは?」ベルラ「あったら私が直接断罪しているところだ。現在調査中なのだが……お前たちが来る数日前も、王妃候補が一人『謎の病』として処理したが……毒殺されている」 -- 名無しさん (2013-10-06 20:15:36) - 玲愛「ふぅん…、物騒だね。綾瀬さんや竜胆さん達に毒物には気を付けてね、って伝えとく」 神父「あのですねテレジア…、気を付けるのは貴女もですよ?」 玲愛「リザに毒味係を頼むから問題ないよ」 神父「そうですか」 -- 名無しさん (2013-10-06 20:21:59) - 玲愛「…藤井君達の野暮用はその事件を調べてたんだ、…………なら今夜中に何か起こりそうな気がする」 ベルラ「…予知能力でも持っているのか?」 玲愛「経験と勘かな、藤井君と遊佐君が組んで動いてる時点で厄介事の方から来るから。……仕方ない、今日のところは引き上げるね、伝達係もしなきゃならないし」 -- 名無しさん (2013-10-06 20:38:49) - 神父「では、警護して参ります。ザミエル卿が部屋にはいるでしょうから、部屋まで行けば問題はないでしょう」ベルラ「では水銀……私は行く。パールスはどうした?」水銀「パールスなら、現在己の楽器で新しい曲を作成中だよ。余念がない漢だ」 -- 名無しさん (2013-10-06 20:46:59) - ベルラ「奴は昔からそういう奴だ……では行くぞ」そう言って玲愛と共に出て行った。 黄金「……さて、と」パチン、と最後に一手を打って宗次郎を負かした黄金。宗次郎「くっ……先の先を読まれるとは」黄金「精進するがいい、壬生宗次郎よ。してカール、此度の一件はどう思う?」水銀「王室の関係者というよりは、上手い者たちを妬む者の犯行と見ていいだろう。昔のギリシャやローマではよく毒殺や暗殺などは日常茶飯事だったと記憶している。私が補佐官をしていた時も、私自身が狙われたこともあった」マキナ「どこまで放浪をしていたのだ、昔の貴様は?」 -- 名無しさん (2013-10-06 20:49:56) - 水銀「…さてな、何せ昔の話だ…今思い出している事も『そういえば前にもこんな事があった』という曖昧な記憶に過ぎん」 -- 名無しさん (2013-10-06 20:53:19) - 黄金「カールは無限とも形容できる時間を過ごしたのであったな。幾つ名はあるのかな?」水銀「覚えておらんよ」 -- 名無しさん (2013-10-06 21:00:00) - 水銀「かつて名乗った名は那由多の如し、いちいち覚えようとは思わんし…どうでもいい事だ」 -- 名無しさん (2013-10-06 21:12:50) - 夜行「ふむ……なるほどな」夜行は水銀、黄金と闘い負けはしたがいい勝負はしたのであった。覇吐「んでよ、俺らはどうすんだよ?指を咥えて見てろってか?」 -- 名無しさん (2013-10-06 21:15:38) - 黄金「我々のように見慣れぬ者達が大勢うろうろしていれば逆に怪しまれる、座して待つのも策の一つだ」 水銀「然り、悪目立ちするのは愚策と言えよう」 双首領がチェスをしていた -- 名無しさん (2013-10-06 21:21:21) - ……… 玲愛「…ねぇ、ちょっと聞いてもいい?さっき言ってた王妃候補ってどう決めてるの?」 帰り道の途中ベルラに質問 -- 名無しさん (2013-10-06 21:29:07) - 神父「?どうしてそんな事聞くんですか、テレジア」 玲愛「毒殺された人魚さんを殺したの、もしかしたら同じ王妃候補の誰かなんじゃないかなって。ほら、ライバルは蹴落としておくに限るじゃない」 -- 名無しさん (2013-10-06 21:43:48) - 神父「…あ~、それは言えているかもしれませんね」 玲愛「ドロドロした女の戦いって醜いし怖いからね…、単独は難しいだろうから共犯者がいるとか…推理小説ならこんなとこかな?だからって犯人まではわかんないけどさ」 神父「まぁ、それは追々判明するでしょう。今はテレジアの安全が第一です」 -- 名無しさん (2013-10-06 22:01:17) - 玲愛「……護衛が正直不安」 神父「…はは、容赦ないですね」 -- 名無しさん (2013-10-06 22:33:30) - ベルラ「確かに……それらしい王妃もいたのだが、その王妃までもが毒殺されてしまってな。加担していたと思われる痕跡などの証拠はあったが、これ見よがしにあったからな」 -- 名無しさん (2013-10-06 22:58:18) - 神父「その方はスケープゴーストに使われたのでしょうね、しかも証拠を片っ端から調べればそれはより真相から遠くなるように細工…または時間稼ぎでしょうか。何にしろなかなか知恵が回る犯人のようで」 玲愛「エグいね、神父様ばりに」 神父「…テレジア~…(嘆)」 -- 名無しさん (2013-10-06 23:11:07) - 緊張感の欠片もなかった -- 名無しさん (2013-10-06 23:14:13) - ……部屋に戻った玲愛は事の子細を伝えた。 -- 名無しさん (2013-10-06 23:18:45) - 玲愛「ということなの。だからリザ、毒見薬はお願いね?」リザ「え?いや玲愛、あなた私に本気でさせるつもり?」玲愛「……え?駄目なの?」香純「素で言ってたんですか;」螢「相変わらずですね;」ザミエル「ともかく、そういうことなら元警察として取り締まる必要はあるな。変態の仕業ではないと分かった以上、手を貸してやるのは道理。しかもハイドリヒ卿も楽しみにしているのだ……即刻終わらせてやる」龍明「事の究明に急ぐならば、少数精鋭で動くべきだな。紫織……隠形は健在か?」 -- 名無しさん (2013-10-06 23:21:04) - 紫織「嘗めないでよ♪」 目の前で姿を消してみせる -- 名無しさん (2013-10-06 23:25:09) - 香純「え!?消えた!?」 -- 名無しさん (2013-10-06 23:26:00) - 竜胆「紫織の隠形で姿を一時的に消しただけだ、香純殿」 -- 名無しさん (2013-10-06 23:27:55) - 龍明「健在で結構だ……ならば、少数精鋭で動くのは紫織にキルヒアイゼン、そして私だ。他の者はここに残れ。昔の私もここで警護してくれれば一番助かる。マレウス、貴様は影を使って不審な存在がいないかチェックをしてくれ」 -- 名無しさん (2013-10-06 23:29:19) - アンナ「え~私が~?」不満な声を漏らすマレウス。龍明は囁いた。龍明(頑張れば、刹那から何か褒美があったりするやもしれんな?)アンナ「私の影を全方位使って見つけてやるわ!!!!」 -- 名無しさん (2013-10-06 23:33:08) - ベア「単純ですねぇ」 紫織「ほんじゃお姫様達はお留守番しててね♪」 竜胆達に言う -- 名無しさん (2013-10-06 23:35:36) - 竜胆「致し方ない……その分野に特化した者たちに任せるとしよう」龍明「龍水、お前は私と連絡が取れるようにしていろ。咲耶は刑士郎たちと連絡が取れるようにしろ」 -- 名無しさん (2013-10-06 23:37:58) - 咲耶「分かりました、お気をつけて」 ……そして、時刻は深夜1時を回っていた。 -- 名無しさん (2013-10-06 23:40:09) - 巡回兵士A「どうだ?」B「異常なしだ」C「しかし、誰が殺めたのであろうな?」A「クシナダ姫は踊りも歌も上手く、俺は純粋に惚れていたのだが……残念だ」B「私はサシメ様だな。あのお方は俺のようなガサツな漢を気遣ってくれた人だ……惜しい人を亡くした」C「犯人を捕まえる……そう意気込んだが未だに証拠はなし」三人「はぁ~……」溜息を零しながら三人の兵士は泳いで行った。 -- 名無しさん (2013-10-06 23:42:19) - 隠形で隠れていた三人は天井に張り付いていたが、行ったことを確認してから降り立った。紫織「なるほどねぇ~……みんな女神さんのように優しかったんだ」ベア「それは嫌でしょうねぇ……許せないと思うはずです」龍明「ともかく、今は隠形のまま隠密に動くぞ。人の姿で見つかったら流石にマズイからな」二人「了解」即座に気配を絶ち、人の状態で隠密に行動していた。 -- 名無しさん (2013-10-06 23:44:15) - 紫織『しっかし、物々しいね~』 柱を蹴って移動している紫織が感想を漏らした。各々の部屋の前に兵士が一人から二人が配置されている感じだ。 -- 名無しさん (2013-10-06 23:55:20) - ………  アンナ「……今のとこ怪しいのはいないわね…」 香純「…うゎ~…何か緊張してきた、サスペンスドラマの登場人物になったみたい」 玲愛「じゃ、おやすみ」 香純「Σぇぇ!?」 玲愛「もう夜中だよ、綾瀬さんや櫻井さん、竜胆さんも明日に備えて寝たら?」 竜胆「…だがな、皆が頑張っているというのに先に休むのは」 ザミエル「お前達が起きていても仕方がない、…テレジアの言う通りだ、ここは我々に任せ明日に備えて寝ていろ」 -- 名無しさん (2013-10-07 00:02:52) - リザ「そうね……私にエレオノーレ、それにマレウスが起きていれば問題ないんじゃないかしら?」咲耶「私も眠らせて頂きます……どうやら、隠形に長けた男性陣も動き出したようです」 -- 名無しさん (2013-10-07 00:06:52) - ……ベイ(なんでてめぇが漢側にいるんだよ!?)シュライバー(今まで黙ってあっちにいたんだけど、気付かれないように且つ面白そうなこっちに来たんだよ~♪それに、臭いや第六感が鋭い僕やベイがいた方がいいだろ?)シュピーネ(まあ、確かに)夜行(では、参ろうか)男性陣営はこの面子だった。蓮も司狼も今回はお留守番だ。 -- 名無しさん (2013-10-07 00:08:34) - 漢連中は夜行の術式でより完全に気配を殺し探していた。すると、王の従者らしき神官とも取れる人魚がこんな夜遅くに出歩いていた。ベイはその神官が腰に携える小瓶に気づいていた。 -- 名無しさん (2013-10-07 00:37:57) - ベイ(シュライバー、先回りしろ。あのヤロウ、妙な『臭い』がしやがる)シュライバー(勿論さ……それに、あの小瓶から変な気配もしてるっぽいね) -- 名無しさん (2013-10-07 00:58:44) - その神官が徐に左折してシュライバーが追うと――その神官は消えていた。シュライバー(隠し通路かな~?でも、なんで気配や匂いまで消えてるんだ?)ベイ(おい、どうしたシュライバー?あのヤロウはどこに行った?)シュライバー(見失ったっぽいね)ベイ(はァ!?)シュピーネ(落ち着いてください……ここは行き止まりのようですねぇ)夜行(隠し通路があるのだろうが……確か、ベルラ殿かここの王しか知らぬ、と言っていたな) -- 名無しさん (2013-10-07 01:08:39) - ……… アンナ「……………」 その不審な神官の動きは、影を城全域に拡げていた魔女も捉えていた -- 名無しさん (2013-10-07 01:32:59) - ザミエル「どうだ、マレウス?」アンナ「なにこれ……?シュライバーを振り切るって普通じゃないわ。多分臭いを消す何かを所持してるんだわ。あと、なんか知らないけど私の影が入り込めない場所があるわ」ザミエル「どの辺りだ?」アンナ「ただの行き止まり……けど、かなり遠い別の場所に通じてるっぽい場所がある」 -- 名無しさん (2013-10-07 01:40:21) - アンナ「…転移の術かしら、一応影を通して場所を偵察に行ってる全員に伝えとくわ」 -- 名無しさん (2013-10-07 01:46:31) - 龍水「…むぅ、なれば私は必要ないではないか」 アンナ「そうでもないわよ、もし戦闘や捕獲ってなったらそっちに集中しなきゃなんないし、そうした時の通信手段は貴女しかいないわ」 -- 名無しさん (2013-10-07 11:19:02) - 龍水「……相分かった、元より母刀自殿から頼まれている事だしな」 アンナ「一応頼りにしといてあげるわよ(笑)」 そうして情報を龍明班、夜行班に伝える -- 名無しさん (2013-10-07 11:22:11) - ……龍明(…ふむ、だからと言ってそれを我々も使えるかと言えば難しいだろうな)……夜行(…調べるか) -- 名無しさん (2013-10-07 15:12:24) - 蛇の道は蛇、何等かの術関係ならば専門の方が詳しい -- 名無しさん (2013-10-07 15:55:35) - 夜行は壁を触れたり魔力を探ってみたが、特に変化はなかった。夜行「魔術的関与はない……となれば転移したと見るのが妥当か」シュピーネ「!皆さん、気配を消してください。誰か来ます」静かに言うと、ベイたちは気配を絶って天井に張り付いた。すると、先程の神官が最初からそこにいたかのように出てきて、何事もなかったかのように角を曲がって行った。ベイ(おい、あのヤロウ腰の小瓶はどこにい――) 『きゃあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!?』 皆『!?』そこに、女性の悲鳴が闇夜に轟いた。 兵士たち「なんだ、今の悲鳴は!?」兵士「もしや、またか!?」兵士「とにかく急行しろ!!」兵士たちがゾロゾロと出てきて泳いでいく中、夜行たちも降り立ち龍明たちにコンタクトを取った。夜行「こちら摩多羅夜行。龍明殿、そちらも聞こえましたな?」龍明「ああ。今私たちの近くで発生した!今急行しているから、我が師匠たちを呼んで来い!聖餐杯には玲愛殿たちを守るように厳命させておけ!」 -- 名無しさん (2013-10-07 17:26:15) - 夜行「御意に。ベイ殿、シュライバー殿はさっきの神官を見つけて下され。私とシュピーネ殿で現場へ急行しますので」ベイ「任せろ」 -- 名無しさん (2013-10-07 17:29:12) - シュライバーとベイは早速さっきの神官を追跡しに向かい、夜行たちは現場へ向かった。 ……現場に向かうと、階段から転がり落ちたであろう王妃が目を見開いたまま死んでいた。 兵士A「どうだ!?」兵士B「…………」首を横に振っていた。 兵士C「!?このお方は……マレーネ様!!」 よくしてもらっていたであろう兵士が駆け寄ろうとするが、同僚が止めた。D「何故だ!?お優しかったあなたが何故だ!?」兵士たち「落ち着け!?」 現場が騒然とする中、パールスたちは現場に到着していた。パールス「……よりにもよってマレーネ妃殿下か」無表情のまま、握り拳を作りながら呟いていた。 -- 名無しさん (2013-10-07 17:32:43) - …… ザミエル「…マレウス」 アンナ「今怪しい奴をベイとシュライバーが追ってる、あとクリストフがこっちの護衛に来るわ。現場の方には双首領が行くって」 -- 名無しさん (2013-10-07 17:35:54) - 悲鳴が聴こえたザミエルがルサルカに現状を聞いていた -- 名無しさん (2013-10-07 17:36:51) - ザミエル「なるほど……竜胆に咲耶たちはこの場へ残れ。私が念のためにここに残る。マレウス、貴様は影で他に不審者がいないか探れ」 -- 名無しさん (2013-10-07 17:37:28) - 司狼「ようお姉様がた……俺らも着させてもらったぜ?」そこに、報告を受け司狼に蓮も来ていた。蓮「親父とラインハルトが向かった……ミハエルに宗次郎が今辺りを警戒してくれている」マリィ「なにがあったの?」不安そうに尋ねた。 -- 名無しさん (2013-10-07 17:38:40) - ザミエル「殺しだよ」 端的に答えた -- 名無しさん (2013-10-07 17:39:14) - リザ「エレオノーレ!」 ザミエル「隠しても仕方あるまい、故にだ女神…貴女もここで大人しくしていていただきたい」 -- 名無しさん (2013-10-07 17:41:57) - ザミエルは身を翻し、ザミエル「ここからは……『警察』の仕事だ」 -- 名無しさん (2013-10-07 17:43:40) - ……黄金と水銀は現場に到着し、確認していた。黄金「どう見るね?」水銀「呪術的なモノであろうな……見給え」他の兵士たちが情報が漏れないようにしている中、水銀が死した人魚の口元にあった小瓶を拾ってみせた。 -- 名無しさん (2013-10-07 17:44:50) - 龍明「夜行たちの報告であったものか」紫織「でも、それが毒が入ってるの?」水銀「正式には『毒の形をした生物』と言うべきかな」そう言って死した姫に向けて掌を翳し、水銀「Disce libens」光ったと同時に体内から紫色の人差し指程度の長さの蛇のような存在が出てきた。 -- 名無しさん (2013-10-07 17:46:53) - ベア「これって?」水銀「恐らく、これが毒の正体だろう。しかも見給え」体内から出てきたそれは、徐々に灰燼と化し――消えてしまった。水銀「体内に残留しているものが毒と判明したが、証拠は残らない……いいや、残さないように細工をしてあるのだよ。しかも体外に出せば消滅するという風に、な」 -- 名無しさん (2013-10-07 17:48:39) - 龍明「厄介なタイプだな」ベア「けど、ベイ中尉にシュライバー少佐が追跡しているのでしょ?なら」黄金「楽観視はしないほうがいい。この犯行をした者……相当手馴れているようだ」 -- 名無しさん (2013-10-07 17:49:47) - 水銀「加えて追跡しているその二人は捕縛に向かん、……うっかり殺しでもしたら目も当てられんよ」 -- 名無しさん (2013-10-07 17:52:24) - ……その頃、狂犬コンビは神官を見つけて捕獲に掛かっていたのだが――マジで殺す気でいたのは言うまでもない。ベイ「逃げられると思うなよ、クソがっ!!」人間状態+杭を出しながらベイが疾走し、シュライバーは先回りして銃口を向けていた。シュライバー「止まりなよ君、死にたいのかい?」 -- 名無しさん (2013-10-07 17:55:53) - 神官「――――――!」フードで顔を覆っている神官は驚きはしたが、即座に外へ向かって動いたと思うと――紫色の煙に包まれた。ベイ「逃がすかッ!!」杭の散弾銃を放ったが、霧を穿っただけで神官はいなかった。シュライバー「!?ベイ、これが僕らの嗅覚を鈍らせてる奴だよ!嗅いじゃだめだ!」 -- 名無しさん (2013-10-07 17:57:41) - ベイ「なに!?」ベイは咄嗟に下がり鼻を服で塞いだ。だが、その間に神官にはまんまと逃げられたのであった。ベイ「クソがっ!姑息なことしやがって!おいシュライバー!てめぇの鼻はどうだ!?」シュライバー「……剛腹なんだけど、僕の鼻もやられたっぽいね」 -- 名無しさん (2013-10-07 18:00:27) - 黄金『ベイ、シュライバー。捕獲はどうなった?』黄金からの思念が飛んできた。 -- 名無しさん (2013-10-07 18:11:26) - ベイ「すんません、ハイドリヒ卿。逃げられました」黄金『そうか……良い、ならば他の人魚たちに見つからないようにして帰還せよ。我らが人であることは知られるわけにはいかん』 -- 名無しさん (2013-10-07 18:20:18) - ベイ&シュライバー「「ヤヴォ…」」 二人が主に返答しようとした時、外から神官を縄で縛ったザミエルが入ってきた ザミエル「……爪が甘いぞ貴様等」 ……… 夜行「あぁ、言い忘れていましたが。刹那殿達が女性達の護衛についたため、ザミエル殿が捕縛に向かっていましたな」 水銀「……死んだか、」 黄金「卿は私の部下を信用していないのか…」 水銀「…いや、だってな…」 -- 名無しさん (2013-10-07 18:34:45) - 神官はフードで顔が見えないが、ザミエルが引き剥がそうとしたその時―― ガリッ!! ドサッ!と神官が倒れた。 ザミエル「!自決したか」嫌悪を現しながら見てみると、額に変な紋章が浮かび上がったが一瞬で消え、舌を噛み千切ったようだ。ザミエル「舌を噛み千切るなどできるはずがない……だが、何かしらの強制的な力でやられた、か」 -- 名無しさん (2013-10-07 18:39:35) - 黄金「ふむ……取り込んで記憶を読み取るとしよう」水銀「それが妥当だろう……私たちは部屋に帰還する。パールスはすまんがベルラと共に近辺をうろついて近寄らせないようにしてくれ」パールス「あいよ」ベルラ「承諾した」 ……ベイ「て~ことで、現在ハイドリヒ卿とメルクリウスの野郎と夜行が現在魂を読み取って解析中だ」シュライバー「僕らはその間、この女子の部屋にいさせてもらうよ」マリィ「事件、解決?」蓮「ああ……(まだまだ終わっていないがな)」 -- 名無しさん (2013-10-07 18:41:38) - 神父「…テレジアの予感的中ですね」 玲愛「…当たってほしくはなかったけど…、本当に明日忙しくなりそう…」 -- 名無しさん (2013-10-07 19:33:32) - 香純「ま、まあ忙しいのは慣れてますけど、やっぱり踊りたいな」アンナ「安心しなさいって。あたしらがいる時点で相手がむしろ可哀想よ」龍明「時期にこのような騒動は終わる。安心したまえ」紫織「ん~……けど、なんでこんなことするんだろうね?特に女ばっか狙われてるらしいじゃん」不思議そうに首を傾げる紫織。宗次郎「嫉み、とかでしょうか?」ベア「無差別ってわけでもなさそうですしね」 -- 名無しさん (2013-10-07 19:43:36) - 玲愛「女の泥沼世界なら詳しい人がそこにいるじゃない」 ザミエル&龍明「「ブレンナー、お前の見解を聞いておこうか」」 リザ「…貴女、やっぱり変わらないわね(苦笑)」 龍明「冗談だよ、玲愛殿の言葉に乗ってみただけだ」 ザミエル「私はわりと本気だったがな」 場の重い空気が少し軽くなった -- 名無しさん (2013-10-07 21:02:33) - リザ「もう、……私の考えだと同じ妃の内誰かの犯行、『普通に考えたら』殺された彼女達と仲の悪い人の犯行じゃないかしら」 アンナ「普通に、ねぇ…てゆー事はさ真相は違うってバビロンは考えてるのね」 リザ「私は探偵じゃないから合ってるかわからないわ、だから多分ってところね」 玲愛「…私の推理と似てる、やっぱり思考がそっくりなんだ…育ての親が親だから仕方無いんだね」 -- 名無しさん (2013-10-07 21:32:11) - リザ「(苦笑)、…エレオノーレ、貴女はどう?」 ザミエル「憶測を語る気はない、……あの自決した人魚の額に妙な紋章が浮かんでいたという事は伝えておこう」 龍明「形を再現出来るか?」 ザミエル「容易い」 ジリッ…、と炎で神官の額に浮かんでいた紋章を再現する -- 名無しさん (2013-10-07 21:45:10) - 龍明「まじないの類に相違無いようだが……見たことのない術系統だな、効力の推測程度は出来るが」 -- 名無しさん (2013-10-07 21:52:55) - 龍水「母刀自殿でも知らぬ術なのか…」 アンナ「メルクリウスなら初見で何の術か知ってるかもね、…私もこれはどこのかちょっとわかんないかな…、微妙に似てるのは心当たりあるんだけど……忘れちゃったし」 ベア「使えませんね~」 ザミエル「お前が言うな」 ベアトリスにチョップ -- 名無しさん (2013-10-07 22:12:22) - 竜胆「・・・・・今物凄く鈍い音がしたが、大丈夫か;;;」 螢「…まぁ、ベアトリスは慣れてるだろうし」 戒「大丈夫、じゃないかな…?」 ベア「~~~~~~~~~った~!あ、頭…真っ二つになってませんよね……」 玲愛「安心して、漫画みたいなコブが出来てるだけだよ」 -- 名無しさん (2013-10-07 22:27:05) - ベア「…あ、コブだけですか…良かった~、割れてたらどうしようかと…;;」 紫織「その感覚もどうかと(苦笑)」 咲耶「麻痺してしまってますね」 -- 名無しさん (2013-10-07 22:41:15) - 刑士郎「って~なると、やっぱその紋章が解明しねぇことにはどうにもなんねぇか」水銀「そうでもないぞ」壁抜けをして出てきた水銀。片手には最古の時代に使われていたであろう滅茶苦茶古い本を携えていた。 -- 名無しさん (2013-10-08 00:16:19) - 蓮「今更すぎるが一々の行動をもっと普通にできんのか」 水銀「私にとってはこの程度気にも止まらぬ些事なのだが」 -- 名無しさん (2013-10-08 00:21:15) - 司狼「んで?こっち来たって事は何かわかったんだろ?」 -- 名無しさん (2013-10-08 00:29:01) - 水銀「ああ。ハイドリヒが記憶を読み取ってくれたよ。そして見えたことがある……ベイよ。『神代の魔女』を覚えているかね?」 -- 名無しさん (2013-10-08 00:44:02) - ベイ「……ああ、覚えているがそれがなんだよ?」水銀「それクラスの呪術師がいる、ということだ」 -- 名無しさん (2013-10-08 00:46:56) - ベイ「………へぇ、」 声にピリッとした気が籠る -- 名無しさん (2013-10-08 00:50:07) - ベイは知る。かつて平行世界で戦った魔女を。ベイ「だとすっと、頷ける点がいくつもあるな」水銀「使われていたのが、私がかつて神官として勤めていた際に見覚えのあるウルク文字だったのでな。関連することで調べてもいたらヒットしたよ。マレウスも見覚えがあるはずだ。遺産管理局にもエリザペート・パートリー以外にも戦闘には不向きな古代書があったはずだ」 -- 名無しさん (2013-10-08 00:50:44) - マレウス「あ~……確かにあったっぽいけど、その後ベイトシュライバーの殺し合いの場面に遭遇したから、もう記憶が曖昧よ。けどなるほどねぇ……そっち系統に特化した奴がいるんだ」水銀「私は生ませるつもりなど毛頭なかったのだが……人魚の世界も時が流れ過ぎたようだ。私の知らぬことも増えているとはな」蓮「香純たちに影響は?」水銀「ザミエルやマレウスがいれば毒殺はまず不可能だ。安心しろ」 -- 名無しさん (2013-10-08 00:52:55) - ザミエル「…毒殺『は』、か…引っ掛かる物言いだな」 -- 名無しさん (2013-10-08 00:57:15) - 水銀「問題なのはあの種の呪術は解析に時間が掛かる。私とて久方ぶりのことで手間取ってしまったのだよ。そうだな……お前たちに問うが、ハイドリヒの聖痕を植え付けられて仮にも解除できると思うか?」 -- 名無しさん (2013-10-08 00:59:08) - ザミエル「いや、不可能だろう…マキナならば可能にするやもしれんが、が」 黄金に近い近衛達は最早獣の一部、仮に聖痕を植え付けられても甘んじて受けるのが白騎士と赤騎士、解除出来るのは黒騎士くらいのものだろう -- 名無しさん (2013-10-08 01:05:01) - 水銀「そういうことだよ。ある意味この呪いもごく小さな確率でのみ解除ができるようになっていてな。私やハイドリヒでなければ解除は不可能だ」シュライバー「凄く分かりやすい例えだね」 -- 名無しさん (2013-10-08 01:07:09) - 戒「だとすると、そういうのに免疫がない人ほどかかりやすく、逃れに難いと」水銀「そうだ。マレウスに私、息子にハイドリヒ、ゲオルギウスにマキナにはこの術式は効かぬのは判明している。あとは夜行に龍明、お前たちもだ。打ち消すことはできぬが抵抗はできるはずだ」 -- 名無しさん (2013-10-08 01:08:42) - 夜行「なるほどなァ……ではここで出てくる食事には私たちが調べれば問題はありませぬな?」水銀「そういうことだ」覇吐「しっかし、人魚にもこんな野郎がいるんだな」ザミエル「古今東西、女とは神羅万象あらゆる意味で摩訶不思議な生物だ。女程荒唐無稽な存在もいないだろ」 -- 名無しさん (2013-10-08 01:15:36) - リザ「エレオノーレ、貴女だって女じゃない(苦笑)」 ザミエル「ハッ、…私は笑いながら他人を騙したり蹴落としたり出来る程図太い神経はしておらんよ」 リザの言葉に鼻で笑う赤騎士 -- 名無しさん (2013-10-08 01:24:03) - ベア「笑いながら人を焼き殺したりしますけどねぇ」 -- 名無しさん (2013-10-08 01:25:06) - ザミエル「それはそれ。これはこれだ。私が欲するのは勝利のみだ。闘って勝利する。掠め取るなど戦士のすることではない。故に、この手の輩に関して、私は一切妥協はせん」 -- 名無しさん (2013-10-08 01:28:33) - 黄金「ともかく、まずは寝ることが最優先だ」黄金がドアから普通に入ってきた。黄金「しかし、全員がこの部屋で寝るのは聊か不作法かな?」ベイ「漢は数名あっちの部屋に戻るってのはどうです?」 -- 名無しさん (2013-10-08 01:32:23) - 玲愛「…別にいいと思うけど?皆一緒で」 ちゃっかり蓮の隣にいる -- 名無しさん (2013-10-08 01:35:41) - 玲愛「行ったり来たりも面倒臭いだろうし、あんな話(呪い)聞いたらちょっと不安になってきた」 -- 名無しさん (2013-10-08 01:42:40) - という事で男性陣も同じ部屋で寝る事に -- 名無しさん (2013-10-08 01:53:02) - 司狼「っていうか、こんなデカイベットありかよ?俺ら余裕で寝れるじゃねえかって……なんで俺らが端っこで蓮が真ん中なんだよ!?不条理過ぎるだろ!?」 -- 名無しさん (2013-10-08 01:59:03) - エリー「ボヤかないの」真ん中に蓮、隣に玲愛、マリィ、近くに螢にマレウスという構図だ。マキナは壁に寄りかかったまま目を瞑っていた。 -- 名無しさん (2013-10-08 02:01:16) - ハイドリヒはソファーに腰かけ、シュライバーはハイドリヒの膝元、ザミエルは近くに座っていた。覇吐は竜胆と寄り添って寝て、刑士郎も咲耶と、宗次郎は紫織と。各々のペアでくっ付いて寝ていたのだが、この状況下でヌキヌキポンが動かないわけがない。 -- 名無しさん (2013-10-08 02:02:37) - だが不健全かつ風紀に反する動きが起きれば粛清委員(ザミエル&龍明)の拳骨が待っている -- 名無しさん (2013-10-08 02:05:33) - 覇吐(あ~もどかし過ぎる!!なんだよこの状況下!?美女がわんさかいるのに竜胆だけでヌキヌキポンとか!?まあ竜胆は竜胆でいいんだけどよ、夜のリポーター紳士ことこの坂上覇吐様が皆さまに夜這いをしかけるヌッキリドップリ作戦をしなければならないのに!!)とんでもなく下らないことを考えている覇吐でした。 -- 名無しさん (2013-10-08 02:13:18) - ついでに香純も蓮の近くに居る。蓮(この状況で寝れるわけがねえ!!!!!後、先輩なんで胸を押し付けて来るんだよ!こうゆう時は素数を…) -- 名無しさん (2013-10-08 06:19:03) - 玲愛「…すぅzz」 マリィ「…むにゃzz」 蓮の両サイドにいる二人が腕に抱きつくように眠っていた -- 名無しさん (2013-10-08 08:52:12) - マキナ「…………zzz」壁に背を預け、腕を組みながら寝ているマキナに蓮(女)が静かに毛布をかけようとしていた。マキナ「……誰だ」蓮(女)「!?」気配を感じてマキナが僅かに瞼を開けた。 -- 名無しさん (2013-10-08 11:42:32) - 蓮(女)「…ゴメン、起こして」 マキナ「…いや」 -- 名無しさん (2013-10-08 13:40:54) - マキナ毛布を掛けて離れようとしたが呼び止められたため、二人並んで一緒に寝る -- 名無しさん (2013-10-08 13:53:29) - 覇吐(うゎ~、なにあそこスゲー雰囲気甘酸っぱ) -- 名無しさん (2013-10-08 13:54:41) - ちなみに現在もう殆どの人が夢の中に旅立っていた。ザミエル「(…暗殺、呪い…舞踏会、……人魚の中で一番『ふさわしい』とはなんだ…?、…犯行の動機は己こそふさわしいという虚栄心によるもの、…それを傀儡に裏にいるのが件の呪術士…?……、………)………zz」 思考に没頭していたこの人も疲れが溜まっていたのか考え中に寝ていた -- 名無しさん (2013-10-08 14:02:10) - 覇吐(よし!ザミ姐さんも落ちた!) 内心ガッツポーズを取るヌキヌキポン紳士 -- 名無しさん (2013-10-08 14:20:46) - だが、難攻不落な生徒会長の眼があったのは言うまでもない。 -- 名無しさん (2013-10-08 14:30:00) - 龍明《寝ろ》 覇吐(・・・・・ハイ…) 念話で一言のみだったが、その一言が逆らえば強制的に眠らせるという意志をヒシヒシと伝えていた -- 名無しさん (2013-10-08 15:11:44) - そして数時間の睡眠を取り朝を迎えた -- 名無しさん (2013-10-08 15:17:13) - ……朝起床すると、何故かアンナが蓮の身体の上で猫のようにして寝ていた。蓮「お、起き上がれねぇ」 -- 名無しさん (2013-10-08 16:38:54) - アンナ「うにゃ~ん♪」蓮「アンナ、お前ワザトだろ?」アンナ「気のせいよん♪」マリィと玲愛のダブルで挟まれている蓮はそこで意識をし始めたが、アンナ「あら~?レン君~ここは私におはようって挨拶をしてるわよ~ん?」蓮「バ、馬鹿!?アンナ、お前後ろ――」言い終わる前に、粛清委員の二人が背後からアンナをアイアンクローで捕獲したのは言うまでもない。 -- 名無しさん (2013-10-08 17:28:05) - アンナ「うにゃ!?」ザミエル「まったく……朝から貴様という奴は」龍明「手間をこれ以上増やすな」 ……とりあえず、静かにアンナは沈んだ。ふと見ると、何人かは起きていたが、司狼たちはまだ寝ていた。黄金「起きたかね?刹那よ」蓮「何読んでんだ?朝から」黄金「この世界のルールをカールに書物化させてな。読み解いていたのだよ……そしたら、此度の騒動、相当根深いものであることが判明したのだよ」 -- 名無しさん (2013-10-08 17:37:14) - 蓮「なに?」蓮はマリィと玲愛を起こさないようにベットから降り、黄金へ接近した。蓮「どういうことだ?」水銀「単純にこれは嫉み、嫉妬であると断定はできないということだ。我が息子よ」マキナ「分かりやすいように説明しろ」蓮(女)をソファーに寝かせたままマキナも起きた。マキナ「どういうことなのだ?」黄金「つまり――根本的な『人魚の在り方』が二つの意見があり、それが対立しているのだよ」 -- 名無しさん (2013-10-08 17:44:53) - ザミエル「昨晩から気になっていてな……そも何故『歌と音』が総てであるこの国でそのような暗殺などが発生するのか、とな。人魚の中で一番『ふさわしい』存在とは何か……これが一番の鍵だ」 -- 名無しさん (2013-10-08 17:46:04) - 黄金「然り……故にこの問題、女神たちのためにも早々に終わらせたいのだが」水銀「犯行に及んだ真犯人を炙り出す必要がある……息子よ。今日はちょうど舞踏会のミニイベントのようなものがある。そこでゲオルギウスたちと共に相手を見つけて欲しい。加え、後で玉座の間で恒例の儀式をする。共に来るといい」蓮「恒例の儀式?」黄金「禊ぎらしい……どうやら、朝の大集会のようなもののようだ。総ての人魚たちが一堂に会し、禊ぎを行うらしい。我々も同伴する」マキナ「俺たちもか?」 -- 名無しさん (2013-10-08 18:30:33) - 水銀「無論だ」 -- 名無しさん (2013-10-08 19:47:36) - 黄金「あちらの流儀に従うのが招かれた者としての礼儀だ。犯人探しの意図もあるがな」 -- 名無しさん (2013-10-08 20:00:09) - 香純「うにゃ~……」目を擦りながら起きた香純だったが、ベットから落ちそうになった所を黄金が支えた……ちなみに、あのヌキヌキポンが何故いないかって?龍明たちが完全に寝たのを確認してから襲おうとしたので粛清され、夜通しで部屋の前で放置されているからだ。黄金「大丈夫かね?綾瀬香純。意外と寝坊助なのだな」香純「うにゃ~……お父さん?」黄金「然りだ」 -- 名無しさん (2013-10-08 20:09:33) - 蓮「いや、ちょっとおしいが違う!」水銀「そうだ!然りではない!」 -- 名無しさん (2013-10-08 21:58:51) - 黄金「何か言ったかね?」スマイルの圧力がハンパない。 -- 名無しさん (2013-10-08 22:14:32) - 玲愛「おはようダーリン……どうかしたの?」マリィ「うにゅ~……おはよう」水銀「ああマルグリット……君の寝顔を見れたのは至福の時であったよ。まあそれはいいとして、そろそろ起床したまえ。あと龍明、龍水がだらしなく涎を垂れ流しているがいいのか?」 -- 名無しさん (2013-10-08 22:15:53) - 龍明「龍水(ドスの利いた声で)」 龍水「ΣΣΣふぁい!申し訳ありません!!………あ、れ…?…あ、おはようございます、母刀自殿」 龍明「おはよう、顔を洗って来い。涎の跡がついているぞ」 -- 名無しさん (2013-10-08 22:19:41) - 慌てて顔洗いに行く龍水 ベア「・・・・・」 反射的に起きてしまった人 -- 名無しさん (2013-10-08 22:21:36) - ベア「・・・・・は~~……ビックリした…;;心臓に悪いですよ」 龍明「起こす手間が省けたな」 -- 名無しさん (2013-10-08 22:24:12) - ぞろぞろと皆起き出して支度をする(香純など半分寝惚けてる者もいた) -- 名無しさん (2013-10-08 22:31:24) - そして全員の目がちゃんと覚めたところで水銀の今日のスケジュール説明(何故かノリが修学旅行的なアレだったが) -- 名無しさん (2013-10-08 22:36:04) - 水銀「今日の7時から禊ぎ。8時に朝食。9時から昨日の騒動の調査が開始。12時に昼食。午後の2時に他の人魚たちとの社交界を開く。5時に王との謁見。7時に夕食。9時に週に一回はある湯浴みがあり、11時に消灯だ。あ、昼に食べるバナナはおやつとして認めるから、そのつもりで」 -- 名無しさん (2013-10-08 22:55:10) - 蓮「…突っ込まねぇぞ、コイツの言動にいちいち突っ込んだら負けだ…」 司狼「なら急がねぇとヤバくね?」 現在時刻朝6:52 -- 名無しさん (2013-10-08 23:01:56) - 水銀「では参ろう……人魚でここでは通っている。ベルラと王、パールスの前以外では決して正体を明かすでないぞ?」 -- 名無しさん (2013-10-08 23:03:34) - 皆『了解』 そして水銀の先導で王座の間へ向かう、途中でベルラ、パールス、昨夜の事で心配していたセレーナと会い一緒に行く -- 名無しさん (2013-10-08 23:08:24) - 王座の間へ着くと既に大勢の人魚達が集まっていた -- 名無しさん (2013-10-08 23:20:28) - 人魚たち『――――――――』皆が静かに傅き、眼を閉じていた。ベイ「んだ?」ザミエル(静かにしろベイ。禊ぎの時間ということは、厳粛にかつ静かにいるのが基本だ)龍明(加え、己の穢れを払うという意味合いもある。黙っていろ)最後尾に座ったベイたちは座り目を閉じたが、超感覚を持つ彼らは目を瞑りながらも探っていた。 蓮(んで?どうだ、司狼)司狼(未だに不審な奴はいねぇ)念話で話す二人。 -- 名無しさん (2013-10-09 00:00:28) - 神父(…どうですか?ベイ中尉、マレウス)ベイ(…今んとこキナくせぇ臭いはしてねぇ)アンナ(同じく、怪しい感じする奴はいないわ。隠してるのかもしれないけど…) -- 名無しさん (2013-10-09 00:13:13) - 竜胆(龍明殿、どうですか?)龍明(ふむ……不審な奴はいないが……師匠)水銀(ああ……妙な奴はいないが自然体『過ぎる』のがいるな) -- 名無しさん (2013-10-09 00:19:11) - 水銀の蛇の眼が捉えた -- 名無しさん (2013-10-09 00:25:42) - 玉座に並行して座る女――頭にティアラを被った王妃らしき存在がいた。口元は隠しているが、妖艶な感じを醸し出しているが同時に超越者たちからしてみれば、十分怪しい要素満載だった。 -- 名無しさん (2013-10-09 00:27:11) - その周りには複数の女官と神官がおり、祈りをささげているように視えるが、水銀は誤魔化されない。水銀(マレウス、あの女の左薬指と中指を『魔力』を通して見てみろ) -- 名無しさん (2013-10-09 00:28:22) - アンナ(オッケー) 言われた通り魔力を通して『視る』 -- 名無しさん (2013-10-09 00:32:16) - すると――紫色の小さな魔力で編まれた蛇が神官たちの祈りを捧げている掌の中に吸い込まれるように入り込んでいた。すると、神官たちの纏う気が『邪気』へと変質した。だが即座に元に戻り、さもなにもなかったかのように祈り続けていた。 -- 名無しさん (2013-10-09 00:35:46) - アンナ(うわ~……あの蛇で操ってるわけかぁ。しかもあれかなり強力よ?下手すると呪殺なんて楽にできるほどに)ベイ(そこまでか?)アンナ(あたしらはこの変態の装甲のお陰で影響なんて皆無だけど、無抵抗な人魚ちゃんたちにとっては猛毒以上の猛毒よ)紫織(あれって宗次郎だったら斬れるんじゃない?)水銀(止したほうがいい。それを考慮しているのか、相手はあの蛇と相手の命をリンクさせているようだ。中々頭の回るようだな) -- 名無しさん (2013-10-09 00:37:47) - 夜行(厄介ですな~……しかし、あれほどの手駒がいるとなると面倒極まりない。藤井殿、時間を止めて彼女たちを他の者がいないとき気絶させることは可能ですかな?あとは捕縛等は私たちがするので) -- 名無しさん (2013-10-09 00:48:26) - 蓮(あぁ)蓮(女)(手駒にされてる人達だけでいいんだな?) -- 名無しさん (2013-10-09 00:53:38) - 夜行(構いませぬよ……あの王妃には手を出さぬように。どうも危険といいますか、面倒であると……私の勘が囁いているのですよ) -- 名無しさん (2013-10-09 00:55:58) - 神官が何かを読み上げ、祈りを捧げる詠唱をしている。王妃が僅かに誰にも気づかれぬ程度に開けて眼下にいる幼い男児を見て――ほくそ笑み、再び閉じて同じく詠唱を読みだした。 だが、ここは超人の集まり。黄金ら黒円卓の目から逃れる術などない。 黄金(気付いたな?我がエインフェリアよ) -- 名無しさん (2013-10-09 00:57:29) - 主の言に無言は肯定、最近は戦から離れ些か日和気味だが、その程度で錆び付かせていては不死英雄の名に相応しくはない -- 名無しさん (2013-10-09 01:03:02) - ザミエル(ええ)シュライバー(当然)マキナ(無論だ)ベイ(締め上げますか?)アンナ(待ちなさい、ベイ。あいつは恐らく影武者を何体も用意してるはずだわ。それも、己がその『ふさわしい人魚』になるために、ね) -- 名無しさん (2013-10-09 01:07:58) - 神父(そもそもこんな所で騒ぎを起こすわけにはいきませんよ、…彼方もそれを見越しているでしょうしね) ベイ(…チッ) -- 名無しさん (2013-10-09 01:12:35) - やがて祈りが終わると、女官を率いてプライドが高そうな王妃は下がって行った。アンナが影で追跡しようとするが、突然影の動きが停止した。 -- 名無しさん (2013-10-09 01:14:38) - アンナ(!?これは)見ると、伸ばした影総てに不可視の魔力で編まれた短剣が刺さっていた。 -- 名無しさん (2013-10-09 01:15:17) - アンナ(やられた!あの小皺のババア!私の影をたかが短剣如きで封じるなんて!キ~!)魔女として自負のあるマレウスにとって、己の唯一の魔術である影を封じられたのは己のプライドそのものを傷つけられたようなものだ。 -- 名無しさん (2013-10-09 01:20:46) - アンナ(……ごめんなさいね、正直ちょっと嘗めてたわよ…) つまり、魔女を『本気』にさせたと言える -- 名無しさん (2013-10-09 01:22:20) - 水銀(やるかね?)アンナ(ええ……ベイ、あんた私の護衛に付きなさい。創造を使って捕まえるわ)ベイ(お、おう;)鬼気迫る感じの気迫にベイがたじろいだ。今まで以上に本気のマレウス。 -- 名無しさん (2013-10-09 01:24:59) - マレウス(魔女の鉄槌……マレウス・マレフィカム。上等よ、忌々しい魔名を甘んじて受けてやるわよ。私を本気で怒らせたこと……後悔させてやるわ) 司狼(あのロリババがマジか) 司狼の発言にピクリともしないマレウス。真剣と書いてマジのようだ。 -- 名無しさん (2013-10-09 01:26:27) - ベア(…あの王妃はマレウス達に任せるとして、此方は呪いをかけられた方々の捕縛…及び解呪のサポート、という動きでよろしいですか?) 戦乙女も動き出す -- 名無しさん (2013-10-09 01:33:36) - 水銀(構わん。私は別の方も取り掛かるとしよう。ともかく、綾瀬香純やゾーネンキントにはハイドリヒかクリストフを必ず共にいさせることを義務付ける。風呂などの場合はザミエル、お前が皆を纏めろ)黄金(頼むぞ?我が愛する赤騎士よ) -- 名無しさん (2013-10-09 01:35:33) - ザミエル(ヤヴォール・マインヘル) -- 名無しさん (2013-10-09 01:36:52) - 敬愛する主の厳命ならば、赤騎士は十全以上の能力を発揮する事だろう -- 名無しさん (2013-10-09 01:41:16) - ベア(ニトロ一丁入りました~、と言うところですか?ここは) ザミエル(…貴様は、少しは見直してやったところでそれか……真面目にやらんと……わかっているな?キルヒアイゼン) ベア(・・・ヤヴォール) -- 名無しさん (2013-10-09 01:47:27) - ……玉座から一度出てから改めて黒円卓の面子は王と対面し、再認識した――かつての世界で逢ったあの王であると。王「初めましてか?水銀から話は聞いている……私がこの海の王だ」面影、声、性格、態度……全てがかつてのあの王を凌駕していた。だが、どこか優しい空気だけはそのままだった。 -- 名無しさん (2013-10-09 01:49:57) - 蓮「…えーと、はじめまして…その水銀の息子の、藤井蓮です」 はじめましてではない上、男魂の時に人魚や魚人が驚いたようにこの王と黄金がかなり似ている為、少々…複雑な心境になっている -- 名無しさん (2013-10-09 02:06:44) - 水銀「…息子よ、王を相手にそのような雑な挨拶はないだろう」 蓮「うるさいな、苦手なんだよこういうのは」 -- 名無しさん (2013-10-09 02:11:42) - 王「構わぬよ。礼節をある程度弁えていれば無頼者とて歓待はしよう」 -- 名無しさん (2013-10-09 05:42:40) - ベイ「んじゃ遠慮なく」王「水銀から聞いてはいる。人間の者なのだろう?私の前で人魚である必要はない……だが」チラッ、と周囲を警戒する。王「良からぬ者がいるやもしれんのでな。今は控えよ」司狼「やっぱあんたも勘付いているのか」王「無論……だがあの王妃は我が血族の中でも類希な素質を誇り、この人魚界では私の次に強力な権力を有している。隠ぺい工作などはお手の物だ」 -- 名無しさん (2013-10-09 07:01:21) - エリー「恐怖政治ってことかな?権力で圧力を掛けて反抗できないように、と」神父「計略に長けているようですね~」リザ「恐らく、あなたと同系統のようね」アンナ「権謀術数に長けて、己も非力に非ず」マキナ「正々堂々は避けるが」シュライバー「多分正々堂々ぶつかっても面倒くさいと思うよ?」ベイ「こそこそ動くだけの鼠とも踏んでるが、手口から考えてそう雑魚くはないだろ」シュピーネ「ま、我々には程遠い凡人ではあるようですが」 -- 名無しさん (2013-10-09 07:18:43) - アンナ「…シュピーネ、アンタの場合それギャグ?本気?」 シュピーネ「私でも、魔人に成った者としての自負くらいはありますよ。……それに、」 アンナ「……あぁ、まぁ…ね」 常識を文字通り覆せる人物達が動いているのだ、この戦い油断は禁物だが結果は見えている -- 名無しさん (2013-10-09 09:12:58) - 黄金「卿らに再度問おう――そも、勝利とはなんだ?」かつて、刹那こと蓮、司狼、螢とスワスチカで最終戦争をする際に近衛たちに問うた設問だ。無論三騎士のは知っているが、他の団員含めて全員に問うたのだ。 -- 名無しさん (2013-10-09 09:47:53) - ザミエル「勝利とは、高みに尊く輝くもの」シュライバー「勝利とは、走り抜けた後で振り返るもの」 -- 名無しさん (2013-10-09 09:50:37) - ベイ「勝利とは、己が欲したものを欲し手に入れること」 -- 名無しさん (2013-10-09 09:51:45) - ベア「勝利とは、皆の道を閃光で照らすこと」戒「勝利とは、大切な者を守り抜くこと」 -- 名無しさん (2013-10-09 09:52:55) - 黄金「なるほど……結構だ。各々の勝利の型がある……ならば、如何なることがあるとはいえ、敗北など認めるわけにはいくまい?」見渡して問う。 -- 名無しさん (2013-10-09 14:23:56) - 神父「無論、…私はもう二度と…我が愛し子を喪うような愚者にはならない」 リザ「女としても、あんな人に敗けるにはいかない」 ルサルカ「魔道で私をコケにした事、必ず後悔させてやるわ」 シュピーネ「…私が言うのも烏滸がましいでしょうが、あのやり方は気に入りません。えぇ、私以下の小物です。敗けるわけにはいかないでしょう」 -- 名無しさん (2013-10-09 15:13:52) - 水銀「…マキナ、君はどう想っている?」 マキナ「…愚問、俺は戦友と共に戦い抜くと決めた、ならば」 水銀「……問うだけ無駄だったか、結構、それでこそだ…と言っておこう」 -- 名無しさん (2013-10-09 15:25:05) - ―――ジークハイル・ヴィクトーリア、勝利を我が手に -- 名無しさん (2013-10-09 15:54:19) - 結束力が違う、魂の強さが違う、何より彼等を率いるは『総てを愛している』破壊の君、墓場の主、修羅の王、黄金の至高天――― -- 名無しさん (2013-10-09 16:03:18) - 王「……水銀よ、貴殿の友は…あぁ、稚拙ながら凄いとしか言えん。言葉が出ぬ、他にどう表現すればよいのやら」 水銀「恥じる事はありませぬよ、究極に近付けば近付く程…その表現は単純明快になり、…真実を指す」 -- 名無しさん (2013-10-09 16:33:51) - すなわち―― 水銀「究極の軍勢……無敵を誇る軍団を前にしたこと、死ぬほど後悔するだろう。いいや」蓮「こいつを前に『死ぬほど』はねえよ」 -- 名無しさん (2013-10-09 16:52:46) - ……その頃、自室へ戻った王妃は紫水晶で覗いていた――とある男児を。 王妃「ふふふっ……ネーベルスコブラコブラ。ネーベルスコブラコブラ」咒が完成すると、ローブを纏う人魚が現出した。王妃「行きなさい」無言で頷き、その人魚は消えた。 王妃「妾こそがふさわしい人魚なのだ。邪魔などさせん」羨望で睨む先には――別の水晶に映った、ヴィルヘルムを心配しているあの"姫"だった。 -- 名無しさん (2013-10-09 17:01:04) - ……ベルラ「なるほど、大体の事情は理解した」王に呼ばれてきたベルラは一通りの説明を受けて黄金たちを見た。ベルラ「であるなら、私は王の身辺警護もせねばならぬのでな。そちらは頼む」水銀「犯人は既に分かっている、と?」ベルラ「以前ならともかく、死んだ神官があの王妃の側近であった以上、正体が知れたのと同義だ」 -- 名無しさん (2013-10-09 17:02:47) - アンナ「止めることはできたんじゃないの?」ベルラ「あの王妃は歌においても比類なき才を有している。滅多なことで糾弾などできん」神父「外堀は完全に埋めている、と」 -- 名無しさん (2013-10-09 17:18:10) - ベイ「外堀埋めてもこうしてバレ、――――――!?」 既に龍明の術で姫と魂の繋がりが生まれているため、一番先に悪寒という形で異変を感じた -- 名無しさん (2013-10-09 17:52:19) - 黄金「どうした、ベ――まさか」ベイ「ハイドリヒ卿、俺は今すぐ急行します!人間状態でも知るか!」アンナ「まさか!?」司狼「おい水銀、蓮を連れて転移させろ」水銀「……やろうとしているのだが、この玉座と外との外界が遮断されているようだ」夜行「ならば――宗次郎」一言。夜行「斬れ」 -- 名無しさん (2013-10-09 18:00:20) - 宗次郎「ええ」たった一言で、宗次郎は刀を抜刀し切り裂いた。すると、亀裂が生じた。宗次郎「僕に斬れないものはありません……今の内に早く」ベイは無言のまま飛び出していった。水銀「やれやれ……息子、それにシュライバーにヴァルキュリア。君たちは即刻急行したまえ。こちらはなんとかしよう」すると、ゾロゾロ意識が朦朧としている神官たちが三十数名が出てきた。ベルラ「面倒な真似を……ッ」黄金「往け!我がエインフェリアたちよ!」 -- 名無しさん (2013-10-09 18:06:31) - 黒円卓「「「「「「「「「「「ヤヴォール!!」」」」」」」」」」」 蓮、シュライバー、ベアトリスの三人は急行し、その他の面子は神官達の相手 -- 名無しさん (2013-10-09 19:17:18) - ルサルカ「『この程度の数』で私達の足止め出来ると思ってるのかしら?」 魔女がすぐ数十人の神官を影で捕縛する。 シュピーネ「まぁ、殺さないようにするのは少々骨が折れそうですがね」 此方も糸で捕縛、うっかりバラバラにしないように加減はしているようだ -- 名無しさん (2013-10-09 19:21:08) - 戒「…普段は頼りにならないけど、今回は彼処の二人に活躍してもらわないと困るね」 螢「……そうね、兄さん」 香純等非戦闘員に近付けさせないように布陣を張ってる -- 名無しさん (2013-10-09 19:26:08) - ザミエル「……焼き払ってしまえば楽なのだがな」 マキナ「………」 ザミエル「あぁ、わかっているよそう睨むな。来たら拳のみで相手するさ」 布陣の内側、直接護るのはこの二人 -- 名無しさん (2013-10-09 19:29:50) - ――……一方  セレーナ「……~♪~♪」 ちゃんと声が出るようになり、歌の練習をしていた -- 名無しさん (2013-10-09 19:31:37) - セレーナ「~♪…………(……此度の事件…ヴィルヘルム様達まで危険な目に遭わないでしょうか……)」 -- 名無しさん (2013-10-09 19:33:50) - 何故か心惹かれるあの白貌――ヴェルヘルムを健気に心配するセレーナ。 見張りの女官「うっ……!!」ドサッ!! 部屋の前で誰かが倒れる音がした。 -- 名無しさん (2013-10-09 19:35:44) - セレーナ「?どうか……しましたか?」今までより声は出てるがそれでも小さい。だが部屋の中からでも十分外の者には聞こえるはず。だが、一向に反応がないためセレーナが近づき、扉を開けると――目の前に瞳から光を失った神官が歪んだナイフを振りかぶっていた。セレーナ「ひぃ!?」尻餅ついてなんとか躱したが、まるで人形のように追ってくる神官に、セレーナは泳いで逃げていたが、元々彼女は遅い。すぐに捕まり、柱に押し付けられたままナイフで刺されようとしていた。 -- 名無しさん (2013-10-09 19:38:28) - セレーナ「たぁ……すぅ……けぇ……てぇ……」理不尽な恐怖に駆られ、セレーナは涙ぐみながら、未だかつて出したことのない大きな声で泣き叫ぶと同時に、呼んだ。 セレーナ「助けてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!ヴィルヘルム様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ナイフが無慈悲に振り被られた。だが―― -- 名無しさん (2013-10-09 19:39:59) - そのナイフが刺さる事はなかった、何故なら『血で出来たような杭』が彼女を護るように阻んだから -- 名無しさん (2013-10-09 19:40:52) - ???「よぅ、セレーナ。今までで一番でけぇ声出してるじゃねえか」 -- 名無しさん (2013-10-09 19:45:17) - カツ、カツ……軍靴で闊歩する存在は、暗闇から赤き双眸を爛々と輝かせながら鬼気として出現した。 -- 名無しさん (2013-10-09 19:46:16) - 神官「!?」ベイ「あぁ、言いたいことはあるだろうがよォ……一つ、俺の真理って奴を教えてやるよォ」無頼なまま、弛緩した態勢のまま瞬時に相手の懐へ入り込み、拳を杭のように放ち、相手を一撃で気絶させていたのだ。ベイ「俺の女(・・・)に手を出してんじゃねェぞ、クソがッ!!」 -- 名無しさん (2013-10-09 19:47:48) - セレーナ「……ヴィル…ヘルム様……」 彼女は涙した『あぁ、やっぱり彼は助けに来てくれた』という安堵で -- 名無しさん (2013-10-09 19:52:00) - ベイ「……怪我はねェか?セレーナ」 -- 名無しさん (2013-10-09 19:53:09) - セレーナは頷き、ベイに抱き着こうとするが、ベイは静止した。ベイ「今の俺に抱き着くのはやめろ……それに」ギロッ、と睨み、ベイ「まだしつこく狙ってる阿呆共もいることだしなァ」見ると、どこから出てきたのか複数の神官たちが出てきた。ベイ(予め大量の奴らに呪いを掛けてやがったのか……さっきの気配の数から想定して50程度か。向こうと合わせると合計100か。まだまだいそうだな)ベイは意外にも冷静に分析していた。 -- 名無しさん (2013-10-09 19:55:11) - シュライバー「お待たせ~!」暴風を纏って十人を吹っ飛ばしたシュライバーと、形成をしてきたベアトリス、そして蓮が追いついた。 ベイ「遅ェんだよ、阿保どもがァ」蓮「お前が勝手に突っ走るからだろうが!?」 -- 名無しさん (2013-10-09 19:56:24) - ベア「まぁまぁ、喧嘩は後にして下さい」 シュライバー「そーそー、取り敢えずさぁ、あいつ等を先に殺っちゃおうよ♪」 ベア「………なるべく殺しも無しの方向で」 シュライバー「え~~~~~!!」 -- 名無しさん (2013-10-09 20:02:06) - ベア「え~!じゃありませんっと!」ガキンッ!ナイフによる攻撃を剣で往なして峰討ちで眠らせた。 -- 名無しさん (2013-10-09 20:06:39) - ベア「シュライバー卿も相手を眠らせるだけにしてください!なるべく!穏便に!」シュライバー「そんな~!?」ベア「ハイドリヒ卿に言いつけますよ~?」シュライバー「阿保なヴァルキュリアのクセに~!後でイジメてやる~!」そう言いつつも、手刀で神官たちを次々と昏倒させていく。 -- 名無しさん (2013-10-09 20:07:56) - 蓮「時よ止まれ――おまえは美しい」瞬時に時を止め、複数の神官たちを昏倒させた。だが、すぐにまた痛みなどないかのように起き上がってきた。しかも見つめる先は――セレーナ一点のみ。ベイ「――――――――」だが、接近できなかった。今までにないベイの気迫が周囲の空間を歪ませ、一歩も先には進ませていなかったのだ。あまりの剣幕に、シュライバーは口笛を吹いた。 -- 名無しさん (2013-10-09 20:09:30) - シュライバー「やるじゃ~ん、ベイ!」ベイ「……いいから黙ってそいつらを眠らせろ。じゃねえと俺がマジで血祭りに上げんぞ」蓮「それだけはマズイな」ベア「じゃあ――」シュライバー「うん」三人「一瞬で終わらせる!」最速を誇る三人による瞬撃で、一秒も経たずに全員を昏倒させ、柱に紐でしばりつけていた。 -- 名無しさん (2013-10-09 20:15:21) - ……黄金「まあ、この程度か」五十人程度が出てきたが、黄金率いるレギオンによって鎮圧させられていた。マキナ「やれやれ……メルクリウス、早く解毒をしてやれ」水銀「そう簡単でもないが……まあ、やってみよう」 -- 名無しさん (2013-10-09 20:48:18) - ザミエル「……あちらも片が着いたようだから早急にな」 水銀「やれやれなんともまぁ人使いが荒い事か、後で少しは労ってもらいたいものだ」 魔術、占星の神がその力を展開する -- 名無しさん (2013-10-09 21:00:13) - 王「迷惑をかけたようだな」ベルラ「ここまで強行手段に出るとはな……もう少し穏便にして来ると踏んでいたが、あの鬼女め」シュピーネ「命じれば捕縛してきますが?」王「あれを捕まえることは、私への反感を民たちが抱く。それはすなわち」ザミエル「国家の崩壊……旧秩序の崩壊?それを狙っているのか……」 -- 名無しさん (2013-10-09 21:05:22) - ルサルカ「全ての人魚達の主にでもなるつもりなのかしら?」 神父「あのすみません、ちょっと気になってる事があるんですが」 黄金「王妃が禊の時に見ていた男児の事か?」 神父「えぇ、どうにもこうにも気になりまして。…胸騒ぎがして仕方ないんですよ」 -- 名無しさん (2013-10-09 21:22:40) - 子供の危機や関わると異常に鼻が利くのがこの神父ヴァレリアンだ、加えて子供を相手取るのに一番長けているのも彼と言えるだろう。 -- 名無しさん (2013-10-09 21:39:29) - 黄金「あの男児はどこに?」王「確か、亡くなった王妃の家にいるはずだが」黄金「シュピーネ」シュピーネ「畏まりました。居場所を教えてください」 -- 名無しさん (2013-10-09 21:57:03) - 神父「えぇ、彼の魂の波動は覚えていますので、見付けるのにそう時間はかからないでしょう。では、」 シュピーネを伴い一同から離れて向かう -- 名無しさん (2013-10-09 23:27:02) - ……ベイ「もう平気か?セレーナ」セレーナ「は、はぃ……」ベア「いい声出せてたんですけどね~……まだ不安定のようですよ?」シュライバー「まだまだ発声練習は必要だね~。あ、ベイはこのまま居なよ。僕はハイドリヒ卿の所へ帰還するから」蓮「俺も戻る……っていうか、俺の少し気になる奴がいるしな」ベア「え~?私、ベイ中尉と二人でいるんですか~?」蓮「十分な戦力だろ?」ベア「それ以前の問題ですよ!!」 -- 名無しさん (2013-10-09 23:55:58) - 水銀「案ずるな、私もいるぞ」 解呪の為に転移してきた -- 名無しさん (2013-10-09 23:59:11) - ベイ「メルクリウス……そっちは終わったと見ていいのか?」 -- 名無しさん (2013-10-10 00:04:32) - 水銀「あぁ、そもあの面子があの程度の駒に遅れを取ると?」 術式を展開して呪いを解いていく -- 名無しさん (2013-10-10 00:06:29) - ベア「…まぁその事に関しては欠片も心配していませんが、呪い…ちゃんと解けるんですね」 水銀「私を誰だと思っている?この程度片手間で行えるよ。……ただ少しやる気が出なかっただけでな」 -- 名無しさん (2013-10-10 00:10:43) - 蓮「マリィに抱擁させてやろうか?」水銀「……マジか?」蓮「マジだ」刹那――水銀の術式速度が半端なく跳躍した。 -- 名無しさん (2013-10-10 00:12:07) - ベイ「ま、んなことはどうでもいい……所で、あの女の実力は神代の魔女……メディアクラスだとするなら、用心はしていたほうがいいな?」水銀「無論だ……此度の舞踏会、私がマルグリットと舞うために用意したというのに、ぶち壊されるなど我が法が許さん」 -- 名無しさん (2013-10-10 00:12:29) - 水銀「…ふ、ふふ…ふははは…はははははははははははははははは!!!」 半端ない神気が迸っていた、女神と踊る事に加え抱擁という御褒美の相乗効果によるものだろう -- 名無しさん (2013-10-10 00:16:33) - 蓮「よし、まあこれでいいだろ」ベア「手馴れてますね~」 -- 名無しさん (2013-10-10 00:19:06) - 一度スイッチが入ってしまえばもうどうしようもない、止められるのは彼の友か女神だけ -- 名無しさん (2013-10-10 00:20:49) - ……… 黄金「……カールがやる気になったな」 マリィ「…何でだろう、寒気がする」 マキナ「…………大方あのウザさまでもが復活したのだろう」 蓮(女)「…昨日今日は今まで大人しかったのにな…」 -- 名無しさん (2013-10-10 00:23:48) - ザミエル「だが、ああなると奴は本当の意味で神がかるからな」 -- 名無しさん (2013-10-10 00:28:29) - 覇吐「ん?んだこりゃ?」毒を解除された女官の一人の谷間から零れた小瓶を拾う覇吐。表面には蛇をあしらった銀筒のようだ。 -- 名無しさん (2013-10-10 00:29:41) - 竜胆「ん?どうした覇吐」覇吐「いやよ、これはなんだろうな~って、てうわ!?」突如銀筒から紫の靄が発生し、そのまま逃げるように空間の隙間へ消えていった。 -- 名無しさん (2013-10-10 00:33:15) - 水銀《そ こ か(-_☆)》 だがそれを見逃すわけがなかった -- 名無しさん (2013-10-10 00:36:12) - そして、軍服を着た水銀が降臨した。 -- 名無しさん (2013-10-10 00:37:04) - 水銀「本気の現人神である私を前に逃げられるとでも?笑止――これを突破できるのは、我が友であるハイドリヒに息子ぐらいなものだ」黄金「本調子になったようだな、カールよ」水銀「すまんな、マルグリット。事件の解明のため、少々本気を出すことにしたよ。だが、君との約定はある……反故にはせんよ」 -- 名無しさん (2013-10-10 00:38:21) - マリィ「…うん、あまりやり過ぎないでね?」 水銀「無論、誓うよ」 その片手には空間の隙間で捕らえた、蛇をあしらった銀筒が握られていた -- 名無しさん (2013-10-10 00:47:46) - 水銀「古代バビロニアで使われていた銀筒とはな。考古学者が発狂するレベルだぞ?」 -- 名無しさん (2013-10-10 00:51:05) - 刑士郎「触れてもいいのかよ?」水銀「我々エイヴィヒカイトを有するものがこの程度の呪詛に掛かるなど、笑止千万」 -- 名無しさん (2013-10-10 00:57:01) - 水銀「呪いを叩き返してやってもよいのだがな、身代わりでも使われたら面倒だ預かっておこう」 -- 名無しさん (2013-10-10 01:10:32) - …………一方   神父「……副首領殿がやる気になりましたか、まぁ何が要因になったかは想像がつきますね」 シュピーネ「と、いう事は」 神父「えぇ、彼方が詰むまであと一歩です」 例の男児のところへ向かっていた二人も水銀の神気を感じていた -- 名無しさん (2013-10-10 01:20:10) - 神父「………ここですかね」 そして一つの建物に辿り着いた -- 名無しさん (2013-10-10 01:22:35) - 普通の建物……と言ってもいいが、どうも纏う気が少々『弄られている』気がする。 神父「シュピーネ、形成をなさい」 -- 名無しさん (2013-10-10 01:27:22) - シュピーネ《イエッツラー(Yetzirah)》 聖遺物を展開する -- 名無しさん (2013-10-10 01:39:00) - 同時に神父が掌底でドアをぶち抜いた。すると――紫色の靄が男児の口から入っていく所だった。 -- 名無しさん (2013-10-10 01:42:49) - 神父「――――――!!」 遅かったか、と目を開く -- 名無しさん (2013-10-10 01:47:19) - 同時に窓ガラスを割って光速で泳いで逃げる人魚がいた。神父「シュピーネ!アレを捕縛なさい!」 -- 名無しさん (2013-10-10 01:48:31) - シュピーネ「イエッツラー!ジークハイル・ヴィクトォォォーリア!!」 逃げる人魚を蜘蛛の巣に捕らえる -- 名無しさん (2013-10-10 01:51:42) - シュピーネ「いつもいつも私が輝くと理不尽な暴力に曝されますが、今回は止められませんよォォォォ!!!!!」 -- 名無しさん (2013-10-10 01:58:31) - ローブを纏う人魚をワルシャワ・ゲットーで縛り上げる。元々形成位階は創造位階より弱く見られ、それは当然なのだが、こと戦闘かつ彼らよりも曰く「凡人たち」に対しては脅威そのものであることを忘れてはならない。シュピーネ「縊り殺してきたそのワイヤーを逃れたいのなら、猊下や創造位階に達することですね。ま、無理でしょうけど」神父「そのまま縛り上げなさい。間違っても殺さないように。あと自害させてはなりませ――!!シュピーネ、彼女の人刺し指についている指輪を取りなさい!」スナップをする要領で弾くと、その指輪から尖った針のようなものが出てきて、それを己の肉へ刺した。 シュピーネ「なんと!?」神父「あくまでも情報は漏らさせないとでもいうのですか……ッ」苦虫を噛みしめるかのように、神父が低く呟いた。痙攣したと思われた人魚は、ガックリと項垂れた。 シュピーネ「……クリストフ」神父「……ハイドリヒ卿に連絡を取りますが、まずはこの子の心身を癒します」意識が朦朧としている男児を抱き上げ、抱えた。 神父「行きますよ」 -- 名無しさん (2013-10-10 08:46:32) - シュピーネ「ヤヴォール」 形成を解除して随伴する -- 名無しさん (2013-10-10 09:11:18) - ……王「多大な迷惑をかけたこと、申し訳ない」頭を下げた。 -- 名無しさん (2013-10-10 10:21:56) - 蓮「迷惑かけてるのはアンタじゃないだろ?謝る必要なんてない」 水銀「然り然り」 蓮「寧ろコイツがやらかしてくる奴の方が迷惑千万、かなり厄介だからな」 水銀「ん?いつ私が迷惑かけたというのかね」 -- 名無しさん (2013-10-10 10:56:41) - 蓮「身に覚えがない……とでも?」龍明がスッ、と水銀の背後に移動していた。水銀「ハハハハハ……すまん(-.-;)」 -- 名無しさん (2013-10-10 11:51:14) - 神父「ただいま帰還しました」水銀「ご苦労……ふむ、お前たちが来たお陰でその男児、救えるぞ」シュピーネ「こちらは捕縛したのですが、自ら毒を盛った針で自害されてしまいました」 -- 名無しさん (2013-10-10 12:25:29) - 水銀「簡単に捕虜を出すわけないだろうからな、だがその子供を助け出したのはお手柄と言えるだろう」 容態を診る -- 名無しさん (2013-10-10 13:14:52) - 水銀「…………ほぅ?そういうことか」黄金「どうした?」水銀「あの女……この男児を己の次の転生体にする腹だったらしいな」 -- 名無しさん (2013-10-10 14:26:19) - 王「なに?」ベルラ「どういうことだ?」水銀「蛇を冠する私が断言しよう……蛇は脱皮を繰り返す。よって、あの女はこの男児の根幹となる魂魄に己の蛇を植え付け、死してもすぐにこの男児へ魂を移植させ再誕する腹であったと……噛み砕いて説明すると、こういうことだ」 -- 名無しさん (2013-10-10 14:32:49) - 神父「…つまり、自分が生き延びる為の生け贄にしようとした…そういう事ですか」 神父の眼が鋭いものになる -- 名無しさん (2013-10-10 15:33:40) - リザ「…ヴァレリア」 神父「大丈夫、私は落ち着いていますよ。……ただ、まぁ自分の事は棚に上げまくってるのは理解してますが……赦しがたい所業ですよ、えぇ、正直腹が立っています」 -- 名無しさん (2013-10-10 15:36:10) - 黄金「その怒りはわからんでもない。だが、卿はこの少年の命を救った。今はそれを誇りたまえ」 神父「…えぇ、ありがとうございます」 -- 名無しさん (2013-10-10 15:40:12) - 水銀「一先ずはこれで悉く王妃の目論見は邪魔をされたわけだ。………さて、次はどう出るかな?」 -- 名無しさん (2013-10-10 15:41:11) - 蓮「本人がそこそこ高い能力持ってて」 司狼「ついでにプライドが無駄に高くて」 エリー「そんな人が自分の作戦の邪魔されたら?」 香純「怒るよね?」 螢「そして邪魔者を消そうとするでしょう」 玲愛「しかも弱味を握ってそれを盾にしてくるに一票」 -- 名無しさん (2013-10-10 15:49:52) - ベルラ「……だが、あの王妃は権謀術数に長けている」ベイ「無駄だ……俺らに穴はねェよ」 -- 名無しさん (2013-10-10 15:52:35) - 黄金「個人的には正面から向かって来くる方がまだ好ましいが」 来たら叩き潰す気満々 水銀「パールスのバンドで歌を、舞踏会で格の違いを見せ付けて鼻っ柱叩き折ってやるという手もある。……という感じだが王よ、貴方の意見も聞こう」 黄金「そうだな、人魚達を統治するのは貴殿だ。要望を聞こう」 -- 名無しさん (2013-10-10 16:23:54) - 王「……問う。お前たちが歌で、踊りで打倒できると断言できるか?あの王妃は私に劣るも優る実力の持ち主だ。生半可な者では到底勝てん……パールスならいざ知らず、な」 -- 名無しさん (2013-10-10 17:04:42) - 黄金「無論」 水銀「然り」 双首領「「―――『我々』があの程度の輩に敗北する事等有り得ん」」 黄金「なぁ、そうであろう?我が愛しき英雄(エインフェリア)達よ。―――卿等の勝利を私に魅せろ!」 -- 名無しさん (2013-10-10 18:29:00) - 黒円卓「「「「「「「「「「「ヤヴォール・マインヘル―――――ジークハイル・ヴィクトーリア!!!」」」」」」」」」」」 -- 名無しさん (2013-10-10 18:33:14) - 蓮「盛り上がってるところ悪いけどな」 覇吐「俺達もいる事忘れてくれんなよ?」 刹那の軍勢 曙の軍勢が呼応するように立ち上がる -- 名無しさん (2013-10-10 18:36:44) - 水銀「我々、と言ったではないか」 黄金「然り、蔑ろにはせんよ」 -- 名無しさん (2013-10-10 18:41:32) - 神格達の連合軍が誕生した、戦闘ならこれ以上頼もしいものはない。…恐らくその頼もしさは歌、舞踊の競い(戦場)でも発揮されるだろう -- 名無しさん (2013-10-10 18:44:12) - そう確信させる程の綺羅綺羅しい魂の耀き達がこの場所に集っていた -- 名無しさん (2013-10-10 18:53:30) - 王「―――……ふむ、不思議とこちらの胸まで踊る………なかなか良い調だな」 -- 名無しさん (2013-10-10 19:18:24) - 水銀「ではここで作戦タイム、1、少数精鋭 2、軍勢突貫さぁどうする?」 蓮「・・・おい、折角やる気に出したっつーのに」 水銀「気張っても仕方あるまい、緊張してしまえば本調子は出ん、多少気楽に行け。それくらいで遅れを取るような者達はいないと私は思っているよ」 -- 名無しさん (2013-10-10 19:29:05) - ベイ「当たり前だ」ベア「負けたりはしないんですから」龍水「我々が愚鈍な輩に敗北などはせん!」 -- 名無しさん (2013-10-10 19:30:03) - 水銀「結構、その意気や良し。そも敗北等赦さん、あぁ嫌だ認めない私が法だ黙して従え」 -- 名無しさん (2013-10-10 19:33:10) - 今回はウザイ方に加え狂している方向に絶好調な水銀である。何をやらかすか予測不可能と言えるだろう。 -- 名無しさん (2013-10-10 19:36:27) - 水銀「……一発勝負だ『回帰は使わん』」 -- 名無しさん (2013-10-10 19:40:10) - 蓮「元から使わせる予定もねぇよ」 -- 名無しさん (2013-10-10 21:03:13) - 司狼「ま、アンタの気概は通じたけどな」 香純「………」 エリー「香純ちゃん?」 香純「Σうぇ!?」 エリー「どったの難しい顔しちゃって」 香純「いゃ…、うん…ちょっとね………何で『争わないといけない』のかな…って」 螢「今更何を」 香純「確かにやった事は許せないし、倒したいって皆の気持ちわかるよ。……でも、どうせなら…ぶっ倒してやろうとする歌や踊りより、心から皆で楽しい思い出に出来た方が良かったな…って、ちょっとそう思っちゃって…………ごめんなさい、水差すような事言って…」 -- 名無しさん (2013-10-10 21:54:38) - 蓮「お前はそれでいいんだよ。それがお前だろ?」 -- 名無しさん (2013-10-10 22:32:04) - 香純「蓮…」司狼「おい、そこ、ラブコメってんじゃねえよ」 -- 名無しさん (2013-10-10 22:32:55) - パールス「お~此処に居たか、旦那たち」そこに遅れてきたパールス。パールス「ん?なんだどうした?」 -- 名無しさん (2013-10-10 23:23:52) - 水銀「此度の事件の解決、及び優勝目指して頑張ろうと一致団結していたのだよ。して、どうした?」 -- 名無しさん (2013-10-10 23:31:22) - パールス「あぁ、そろそろ男らで練習をしようと思ってな。あと数日で開催だ。力量を見たい」 -- 名無しさん (2013-10-10 23:34:34) - 黄金「では行こうか」 練習期間開始 -- 名無しさん (2013-10-10 23:37:09) - 覇吐「……西洋の踊りと歌やんのは初めてだな」 楽譜を前に首を傾げる益荒男。 -- 名無しさん (2013-10-10 23:45:55) - 刑士郎「(ブツブツ)」 楽譜を読んでいた -- 名無しさん (2013-10-10 23:54:11) - 覇吐「んだよ刑士郎、お前真面目にやりやがって」刑士郎「てめェこそ、楽譜を覚えなくていいのかよ?単細胞野郎が」 -- 名無しさん (2013-10-10 23:56:05) - 覇吐「俺は実践で覚えるタイプなんだよ」 刑士郎「脳筋野郎が…、……俺だって別に真面目にやってるわけじゃねぇ…、……読めなかったり演奏失敗したら何か…スゲェ嫌な目に遭う気がすんだよ」 神父「あ~、それはもしや『ベイオリン』の事ですか?」 ベイ&刑士郎「「その単語を口に出すな!!!(嘆)」」 -- 名無しさん (2013-10-11 00:01:23) - シュピーネ「泣かなくとも良いのでは?(苦笑)」 -- 名無しさん (2013-10-11 00:02:14) - ベイ「……ならシュピーネテメェ、一度経験してこい」 -- 名無しさん (2013-10-11 00:04:38) - シュピーネ「いえ結構です」 -- 名無しさん (2013-10-11 00:06:30) - マキナ「……真面目にやる気があるのか?貴様らは」マキナは指揮者として参戦するようだ。 パールス「流石に指揮者が不在のままじゃ締まらないんでな。いや~適任がいて助かった」 -- 名無しさん (2013-10-11 00:07:32) - 黄金「私はどの楽器を扱うべきか…」 オールマイティー、全て完璧なこの方は楽器の中からどれか一つ選ぶという苦難に立たされていた -- 名無しさん (2013-10-11 00:12:58) - 黄金「……否、どれか一つではない総て等しく奏でてやろう!」 蓮「やめろ!」 水銀「皆の出番がなくなるではないか」 -- 名無しさん (2013-10-11 00:16:52) - 流石にツッコミを入れた。 -- 名無しさん (2013-10-11 00:17:59) - 黄金「むぅ……しかし」水銀「これはどうかね?」手渡したのは―― 黄金「…………カールよ」水銀「何かね?」黄金「これは俗にいう『カスタネット』と呼ばれるものではないのかね?」水銀「たまには、という奴だ」 -- 名無しさん (2013-10-11 00:19:06) - 黄金「…………」 軽くカスタネット鳴らしてる 蓮「……ック」 司狼「…笑うな…笑うなよ…ブフッ」 何人か俯いて肩を震わせていた -- 名無しさん (2013-10-11 00:21:51) - 黄金「……そういえば、カスタネットを使用して爆発を誘発させるワザがあったな。確か――『ガスタネット』であったか?」黄金が蓮たちを一瞥した。 -- 名無しさん (2013-10-11 00:26:33) - 神父「爆発はザミエル卿の砲だけでこりごりですよ!!!!;;;」 安定の盾にされる神父 -- 名無しさん (2013-10-11 00:30:33) - 黄金「卿は死なぬだろう?もしくは――トライアングルで爆発を誘発させてみようかね?なに、死しても愛してやろう」 -- 名無しさん (2013-10-11 00:33:30) - この時皆悟った『ヤベェこの人マジで殺るつもりだ』 -- 名無しさん (2013-10-11 00:34:55) - ベイ「お、落ち着いてくださいハイドリヒきょ――」黄金「私は総てを愛している……故に、総てを破壊する。諸共総て、我が宇宙(ヴェルトール)に飲み干してやろうではないか。私を虚仮にするものも、総て――な?」優雅に微笑みながらカスタネットとトライアングルを構える黄金閣下。 -- 名無しさん (2013-10-11 00:41:20) - カスタネットとトライアングル、小さな子供も玩具として扱える楽器が…何故か国一つ潰せる戦略的兵器に見えていた。 -- 名無しさん (2013-10-11 00:56:17) - 蓮「待て!最初に提案したのは親父だぞ!?」水銀「ちょっ!?何故私を売るのだ!?」司狼「そうだ!元を辿れば――」黄金「皆、知っているかね?このような諺を――『塵も積もれば山となる。死なば諸共なして滅尽滅相』と」全員「!?」全員に鳥肌が立った。 -- 名無しさん (2013-10-11 01:00:02) - 水銀「いやそれ違――」真っ先に謎の爆発と共に吹っ飛んだ水銀。黄金「ふむ……カスタネットも中々に面白いな。今度ザミエルにも推奨してみるか」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:07:38) - 神父「我々に死ねと!?!?!?」 シュピーネ「ただでさえ進化が留まるところ知らずの方ですのに!」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:10:05) - ザミエル「ハイドリヒ卿、何やら呼ばれた気がして参りました」司狼「絶妙なタイミングだな、おい!?」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:12:53) - 黄金「おお、ザミエルか。ちょうどいい、卿にもこれをやらせようと思ってな」ザミエル「?これは……カスタネットにトライアングル、ですか?」黄金「カールが私に勧めて来てな……刹那たちが少々私をからかったので使用してみたのだが、中々に良い。卿も使ってみるといい」マキナは無心で指揮者の練習をし、戒もギターの練習をしていた。二人とも、完全に逃げていた。 -- 名無しさん (2013-10-11 01:14:30) - ザミエル「?…、…………成る程」 怯えてる刹那達と黒焦げの水銀を見ただけで状況を察した -- 名無しさん (2013-10-11 01:16:36) - ザミエル「では少々拝借します」そして取ったのは――トライアングルだった。 神父「!?かつてないほどの悪寒が私に降りかかってますよ!?」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:19:51) - パールス「興味深いな……なんで爆発するんだ?っていうか、黄金の旦那~、舞踏会で爆発はしないでくれよ?」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:20:31) - 黄金「気を付けてよう」 男達『『『『ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!』』』』 赤騎士による超爆発を食らわされていた -- 名無しさん (2013-10-11 01:23:51) - ザミエル「……成る程、ハイドリヒ卿そちらのカスタネットもお借りします」 トライアングルで広範囲爆発、カスタネットでピンポイント爆発を披露 -- 名無しさん (2013-10-11 01:25:34) - 神父「!?逃げ――」ザミエル「逃がすか!ピンポイントザミエル!」神父「ほぎゃああああああああああああ!?」吹っ飛ばずに上半身丸コゲになった神父。シュピーネは既に戦線離脱をしていた。 -- 名無しさん (2013-10-11 01:26:55) - 司狼「おいシュピーネ!てめェなんとかし……って、あん!?今まで隣にいたのにどこいった!?」覇吐「おいいいいいいいいい!?なんで俺らも巻き添えを喰らってんだよ!?」刑士郎「知るか!?」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:27:38) - ちなみに、夜行と宗次郎は一切関わらず、西洋の楽器に興味関心を持って取り組んでいた。 -- 名無しさん (2013-10-11 01:28:13) - ザミエル「…逃げたか…だが逃がさん、『粛』!!」 平行世界で得た技でシュピーネを場に引き戻す -- 名無しさん (2013-10-11 01:30:32) - シュピーネ「ΣΣΣΣへァ!?!?!?」 ザミエル「……私から逃げられるとでも?」 魔王スマイル炸裂 -- 名無しさん (2013-10-11 01:32:11) - 一通り焼いて…… ザミエル「ではハイドリヒ卿、私はこれで」 黄金「あぁ、なかなかの見世物だったよ」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:34:06) - 蓮たちは痙攣して倒れていた。 -- 名無しさん (2013-10-11 01:34:57) - 覇吐「あの姐さん怖い……龍明怖い(ノД`)」刑士郎「俺……マジで龍明に逆らうの、止めるわ;」夜行「ん?どうしたお前たち……騒々しいと思っていたが」宗次郎「どうせ覇吐さんが何かをしたのでしょう……」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:35:56) - 神父「……お願いです……誰かザミエル卿……彼女の進化を止めて下さい………(涙)」 それだけ呟いてガクッと力尽きた -- 名無しさん (2013-10-11 01:38:31) - ザミエル「精進が足らんな……貴様らは。マキナを見倣え、奴は新たな技を会得したらしいぞ」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:39:53) - 全員「え?」振り返ると――指揮棒を振るうマキナの周囲が静寂に包まれていた。しかもドーム型に。 蓮「なに、あれ?」ザミエル「私の見識では恐らく、あの周囲に近づいた者を気絶もしくは死に絶えさせるのだろう」マキナ「……安心しろ。俺が認識した『害』にのみ適用可能だ。兄弟たちに影響はない」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:41:48) - 覇吐「……音楽って何だっけ?」 刑士郎「この世界で俺らの常識はずれてんのかもな……」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:48:01) - 神父「……いえ、あなた方の持つ常識が正しいですよ……」 司狼「あっちがちとブッ飛んでるだけだ…」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:49:45) - 黄金「以前マキナの奏でる指揮棒は中々に美味であった」マキナ「その時は、シュライバーが俺の周りから逃げていたが、あれはなんだ?」ザミエル「大方、貴様の剣幕と刹那に対して聖戦ができないことに対しての嚇怒が凝縮されていたのだろうよ」マキナ「……俺はそんなことをしていたのか?」黄金「無自覚であったのだろうよ」 覇吐&刑士郎「いや普通ねえだろ;」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:50:07) - ザミエル「しかし……なるほどな。新たな業(おうぎ)を見に付けられたこと……良しとしよう。馬鹿娘たちが今私のことを馬鹿にしている気がする……ハイドリヒ卿、失礼します」そう言って、トライアングルとカスタネットを持って行ってしまった。 -- 名無しさん (2013-10-11 01:51:31) - 戒「………ベアトリス、…必ず生き延びてくれ…」 水銀「……いや多分無理だろう」 -- 名無しさん (2013-10-11 01:55:18) - ベア『え?ちょっ!?なんですかいきなり少佐ぎゃああああああああああああああああ!?』アンナ『な、なんでそんな楽器から衝撃波がぎょえええええええええええええええええええええ!?』 -- 名無しさん (2013-10-11 01:55:39) - とんでもない歓喜(ひめい)が聞こえたのは言うまでもない。覇吐「お前らのところの龍明はどうなってんだよ!?マジで!?」黒円卓一同『知るかッ!!』黄金「?中々可愛げがあるではないか」 ベア『え?なんで火力がさらに上がるんですか少佐あああああああああああああああああああああああ!?』 -- 名無しさん (2013-10-11 01:57:11) - 水銀「……あぁ、彼女に関してはもう言うに及ばず……今のレベルだとハイドリヒという主がいなければ覇道神くらいはいけるだろうな、多分」 -- 名無しさん (2013-10-11 02:00:52) - 皆『マジで!?』 -- 名無しさん (2013-10-11 02:03:02) - 水銀「マジだ、半端なく傍迷惑な覇道神が誕生しかねん。まぁハイドリヒという絶対の主がいる限り流出はせんだろう」 -- 名無しさん (2013-10-11 02:05:11) - 覇吐「いや傍迷惑すぎ――」刑士郎が口を封じた。刑士郎(バカヤロウ!これ以上は言うな!なんかが飛んでくるぞ!?) -- 名無しさん (2013-10-11 02:06:36) - 水銀「…あの事件やらで鬱憤溜めていたようだしな、暴れれば後は大人しくなるだろうが……今余計な言動を取るのは不味いぞ?」 -- 名無しさん (2013-10-11 02:09:20) - 水銀「それかハイドリヒ、ちょっと抱き締めて止めてk」 ゴッと水銀が業火に呑み込まれた -- 名無しさん (2013-10-11 02:11:16) - 黄金「……カール、自分で言っていたではないか。余計な言動は不味いと」 水銀「……ぬかった…」 プスプスといい感じに焼けてる -- 名無しさん (2013-10-11 02:12:43) - 皆「何が起きた(゚Д゚;)!?!?!?」 -- 名無しさん (2013-10-11 02:13:28) - 黄金「なに、離れた場所からちょっと我が友を焼いただけだろう」 -- 名無しさん (2013-10-11 02:15:20) - ちなみに向こう(女性陣)は静かになってるため、落ち着いたと思われる -- 名無しさん (2013-10-11 02:17:53) - 神父「……………は~~~~……、やっと…嵐が過ぎましたか;;;」 ベイ「……死んだか?マレウスとヴァルキュリア」 戒「そこまで加減出来ない人じゃない……………と思いたいな;」 -- 名無しさん (2013-10-11 02:20:07) - 蓮「あの二人一応俺の軍勢なんであれくらいじゃ死なない……………と思うが」水銀「まあ息子は最強の覇道神で防御向きだから軍勢にも強化はあるだろう…………たぶん」 -- 名無しさん (2013-10-11 07:07:32) - 本当の意味で黄金がザミエルの主としていてくれて助かったと思う皆であった。 -- 名無しさん (2013-10-11 08:44:17) - 水銀「……まぁそも、あの時ハイドリヒが関わらず私がいなければ『普通の人間』として生を終えていただろうがな。………さて、練習に取り掛かろうか」 -- 名無しさん (2013-10-11 08:55:32) - 編集しました。どうぞ。 -- 案山子さん (2013-09-29 08:58:09) - ライル達が出て来ないので、彼等は狩りをしていたりビーチで海を満喫しているという解釈でよろしいでしょうか? -- 名無しさん (2013-09-29 09:59:23) - いいと思う。 -- 名無しさん (2013-09-29 10:05:41) - どうしてこうなった、と言いたい。砂糖が口から出そうだ -- 名無しさん (2013-09-30 00:50:06) - 出遅れた↑個人的には赤騎士様と黄金閣下ランデブーコースを希望 -- 名無しさん (2013-09-30 02:30:00) - 人魚――執事:ベルラ 人魚姫:セレーナ 人魚ミュージシャン:パールス。 -- 名無しさん (2013-10-03 22:37:46) - ↑玲愛が部屋を出て男部屋に行く時の案内、ベルラでしたね。すみませんが直しておいてもらえないでしょうか。 -- 名無しさん (2013-10-06 20:00:03) - ↑修正しときました。 -- 名無しさん (2013-10-06 20:02:01) - ↑ありがとうございます。早くて驚きました -- 名無しさん (2013-10-06 20:22:58)

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